JP2000009293A - 機器の輸送及び据付方法 - Google Patents

機器の輸送及び据付方法

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JP2000009293A
JP2000009293A JP10176163A JP17616398A JP2000009293A JP 2000009293 A JP2000009293 A JP 2000009293A JP 10176163 A JP10176163 A JP 10176163A JP 17616398 A JP17616398 A JP 17616398A JP 2000009293 A JP2000009293 A JP 2000009293A
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Makoto Tachibana
橘  誠
Ichiro Kameda
一郎 亀田
Akira Takeshita
明 竹下
Yukio Koiso
幸雄 小磯
Hiroyuki Nunoyama
裕之 布山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タービン発電機等のプラント機器を製作工場
から輸送機関にて据付場所に輸送して同据付場所に据付
けるにあたり、上記機器の輸送及び据付工事の工数を従
来方法よりも大幅に低減するとともに、他の工事との錯
綜等を回避して据付作業能率を向上することにある。ま
た、従来のコンクリート架台を用いた据付方式に較べて
防振性、耐振性が大幅に向上した据付方式を提供する。 【解決手段】 タービン、発電機等の機器を、製作工場
から発電所等の据付場所へ輸送して、同据付場所に据付
けるにあたり、上記機器を鋼製架台に取付け、仮固定し
て双方が一体化されたモジュール体となし、同モジュー
ル体を船舶、車両等の輸送機関により上記据付場所に輸
送し、上記モジュール体を据付場所の建屋等の据付用構
造物に固定する。また、上記モジュール体を上記輸送機
関により輸送する際において、上記鋼製架台と輸送機関
の取付部材との間に固定用スペーサを介装するととも
に、上記ばね体及び制振ダンパを挿み込み、上記鋼製架
台と取付部材とを上記固定用スペーサを介して締め付け
て、上記モジュール体を輸送機関に仮固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタービン、発電機等
の機器、特に回転機械を製作工場で製作後、鋼製架台に
組み付けてモジュール化し、輸送機関により据付場所ま
で輸送して据付けるようにした、機器の輸送及び据付方
法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービンあるいは
蒸気タービン(以下タービンという)で発電機を駆動す
るタービン発電プラントにおいては、タービンと発電機
とを連結した据付状態における全長が長く、かつ大重量
であるため、発電所の据付構造は高剛性の据付構造とな
っている。
【0003】図7は上記タービン発電プラントの据付構
造の1例を示す概略正面図(回転軸心に直角方向に観た
る図)であり、図7において10は発電所の建屋、11
は同建屋内の機器操作用床部、12はコンクリート架台
である。13は上記タービンと発電機とを直結してなる
タービン発電機であり、同タービン発電機13は上記コ
ンクリート架台13上に固定されている。
【0004】上記タービン発電機13を製作工場にて製
作し、船舶車両等の輸送機関で発電所まで運搬して、建
屋10内の据付場所に据付けるにあたっては、従来は製
作工場内でタービン及び発電機を製作し、両者を工場内
の運転架台上にて連結して所定の性能及び強度確認試験
運転を行った後、上記運転架台からタービン及び発電機
を取外し上記輸送機関に登載して上記据付場所まで運搬
し、図7に示すように、タービン及び発電機をコンクリ
ート架台12上においてアライメント調整等の所定の調
整を行って連結し、上記架台12上に固定していた。
【0005】しかしながら、上記従来の方法にあって
は、製作工場内の運転架台上でタービンと発電機とをア
ライメント調整等の所定の調整を行なって連結して各種
試験運転を行なった後、両者を切り離して輸送機関に搭
載、運搬し、据付場所(発電所の建屋10内)のコンク
リート架台12において再度タービン及び発電機を上記
所定の調整を行なって据付けるため、据付場所での据付
工事及び製作工場から据付場所までの輸送に多大な工数
を要するとともに、他の関連機器の据付工事と錯綜して
据付作業能率が低下するという問題点を有している。
【0006】また上記従来の方法にあっては、タービン
発電機13をコンクリート架台12上に固定するため、
地震時の発生荷重が大きくなり、地震の影響を直接受け
易い。
【0007】本発明の目的は、タービン発電機等のプラ
ント機器を製作工場から輸送機関にて据付場所に輸送し
て同据付場所に据付けるにあたり、上記機器の輸送及び
