JP2000010220A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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JP2000010220A
JP2000010220A JP10193697A JP19369798A JP2000010220A JP 2000010220 A JP2000010220 A JP 2000010220A JP 10193697 A JP10193697 A JP 10193697A JP 19369798 A JP19369798 A JP 19369798A JP 2000010220 A JP2000010220 A JP 2000010220A
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case
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ray image
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Kazuhiro Matsumoto
和弘 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線像を照射、検出する実質的な部分が必要
最低限の寸法での小型化、薄型化し、運搬、保管中での
X線像検出手段の保護を実現する。 【解決手段】 パネルケース2と制御ケース3が接合手
段4により重ね合わせ、回動自在に連結されており、パ
ネルケース2内にはX線像検出手段5が配置され、制御
ケース3内には制御手段6が設けられている。X線像検
出手段5と制御手段6とを接続する内部ケーブル7が設
けられ、X線像検出手段5から制御手段6により読み出
された画像データは、外部ケーブル8により制御手段6
からX線撮影装置1の外部に伝送されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬型のX線撮影
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、医療診断を目的とするX線撮
影の医療用X線撮影、物質の非破壊検査等を目的とする
工業用X線撮影等の種々の分野におけるX線撮影におい
て、増感紙とX線フィルムとを組合わせた所謂X線写真
法が利用されている。この方法によれば、厚さ16mm
程度のカセッテ内に増感紙とX線フィルムを収容する。
ここで、被写体を透過したX線がこの増感紙に入射する
と、増感紙に含まれる蛍光体がこのX線のエネルギを吸
収して蛍光を瞬時発光する。この発光により、増感紙に
密着させるように重ね合わされたX線フィルムが感光
し、X線フィルム上にはX線画像が形成される。このよ
うにして、X線画像は直接にX線フィルム上に可視化さ
れた画像として得ることができる。
【0003】また、X線フィルムに記録されたX線画像
を光電的に読み取って画像信号を得て、この画像信号に
適切な画像処理を施した後に、画像を再生記録すること
が種々の分野で行われている。更に最近では、X線を蛍
光体によってX線の強度に比例した可視光に変換し、そ
れを光電変換素子を用いて電気信号に変換し、A/D変
換器によりデジタル信号に変換するX線デジタル撮影装
置が使用され始めている。
【0004】この例として、例えばガラスから成る基板
上にアモルファス半導体膜を挟んで透明導電膜と導電膜
から成る半導体薄膜による固体光検出素子をマトリクス
状に配列した固体光検出器の製作が可能になり、この固
体光検出器とX線を可視光に変換するシンチレータを積
層したX線像検出手段が提案されている。
【0005】基板には、半導体素子との化学作用のない
こと、半導体形成プロセスの温度に耐えること、寸法安
定性などの必要性からガラス板が多く用いられる。例え
ば、ガラス基板上に形成された半導体薄膜による固体光
検出器とシンチレータを組み合わせたX線像検出手段が
知られている。また、ガラスから成る基板上にアモルフ
ァス半導体膜を挟んで透明導電膜と導電膜から成る固体
検出素子を、マトリクス状に配列した複数枚の固体検出
器を1枚の基台上に接合することによって、14インチ
×17インチの大型のX線像検出手段も実現されてい
る。
【0006】そして、従来から使用されているイメージ
インテンシファイアを用いたX線デジタル撮影装置、即
ちイメージインテンシファイヤに到達し可視像に変換さ
れた被写体を透過したX線像をテレビカメラでビデオ信
号に変換し、このビデオ信号をA/D変換器でデジタル
