JP2000007593A - ペルフルオロ(n−ペンタン)の製造方法 - Google Patents
ペルフルオロ(n−ペンタン)の製造方法Info
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- JP2000007593A JP2000007593A JP10177726A JP17772698A JP2000007593A JP 2000007593 A JP2000007593 A JP 2000007593A JP 10177726 A JP10177726 A JP 10177726A JP 17772698 A JP17772698 A JP 17772698A JP 2000007593 A JP2000007593 A JP 2000007593A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/013—Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of halogens
- C07C17/04—Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of halogens to unsaturated halogenated hydrocarbons
Abstract
(57)【要約】
【課題】異性体を含まない高純度のペルフルオロ(n−
ペンタン)の効率的な製造方法の提供。 【解決手段】ペルフルオロ(2−ペンテン)等の溶媒の
存在下に、ペルフルオロ(2−ペンテン)をフッ素ガス
と接触させてフッ素化する。ペルフルオロ(2−ペンテ
ン)は、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロ
ピレンとをアルミニウム系触媒の存在下で付加反応させ
て得られる。
ペンタン)の効率的な製造方法の提供。 【解決手段】ペルフルオロ(2−ペンテン)等の溶媒の
存在下に、ペルフルオロ(2−ペンテン)をフッ素ガス
と接触させてフッ素化する。ペルフルオロ(2−ペンテ
ン)は、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロ
ピレンとをアルミニウム系触媒の存在下で付加反応させ
て得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルフルオロ(n
−ペンタン)[F(CF2 )5 F、以下n−C5F12と
記す]の製造方法に関する。
−ペンタン)[F(CF2 )5 F、以下n−C5F12と
記す]の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】n−C5 F12の製造方法としては、
(1)ジピペリジノメタン等を電解フッ素化することに
よりNF3 とともに製造する方法(Hoffmann et al.,J.
Am.Chem.Soc.,79,1957,3424 )、(2)n−ペンタンを
フッ化コバルトによりペルフルオロ化する方法(Burfor
d et al.,Ind.Eng.Chem.,39,1947,328)、が知られてい
る。
(1)ジピペリジノメタン等を電解フッ素化することに
よりNF3 とともに製造する方法(Hoffmann et al.,J.
Am.Chem.Soc.,79,1957,3424 )、(2)n−ペンタンを
フッ化コバルトによりペルフルオロ化する方法(Burfor
d et al.,Ind.Eng.Chem.,39,1947,328)、が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)の方法では、消
費電力が高く、n−C5 F12の選択率が低く、沸点の近
い異性体であるペルフルオロイソペンタンが大量に生成
する問題があった。該異性体の生成は、医薬として使用
とする場合には、大きな問題であった。 (2)の方法では、反応温度が150〜300℃と高
く、特殊な装置が必要となり、反応系中に重金属である
コバルトを含むことから、医薬として用いる場合には、
生成物中のコバルト等の金属成分を完全に除去しなけれ
ばならない問題があった。
費電力が高く、n−C5 F12の選択率が低く、沸点の近
い異性体であるペルフルオロイソペンタンが大量に生成
する問題があった。該異性体の生成は、医薬として使用
とする場合には、大きな問題であった。 (2)の方法では、反応温度が150〜300℃と高
く、特殊な装置が必要となり、反応系中に重金属である
コバルトを含むことから、医薬として用いる場合には、
生成物中のコバルト等の金属成分を完全に除去しなけれ
