JP2000005124A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP2000005124A JP17686898A JP17686898A JP2000005124A JP 2000005124 A JP2000005124 A JP 2000005124A JP 17686898 A JP17686898 A JP 17686898A JP 17686898 A JP17686898 A JP 17686898A JP 2000005124 A JP2000005124 A JP 2000005124A
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隆行 石原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器の洗浄を行う食器洗い機において、蓋開
閉操作時の左右方向の動きをなくすることにより操作性
およびデザイン性を向上するとともに、蓋を開けたとき
の洗浄水の庫外への飛び散りを完全に防止する。 【解決手段】 食器洗い機本体に軸支された蓋23によ
り洗浄槽21の開口部を開閉自在に覆い、この蓋23の
軸支部とは反対側の位置に軸支したハンドル24に蓋2
3の外方開口部27を覆う把手部26と蓋23の裏側に
突出しこの把手部26と連動して回動する係止部30を
設ける。ハンドル24の把手部26と係止部30は、蓋
23が閉状態で食器洗い機本体に固定した蓋ロック機構
32に係合する方向に付勢されるとともに、蓋ロック機
構32は係止部30が係合した状態で運転中は電気的に
ロックし、一時停止時には電気的にロック解除するよう
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器の洗浄を行う
食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は、図10に
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
【0003】図に示すように、洗浄槽1は、食器類2を
内部に収納し、底部に洗浄水を溜るよう構成し、前面は
開口部となっている。洗浄ノズル3は、洗浄槽1内に回
転自在に支持し、食器類2に向けて洗浄ポンプ4より送
り込まれた洗浄水を噴出する。洗浄ポンプ4はモータ5
によって駆動される。ヒータ6は洗浄槽1の底部に配設
され洗浄水を加熱する。
【0004】蓋7は、洗浄槽1の前面開口部を前方に開
閉自在に覆い、内部下部には支持部材8を取り付け、食
器洗い機本体9に取り付けられた軸受け部材10に軸支
部11を介して回転自在に保持されている。また、洗浄
槽1の開口部の内壁の上面、左右側面には水封部材12
を取り付け、蓋7に取り付けた蓋裏板13に蓋7が閉状
態で密着し水封するよう構成している。
【0005】開閉ハンドル14は、蓋7の内部上部に取
り付け、蓋7を閉状態にロック可能とするもので、図1
1に示すように、開閉ハンドル14のハンドルアーム1
5に連動してロックレバー16を回動させ、ロックレバ
ー16のロック部17を食器洗い機本体9に係合させて
蓋7をロックできるよう構成している。マイクロスイッ
チ18は、ハンドルアーム15に連動して動作し、洗浄
ポンプ4などの動作を制御するものである。
【0006】上記構成において動作を説明する。利用者
が蓋7を前方に開け、食器類2を食器かご19に配置
し、洗浄槽1に収納して洗剤を入れた後運転を開始する
と、まず、洗浄槽1の底部に所定量の水道水が給水され
る。そして モータ5およびヒータ6に通電され、洗浄
水は加熱されながら洗浄ポンプ4により食器類2に向け
て洗浄ノズル3から噴出され、食器の汚れを落とす。洗
浄中は水封部材12によって洗浄槽1、蓋7間を水封
し、洗浄槽1内に噴出される洗浄水が洗浄槽1外に漏れ
るのを防止する。
【0007】食器洗い機の運転中は、ハンドルアーム1
5は閉の位置にあり、ロックレバー16のロック部17
が食器洗い機本体9に係合し、蓋7をロックしている。
また、運転中に蓋7を開けるときは、ハンドルアーム1
5を開の位置に移動させることにより、ロックレバー1
6がハンドルアーム15と連動して回動し、ロック部1
7が食器洗い機本体9からはずれ、蓋7を開けることが
できる。このとき、マイクロスイッチ18がオフとな
り、洗浄ポンプ4を停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ハンドルアーム15が製品の正面から目
立って見える上に、開閉動作が左右方向となるため、蓋
7の開口部20が大きな面積を占め、デザイン的に不具
合いであるとともに、開閉操作時の操作性が悪いという
問題を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、蓋開閉操作時の左右方向の動きをなくすることによ
り操作性およびデザイン性を向上するとともに、蓋を開
けたときの洗浄水の庫外への飛び散りを完全に防止する