信号に変換する装置に比較して、X線像検出手段を大面
積かつ薄肉、軽量に形成することが可能になっている。
【0007】従って、このX線像検出手段を従来のX線
フィルムを使用した撮影方法で用いられているカセッテ
に近い形状にすることが可能であり、場合によってはカ
セッテと同様に様々な場所に移動させて使用できる可能
性もある。例えば、手で運搬することができるカセッテ
ライクなX線像撮影装置も知られている。
【0008】このようなX線撮影装置を使用すれば、従
来のX線フィルム用カセッテと同様に、X線撮影室内に
設置された立位用の撮影スタンドや臥位用の撮影テーブ
ルに着脱自在にしたり、移動型X線発生装置を用いて、
このようなX線撮影装置を病室のベッドに横になった被
検者とベッドとの間に挿入して撮影することも可能であ
る。
【0009】一方、X線像の撮影に際しては、X線は被
写体を透過する際に吸収、透過のみでなく散乱も生ず
る。このため、被写体を透過しカセッテ内部に設けられ
たX線フィルムやX線撮影装置内部に設けられたX線像
検出手段に到達するX線は、被写体を直進透過してきた
本来の被写体情報を持つ透過X線と散乱X線が混合した
状態となり、得られる画像は鮮鋭度の低いものとなる。
【0010】この弊害を減少するために、カセッテやX
線撮影装置と被写体との間に、例えば鉛等の高X線吸収
物質と、この高X線吸収物質よりもX線吸収率の低い物
質、例えばアルミニウム、木等を平行格子状に配列した
グリッドを配置して、被写体を真っ直ぐ透過してきた透
過X線のみをX線フィルムやX線像検出手段に到達さ
せ、それ以外の角度でグリッドに入射してきた散乱X線
を吸収してしまうことにより、この散乱X線を除去する
手法、所謂固定グリッド撮影法が用いられている。
【0011】また、この固定グリッド撮影法では被写体
画像に加算されてグリッドの格子画像も撮影されてしま
う場合がある。この弊害を減少させるために、グリッド
を移動させながら撮影して散乱X線を除去すると共に、
このグリッド画像を空間的にぼかしてしまう手法、所謂
移動グリッド撮影法もよく用いられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなカセッテ
ライクなX線撮影装置を、従来のX線フィルム用カセッ
テと同様に使用するためには、X線撮影装置の外形や厚
さを従来のX線フィルム用カセッテの外形や厚さにより
も近付けることが望ましい。
【0013】しかしながら、例えば前述のカセッテライ
クなX線撮影装置では、X線撮影装置として機能するた
めに必要な構成手段、例えばX線像検出手段、読出回
路、アドレッシング回路、電源、記憶手段等が1つの容
器内に内蔵されている。そのために、このX線撮影装置
の外形や厚さは、X線像検出手段のX線像検出領域や厚
さよりもかなり大きくなってしまう。その結果として、
従来のX線フィルム用カセッテの外形や厚さに近付ける
ことは困難である。
【0014】また、グリッド等の散乱線除去手段をX線
像検出手段と同じ1つの容器内に収容してしまうと、散
乱線除去手段を必要としない撮影の場合には、散乱線除
去手段を取り除いたとしても、撮影装置の外形や厚さの
不必要な増大を招くことになる。
【0015】更に、可搬型のX線撮影装置では、場合に
よってはその構造を運搬中の取り扱いによる損傷や保管
中の事故に対して保護できるような形態にすることが望
ましい。
【0016】しかしながら、例えば上記公報で提案され
ているX線撮影装置では、X線像検出手段を保護する保
護部材として低密度ポリウレタンフォームから作られた
負荷分散部が、撮影装置としての1つの容器内に含まれ
ているので、撮影装置の外形や厚さの増大をもたらす虞
れがある。
【0017】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
少なくとも撮影時にはX線像を照射、検出する実質的な
部分が必要最低限の寸法での小型化、薄型化を実現でき
るような構造を有するX線撮影装置を提供することにあ
る。
【0018】本発明の他の目的は、運搬、保管中でのX
線像検出手段の保護を実現できるような構造を有するX
線撮影装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るX線撮影装
置は、X線像検出手段と、該X線像検出手段を制御する
制御手段とを有するX線撮影装置であって、前記X線像
検出手段に対して前記制御手段と散乱線除去手段との少
なくとも何れか一方を接合手段により回動可能に連結
し、前記制御手段と前記散乱線除去手段との少なくとも
