JP2002143138A - カセッテ型x線画像撮影装置 - Google Patents

カセッテ型x線画像撮影装置

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JP2002143138A
JP2002143138A JP2000339473A JP2000339473A JP2002143138A JP 2002143138 A JP2002143138 A JP 2002143138A JP 2000339473 A JP2000339473 A JP 2000339473A JP 2000339473 A JP2000339473 A JP 2000339473A JP 2002143138 A JP2002143138 A JP 2002143138A
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ray
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ray detection
cassette type
housing
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JP2000339473A
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English (en)
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Sanemasa Hayashida
真昌 林田
Kazuhiro Matsumoto
和弘 松本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体に対してX線検出センサを相対移動でき
るようにする。 【解決手段】 筐体21内に、筐体21に対して相対的
に移動可能な基台31が配置されており、基台31にモ
ータ32、IC部品33、衝撃を吸収するため衝撃吸収
材34を介して、モータ33により駆動可能な支持プレ
ート35を載置している。更に、支持プレート35上に
はX線を検出するX線検出センサ12、衝撃振動吸収材
34が配置されている。X線検出センサ12は基台31
を介して筐体21内に設けられたレール26によって筐
体21に対して前後左右に相対移動させ、支持プレート
35を介して基台31に対して左右、上下移動させるこ
とにより、従来では撮影不能であった撮影条件において
も撮影することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内において画
像を形成するX線検出センサを内包するカセッテ型X線
画像撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、X線撮影として最も一般的な
撮影方法はフィルム/スクリーン法であり、X線を照射
すると発光する希土類の蛍光体をシート状にしたものを
感光性フィルムの両面に密着して保持しているものを用
いて撮影する。被写体を透過したX線は、この蛍光体で
可視光に変換された後に感光性フィルムにおいて捉えら
れ、この感光性フィルムを現像することにより像を可視
化する。
【0003】第2の撮影方法として、コンピューテッド
ラジオグラフィ(CR)法と呼ばれる方法も実用化され
ている。この方法は放射線の透過画像を蛍光体中に一
旦、潜像として蓄積し、後に励起光を照射することで潜
像を読み出す方式である。例えば、或る種の蛍光体にX
線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等の放射線を照
射すると、この放射線のエネルギの一部が蛍光体中に蓄
積される。また、この蛍光体に可視光等の励起光を照射
すると、蓄積されたエネルギに応じて蛍光体が輝尽発光
を示すことが知られている。
【0004】特開昭55−12429号公報、特開昭5
6−11395号公報等では、このような性質を示す蓄
積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用することにより、人
体等の被写体の放射線画像情報を蓄積性蛍光体シートに
一旦記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー光等の
励起光を用いて走査することにより輝尽発光光を生じさ
せ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取ることにより
画像信号を取得し、この画像信号に基づいて写真感光材