ことを第1の目的としている。
【0010】また、停電時のロック解除を製品の前面か
ら行えるようにし、サービス性を向上することを第2の
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、食器洗い機本体に軸支された蓋によ
り洗浄槽の開口部を開閉自在に覆い、この蓋の軸支部と
は反対側の位置に軸支したハンドルに蓋の外方開口部を
覆う把手部と蓋の裏側に突出しこの把手部と連動して回
動する係止部を設ける。ハンドルの把手部と係止部は、
蓋が閉状態で食器洗い機本体に固定した蓋ロック機構に
係合する方向に付勢されるとともに、蓋ロック機構は係
止部が係合した状態で運転中は電気的にロックし、一時
停止時には電気的にロック解除するよう構成したもので
ある。
【0012】これにより、開閉操作時の左右方向の動き
をなくすることができて、操作性およびデザイン性を向
上できるとともに、蓋を開けたときの洗浄水の庫外への
飛び散りを完全に防止することができる。
【0013】また、上記第2の目的を達成するために、
洗浄槽の開口部を蓋により開閉自在に覆い、運転中は蓋
ロック機構により蓋を閉状態で開けられないように電気
的にロックする。この蓋ロック機構は、蓋の外方よりロ
ックを手動で解除できるよう構成したものである。
【0014】これにより、停電時のロック解除を製品の
前面から容易に行うことができ、サービス性を向上する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、開口部を有する洗浄槽と、食器洗い機本体に軸支さ
れ前記開口部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋の軸支部と
は反対側の位置に軸支され前記蓋の外方開口部を覆う把
手部と前記蓋の裏側に突出しこの把手部と連動して回動
する係止部を有するハンドルと、前記食器洗い機本体に
固定した蓋ロック機構とを備え、前記ハンドルの把手部
と係止部は、前記蓋が閉状態で前記蓋ロック機構に係合
する方向に付勢されるとともに、前記蓋ロック機構は前
記係止部が係合した状態で運転中は電気的にロックし、
一時停止時には電気的にロック解除するよう構成したも
のであり、蓋の開閉操作時のハンドルの左右方向の動き
がなくなり、蓋を押すだけで閉まりハンドルを軽く握る
だけで蓋を開けられるため、操作性を向上できるととも
に、前面から見える把手部のえぐりも小さくできてデザ
イン性を向上することができ、さらに運転中に蓋を開け
る時は一時停止してからでないと開けられないので、蓋
を開けたときの洗浄水の庫外への飛び散りを防止でき
る。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、ハンドルの係止部は、蓋が開状態
で、前記蓋の軸支部とは反対側の端面より突出させない
ようにしたものであり、蓋が開いているときに使用者が
係止部に足を引っ掛けたりすることによる怪我を防止す
ることができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、蓋ロック機構のハンドルの係止部
に対向する方向には、前記ハンドルの係止部の斜面にほ
ぼ接線となる傾斜部を形成したものであり、使用者が蓋
を閉めるとき、係止部が蓋ロック機構に係止するまでの
動きをスムーズにできるとともに、蓋を閉めるときに必
要な操作力を低減でき、操作性を向上することができ
る。
【0018】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、発光ランプなどにより表示動作を
行う表示手段を備え、前記表示手段は、運転中に蓋ロッ
ク機構により電気的にロックされているとき、電気的な
ロック状態であることを表示するようにしたものであ
り、ロック中にもかかわらず使用者が誤って無理に蓋を
開けるような事態を防止でき、操作性を向上できるとと
もに、無理な力がかかることによる蓋ロック機構などの
強度低下も防止できる。
【0019】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、運転中に一時停止したとき、蓋ロ
ック機構は、所定の時間経過後に電気的にロック解除す
るようにしたものであり、運転中に蓋を開けたときの洗
浄水の庫外への飛び散りを完全に防止することができ
る。
【0020】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、運転中に一時停止したとき、所定
の時間内に蓋ロック機構の電気的なロック解除が行われ
ない場合、異常報知するようにしたものであり、たとえ
ば、蓋ロック機構の故障等でロック解除が行えない状態
が発生した場合に、使用者に知らせることができ、迅速
なサービスを受けることができる。また、一時停止をす
るとき、把手部を握りながら蓋ロック機構に故意に負荷
を加えてロック解除させる等、やるべきでない操作を行
ったことを警告して知らせるとともに、安全側に運転を
停止できる。