何れか一方の位置を選択配置可能にすると共に、一体の
箱型形状にもなることを特徴とする。
【0020】また、本発明に係るX線撮影装置は、X線
像検出手段と、該X線像検出手段を制御する制御手段
と、保護手段とを有するX線撮影装置であって、前記X
線像検出手段に対して前記制御手段と散乱像除去手段と
の少なくとも何れか一方と前記保護手段とを接合手段に
より回動可能に連結し、前記制御手段と前記散乱線除去
手段との少なくとも何れか一方の位置と、前記保護手段
の位置とを選択配置可能にすると共に、前記保護手段に
より保護された一体の箱型形状にもなることを特徴とす
る。
【0021】更に、本発明に係るX線撮影装置は、X線
像検出手段と、該X線像検出手段を制御する制御手段
と、保護手段とを有するX線撮影装置であって、前記X
線像検出手段に対して前記保護手段を接合手段により回
動可能に連結し、前記保護手段の位置を選択配置可能に
すると共に、前記保護手段により保護された一体の箱型
形状にもなることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例を基に詳細
に説明する。図1はX線撮影装置の第1の実施例の平面
図、図2は縦断面図、図3は横断面図である。X線撮影
装置1はパネルケース2と制御ケース3が接合手段4に
より重ね合わせ、回動自在に連結されており、パネルケ
ース2内にはX線像検出手段5が配置され、制御ケース
3内には制御手段6が設けられている。X線像検出手段
5と制御手段6とを接続する内部ケーブル7が設けら
れ、X線像検出手段5から制御手段6により読み出され
た画像データは、外部ケーブル8により制御手段6から
X線撮影装置1の外部に伝送されるようになっている。
【0023】X線像検出手段5においては、ガラスから
成る基板上にアモルファス半導体膜を挟んで透明導電膜
と導電膜から成る半導体薄膜による固体光検出素子をマ
トリクス状に配列した固体光検出器と、X線を可視光に
変換するシンチレータとが積層されている。X線像検出
手段5の他の例としては、予め電荷をX線像検出手段5
の全面に荷電しておき、X線の入射強度により変化した
電荷の分布を検出するアモルファスセレンの半導体薄膜
二次元センサ等でも支障はない。
【0024】パネルケース2は2つの部材により構成さ
れ、X線が照射される被写体側の平面部2aにはX線を
減衰させずに透過させると共に、機械的強度を有する炭
素繊維強化樹脂(CFRP)が多く用いられている。パ
ネルケース2の側面部2bや制御ケース3には、アルミ
ニウム、樹脂材料等の比較的軽量な材質が使用されてい
る。
【0025】制御手段6には、X線像検出手段5を構成
する固体光検出器からX線像情報を電気的な画像信号と
して読み出す読出回路だけではなく、この固体光検出器
を駆動させる駆動回路や読出回路により読み出されたア
ナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変
換回路も含まれている。本実施例の場合には、制御手段
6にA/D変換回路を含めたため、X線撮影装置1の外
部に転送される画像信号はデジタル信号となるが、この
A/D変換回路を制御手段6に含めずにX線撮影装置1
の外部に設けることにより、X線撮影装置1の外部に転
送される画像信号をアナログ信号のままにすることもで
きる。
【0026】接合手段4側のパネルケース2の側面に
は、その両端付近に内部ケーブル7を挿通するため孔部
2cが開けられている。この孔部2cに樹脂から成るL
型パイプ状の管体部4aの孔部が接合するように接合手
段4がパネルケース2に設けられていると共に、軸受材
料等に使用される黄銅やりん青銅等のパイプ状の回転軸
4bが、管体部4aの他端部に強固に取り付けられてい
る。
【0027】一方、制御ケース3にも内部ケーブル7が
貫通するために充分な孔部3aが開いていて、その孔部
3aと樹脂製のL型パイプ状の管体部4cの孔部とが接
合するように、管体部4cが制御ケース3に着脱可能に
設けられると同時に、管体部4cの他端部が回転軸4b
と嵌合している。実際には、回転軸4bと嵌合する管体
部4cの部分には、例えばポリアセタール製のパイプ状
の嵌合部材4dが圧入されていて回転軸4bが滑らかに
回動するようになっている。
【0028】接合手段4をこのような構成にすることに
よって、制御ケース3はパネルケース2に対して回転軸
4bを中心として回動可能になると共に、内部ケーブル
7はX線像検出手段5からパネルケース2に設けられた
孔部2c、管体部4aの内部、回転軸4b、管体部4c
の内部、制御ケース3に設けられた孔部3aを順次に通