ばならない問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来法が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、特殊な
精製方法を採用しなくても高純度のn−C5 F12を選択
的にかつ安価に提供しうる新規な製造方法を提供する。
すなわち、本発明は溶媒の存在下にペルフルオロ(2−
ペンテン)[CF3 CF=CFCF2 CF3 、以下2−
C5 F10と記す]をフッ素ガスと接触させてフッ素化す
ることを特徴とするn−C5 F12の製造方法を提供す
る。
る問題点を解決するためになされたものであり、特殊な
精製方法を採用しなくても高純度のn−C5 F12を選択
的にかつ安価に提供しうる新規な製造方法を提供する。
すなわち、本発明は溶媒の存在下にペルフルオロ(2−
ペンテン)[CF3 CF=CFCF2 CF3 、以下2−
C5 F10と記す]をフッ素ガスと接触させてフッ素化す
ることを特徴とするn−C5 F12の製造方法を提供す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における原料である2−C
5 F10は、公知の化合物である。2−C5 F10は、テト
ラフルオロエチレン[CF2 =CF2 ]とヘキサフルオ
ロプロピレン[CF3 CF=CF2 ]をアルミニウム系
触媒の存在下で付加反応させることにより製造されう
る。該付加反応は公知(USP5268122)であ
り、公知の条件にしたがって実施できる。該方法は、安
価かつ高収率な方法である。
5 F10は、公知の化合物である。2−C5 F10は、テト
ラフルオロエチレン[CF2 =CF2 ]とヘキサフルオ
ロプロピレン[CF3 CF=CF2 ]をアルミニウム系
触媒の存在下で付加反応させることにより製造されう
る。該付加反応は公知(USP5268122)であ
り、公知の条件にしたがって実施できる。該方法は、安
価かつ高収率な方法である。
【0006】アルミニウム系触媒としては、フッ素また
は塩素で活性化したアルミニウム系触媒が好ましく、特
に、塩化フッ化アルミニウム(たとえば、AlCl3-x
Fx、xは3未満の正数。)、オキシ塩化フッ化アルミ
ニウム(Al2 Ox Fy Clz 、ただしx、y、zはそ
れぞれ正数であり、2x+y+z=6。)が好ましい。
該触媒は、たとえば塩化アルミニウムを、フッ化水素、
クロロフルオロカーボン類、またはフルオロカーボン類
と反応させることにより調製されうる。また該反応は、
通常の場合、無溶媒で実施しうる。
は塩素で活性化したアルミニウム系触媒が好ましく、特
に、塩化フッ化アルミニウム(たとえば、AlCl3-x
Fx、xは3未満の正数。)、オキシ塩化フッ化アルミ
ニウム(Al2 Ox Fy Clz 、ただしx、y、zはそ
れぞれ正数であり、2x+y+z=6。)が好ましい。
該触媒は、たとえば塩化アルミニウムを、フッ化水素、
クロロフルオロカーボン類、またはフルオロカーボン類
と反応させることにより調製されうる。また該反応は、
通常の場合、無溶媒で実施しうる。
【0007】2−C5 F10には、二重結合の立体配置の
異なるシス体とトランス体が存在する。本発明における
2−C5 F10としては、シス体であっても、トランス体
であっても、シス体とトランス体の混合物であってもよ
く、いずれの異性体とも充分に反応しうる。
異なるシス体とトランス体が存在する。本発明における
2−C5 F10としては、シス体であっても、トランス体
であっても、シス体とトランス体の混合物であってもよ
く、いずれの異性体とも充分に反応しうる。
【0008】本発明では、2−C5 F10を、溶媒の存在
下にフッ素ガスを接触させてフッ素化する。フッ素ガス
量は2−C5 F10に対して2倍モル以上とするのが好ま
しく、特に2〜10倍モルとするのが好ましい。フッ素
ガス量が少ないと、2量化反応が起こり、副生成物量が
多くなるおそれがある。
下にフッ素ガスを接触させてフッ素化する。フッ素ガス
量は2−C5 F10に対して2倍モル以上とするのが好ま
しく、特に2〜10倍モルとするのが好ましい。フッ素
ガス量が少ないと、2量化反応が起こり、副生成物量が
多くなるおそれがある。
【0009】該工程は、2−C5 F10をフッ素ガスとと
もに溶媒中に供給し、フッ素ガスを2−C5 F10に直接
付加することで実施するのが好ましい。該方法によって
n−C5 F12が生成する。本発明の製造方法で生成する
n−C5 F12は、高純度でありかつ異性体を実質的に含
まないことから、本発明の製造方法は、高収率の製造方
法である。
もに溶媒中に供給し、フッ素ガスを2−C5 F10に直接