【0021】請求項7に記載の発明は、開口部を有する
洗浄槽と、この開口部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋の
裏側に取り付けた蓋裏板と、前記洗浄槽の開口部に取り
付け前記蓋の閉状態で前記蓋裏板に密着する水封部材と
を備え、前記水封部材は、内部に中空部を設けるととも
に前記洗浄槽内側の側壁に凹面を形成したものであり、
蓋が閉まったときの水封部材の反発力を低く押さえるこ
とができ、蓋を閉めるときの操作力を水封性能を確保し
ながら少なくすることができ、操作性を向上できる。
【0022】請求項8に記載の発明は、開口部を有する
洗浄槽と、この開口部を開閉自在に覆う蓋と、運転中は
前記蓋を閉状態で開けられないように電気的にロックす
る蓋ロック機構とを備え、前記蓋ロック機構は、前記蓋
の外方よりロックを手動で解除できるよう構成したもの
であり、停電時のロック解除を容易に行うことができ、
サービス性を向上することができる。
【0023】請求項9に記載の発明は、上記請求項8に
記載の発明において、蓋ロック機構は、食器洗い機本体
に固定した周辺部材と前記蓋との隙間より外方から手動
でロックを解除できるようにしたものであり、停電時の
ロック解除を容易に行うことができ、サービス性を向上
することができる。
【0024】請求項10に記載の発明は、上記請求項8
または9に記載の発明において、運転中に手動によるロ
ック解除が行われたとき、蓋を開けられないように再度
電気的にロックするようにしたものであり、使用者が運
転中に誤って手動ロック解除を行った場合でも、支障な
く運転を続行することができる。
【0025】請求項11に記載の発明は、上記請求項8
または9に記載の発明において、運転中に手動によるロ
ック解除が所定の回数または所定時間行われたとき、異
常報知するようにしたものであり、使用者が運転中に故
意に手動ロック解除を繰り返し行ったとき、やるべきで
ない操作であることを警告して知らせるとともに、安全
側に運転を停止できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0027】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、洗浄槽21は、前部に開口部を有し、食器洗い機本
体22下部の軸支部11に軸支された蓋23により開口
部を開閉自在に覆っている。蓋23の軸支部11とは反
対側の位置となる上部内部に、ハンドル24を軸25に
よって回動自在に軸支している。
【0028】このハンドル24は、前部に把手部26を
有し、蓋23の外方開口部27を覆うとともに、蓋23
の裏側に取り付けた蓋裏板28の穴部29より後方に伸
びる係止部30を有している。軸25に取り付けたばね
31により把手部26および係止部30は蓋23が閉の
状態で蓋ロック機構32に係合する方向に付勢されてい
る。
【0029】蓋ロック機構32は、食器洗い機本体22
に取り付け、前部にばね33により下方向に付勢され、
上下方向に摺動可能な係止部挿入板34を設け、蓋23
が閉まった状態で、係止部30が蓋ロック機構32に係
合するとともに、係止部挿入板34を上方向に押し上げ
る。この係止部挿入板34の後方にソレノイド35の吸
引により後方に摺動可能な操作板36を配設し、ハート
カム37によりソレノイド35の吸引を繰り返すたびに
前後方向に所定量ずれた位置で保持される。
【0030】図1に示す状態は、係止部挿入板34と操
作板36のロック部38とが当接し、把手部26を握っ
ても係止部30が蓋ロック機構32から外れないロック
状態を示しており、操作板36によって洗浄ポンプ等の
負荷を動作させるスイッチ39がオンになっている。
【0031】この状態から、さらにソレノイド35が1
回吸引すると、操作板36が所定量前方に移動して保持
され、ロック部38が離れるとともにスイッチ39もオ
フとなり、負荷が停止するとともに、把手部26を握る
と係止部30が係止部挿入板34を押し下げるので、係
止部30が蓋ロック機構32から外れることが可能とな
り、蓋23を開けることが可能なロック解除の状態とな
る。
【0032】このように蓋ロック機構32は、ソレノイ
ド35の吸引のたびに電気的にロック、ロック解除を繰
り返す機能を有している。
【0033】また、ハンドル24の係止部30は、蓋2
3が開状態で、蓋23の軸支部とは反対側の端面41よ
り突出させないようにしている。さらに、蓋ロック機構
32のハンドル24の係止部30に対向する方向(図1
では食器洗い機の前方)には、ハンドル24の係止部3
0の斜面42にほぼ接線となる傾斜部43を形成してい
る。
【0034】上記構成において動作を説明する。使用者
が食器2を洗浄槽21内にセットした後、蓋23を閉め
る。このとき、係止部30は蓋23を押す力により下方
向に回動しながら蓋ロック機構32に係合して蓋閉の状
態となる。洗浄槽21の開口部に取り付けた水封部材4
0の反発力、ばね31、33の付勢力を適当に設定すれ
ば軽い操作力で蓋23を閉めることができる。
