JP2000005742A - 水処理剤及び水処理方法 - Google Patents

水処理剤及び水処理方法

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JP2000005742A JP10174592A JP17459298A JP2000005742A JP 2000005742 A JP2000005742 A JP 2000005742A JP 10174592 A JP10174592 A JP 10174592A JP 17459298 A JP17459298 A JP 17459298A JP 2000005742 A JP2000005742 A JP 2000005742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重金属やリンを含まず、特に開放循環式冷却水
系に適する水処理剤及び開放循環式冷却水系に適すると
共に、基礎処理用・移行期処理用として好適に用いられ
る水処理剤、並びに水処理方法を提供する。 【解決手段】(A)水溶性アルミン酸塩と、(B)特定
のエチレン性不飽和スルホン酸系共重合体とからなる水
処理剤、及び(A)水溶性アルミン酸塩と、(C)特定
のヒドロキシル基含有エチレン性不飽和カルボン酸系共
重合体とからなる基礎処理用・移行期処理用の水処理
剤、並びにSiO2濃度が30mg/リットル以下の水系
に、(A)成分(Alとして)濃度及び(C)成分濃度
が、それぞれ10mg/リットル以上になるように水処理
剤を添加する水処理方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理剤及び水処
理方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、重金属や
リンを含まず、特に開放循環式冷却水系に適する水処理
剤及び開放循環式冷却水系に適すると共に、基礎処理用
・移行期処理用として用いられる水処理剤、並びにこの
基礎処理用・移行期処理用の水処理剤を用いる水処理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷却水は、化学工場における製品や中間
体の冷却、あるいはビルの空調など、種々の目的で使用
されている。この冷却水系は、開放循環式冷却水系、密
閉循環式冷却水系及び一過式冷却水系に分類することが
できる。これらの冷却水系においては、冷却のための熱
交換器の伝熱表面を清浄に維持して伝熱効率の低下を防
ぎ、かつ熱交換器や配管に使用されている鋼や銅などの
金属の腐食を抑制して系の寿命を延ばすために、種々の
薬剤が添加されている。この添加薬剤はその機能によっ
て、(1)防食剤、(2)スケール防止剤及び(3)ス
ライム防止剤の3種に大別することができる。このう
ち、(1)の防食剤は金属の腐食防止を目的としたもの
で、開放循環式冷却水系の防食剤としては、従来クロム
酸塩、亜鉛塩、重合リン酸塩を主成分とするものが多用
されてきた。しかしながら、クロム酸塩は毒性が強く、
安全衛生上の問題があり、また、亜鉛塩も毒性の点から
近年問題となっており、さらに、重合リン酸塩は、排出
されたものが河川、湖沼、海に流入すると水質の富栄養
化の原因となるという問題があった。一方、冷却水系の
起動時(シャットダウン後の再起動時も含む)には、運
転開始前に生じた錆を不活性化するとともに、運転直後
の腐食を防止するために、高濃度の薬剤を添加し循環さ
せて防食皮膜を形成させる処理が行われている(このよ
うな処理を以下「基礎処理」と称する)。そしてこの基
礎処理後、濃縮を上げていき(濃縮を上げていく過程を
以下「移行期」という)、定常運転とする(定常運転時
に行う水処理を保持処理ということがある)。定常運転
時には、冷却水中の硬度成分が濃縮されて防食作用を示
すが、起動時には系内が低硬度であるため、腐食が起こ
りやすい状態にある。上記基礎処理においては、例えば
リン系防食剤と亜鉛系防食剤を、それぞれ数十〜100
mg/リットル、10〜40mg/リットル程度の高濃度で
使用し、熱交換器の伝熱を行わずに1〜5日間程度処理
する方法が知られている。しかしながら、この方法にお
いても、使用する防食剤に関しては、前記と同様な問題
がある上、以下に示すような問題があった。すなわち、
伝熱を開始すると、伝熱部に基礎処理剤成分(亜鉛、リ
ン)からなるスケールが厚く付着する。このため、基礎
処理が完全に終了する、すなわち皮膜が形成されるまで
は熱交換器の伝熱を行わず、皮膜が形成されてから(3
〜5日経過後)、スケール分散剤を添加して伝熱を開始
するため、立上がりに時間がかかるのを免れなかった。 ところで、前記の防食剤がもつ問題を解決するために、
