JP2000006882A - エダクター - Google Patents

エダクター

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JP2000006882A
JP2000006882A JP10178436A JP17843698A JP2000006882A JP 2000006882 A JP2000006882 A JP 2000006882A JP 10178436 A JP10178436 A JP 10178436A JP 17843698 A JP17843698 A JP 17843698A JP 2000006882 A JP2000006882 A JP 2000006882A
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JP
Japan
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eductor
suction port
oil
width
wider
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Pending
Application number
JP10178436A
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English (en)
Inventor
Hiromi Ozawa
宏臣 小澤
Hideo Yamaga
秀夫 山賀
Masamitsu Tatsukuchi
雅光 辰口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

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  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油の粘度に関わりなく、油を吸引し易いエダク
ターを提供すること。 【解決手段】主に水面上に浮遊している油を回収するエ
ダクターであって、エダクター本体21をその高さより
横幅の広い扁平状にすると共に、エダクター本体21の
上面に設けた吸引口20の横幅を長手方向の幅より幅広
とし、かつ、エダクター本体21の端部に多数の水噴射
ノズル19をエダクター本体21の横手方向に1列以上
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、水面上に浮
遊している油を回収するために使用するエダクターに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、水面上に浮遊している油を回収す
るためには、エダクターを用いて油回収船の船内へこれ
を吸収、回収することが行われている。このエダクター
は、通常、ロート状、即ち、逆円錐状の吸引口と、例え
ば、高圧水噴射ノズルを内蔵するエダクター本体と、該
エダクター本体と前記吸引口とを連結する咽部とにより
構成されている。
【0003】そして、このようなエダクターは、少なく
とも、吸引口の上縁が水面下の所定に没するよう浮体で
支持され、推進ノズルなどにより前後左右に自走するよ
う構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の油回収用のエダクターにおいては、多量の油を
回収しようとすれば、エダクター、特に、エダクターを
構成する吸引口が大型になるため、製作費が高くなると
いう問題がある。即ち、流出した油が多量に、かつ、水
面に広く浮遊している場合、上記エダクターを前進させ
ながらこの油を吸引することになるが、この場合、ほぼ
吸引口の径の巾しか吸引することができない。そのた
め、流出した油が広い範囲にわたって浮遊しているとき
は、その回収に時間がかかる。そのため、吸引口を大径
にしなければならない。
【0005】更に、この流出油が高粘度である場合は、
流動性が乏しいため、吸引口からエダクター本体に流入
し難く、その結果、エダクターの吸引量に追いつかなく
なり、油よりも空気を多く吸い込むこととなり、効果的
に油回収ができないという問題がある。本発明は、かか
る従来の問題を解消するためになされたものであり、そ
の目的とするところは、油の粘度に関わりなく、油を吸
引し易いエダクターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、主
に水面上に浮遊している油を回収するエダクターであっ
て、エダクター本体をその高さより横幅の広い扁平状に
すると共に、前記エダクター本体の上面に設けた吸引口
の横幅を長手方向の幅より幅広とし、かつ、前記エダク
ター本体の端部に多数の水噴射ノズルをエダクター本体
の横手方向に1列以上配設させたことを特徴とするもの
である。
【0007】このように、エダクター本体をその高さよ
り横幅の広い扁平状にすると共に、エダクター本体の上
面に設けた吸引口の横幅を長手方向の幅より幅広にする
ことにより、エダクターが前進したとき、広い範囲の油
を吸引することができ、油回収時間を短縮できるばかり
でなく、油が実質的に絞られることなく、吸引口からエ
ダクター本体内にスムーズに吸い込まれる。
【0008】また、本発明のエダクターは、吸引口の上
端にくさび状のエッジを設けると共に、該エッジを吸引
口の内側に傾斜させたため、油は、エッジの先端から離
れると、そのまま、エダクター本体内に吸い込まれる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を説明する。図1及び図2に示すように、油回収装
置30は、四角形のフレーム31の四隅にそれぞれ浮体
2を備え、エダクター8の吸引口20が水面上に浮遊し
ている油Oより所定の深度に位置するようになってい
る。吸引口20の深度は、バランサなどを用いた公知の
調整方法により調整可能になっている。
【0010】また、この油回収装置30は、フレーム3
1の前後に移動用の水噴射ノズル36,39を備え、後
方の水噴射ノズル36から装置後方に向けて高圧水を噴
射すると、矢印A方向に移動し、前方の水噴射ノズル3
9から装置前方に向けて高圧水を噴射すると、矢印A′
