JP2000005470A - ミシン及び刺繍用布送りユニット - Google Patents

ミシン及び刺繍用布送りユニット

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JP2000005470A
JP2000005470A JP10179030A JP17903098A JP2000005470A JP 2000005470 A JP2000005470 A JP 2000005470A JP 10179030 A JP10179030 A JP 10179030A JP 17903098 A JP17903098 A JP 17903098A JP 2000005470 A JP2000005470 A JP 2000005470A
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B73/00Casings
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
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    • D05D2205/16Display arrangements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺繍用布送りユニットのミシンへの装着状態
の良否を目視により簡単に確認できること、布送りユニ
ットに何ら突出部を設けないでゴミの付着を防止するこ
と。 【解決手段】 布送りユニットの水平壁部102の一端
部に押圧部102bを形成し、ベッド部にこの押圧部1
02bで押圧される移動部材88と、この移動部材88
で押圧移動されるスライド部材75とを設けるととも
に、このスライド部材75の移動により回動レバー79
が回動し、この回動レバー79により切換えレバー61
がドロップ位置に切換えられ、切換えレバー61の従動
子56が退避駆動用カム34に対応する位置に切換えら
れる。このとき、移動部材88の当接部88bがミシン
カバーの外側に露出して目視可能であり、更にスライド
部材75の操作部75cが切欠き窓Kaを介して外側に
露出して目視可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送り歯の上下動に
より実用縫目を縫製するミシン及び、ミシンに装着する
ことでミシンの送り歯ドロップ機構を作動させて針棒の
上下動に調時して刺繍縫製する刺繍用布送りユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の家庭用の電子制御式ミシン
で刺繍縫製ができるように、ミシンベッド部に着脱可能
に装着される刺繍用布送りユニット(通称、刺繍機とも
言う)が実用に供されている。ところで、この種の電子
制御式ミシンにおいて、実用縫目の縫製に際してはミシ
ンベッド部の針板上に載置された加工布を送り歯で布送
りをする関係上、送り歯は所謂4送り運動により、針板
の上面に突出してから針板よりも下方に下降する。一
方、刺繍模様の縫製に際しては、加工布の布送りは、ベ
ッド部に装着した布送りユニットによる刺繍枠移動で実
行されることから、送り歯は送り歯ドロップ機構により
常に針板よりも下側のドロップ位置に退避させたドロッ
プ状態に保持されるようになっている。
【0003】例えば、本願出願人が提案した特開平4−
371189号公報に記載の「ミシン」において、上下
駆動用カムとドロップ用カムとを一体化して下軸に固着
したカム体を送り歯上下駆動機構に設けるとともに、回
動可能な作用突起の回動位置によりカム体の位置を上下
動位置から退避位置に切換える送り歯ドロップ機構を設
け、送り歯を前後駆動機構により常に前後駆動するよう
にしておき、実用縫目の縫製に際しては上下駆動用カム
に当接する上下駆動レバーの揺動を介して上下動する送
り歯により、加工布を布送りするようになっている。一
方、布送りユニットをフリーアーム部に沿わせて押し込
むことでミシンに装着した刺繍模様の縫製に際しては、
送り歯ドロップ機構により上下駆動レバーをドロップ用
カムに対応させ、送り歯を針板よりも下方のドロップ位
置に切換えるようにしている。
【0004】その為に、布送りユニットには、ミシンの
ベッド部に装着する際にそのベッド部の先端部分を収容
する為に上方開放状の切欠き開口が形成され、その切欠
き開口の底壁として機能する水平壁部から開口内に上向
きに突出させた押し出し片が設けられており、布送りユ
ニットをベッド部に装着したときには、ベッド部のフリ
ーアーム部が切欠き開口に嵌め込まれて連結され、これ
と同時に押し出し片でベッド部内の作用突起を回動させ
ることで、送り歯ドロップ機構を介してカム体を切換
え、上下駆動レバーがドロップ用カムに対応することか
ら、送り歯をドロップ位置に切換え保持するように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平4−371
189号公報の技術においては、布送りユニットをベッ
ド部に装着したときに、布送りユニットを所定の装着位
置まで押し込んで確実に装着できた場合でも、布送りユ
ニット側の押し出し片はこのユニット内に隠れており、
またミシン側の送り歯ドロップ機構及びこのドロップ機
構を作動させる作用突起もベッド部内に隠れているの
で、特に初心者にとっては、送り歯ドロップ機構が刺繍
縫製可能に作動したか否かを目視により確認できず、不
安感を抱くという問題がある。
【0006】一方、布送りユニットを所定の装着位置ま
で充分に押し込んでいない装着操作ミスの状態であっ
て、送り歯ドロップ機構が作動するように切り換わって
いない場合でも、それを確認できないので、初心者は刺
繍縫製可能な状態であると勘違いして刺繍縫製した場合
には、刺繍枠による布移動に加えて、送り歯でも加工布
を布送りするという誤動作が発生することになる。更
に、布送りユニットの水平壁部に突出状の押し出し片を
設けているので、この押し出し片にゴミが引っ掛かって
溜まるという問題がある。本発明の目的は、刺繍用布送
りユニットのミシンへの装着状態の良否を目視により簡
単に確認できること、布送りユニットに何ら突出部を設
けないでゴミの付着を防止すること、等である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のミシンは、ベ
ッド部のフリーアームに着脱自在に装着される刺繍用布
送りユニットを備えたミシンにおいて、布送りユニット
に押圧部を形成し、布送りユニットをフリーアームに装