例えば(a)アルミン酸塩と分子量1000〜20000
の水溶性ポリマーと水溶性ケイ酸塩を配合した鉄鋼防食
剤(特公昭58−53073号公報)、(b)ホスホン酸
又はその水溶性塩と水溶性アルミン酸塩又は水溶性アル
ミニウム塩と水溶性ポリマーを含有する金属の腐食防止
剤(特公昭63−48953号公報)が提案されてい
る。上記(a)の防食剤においては、水溶性ポリマーとし
て、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸と
他のビニルモノマーとの共重合体、無水マレイン酸とイ
ソブチレンとの共重合体などが用いられている。しかし
ながら、この防食剤は、水溶性ケイ酸塩の併用により、
取り扱い性が悪い上、冷却水に含まれる濁度による汚れ
の防止及びシャットダウン後の基礎処理時に発生する鉄
溶出(酸化)物の堆積による腐食の低減化が不十分であ
るなどの欠点を有している。一方、上記(b)の防食剤に
おいては、水溶性ポリマーとして、ポリアクリル酸、ポ
リメタクリル酸、ポリマレイン酸、あるいはアクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸などとヒドロキシアルキ
ルアクリレート、アリルスルホン酸、ビニルスルホン酸
などとの共重合体などが用いられている。しかしなが
ら、この防食剤は、リン化合物であるホスホン酸又はそ
の塩を用いているため、やはり環境に悪影響を及ぼす
上、上記(a)の場合と同様に、取り扱い性が悪く、ま
た、冷却水に含まれる濁度による汚れの防止及びシャッ
トダウン後の基礎処理時に発生する鉄溶出(酸化)物の
堆積による腐食の低減化が不十分であるなどの欠点を有
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような事情のもと
で、本発明の第1の目的は、重金属やリンを含まず、安
全衛生上の問題がなく、かつ環境汚染をもたらすことが
ない上、取り扱い性がよく、防食効果やスケール防止効
果などの水処理効果に優れ、冷却水に含まれる濁度によ
る汚れや、シャットダウン後の基礎処理時に発生する鉄
溶出(酸化)物の堆積による防食効果不良を防止するこ
とができ、特に開放循環式冷却水系に適した水処理剤を
提供することにある。また、本発明の第2の目的は、上
記の好ましい性質を有するとともに、基礎処理期間を短
縮することができ、基礎処理用や移行期処理用として好
適に用いられる水処理剤を提供することにある。さら
に、本発明の第3の目的は、水系の効果的な処理方法、
特に基礎処理や移行期処理に適した方法を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、アルミン酸塩
と特定のエチレン性不飽和スルホン酸系共重合体とから
なる水処理剤により第1及び第2の目的が達成されるこ
と、アルミン酸塩と特定のヒドロキシル基含有エチレン
性不飽和カルボン酸系共重合体とからなる水処理剤によ
り、第2の目的が達成されること、そして、ケイ酸濃度
がある値以下の水系に、アルミン酸塩と上記特定のヒド
ロキシル基含有エチレン性不飽和カルボン酸系共重合体
を、それぞれ所定の濃度以上に添加することにより、第
3の目的が達成されることを見出した。本発明は、かか
る知見に基づいて完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、(1)(A)アルミ
ン酸塩と、(B)(a)アクリル酸、メタクリル酸及びマ
レイン酸の中から選ばれる少なくとも1種と(b)イソプ
レンスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−アリロキシプロ
パンスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−メタリロキシプ
ロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸及び2−メタクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸の中から選ばれる少なくとも1種
との共重合体又はその塩とからなる水処理剤(以下、水
処理剤1と称す)、(2)(A)アルミン酸塩と、
(C)(a)アクリル酸、メタクリル酸及びマレイン酸の
中から選ばれる少なくとも1種と(c)2−ヒドロキシエ
チルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレート及び2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレートの中から選ばれる少なく
とも1種とを重合して得られた、(a)単量体単位と(c)