据付工事の工数を従来方法よりも大幅に低減するととも
に、他の工事との錯綜等を回避して据付作業能率を向上
することにある。また、本発明の第2の目的は、従来の
コンクリート架台を用いた据付方式に較べて防振性、耐
振性が大幅に向上した据付方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するもので、その要旨とする第1の手段は、
タービン、発電機等の機器を、製作工場から発電所等の
据付場所へ輸送して、同据付場所に据付けるにあたり、
上記機器を鋼製架台に取付け、仮固定して双方が一体化
されたモジュール体となし、同モジュール体を船舶、車
両等の輸送機関により上記据付場所に輸送し、上記モジ
ュール体を据付場所の建屋等の据付用構造物に固定する
ことを特徴とする機器の輸送及び据付方法にある。
【0009】また、第2の手段は、上記第1の手段にお
いて、上記モジュール体を、上記鋼製架台の下面と上記
据付用構造物との間にばね体及び制振ダンパを介装させ
て取付けるように構成する。
【0010】第3の手段は、上記第1の手段において、
上記モジュール体を上記輸送機関により輸送するに際
し、上記鋼製架台と輸送機関の取付部材との間に固定用
スペーサを介装するとともに、上記ばね体及び制振ダン
パを挿み込み、上記鋼製架台と取付部材とを上記固定用
スペーサを介して締め付けて、上記モジュール体を輸送
機関に仮固定するように構成する。
【0011】第4の手段は、第1の手段において、上記
モジュール体を据付けるに際し、上記モジュール体を上
記鋼製架台の上面と上記据付用構造物の床面とが略同一
高さになるように据付けるように構成する。
【0012】上記手段によれば、製作工場においてター
ビン発電機等の機器をアライメント等所定の調整を行な
って鋼製架台に取付けて機器と鋼製架台とが一体化され
たモジュール体とし、このモジュール体のまま船舶等の
輸送機関に仮固定して据付場所まで輸送し、据付場所に
おいて上記モジュール体を、防振、耐振手段を介装して
建屋等の据付構造物に据付ける。
【0013】従って、上記手段によれば、製作工場内で
鋼製架台に所定のアライメント等により固定して試運転
を行った機器を取外すことなくモジュール体として輸送
し、モジュール体のまま据付けることができ、製作工場
での輸送のための機器の取外し作業や機器単体での輸送
機関への積込み、搬送等が不要となって輸送に要する工
数が不要となるとともに、モジュール体による一体輸送
であるため、輸送のための工数が低減されるとともに、
据付時における機器の鋼製架台への再度の取付け及びア
ライメント調整等の調整作業が不要となり、据付工数も
従来の手段に較べて大幅に低減される。
【0014】またモジュール体を据付けるに際し、鋼製
架台の上面と床面とを略同一高さの面になるように据付
けることにより、機器の運転、点検等における作業性が
向上する。
【0015】さらに、上記機器を剛性を調整可能な鋼製
架台に固定し、このモジュール体をばね体及び制振ダン
パを介装して据付構造物に据付けるので、高い防振性能
及び耐震性を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図1〜図6を参照して本発明
の実施形態につき詳細に説明する。図1は本発明の実施
形態に係るタービン発電機の発電所(据付場所)におけ
る据付状態を示す斜視図、図2は鋼製架台と建屋の据付
構造物との結合態様を示す斜視図、図3は防振、耐震支
持用のばね及び制振ダンパ取付部の側面図である。
【0017】また図4は上記実施形態におけるタービン
発電機と鋼製架台とのモジュール体の輸送機関への仮固
定状態を示す斜視図、図5は防振支持部の仮固定状態を
示す側面図、図6は輸送機関(船舶)での輸送中の状態
を示す説明図である。
【0018】上記タービン発電機の据付場所(発電所)
における据付状態を示す図1〜図3において、1はター
ビン、2は発電機、3は同タービン1と発電機2とを直
結する回転軸で、これらによりタービン発電機13を構
成する。20は鋼製架台で、上記タービン発電機13は
芯出し等の所定の調整がなされた後、同鋼製架台20上
に固定されている。10は発電所(据付場所)の建屋、
21は同建屋10内の床部、23は支持脚、22は同支
持脚23に固定され支持された支持フレームであり、上
記鋼製架台20は上記支持フレーム22上に複数のばね
体40及び制振ダンパ30を介して防振支持されてい
る。
【0019】図2において、上記鋼製架台20は鋼板あ
るいはH形鋼を溶接して形成したもので、上記タービン
発電機13を固定し、運転するに必要な強度及び剛性を
有するように設計されている。20aは同鋼製架台20
のタービン取付用空間、20bは発電機取付用空間であ
る。また上記鋼製架台20の上面20cは建屋10内の
床部21の面と略同一高さとして、タービン発電機13
及び鋼製架台20の取付け及びメインテナンス作業の容
易化を図っている。
【0020】上記鋼製架台20の防振、耐振支持部を示