料等の記録材料、CRT等の表示装置に被写体の放射線
画像を可視像として出力させる放射線画像情報記録再生
システムが提案されている。
【0005】また近年では、第3の撮影方法として半導
体センサを使用して、同様にX線画像を撮影する撮影シ
ステムが開発されている。この撮影システムを従来の銀
塩写真を用いる放射線写真システムと比較すると、極め
て広範囲な放射線露出域の画像を記録できるという実用
的な利点を有している。即ち、広範囲のダイナミックレ
ンジのX線を光電変換手段により読み取って電気信号に
変換した後に、この電気信号を用いて写真感光材料等の
記録材料やCRT等の表示装置に放射線画像を可視像と
して出力させることにより、放射線の露光量の変動に影
響され難い放射線画像を得ることができる。
【0006】図13は第3の撮影方法を用いるX線デジ
タル画像撮影装置における断面図、図14は平面図を示
している。筐体1は下カバー1aと上カバー1bを合わ
せて成り、下カバー1a上には衝撃吸収材2を介して支
持プレート3が支持されている。支持プレート3上に
は、アンプIC等の電気部品4及びX線検出センサ5が
載置され、これらの上に更に衝撃吸収材6が積層されて
いる。
【0007】また、従来から、フィルム/スクリーン法
やCR法における記録媒体をケースに内包した撮影ユニ
ットであって、携帯性を有し或いは撮影時の配置の自由
度の高いカセッテと呼ばれるものが用いられている。更
に、米国特許第5661309号では半導体センサを内
包した電子カセッテが開示されている。
【0008】次に、このような従来のカセッテ型X線画
像撮影装置について述べると、第1の撮影方法を用いた
カセッテ型X線フィルム画像撮影装置においては、半導
体センサを用いたデジタル画像撮影装置のように画像を
形成するセンサの近傍に、アンプIC等の電気部品を配
置する必要性がないことにより、撮影するためのフィル
ムをカセッテ筐体の端面付近まで接近させることが可能
である。そのため、フィルムをカセッテ筐体に対して移
動可能な機構にする必要がない。
【0009】第2の撮影方法においては、蓄積性蛍光体
をレーザー光等の励起光で走査して輝尽発光光を生じさ
せ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取り画像信号を
得る仕組みであるため、カセッテ型撮影装置において
は、レーザー光の照射と輝尽発光光の読み取りが容易
で、かつ自動的に行うことができる構造にする必要があ
る。また、読取装置の種類を増やさないため、全てを同
一の構造にすることが望ましく、従来の実施例ではフィ
ルム撮影装置と同様に、蓄積性蛍光体をカセッテ筐体に
対して移動可能な機構とはなっていない。
【0010】第3の撮影方法を用いたカセッテ型撮影装
置においては、フィルムなどと異なり、X線検出センサ
は外部からの衝撃や外力に弱く、かつ画像を形成する最
も重要な部分であるため、X線検出センサを内蔵する筐
体とX線検出センサの表面とは密着させることなく、或
る程度の空間が設けられており、衝撃や外力により筐体
が撓んだ場合においても、X線検出センサが変形しない
ような構成とされている。
【0011】また、図13から分かるように、X線検出
センサ5が支持プレート3を介して筐体1に固定される
が、X線検出センサ5の周辺部には電気部品4が配置さ
れるため、X線検出センサ5を筐体中央部に配置する構
造が採用されている。このようなカセッテ型撮影装置の
例として、米国特許第5804832号公報に開示され
るものがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例において
は、筐体1に対してX線検出センサ5が相対移動できな
いため、X線検出センサ5を筐体内1の端面に接近させ
た状態で撮影することができない。
【0013】そこで、従来のカセッテ型のX線画像撮影
装置において、筐体に対してX線検出センサが移動可能
な機構を付加することも考えられるが、次のような課題
が生ずる。
【0014】(1)撮影の際にX線検出センサの位置決
めをする必要がある。 (2)X線検出センサ面よりも広い範囲を撮影する場合
においては、分割撮影する必要がある。 (3)保守性への配慮が必要である。 (4)X線検出センサを使用しない場合、又は移動する
必要のない場合には、カセッテを重心位置を考慮した安
定状態にすることが望ましい。 (5)マンモ(乳房)撮影時等において、筐体の端面に
接近させてX線検出センサを配置する必要性がある。 (6)X線管球を移動せずに、筐体内のX線検出センサ
を移動することによるステレオ撮影を行う場合に、それ
に適した構成が必要である。 (7)I.I(イメージインテンシファイヤ)等を用い