着する際に押圧部で押圧される被押圧部をベッド部に設
け、押圧部と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露
出状に設けたことを特徴とするものである。
【0008】布送りユニットには押圧部が形成されると
ともに、送り歯ドロップ機構などを駆動する為の被押圧
部がベッド部に形成されているので、布送りユニットを
フリーアームに装着するに際して、この押圧部で被押圧
部が押圧されて、ベッド部の送り歯ドロップ機構などが
駆動される。このとき、押圧部と被押圧部の少なくとも
一方が目視可能に露出状なので、露出されている押圧部
と被押圧部の少なくとも一方の移動位置を目視すること
で、送り歯ドロップ機構などの作動状態を確認すること
ができる。
【0009】請求項2のミシンは、ベッド部のフリーア
ームに着脱自在に装着される刺繍用布送りユニットを備
えたミシンにおいて、布送りユニットにフリーアームの
下側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニットをフ
リーアームに装着する際に水平壁部に形成した押圧部で
押圧される被押圧部をベッド部に設けたことを特徴とす
るものである。布送りユニットにはフリーアームの下側
に係合する水平壁部が形成されるとともに、送り歯ドロ
ップ機構などを駆動する為の被押圧部が水平壁部に形成
された押圧部で押圧されるようにベッド部に形成されて
いるので、布送りユニットをフリーアームに装着するに
際して、この押圧部で被押圧部が押圧されて、ベッド部
の送り歯ドロップ機構などが駆動される。
【0010】請求項3のミシンは、ベッド部のフリーア
ームに着脱自在に装着される刺繍用布送りユニットを備
えたミシンにおいて、布送りユニットにフリーアームの
下側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニットをフ
リーアームに装着する際に水平壁部に形成した押圧部で
押圧される被押圧部をベッド部に設け、押圧部と被押圧
部の少なくとも一方を目視可能に露出状に設けたことを
特徴とするものである。
【0011】布送りユニットにはフリーアームの下側に
係合する水平壁部が形成されるとともに、送り歯ドロッ
プ機構などを駆動する為の被押圧部がベッド部に形成さ
れているので、布送りユニットをフリーアームに装着す
るに際して、この押圧部で被押圧部が押圧されて、ベッ
ド部の送り歯ドロップ機構などが駆動される。このと
き、押圧部と被押圧部の少なくとも一方が目視可能に露
出状なので、露出されている押圧部と被押圧部の少なく
とも一方の移動位置を目視することで、送り歯ドロップ
機構などの作動状態を確認することができる。
【0012】請求項4のミシンは、請求項1〜3の何れ
か1項の発明において、前記ベッド部に、送り歯をドロ
ップ位置に切換える送り歯ドロップ機構と、この送り歯
ドロップ機構を操作する操作系を設け、布送りユニット
を装着する際に、被押圧部を介して操作系を送り歯ドロ
ップ側へ操作するように構成したことを特徴とするもの
である。
【0013】この場合、布送りユニットをフリーアーム
に装着するに際して、布送りユニットの押圧部で被押圧
部が押圧され、これにより被押圧部を介して操作系が送
り歯ドロップ側へ操作され、送り歯ドロップ機構が操作
されて、送り歯がドロップ位置に切換えるられる。この
ときの押圧部と被押圧部の少なくとも一方の移動位置を
目視することで、送り歯ドロップ機構などの作動状態を
確認することができる。その他請求項1〜3の何れか1
項と同様の作用を奏する。
【0014】請求項5のミシンは、請求項4の発明にお
いて、前記被押圧部に、その被押圧部を手動操作にて送
り歯ドロップ側へ操作可能な操作部を設けたことを特徴
とするものである。この場合、しつけ縫いなどの送り歯
を必要としないときなどにおいて、この操作部を手動操
作して被押圧部を介して操作系を送り歯ドロップ側へ操
作できる。その他請求項4と同様の作用を奏する。
【0015】請求項6のミシンは、請求項5の発明にお
いて、前記ベッド部に、操作部を介して送り歯の位置を
表示するマークを設けたことを特徴とするものである。
このマークが、送り歯のドロップ位置を表示するマーク
の場合には、このマークに対応するように操作部を手動
操作することで、操作系と送り歯ドロップ機構を介して
送り歯をドロップ位置に確実に切換えることができる。
その他請求項5と同様の作用を奏する。
【0016】請求項7の刺繍用布送りユニットは、ミシ
ンのベッド部のフリーアームに着脱自在に装着される刺
繍用布送りユニットにおいて、布送りユニットに押圧部
を形成し、布送りユニットをフリーアームに装着する際
に押圧部でベッド部に設けた被押圧部を押圧可能に構成
し、押圧部と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露
出状に設けたことを特徴とするものである。
【0017】布送りユニットには押圧部が形成され、ベ
ッド部においては、送り歯ドロップ機構などを駆動する
為の被押圧部が押圧部で押圧可能なので、布送りユニッ
トをフリーアームに装着するに際して、この押圧部で被
押圧部が押圧されて、ベッド部の送り歯ドロップ機構な
どが駆動される。このとき、押圧部と被押圧部の少なく
とも一方が目視可能に露出状なので、露出されている押
圧部と被押圧部の少なくとも一方の移動位置を目視する
ことで、送り歯ドロップ機構などの作動状態を確認する
ことができる。
【0018】請求項8の刺繍用布送りユニットは、ミシ
ンのベッド部のフリーアームに着脱自在に装着される刺
繍用布送りユニットにおいて、布送りユニットにフリー
アームの下側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニ
ットをフリーアームに装着する際に水平壁部に形成した
押圧部でベッド部に設けた被押圧部を押圧可能に構成し
たことを特徴とするものである。
【0019】布送りユニットにはフリーアームの下側に
係合する水平壁部が形成され、ベッド部においては、送
り歯ドロップ機構などを駆動する為の被押圧部が水平壁
部に形成された押圧部で押圧可能なので、布送りユニッ
トをフリーアームに装着するに際して、この押圧部で被
押圧部が押圧されて、ベッド部の送り歯ドロップ機構な
どが駆動される。
【0020】請求項9の刺繍用布送りユニットは、ミシ
ンのベッド部のフリーアームに着脱自在に装着される刺
繍用布送りユニットにおいて、布送りユニットにフリー