付加することで実施するのが好ましい。該方法によって
n−C5 F12が生成する。本発明の製造方法で生成する
n−C5 F12は、高純度でありかつ異性体を実質的に含
まないことから、本発明の製造方法は、高収率の製造方
法である。
【0010】本発明の製造方法において、2−C5 F10
とフッ素ガスとの反応において存在させる溶媒の具体例
としては、フッ素化反応に対して不活性な溶媒、また
は、フッ素化反応に対して活性な特定溶媒が挙げられ
る。
とフッ素ガスとの反応において存在させる溶媒の具体例
としては、フッ素化反応に対して不活性な溶媒、また
は、フッ素化反応に対して活性な特定溶媒が挙げられ
る。
【0011】フッ素化反応に対して不活性な溶媒として
は、n−C5 F12が好ましい。n−C5 F12は目的化合
物と同一の化合物であることから、反応工程中および反
応後の精製工程を省略できる。また、n−C5 F12以外
の溶媒としては、n−C5 F12と共沸しないフッ素系溶
媒、または、クロロフルオロカーボン類が好ましい。た
とえば、ペルフルオロポリエーテル類(商品名:クライ
トックス、フォンブリン、ガルデン、デムナム)、ペル
(フルオロクロロ)カーボン類(商品名:フロンルー
ブ)、トリス(パーフルオロアルキル)アミン(商品
名:フロリナート)等が挙げられる。
は、n−C5 F12が好ましい。n−C5 F12は目的化合
物と同一の化合物であることから、反応工程中および反
応後の精製工程を省略できる。また、n−C5 F12以外
の溶媒としては、n−C5 F12と共沸しないフッ素系溶
媒、または、クロロフルオロカーボン類が好ましい。た
とえば、ペルフルオロポリエーテル類(商品名:クライ
トックス、フォンブリン、ガルデン、デムナム)、ペル
(フルオロクロロ)カーボン類(商品名:フロンルー
ブ)、トリス(パーフルオロアルキル)アミン(商品
名:フロリナート)等が挙げられる。
【0012】フッ素化反応に対して活性な特定溶媒とし
ては、フッ素化されてn−C5 F12になる溶媒が好まし
く、特に該溶媒のうちハイドロフルオロペンタン類が好
ましい。たとえば、デカフルオロ(n−ペンタン)、ウ
ンデカフルオロ(n−ペンタン)等が挙げられる。
ては、フッ素化されてn−C5 F12になる溶媒が好まし
く、特に該溶媒のうちハイドロフルオロペンタン類が好
ましい。たとえば、デカフルオロ(n−ペンタン)、ウ
ンデカフルオロ(n−ペンタン)等が挙げられる。
【0013】該溶媒は、フッ素化反応の反応熱を効率的
に除去して、反応系中の化合物の炭素−炭素結合が切断
されるのを防止する作用を有する。溶媒量は、2−C5
F10に対して、5倍重量以上が好ましく、特に5〜10
倍重量が好ましい。溶媒の存在により、反応の選択率が
高くなる。
に除去して、反応系中の化合物の炭素−炭素結合が切断
されるのを防止する作用を有する。溶媒量は、2−C5
F10に対して、5倍重量以上が好ましく、特に5〜10
倍重量が好ましい。溶媒の存在により、反応の選択率が
高くなる。
【0014】反応に用いるフッ素ガスは、窒素ガス等の
不活性ガスで希釈混合して使用してもよい。不活性ガス
とフッ素ガスとの混合比は特に限定されないが、不活性
ガス量が多すぎるとn−C5 F12の回収が困難になるこ
とから、混合ガス中のフッ素ガス濃度を10%以上、特
に20%以上、とするのが好ましい。
不活性ガスで希釈混合して使用してもよい。不活性ガス
とフッ素ガスとの混合比は特に限定されないが、不活性
ガス量が多すぎるとn−C5 F12の回収が困難になるこ
とから、混合ガス中のフッ素ガス濃度を10%以上、特
に20%以上、とするのが好ましい。
【0015】フッ素化反応の反応形式としては、バッチ
式でも連続式でもよい。以下、具体的に説明する。以下
の方法のうち、反応収率と選択率の点から、連続式(そ
の2)で実施するのが、特に好ましい。
式でも連続式でもよい。以下、具体的に説明する。以下
の方法のうち、反応収率と選択率の点から、連続式(そ
の2)で実施するのが、特に好ましい。
【0016】[バッチ式]反応器に2−C5 F10、また
は2−C5 F10と溶媒とを仕込み、撹拌を開始する。2
−C5 F10を仕込んだ場合にはフッ素ガスと溶媒とを、
2−C5 F10と溶媒とを仕込んだ場合には、フッ素ガス
またはフッ素ガスと溶媒とを、所定の反応温度制御下で
所定の圧力となるまで供給する。反応器内の圧力の減少
がおさまったところで、系内に不活性ガスが存在する場
合には不活性ガスをパージし、再度、所定の圧力までフ
ッ素ガスを供給する。不活性ガスのパージおよびフッ素
ガスの供給、をフッ素ガスが所定の供給量となるまで繰
り返す。
は2−C5 F10と溶媒とを仕込み、撹拌を開始する。2