た他の撮影装置と組み合わせる場合において、例えば透
視撮影装置を構成する場合において、それに適した構成
が必要である。
【0015】本発明の目的は、上述の課題を解決し、カ
セッテ筐体に対して内部のX線検出センサを移動するこ
とができるカセッテ型X線画像撮影装置を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る本発明は、被写体を透過したX線分布
を検出するX線検出センサを内包するカセッテ型X線画
像撮影装置において、前記X線検出センサを筐体内にお
いて移動可能に構成したことを特徴とするカセッテ型X
線画像撮影装置である。
【0017】請求項2に係る本発明は、前記X線検出セ
ンサを支持する基台を有し、前記基台を前記筐体内にお
いて移動可能に構成したことを特徴とする請求項1に記
載のカセッテ型X線画像撮影装置である。
【0018】請求項3に係る本発明は、前記基台は前記
筐体の外部に引き出し可能な構造としたことを特徴とす
る請求項2に記載のカセッテ型X線画像撮影装置であ
る。
【0019】請求項4に係る本発明は、前記X線検出セ
ンサの移動方向は前記X線検出センサの検出面に沿った
方向としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つ
の請求項に記載のカセッテ型X線画像撮影装置である。
【0020】請求項5に係る本発明は、前記X線検出セ
ンサの移動方向は前記X線検出センサの検出面に垂直な
方向としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つ
の請求項に記載のカセッテ型X線画像撮影装置である。
【0021】請求項6に係る本発明は、前記X線検出セ
ンサの移動に伴い、又は前記X線検出センサの移動とは
独立に移動可能な部品を設けたことを特徴とする請求項
1〜5の何れか1つの請求項に記載のカセッテ型X線画
像撮影装置である。
【0022】請求項7に係る本発明は、前記部品は散乱
線補正機構であることを特徴とする請求項6に記載のカ
セッテ型X線画像撮影装置である。
【0023】請求項8に係る本発明は、前記部品は前記
X線検出センサの移動に伴って移動する放熱手段である
ことを特徴とする請求項6に記載のカセッテ型X線画像
撮影装置である。
【0024】請求項9に係る本発明は、前記部品はX線
検出センサ近傍の環境を計測するための環境計測手段で
あることを特徴とする請求項6に記載のカセッテ型X線
画像撮影装置である。
【0025】請求項10に係る本発明は、前記X線検出
センサを前記基台に対して移動する少なくとも1つの機
構を付加したことを特徴とする請求項2又は3に記載の
カセッテ型X線画像撮影装置である。
【0026】請求項11に係る本発明は、撮影を行わな
いときに前記X線検出センサが所定の位置に配置される
ように構成したことを特徴とする請求項1〜10の何れ
か1つの請求項に記載のカセッテ型X線画像撮影装置で
ある。
【0027】請求項12に係る本発明は、前記X線検出
センサをX線照射範囲内又はX線照射範囲外に選択的に
配置可能に構成したことを特徴とする請求項1〜11の
何れか1つの請求項に記載のカセッテ型X線画像撮影装
置である。
【0028】請求項13に係る本発明は、前記X線検出
センサを移動することによって同一の被写体に対してス
テレオ撮影を行うことを特徴とする請求項1〜12の何
れか1つの請求項に記載のカセッテ型X線画像撮影装置
である。
【0029】請求項14に係る本発明は、前記X線検出
センサによって得られる撮影可能範囲を前記筐体の表面
に表示する手段を有することを特徴とする請求項1〜1
3の何れか1つの請求項に記載のカセッテ型X線画像撮
影装置である。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図12に図示した
実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1はX線画像
撮影システムの概略図を示しており、X線画像撮影装置
11には複数の光電変換素子を二次元に配置した検出面
を有するX線検出センサ12が内蔵されており、このX
線検出センサ12の上方にはX線発生装置13が配置さ
れている。また、X線検出センサ12の出力は制御部1
4を介して表示部15に接続されている。
【0031】図2はX線画像撮影装置11の斜視図を示
しており、X線検出センサ12やIC部品は筐体21内
に保護されており、筐体21の引出部22には保持のた
めに、X線検出センサ12を引き出す開閉可能な蓋部2
3が取り付けられている。また、筐体21の他面には運