アームの下側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニ
ットをフリーアームに装着する際に水平壁部に形成した
押圧部でベッド部側に設けた被押圧部を押圧可能に構成
し、押圧部と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露
出状に設けたことを特徴とするものである。
【0021】布送りユニットにはフリーアームの下側に
係合する水平壁部が形成され、ベッド部においては、送
り歯ドロップ機構などを駆動する為の被押圧部が水平壁
部に形成された押圧部で押圧可能なので、布送りユニッ
トをフリーアームに装着するに際して、押圧部で被押圧
部が押圧されて、ベッド部の送り歯ドロップ機構などが
駆動される。このとき、押圧部と被押圧部の少なくとも
一方が目視可能に露出状なので、露出されている押圧部
と被押圧部の少なくとも一方の移動位置を目視すること
で、送り歯ドロップ機構などの作動状態を確認すること
ができる。
【0022】請求項10の刺繍用布送りユニットは、請
求項7〜9の何れか1項の発明において、前記ベッド部
は、送り歯をドロップ位置に切換える送り歯ドロップ機
構とこの送り歯ドロップ機構を操作する操作系を有し、
前記布送りユニットを装着する際に、被押圧部を介して
操作系を送り歯ドロップ側へ操作するように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0023】この場合、布送りユニットをフリーアーム
に装着するに際して、布送りユニットの押圧部で被押圧
部が押圧され、これにより被押圧部を介して操作系が送
り歯ドロップ側へ操作され、送り歯ドロップ機構が操作
されて、送り歯がドロップ位置に切換えるられる。この
ときの押圧部と被押圧部の少なくとも一方の移動位置を
目視することができ、送り歯ドロップ機構などの作動状
態を確認することができる。その他請求項7〜9の何れ
か1項と同様の作用を奏する。
【0024】請求項11の刺繍用布送りユニットは、請
求項10の発明において、前記被押圧部はその被押圧部
を手動操作にて送り歯ドロップ側へ操作可能な操作部を
有することを特徴とするものである。この場合、しつけ
縫いなどの送り歯を必要としないときなどにおいて、こ
の操作部を手動操作して被押圧部を介して操作系を送り
歯ドロップ側へ操作できる。その他請求項10と同様の
作用を奏する。
【0025】請求項12の刺繍用布送りユニットは、請
求項11の発明において、前記ベッド部は、前記操作部
を介して送り歯の位置を表示するマークを有することを
特徴とするものである。このマークが、送り歯のドロッ
プ位置を表示するマークの場合には、このマークに対応
するように操作部を手動操作することで、操作系と送り
歯ドロップ機構を介して送り歯をドロップ位置に確実に
切換えることができる。その他請求項11と同様の作用
を奏する。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、刺繍用布送り
ユニットを装着することで刺繍縫製可能な電子制御式ミ
シンに本発明を適用したものである。図1に示すよう
に、電子制御式ミシンMは、実用模様を縫製可能になっ
ているが、このミシンMに刺繍用布送りユニット100
を着脱可能に装着することで、刺繍縫製も可能になって
いる。このミシンMは、ベッド部1と、ベッド部1の右
端部に立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッ
ド部1と対向するように左方へ延びるアーム部3を有す
る。
【0027】アーム部3の左端のヘッド部3aには縫針
15や天秤23等が設けられ、ベッド部1には加工布を
送る送り歯40が設けられている。アーム部3には、デ
ィスプレイ4や操作パネル5が設けられ、これらを介し
てミシンMの制御ユニットに種々の指令を入力して種々
の模様(複数の種類の実用縫目、種々の刺繍模様)を縫
製できるようになっている。ベッド部1には布送りユニ
ット100を装着可能にする為のフリーアーム部1aが
設けられ、このフリーアーム部1aが片持ち状に左方へ
張り出し、このフリーアーム部1aに布送りユニット1
00の本体ケース101を外嵌状に係合させることで、
布送りユニット100をベッド部1に着脱可能に装着す
るように構成してある。
【0028】図3に示すように、布送りユニット100
の本体ケース101は、全体として平面視ほぼ矩形状を
なし、本体ケース101のほぼ上半部には、フリーアー
ム部1aを導入する為に、フリーアーム部1aの下側に
係合する水平壁部102で底部を塞いだ切欠き開口10
3が形成され、この本体ケース101には切欠き開口1
03の前後両縁部に対応させて、ベッド部1の両側部の
ガイド溝にスライド自在に係合する係合部104が夫々
形成されている。
【0029】更に、図1〜図3に示すように、水平壁部
102の右端部の後側に、ベッド部1に後側から当接す
る当接部102aが突出状に形成され、この当接部10
2aの右端部には、布送りユニット100をミシンMに
装着したときに、後述する送り歯ドロップ機構70の移
動部材88を移動駆動する押圧部102bが形成されて
いる。そして、加工布を保持する刺繍枠105は図示し
ないX方向駆動モータで駆動されるX駆動機構とY方向
駆動モータで駆動されるY駆動機構により、X方向(左
右方向)とY方向(前後方向)に独立して移動駆動され
る。
【0030】図4、図7〜図8に示すように、電子制御
式ミシンMの内部には、メインモータ(ミシンモータ)
6と、メインモータ6で回転駆動される主軸7と、主軸
7に連動連結された駆動軸8と、針棒14を上下に駆動
する針棒上下動機構20と、送り歯40を前後に駆動す
る送り歯前後駆動機構50と、送り歯40を上下に駆動
する送り歯上下駆動機構55と、送り歯40を退避状態
に切換える送り歯ドロップ機構70と、縫針15と調時
作動して上糸の糸輪を形成する水平釜90を駆動する釜
駆動機構95等が設けられている。
【0031】主軸7はアーム部3内に左右方向向きに配
設され、ミシンカバーK内に縦向きに配設されたダイキ
ャスト製のフレームFに取付けられた1対の玉軸受け7
aに回動自在に支持されている。主軸7の右端部分には
タイミングプーリ9が固着され、このタイミングプーリ
9とメインモータ6の出力軸に固着のタイミングプーリ
10とにタイミングベルト11が掛装され、主軸7はメ
インモータ6の駆動により、両タイミングプーリ9,1
0とタイミングベルト11を介して所定回転方向に回転
駆動される。
【0032】アーム部3の左端部分の頭部3a内には、