−C5 F10を仕込んだ場合にはフッ素ガスと溶媒とを、
2−C5 F10と溶媒とを仕込んだ場合には、フッ素ガス
またはフッ素ガスと溶媒とを、所定の反応温度制御下で
所定の圧力となるまで供給する。反応器内の圧力の減少
がおさまったところで、系内に不活性ガスが存在する場
合には不活性ガスをパージし、再度、所定の圧力までフ
ッ素ガスを供給する。不活性ガスのパージおよびフッ素
ガスの供給、をフッ素ガスが所定の供給量となるまで繰
り返す。
【0017】[連続式(その1)]反応器に、2−C5
F10、または2−C5 F10と溶媒とを仕込み、撹拌を開
始する。2−C5 F10を仕込んだ場合にはフッ素ガスと
溶媒とを、2−C5 F10と溶媒とを仕込んだ場合には、
フッ素ガスまたはフッ素ガスと溶媒とを、所定の反応温
度と反応圧力制御下で、所定量供給しながら連続的に反
応させる。
F10、または2−C5 F10と溶媒とを仕込み、撹拌を開
始する。2−C5 F10を仕込んだ場合にはフッ素ガスと
溶媒とを、2−C5 F10と溶媒とを仕込んだ場合には、
フッ素ガスまたはフッ素ガスと溶媒とを、所定の反応温
度と反応圧力制御下で、所定量供給しながら連続的に反
応させる。
【0018】[連続式(その2)]反応器に溶媒を仕込
み、撹拌を開始する。所定の反応温度と反応圧力下で、
2−C5 F10とフッ素ガス、または2−C5 F10と溶媒
とフッ素ガスとを所定のモル比で連続的かつ同時に所定
量供給する。
み、撹拌を開始する。所定の反応温度と反応圧力下で、
2−C5 F10とフッ素ガス、または2−C5 F10と溶媒
とフッ素ガスとを所定のモル比で連続的かつ同時に所定
量供給する。
【0019】上記の3つの方法において、フッ素ガスと
2−C5 F10の供給モル比については、以下のとおりで
ある。すなわち、バッチ式で実施する場合のフッ素ガス
量は、2−C5 F10の仕込み量に対して過剰量とするの
が好ましく、特に2倍モル以上とするのが好ましい。連
続式(その1、その2)で実施する場合のフッ素ガスの
供給量は、2−C5 F10に対して常に過剰量を供給する
のが好ましく、特に2倍モル以上の濃度で供給すること
が、選択率の点から好ましい。
2−C5 F10の供給モル比については、以下のとおりで
ある。すなわち、バッチ式で実施する場合のフッ素ガス
量は、2−C5 F10の仕込み量に対して過剰量とするの
が好ましく、特に2倍モル以上とするのが好ましい。連
続式(その1、その2)で実施する場合のフッ素ガスの
供給量は、2−C5 F10に対して常に過剰量を供給する
のが好ましく、特に2倍モル以上の濃度で供給すること
が、選択率の点から好ましい。
【0020】また、連続式(その2)において2−C5
F10を供給する場合には、溶媒で希釈した2−C5 F10
を供給することが選択率を向上させ、副生成物量を抑制
させることから好ましい。2−C5 F10を溶媒で希釈す
る場合の溶媒量は、2−C5F10に対して5倍重量以上
とするのが好ましく、特に10倍重量以上とするのが好
ましい。
F10を供給する場合には、溶媒で希釈した2−C5 F10
を供給することが選択率を向上させ、副生成物量を抑制
させることから好ましい。2−C5 F10を溶媒で希釈す
る場合の溶媒量は、2−C5F10に対して5倍重量以上
とするのが好ましく、特に10倍重量以上とするのが好
ましい。
【0021】フッ素化反応の反応温度は、−100℃〜
+100℃が好ましく、特に反応収率、選択率、および
工業的実施の諸事情の点から−50℃〜+50℃が好ま
しく、とりわけ−20℃〜室温(25℃程度)が好まし
い。フッ素化反応の反応圧力は特に限定されず、常圧〜
0.5MPa(絶対圧、以下同じ)が、反応収率と選択
率および工業的実施の諸事情の観点から特に好ましい。
+100℃が好ましく、特に反応収率、選択率、および
工業的実施の諸事情の点から−50℃〜+50℃が好ま
しく、とりわけ−20℃〜室温(25℃程度)が好まし
い。フッ素化反応の反応圧力は特に限定されず、常圧〜
0.5MPa(絶対圧、以下同じ)が、反応収率と選択
率および工業的実施の諸事情の観点から特に好ましい。
【0022】フッ素化反応の生成物中に2−C5 F10が
残っている場合には、フッ素化反応後期にフッ素ガスが
存在する状態で、少量のベンゼン添加、または紫外線照
射をするのが好ましい。ベンゼン量は2−C5 F10に対
して0.1〜5モル%とするのが好ましい。また紫外線
照射時間は0.1〜3時間とするのが好ましい。これら
の操作により、反応率がより高くなりうる。
残っている場合には、フッ素化反応後期にフッ素ガスが
存在する状態で、少量のベンゼン添加、または紫外線照