方向に移動するようになっている。エダクター8は、エ
ダクター本体21と、多数の水噴射ノズル19と、吸引
口20から構成されている。エダクター本体21は、横
断面が長円形に形成され、その高さより横幅の方が幅の
広い扁平状になっている(図3参照)。
【0011】一方、エダクター本体21に取り付けられ
ている出口部41は、横断面が扁平な長円形から次第に
円形に形成され、その端部にフランジ42が取り付けら
れている。このフランジ42に同様のフランジを持つホ
ースが接続されるようになっている。この出口部41
は、図5に示すように分岐させ、複数のホース7aが接
続できる構造にしてもよい。
【0012】上記の水噴射ノズル19は、図1乃至図3
に示すように、エダクター本体21の端部29にエダク
ター本体21の横手方向に一定の間隔を保って横一列に
設けられている。図1に示すように、高圧水供給管70
は、水噴射ノズル19の手前で分岐し、各水噴射ノズル
19に高圧水wを供給するようになっている。また、上
記の吸引口20は、図2に示すように、エダクター本体
21の上面に取り付けられている。この吸引口20は、
図1のように、長方形のボックス形に形成され、その前
後両側面20Aの横幅Eが長手方向の左右両側面20B
の幅Fより広くなっている。また、この吸引口20の咽
部43の横幅Gは、吸引口20の横幅Eと同幅になって
いる。
【0013】更に、この吸引口20は、全周にわたっ
て、その上端にくさび形のエッジ26を設けている。こ
のエッジ26は、図4に示すように、吸引口20のほぼ
垂直な側面20Aに対してθ度だけ吸引口20の内側に
傾斜している。エッジ26の傾斜角度θは、予め、経験
や実験などにより設定される。さて、エダクター本体2
1の端部29に横一列に設けられている多数の水噴射ノ
ズル19からエダクター本体21内に高圧水wを一斉に
噴射すると、幅の広い扁平なエダクター本体21内に負
圧が発生し、水面上に浮遊している油Oが、吸引口20
の咽部43で実質的に絞られることなく、ボックス状の
吸引口20から扁平状のエダクター本体21内に吸い込
まれる。その際、吸引口20の横幅より小さければ、油
Oと一緒にゴミや海草類なども吸引される。
【0014】上記の吸引口20は、その上端に吸引口2
0の内側に傾斜したエッヂ26を有しているために、油
Oは、吸引口20の内面に沿って流下することなく、エ
ッジ26の先端28から離れると、そのまま、エダクタ
ー本体21内に吸い込まれる。そして、エダクター本体
21内に吸引された油Oは、エダクター本体の出口部4
1のフランジ42に接続させた図示しない移送ホースを
通って支援船の回収油タンクに移送される。
【0015】以上の説明では、水噴射ノズル19をエダ
クター本体21の横手方向に横一列に設けた場合につい
て説明したが、これに限らず、例えば、複列にしてもよ
い。また、吸引口20の形状は、平面視、長方形の場合
について説明したが、長方形にこだわるものではなく、
例えば、長円形や楕円形などもあり得る。要は、吸引口
20の横幅Eが、長手方向の幅Fより幅広であればよ
い。
【0016】
【発明の効果】上記のように、本発明は、エダクター本
体をその高さより横幅の広い扁平状にすると共に、エダ
クター本体の上面に設けた吸引口の横幅を長手方向の幅
より幅広にしたため、油は、実質的に絞られることな
く、吸引口からエダクター本体内にスムーズに吸い込ま
れるようになった。
【0017】また、本発明は、吸引口の上端にくさび状
のエッジを設けると共に、該エッジを吸引口の内側に傾
斜させたため、油は、エッジの先端から離れると、その
まま、エダクター本体内に吸い込まれるようになった。
従って、高粘度で流動性が乏しい油であって油の流入量
がエダクターの吸引量に追いつき、空気を吸い込むこと
が少なくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエダクターを有する油回収装置の平面
図である。
【図2】図1のII−II断面図である
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2中、符号Dで示す個所の拡大図である。
【図5】エダクターの出口部の他の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
O 油 8 エダクター 19 水噴射ノズル 20 吸引口 21 エダクター本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辰口 雅光 東京都中央区築地5丁目6番4号 三造沿 岸開発株式会社内 Fターム(参考) 2D025 BA21 3H079 AA15 AA23 BB10 CC03 CC30 DD04 DD15 DD16 DD23 DD24 DD60

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に水面上に浮遊している油を回収する
    エダクターであって、エダクター本体をその高さより横
    幅の広い扁平状にすると共に、前記エダクター本体の上
    面に設けた吸引口の横幅を長手方向の幅より幅広とし、
    かつ、前記エダクター本体の端部に多数の水噴射ノズル
    をエダクター本体の横手方向に1列以上設けたことを特
    徴とするエダクター。
  2. 【請求項2】 吸引口の上端にくさび状のエッジを設け
    ると共に、該エッジを吸引口の内側に傾斜させたことを
    特徴とする請求項1記載のエダクター。
JP10178436A 1998-06-25 1998-06-25 エダクター Pending JP2000006882A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020099713A1 (en) * 2018-11-15 2020-05-22 Clewat Oy A device for collecting waste from water
JP2022520385A (ja) * 2019-02-08 2022-03-30 クレワット オーイー 水から廃棄物を収集するための装置および装置のための分離装置

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