搬等のために取っ手24が設けられている。
【0032】X線発生装置13から出射されたX線は被
写体Sに照射され、被写体Sを透過したX線は、X線画
像撮影装置11内のX線検出センサ12により検出され
る。X線検出センサ12から出力された画像信号は、制
御部14においてデジタル画像処理され、表示部15に
被写体SのX線画像として表示される。
【0033】X線検出センサ12にはa−Seセンサ
や、蛍光体と組み合わせたa−Siセンサ等が用いられ
ており、蛍光体にはCaWO4やGd22S:Tbを支持
体に塗布した増感紙又はCsl等の蛍光体結晶が用いら
れている。これらの蛍光体は放射線照射量に比例した強
度の蛍光を発する特性を有しているため、X線画像は蛍
光体において可視光像に変換され、その後に光電変換素
子によって電荷に変換され、最終的に表示部15に画像
信号として出力される。
【0034】図3は第1の実施の形態におけるX線画像
撮影装置の断面図、図4は平面図、図5は斜視図を示し
ている。筐体21内には、筐体21に対して基台31が
モータ32により前後左右に相対的に移動可能に配置さ
れている。この基台31上に、モータ32、IC部品3
3、衝撃吸収材34が配置されている。これらの部品の
上方にモータ32により基台31に対して前後左右に駆
動される支持プレート35が設けられている。なお、図
示しない切換機構により、モータ32が基台31又は支
持プレート35を、選択的に筐体21に対して駆動する
ように構成されている。この支持プレート35上には、
X線を検出可能な光に変換する蛍光体36を備えたX線
検出センサ12が載置され、X線検出センサ12の上方
には衝撃振動吸収材37が設けられている。
【0035】このように、X線検出センサ12は基台3
1、支持プレート35に支持されているので、衝撃や外
力に弱い材質で構成されているX線検出センサ12を可
動とした際にも、強度が安定するため保護が可能とな
る。
【0036】また、この筐体21に対して移動できる部
品は、X線検出センサ12に限定する必要はない。例え
ば、放熱部品38を基台31に取り付け、X線検出セン
サと共に移動可能として、電子部品等から発生する熱を
放熱するようにすれば、ファンを用いて放熱する場合よ
りも省電力となる。また、温度分布も安定化でき、画質
を安定化させることも可能となる。
【0037】更には、X線検出センサ12の近傍の環境
を計測するための例えば温度センサ39を基台31と共
に移動可能にすれば、この温度センサ39の出力情報を
画質に影響を与え得るX線検出センサ12の入出力特
性、例えばセンサ感度の温度等の環境依存性に基づく画
像補正、例えばセンサ感度情報の補正に利用することが
可能となる。
【0038】又は、温度センサ39を基台31と独立に
移動可能にすれば、必要に応じて、筐体21内の様々な
場所の環境情報を表示することができる。更には、散乱
X線除去グリッド等の散乱線補正機構を基台31と共に
移動可能にすれば、X線検出センサ12を移動しても、
常に散乱線の除去された高画質なX線画像を得ることが
できる。また、散乱線補正機構を基台31と独立に移動
可能にすれば、撮影の際に散乱線補正機構の有無を、必
要に応じ自動的に切換えることが可能となる。
【0039】また、筐体21に孔を開け、放熱ファンを
用いて放熱を行う方式を採用した場合には、基台31と
共に移動可能とされた部品を、支持プレート35の横壁
に取り付けることによって、X線検出センサ12の画質
に影響を与える虞れのある放熱ファンの風、可視光、電
磁波等の外部因子から、X線検出センサ12を保護する
ことができる。
【0040】X線検出センサ12を筐体21に対して前
後左右に移動するためには、図6の分解斜視図に示すよ
うにモータ32を駆動源とし、モータ32からの駆動力
の伝達方向を前後方向又は左右方向に選択的に切換える
歯車伝達機構40を用いることが望ましい。なお、図6
と同様の2つの伝達機構40、ローラ41を用いて、一
方を筐体21に対し基台31を移動するのに使用し、他
方を基台31に対しX線検出センサ12を移動するため
に使用するように構成してもよい。
【0041】以上の説明では、X線検出センサ12をそ
の検出面に沿った方向に移動可能にしているが、X線検
出センサ12をその検出面に垂直な方向に移動するため
の機構を付加してもよい。また、X線検出センサ12の
位置を正確に把握するために、ポテンショメータ等の位
置センサ42を設けることが望ましい。
【0042】図7は位置制御系のブロック回路構成図を
示している。位置制御系は基台31、支持プレート35
等の移動部品の位置を検出する位置センサ42と、モー