単量体単位とのモル比が95:5ないし70:30であ
り、かつ重量平均分子量が1000〜20000の共重
合体又はその塩とからなる基礎処理用・移行期処理用の
水処理剤(以下、水処理剤2と称す)、及び(3)ケイ
酸(SiO2)濃度30mg/リットル以下の水系に、第
(2)項記載の水処理剤2を、(A)成分濃度(アルミニ
ウム換算濃度)及び(C)成分濃度が、それぞれ10mg
/リットル以上になるように添加することを特徴とする
水処理方法、を提供するものである。また、本発明の好
ましい態様は、(4)(A)成分がアルミン酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩及びアンモニウム塩の中から選ばれ
る少なくとも1種である第(1)、第(2)項記載の水
処理剤、(5)(B)成分の共重合体が、(a)単量体単
位と(b)単量体単位とのモル比が95:5ないし60:
40であり、かつ重量平均分子量が1000〜2000
0のものである第(1)項記載の水処理剤、及び(6)水
系への(A)成分(アルミニウム換算)及び(B)成分
の添加濃度が、それぞれ1〜1000mg/リットルであ
る第(1)、(5)項記載の水処理剤、(7)(A)成
分がアルミン酸のナトリウム塩、カリウム塩及びアンモ
ニウム塩の中から選ばれる少なくとも1種である第
(3)項記載の水処理方法、である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の水処理剤1及び水処理剤
2においては、(A)成分として、アルミン酸塩が用い
られる。このアルミン酸塩は、軟鋼表面の低pHとなるア
ノード部に析出し、鉄との化合物を形成して防食する作
用を有している。該アルミン酸塩はアルカリ性であるた
め、大気と一定時間接触し、pHが低下するまでは、上述
のように軟鋼表面に密着性の良い鉄との化合物を形成す
るので、該金属表面は擬不動態となり、鉄の溶出が抑制
され、高い防食効果が発揮される。本発明においては、
この(A)成分としては、アルミン酸のナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩が好ましく、これらは1種
用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。本発明の水処理剤1においては、前記(A)成分の
アルミン酸塩と併用される(B)成分として、以下に示
すエチレン性不飽和スルホン酸系共重合体が用いられ
る。この(B)成分のエチレン性不飽和スルホン酸系共
重合体は、(a)アクリル酸、メタクリル酸及びマレイン
酸の中から選ばれる少なくとも1種と、(b)式
【化1】 で表されるイソプレンスルホン酸、一般式
【化2】 (式中のRは水素原子又はメチル基である)で表される
2−ヒドロキシ−3−アリロキシプロパンスルホン酸や
2−ヒドロキシ−3−メタリロキシプロパンスルホン
酸、及び一般式
【化3】 (式中のRは水素原子又はメチル基である)で表される
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸や
2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
の中から選ばれる少なくとも1種との共重合体又はその
塩である。ここで、塩としては、ナトリウム塩、カリウ
ム塩、アンモニウム塩及びアルキル又はアルカノール置
換アンモニウム塩などが挙げられる。
【0007】本発明においては、この(B)成分の共重
合体における前記(a)単量体単位と(b)単量体単位との
割合は、モル比で95:5ないし60:40が好まし
く、この範囲を逸脱すると防食効果及びスケール防止効
果が十分に発揮されない。効果の点から(a)単量体単位
と(b)単量体単位のより好ましい割合は、モル比で9
0:10ないし80:20の範囲である。また、この共
重合体の重量平均分子量は1000〜20000の範囲
が好ましく、特に3000〜12000の範囲が好まし
い。なお、この重量平均分子量は、ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィー法(GPC法)によるポリスチレ
ン換算の値である。この(B)成分は、(1)前記
(A)成分と共にアノード部に吸着し、(A)成分と共
に鉄との化合物(防食化合物)を形成し、防食する、
(2)(A)成分に対する分散力を有しているため、鉄
との化合物の形成を促進する、(3)鉄分散を行い、鉄
酸化物が防食対象金属表面に析出するのを防止するた
め、ブローカット時における上記防食化合物の形成が阻
害されない、(4)それ自体硬度成分とゲル化物を形成
しにくいので、伝熱条件での高温や冷却水の濃縮上昇に
伴う硬度成分上昇下でも適用可能である、などの効果を
