JP2000008330A - プラットホーム用安全柵 - Google Patents

プラットホーム用安全柵

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JP2000008330A
JP2000008330A JP17846598A JP17846598A JP2000008330A JP 2000008330 A JP2000008330 A JP 2000008330A JP 17846598 A JP17846598 A JP 17846598A JP 17846598 A JP17846598 A JP 17846598A JP 2000008330 A JP2000008330 A JP 2000008330A
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JP
Japan
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safety fence
fixing pin
door pocket
door
platform
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JP17846598A
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English (en)
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Hiroshi Harie
博史 針江
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が定位置に停車しない場合は、安全柵の
ドアと車両ドアがずれてしまい、車両と安全柵の間にス
ペースがない場合は乗降が困難になる。 【解決手段】 戸袋部1の底部一端に、垂直軸回りの回
動を可能に支持する回転機構部3を設ける。ロック部4
は床面33に形成された穴43とこの穴43に対応した
戸袋部1の位置に昇降自在に支持された固定ピン41と
によりロック部4を構成する。この固定ピン41と機構
的に連結された解錠レバー47を回動操作して固定ピン
41を上昇させるとともに、ソレノイド55の電磁力に
より往復作動するプランジャ56により固定ピン41の
下降状態を保持してロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラットホームに
設置される安全柵に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラットホームに設置される安全
柵は、開閉する扉を収納する戸袋を備えており、この戸
袋はプラットホームの床にモルタル等で固定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラットホーム
に設置される安全柵は、電車や列車が停車する場合に、
定位置に停車することを前提としている。しかし、車両
が定位置に停車できない場合には、安全柵ドアの位置と
車両ドアの位置がずれることになる。このとき、車両と
安全柵の間にスペースがある場合は、乗降客はそのスペ
ースを通って乗車または降車が可能である。しかし、車
両と安全柵の間に充分なスペースがない場合は、乗降が
できないという事態が発生することもあった。そこでこ
の発明は、車両が定点停止ができずに車両ドアと安全柵
ドアの位置がずれた場合にも、安全に乗降ができるプラ
ットホーム用安全柵を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ットホーム上に設置されて開閉動作する安全柵ドアを収
納する戸袋部を備えたプラットホーム用安全柵におい
て、戸袋部の底部一端に設けられて戸袋部を床面に固定
するとともに垂直軸回りの回動を可能に支持する支軸
と、戸袋部の底部他端と床面との間に設けられて戸袋部
と床面とを係脱自在に係止する係止手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記係止手段を床面に形成された穴とこの穴に対応
した戸袋部の位置に昇降自在に支持された固定ピンとに
より構成するとともに、この固定ピンと機構的に連結さ
れて回動操作されることにより固定ピンを上昇させる解
錠レバーと、ソレノイドの電磁力により往復動作するプ
ランジャにより固定ピンの下降状態を保持するロック機
構とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は、本発明にかかるプラットホーム
用安全柵の一実施形態を示す外観図である。図におい
て、1は戸袋部であり、その右側に突出して支持されて
いる安全柵ドア2が開放時に後退して収納される。戸袋
部1は箱状に形成されて、その底面の左端に回転機構部
3が形成されており、この回転機構部3は戸袋部1の重
量を支持するとともに、支軸として安全柵ドア2および
戸袋部1の右端側の前後方向の回動を可能に支持してい
る。
【0007】また、戸袋部1の底面の右端にロック部4
が形成されており、戸袋部1の重量を支持するととも