タ等の電動駆動手段43と、位置センサ42から得られ
たX線検出センサ12の位置情報を基に、目標とする位
置までX線検出センサ12を移動させるように駆動手段
43を制御する位置制御手段44とから構成することが
望ましい。なお、駆動手段43は安全性を高めるため、
或る一定以上の出力を出さないようなものが望ましい。
【0043】また、特にカセッテ型X線画像撮影装置1
1の軽量化・省電力化を図る際には、電動駆動手段43
に代えてマニュアルレバー等の手動駆動手段45の移動
を用いることが望ましい。なお、重量・電力の制約のな
い場合には、電動駆動手段43及び手動駆動手段45の
双方を備えるようにしてもよい。また、電動駆動手段4
3としては以上に説明したものに限らず、公知のX-Y
駆動機構又はX-Y-Z駆動機構等を用いることができ
る。
【0044】図8に示すように、X線検出センサ12は
筐体21内での基台31の移動により筐体21に対して
前後左右に、場合によっては上下にも移動可能とし、更
に支持プレート35の基台31に対する移動により前後
左右に、場合によっては上下にも移動が可能である。従
って、従来の筐体では撮影不能であった撮影条件におい
ても撮影することができる。
【0045】このように、X線検出センサ12は上述の
手段により筐体21に対して平面的又は立体的に移動可
能な構造となっているため、被写体SとX線検出センサ
12間の距離に基づく拡大率を含め、各被撮影部位(四
肢、乳房等)に最適な条件や位置で撮影を行うことがで
きる。
【0046】例えば、マンモ(乳房)撮影をする際に
は、図9に示すようにX線検出センサ12を筐体21内
の端面に近い個所に移動させることにより、被写体Sの
死角の少ない撮影を行うことが可能となる。なお、X線
検出センサ12を移動させるに当たり、障害物となる他
の物品が存在することのないように、他の部品を適切に
配置し、又は他の物品を適切に配置しながら、その物品
をX線検出センサ12と共に移動させることが望まし
い。
【0047】X線検出センサ12を基台31に対して移
動できる機構を採用することによって、図5に示すよう
に内部部品(センサユニット)を一体的に筐体21から
取り出した際に、X線検出センサ12を基台31に対し
て移動できるため、基台31上に配置される個々の部
品、例えばIC部品33等へのアクセス性が良くなり、
保守性が向上する。
【0048】X線検出センサ12が筐体21に対して相
対移動した際には、撮影範囲が変化するため、X線検出
センサ12の位置に応じた撮影可能範囲を筐体21の外
表面上に、例えばLED等で表示するための構成を付加
することにより、的確な位置で撮影することができる。
【0049】更に、半導体センサを用いた撮影装置にお
いては、図13に示す従来例でX線検出センサ5の周辺
部にX線検出センサ12の検出面に沿って配列されてい
る電気部品4等を、基台31上、支持プレート35の上
面又は下面、又はセンサ基板の下面等の他の場所に移動
したり、X線検出センサ5の周辺部にセンサ検出面に垂
直な方向に沿って配列することによって、筐体21に対
しX線検出センサ12が筐体21の端面又はその近傍ま
で移動可能な構造とすることができる。
【0050】なお、IC部品33を支持プレート35の
上面又はセンサ基板の下面等のX線検出センサ12の下
側に配置する際には、例えばX線検出センサ12とIC
部品33とを接続する配線がセンサ基板を貫通するよう
にする等の手法を用いれば、X線検出センサ12を筐体
21の端面又はその近傍まで移動するに当たり、より有
効である。
【0051】一般の動画用撮影装置において最もよく用
いられているのは、I.I−TV装置と呼ばれているも
のであり、I.I−TV装置とはX線を蛍光板やイメー
ジ管等によって可視像に変換し、これを高感度テレビカ
メラで撮影する装置である。X線検出センサ12は検出
面が平面状であるため、I.I−TV装置よりも画像の
歪みがない。そこで、手術中等において、I.I−TV
装置よりも正確な患部等の位置情報が必要な際には、X
線検出センサ12を使用することが好ましい。
【0052】従って、このような動画像及び静止画像を
撮影する時には、I.I−TV装置と、X線検出センサ
12等の平面型半導体検出器を用いたX線画像撮影装置
とを組み合わせた装置を利用した方が良い。
【0053】図10はこの場合の第2の実施の形態のX
線画像撮影装置の概略図を示している。本実施の形態に
おけるX線画像撮影装置では、X線検出センサ12と動
画を観察するためのI.I−TV装置51が併用されて
いる。
【0054】この場合に、I.I−TV装置51を用い
て透視(動画観察)を行う際には筐体21の内のX線検