り、制御手段6に接続されている。外部ケーブル8は接
合手段4が設けられた側とは反対側の制御ケース3の側
面に設けられた孔部を通って、制御手段6から制御ケー
ス3の外部へ導出されている。
【0029】図4は被写体X線像を検出する場合の立位
スタンドを使用した場合の平面図、図5は側面図であ
る。立位スタンド10にはブッキ筐体11が垂直状態か
つ上下方向に移動可能なように取り付けられ、任意の高
さに調整、固定可能になっている。ブッキ筐体11に
は、散乱線除去手段であるグリッド12と、被検者Sの
体厚や撮影部位の違いに拘らず、常に一定濃度の画像が
得られるようにX線曝射時間を制御するX線自動露出制
御に使用されるX線検出器つまりフォトタイマ13とが
収容されている。このフォトタイマ13の後方には、X
線撮影装置1が着脱可能に収納できるスペースが確保さ
れている。
【0030】撮影の際には、図4に示すようにX線撮影
装置1の制御ケース3がパネルケース2に対して約90
度回動した状態を保ちながら、X線像検出手段5を収納
したパネルケース2がブッキ筐体11に挿入される。そ
して、X線源14から発せられたX線は被検者Sに照射
され、被検者SのX線像情報を担持してブッキ筐体11
に入射する。入射したX線はグリッド12の作用により
散乱成分が除去されると共に、フォトタイマ13により
曝射時間が自動制御され、散乱成分が除去されたX線
は、X線像検出手段5に入射して被検者SのX線像を取
得する。
【0031】また、図6は臥位テーブルを使用した場合
の平面図、図7は側面図である。この臥位テーブルを使
用した撮影の場合も、ブッキ筐体11、グリッド12、
フォトタイマ13、X線撮影装置1、X線源14、被検
者Sの構成や配置は、立位スタンド10を使用した撮影
の場合と同様であるが、ブッキ筐体11は臥位テーブル
16の天板17の下部に水平状態で固定されている。従
って、図6に示すようにX線撮影装置1をブッキ筐体1
1へ挿入した場合に、X線撮影装置1の制御ケース3は
下方に垂れ下がった状態となる。
【0032】以上の2つの撮影例では、ブッキ筐体11
に挿入されるX線撮影装置1の実質的な部分は、X線像
検出手段5のみを収納したパネルケース2のみであるの
で、従来のX線フィルム用カセッテと略同一のサイズに
することができ、これら従来の撮影システムの装置にそ
のまま装着することが可能となる。また、制御ケース3
がパネルケース2に対して約90度回動した状態にある
ので、不必要に張り出すことがなく撮影の際に邪魔にな
ることがない。
【0033】更に、制御ケース3と接合手段4とがブッ
キ筐体11の外部に露出しているので、X線撮影装置1
をブッキ筐体11に着脱する際の手掛かりとして利用す
ることもできる。より効果的には、例えば制御ケース3
にその厚さ方向に貫通する角孔を設けたり、パネルケー
ス2の接合手段4が取り付けられた側面に、新たに把手
を設けて容易に保持できるようにしてもよい。
【0034】図8の撮影例は所謂カセッテライクな撮影
形態を示しており、X線撮影装置1を撮影用テーブル1
8上に、制御ケース3をパネルケース2に対して、約1
80度開いた状態で水平に置いた場合の撮影例を示して
いる。この場合も、被検者の一部である脚などの被写体
S’を載せる部分の上面とテーブル18の上面との段差
をパネルケース2の厚さだけにできるので、被検者に違
和感を与えることがなく、自然な状態で撮影することが
可能となる。
【0035】図9、図10の撮影例では、X線撮影装置
1を垂直に立てた状態での撮影例を示している。この例
では制御ケース3がパネルケース2に対して約90度回
動しているので、X線撮影装置1を垂直状態に保つため
の特別な支持部材を付加する必要がない。この回動角度
は90度に限定されるわけではなく、例えば45度〜1
35度の範囲内のように自立可能な位置に回動していれ
ばよい。
【0036】図11、図12の撮影例では、被検者Sが
自力で移動できないような例えば緊急救命室等での撮影
の例である。この場合には、移動式ベッド21とマット
レス22との間や、マットレス22と被検者Sとの間
に、X線撮影装置1を挿入しなければならない。この場
合には、X線撮影装置1を極力薄くすることが必要であ
るが、図6の撮影例と全く同じ効果が期待できるので、
これが可能となる。
【0037】以上の実施例では、パネルケース2の内部
に収容されるのはX線像検出手段5のみであるが、制御
手段6を機能毎に分割し構成する駆動回路或いは読出回
路までを、X線像検出手段5と共にパネルケース2に収
容しても支障はない。また、外部ケーブル8は制御手段
6から中継することなく、制御ケース3の外部へ導き出