射をするのが好ましい。ベンゼン量は2−C5 F10に対
して0.1〜5モル%とするのが好ましい。また紫外線
照射時間は0.1〜3時間とするのが好ましい。これら
の操作により、反応率がより高くなりうる。
【0023】本発明の製造方法の生成物であるn−C5
F12は超音波診断用の造影剤等として用いられる有用な
化合物である。
F12は超音波診断用の造影剤等として用いられる有用な
化合物である。
【0024】
【実施例】以下に2−C5 F10の合成例(例1〜2)、
本発明の実施例(例3〜17)、比較例(例18)を挙
げて詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されな
い。
本発明の実施例(例3〜17)、比較例(例18)を挙
げて詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されな
い。
【0025】[例1]2リットルのニッケル製オートク
レーブ内に、ヘキサフルオロプロピレン682gと、ト
リクロロフルオロメタンによりフッ化処理した塩化フッ
化アルミニウム触媒90gを仕込み、テトラフルオロエ
チレン463gを、反応温度を−20℃〜+20℃で制
御し、反応器内圧を0.5MPa以下に制御しながら連
続的に供給した。テトラフルオロエチレンは全体で46
3g仕込んだ。さらに反応後の粗液を水洗後、蒸留して
720gの2−C5 F10を得た。トランス体/シス体比
は6.9/1であった。
レーブ内に、ヘキサフルオロプロピレン682gと、ト
リクロロフルオロメタンによりフッ化処理した塩化フッ
化アルミニウム触媒90gを仕込み、テトラフルオロエ
チレン463gを、反応温度を−20℃〜+20℃で制
御し、反応器内圧を0.5MPa以下に制御しながら連
続的に供給した。テトラフルオロエチレンは全体で46
3g仕込んだ。さらに反応後の粗液を水洗後、蒸留して
720gの2−C5 F10を得た。トランス体/シス体比
は6.9/1であった。
【0026】[例2]インコネル製U字型反応器に3m
mφのγ−アルミナを100ml充填し、200℃に加
熱して3時間窒素雰囲気下で乾燥後、窒素/ジクロロジ
フルオロメタンを3/1(体積比)の割合で24時間流
して塩素化フッ素化したオキシ塩化フッ化アルミニウム
触媒100gを仕込み、例1と同様にヘキサフルオロプ
ロピレン228gと、テトラフルオロエチレン154g
を反応させた。さらに反応後の粗液を水洗後、蒸留して
240gの2−C5 F10を得た。トランス体/シス体比
は7.5/1であった。
mφのγ−アルミナを100ml充填し、200℃に加
熱して3時間窒素雰囲気下で乾燥後、窒素/ジクロロジ
フルオロメタンを3/1(体積比)の割合で24時間流
して塩素化フッ素化したオキシ塩化フッ化アルミニウム
触媒100gを仕込み、例1と同様にヘキサフルオロプ
ロピレン228gと、テトラフルオロエチレン154g
を反応させた。さらに反応後の粗液を水洗後、蒸留して
240gの2−C5 F10を得た。トランス体/シス体比
は7.5/1であった。
【0027】[例3]2リットルのニッケル製オートク
レーブ内にペルフルオロトリブチルアミン[(C4 F
9 )3 N、以下PFTBAと記す]を溶媒として1リッ
トル仕込み、20%フッ素ガス(希釈ガス:窒素ガス)
をマスフローコントローラにて定量的に溶媒中に連続供
給するとともに、例1または例2で調製した2−C5 F
10をPFTBAで希釈して(重量比:原料/溶媒=1/
10)反応器中に連続供給した。フッ素ガスは2−C5
F10に対して過剰量(2倍モル)供給した。反応器出口
には−10℃にて冷却したコンデンサを設置した。反応
温度は−10℃、反応圧力は大気圧で行った。n−C5
F12を含む反応粗液をガスクロマトグラフ法で分析した
結果、反応率96.6%、選択率86.9%、回収率
[実際に回収されたn−C5 F12のモル数の、仕込んだ
2−C5 F10のモル数に対する百分率比]81.9%、
であった。また、反応粗液中にペルフルオロイソペンタ
ンは検出されず、主な副生成物はC10F22であった。ま
た、以下のいずれの例においても、ペルフルオロイソペ
ンタンは検出されず、C10F22が主な副生成物であっ
た。
レーブ内にペルフルオロトリブチルアミン[(C4 F
9 )3 N、以下PFTBAと記す]を溶媒として1リッ
トル仕込み、20%フッ素ガス(希釈ガス:窒素ガス)
をマスフローコントローラにて定量的に溶媒中に連続供
給するとともに、例1または例2で調製した2−C5 F
10をPFTBAで希釈して(重量比:原料/溶媒=1/
10)反応器中に連続供給した。フッ素ガスは2−C5
F10に対して過剰量(2倍モル)供給した。反応器出口