出センサ12をX線の照射範囲外に移動つまり退避さ
せ、またX線検出センサ12を用いて静止画撮影を行う
際には、筐体21の内のX線検出センサ12をX線の照
射範囲内に移動つまり挿入する。特に、このような動画
用のI.I−TV装置51において、静止画が撮影でき
るX線検出センサ12を組み合わせて用いることによ
り、手術中などスピードが要求されるときに、素早く患
部等の正確な位置情報が得られるX線検出センサ12を
利用することができ有利である。
【0055】また、従来のカセッテ型X線画像撮影装置
は、撮影に使用しない際には立て掛ける等の様々な状態
で収納される。従って、X線検出センサを内蔵したカセ
ッテ型X線画像撮影装置も同様の状態で収納されること
が想定される。
【0056】図11はこの場合の第3の実施の形態にお
けるX線画像撮影装置の説明図であり、撮影に使用せ
ず、置き掛けた際には重心位置を考慮した安定な状態に
なるように、基台31は筐体21に対して相対移動する
ことができるようにされている。
【0057】例えば、携帯型のX線デジタル画像撮影装
置は、立て掛けられた際に、その重心Bが下がって安定
するように、基台31を筐体21の下方向に移動させる
ことによって、外力が加わった場合においても、倒れ難
い構造とすることができ、或いは倒れた際の衝撃を減少
することができる。
【0058】また、この安定的な状態に移行するタイミ
ングとしては、次のようなとき等が考えられる。
【0059】(a)一定時間撮影が行われていないと
き。 (b)医師、技師等が手動で何らかのスイッチ(例え
ば、当該移行を指示するためのスイッチ)を押すとき。 (c)電源を切るとき。この場合に、電源オフに連動し
て自動的に移行させてもよいし、電源オフ時のオプショ
ンにより移行させてもよい。
【0060】更に、撮影装置がその重心位置のため不安
定な場合に警報を行う装置を付加するようにしてもよ
い。
【0061】X線画像撮影では、被写体を透過して得ら
れた二次元の画像から病巣の位置や有無を推定するだけ
でなく、同一被写体における異なる2つ以上の方向の画
像を用いることにより、その三次元的な位置を算出する
ことができる。このような撮影方法を一般にステレオ撮
影と呼んでいる。特に、事前に病変部の正確な三次元的
な位置情報を得ることが必要な頭部の外科手術等の前の
撮影の際には、病変部等の三次元的な位置を算出するた
めにステレオ撮影が用いられる。
【0062】一般に、このステレオ撮影方法は2つのX
線管を異なる場所に配置し、それぞれのX線管からX線
を照射し、被写体を透過して得られた2枚の視差のある
画像を用いる方法である。また、最近では2点の焦点を
有するX線管を用いて立体撮影を行ったり、X線管をそ
の軸の回りに一定角度回転させることによって、焦点の
位置を移動させ視差を与える方法、及びX線管を上下方
向に一定距離移動させることによって、同様の効果を得
る方法も用いられている。
【0063】図12はこの場合の第4の実施の形態にお
けるステレオ撮影の概略図を示しており、従来のステレ
オ撮影のように複数のX線管や複数の焦点を有するX線
管を用いたりX線管を移動させることなく、筐体21内
において、X線検出センサ12が2つのステレオ撮影位
置12a、12bに移動できるようになっている。位置
を固定したX線管52を用いて、X線検出センサ12を
順次に位置12a、12bに移動させて、各位置から得
られた2つの画像を立体視や三次元画像再構成等に用い
る。
【0064】その際に、X線検出センサ12がどの程度
移動したかを把握する手段を設けることにより、被写体
Sにおける患部等の関心領域の三次元的な座標位置を計
算することができる。特に、本構成のような半導体セン
サによるX線検出センサ12を用いたステレオ撮影装置
では、次のような利点がある。
【0065】(イ)光学的な集光を行っていないこと、
X線検出センサの検出面がフラットであることにより、
画像の歪みがない。 (ロ)半導体センサによる撮影装置では、X線フィルム
や輝尽性蛍光体を用いたものに比べて画像取得の即時性
が高いため、画像上の位置座標をより短い時間で知るこ
とができる。
【0066】従って、この実施の形態はI.I−TV装
置、フィルムまたは輝尽性蛍光体と管球移動とを用いた
従来のステレオ撮影よりも有利である。
【0067】なお、上述の実施の形態のX線画像撮影装
置は、前述した医療用検査・測定の他に、非破壊検査等
の用途にも用いることができ、またX線以外の放射線に
も用いることができる。例えば、β線、γ線が被検査物
を透過する際の吸収や後方散乱を利用して、被検査物の
厚さ測定、材質の異なった多層から成る被検査物の各層