発揮し、防食作用とスケール防止作用とを有するもので
ある。本発明においては、(B)成分として、この共重
合体を1種用いてもよいし、2種以上組み合わせて用い
てもよい。本発明の水処理剤1は、開放循環式冷却水系
に適しており、この水処理剤1を使用する場合、(A)
成分濃度(アルミニウム換算濃度)及び(B)成分濃度
が、それぞれ1〜1000mg/リットルの範囲になるよ
うに、水系に添加するのが有利である。(A)成分濃度
(アルミニウム換算濃度)が1mg/リットル未満では防
食効果が不十分となるおそれがあるし、1000mg/リ
ットルを超えるとpH上昇やスケール付着の上昇をもたら
す上、コスト高となり、好ましくない。また、(B)成
分濃度が1mg/リットル未満では防食効果及びスケール
防止効果が十分に発揮されないおそれがあるし、100
0mg/リットルを超えるとCOD(化学的酸素要求量)
が上昇すると共に、コスト高となり、好ましくない。防
食効果、スケール防止効果、pH及びコストなどを考慮す
ると、好ましい(A)成分濃度(アルミニウム換算濃
度)は10〜200mg/リットルの範囲であり、また、
防食効果、スケール防止効果、COD及びコストなどを
考慮すると、好ましい(B)成分濃度は10〜200mg
/リットルの範囲である。本発明の水処理剤1において
は、所望により、従来公知のスライム防止剤、アゾール
系の銅用防食剤、その他の軟鋼用防食剤などを併用する
ことができる。このような本発明の水処理剤1は、開放
循環式冷却水系における基礎処理及び保持処理のいずれ
にも適用できるが、基礎処理には、特に次に示す水処理
剤2を適用するのがコスト的に有利である。
【0008】一方、本発明の水処理剤2は、基礎処理用
や移行期処理用として好適に用いられる、特に開放循環
式冷却水系の処理に適したものであって、前記(A)成
分のアルミン酸塩と併用される(C)成分としては、以
下に示すヒドロキシル基含有エチレン性不飽和カルボン
酸系共重合体が用いられる。この(C)成分のヒドロキ
シル基含有エチレン性不飽和カルボン酸系共重合体は、
(a)アクリル酸、メタクリル酸及びマレイン酸の中から
選ばれる少なくとも1種と(c)2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2
−ヒドロキシプロピルアクリレート及び2−ヒドロキシ
プロピルメタクリレートの中から選ばれる少なくとも1
種との共重合体又はその塩である。ここで、塩として
は、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩及びア
ルキル又はアルカノール置換アンモニウム塩などが挙げ
られる。本発明においては、この(C)成分の共重合体
における前記(a)単量体単位と(b)単量体単位との割合
は、モル比で95:5ないし70:30であり、この範
囲を逸脱すると防食効果及びスケール防止効果が十分に
発揮されない。効果の点から(a)単量体単位と(c)単量
体単位の好ましい割合は、モル比で90:10ないし8
0:20の範囲である。また、この共重合体の重量平均
分子量は1000〜20000の範囲であり、特に30
00〜10000の範囲が好ましい。なお、この重量平
均分子量は、GPC法によるポリスチレン換算の値であ
る。この(C)成分の共重合体は、前記水処理剤1にお
ける(B)成分の共重合体と同様の効果を発揮し、防食
作用とスケール防止作用とを有するものである。本発明
においては、(C)成分として、この共重合体を1種用
いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0009】本発明の水処理剤2においては、所望によ
り、従来公知のスライム防止剤、アゾール系の銅用防食
剤、その他の軟鋼用防食剤などを併用することができ
る。本発明の水処理剤2は、基礎処理用や移行期処理用
として用いられる。この水処理剤2を用いる本発明の水
系の防食方法においては、ケイ酸(SiO2)濃度が3
0mg/リットル以下の水系に、該水処理剤2を添加し、
基礎処理や移行期処理を行う。ケイ酸濃度が30mg/リ
ットルを超えると防食効果及びスケール防止効果が低下
する。一般に、冷却水系の立上がり時から濃縮倍数が上
がる前の基礎処理段階では、ケイ酸濃度は30mg/リッ
トル以下となるので、良好な処理を行うことができる。
また、給水のケイ酸濃度が低い場合には、濃縮が進んで
も30mg/リットル以下となるので、本発明方法により
処理が可能である。この際、(A)成分濃度(アルミニ
ウム換算濃度)及び(C)成分濃度は、それぞれ10mg
/リットル以上であることが必要である。(A)成分濃
度(アルミニウム換算濃度)が10mg/リットル未満で
は防食効果が十分に発揮されないし、あまり高すぎると