上端部がフレームFに枢支された針棒支持体13が左右
に揺動可能に設けられ、この針棒支持体13に針棒14
が上下動自在に支持され、針棒14の下端には縫針15
が取付けられている。この針棒14は針棒支持体13を
介して針棒揺動用モータ(図示略)で揺動駆動される。
【0033】針棒上下動機構20について説明すると、
主軸7の左端部にはクランク部材21が固着され、その
クランク部材21には、天秤23が設けられるととも
に、クランクレバー22の上端部がピン結合され、クラ
ンクレバー22の下端部が針棒14の中段部に連結され
ている。これにより、メインモータ6で主軸7が回転駆
動されると、クランク部材21とクランクレバー22を
介して針棒14が上下に駆動されるのと同時に、天秤2
3も上下駆動され、針棒上下動機構20と釜駆動機構9
5が同期作動し、縫針15と水平釜90とが調時作動し
て、ベッド面上の加工布に縫目が形成される。
【0034】駆動軸8は脚柱部2内に鉛直状に配設さ
れ、フレームFに取付けられた1対の玉軸受け8aに回
転自在に支持されている。駆動軸8の上端部には傘歯車
16が固着され、この傘歯車16に主軸7に外嵌固着さ
れた傘歯車17が噛合し、これら1対の傘歯車16,1
7により、駆動軸8が主軸7に連動連結されている。
【0035】次に、駆動軸8の下端近傍部に、駆動軸8
に同心状に固着されたカム体30について、図5、図6
を参照して説明する。カム体30は合成樹脂製であり、
鉛直軸心回りに回転する水平釜90を回転駆動する為の
タイミングプーリ31と、送り歯40を上下駆動する為
の送り歯上下駆動カム32とを一体的に形成したもので
あり、その中心部には上下に貫通する挿通孔30aが形
成され、この挿通孔30aに駆動軸8の下端部が嵌め込
まれ、ピン35により相対回転不能に固定されている。
【0036】タイミングプーリ31はその下側の送り歯
上下駆動カム32の外形寸法よりも小径に形成されてい
る。送り歯上下駆動カム32の下面側には、その外周部
に通常縫製時に用いる上下駆動用カム(カム面)33が
形成されるとともに、その上下駆動用カム33の内周側
に隣接させて、送り歯40をドロップ状態に保持したま
ま微小ストロークだけ上下駆動する退避駆動用カム(カ
ム面)34が形成されている。ここで、送り歯上下駆動
カム32の外周部の直径はタイミングプーリ31の直径
よりも大径に形成されており、タイミングプーリ31に
掛装されるタイミングベルト97をこの送り歯上下駆動
カム32の外周部で支持している。
【0037】送り歯上下駆動カム32の上下駆動用カム
33と退避駆動用カム34とは、駆動軸8の軸心を中心
として同心状に一体形成され、これら両駆動用カム3
3,34には、同一平面(同一高さ位置)となる連通部
30bが形成されている。次に、ベッド部1の左端近傍
部に設けられた送り歯40を前後駆動する送り歯前後駆
動機構50、送り歯40を上下駆動する送り歯上下駆動
機構55について説明する。
【0038】図7〜図10に示すように、送り歯40
は、水平な1対の支持板41a,41bを上下2層状に
連結した送り台41の上端部に取付けられている。送り
台41の1対の支持板41a,41bには、鉛直の枢支
ピン42が上下動自在に挿通し、この枢支ピン42の中
央部分が揺動部材46の左端部に固着され、揺動部材4
6の揺動により送り台41が前後に往復駆動される。下
側の支持板41bからは延出部41cが前方へ延び、こ
の延出部41cの前端部に形成された長穴41dに、フ
レームFに取付けられた水平状の支持板43から上方へ
突出する係合ピン44が係合し、送り台41をその回動
を規制して前後に往復作動させるようにしてある。
【0039】前記揺動部材46は、水平な1対の揺動板
46a,46bを上下2層状に連結し側面視略コ字状に
形成され、揺動板46a,46bの右端部が、フレーム
Fに固着された鉛直の枢支軸47に枢支されている。揺
動板46aの左端部の下側には、揺動部材46と一体の
水平板46cが揺動板46aと対向状に突出し、揺動板
46aの左端部と水平板46cに、前記枢支ピン42が
挿通されその中央部分が固着されている。
【0040】送り歯前後駆動機構50は、図9に示すよ
うに、揺動部材46と、この揺動部材46に一体的に連
結された前後動リンク51と、この前後動リンク51を
揺動させる前後駆動用モータ52などから構成されてい
る。前記前後動リンク51の先端部の歯部には、この前
後動リンク51に隣接させて設けられた送り歯前後駆動
用モータ52の駆動軸に固着された駆動ギヤ53が噛合
されている。
【0041】即ち、図9において、送り歯前後駆動用モ
ータ52が反時計回りに回転されたときには、前後動リ
ンク51と揺動部材46とが枢支軸47を回動中心とし
て時計回りに回動し、送り歯40が後方に駆動される。
このとき、送り歯40は送り歯上下駆動機構55により
針板18よりも約1mm上側に上昇しており、送り歯40
による布送り量に応じて前後駆動用モータ52が回転駆
動されるようになっている。一方、前後駆動用モータ5
2が時計回りに回転されたときには、前後動リンク51
と揺動部材46とが反時計回りに回動し、送り歯40が
前方に駆動される。このとき、送り歯40は針板18よ
りも約1mm下方の下降位置に下降している。
【0042】送り歯上下駆動機構55は、駆動軸8と、
駆動軸8に固着されたカム体30の上下駆動用カム33
と、上下駆動用カム33と退避駆動用カム34とに択一
的に当接可能な従動子56と、この従動子56が右端部
に取付けられ、フレームFにピン57を介して回動可能
に枢支された上下動リンク58などから構成されてい
る。前記上下動リンク58は正面視略へ字型の板状に形
成され、ベッド部1の後端近傍部に左右方向向きに配設
されている。
【0043】上下動リンク58の左端部にコロ59が回
転可能に連結され、このコロ59は送り台41の支持板
41bの下面に当接することで支持している。ここで、
支持板41bと揺動部材46の水平板46cとの間の枢
支ピン42に圧縮コイルバネ60が外装されており、こ
の圧縮コイルバネ60の付勢力により、送り台41が常
にコロ59に押圧され、送り歯40はコロ59の上下動
に追従して上下駆動されるように構成してある。一方、
上下動リンク58の右端部には、略水平状態で前方に屈
曲形成された従動子支持部58aが形成されている。
【0044】この従動子支持部58aには、図7、図9
に示すように、平面視略L字状の切換えレバー61の基
端部がピン62により回動可能に枢支され、この切換え
レバー61の作動部61aに従動子56が上向きに固着
され、切換えレバー61は常には、後述する引っ張りコ