の厚さ測定、被検査物の密度測定等を行う場合にも適用
することが可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
本発明に係るカセッテ型X線画像撮影装置では、X線検
出センサを筐体に対して移動可能に構成しているので、
筐体を動かさずにX線検出センサを被写体に対して位置
合わせでき、特に筐体の上に被写体が載った場合の位置
合わせを容易に行うことができる。また、乳房撮影装置
等においては、X線検出センサを筐体の端面近傍に接近
させることができるため、被写体の撮影可能範囲を広げ
ることが可能となる。更に、小さいセンサで広い範囲を
撮影する場合や、小さいセンサで分割しながら広い範囲
を撮影する場合にも有利である。
【0069】請求項3の本発明に係るカセッテ型X線画
像撮影装置では、基台を筐体の外に取り出し可能とした
ため、保守性を向上させることができる。
【0070】請求項4の本発明に係るカセッテ型X線画
像撮影装置では、X線検出センサの移動方向をX線検出
センサの検出面に沿った方向としたので、位置合わせの
際に望む領域にX線検出センサを移動することができ
る。
【0071】請求項5の本発明に係るカセッテ型X線画
像撮影装置では、X線検出センサの移動方向をX線検出
センサの検出面に垂直な方向としたので、被写体とX線
検出センサとの間の距離に起因した拡大率を変更するこ
とができ、或いは被撮影部位等に応じて、X線検出セン
サに到達する散乱X線量が調節された状態で撮影を行う
ことができる。
【0072】請求項6〜9の本発明に係るカセッテ型X
線画像撮影装置では、X線検出センサの他に移動可能な
部品を設けたことにより、撮影のために必要な部品や選
択的に使用される部品等をX線検出センサと共に移動し
たり、移動しなかったり、或いはX線検出センサと独立
に移動したりすることができる。
【0073】請求項10の本発明に係るカセッテ型X線
画像撮影装置では、X線検出センサを基台に対して移動
する機構を1つ以上付加したことにより、基台上等に配
置される電気部品等へのアクセス性が良くなり、保守性
を向上させることができる。
【0074】請求項11の本発明に係るカセッテ型X線
画像撮影装置では、撮影を行わないときにX線検出セン
サが所定の位置に配置されるように構成したので、重心
位置を考慮した安定な状態にすることができる。
【0075】請求項12の本発明に係るカセッテ型X線
画像撮影装置では、X線検出センサをX線照射範囲内又
はX線照射範囲外に選択的に配置可能に構成したので、
他の撮影装置と併用する際に、両装置による選択的な撮
影を容易に行うことができる。
【0076】請求項13の本発明に係るカセッテ型X線
画像撮影装置では、X線検出センサを移動することによ
って同一の被写体に対してステレオ撮影を行うようにし
たので、X線管球を動かしたり或いは特殊なX線管球を
用いることなく、ステレオ撮影を行うことができる。
【0077】請求項14の本発明に係るカセッテ型X線
画像撮影装置では、X線検出センサによって得られる撮
影可能範囲を筐体の表面に表示する手段を有するように
したので、使用者がX線検出センサによる撮影可能範囲
を把握しながら撮影準備又は撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線画像撮影システムの概略図である。
【図2】X線画像撮影装置の斜視図である。
【図3】第1のX線画像撮影装置の断面図である。
【図4】第1のX線画像撮影装置の平面図である。
【図5】第1の実施の形態におけるX線画像撮影装置の
斜視図である。
【図6】第1の実施の形態におけるX線画像撮影装置の
分解斜視図である。
【図7】第1の実施の形態におけるX線画像撮影装置の
ブロック回路構成図である。
【図8】X線画像撮影装置の説明図である。
【図9】マンモを撮影する際のX線画像撮影装置の説明
図である。
【図10】第2の実施の形態におけるX線画像撮影装置
の概略図である。
【図11】第3の実施の形態におけるX線画像撮影装置
の説明図である。
【図12】第4の実施の形態におけるX線画像撮影装置
の概略図である。
【図13】従来のX線画像撮影装置の断面図である。
【図14】従来のX線画像撮影装置の平面図である。
【符号の説明】
11 X線画像撮影装置 12 X線検出センサ 13 X線発生装置 14 制御部 15 表示部 21、43 筐体 22 引出部 23 蓋部 24 取っ手 31 基台 32 モータ 33 IC部品 34、37 衝撃吸収材 35 支持プレート 36 蛍光体 38 放熱部品 39 温度センサ 41 ローラ 42 位置センサ 43 電動駆動手段 44 位置制御手段 45 手動駆動手段 51 I.I−TV装置 52 X線管