されているが、制御ケース3に中継コネクタを設けるこ
とにより、制御ケース3の内部と外部とに分割するよう
にしてもよい。また、撮影時にはX線像検出手段5と制
御手段6とが図1〜図3に示すように積層された状態に
ないので、X線が制御手段6に照射されることがなく、
制御手段6のX線劣化が発生することがない。
【0038】一方、撮影を行わない場合には、図1〜図
3に示すようにパネルケース2と制御ケース3とを互い
に重ね合わせた状態で運搬したり、保管することも可能
なので、持ち運びし易く、しかも占有スペースを最小限
にすることができる。
【0039】図13は第2の実施例の縦断面図であり、
この第2の実施例の構成は第1の実施例の構成に加え
て、X線像検出手段に対して回動可能な散乱線除去手段
であるグリッドをX線像検出手段を挟んで、制御ケース
の反対側に更に追加されている。即ち、X線撮影装置3
1においてはパネルケース32と制御ケース33が接合
手段34により連結されており、パネルケース32内に
はX線像検出手段35が収納され、制御ケース33内に
はX線像検出手段35の動作を制御しX線像情報を内部
ケーブル37を介して読み出す制御手段36が収納され
ている。また、X線像検出手段35と制御手段36間に
は内部ケーブル37が配線されており、制御手段36に
は外部ケーブル38が接続され、制御ケース33の外部
に引き出されている。更に、パネルケース34の上方に
は、グリッド39を固定した固定枠40が設けられ、接
合手段41を介してパネルケース32に連結されてい
る。
【0040】固定枠40はパネルケース32や制御ケー
ス33と同様に、アルミニウム、樹脂材料等の比較的軽
量な材質が使用されると共に、グリッド39の周囲側面
を囲うようにこのグリッド39を固定している枠40a
と、X線が照射される被写体側の平面部40bとの2つ
の部材より構成されている。この被写体側の平面部44
bにはX線を減衰させずに透過させ、かつ強度を有する
炭素繊維強化樹脂が多く用いられている。一方、固定枠
40のパネルケース32側の平面部からは、グリッド3
9が露出して設置されている。
【0041】パネルケース32には、接合部材34a、
制御ケース33には接合手段34b、固定枠40には接
合部材41aが取り付けられている。接合部材34aと
連結部材34c、連結部材34cと接合部材34bと
は、それぞれ第1の実施例と同様なパイプ状の回転軸3
4d、34eを介して連結されている。従って、パネル
ケース32に対して制御ケース33が回転軸34d或い
は34eを中心にして回動可能に連結されることにな
る。
【0042】同様にして、接合部材34aと連結部材4
1b、連結部材41bと接合部材41aもそれぞれ回転
軸を介して連結されている。従って、パネルケース32
に対して固定枠40が回転軸を中心にして回動可能に連
結されている。
【0043】このような構成では、パネルケース32に
対する制御ケース33や固定枠40の回動支点をそれぞ
れ2個ずつ有することになるので、制御ケース33や固
定枠40の回動位置の自由度が増すことになる。例え
ば、図14、図15に示すように、パネルケース32の
底面と制御ケース33の底面を同一平面に位置させると
同時に、制御ケース33と固定枠40とを積層させるこ
とが可能となる。
【0044】その他の部材や内部ケーブル37の処理方
法、更に作用等についても第1の実施例と同様にするこ
とができる。また、グリッド39を固定枠40のパネル
ケース32側の平面部から露出させずに、固定枠40の
この部分を被写体側の平面部40bに用いられている炭
素繊維強化樹脂で覆うこともできる。
【0045】本実施例は主にカセッテライクな撮影形態
の場合に使用され、グリッド39を用いた撮影と、グリ
ッド39を用いない撮影の両方に使用することができる
ことに大きな特長がある。しかも、グリッド39を用い
ない撮影を行う場合には、撮影装置の内部にアクセスし
グリッド39を取り除く必要かないので作業性が良く、
グリッド39を着脱する際に起こりがちなグリッド39
の表裏を間違えて装着するようなことがない。
【0046】また本実施例において、グリッド39、固
定枠40、接合手段41を接合手段34aに対して一体
的に着脱可能にすれば、第1の実施例と全く同じ形態に
することができる。また、散乱線除去手段であるグリッ
ド39は固定グリッドであっても移動グリッドであって
もよく、移動グリッドの場合には固定枠40の内部にグ
リッド移動機構と駆動源等を付加すればよい。
【0047】図16は第3の実施例を示し、図1、図1
3と同じ符号は同一部材を示している。この第3の実施