に、通常は戸袋部1の右端を床に固定しておき、安全柵
を回動させる場合に戸袋部1の床面への固定を解放して
戸袋部1の前後方向の回動を可能にする。なお、図示例
では、戸袋部1の左端に回転機構部3を、安全柵ドア2
が出し入れされる右端側にロック部4を設けたが、この
配置を反対にして、戸袋部1の左端にロック部4を、右
端側に回転機構部3を設けることも可能である。
【0008】図2は図1の回転機構部3の一部を破断し
て示した拡大図である。図において、31は戸袋部1の
下面に垂設された回転軸であり、32は床面33側に固
定された支持部である。この回転軸31は支持部32と
の間に、上下のラジアル軸受け34,35およびスラス
ト軸受け36,37を介して回転自在に支持されてる。
それにより、戸袋部1は、回転軸31を支軸として垂直
軸回りの回動が可能となる。なお、図中の38は、回転
軸31の下端に螺着されたロックナットである。
【0009】図3は図1のロック部4を拡大して示した
縦断面図であり、図4は図3のA−A線断面図である。
両図において、41は固定ピンであり、戸袋部1の下面
に設けられたスライド軸受け42に出没自在に支持され
ており、下方へ突出した状態で、床面33に形成された
穴43に係合して、戸袋部1の回動を不能にする。ま
た、固定ピン41の上部右側面にはラックが形成され
て、そのラック部にピニオン44が噛み合わされてい
る。ピニオン44を支持するピニオン軸45は、戸袋部
1の内側に設けられた軸受け46に支持されており、そ
の前端は戸袋部1の外側に位置して解錠レバー47が固
定されている。
【0010】また、ピニオン軸45の後端にはアーム4
8を介して引っ張りばね49が張設されて、ピニオン4
4を介して固定ピン41を押し下げる方向にピニオン軸
45を付勢している。また、ピニオン軸45の前端には
解錠レバー47の取付用ボスを兼ねたロック板51が取
り付けられており、ロック板51にはロック用の孔52
が形成されている。これら解錠レバー47およびロック
板51は、固定ピン41の上下動に連動して回動し、固
定ピン41が下降して穴43に係合している状態での孔
52に対応する戸袋部1の位置に、ロックピン53が出
没自在に支持されている。
【0011】すなわちロックピン53は戸袋部1の内側
に設けられたスライド軸受け54により往復動自在に支
持され、その後端がソレノイド55により駆動されるプ
ランジャ56に連結されるとともに、圧縮コイルばね5
7により後退方向に押圧付勢されている。ソレノイド5
5は、通電されるとプランジャ56を突出させてばね5
7を圧縮しながらロックピン53を前進させる。それに
より、ロックピン53の前端が孔52に係合して、ロッ
ク板51の回動を不能にして、ロック板51と一体の解
錠レバー47およびピニオン軸45の回動がロックされ
る。
【0012】また、ソレノイド55への通電が停止され
ると、プランジャ56はばね57の復元力により後退し
て、ロックピン53を後退させる。それにより、ロック
ピン53の前端が孔52から抜け出て、ロック板51の
回動を可能にする。このように構成されたことで、安全
柵の通常の使用状態のときは、戸袋部1を定位置して、
固定ピン41を床面33に形成された穴43に係合し
て、戸袋部1の回動を不能にする。
【0013】このとき、固定ピン41が下降状態であ
り、また、ピニオン軸45の後端のばね49により発生
した回転力がピニオン44を介して固定ピン41を下方
向へ付勢して、係合状態を保持しようとする。同時に、
通常の使用状態ではソレノイド55へ通電されており、
プランジャ56が前進してロックピン53をロック板5
1の穴43に係合させた状態を保持する。この状態で、
ロック板51すなわちピニオン軸45および解錠レバー
47の回動が不能となり、ロック状態となる。
【0014】次に、このロック状態を解除するために、
ソレノイド55への通電を停止する。すると、プランジ
ャ56がばね57の復元力により後退して、ロックピン
53をロック板51の穴43から抜き取り、ロック状態
が解除される。次に、解錠レバー47を操作員により上
方へ回動されると、ピニオン軸45およびピニオン44
が時計方向に回動して固定ピン41が上昇して、その下
端を穴43から抜き取る。これにより、戸袋部1がその
反対側の回転機構部3を支軸として回動することが可能
になる。
【0015】なお、解錠レバー47の操作中には、ばね
49がさらに引き伸ばされるが、回動操作の途中に動作
死点が設けられており、その死点を通過後、ばね49は
元に戻り始めその復元力により、一気に最終位置まで移
動するとともに、固定ピン41が上昇した状態を保持す
る。また、戸袋部1の回動が終了して、元の位置に復帰
させる場合は、固定ピン41を床面33の穴43に位置
合わせしてから、解錠レバー47を元の位置に回動操作
して固定ピン41を下降させ穴43に挿入する。次い
で、ソレノイド55への通電を再開して、ロックピン5
3を前進させてロック板51の穴43に係合させてロッ
クして終了する。
【0016】なお、この実施形態では、ソレノイド55
への通電が断たれた状態で、ロックピン53が後退して
ロックが解除されるため、停電時での操作が可能であ
る。次に、このように構成された安全柵のプラットホー
