JP2000007617A - アシルオキシメチルハライドの製造法 - Google Patents
アシルオキシメチルハライドの製造法Info
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- JP2000007617A JP2000007617A JP10180282A JP18028298A JP2000007617A JP 2000007617 A JP2000007617 A JP 2000007617A JP 10180282 A JP10180282 A JP 10180282A JP 18028298 A JP18028298 A JP 18028298A JP 2000007617 A JP2000007617 A JP 2000007617A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】発癌性などの毒性を有しない原料を用いて、高
収率および高純度で有機カルボン酸のハロゲノメチルエ
ステルを製造する方法を提供する。 【解決手段】ルイス酸の存在下、式: CH2(OCOR)2 (I) (式中、CORはアシル基を示す。)で表される化合
物,式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物およびハロゲンを反応させることを特
徴とする式: XCH2OCOR (III) (式中、Xはハロゲン原子を示し、CORは前記と同意
義である。)で表される化合物の製造法。
収率および高純度で有機カルボン酸のハロゲノメチルエ
ステルを製造する方法を提供する。 【解決手段】ルイス酸の存在下、式: CH2(OCOR)2 (I) (式中、CORはアシル基を示す。)で表される化合
物,式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物およびハロゲンを反応させることを特
徴とする式: XCH2OCOR (III) (式中、Xはハロゲン原子を示し、CORは前記と同意
義である。)で表される化合物の製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に真菌症治療作用
を有する化合物の製造に有用な合成中間体の製造法に関
するものである。
を有する化合物の製造に有用な合成中間体の製造法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】有機カルボン酸のハロメチルエステルで
ある式: BrCH2OCOCH3 (III’) で表される化合物は式: BrSi(CH3)3 (IV) で表される化合物と式: CH2(OCOCH3)2 (I’) で表される化合物をルイス酸の存在下に反応させること
により製造されることが知られており[J. Org. Chem.,
48 1678 (1983)]、また式(IV)で表される化合物は
式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物と臭素とを反応させることにより製造
されることが知られている[Pol. J. Chem., 61 443 (19
87)]。
ある式: BrCH2OCOCH3 (III’) で表される化合物は式: BrSi(CH3)3 (IV) で表される化合物と式: CH2(OCOCH3)2 (I’) で表される化合物をルイス酸の存在下に反応させること
により製造されることが知られており[J. Org. Chem.,
48 1678 (1983)]、また式(IV)で表される化合物は
式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物と臭素とを反応させることにより製造
されることが知られている[Pol. J. Chem., 61 443 (19
87)]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記式
(IV)で表される化合物は発癌性などの毒性があり、
その取り扱いが厄介である。本発明者はこのような点に
鑑み、種々検討した結果、式(IV)で表される化合物
を単離することなく有機カルボン酸のハロゲノメチルエ
ステルを製造することに成功した。
(IV)で表される化合物は発癌性などの毒性があり、
その取り扱いが厄介である。本発明者はこのような点に
鑑み、種々検討した結果、式(IV)で表される化合物
を単離することなく有機カルボン酸のハロゲノメチルエ
ステルを製造することに成功した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
1.ルイス酸の存在下、式: CH2(OCOR)2 (I) (式中、CORはアシル基を示す。)で表される化合
物,式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物およびハロゲンを反応させることを特
徴とする式: XCH2OCOR (III) (式中、Xはハロゲン原子を示し、CORは前記と同意
義である。)で表される化合物の製造法および2.式
(II)で表される化合物とハロゲンとの反応混合物と
式(I)で表される化合物とルイス酸とを接触せしめる
ことを特徴とする式(III)で表される化合物の製造
法、に関する。
1.ルイス酸の存在下、式: CH2(OCOR)2 (I) (式中、CORはアシル基を示す。)で表される化合