イルバネ81のバネ力により実線で示す上下動位置に位
置している。即ち、前記圧縮コイルバネ60の付勢力に
より、上下動リンク58を介して従動子56が上下駆動
用カム33に下方から押圧状態に当接している。これに
より、駆動軸8の回転により上下駆動用カム33が同時
に回転するので、従動子56がこの上下駆動用カム33
のカム面に沿って上下動される。
【0045】その結果、送り歯40は上下動リンク58
の回動を介して、図7に示すように、針板18の上面よ
り約1mmだけ上側の上昇位置に移動する一方、図10に
示すように、針板18の上面より約1mmだけ下側の下降
位置に移動する。但し、送り歯40はこの上昇位置のと
きに正送りされ、また下降位置のときに逆送りされ、所
謂4送り運動する。
【0046】次に、送り歯ドロップ機構70について説
明する。前述したように、上下動リンク58の従動子支
持部58aに回動自在に枢支された切換えレバー61の
作動部61aの先端に従動子56が固着され、その駆動
部61bはフレームFよりも後側に延びて次に説明する
切換え作動ユニット72の回動レバー79の下端部に連
結されている。即ち、この回動レバー79が回動するの
に応動して、図11に示すように、切換えレバー61が
実線で示す駆動位置から鎖線で示すドロップ位置に切換
えられ、従動子56が上下駆動用カム33から退避駆動
用カム34に対応する位置に切換えられる。
【0047】次に、切換え作動ユニット72について、
図9、図11〜図12に基づいて説明する。背面視ほぼ
矩形状のユニットフレーム73がフレームFに背面側か
らビスで固定され、このユニットフレーム73の左右両
端部が後方に切り起こされた1対の支持部73aには、
左右方向向きの支持軸74の左右両端部が固着され、こ
の支持軸74には、外周部に補強用のリブを形成した合
成樹脂製の板部材からなるほぼ矩形状のスライド部材7
5が、そのスライド部材75に一体形成した2箇所の支
持部75aに支持軸74を挿通させて移動可能に支持さ
れている。
【0048】ここで、このスライド部材75に一体形成
された上下2つの当接部75bの先端をユニットフレー
ム73に後方から夫々当接させることで、スライド部材
75はユニットフレーム73にほぼ平行な姿勢を保持し
ながら移動可能になっている。そして、右側の支持部7
3aと右側の支持部75aとの間の支持軸74には圧縮
コイルバネ76が外装され、スライド部材75はこのコ
イルバネ76のバネ力により常に左方に弾性付勢されて
いる。スライド部材75の下端部のほぼ右半分には、斜
め下方に傾斜した傾斜スリット77bと、この傾斜スリ
ット77bの左右両側に連続させた水平スリット77
a,77cとからなる回動用スリット77が形成されて
いる。
【0049】一方、ユニットフレーム73の右下角部に
は、後方に延びる枢支ピン78の前端が固着され、この
枢支ピン78には、平面視ほぼコ字状に屈曲形成した回
動レバー79の基端部が回動自在に枢支されている。こ
の回動レバー79の斜め上方向きに延びる駆動部79a
の先端部には後方に延びる係合ピン80の前端が固着さ
れ、この係合ピン80は回動用スリット77に係合され
ている。更に、回動レバー79の下向きに延びる作動部
79bは、切換えレバー61の駆動部61bの後端部に
左方から当接可能に位置している。
【0050】即ち、スライド部材75は常には、圧縮コ
イルバネ76のバネ力により、実線で示すように、係合
ピン80が上側の水平スリット77aの右端に当接した
最左限位置である送り歯作動位置と、鎖線で示すよう
に、係合ピン80が傾斜スリット77bを経て下側の水
平スリット77cの左端に当接した最右限位置である送
り歯手動ドロップ位置とに亙って移動可能であり、スラ
イド部材75が送り歯作動位置から送り歯手動ドロップ
位置に移動する間であって、係合ピン80が傾斜スリッ
ト77bを移動するときに、係合ピン80を介して回動
レバー79が実線で示す待機位置から鎖線で示す作動位
置に回動され、切換えレバー61がドロップ位置に切換
えられる。ここで、スライド部材75の送り歯作動位置
から送り歯手動ドロップ位置への最大移動距離をAとす
る。
【0051】ところで、図12に示すように、切換えレ
バー61の駆動部61bとユニットフレーム73とに引
っ張りコイルバネ81が張架されており、このコイルバ
ネ81のバネ力により、切換えレバー61は常に上下動
位置に切換えられるように付勢されている。前記スライ
ド部材75の後側に対応するミシンカバーKには、図1
2、図13に示すように、左右方向に長い矩形状の切欠
き窓Kaが形成されており、スライド部材75の後端面
に後方突出状に形成された操作部75cが、この切欠き
窓Kaを介して外部(後方)に突出した露出状態で、ス
ライド部材75が送り歯作動位置と送り歯手動ドロップ
位置とに切換え可能になっている。
【0052】ところで、この切欠き窓Kaが形成された
ミシンカバーKの外面の上側には、図2、図15に示す
ように、送り歯作動位置のときの操作部75cの位置に
対応させて、針板18(横棒)に対して送り歯40が上
下動するマークM1と、送り歯40のドロップ位置のと
きの操作部75cの位置に対応させて、針板11(横
棒)の下側に送り歯40がドロップするマークM2とが
刻印されている。ところで、スライド部材75のほぼ上
半部に対応するユニットフレーム73には、板バネ82
の基端部(左端部)がビス83で固着され、その板バネ
82の右端近傍部が三角形状に後方に突出した係止部8
2aが形成されている。
【0053】これにより、操作部75cを手動で操作し
て、スライド部材75を送り歯手動ドロップ位置に移動
させたとき、つまり支持部75aが係止部82aを越え
たときには、板バネ82の弾性力が圧縮コイルバネ76
のバネ力よりも強いことから、スライド部材75はその
送り歯手動ドロップ位置に保持される。即ち、この状態
で駆動軸8の回転と同時に退避駆動用カム34が回転す
るので、従動子56がこの退避駆動用カム34のカム面
に沿って、送り歯40はドロップ位置から針板18の上
面と略等しい高さまで微小ストロークだけ上昇する。こ
こで、回動用スリット77、係合ピン80、回動レバー
79、切換えレバー61などから送り歯ドロップ機構7
0を操作する操作系が構成されている。
【0054】ところで、前記切欠き窓Kaの左斜め左方
で下側のミシンカバーKの内面には、図11〜図13に
示すように、ミシンカバーKに形成した1対の支持部K
bの先端部に、左右方向向きに配設された支持軸85の
左右両端部が支持され、固定ビス86のワッシャー87
で外れないように固定されている。この支持軸85に
は、移動部材88が、その移動部材88に一体形成した
2箇所の支持部88aに支持軸85を挿通させて左右方
向移動可能に支持されている。この移動部材88には下
方に延びる当接部88bが形成され、図2、図15に示
すように、この当接部88bの殆どがミシンカバーKの
側壁を内側に凹ませた凹み側壁部の段部に形成したスリ
ットKcから外側に露出されており、外部から見えるよ
うになっている。
【0055】そして、右側の支持部Kbと移動部材88
との間の支持軸85には、圧縮コイルバネ89が外装さ
れ、移動部材88はこの圧縮コイルバネ89のバネ力に
より、常には左方の待機位置(図12、13参照)に位
置している。そして、布送りユニット100がフリーア
ーム部1aに装着されたときには、布送りユニット10
0の押圧部102bでこの当接部88bが右方に押圧移
動され、図17の実線で示す待機位置から鎖線で示す押
圧位置まで移動距離Bに対応して移動される。これと同
時に、スライド部材75が移動部材88に左方から押圧
されて、送り歯手動ドロップ位置の手前の送り歯自動ド
ロップ位置(図17の鎖線)まで移動される。ここで、
スライド部材75や移動部材88などが被押圧部に相当
する。
【0056】即ち、スライド部材75は、送り歯作動位
置から移動部材88の移動距離Bに対応する送り歯自動
ドロップ位置まで移動される。ここで、スライド部材7
5の送り歯作動位置からの移動距離Bは、手動操作によ
る最大移動距離Aよりも若干短いが、係合ピン80が傾
斜スリット77bを確実に移動しており、回動レバー7
9が作動位置に回動され且つ切換えレバー61が確実に
ドロップ位置に切換えられている。その結果、従動子5
6が退避駆動用カム34に対応した位置に確実に切換え
られている。
【0057】ところで、水平釜90は図8、図9に示す
ように、ベッド部1の左端近傍部のフレームFに下端部
が固着された鉛直向きの釜軸91に、鉛直軸心回りに回
転自在に枢支されている。次に、釜駆動機構95につい
て説明すると、水平釜90の下部にタイミングプーリ9
6が一体形成され、このタイミングプーリ96とカム体
30のタイミングプーリ31とにタイミングベルト97
が掛装され、駆動軸8と共にカム体30が回転駆動さ
れ、これらタイミングプーリ31,96とタイミングベ
ルト97を介して水平釜90が回転駆動される。
【0058】但し、タイミングプーリ31,96の径の
違いにより、水平釜90が駆動軸8の2倍の回転速度で
回転駆動され、縫針15と協働して加工布に縫目を形成
するようになっている。次に、このように構成された電
子制御式ミシンM及び布送りユニット100の作用及び
効果について説明する。図2に示すように、スライド部
材75の操作部75cを操作しないで、スライド部材7
5が送り歯作動位置のときには、操作部75cが送り歯
40の上下動位置を示すマークM1に対応しているのを
目視できる。
【0059】即ち、このときには、回動レバー79が待
機位置であり、切換えレバー61が上下動位置に切換え
られており、従動子56が上下駆動用カム33に当接し
ている。この状態でメインモータ6が駆動されると、主
軸7や針棒上下駆動機構20を介して針棒14が上下駆
動される。このとき、駆動軸8の回転によりカム体30
が回転駆動され、従動子56が上下駆動用カム33によ
り上下動されるので、送り歯40は送り歯上下駆動機構
55を介して針板18よりも上側と下側とに上下駆動さ
れる。これと同時に、送り歯前後駆動機構50による前
後駆動を伴った所謂4送り運動により加工布が布送りさ
れる。
【0060】ところで、押え足を上昇させ且つ送り歯4
0をドロップ状態にして、しつけ縫いなどを実行すると
きには、図14に示すように、スライド部材75の操作
部75cを操作して、スライド部材75を最大移動距離
Aまで移動させた送り歯手動ドロップ位置に切り換え
る。その結果、図12に鎖線で示すように、操作部75
cが送り歯40のドロップ位置を示すマークM2に対応
しているのを目視でき、送り歯40がドロップ位置に切
換えられたのを容易に確認できる。これにより、スライ
ド部材75がその送り歯手動ドロップ位置に移動するこ
とで、回動レバー79が係合ピン80と傾斜スリット7
7bとを介して作動位置に回動され、同時に切換えレバ
ー61がドロップ位置に切換えられ、従動子56が退避
駆動用カム34に対応する位置に切換えられる。
【0061】この状態でメインモータ6が駆動される
と、カム体30が回転駆動されるが、従動子56が退避
駆動用カム34に当接しているので、送り歯40は針板
18の上側に移動することなく、針板18よりも下側の
ドロップ位置で微小ストロークだけ微動するようにな
る。このとき、針棒14は通常と同様に、針棒上下駆動
機構55を介して上下駆動される。一方、図15〜図1
7に示すように、布送りユニット100をミシンMのフ
リーアーム部1aに装着したときには、水平壁部102
の押圧部102bで移動部材88の当接部88bが押圧
位置まで移動距離Bに対応して押圧移動される。
【0062】このとき、布送りユニット100がミシン
Mに確実に装着されているときには、当接部88bが所
定の押圧位置まで移動したのを目視することで、送り歯
40がドロップ位置に切換えられたのを容易に確認でき
る。その結果、前述したように、スライド部材75が送
り歯自動ドロップ位置(図17の鎖線)まで移動距離B
に対応して移動され、手動操作したときと同様に、回動
レバー79が作動位置に回動され且つ切換えレバー61
が確実にドロップ位置に切換えられ、従動子56が退避
駆動用カム34に対応した位置に確実に切換えられてい
る。
【0063】この場合にも、図15に示すように、操作
部75cが送り歯40のドロップ位置を示すマークM2
の近傍位置に移動しているのを目視することで、送り歯
40がドロップ位置に確実に切換えられたのを容易に確
認できる。ところで、布送りユニット100のミシンM
への装着が不完全なときには、当接部88bが所定の押
圧位置まで移動せず、しかもスライド部材75が送り歯
自動ドロップ位置まで移動していないので、操作部75
cとドロップ位置マークM2とを目視することにより、
布送りユニット100が確実にミシンM装着できていな
いことが一目瞭然に分かる。ここで、布送りユニット1
10に設けた押圧部102bは水平壁部102の一部で
あって、何ら突出するものでないので、ゴミの付着を防
止することができる。
【0064】次に、前記実施形態の変更形態について説
明する。 (1) 布送りユニット100の水平壁部102に設け
られた押圧部102bを外部から目視可能に露出させる
ようにしてもよい。 (2) 送り歯前後駆動機構50や送り歯上下駆動機構
55、送り歯ドロップ機構70などは一例を示たものに
過ぎず、各種の機構を用いたものであってもよい。 (3) 各種の布送りユニット及びこの布送りユニット
を装着して刺繍縫製可能な各種の電子制御式ミシンに本
発明を適用することも可能である。 (4) 更に、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種
々の変更を加えて実施し得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ベッド部のフ
リーアームに着脱自在に装着される刺繍用布送りユニッ
トを備えたミシンにおいて、布送りユニットに押圧部を
形成し、布送りユニットをフリーアームに装着する際に
押圧部で押圧される被押圧部をベッド部に設け、押圧部
と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露出状に設け
たので、ベッド部に設けた送り歯ドロップ機構などの作
動状態を押圧部と被押圧部の少なくとも一方の移動位置
に基づいて容易に確認することができ、これにより、布
送りユニットのフリーアームへの装着ミスを防止するこ
とができる。
【0066】請求項2の発明によれば、ベッド部のフリ
ーアームに着脱自在に装着される刺繍用布送りユニット
を備えたミシンにおいて、布送りユニットにフリーアー
ムの下側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニット
をフリーアームに装着する際に水平壁部に形成した押圧
部で押圧される被押圧部をベッド部に設けたので、布送
りユニットをフリーアームに装着することで、この押圧
部で被押圧部が押圧されて、ベッド部に設けた送り歯ド
ロップ機構などが駆動することができる。ここで、布送
りユニットに設けた押圧部は水平壁部の一部であって、
何ら突出するものでないので、ゴミの付着を防止するこ
とができる。
【0067】請求項3の発明によれば、ベッド部のフリ
ーアームに着脱自在に装着される刺繍用布送りユニット
を備えたミシンにおいて、布送りユニットにフリーアー
ムの下側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニット
をフリーアームに装着する際に水平壁部に形成した押圧
部で押圧される被押圧部をベッド部に設け、押圧部と被
押圧部の少なくとも一方を目視可能に露出状に設けたの
で、布送りユニットをフリーアームに装着することで、
この押圧部で被押圧部が押圧されて、ベッド部に設けた
送り歯ドロップ機構などを作動することができる。
【0068】ここで、布送りユニットに設けた押圧部は
水平壁部の一部であって、何ら突出するものでないの
で、ゴミの付着を防止することができる。更に、ベッド
部に設けた送り歯ドロップ機構などの作動状態を押圧部
と被押圧部の少なくとも一方の移動位置に基づいて容易
に確認することができ、これにより、布送りユニットの
フリーアームへの装着ミスを防止することができる。
【0069】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記ベッド部に、
送り歯をドロップ位置に切換える送り歯ドロップ機構
と、この送り歯ドロップ機構を操作する操作系を設け、
布送りユニットを装着する際に、被押圧部を介して操作
系を送り歯ドロップ側へ操作するように構成したので、
布送りユニットをフリーアームに装着したとき、布送り
ユニットの押圧部で被押圧部が押圧され、これにより被
押圧部と操作系と送り歯ドロップ機構とを介して送り歯
をドロップ位置に切換えることができ、このときの押圧
部と被押圧部の少なくとも一方の移動位置を目視できる
ことから、送り歯ドロップ機構などの作動状態を容易に
確認することができる。
【0070】請求項5の発明によれば、請求項4と同様
の効果を奏するが、前記被押圧部に、その被押圧部を手
動操作にて送り歯ドロップ側へ操作可能な操作部を設け
たので、刺繍縫製以外のしつけ縫いなどで送り歯を必要
としないときに、この操作部を手動操作して被押圧部を
介して操作系を送り歯ドロップ側へ操作することができ
る。
【0071】請求項6の発明によれば、請求項5と同様
の効果を奏するが、前記ベッド部に、操作部を介して送
り歯の位置を表示するマークを設けたので、ドロップ位
置を示すマークに対応する位置まで操作部を手動操作す
ることで、操作系と送り歯ドロップ機構を介して送り歯
をドロップ位置に確実に切換えることができる。
【0072】請求項7の発明によれば、ミシンのベッド
部のフリーアームに着脱自在に装着される刺繍用布送り
ユニットにおいて、布送りユニットに押圧部を形成し、
布送りユニットをフリーアームに装着する際に押圧部で
ベッド部に設けた被押圧部を押圧可能に構成し、押圧部
と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露出状に設け
たので、請求項1と同様の効果が得られる。
【0073】請求項8の発明によれば、ミシンのベッド
部のフリーアームに着脱自在に装着される刺繍用布送り
ユニットにおいて、布送りユニットにフリーアームの下
側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニットをフリ
ーアームに装着する際に水平壁部に形成した押圧部でベ
ッド部に設けた被押圧部を押圧可能に構成したので、請
求項2と同様の効果が得られる。
【0074】請求項9の発明によれば、ミシンのベッド
部のフリーアームに着脱自在に装着される刺繍用布送り
ユニットにおいて、布送りユニットにフリーアームの下
側に係合する水平壁部を形成し、布送りユニットをフリ
ーアームに装着する際に水平壁部に形成した押圧部でベ
ッド部側に設けた被押圧部を押圧可能に構成し、押圧部
と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露出状に設け
たので、請求項3と同様の効果が得られる。
【0075】請求項10の発明によれば、請求項7〜9
の何れか1項と同様の効果を奏するが、前記ベッド部
は、送り歯をドロップ位置に切換える送り歯ドロップ機
構とこの送り歯ドロップ機構を操作する操作系を有し、
前記布送りユニットを装着する際に、被押圧部を介して
操作系を送り歯ドロップ側へ操作するように構成したの
で、請求項4と同様の効果が得られる。
【0076】請求項11の発明によれば、請求項10と