ムでの使用形態について説明する。図5は、本発明にか
かる安全柵の使用形態の一例を説明する図である。図の
[ケース1]の状態は、正常な場合を示し、車両5が定
位置に停車したために車両5のドア6と、安全柵ドア2
の位置が一致し、安全柵ドア2をそれぞれ戸袋部1内に
引き込むことで、ドアの開状態となり、乗客の乗降が正
常に行える。
【0017】また、図の[ケース2]の状態は、車両5
が定位置から少しずれて停車した場合を示し、この場合
は、車両5のドア6と、安全柵ドア2の位置がドア1枚
分ずれているため、安全柵ドア2を開放して狭いながら
もそのスペースから、乗客の乗降が可能であるる。さら
に、図の[ケース3]、[ケース4]の状態は、車両5
が定位置からずれて停車して、車両5のドア6と、安全
柵ドア2の位置が完全に一致しない場合を示し、この場
合、安全柵ドア2と車両5との間に充分なスペースがあ
れば、そのスペースを利用して乗降が可能であるが、ス
ペースのない場合は、安全柵の戸袋部1そのものを回動
させて、乗降のためのスペースを確保する。
【0018】このように、本発明にかかる安全柵は、本
来の動作部分である開閉ドア以外の戸袋部をその一端を
支軸として前後に回動可能にしたことで、安全柵の長手
方向全ての部分を乗降通路のスペースとして利用するこ
とができる。なお、上述した実施形態では、ソレノイド
の通電時にプランジャを前進させてロック状態とした
が、非通電時にプランジャを前進させてロック状態とす
ることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、安全
柵の戸袋部の底部一端を軸にして他端を回動可能にした
ことで、車両のドアと安全柵のドアとの位置ずれを生じ
たときに、安全柵の戸袋部を車両から離間する方向に回
動してスペースを確保することで乗降が可能になる。ま
た、安全柵の戸袋部の底部他端に係止手段を備えたこと
で、通常は、本来の位置に固定されるとともに、ロック
機構により、いたずらによる操作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態を示す外観図である。
【図2】図1の回転機構部の一部を破断して示した拡大
図である。
【図3】図1のロック部を拡大して示した縦断面図であ
る。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明にかかる安全柵の使用形態の一例を説明
する図である。
【符号の説明】
1 戸袋部 2 安全柵ドア 3 回転機構部 4 ロック部 5 車両 6 ドア 31 回転軸 32 支持部 33 床面 34,35 ラジアル軸受け 36,37 スラスト軸受け 38 ロックナット 41 固定ピン 42 スライド軸受け 43 穴 44 ピニオン 45 ピニオン軸 46 軸受け 47 解錠レバー 48 アーム 49 引っ張りばね 51 ロック板 52 孔 53 ロックピン 54 スライド軸受け 55 ソレノイド 56 プランジャ 57 圧縮コイルばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホーム上に設置されて開閉動作
    する安全柵ドアを収納する戸袋部を備えたプラットホー
    ム用安全柵において、 戸袋部の底部一端に設けられて戸袋部を床面に固定する
    とともに垂直軸回りの回動を可能に支持する支軸と、 戸袋部の底部他端と床面との間に設けられて戸袋部と床
    面とを係脱自在に係止する係止手段と、 を備えたことを特徴とするプラットホーム用安全柵。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラットホーム用安全柵
    において、 上記係止手段を床面に形成された穴とこの穴に対応した
    戸袋部の位置に昇降自在に支持された固定ピンとにより
    構成するとともに、 この固定ピンと機構的に連結されて回動操作されること
    により固定ピンを上昇させる解錠レバーと、 ソレノイドの電磁力により往復動作するプランジャによ
    り固定ピンの下降状態を保持するロック機構と、 を備えたことを特徴とするプラットホーム用安全柵。
JP17846598A 1998-06-25 1998-06-25 プラットホーム用安全柵 Withdrawn JP2000008330A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100409058B1 (ko) * 2000-02-25 2003-12-11 가부시키카이샤 나브코 플랫폼 스크린 도어장치 및 그 비상탈출 패널
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JP2021094994A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 三菱電機株式会社 ホームドア装置及びホームドア装置の据え付け方法

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Effective date: 20050906