pH上昇やスケール付着量の増加をもたらす上、コスト高
となり、好ましくない。防食効果、pH、スケール付着
量、コストなどを考慮すると、この(A)成分(アルミ
ニウム換算)の好ましい濃度は10〜1000mg/リッ
トルの範囲であり、特に10〜200mg/リットルの範
囲が好ましい。また、(C)成分濃度が10mg/リット
ル未満では防食効果及びスケール防止効果が十分に発揮
されないし、あまり高すぎるとCODが上昇すると共
に、コストが高くなり好ましくない。防食効果、スケー
ル防止効果、COD、コストなどを考慮すると、この
(C)成分の好ましい濃度は、10〜1000mg/リッ
トルの範囲であり、特に10〜200mg/リットルの範
囲が好ましい。
【0010】このような本発明の水系の防食方法によれ
ば、以下に示す効果が得られる。すなわち、開放循環式
冷却水系におけるシャットダウン後の基礎処理時におい
ては、ブローカットして、アルミン酸塩由来の高pH水の
排出を防止することが環境対策上有利であるが、従来技
術では、発生する鉄溶出(酸化)物の堆積により、防食
効果が不良となり、ブローカットができなかった。しか
し、本発明の防食方法では、鉄溶出(酸化)物が防食対
象金属表面に堆積するのが防止されるため、ブローカッ
トが可能となり、環境対策上有利となる。また、開放循
環式冷却水系におけるシャットダウン後の基礎処理時、
従来技術においては、通常熱交換器の伝熱チューブは、
非伝熱条件で、高濃度の防食剤により1〜5日間程度処
理していた。しかし、本発明では、伝熱条件での高温や
冷却水の濃縮上昇に伴う硬度成分と水処理剤とによるス
ケールが生成しないため、基礎処理開始時、ただちに熱
負荷をかけることができることから、基礎処理期間を短
縮することができ、運転上有利となる。
【0011】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。 実施例1〜3、比較例1〜7 試験装置及び試験水として、下記のものを用いた。 (1)試験装置(図1のモデル熱交換器を使用) 保有水量:100リットル 流速:5.3リットル/分 滞留時間:50時間 濃縮倍数:5倍 チューブ内通水熱交換器内流速:0.5m/秒 熱負荷:蒸気加熱により、熱交換器入口水温30℃、出
口水温50℃ テストチューブ:STB−340(径19mm、長さ1.
5m、厚み2mm) なお、図1は、実施例及び比較例で使用する試験装置の
概要図であって、ピット1の水は、ポンプ2によって、
流量計3を通ってチューブ通水熱交換器4に供給され、
熱交換器4を出た水は冷却塔5に送られ、冷却された水
は再びピット1に戻される。 (2)試験水 (a)合成水:厚木市水、純水、NaHCO3、CaC
2、MgSO4及びNa2O・SiO2を用いて調製し
た、pH7.0、Ca硬度:35mg/リットル、Mg硬
度:20mg/リットル、SiO2:20mg/リットルの
合成水。 (b)汚れ:千葉工水ろ過逆洗スラッジ(土砂+有機
物)約1リットルをホモジナイザーにて、約15000
rpmで5分間粉砕後、純水で全量を10リットルに希釈
して使用。濁度7840度相当。これを、基礎処理開始
時及び試験期間中に、毎日保有水量に対して濁度10度
相当になるように添加。 (c)鉄錆:大型ビーカーに厚木市水を張り、テストチ
ューブを浸漬して、エアポンプでエア曝気しながら室温
で腐食させ、ビーカー底部に堆積した腐食生成物を遠心
分離後、5000〜10000回転/5〜10分ホモジ
ナイズして、再度市水に混合し、全鉄濃度の分析を行っ
たものを使用。これを、基礎処理開始時に、保有水量に
対して、全鉄濃度として10mg/リットル相当になるよ
うに添加。上記試験装置及び試験水を用い、アルミン酸
ナトリウム(アルミニウムとして)や各重合体を、第1
表に示す濃度になるように添加し、非伝熱(30℃、非
濃縮)1日間、伝熱(50℃)10日間、計11日間試
験を行った。チューブの最大孔食深さ(mm)及び最大付
着物量(g/94cm2)を測定した。結果を第1表に示
す。
【0012】
【表1】
【0013】[注]AA−IPS共重合体:アクリル酸
/イソプレンスルホン酸共重合体(単量体単位モル比8
0/20)、重量平均分子量10000 AA−HAPS共重合体:アクリル酸/2−ヒドロキシ
−3−アリロキシプロパンスルホン酸共重合体(単量体
単位モル比80/20)、重量平均分子量4000 AA−AMPS共重合体:アクリル酸/2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体(単量体
単位モル比80/20)、重量平均分子量3000 ポリアクリル酸:重量平均分子量3500 AA−MA共重合体:アクリル酸/マレイン酸共重合体