には−10℃にて冷却したコンデンサを設置した。反応
温度は−10℃、反応圧力は大気圧で行った。n−C5
F12を含む反応粗液をガスクロマトグラフ法で分析した
結果、反応率96.6%、選択率86.9%、回収率
[実際に回収されたn−C5 F12のモル数の、仕込んだ
2−C5 F10のモル数に対する百分率比]81.9%、
であった。また、反応粗液中にペルフルオロイソペンタ
ンは検出されず、主な副生成物はC10F22であった。ま
た、以下のいずれの例においても、ペルフルオロイソペ
ンタンは検出されず、C10F22が主な副生成物であっ
た。
【0028】[例4]PFTBAの代わりにn−C5 F
12を溶媒として用いた他は例3と同様にして反応させ
た。反応率98.7%、選択率91.4%、であった。
12を溶媒として用いた他は例3と同様にして反応させ
た。反応率98.7%、選択率91.4%、であった。
【0029】[例5]PFTBAの代わりにn−C5 F
12を溶媒として用い、2−C5 F10を溶媒で希釈せずに
供給した他は例3と同様にして反応させた。反応率9
8.5%、選択率65.3%、であった。
12を溶媒として用い、2−C5 F10を溶媒で希釈せずに
供給した他は例3と同様にして反応させた。反応率9
8.5%、選択率65.3%、であった。
【0030】[例6]1,1,1,2,3,4,4,
5,5,5−デカフルオロ(n−ペンタン)[CF3 C
HFCHFCF2 CF3 、以下C5 H2 F10と記す]を
溶媒として用い、2−C5 F10を溶媒に希釈せずに供給
した他は例3と同様にして反応させた。C5 H2 F10か
ら生成したn−C5 F12とウンデカフルオロ(n−ペン
タン)の量を除いて計算したところ、反応率94.9
%、選択率83.7%、であった。
5,5,5−デカフルオロ(n−ペンタン)[CF3 C
HFCHFCF2 CF3 、以下C5 H2 F10と記す]を
溶媒として用い、2−C5 F10を溶媒に希釈せずに供給
した他は例3と同様にして反応させた。C5 H2 F10か
ら生成したn−C5 F12とウンデカフルオロ(n−ペン
タン)の量を除いて計算したところ、反応率94.9
%、選択率83.7%、であった。
【0031】[例7〜15]例3におけるフッ素ガス濃
度(20%)、反応温度(−10℃)、または反応圧力
(大気圧)を、表1に示す条件に変更した他は例3と同
様にして反応させた。結果を表1に示す。
度(20%)、反応温度(−10℃)、または反応圧力
(大気圧)を、表1に示す条件に変更した他は例3と同
様にして反応させた。結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】[例16]例3の反応粗液に、残存する2
−C5 F10に対して3モル%量のベンゼンを添加した。
さらに、反応粗液中に残存する2−C5 F10に対してフ
ッ素ガスを2倍モル量吹き込んだ後、1時間保持した。
得られた反応粗液を分析して、供給した2−C5 F10全
量および生成したn−C5 F12全量に対する反応率およ
び選択率を求めた結果、反応率99.5%、選択率8
6.4%、であった。
−C5 F10に対して3モル%量のベンゼンを添加した。
さらに、反応粗液中に残存する2−C5 F10に対してフ
ッ素ガスを2倍モル量吹き込んだ後、1時間保持した。
得られた反応粗液を分析して、供給した2−C5 F10全
量および生成したn−C5 F12全量に対する反応率およ
び選択率を求めた結果、反応率99.5%、選択率8
6.4%、であった。
【0034】[例17]例3の反応粗液をPFA[テト
ラフルオロエチレン/ペルフルオロ(アルキルビニルエ
ーテル)共重合体]樹脂製の撹拌槽へ移し、−20℃ま
で冷却したのち、高圧水銀ランプ照射下に20%フッ素
ガス(希釈ガス:窒素)をマスフローコントローラで供
給し、1時間撹拌放置した。供給したフッ素ガス量は、
反応粗液中に残存する2−C5 F10に対して2倍モル量
であった。得られた反応粗液を分析した結果、反応率9
9.9%、選択率86.9%、であった。
ラフルオロエチレン/ペルフルオロ(アルキルビニルエ
ーテル)共重合体]樹脂製の撹拌槽へ移し、−20℃ま
で冷却したのち、高圧水銀ランプ照射下に20%フッ素
ガス(希釈ガス:窒素)をマスフローコントローラで供
給し、1時間撹拌放置した。供給したフッ素ガス量は、
反応粗液中に残存する2−C5 F10に対して2倍モル量
であった。得られた反応粗液を分析した結果、反応率9
9.9%、選択率86.9%、であった。
【0035】[例18]インコネル600製の容積1リ
ットルのU字型流通反応器(外径2.54cm)を30
℃に保持した恒温槽に浸漬し、2−C5 F10を毎時0.