例では、制御手段36と内部ケーブル37とはX線像検
出手段35と共にパネルケース32に収容され、このパ
ネルケース32と散乱線除去手段であるグリッド39を
固定する固定枠40とが接合手段41により連結されて
いる。この構成では、接合手段34の内部において内部
ケーブル37の処理を行う必要がないので組み立てが容
易になる。
【0048】図17に示す第4の実施例の構成は、グリ
ッド39はX線像検出手段35と共にパネルケース32
に収容され、このパネルケース32と制御ケース33と
は接合手段34により連結されている。この構成のX線
撮影装置では、グリッド39を用いた撮影のみに限定さ
れる。
【0049】図18は第5の実施例を示し、図13と同
一符号は同一部材を示している。制御手段36と内部ケ
ーブル37とがX線像検出手段35と共にパネルケース
32に収容され、図13と同様な接合手段41を介し
て、このパネルケース32と2つの保護ケース42とが
連結されている。それぞれの保護ケース42は、アルミ
ニウム、樹脂材料等の比較的軽量な材質が使用されると
共に、保護ケース42のパネルケース32側が開放され
た箱型形状とされ、その内部には低密度ポリウレタンフ
ォームが保護部材43として設けられている。パネルケ
ース32に対して2つの保護ケース42が両面から積層
した状態とされ、一体の箱型形状となった際には、この
保護部材43はパネルケース32を保護することにな
る。
【0050】更に、保護ケース42の外形寸法は、パネ
ルケース32の外形寸法よりも大きく形成されているの
で、パネルケース32を全ゆる方向の衝撃から保護する
ことができる。一方、撮影の際には、撮影に不要な保護
ケース42が約180度回動するので、パネルケース3
2のみを被写体の所定位置に配置することができる。ま
た、本実施例のパネルケース32の内部に更にグリッド
を含むようにしてもよいし、保護部材43は低密度ポリ
ウレタンフォームに限定されずに、エアバッグや発泡ゴ
ム等のような衝撃を緩和する部材であればよい。
【0051】図19は第6の実施例を示し、第3の実施
例の構成のパネルケース32の底面側に第5の実施例の
ような保護部材43を設けた保護ケース42が、接合手
段41を介してパネルケース32に接合されている。
【0052】図20は第7の実施例を示し、第4の実施
例の構成のパネルケース32の天面側に第5の実施例の
ような保護部材43を設けた保護ケース42が、接合手
段41を介してパネルケース32に接合されている。更
に、制御ケース33のパネルケース32側と反対側の平
面にも保護部材43が設けられ、一体の箱型形状となっ
た際には、2つの保護部材43がX線撮影装置31全体
を保護するように作用している。
【0053】図21は第8の実施例であり、第1の実施
した変形例の平面図、図22は縦断面図を示している。
この実施例の構成は、第1の実施例に構成された接合手
段4に代えてパイプ状の回転軸45により、パネルケー
ス2と制御ケース3が連結されている。この場合に、制
御ケース3が回動する回動軸の方向は図21の紙面と垂
直方向となる。
【0054】回転軸45の端部の外周は、制御ケース3
の端部中央付近に設けられた孔部に強固に取り付けられ
ている。回転軸45の他端部の外周は、同様にパネルケ
ース2の端部の中央付近に設けられた孔部の内周と嵌合
していて、パネルケース2は回転軸45を中心に滑らか
に回動可能となる。
【0055】実際の組立時には、回転軸45にパネルケ
ース2に設けられた孔部が挿入されると、パネルケース
2の脱落防止のためにリング状の抜け止め部材46が回
転軸45に取り付けられる。抜け止め部材46の取付作
業はパネルケース2の被写体側の平面部2aを取り外し
て行われる。
【0056】このように接合手段を構成することによ
り、制御ケース3はパネルケース2に対して回転軸45
を中心として回動可能になると共に、内部ケーブル7は
X線像検出手段5からパイプ状の回転軸45の内部を通
り、制御手段6に接続可能となる。
【0057】なお、これまで説明した第2〜第7の実施
例においても、接合手段を第8の実施例と同様な構成に
すれば、パネルケースに対する制御ケース、グリッド、
保護ケースの回動方向は1つに限定されないことは云う
までもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るX線撮
影装置は、X線像検出手段やこのX線像検出手段を制御
する制御手段、散乱像除去手段、撮影装置の保護手段等
のX線撮影装置を構成する各手段を1つの容器内に配置
することなく、少なくともX線像検出手段に対して回動