物,式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物およびハロゲンを反応させることを特
徴とする式: XCH2OCOR (III) (式中、Xはハロゲン原子を示し、CORは前記と同意
義である。)で表される化合物の製造法および2.式
(II)で表される化合物とハロゲンとの反応混合物と
式(I)で表される化合物とルイス酸とを接触せしめる
ことを特徴とする式(III)で表される化合物の製造
法、に関する。
【0005】上記式(I)および(III)中、COR
で示されるアシル基としては、たとえばホルミル、C
1-4アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピ
オニルなど)、C6-10アリール−カルボニル(例えば、
ベンゾイルなど)、C7-10アラルキル−カルボニル(例
えば、ベンジルカルボニルなど)、C1-4アルコキシC
1-4アルキル−カルボニル(例えば、メトキシアセチ
ル、エトキシアセチルなど)などのC1-10アシル基が挙
げられ、なかでもアセチルが好ましい。上記化合物(I
II)中、Xで示されるハロゲン原子としては、たとえ
ばヨウ素原子、臭素原子、塩素原子などが挙げられる
が、なかでも臭素原子が好ましい。本発明の反応は、上
記式(I)で表される化合物[以下化合物(I)とい
う。]、式(II)で表される化合物[以下化合物(I
I)という。]とハロゲンとを反応させることにより行
われる。この反応はルイス酸触媒の存在下に行われる。
本反応は原料化合物(I)、(II)、ハロゲンおよび
ルイス酸を接触させることにより行われる。該ルイス酸
としてはたとえば塩化亜鉛、臭化亜鉛、沃化亜鉛、三フ
ッ化ホウ素、臭化アルミニウム、塩化アルミニウム、四
塩化チタン、四塩化スズ、四塩化ジルコニウムなどのル
イス酸が挙げられ、なかでも塩化亜鉛が好ましい。本発
明で用いられる原料化合物(I)、(II)およびハロ
ゲンはいずれも液体であるため、溶媒は用いてもよく、
用いなくてもよい。通常は無溶媒中で行われる。溶媒を
用いる場合、該溶媒としては、反応原料と混和し、反応
に関与しないものであればいかなるものでもよく、たと
えばクロロメタン、ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素、モノクロロエタン、1,1−ジクロロエタ
ン、1,2−ジクロロエタン、1,1,1−トリクロロ
エタン、1,1,2−トリクロロエタン、1,1,1,
1−テトラクロロエタン、1,1,1,2−テトラクロ
ロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、ジメチルエーテ
ル、エチルメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセトニ
トリル、プロピオニトリルなどのニトリル類が挙げられ
る。
で示されるアシル基としては、たとえばホルミル、C
1-4アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピ
オニルなど)、C6-10アリール−カルボニル(例えば、
ベンゾイルなど)、C7-10アラルキル−カルボニル(例
えば、ベンジルカルボニルなど)、C1-4アルコキシC
1-4アルキル−カルボニル(例えば、メトキシアセチ
ル、エトキシアセチルなど)などのC1-10アシル基が挙
げられ、なかでもアセチルが好ましい。上記化合物(I
II)中、Xで示されるハロゲン原子としては、たとえ
ばヨウ素原子、臭素原子、塩素原子などが挙げられる
が、なかでも臭素原子が好ましい。本発明の反応は、上
記式(I)で表される化合物[以下化合物(I)とい
う。]、式(II)で表される化合物[以下化合物(I
I)という。]とハロゲンとを反応させることにより行
われる。この反応はルイス酸触媒の存在下に行われる。
本反応は原料化合物(I)、(II)、ハロゲンおよび
ルイス酸を接触させることにより行われる。該ルイス酸
としてはたとえば塩化亜鉛、臭化亜鉛、沃化亜鉛、三フ
ッ化ホウ素、臭化アルミニウム、塩化アルミニウム、四
塩化チタン、四塩化スズ、四塩化ジルコニウムなどのル
イス酸が挙げられ、なかでも塩化亜鉛が好ましい。本発
明で用いられる原料化合物(I)、(II)およびハロ
ゲンはいずれも液体であるため、溶媒は用いてもよく、
用いなくてもよい。通常は無溶媒中で行われる。溶媒を
用いる場合、該溶媒としては、反応原料と混和し、反応
に関与しないものであればいかなるものでもよく、たと
えばクロロメタン、ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素、モノクロロエタン、1,1−ジクロロエタ
ン、1,2−ジクロロエタン、1,1,1−トリクロロ
エタン、1,1,2−トリクロロエタン、1,1,1,
1−テトラクロロエタン、1,1,1,2−テトラクロ
ロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、ジメチルエーテ
ル、エチルメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセトニ
トリル、プロピオニトリルなどのニトリル類が挙げられ
る。
【0006】化合物(I)、(II)、ハロゲンおよび
ルイス酸の接触はこれらを互いに混合すればよい。混合