す図3において、上記ばね体40は、上部ばね受40
a、下部ばね受40b、上部ばね受40aと下部ばね受
40bとの間に複数個並列に設けられたばね(圧縮ば
ね)40g、及び同ばね40gの取付荷重を調整するた
めのボルト40eからなる。そして、同ばね体40は上
部ばね受40bと鋼製架台20との間に粘着ばね受シー
ト40cを介装するとともに、下部ばね受40aと支持
フレーム22との間に粘着シート40dを介装して、上
記鋼製架台20と支持フレーム22との間に挿入され
る。
【0021】一方、上記制振ダンパ30は、上部ケース
30aと下部ケース30bとの間に形成される密閉空間
内にシリコン油等の粘性流体30cを封入してなる。
【0022】そして、上記上部ケース30aは上記鋼製
架台20の下面に溶接され(ボルト締めでも可)、下部
ケース30bは複数のボルト30eにより上記支持フレ
ーム22に固定されている。
【0023】次に上記のように構成されたタービン発電
機設備の製作工場での組立て、据付場所への輸送及び据
付場所における据付方法について説明する。
【0024】先ず製作工場内においては、鋼製架台20
上にてタービン1及び発電機2を回転軸3にて連結し、
芯出し、アライメント等所定の調整を行った後、同ター
ビン発電機13を鋼製架台20に固定する。そして、図
4に示されるような、上記鋼製架台20上にタービン発
電機13を固定してなるモジュール体を工場内の運転設
備に取付けて所定の試運転を行なった後、上記モジュー
ル体50のまま船舶(輸送機関)に搭載する。
【0025】図4は、上記モジュール体50を船舶の船
体51に仮固定して据付場所まで輸送する際の斜視図で
ある。図4において、鋼製架台20上に、タービン1及
び発電機2及び回転軸3からなるタービン発電機13を
固定してなるモジュール体50は、船体51のフレーム
53上にスペーサ52を介して次の手法によって仮固定
される。
【0026】即ち上記モジュール体50を船舶の船体5
1に仮固定する際には、図5に示すように、モジュール
体50を構成する鋼製架台20の下面と船体のフレーム
53との間に少なくとも4個の固定用スペーサ52を挿
入し、ボルト52aで鋼製架台20及びフレーム53に
締め付ける。ばね体40については、図5に示すよう
に、同ばね体40に粘着シート40c,40dを挿入し
た状態で仮固定用ボルト40hを、フレーム53からば
ね体40及び鋼製架台20まで挿通して3者を一体に締
め付ける。
【0027】この際において、上記固定用ボルト40h
は専用のボルトを用いても、あるいは、ばね体40のば
ね40gのばね荷重を調節する複数のボルトのうち、適
当な数本をフレーム53、ばね体40及び鋼製架台20
に挿通可能なように長尺にして用いてもよい。
【0028】また制振ダンパ30については空間30f
内の粘性流体30cを抜き出した状態で取付ける。この
場合、上記のように同制振ダンパ30の上部ケース30
aは鋼製架台20に溶接等によって固定されているので
下部ケース30bの下面はフレーム53上に載せるのみ
でよい。
【0029】以上のような仮固定状態にて、上記モジュ
ール体50は据付場所まで輸送される。かかる輸送時に
おいて、海面60の波浪等により船体51が揺動して
も、モジュール体50は上記のようにして船体のフレー
ム53に堅固に固定されているので、支障無く輸送でき
る。
【0030】次に据付場所(発電所)に上記タービン発
電機13を据付けるにあたっては、図4〜図5に示す船
舶の船体51への仮固定状態から固定用のスペーサ52
を取外すとともに、ばね体40を仮固定しているボルト
40hを抜き出し、鋼製架台20上にタービン発電機1
3を所定のアライメントで以って取付けてなるモジュー
ル体50を、図1に示すように建屋10の支持フレーム
22上に載置し、鋼製架台20の下面と支持フレーム2
2との間に上記ばね体40及び制振ダンパ40を挿入す
る。上記取付後において、鋼製架台20の上面と建屋1
0の床部21の面とを略同一高さに設定して、作業性を
向上する。
【0031】上記ばね体40は、ばね荷重調整用のボル
ト40eの長さを調節することによりばね40gの取付
荷重を設定し、上部ばね受40aと鋼製架台20との間
に粘着シート40cを挿み込むとともに、下部ばね受4
0bと支持フレーム22との間に粘着シート40dを挿
み込むことによって、上記鋼製架台20と支持フレーム
22との間に所要の取付荷重で以って介装される。
【0032】また上記制振ダンパ30は、所定の制振性
能が得られるようにその量を設定して粘性流体30cを
封入し、上記鋼製架台20と支持フレーム22との間に
介装する。
【0033】以上のように、この実施形態においては、
製作工場内で、タービン発電機13を所定のアライメン
トで以って鋼製架台20に取付けてモジュール体50と
し、このモジュール体50のまま船舶等の輸送機関のフ
レーム53上に仮固定して据付場所まで輸送し、据付場
所においては、上記モジュール体50の状態で、ばね体
40及び制振ダンパ30を所要の制振特性に設定して建