可能となるように接合手段により連結したため、撮影時
には撮影装置のX線像の照射領域に配置された部分が必
要最低限の大きさになるように、構成する各手段を選択
配置することが可能となる。
【0059】また、未撮影状態でのX線撮影装置の運搬
や保管の際には、一体の箱型形状にもなり得るので、運
搬中の作業性や保管スペースを構成する各手段を1つの
容器内に配置した場合と同一にすることができる。
【0060】X線撮影装置を構成する各手段を選択配置
することが可能としているので、構成する各手段を目的
に応じて最適な配置にすることができ、撮影時には撮影
装置のX線像の照射領域に配置された部分が必要最低限
の大きさにすることが可能となる。
【0061】更に、未撮影状態での撮影装置の運搬や保
管の際には、一体の箱型形状となり最低限の面積になる
と共に、損傷を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の平面図である。
【図2】縦断面図である。
【図3】横断面図である。
【図4】立位スタンドを使用した場合の平面図である。
【図5】側面図である。
【図6】臥位スタンドを使用した場合の側面図である。
【図7】側面図である。
【図8】撮影状態の側面図である。
【図9】撮影状態の側面図である。
【図10】撮影状態の側面図である。
【図11】撮影状態の側面図である。
【図12】撮影状態の側面図である。
【図13】第2の実施例の縦断面図である。
【図14】連結部の構成図である。
【図15】連結部の構成図である。
【図16】第3の実施例の縦断面図である。
【図17】第4の実施例の縦断面図である。
【図18】第5の実施例の縦断面図である。
【図19】第6の実施例の縦断面図である。
【図20】第7の実施例の縦断面図である。
【図21】第8の実施例の平面図である。
【図22】縦断面図である。
【符号の説明】
1、31 X線撮影装置 2、32 パネルケース 3、33 制御ケース 4、34、41 接合手段 5、35 X線像検出手段 6、36 制御手段 7、37 内部ケーブル 8、38 外部ケーブル 10 立位スタンド 11 ブッキ筐体 12、39 グリッド 13 フォトタイマ 14 X線源 16 臥位テーブル 17 天板 18 撮影用テーブル 40 固定枠 42 保護ケース 43、44 保護部材 45 回転軸 46 抜け止め部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線像検出手段と、該X線像検出手段を
    制御する制御手段とを有するX線撮影装置であって、前
    記X線像検出手段に対して前記制御手段と散乱線除去手
    段との少なくとも何れか一方を接合手段により回動可能
    に連結し、前記制御手段と前記散乱線除去手段との少な
    くとも何れか一方の位置を選択配置可能にすると共に、
    一体の箱型形状にもなることを特徴とするX線撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段と前記散乱線除去手段との
    少なくとも何れか一方にX線撮影装置を保護する保護手
    段を設け、該保護手段により保護された一体の箱型形状
    とした請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 【請求項3】 X線像検出手段と、該X線像検出手段を
    制御する制御手段と、保護手段とを有するX線撮影装置
    であって、前記X線像検出手段に対して前記制御手段と
    散乱像除去手段との少なくとも何れか一方と前記保護手
    段とを接合手段により回動可能に連結し、前記制御手段
    と前記散乱線除去手段との少なくとも何れか一方の位置
    と、前記保護手段の位置とを選択配置可能にすると共
    に、前記保護手段により保護された一体の箱型形状にも
    なることを特徴とするX線撮影装置。
  4. 【請求項4】 X線像検出手段と、該X線像検出手段を
    制御する制御手段と、保護手段とを有するX線撮影装置
    であって、前記X線像検出手段に対して前記保護手段を
    接合手段により回動可能に連結し、前記保護手段の位置
    を選択配置可能にすると共に、前記保護手段により保護
    された一体の箱型形状にもなることを特徴とするX線撮
    影装置。
  5. 【請求項5】 散乱線除去手段を備えた請求項4に記載
    のX線撮影装置。
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