順序はいずれでもよく、たとえばまず化合物(I)と
化合物(II)を混合し、これにルイス酸を加えてつい
でハロゲンを混合してもよく、化合物(I)とハロゲ
ンを混合し、これに化合物(II)およびルイス酸を混
合してもよく、また化合物(II)とハロゲンを混合
し、これにルイス酸および化合物(I)を混合してもよ
い。本発明の反応は、まず化合物(II)とハロゲンが
反応(第1段反応)し、ついでその生成物と化合物
(I)が反応(第2段反応)して目的化合物(III)
が生成すると思われる。第1段反応において化合物(I
V)が生成し、第2段反応において化合物(IV)と化
合物(I)が反応すると思われる。ルイス酸触媒は第2
段反応に有効と思われる。化合物(II)およびハロゲン
のいずれか一方またはいずれか一方を含む溶液に他方ま
たは他方を含む溶液を混合すると第1段反応が進行す
る。第1段反応は発熱反応であるので双方の混合は突起
沸などに注意して少量づつ行うのがよい。化合物(I
I)の使用割合は化合物(I)1モルに対し0.5〜
2.0モル、好ましくは0.6〜1.0モルであり、ハ
ロゲンの使用割合は化合物(I)1モルに対し0.5〜
2.0モル、好ましくは0.6〜1.0モルであり、ま
た化合物(II)1モルに対し1.0〜2.0モル、好
ましくは1.0〜1.3モルである。ルイス酸の使用量
は化合物(I)1モルに対し、0.01〜0.1モル、
好ましくは0.03〜0.07倍モルである。反応温度
は通常10〜100℃であり、好ましくは30〜50
℃、特に好ましくは35〜45℃である。反応時間は反
応温度、ルイス酸触媒の使用量などの反応条件によって
異なるが通常1〜5時間である。本反応において、特に
好ましい混合順序は上記である。これを採ると、化合
物(II)とハロゲンを接触させた時点で第1段反応が
進行する。この場合突沸などに注意して、反応容器内の
温度が40℃を超えないように、たとえば氷冷下化合物
(II)にハロゲンを少量づつ加えるか、またはハロゲ
ンに化合物(II)を少量づつ加えるのがよい。ついで
化合物(II)とハロゲンの反応混合物にルイス酸およ
び化合物(I)を接触させる。ルイス酸と化合物(I)
とは予め双方を混合しておき、これを添加してもよく、
まずルイス酸を加え、ついで化合物(I)を加えてもよ
く、また、まず化合物(I)を加え、ついでルイス酸を
加えてもよい。この手段により、化合物(II)とハロ
ゲンの反応生成物が化合物(I)と反応すると思われ
る。この反応は通常10〜100℃、特に好ましくは3
5〜45℃で行われる。上記化合物(III)は反応混
合物から自体公知の手段、たとえば抽出、濃縮、中和、
濾過、再結晶、クロマトグラフィーなどの手段を用いる
ことによって単離、精製することができる。
ルイス酸の接触はこれらを互いに混合すればよい。混合
順序はいずれでもよく、たとえばまず化合物(I)と
化合物(II)を混合し、これにルイス酸を加えてつい
でハロゲンを混合してもよく、化合物(I)とハロゲ
ンを混合し、これに化合物(II)およびルイス酸を混
合してもよく、また化合物(II)とハロゲンを混合
し、これにルイス酸および化合物(I)を混合してもよ
い。本発明の反応は、まず化合物(II)とハロゲンが
反応(第1段反応)し、ついでその生成物と化合物
(I)が反応(第2段反応)して目的化合物(III)
が生成すると思われる。第1段反応において化合物(I
V)が生成し、第2段反応において化合物(IV)と化
合物(I)が反応すると思われる。ルイス酸触媒は第2
段反応に有効と思われる。化合物(II)およびハロゲン
のいずれか一方またはいずれか一方を含む溶液に他方ま
たは他方を含む溶液を混合すると第1段反応が進行す
る。第1段反応は発熱反応であるので双方の混合は突起
沸などに注意して少量づつ行うのがよい。化合物(I
I)の使用割合は化合物(I)1モルに対し0.5〜
2.0モル、好ましくは0.6〜1.0モルであり、ハ
ロゲンの使用割合は化合物(I)1モルに対し0.5〜
2.0モル、好ましくは0.6〜1.0モルであり、ま
た化合物(II)1モルに対し1.0〜2.0モル、好
ましくは1.0〜1.3モルである。ルイス酸の使用量
は化合物(I)1モルに対し、0.01〜0.1モル、
好ましくは0.03〜0.07倍モルである。反応温度
は通常10〜100℃であり、好ましくは30〜50
℃、特に好ましくは35〜45℃である。反応時間は反
応温度、ルイス酸触媒の使用量などの反応条件によって
異なるが通常1〜5時間である。本反応において、特に
好ましい混合順序は上記である。これを採ると、化合
物(II)とハロゲンを接触させた時点で第1段反応が
進行する。この場合突沸などに注意して、反応容器内の
温度が40℃を超えないように、たとえば氷冷下化合物
(II)にハロゲンを少量づつ加えるか、またはハロゲ
ンに化合物(II)を少量づつ加えるのがよい。ついで
化合物(II)とハロゲンの反応混合物にルイス酸およ
び化合物(I)を接触させる。ルイス酸と化合物(I)
とは予め双方を混合しておき、これを添加してもよく、
まずルイス酸を加え、ついで化合物(I)を加えてもよ
く、また、まず化合物(I)を加え、ついでルイス酸を
加えてもよい。この手段により、化合物(II)とハロ
ゲンの反応生成物が化合物(I)と反応すると思われ
る。この反応は通常10〜100℃、特に好ましくは3
5〜45℃で行われる。上記化合物(III)は反応混