06モル、20%フッ素ガス(希釈ガス:窒素)をマス
フローコントローラにて毎時0.12モルで供給し、無
溶媒の条件下、気相で反応させた。反応率99.7%、
選択率10.2%、であった。反応生成物中の主な副生
成物は、炭素数1〜4のペルフルオロ炭化水素であっ
た。
ットルのU字型流通反応器(外径2.54cm)を30
℃に保持した恒温槽に浸漬し、2−C5 F10を毎時0.
06モル、20%フッ素ガス(希釈ガス:窒素)をマス
フローコントローラにて毎時0.12モルで供給し、無
溶媒の条件下、気相で反応させた。反応率99.7%、
選択率10.2%、であった。反応生成物中の主な副生
成物は、炭素数1〜4のペルフルオロ炭化水素であっ
た。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、簡便な製造装置と簡便
な反応操作で、従来の製法に比べて、高選択率かつ高反
応率で目的とするn−C5 F12を製造できる。この方法
で得られたn−C5 F12は、分離が困難である異性体を
含まないことから、精製操作も簡単に実施できる。ま
た、n−C5 F12を医薬中間体または医薬として用いる
場合においても、本発明の製造方法によれば余分な不純
物が混入するおそれがなく、高純度である利点がある。
な反応操作で、従来の製法に比べて、高選択率かつ高反
応率で目的とするn−C5 F12を製造できる。この方法
で得られたn−C5 F12は、分離が困難である異性体を
含まないことから、精製操作も簡単に実施できる。ま
た、n−C5 F12を医薬中間体または医薬として用いる
場合においても、本発明の製造方法によれば余分な不純
物が混入するおそれがなく、高純度である利点がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H006 AA02 AC21 AC30 BA09 BB12 BC10 BC31 BC35 BE53 EA02 4H039 CA20 CF10
Claims (8)
- 【請求項1】溶媒の存在下にペルフルオロ(2−ペンテ
ン)をフッ素ガスと接触させてフッ素化することを特徴
とするペルフルオロ(n−ペンタン)の製造方法。 - 【請求項2】テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロ
プロピレンとをアルミニウム系触媒の存在下で付加反応
させてペルフルオロ(2−ペンテン)とし、つぎに該ペ
ルフルオロ(2−ペンテン)を溶媒の存在下にフッ素ガ
スと接触させてフッ素化することを特徴とするペルフル
オロ(n−ペンタン)の製造方法。 - 【請求項3】フッ素ガス量がペルフルオロ(2−ペンテ
ン)の2倍モル以上である請求項1または2に記載の製
造方法。 - 【請求項4】溶媒が、ハイドロフルオロペンタン類また
は水素原子を含まないフッ素系溶媒である請求項1、
2、または3に記載の製造方法。 - 【請求項5】溶媒が、ペルフルオロ(n−ペンタン)、
または、フッ素化されてペルフルオロ(n−ペンタン)
になるハイドロフルオロペンタン類である請求項1、
2、3、または4に記載の製造方法。 - 【請求項6】溶媒量がペルフルオロ(2−ペンテン)に
対して5倍重量以上である請求項1、2、3、4、また
は5に記載の製造方法。 - 【請求項7】フッ素化反応の反応温度が−100℃〜+
100℃である請求項1、2、3、4、5、または6に
記載の製造方法。 - 【請求項8】溶媒が存在する反応系中に、フッ素ガスお
よびペルフルオロ(2−ペンテン)を連続的に供給しな
がら反応させる請求項1、2、3、4、5、6、または
7に記載の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10177726A JP2000007593A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | ペルフルオロ(n−ペンタン)の製造方法 |
US09/337,395 US6093860A (en) | 1998-06-24 | 1999-06-22 | Method for producing perfluoro(n-pentane) |
EP99111933A EP0967191A1 (en) | 1998-06-24 | 1999-06-23 | Method for producing perfluoro(n-Pentane) |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10177726A JP2000007593A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | ペルフルオロ(n−ペンタン)の製造方法 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10177726A Pending JP2000007593A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | ペルフルオロ(n−ペンタン)の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
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EP (1) | EP0967191A1 (ja) |
JP (1) | JP2000007593A (ja) |
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WO2000056694A1 (fr) | 1999-03-23 | 2000-09-28 | Asahi Glass Company, Limited | Procede de production d'un compose de fluor au moyen d'une fluoration en phase liquide |