屋10の支持フレーム22上に据付けるようにしたの
で、製作工場内で試運転を行ったタービン発電機13を
取外すことなく、鋼製架台20と一体化したモジュール
体50として輸送し、据付場所に据付けることができ、
製作工場における、輸送のためのタービン発電機13の
取外し作業が不要となって、製作工場から据付場所まで
の輸送に要する工数が低減されるとともに、据付時にお
けるタービン発電機の鋼製架台20への再取付け及びア
ライメント調整が省略され、据付工数が低減される。
【0034】尚、本発明は上記実施形態に限らず、ディ
ーゼル機関により駆動されるディーゼル発電機、多段圧
縮機等、鋼製架台に取付け可能な機器の全てについての
輸送及び据付けに通用できる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、製作工場内で鋼製架台に所定の調整を
行なって固定して試運転を行った機器を取外すことなく
モジュール体として輸送し、同モジュール体のまま据付
場所に据付けることができるので、製作工場での輸送の
ための機器の取外しや機器単体での輸送機関への積込み
や搬送等が不要となるとともに、モジュール体による一
体輸送であるため、輸送のための工数が従来手段に較べ
て低減されるとともに、据付時における機器の鋼製架台
への再度の取付け及びアライメント調整等の調整作業が
不要となり、据付工数の大幅な低減が実現できる。
【0036】また、上記のように据付時における調整が
省略され据付工事が簡単化かつ短縮されるので、他の機
器の据付工事との錯綜が回避され据付作業能率が向上す
る。
【0037】また上記機器を、剛性と調整可能な鋼製架
台に固定してなるモジュール体を、据付構造物にばね及
び制振ダンパを介して取付けるので、従来のものよりも
格段に高い防振性能及び耐振性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るタービン発電機の据付
状態を示す斜視図。
【図2】上記実施形態における鋼製架台と建屋の据付構
造物との結合状態を示す斜視図。
【図3】上記実施形態における防振、耐震装置の側面
図。
【図4】上記実施形態におけるモジュール体輸送時の状
態を示す斜視図。
【図5】上記実施形態におけるモジュール体輸送時の防
振、耐震装置の側面図。
【図6】上記実施形態における船舶輸送時の説明図。
【図7】従来のタービン発電機の据付状態を示す概略正
面図。
【符号の説明】
1 タービン 2 発電機 3 回転軸 13 タービン発電機 10 建屋 20 鋼製架台 21 床部 22 支持フレーム 23 支持脚 30 制振ダンパ 40 ばね体 40e 調整ボルト 40g ばね 50 モジュール体 51 船体 52 スペーサ 53 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 明 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 小磯 幸雄 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 布山 裕之 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 3J048 AA02 AC01 AC04 BC02 BE04 CB02 DA01 EA07 EA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービン、発電機等の機器を、製作工場
    から発電所等の据付場所へ輸送して、同据付場所に据付
    けるにあたり、上記機器を鋼製架台に取付け、仮固定し
    て双方が一体化されたモジュール体となし、同モジュー
    ル体を船舶、車両等の輸送機関により上記据付場所に輸
    送し、上記モジュール体を据付場所の建屋等の据付用構
    造物に固定することを特徴とする機器の輸送及び据付方
    法。
  2. 【請求項2】 上記モジュール体を、上記鋼製架台の下
    面と上記据付用構造物との間にばね体及び制振ダンパを
    介装させて取付けてなる請求項1記載の機器の輸送及び
    据付方法。
  3. 【請求項3】 上記モジュール体を上記輸送機関により
    輸送する際において、上記鋼製架台と輸送機関の取付部
    材との間に固定用スペーサを介装するとともに、上記ば
    ね体及び制振ダンパを挿み込み、上記鋼製架台と取付部
    材とを上記固定用スペーサを介して締め付けて、上記モ
    ジュール体を輸送機関に仮固定してなる請求項1に記載
    の機器の輸送及び据付方法。
  4. 【請求項4】 上記モジュール体を、上記鋼製架台の上
    面と上記据付用構造物の床面とが略同一高さになるよう
    に据付けてなる請求項1記載の機器の輸送及び据付方
    法。
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