【0035】また、蓋23を開けるときは、把手部27
を軽く握るだけで係止部30が蓋ロック機構32から外
れ蓋23が開く。
【0036】このように、蓋23の開閉時の操作性が向
上するとともに、把手部26は上下方向にわずかに回動
するだけなので蓋23の開口部27も小さくでき、デザ
イン性も向上する。
【0037】なお、上述のようにワンタッチで蓋23が
開けられるようにすると、運転中に洗浄槽21内に洗浄
水が飛散しているときに蓋23を開けると、外部に水が
飛び散る恐れがあるが、運転中は蓋ロック機構32によ
り蓋23が開かないように電気的にロックし、一時停止
させたときにソレノイド35を1回吸引させて電気的に
ロック解除することにより蓋開時の動作を2モーション
にでき、水の飛び散りを防げる。
【0038】また、ハンドル24の係止部30は、蓋2
3の開状態で、蓋23の軸支部とは反対側の端面41よ
り突出させないので、係止部30の頂点は蓋23が開い
た状態で蓋23の上面41よりも突出しない位置で保持
されるため、蓋23が開いているとき、使用者が係止部
30に足を引っ掛けたりすることによる怪我を防止する
ことができるとともに、何かに当てて係止部30が変形
するのを防止できる。
【0039】また、蓋ロック機構32のハンドル24の
係止部30に対向する方向には、ハンドル24の係止部
30の斜面42にほぼ接線となる傾斜部43を形成して
いるので、使用者が蓋23を閉めるとき、係止部30が
傾斜部43に当たり下方向に回動しながら蓋ロック機構
32に係止するまでの動きをスムーズにできるととも
に、蓋23を閉めるときに必要な操作力も低減でき、操
作性を向上することができる。
【0040】なお、本実施例では、蓋23が前方に開く
タイプの食器洗い機の例を示したが、蓋が上方に開くタ
イプであってもよい。
【0041】(実施例2)図3に示すように、操作表示
部44は、蓋23の前面に設け、電源スイッチ45a、
スタート/一時停止スイッチ45bなどのスイッチと、
進行表示部46a、ドアロック表示部46b、異常表示
部46cなどの表示部(表示手段)とで構成している。
ドアロック表示部46bは、蓋ロック機構32内のスイ
ッチ39がオンのとき(電気的なロック状態)に点灯
し、オフのとき(電気的なロック解除状態)に消灯する
ようにしている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0042】上記構成において動作を説明する。使用者
が食器2を洗浄槽21内にセットした後、蓋23を閉め
る。このとき、係止部30は蓋23を押す力により下方
向に回動しながら蓋ロック機構32に係合して蓋閉の状
態となる。
【0043】この状態で、スタート/一時停止スイッチ
45bをオンして運転をスタートすると、蓋ロック機構
32内のソレノイド35が吸引し、係止部挿入板34と
操作板36のロック部38とが当接して電気的なロック
状態となり、操作板36によってスイッチ39がオンに
なり、ドアロック表示部46bが点灯し、運転中蓋23
が開かないようにロックされた状態を使用者に明確に知
らしめることができる。
【0044】使用者が運転中に蓋23を開けたいとき、
ロック状態であることがわからなければ、把手部26に
無理な力をかけて開けようとし、蓋ロック機構32の破
損を招く恐れがあるが、上述の構成により、ロック中に
もかかわらず使用者が誤って無理に蓋23を開けるよう
な事態を防止でき、操作性を向上することができるとと
もに、蓋ロック機構32などの強度低下も防止できる。
【0045】(実施例3)図1に示す蓋ロック機構32
は、運転中に一時停止したとき、所定の時間(たとえ
ば、0.5秒)経過後に、ソレノイド35を動作させて
電気的にロック解除するように構成している。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0046】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。ステップ61で使用者が運転をスタートす
ると、ステップ62で蓋ロック機構32内のソレノイド
35に通電して吸引し、ステップ63で電気的なロック
状態となり、ステップ64で運転が進行する。ステップ
64で運転が終了するとステップ65へ進み、終了す
る。
【0047】運転の途中で使用者が蓋23を開けるた
め、ステップ66でスタート/一時停止スイッチ45b
を押すと、ステップ67で洗浄ポンプが停止する。その
後、ステップ68で所定の時間(0.5秒)経過する
と、ステップ69でソレノイド35に再度通電して吸引
させ、ステップ70で電気的なロック解除状態とし、ス
テップ71へ進み、待機する。
【0048】この遅延時間を設けることにより、一時停
止した後、蓋23が開けられるときには洗浄槽21内に
噴射されている洗浄水はない状態になり、蓋23を開け
たときの洗浄水の庫外への飛び散りを完全に防止するこ
とができる。
【0049】(実施例4)図3に示す異常表示部46c
は、運転中に一時停止したとき、所定の時間(たとえ
