JPS6040627Y2 - 布帛の液流処理装置における布帛の移送装置 - Google Patents
布帛の液流処理装置における布帛の移送装置Info
- Publication number
- JPS6040627Y2 JPS6040627Y2 JP1982077895U JP7789582U JPS6040627Y2 JP S6040627 Y2 JPS6040627 Y2 JP S6040627Y2 JP 1982077895 U JP1982077895 U JP 1982077895U JP 7789582 U JP7789582 U JP 7789582U JP S6040627 Y2 JPS6040627 Y2 JP S6040627Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- liquid
- injection part
- liquid flow
- transfer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は布帛の液流処理装置における布帛の移送装置に
関する。
関する。
こ）で移送装置とは一般に移送管の一端に噴射部を設置
し高圧力及び低圧力で噴射させることにより処理布帛の
移送を行なうものをいう。
し高圧力及び低圧力で噴射させることにより処理布帛の
移送を行なうものをいう。
従来の移送装置で処理布帛が毛羽の多量に発生するもの
、毛足の長いものについては移送管の上流端よりの高圧
力液流噴射では布帛の組織に悪影響を及ぼすので低圧力
液流噴射を行なう必要があるが、低圧力噴射では布帛の
速度を得ることが困難であった。
、毛足の長いものについては移送管の上流端よりの高圧
力液流噴射では布帛の組織に悪影響を及ぼすので低圧力
液流噴射を行なう必要があるが、低圧力噴射では布帛の
速度を得ることが困難であった。
又、通常の染色を行なう場合で染料、助剤の種類によっ
ては高圧力噴射を行なうと噴射部での気泡発生が多量に
なり、染色中に滞溜槽での布帛走行にトラブルを生じ高
圧力液流噴射が出来ないのが現状である。
ては高圧力噴射を行なうと噴射部での気泡発生が多量に
なり、染色中に滞溜槽での布帛走行にトラブルを生じ高
圧力液流噴射が出来ないのが現状である。
本考案の移送装置は第１噴射部１と第２噴射部２を組み
合わせて使用することにより布帛の組織に悪影響を与え
ることなく高速走行を可能とし、かつ気泡の発生を最小
限にして布帛の走行速度を上げ安定走行と染色中のトラ
ブルをなくすることを目的とするものである。
合わせて使用することにより布帛の組織に悪影響を与え
ることなく高速走行を可能とし、かつ気泡の発生を最小
限にして布帛の走行速度を上げ安定走行と染色中のトラ
ブルをなくすることを目的とするものである。
すなわち、エンドレス状の処理布帛を移送する移送管内
に液流の第１の噴射部１と第２の噴射部２とを設け、第
１噴射部１を移送管の上流端で、移送管内で液流が貯溜
して安定した液面が形成される部分の液面より高所に、
又第２噴射部２を第１噴射部より下流で前記液面安定部
分の液中に夫々配置し、且つ第１噴射部では低圧力で第
２噴射では高圧力で液流を噴射させるとともに、上記第
１噴射部１には、これよりの噴射流を角度付或いは平行
噴射流に択一的に変換できる機能をもたせたことを特徴
とするものである。
に液流の第１の噴射部１と第２の噴射部２とを設け、第
１噴射部１を移送管の上流端で、移送管内で液流が貯溜
して安定した液面が形成される部分の液面より高所に、
又第２噴射部２を第１噴射部より下流で前記液面安定部
分の液中に夫々配置し、且つ第１噴射部では低圧力で第
２噴射では高圧力で液流を噴射させるとともに、上記第
１噴射部１には、これよりの噴射流を角度付或いは平行
噴射流に択一的に変換できる機能をもたせたことを特徴
とするものである。
以下図によって本考案を詳細に説明する。
第１図において、処理布帛は滞溜部１２から布帛引上げ
リール１６で引上げられ、第１噴射部１、第２噴射部２
を経て移送管１１を通過後上記染色槽滞溜部１２に入る
。
リール１６で引上げられ、第１噴射部１、第２噴射部２
を経て移送管１１を通過後上記染色槽滞溜部１２に入る
。
第２図は、前記液流の第１噴射部１において固定部１′
に螺挿されたノズル６がストッパー兼整流板５に当り液
流噴射角度が付いた状態を示すもので、この角度付で噴
射された液流は処理布帛１７をけん引し液が貯溜して液
面が安定した部分１０で液流が完全に移送管下部の流れ
になった位置に第２噴射部２が設置され、この第２噴射
部２の下部に取付けられた流れ方向性ノズル７よりの液
流は液中平行ノズル８に当突して完全に液中平行噴射１
９が行なわれ、液流速を増速させて布帛のけん引力をよ
り増加させるのである。
に螺挿されたノズル６がストッパー兼整流板５に当り液
流噴射角度が付いた状態を示すもので、この角度付で噴
射された液流は処理布帛１７をけん引し液が貯溜して液
面が安定した部分１０で液流が完全に移送管下部の流れ
になった位置に第２噴射部２が設置され、この第２噴射
部２の下部に取付けられた流れ方向性ノズル７よりの液
流は液中平行ノズル８に当突して完全に液中平行噴射１
９が行なわれ、液流速を増速させて布帛のけん引力をよ
り増加させるのである。
この第１噴射部１と第２噴射部２を組み合せることで、
従来高圧力液流噴射のみで血帛の移送を行なっていた場
合のように、毛羽の多量に発生するものについても毛羽
の発生を最小限に止め、かつ染料、助剤の種類によって
気泡が多量に発生し染色中に布帛走行のトラブル原因と
なっていた弊も気泡の発生を抑えることが可能になる。
従来高圧力液流噴射のみで血帛の移送を行なっていた場
合のように、毛羽の多量に発生するものについても毛羽
の発生を最小限に止め、かつ染料、助剤の種類によって
気泡が多量に発生し染色中に布帛走行のトラブル原因と
なっていた弊も気泡の発生を抑えることが可能になる。
第３図においては、前記ノズル６を回動してストッパー
４に当るまで後退させた状態を示すもので、これにより
液流が平行に噴射するようになり、毛足の長いソフト性