(単量体単位モル比50/50)、重量平均分子量10
000 AA−HEMA共重合体:アクリル酸/メタクリル酸2
−ヒドロキシエチル共重合体(単量体単位モル比85/
15)、重量平均分子量3000 MA−IB共重合体:マレイン酸/イソブチレン共重合
体(単量体単位モル比50/50)、重量平均分子量1
8000 第1表から分かるように、請求項1、2の水処理剤を用
いた実施例1〜3は比較例のものに比べて、防食効果及
びスケール防止効果に優れている。比較例1、2、3は
アルミン酸ナトリウムと本発明に係る重合体以外の重合
体との併用系であり、本発明(実施例1〜3)に比べ
て、効果が不十分である。比較例4、5は本発明に係る
重合体のみを用いた系、比較例6はアルミン酸ナトリウ
ムのみを用いた系であり、いずれも本発明に比べて効果
が著しく劣る。なお、本試験の条件では、開始時から徐
々に濃縮が上がり、3〜5日後には5倍濃縮に達する。
この際、系内のケイ酸濃度は100mg/リットルとな
る。比較例7は、請求項第3、4に示す化合物を添加し
ているが、本試験のようなケイ酸濃度の高い系では、防
食効果がやや劣り、スケールの付着が認められる。
【0014】実施例4〜6、比較例8〜16 試験装置及び試験水として、下記のものを用いた。 (1)試験装置(図1のモデル熱交換器を使用) 保有水量:100リットル 流速:5.3リットル/分 滞留時間:60時間 濃縮倍数:6倍 チューブ内通水熱交換器内流速:0.5m/秒 熱負荷:蒸気加熱により、熱交換器入口水温30℃、出
口水温50℃ テストチューブ:STB−340(径19mm、長さ1.
5m、厚み2mm) (2)試験水 (a)合成水:厚木市水、純水、NaHCO3、CaC
2、MgSO4及びNa2O・SiO2を用いて調製し
た、pH7.0、Ca硬度:35mg/リットル、Mg硬
度:20mg/リットル、SiO2:6mg/リットル(実
施例4〜6、比較例8〜13)又は40mg/リットル
(比較例14〜16)の合成水。 (b)汚れ:千葉工水ろ過逆洗スラッジ(土砂+有機
物)約1リットルをホモジナイザーにて、約15000
rpmで5分間粉砕後、純水で全量を10リットルに希釈
して使用。濁度7840度相当。これを、基礎処理開始
時及び試験期間中に、毎日保有水量に対して濁度10度
相当になるように添加。 (c)鉄錆:大型ビーカーに厚木市水を張り、テストチ
ューブを浸漬して、エアポンプでエア曝気しながら室温
で腐食させ、ビーカー底部に堆積した腐食生成物を遠心
分離後、5000〜10000回転/5〜10分ホモジ
ナイズして、再度市水に混合し、全鉄濃度の分析を行っ
たものを使用。これを、基礎処理開始時に、保有水量に
対して、全鉄濃度として10mg/リットル相当になるよ
うに添加。上記試験装置及び試験水を用い、アルミン酸
ナトリウム(アルミニウムとして)や各重合体を、第2
表に示す濃度になるように添加し、非伝熱(30℃)1
日間、伝熱(50℃)3日間、計4日間試験を行った。
チューブの最大孔食深さ(mm)及び最大付着物量(g/
94cm2)を測定した。結果を第2表に示す。
【0015】
【表2】
【0016】[注]AA−HEMA共重合体1:アクリ
ル酸/メタクリル酸2−ヒドロキシエチル共重合体(単
量体単位モル比85/15)、重量平均分子量3000 AA−HEMA共重合体2:アクリル酸/メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル共重合体(単量体単位モル比60
/40)、重量平均分子量3000 ポリアクリル酸:重量平均分子量3500 MA−IB共重合体:マレイン酸/イソブチレン共重合
体(単量体単位モル比50/50)、重量平均分子量1
8000 AA−MA共重合体:アクリル酸/マレイン酸共重合体
(単量体単位モル比50/50)、重量平均分子量10
000 なお、実施例4〜6、比較例8〜13は、原水中のSi
2濃度が6mg/リットルであり、比較例14〜16
は、原水中のSiO2濃度が40mg/リットルである。
第2表から分かるように、実施例4〜6は良好な基礎処
理を示す。原水中のSiO2濃度が6mg/リットルであ
り、本試験の条件では開始時から徐々に濃縮が上がり、
4日後に6倍濃縮に達する。この際、系内のSiO2
度は36mg/リットルとなる。ケイ酸(SiO2)濃度
が試験終了直前まで30mg/リットル以下であるので、
処理状態が良好である。比較例8はアルミン酸ナトリウ
ムのみを添加した場合、比較例9〜12は、重合体とし
て、本発明に係る重合体以外のものを用いた場合、比較
例13は、アルミン酸ナトリウム及び重合体の添加量が
共に10mg/リットル未満の場合であり、いずれも防食
効果、スケール防止効果が不十分である。比較例14〜
16は、試験水中のSiO2濃度が30mg/リットルよ