DE60130557T2 (de) | 2000-07-11 | 2008-01-31 | Asahi Glass Co., Ltd. | Verfahren zur herstellung von fluor-enthaltenden verbindungen |
AU2001292268A1 (en) * | 2000-09-27 | 2002-04-08 | Asahi Glass Company, Limited | Process for producing fluorinated ester compound |
EP1346980B1 (en) | 2000-11-28 | 2011-05-18 | Asahi Glass Company Ltd. | Process for producing fluorosulfonyl fluoride compound |
RU2291145C2 (ru) | 2001-01-16 | 2007-01-10 | Асахи Гласс Компани, Лимитед | Способ получения фторированного сложного эфира |
US6559001B2 (en) | 2001-05-30 | 2003-05-06 | International Business Machines Corporation | Methods of patterning a multi-layer film stack and forming a lower electrode of a capacitor |
JP4164643B2 (ja) * | 2002-07-17 | 2008-10-15 | 日本ゼオン株式会社 | ドライエッチング方法及びパーフルオロ−2−ペンチンの製造方法 |
WO2013003495A2 (en) | 2011-06-27 | 2013-01-03 | Relypsa, Inc. | Fluorination of acrylate esters and derivatives |
CN106397106B (zh) * | 2015-07-28 | 2019-02-12 | 浙江省化工研究院有限公司 | 一种利用微通道反应器进行烯烃加成反应的方法 |
WO2022160762A1 (en) | 2021-02-01 | 2022-08-04 | Fujian Yongjing Technology Co., Ltd | New industrial process for manufacturing of perfluoropentane (pfp) |
CN114341085A (zh) * | 2021-02-01 | 2022-04-12 | 福建永晶科技股份有限公司 | 工业化合成全氟正戊烷的新工艺 |
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---|---|---|---|---|
DE2332088C3 (de) * | 1973-06-23 | 1982-04-22 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von Perfluor-2-methyl-pentan |
US4510335A (en) * | 1982-03-29 | 1985-04-09 | Lagow Richard J | Perfluorinated branched ether compounds |
US4868121A (en) * | 1985-02-07 | 1989-09-19 | Mcdonnell Douglas Corporation | Islet isolation process |
IT1200806B (it) * | 1985-10-21 | 1989-01-27 | Ausimont Spa | Procedimento per la preparazione di idroalofluoroalcani |
US5093432A (en) * | 1988-09-28 | 1992-03-03 | Exfluor Research Corporation | Liquid phase fluorination |
US5322904A (en) * | 1988-09-28 | 1994-06-21 | Exfluor Research Corporation | Liquid-phase fluorination |
US5674979A (en) * | 1989-02-10 | 1997-10-07 | Schramm; Wolfgang | Agent for inhibiting symmetrical proteins, in particular enzymes |
US5162594A (en) * | 1990-10-11 | 1992-11-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for production of polyfluoroolefins |
JPH09173773A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Tokuyama Corp | ペルフルオロオレフィンの除去方法 |
-
1998
- 1998-06-24 JP JP10177726A patent/JP2000007593A/ja active Pending
-
1999
- 1999-06-22 US US09/337,395 patent/US6093860A/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-23 EP EP99111933A patent/EP0967191A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6093860A (en) | 2000-07-25 |
EP0967191A1 (en) | 1999-12-29 |
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