を必要とする布帛の染色が行なえる。
４に当るまで後退させた状態を示すもので、これにより
液流が平行に噴射するようになり、毛足の長いソフト性
を必要とする布帛の染色が行なえる。
従来は、角度付噴射方向を平行噴射方向に換える場合は
その都度ノズルを取換えねばならなかったが、このよう
な進退式ノズル６を使用することにより極めて容易に噴
射方向を変換できる。
その都度ノズルを取換えねばならなかったが、このよう
な進退式ノズル６を使用することにより極めて容易に噴
射方向を変換できる。
図中６ａは勾配面、６ｂは真直面で噴射液の方向性を定
める噴射液の当突面である。
める噴射液の当突面である。
本考案によれば、第１の低圧噴射部と第２の高圧噴射部
とを設は第１噴射部に噴射流の角度を変換できる機能を
もたせるのみで布帛の粗精に悪影響を与えることなく、
布帛の高速走行を可能にして在来の欠点を一掃すること
ができるもので極めて有効なものである。
とを設は第１噴射部に噴射流の角度を変換できる機能を
もたせるのみで布帛の粗精に悪影響を与えることなく、
布帛の高速走行を可能にして在来の欠点を一掃すること
ができるもので極めて有効なものである。
第１図は液流処理装置全体の断面を示す線図、第２図は
本考案の実施例を示す断面図、第３図は第１噴射部の側
断面図、第４図は第２図Ａ−Ａ線断面図である。 １・・・・・・第１噴射部、２・・・・・・第２噴射部
、４・・・・・・ストッパー ５・・・・・・ストッパ
ー兼整流板、６・・・・・・ノズル、１０・・・・・・
液面安定部分、１１・・・・・・移送管、１７・・・・
・・処理布帛。
本考案の実施例を示す断面図、第３図は第１噴射部の側
断面図、第４図は第２図Ａ−Ａ線断面図である。 １・・・・・・第１噴射部、２・・・・・・第２噴射部
、４・・・・・・ストッパー ５・・・・・・ストッパ
ー兼整流板、６・・・・・・ノズル、１０・・・・・・
液面安定部分、１１・・・・・・移送管、１７・・・・
・・処理布帛。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ エンドレス状の処理布帛を移送する移送管内に液流
の第１の噴射部１と第２の噴射部２とを設け、上記第１
噴射部１を移送管の上流端で、移送管内で液流が貯溜し
て安定した液面が形成される部分の液面より高所に、又
第２噴射部２を第１噴射部より下流で前記液面安定部分
の液中に夫々配置し、且つ第１噴射部では低圧力で第２
噴射部では高圧力で液流を噴射させるとともに、上記第
１噴射部１には、これよりの噴射流を角度付或いは平行
噴射流に択一的に変換できる機能をもたせたことを特徴
とする布帛の液流処理装置における布帛の移送装置。 ２ 第２噴射部は、処理布帛の下面で液中に平行液流を
噴射するようにした実用新案登録請求の範囲第１項記載
の布帛の液流処理装置における布帛の移送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982077895U JPS6040627Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 布帛の液流処理装置における布帛の移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982077895U JPS6040627Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 布帛の液流処理装置における布帛の移送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58180296U JPS58180296U (ja) | 1983-12-02 |
| JPS6040627Y2 true JPS6040627Y2 (ja) | 1985-12-07 |
Family
ID=30087142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982077895U Expired JPS6040627Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 布帛の液流処理装置における布帛の移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040627Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4891378A (ja) * | 1972-03-04 | 1973-11-28 | ||
| JPS5178880A (ja) * | 1974-12-30 | 1976-07-09 | Sakai Textile Mfg Co Ltd | Ryutainyorufuhakunoshorihoho oyobi sochi |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52150689U (ja) * | 1976-05-10 | 1977-11-15 |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP1982077895U patent/JPS6040627Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4891378A (ja) * | 1972-03-04 | 1973-11-28 | ||
| JPS5178880A (ja) * | 1974-12-30 | 1976-07-09 | Sakai Textile Mfg Co Ltd | Ryutainyorufuhakunoshorihoho oyobi sochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58180296U (ja) | 1983-12-02 |
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