ば、2秒)内に蓋ロック機構32の電気的なロック解除
が行われない場合、異常報知するようにしている。他の
構成は上記実施例1〜3と同じである。
【0050】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。なお、ステップ61からステップ66まで
の動作は上記実施例3の動作と同じであるので説明を省
略する。
【0051】ステップ66にてスタート/一時停止スイ
ッチ45bを押すと、ステップ72でソレノイド35に
通電して吸引し、ステップ73を経てステップ74で電
気的なロックが解除されたかを判定し、ロックが解除さ
れるとステップ75へ進み、ロック解除の状態で待機す
る。
【0052】しかし、たとえば、操作板36の摺動抵抗
が何らかの原因で大きくなる等の蓋ロック機構32の不
具合が生じ、スタート/一時停止スイッチ45bを押し
ても電気的なロック解除が正常に行われない場合は、ス
イッチ39がオフしないことからロック解除の状態にな
っていないことを検知して、ステップ72に戻り、再度
ソレノイド35に通電して吸引し、電気的なロック解除
状態になるまでステップ72〜ステップ74を繰り返
す。
【0053】一方、一時停止してからロック解除される
までの経過時間の計時を行い、ステップ73で所定の時
間(2秒)経過してもロック解除が行えない状態が発生
した場合、蓋ロック機構32の故障が発生したと判断
し、ステップ76で操作表示部44に設けた異常表示部
46cにより異常報知し、ステップ77で停止する。し
たがって、使用者に知らせて迅速なサービスを受けるこ
とができる。
【0054】なお、本実施例では、一時停止してからロ
ック解除されるまでの経過時間の計時を行い、所定の時
間経過してもロック解除が行えない場合、異常報知して
いるが、ソレノイド35の吸引回数をカウントし、所定
の回数吸引しても電気的なロック解除とならない場合に
異常報知させてもよい。
【0055】また、蓋ロック機構32は電気的なロック
状態のとき、把手部26を強く握ると、係止部30によ
り係止部挿入板34が下方向に押されロック部38同士
が押し付けられているため、この状態で、スタート/一
時停止スイッチ45bを押してロック解除しようとして
も操作板36が動かず、ロック解除ができない現象が起
こる。このような状況が発生した場合も同様に、一時停
止してからの時間経過またはソレノイド35の吸引回数
を計量し、所定量に達した後異常報知をさせる。
【0056】このように、一時停止をするときに、把手
部26を握りながら蓋ロック機構32に故意に負荷を加
えてロック解除させる等、やるべきでない操作を行った
ことを警告して知らせるとともに、安全側に運転を停止
できる。
【0057】(実施例5)図6に示すように、水封部材
47は、洗浄槽21の開口部に取り付け蓋23の閉状態
で蓋裏板28に密着するもので、内部に中空部47aを
設けるとともに、洗浄槽21の内側の側壁47bに庫外
側に凹面を形成している。他の構成は上記実施例1と同
じである。
【0058】上記構成において動作を説明すると、蓋2
3が閉まるとき、水封部材47のシール面47cが蓋裏
板28により後方に押され、水封部材47が変形して水
封する。このときの反発力が蓋23を閉めるときの操作
力に影響する。そこで、水封部材47の側壁47bを庫
外側に凹面とすることにより、シール面47cを所定量
変形させるに必要な力を低減することができ、蓋23を
閉めるときに必要な操作力を少なくできる。
【0059】なお、シール面47cの変形量は減らさず
に、所定のシール代を確保した上で、たとえば、シリコ
ン等の復元性の優れた材質を使うことにより、水封性能
を低下させることなく、蓋23を閉めるときの操作力を
低減でき、操作性を向上することができる。
【0060】また、本実施例では、側壁47bを1つの
曲率で庫外側に凹面としているが、局部的に庫外側に向
かう切り込みを有した凹部を有するえぐれた形状であっ
てもよい。
【0061】(実施例6)図7に示すように、蓋ロック
機構48は、食器洗い機本体に取り付け、前部に上下方
向に摺動可能な係止部挿入板(図示せず)を設け、蓋2
3が閉まった状態で、係止部30が蓋ロック機構48に
係合するとともに、係止部挿入板34を上方向に押し上
げる。この係止部挿入板の後方にソレノイド35の吸引
により後方に摺動可能な操作板36を配設し、ハートカ
ム37によりソレノイド35の吸引を繰り返すたびに前
後方向に所定量ずれた位置で保持される。
【0062】図7に示す状態は、ハンドル24の把手部
26を握っても係止部30が蓋ロック機構48から外れ
ないロック状態を示しており、操作板36によって洗浄
ポンプ等の負荷を動作させるスイッチ39がオンになっ
ている。
【0063】この状態から、さらにソレノイド35が1
回吸引すると、操作板36が所定量前方に移動して保持
され、スイッチ39もオフとなり、負荷が停止するとと
もに、把手部26を握ると係止部30が蓋ロック機構3
2から外れることが可能となり、蓋23を開けることが
可能なロック解除の状態となる。このように蓋ロック機
構48は、ソレノイド35の吸引のたびに電気的にロッ
ク、ロック解除を繰り返す機能を有している。
【0064】蓋ロック機構48の前部には穴49を設
け、ばね50により前方に付勢された手動解除レバー5
1を前後方向に摺動可能に配設している。この穴49は
蓋23が閉められた状態で、食器洗い機本体上部に配設
された周辺部材52と蓋23の隙間53から前方より見
える位置にある。
【0065】手動解除レバー51の前部51aは自然状
態で穴49を貫通しており、後部51bは電気的なロッ
ク状態のときのみハートカム37に当接し、操作板36
をロック時の位置に保持している。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0066】上記構成において動作を説明する。なお、
電気的なロック、ロック解除の動作は上記実施例1の動
作と同じであるので説明を省略する。
【0067】蓋ロック機構48は電気的にロック、ロッ
ク解除を繰り返すので、運転中に停電した場合にはロッ
ク状態のままになり、停電が復帰するまで蓋23が開け
られない状態になる。停電時にロック解除を行うとき
は、図7に示す状態で、隙間53から前方より精密ドラ
イバー等の細い棒で手動解除レバー51を押すと、後部
51bがハートカム37から外れ、操作板36がロック
解除の位置に移動し、蓋23が開けられる状態になる。
【0068】したがって、使用者が前方より手動解除レ
バー51を押すだけで、食器洗い機をビルトインされて
いるキッチンから引き出さなくても、容易に手動でのロ
ック解除ができる。また、隙間53は広く取る必要はな
いので、デザイン上の悪影響を与えることもない。よっ
て停電が復帰するまで待つ必要もなく、蓋23を開けて
洗浄槽21内の食器を取り出すことがデザイン性を低下
させることなく可能となり、不必要なサービス修理を受
けたりすることが防げる。
【0069】なお、本実施例では、蓋23が前方に開
き、ビルトインされることを想定した例を示したが、蓋
23が上方に開くタイプでもよく、また、手動によるロ
ック解除は隙間53だけに限定せず、蓋23の外方から
できるのであればよい。
【0070】(実施例7)図7に示す蓋ロック機構48
は、運転中に手動によるロック解除が行われたとき、蓋
23を開けられないように再度電気的にロックするよう
に構成している。他の構成は上記実施例6と同じであ
る。
【0071】上記構成において図8を参照しながら動作
を説明する。なお、ステップ61からステップ65まで
の動作は上記実施例3の動作と同じであるので説明を省
略する。
【0072】使用者が前方より手動解除レバー51を押
して手動でロック解除を行う手動ロック解除動作は、基
本的に停電時に電気的なロック解除ができないときに行
う操作であり、通常の運転中に誤って操作した時には食
器洗い機の運転に影響を及ぼさないことが望まれる。
【0073】よって運転をスタートした後、電気的なロ
ック状態で運転が進行しているとき、ステップ78で手
動解除レバー51を押して手動ロック解除動作をする
と、ステップ79で上記実施例6で説明したように、一
時的に電気的なロック解除の状態となる。このとき、ス
イッチ39がオフになることで、電気的なロック状態で
あるべきときにロック解除されたことが検知し、異常が
発生したことを認識する。
【0074】もし運転中にこの現象が生じたのであれ
ば、ステップ80で再度ソレノイド35に通電して吸引
させ、ステップ81で電気的なロック状態に復帰させた
後に、ステップ64に戻り、運転を続行させる。
【0075】これにより、使用者が運転中に誤って手動
ロック解除を行っても、運転が支障なく続行することが
できる。
【0076】(実施例8)図7に示す蓋ロック機構48
は、運転中に手動によるロック解除が所定の回数または
所定時間行われたとき、図3に示す異常表示部46cに
より異常報知するように構成している。他の構成は上記
実施例6と同じである。
【0077】上記構成において図9を参照しながら動作
を説明する。なお、ステップ61からステップ65まで
の動作およびステップ78からステップ81までの動作
は上記実施例7の動作と同じであるので説明を省略す
る。
【0078】運転中、ステップ78で電気的なロック状
態で手動解除レバー51を押すと、再度ソレノイド35
を吸引し、電気的なロック状態に復帰させる。このと
き、使用者が運転中に手動ロック解除動作を故意に繰り
返し行った場合の対応として、手動ロック解除動作が行
われた回数をスイッチ39が何回オフしたかをカウント
させる。
【0079】そして、ステップ82で所定の回数、たと
えば3回までであれば、手動ロック解除動作が行われる
たびに電気的なロック状態に復帰させることを繰り返
し、運転を続行させる。手動ロック解除動作が3回を越
えて行われると、ステップ83で操作表示部44に設け
た異常表示部46cにより異常報知し、電気的なロック
解除状態で運転を停止させる。
【0080】これにより、使用者が運転中に故意に手動
ロック解除を繰り返し行った時、やるべきでない操作で
あることを警告して知らしめるとともに、安全側に運転
を停止できる。
【0081】なお、手動解除レバー51が押された回数
の代わりに、押されつづけた時間をカウントしてもよ
い。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、開口部を有する洗浄槽と、食器洗い機本
体に軸支され前記開口部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋
の軸支部とは反対側の位置に軸支され前記蓋の外方開口
部を覆う把手部と前記蓋の裏側に突出しこの把手部と連
動して回動する係止部を有するハンドルと、前記食器洗
い機本体に固定した蓋ロック機構とを備え、前記ハンド
ルの把手部と係止部は、前記蓋が閉状態で前記蓋ロック
機構に係合する方向に付勢されるとともに、前記蓋ロッ
ク機構は前記係止部が係合した状態で運転中は電気的に
ロックし、一時停止時には電気的にロック解除するよう
構成したから、蓋の開閉操作時のハンドルの左右方向の
動きがなくなり、蓋を押すだけで閉まりハンドルを軽く
握るだけで蓋を開けられるため、操作性を向上できると
ともに、前面から見える把手部のえぐりも小さくできて
デザイン性を向上することができ、さらに運転中に蓋を
開ける時は一時停止してからでないと開けられないの
で、蓋を開けたときの洗浄水の庫外への飛び散りを防止
できる。
【0083】また、請求項2に記載の発明によれば、ハ
ンドルの係止部は、蓋が開状態で、前記蓋の軸支部とは
反対側の端面より突出させないようにしたから、蓋が開
いているときに使用者が係止部に足を引っ掛けたりする
ことによる怪我を防止することができるとともに、ハン
ドルの変形等を防止できる。
【0084】また、請求項3に記載の発明によれば、蓋
ロック機構のハンドルの係止部に対向する方向には、前
記ハンドルの係止部の斜面にほぼ接線となる傾斜部を形
成したから、使用者が蓋を閉めるとき、係止部が蓋ロッ
ク機構に係止するまでの動きをスムーズにできるととも
に、蓋を閉めるときに必要な操作力を低減でき、操作性
を向上することができる。
【0085】また、請求項4に記載の発明によれば、発
光ランプなどにより表示動作を行う表示手段を備え、前
記表示手段は、運転中に蓋ロック機構により電気的にロ
ックされているとき、電気的なロック状態であることを
表示するようにしたから、ロック中にもかかわらず使用
者が誤って無理に蓋を開けるような事態を防止でき、操
作性を向上できるとともに、無理な力がかかることによ
る蓋ロック機構などの強度低下も防止できる。
【0086】また、請求項5に記載の発明によれば、運
転中に一時停止したとき、蓋ロック機構は、所定の時間
経過後に電気的にロック解除するようにしたから、運転
中に蓋を開けたときの洗浄水の庫外への飛び散りを完全
に防止することができる。
【0087】また、請求項6に記載の発明によれば、運
転中に一時停止したとき、所定の時間内に蓋ロック機構
の電気的なロック解除が行われない場合、異常報知する
ようにしたから、たとえば、蓋ロック機構の故障等でロ
ック解除が行えない状態が発生した場合に、使用者に知
らせることができ、迅速なサービスを受けることができ
る。また、一時停止をするとき、把手部を握りながら蓋
ロック機構に故意に負荷を加えてロック解除させる等、
やるべきでない操作を行ったことを警告して知らせると
ともに、安全側に運転を停止できる。
【0088】また、請求項7に記載の発明によれば、開
口部を有する洗浄槽と、この開口部を開閉自在に覆う蓋
と、この蓋の裏側に取り付けた蓋裏板と、前記洗浄槽の
開口部に取り付け前記蓋の閉状態で前記蓋裏板に密着す
る水封部材とを備え、前記水封部材は、内部に中空部を
設けるとともに前記洗浄槽内側の側壁に凹面を形成した
から、蓋が閉まったときの水封部材の反発力を低く押さ
えることができ、蓋を閉めるときの操作力を水封性能を
確保しながら少なくすることができ、操作性を向上でき
る。
【0089】また、請求項8に記載の発明によれば、開
口部を有する洗浄槽と、この開口部を開閉自在に覆う蓋
と、運転中は前記蓋を閉状態で開けられないように電気
的にロックする蓋ロック機構とを備え、前記蓋ロック機
構は、前記蓋の外方よりロックを手動で解除できるよう
構成したから、停電時のロック解除を容易に行うことが
でき、サービス性を向上することができる。
【0090】また、請求項9に記載の発明によれば、蓋
ロック機構は、食器洗い機本体に固定した周辺部材と前
記蓋との隙間より外方から手動でロックを解除できるよ
うにしたから、停電時のロック解除を容易に行うことが
でき、サービス性を向上することができる。
【0091】また、請求項10に記載の発明によれば、
運転中に手動によるロック解除が行われたとき、蓋を開
けられないように再度電気的にロックするようにしたか
ら、使用者が運転中に誤って手動ロック解除を行った場
合でも、支障なく運転を続行することができる。
【0092】また、請求項11に記載の発明によれば、
運転中に手動によるロック解除が所定の回数または所定
時間行われたとき、異常報知するようにしたから、使用
者が運転中に故意に手動ロック解除を繰り返し行ったと
き、やるべきでない操作であることを警告して知らせる
とともに、安全側に運転を停止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗い機の要部断面
【図2】同食器洗い機の断面図
【図3】本発明の第2の実施例の食器洗い機の一部切欠
した正面図
【図4】本発明の第3の実施例の食器洗い機の動作フロ
ーチャート
【図5】本発明の第4の実施例の食器洗い機の動作フロ
ーチャート
【図6】本発明の第5の実施例の食器洗い機の要部断面
【図7】本発明の第6の実施例の食器洗い機の要部断面
【図8】本発明の第7の実施例の食器洗い機の動作フロ
ーチャート
【図9】本発明の第8の実施例の食器洗い機の動作フロ
ーチャート
【図10】従来の食器洗い機の断面図
【図11】同食器洗い機の要部平面図
【符号の説明】
11 軸支部 21 洗浄槽 22 食器洗い機本体 23 蓋 24 ハンドル 26 把手部 27 外方開口部 30 係止部 32 蓋ロック機構
フロントページの続き (72)発明者 崎田 義明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BB01 BB06 DB00 DC00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する洗浄槽と、食器洗い機本
    体に軸支され前記開口部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋
    の軸支部とは反対側の位置に軸支され前記蓋の外方開口
    部を覆う把手部と前記蓋の裏側に突出しこの把手部と連
    動して回動する係止部を有するハンドルと、前記食器洗
    い機本体に固定した蓋ロック機構とを備え、前記ハンド
    ルの把手部と係止部は、前記蓋が閉状態で前記蓋ロック
    機構に係合する方向に付勢されるとともに、前記蓋ロッ
    ク機構は前記係止部が係合した状態で運転中は電気的に
    ロックし、一時停止時には電気的にロック解除するよう
    構成した食器洗い機。
  2. 【請求項2】 ハンドルの係止部は、蓋が開状態で、前
    記蓋の軸支部とは反対側の端面より突出させないように
    した請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 蓋ロック機構のハンドルの係止部に対向
    する方向には、前記ハンドルの係止部の斜面にほぼ接線
    となる傾斜部を形成した請求項1記載の食器洗い機。
  4. 【請求項4】 発光ランプなどにより表示動作を行う表
    示手段を備え、前記表示手段は、運転中に蓋ロック機構
    により電気的にロックされているとき、電気的なロック
    状態であることを表示するようにした請求項1記載の食
    器洗い機。
  5. 【請求項5】 運転中に一時停止したとき、蓋ロック機
    構は、所定の時間経過後に電気的にロック解除するよう
    にした請求項1記載の食器洗い機。
  6. 【請求項6】 運転中に一時停止したとき、所定の時間
    内に蓋ロック機構の電気的なロック解除が行われない場
    合、異常報知するようにした請求項1記載の食器洗い
    機。
  7. 【請求項7】 開口部を有する洗浄槽と、この開口部を
    開閉自在に覆う蓋と、この蓋の裏側に取り付けた蓋裏板
    と、前記洗浄槽の開口部に取り付け前記蓋の閉状態で前
    記蓋裏板に密着する水封部材とを備え、前記水封部材
    は、内部に中空部を設けるとともに前記洗浄槽内側の側
    壁に凹面を形成した食器洗い機。
  8. 【請求項8】 開口部を有する洗浄槽と、この開口部を
    開閉自在に覆う蓋と、運転中は前記蓋を閉状態で開けら
    れないように電気的にロックする蓋ロック機構とを備
    え、前記蓋ロック機構は、前記蓋の外方よりロックを手
    動で解除できるよう構成した食器洗い機。
  9. 【請求項9】 蓋ロック機構は、食器洗い機本体に固定
    した周辺部材と前記蓋との隙間より外方から手動でロッ
    クを解除できるようにした請求項8記載の食器洗い機。
  10. 【請求項10】 運転中に手動によるロック解除が行わ
    れたとき、蓋を開けられないように再度電気的にロック
    するようにした請求項8または9記載の食器洗い機。
  11. 【請求項11】 運転中に手動によるロック解除が所定
    の回数または所定時間行われたとき、異常報知するよう
    にした請求項8または9記載の食器洗い機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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