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を透過したX線分布を検出するX
    線検出センサを内包するカセッテ型X線画像撮影装置に
    おいて、前記X線検出センサを筐体内において移動可能
    に構成したことを特徴とするカセッテ型X線画像撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記X線検出センサを支持する基台を有
    し、前記基台を前記筐体内において移動可能に構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のカセッテ型X線画像
    撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記基台は前記筐体の外部に引き出し可
    能な構造としたことを特徴とする請求項2に記載のカセ
    ッテ型X線画像撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記X線検出センサの移動方向は前記X
    線検出センサの検出面に沿った方向としたことを特徴と
    する請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載のカセッ
    テ型X線画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記X線検出センサの移動方向は前記X
    線検出センサの検出面に垂直な方向としたことを特徴と
    する請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載のカセッ
    テ型X線画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記X線検出センサの移動に伴い、又は
    前記X線検出センサの移動とは独立に移動可能な部品を
    設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つの請
    求項に記載のカセッテ型X線画像撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記部品は散乱線補正機構であることを
    特徴とする請求項6に記載のカセッテ型X線画像撮影装
    置。
  8. 【請求項8】 前記部品は前記X線検出センサの移動に
    伴って移動する放熱手段であることを特徴とする請求項
    6に記載のカセッテ型X線画像撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記部品はX線検出センサ近傍の環境を
    計測するための環境計測手段であることを特徴とする請
    求項6に記載のカセッテ型X線画像撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記X線検出センサを前記基台に対し
    て移動する少なくとも1つの機構を付加したことを特徴
    とする請求項2又は3に記載のカセッテ型X線画像撮影
    装置。
  11. 【請求項11】 撮影を行わないときに前記X線検出セ
    ンサが所定の位置に配置されるように構成したことを特
    徴とする請求項1〜10の何れか1つの請求項に記載の
    カセッテ型X線画像撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記X線検出センサをX線照射範囲内
    又はX線照射範囲外に選択的に配置可能に構成したこと
    を特徴とする請求項1〜11の何れか1つの請求項に記
    載のカセッテ型X線画像撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記X線検出センサを移動することに
    よって同一の被写体に対してステレオ撮影を行うことを
    特徴とする請求項1〜12の何れか1つの請求項に記載
    のカセッテ型X線画像撮影装置。
  14. 【請求項14】 前記X線検出センサによって得られる
    撮影可能範囲を前記筐体の表面に表示する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れか1つの請求項
    に記載のカセッテ型X線画像撮影装置。
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