り高いため、腐食、スケール付着が起こっている。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、重金属やリンを含ま
ず、安全衛生上の問題がなく、かつ環境汚染をもたらす
ことがない上、取り扱い性がよく、防食効果やスケール
防止効果などの水処理効果に優れ、冷却水に含まれる濁
度による汚れや、シャットダウン後の基礎処理時に発生
する鉄溶出(酸化)物の堆積による防食効果不良を防止
することができ、特に開放循環式冷却水系に適した水処
理剤、さらには、上記の好ましい性質を有するととも
に、基礎処理期間を短縮することができ、基礎処理用や
移行期処理用として好適に用いられる水処理剤を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例及び比較例で用いた試験装置の
概要図である。
【符号の説明】
1 ピット 2 ポンプ 3 流量計 4 チューブ通水熱交換器 5 冷却塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨永 哲雄 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 Fターム(参考) 4K062 AA03 BA10 BC09 BC10 BC22 CA04 CA05 FA05 GA08 GA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)アルミン酸塩と、(B)(a)アクリ
    ル酸、メタクリル酸及びマレイン酸の中から選ばれる少
    なくとも1種と(b)イソプレンスルホン酸、2−ヒドロ
    キシ−3−アリロキシプロパンスルホン酸、2−ヒドロ
    キシ−3−メタリロキシプロパンスルホン酸、2−アク
    リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び2−メ
    タクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の中か
    ら選ばれる少なくとも1種との共重合体又はその塩とか
    らなる水処理剤。
  2. 【請求項2】(B)成分の共重合体が、(a)単量体単位
    と(b)単量体単位とのモル比が95:5ないし60:4
    0であり、かつ重量平均分子量が1000〜20000
    のものである請求項1記載の水処理剤。
  3. 【請求項3】(A)アルミン酸塩と、(C)(a)アクリ
    ル酸、メタクリル酸及びマレイン酸の中から選ばれる少
    なくとも1種と(c)2−ヒドロキシエチルアクリレー
    ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
    キシプロピルアクリレート及び2−ヒドロキシプロピル
    メタクリレートの中から選ばれる少なくとも1種とを重
    合して得られた、(a)単量体単位と(c)単量体単位との
    モル比が95:5ないし70:30であり、かつ重量平
    均分子量が1000〜20000の共重合体又はその塩
    とからなる基礎処理用・移行期処理用の水処理剤。
  4. 【請求項4】ケイ酸(SiO2)濃度30mg/リットル
    以下の水系に、請求項3記載の水処理剤を、(A)成分
    濃度(アルミニウム換算濃度)及び(C)成分濃度が、
    それぞれ10mg/リットル以上になるように添加するこ
    とを特徴とする水処理方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006129874A1 (ja) * 2005-06-01 2006-12-07 Kurita Water Industries Ltd. シリカ系汚れの付着防止剤、該付着防止剤用共重合体及び付着防止方法
US8163105B2 (en) 2004-03-31 2012-04-24 Kurita Water Industries Ltd. Corrosion inhibition method
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WO2014157462A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 栗田工業株式会社 冷却水系の水処理方法及び水処理剤
JP2014205923A (ja) * 2014-08-06 2014-10-30 栗田工業株式会社 冷却水系の水処理方法及び水処理剤

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