合物から自体公知の手段、たとえば抽出、濃縮、中和、
濾過、再結晶、クロマトグラフィーなどの手段を用いる
ことによって単離、精製することができる。
【0007】
【実施例】実施例1 臭素2.40g(15mmol)に氷冷下攪拌しながら
ヘキサメチルジシラン1.90g(13mmol)を突
沸、発煙に注意して15分間かけて徐々に滴下した。こ
れに塩化亜鉛0.14g(1mmol)および ジアセ
トキシメタン2.64g(20mmol)を添加混合
し、内温を約40℃に設定して3時間攪拌した。反応液
を20℃まで冷却後,30℃を超えないように注意して
水(10ml)中に注ぎ同温で1時間攪拌した。ジクロ
ロメタン(5ml)を加えて抽出し,水層をジクロロメ
タン(3ml)で再抽出した。有機層を合わせ、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、不溶物を濾去した。濾液を減圧下
(約30mmHg)濃縮して,粗アセトキシメチルブロ
マイド2.36g(収率61.6%)を得た。蒸留(5
3℃/33Torr)により精アセトキシメチルブロマ
イドを得た。
ヘキサメチルジシラン1.90g(13mmol)を突
沸、発煙に注意して15分間かけて徐々に滴下した。こ
れに塩化亜鉛0.14g(1mmol)および ジアセ
トキシメタン2.64g(20mmol)を添加混合
し、内温を約40℃に設定して3時間攪拌した。反応液
を20℃まで冷却後,30℃を超えないように注意して
水(10ml)中に注ぎ同温で1時間攪拌した。ジクロ
ロメタン(5ml)を加えて抽出し,水層をジクロロメ
タン(3ml)で再抽出した。有機層を合わせ、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、不溶物を濾去した。濾液を減圧下
(約30mmHg)濃縮して,粗アセトキシメチルブロ
マイド2.36g(収率61.6%)を得た。蒸留(5
3℃/33Torr)により精アセトキシメチルブロマ
イドを得た。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、発癌性などの毒性を有
しない原料を用いて、有機カルボン酸のハロゲノメチル
エステルを高収率および高純度で製造することができ
る。
しない原料を用いて、有機カルボン酸のハロゲノメチル
エステルを高収率および高純度で製造することができ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】ルイス酸の存在下、式: CH2(OCOR)2 (I) (式中、CORはアシル基を示す。)で表される化合
物,式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物およびハロゲンを反応させることを特
徴とする式: XCH2OCOR (III) (式中、Xはハロゲン原子を示し、CORは前記と同意
義である。)で表される化合物の製造法。 - 【請求項2】式: (CH3)3SiSi(CH3)3 (II) で表される化合物とハロゲンとの反応混合物と式: CH2(OCOR)2 (I) (式中、CORはアシル基を示す。)で表される化合物
とルイス酸とを接触せしめることを特徴とする式: XCH2OCOR (III) (式中、Xはハロゲン原子を示し、CORは前記と同意
義である。)で表される化合物の製造法。 - 【請求項3】CORがアセチルである請求項1または2
記載の製造法。 - 【請求項4】ハロゲンが臭素であり、Xが臭素原子であ
る請求項1または2記載の製造法。 - 【請求項5】ルイス酸が塩化亜鉛である請求項1または
2記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180282A JP2000007617A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | アシルオキシメチルハライドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180282A JP2000007617A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | アシルオキシメチルハライドの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000007617A true JP2000007617A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16080500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180282A Withdrawn JP2000007617A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | アシルオキシメチルハライドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000007617A (ja) |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP10180282A patent/JP2000007617A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |