JP2000005080A - フライヤー及びそれに使用される油槽 - Google Patents

フライヤー及びそれに使用される油槽

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JP2000005080A
JP2000005080A JP10208499A JP20849998A JP2000005080A JP 2000005080 A JP2000005080 A JP 2000005080A JP 10208499 A JP10208499 A JP 10208499A JP 20849998 A JP20849998 A JP 20849998A JP 2000005080 A JP2000005080 A JP 2000005080A
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oil tank
oil
fryer
frame
inclined portion
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JP10208499A
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English (en)
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Yutaka Nakato
裕 中藤
Kimihiko Kawamura
公彦 川村
Naoto Otani
直人 大谷
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CHUBU CORP KK
Chubu Corp
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CHUBU CORP KK
Chubu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油槽の油の交換時にセンサーの煩雑な取扱いを
不要にする構造のフライヤー及びそのフライヤーに適合
した形状の油槽を提供する。 【解決手段】フライヤー10の油槽15として、四角形
状又は円形状をなす略平らな底面部24から上方に向か
って斜めに立ち上がる傾斜部25との境界S付近に段差
部26を有する油槽を使用する。この油槽15を前記段
差部26においてフライヤー10のフレーム11,12
に支承させるとともに、前記傾斜部25の外側面に油2
9の温度を間接的に測定する温度センサー17を接触さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライヤーの構造
及びそのフライヤーに使用される油槽の形状に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から公知のフライヤーは、図5に示
すように、ガスバーナー1と、そのガスバーナー1によ
り加熱される油槽2と、その油槽2内の油3の温度を検
知する温度センサー4とをフレーム5に支持させてなる
構造を有している(実公平6−46443号公報)。そ
して、前記センサー4は通常油槽2の上方において天板
5に取り付けられており、そのセンサー4の一端部を油
槽2の油3中に突っ込んで測温している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、油槽2の上
方にセンサー4を有する従来のフライヤーにおいては油
3の温度をより正確に測定できるという効果があるが、
油槽2の油3を交換するとき、まず、センサー4を上方
に引き上げて油槽2をフレーム5から取り外さなければ
ならないし、逆に油槽2に新しい油3を容れたら再度セ
ンサー4を油槽2の中に降ろさなければならないという
煩雑さがある。さらに、油3の交換が終了した時点で作
業員がセンサー4をセットするのを忘れる場合がある。
【0004】そこで、本発明者等は、前記フライヤーの
油を交換するとき、煩雑なセンサーの取扱い作業を必要
としない構造のフライヤーを提供する目的で鋭意検討し
た結果、特定の形状の油槽を使用してその油槽を特定の
手段により支持させれば良いという事実を見出し、本発
明を完成した。従って、本発明の課題は、油槽の油の交
換時にセンサーの煩雑な取扱いを不要とする構造のフラ
イヤーを提供することにある。
【0005】
【発明が解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、ガスバーナーと、そのガスバーナーに
より加熱される鍋状油槽と、その鍋状油槽内の油の温度
を検知する温度センサーとを少なくともフレームに支持
させてなるフライヤーにおいて、前記油槽として、四角
形状又は円形状をなす略平らな底部から上方に向かって
斜めに立ち上がる傾斜部との境界付近に段差部を有する
油槽を使用するとともに、前記段差部をフレームに直接
又は間接的に係止させることにより前記油槽をその下方
から支承させさらに前記温度センサーを前記傾斜部の外
側面に接触させるという手段を採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の最
も好ましい態様を詳述する。図1に示すように、本発明
に係るフライヤー10は基本的には、チャンネル鋼材又
は鋼板を曲げ加工した板金加工材を骨格状に組み立てて
なる骨格状フレーム11と、その骨格状フレーム11に
それを包囲するように取り付けてなる外殻状フレーム1
2と、前記骨格状フレーム11に固定してなるガスバー
ナー13と、該ガスバーナー13の上方において前記骨
格状フレーム11に対して直接又は燃焼室14を介して
間接的に載置してなる油槽15と、該油槽15の傾斜部
25と接触するように前記骨格状フレーム11又は外殻
状フレーム12に対して直接又は間接的に固定してなる
温度センサー17とから構成されている。
【0007】前記ガスバーナー13の基端部には燃料ガ
スの供給量調節弁18を介して燃料ガスの供給管19が
接続されている。ガスバーナー13の先端部である燃焼
部20は前記燃焼室14の下方に位置しており、燃焼部
20が着火されたとき、下方に向かって開口している空
気取入口21から空気を導入して上方に延びている排気
部22から排ガスが外方に排気されるようになってい
る。
【0008】前記油槽15は、図2、図3及び図4に示
すように、四角形状又は円形状をなす略平らな底面部2
4から上方に向かって斜めに立ち上がる傾斜部25を有
する鍋状油槽であって、前記底面部24と傾斜部25と
のなす境界S付近に段差部26が形成されている。
【0009】そして前記傾斜部25又はその傾斜部25
から垂直に立ち上がる垂直側壁部28の内側に油の容量
を目測するための容量目盛り27が縦筋状に複数本所定
長さをもって設けられており、油の水平面レベルがどの
容量目盛り27に合致しているかを目測することによ
り、油槽15に対する油29の容量をおおよそ測定でき
るようになっている。
【0010】また、前記底面部24の外側面にはその中
心部から放射方向に整流突条16が設けられており、ガ
スバーナー13の燃焼部20から立ち上がってくる炎を
外方に略均等に整流することにより底面部24が全体に
均一に加熱されるようになっている。
【0011】そして、短角筒状をなす燃焼室14の上部
開口部23に対して、前記油槽15の底面部24が落し
込まれて、前記段差部26が上部開口部23に係止され
るようになっているとともに、前記傾斜部25と上部開
口部23との間から燃焼室14の熱気が外方に漏れて出
ることがないようになっている。従って、前記傾斜部2
5の外面には燃焼室14の熱気が伝達されることなく、
油29の温度のみが伝達されるようになっている。
【0012】前記温度センサー17自体は公知の構造を
しており、温度変化に応じて膨張する流動体の体積変化
を利用してガスバーナー13に対する燃料ガスの供給量
を制御するようになっている。温度センサー17は骨格
状フレーム11又は外殻状フレーム12に対してその基
端部側が固定されており、油槽15の底面部24を燃焼
室14の上部開口部23に落とし込んだとき、温度セン
サー17の先端側は油槽15の傾斜部25と絶えず接触
するようなっている。
【0013】次に上記構造をなしているフライヤー10
の作用・効果について説明すると、油槽15に油29を
容れて底面部24をフライヤー10の燃焼室14の上部
開口部23内に落とし込んで、段差部26を上部開口部
23に係止させる。すると、油槽15はその下方から燃
焼室14を介して間接的に骨格状フレーム11に支承さ
れるとともに前記傾斜部25の外側面が温度センサー1
7と絶えず接触する。
【0014】そのため、従来技術と異なり、油槽15の
油29を交換する度に温度センサー17のセット作業が
不用になるとともに、作業員が温度センサー17をフラ
イヤーにセットするのを忘れるという事態は起こらな
い。
【0015】続いてこの状態でガスバーナー13の燃焼
部20に着火すると、燃焼室14内において前記燃焼部
20の上方に露出している油槽15の底面部24が加熱
されその結果油槽15内の油29も加熱される。このと
き油槽15の傾斜面25と燃焼室14の上部開口部23
との間に実質上隙間がないから燃焼室14の加熱流体は
油槽15の傾斜部25の外側に排出されることなく、排
気部22からのみ外方に排出される。
【0016】そのため、前記温度センサー17は、前記
傾斜部25の温度のみを検出することにより、燃焼室1
4からの排ガス温度の影響を受けることなく、油29の
加熱温度を間接的ではあるが測定することになる。油槽
15は金属からできているので熱伝導性が良好であるか
ら、予め油槽15の温度勾配を把握しておけば前記傾斜
部25の温度から油29の温度を略正確に測定できる。
【0017】本発明はその根本的技術思想を踏襲して発
明の効果を著しく損わない限度において、前記実施態様
の一部分を変更することは当然許容される。例えば前記
骨格状フレーム11と外殻状フレーム12の材料、形状
等は、油槽15をその段差部26に係止させて支承でき
る範囲において、任意に変更できる。
【0018】例えばフライヤー10全体を支承する脚部
30に対して骨格状フレーム11にかかる負荷を外殻状
フレーム12の一部分、例えば底板部分を介して伝達し
てもよいし、燃焼室14からの放熱は避けることができ
ないが、この放熱により外殻状フレーム12が昇温する
のを防止するために、前記段差部26の上方において油
槽15と外殻状フレーム12との間に隙間を設けてもよ
い。
【0019】さらに前記燃焼室14の外殻を油槽15の
底面部24より外方に拡張しないで骨格状フレーム11
内に収めるとともに、前記骨格状フレーム11に直接油
槽15の段差部26を係止させることもできる。
【0020】また、ガスバーナー13としては任意の形
状構造のものが使用されるが、好ましくは油槽15の底
面部24の中心部に炎が立ち上がり、それが放射方向に
広がるような性能を有するガスバーナーを使用すること
もできる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、油槽の油
の交換時にセンサーの煩雑な取扱いを不要にするという
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフライヤーの基本構造を示す縦断
面図である。
【図2】本発明に係る油槽の斜視図である。
【図3】同油槽の平面図である。
【図4】同じく油槽の部分破断側面図である。
【図5】従来技術の概略縦断面図である。
【符合の説明】
11 骨格状フレーム 12 外殻状フレーム 13 ガスバーナー 15 油槽 17 温度センサー 24 底面部 25 傾斜部 26 段差部 27 容量目盛り 29 油 30 整流突条 S 境界

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスバーナー(13)と、そのガスバーナ
    ーにより加熱される鍋状油槽(15)と、その鍋状油槽
    内の油(29)の温度を検知する温度センサー(17)
    とを少なくともフレーム(11,12)に支持させてな
    るフライヤーにおいて、前記油槽(15)として、四角
    形状又は円形状をなす略平らな底面部(24)から上方
    に向かって斜めに立ち上がる傾斜部(25)との境界
    (S)付近に段差部(26)を有する金属製油槽を使用
    するとともに、前記段差部(26)を前記フレーム(1
    1,12)に直接又は間接的に係止させることにより前
    記油槽(15)をその下方から支承させ、さらに前記温
    度センサー(17)を前記傾斜部(25)の外側面に接
    触させるようにしたことを特徴とするフライヤー。
  2. 【請求項2】四角形状又は円形状をなす略平らな底面部
    (24)から上方に向かって斜めに立ち上がる傾斜部
    (25)を有する金属製鍋状油槽であって、前記底面部
    (24)と傾斜部(25)との境界(S)付近に段差部
    (26)を有することをフライヤーに使用される油槽。
  3. 【請求項3】前記傾斜部(25)又はそれから上方に延
    びる垂直側壁部(28)の内側に油の容量を目測するた
    めの容量目盛り(27)を有する請求項2記載のフライ
    ヤーに使用される油槽。
  4. 【請求項4】前記底面部(24)の外面に放射状の整流
    突条(16)を有する請求項2記載のフライヤーに使用
    される油槽。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104839257A (zh) * 2007-07-12 2015-08-19 餐饮技术公司 具有小的冷区的低油量炸锅
WO2022202410A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 株式会社J-オイルミルズ 判定装置、学習装置、判定システム、判定方法、学習方法、及び、プログラム

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