同様の効果を奏するが、前記被押圧部はその被押圧部を
手動操作にて送り歯ドロップ側へ操作可能な操作部を有
するので、請求項5と同様の効果が得られる。請求項1
2の発明によれば、請求項11と同様の効果を奏する
が、前記ベッド部は、前記操作部を介して送り歯の位置
を表示するマークを有するので、請求項6と同様の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式ミシンの正
面図である。
【図2】電子制御式ミシンの背面図である。
【図3】布送りユニットの平面図である。
【図4】電子制御式ミシンの内部構造を示す正面図であ
る。
【図5】カム体の斜視図である。
【図6】カム体の底面側から視た斜視図である。
【図7】ベッド部の内部構造を示す正面図である。
【図8】水平釜を含む図7相当図である。
【図9】水平釜を含むベッド部の内部構造を示す平面図
である。
【図10】送り歯が退避状態における図7相当図であ
る。
【図11】図9の部分拡大平面図である。
【図12】ベッド部の内部構造を示す背面図である。
【図13】ベッド部のミシンカバーの内部の部分拡大図
である。
【図14】図11相当図である。
【図15】布送りユニットを装着した図2相当図であ
る。
【図16】図11相当図である。
【図17】図12相当図である。
【符号の説明】
M 電子制御式ミシン 1 ベッド部 1a フリーアーム部 40 送り歯 70 送り歯ドロップ機構 75 スライド部材 75c 操作部 79 回動レバー 88 移動部材 88b 当接部 100 布送りユニット 102 水平壁部 102b 押圧部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド部のフリーアームに着脱自在に装
    着される刺繍用布送りユニットを備えたミシンにおい
    て、 前記布送りユニットに押圧部を形成し、布送りユニット
    をフリーアームに装着する際に前記押圧部で押圧される
    被押圧部をベッド部に設け、 前記押圧部と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露
    出状に設けたことを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 ベッド部のフリーアームに着脱自在に装
    着される刺繍用布送りユニットを備えたミシンにおい
    て、 前記布送りユニットにフリーアームの下側に係合する水
    平壁部を形成し、布送りユニットをフリーアームに装着
    する際に前記水平壁部に形成した押圧部で押圧される被
    押圧部をベッド部に設けたことを特徴とするミシン。
  3. 【請求項3】 ベッド部のフリーアームに着脱自在に装
    着される刺繍用布送りユニットを備えたミシンにおい
    て、 前記布送りユニットにフリーアームの下側に係合する水
    平壁部を形成し、布送りユニットをフリーアームに装着
    する際に前記水平壁部に形成した押圧部で押圧される被
    押圧部をベッド部に設け、 前記押圧部と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露
    出状に設けたことを特徴とするミシン。
  4. 【請求項4】 前記ベッド部に、送り歯をドロップ位置
    に切換える送り歯ドロップ機構と、この送り歯ドロップ
    機構を操作する操作系を設け、前記布送りユニットを装
    着する際に、被押圧部を介して操作系を送り歯ドロップ
    側へ操作するように構成したことを特徴とする請求項1
    〜3の何れか1項に記載のミシン。
  5. 【請求項5】 前記被押圧部に、その被押圧部を手動操
    作にて送り歯ドロップ側へ操作可能な操作部を設けたこ
    とを特徴とする請求項4に記載のミシン。
  6. 【請求項6】 前記ベッド部に、前記操作部を介して送
    り歯の位置を表示するマークを設けたことを特徴とする
    請求項5に記載のミシン。
  7. 【請求項7】 ミシンのベッド部のフリーアームに着脱
    自在に装着される刺繍用布送りユニットにおいて、 前記布送りユニットに押圧部を形成し、布送りユニット
    をフリーアームに装着する際に前記押圧部でベッド部に
    設けた被押圧部を押圧可能に構成し、 前記押圧部と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露
    出状に設けたことを特徴とする刺繍用布送りユニット。
  8. 【請求項8】 ミシンのベッド部のフリーアームに着脱
    自在に装着される刺繍用布送りユニットにおいて、 前記布送りユニットにフリーアームの下側に係合する水
    平壁部を形成し、布送りユニットをフリーアームに装着
    する際に前記水平壁部に形成した押圧部でベッド部に設
    けた被押圧部を押圧可能に構成したことを特徴とする刺
    繍用布送りユニット。
  9. 【請求項9】 ミシンのベッド部のフリーアームに着脱
    自在に装着される刺繍用布送りユニットにおいて、 前記布送りユニットにフリーアームの下側に係合する水
    平壁部を形成し、布送りユニットをフリーアームに装着
    する際に前記水平壁部に形成した押圧部でベッド部側に
    設けた被押圧部を押圧可能に構成し、 前記押圧部と被押圧部の少なくとも一方を目視可能に露
    出状に設けたことを特徴とする刺繍用布送りユニット。
  10. 【請求項10】 前記ベッド部は、送り歯をドロップ位
    置に切換える送り歯ドロップ機構とこの送り歯ドロップ
    機構を操作する操作系を有し、前記布送りユニットを装
    着する際に、被押圧部を介して操作系を送り歯ドロップ
    側へ操作するように構成したことを特徴とする請求項7
    〜9の何れか1項に記載の刺繍用布送りユニット。
  11. 【請求項11】 前記被押圧部はその被押圧部を手動操
    作にて送り歯ドロップ側へ操作可能な操作部を有するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の刺繍用布送りユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】 前記ベッド部は、前記操作部を介して
    送り歯の位置を表示するマークを有することを特徴とす
    る請求項11に記載の刺繍用布送りユニット。
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