JP2000004269A - 受信装置および受信方法、並びに記録媒体 - Google Patents

受信装置および受信方法、並びに記録媒体

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JP2000004269A
JP2000004269A JP10179834A JP17983498A JP2000004269A JP 2000004269 A JP2000004269 A JP 2000004269A JP 10179834 A JP10179834 A JP 10179834A JP 17983498 A JP17983498 A JP 17983498A JP 2000004269 A JP2000004269 A JP 2000004269A
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phase signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AFC回路による過剰な補正を抑制し、受信
特性を向上させる。 【解決手段】 入力されたベースバンド位相信号は、周
波数誤差検出部11に供給されるとともに、加算器15
に供給される。周波数誤差検出部11においては、ベー
スバンド位相信号の周波数誤差が検出され、積分・平均
化部12に供給される。積分・平均化部12において
は、周波数誤差がシンボル毎に積分され、平均化された
後、数値制限部13に供給される。数値制限部13にお
いては、平均化された周波数誤差の値が所定の範囲内に
制限される。数値制限部13により制限された周波数誤
差は、積分器14において1シンボル毎に積分され、加
算器15により、元のベースバンド位相信号から減算さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置および受
信方法、並びに記録媒体に関し、特に、位相差分信号の
出力に制限を加えることにより、受信特性を改善するよ
うにした受信装置および受信方法、並びに記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信においては、送信側と受
信側の変調、復調に利用する周波数のずれを補正し、受
信特性の劣化を抑える為に、AFC(Auto Frequency Co
ntroller)回路が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周波数
誤差が大きく、ノイズも大きい場合や、フェージング等
の影響で一時的に位相が急激に回転した場合などに、A
FC回路が過剰な補正を加え、受信特性を劣化させる場
合がある課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、回路出力に数値制限を加えることにより、
受信特性を改善することができるようにするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の受信装
置は、変調側の出力信号の周波数と復調側の受信信号の
周波数との間の周波数誤差を補正し、受信状態の劣化を
防止するAFC回路を有する受信装置であって、受信信
号をベースバンド位相信号に変換する変換手段と、ベー
スバンド位相信号から周波数誤差を検出する検出手段
と、検出手段によって検出された周波数誤差を所定の範
囲内に制限する制限手段とを備えることを特徴とする。
また、受信信号をベースバンド位相信号に変換する変換
手段をさらに設け、検出手段は、ベースバンド位相信号
から周波数誤差を検出するようにすることができる。ま
た、検出手段によって検出された周波数誤差を平均化す
る平均化手段をさらに設けるようにし、制限手段は、平
均化手段によって平均化された周波数誤差を所定の範囲
内に制限するようにすることができる。また、制限手段
の出力を積分し、周波数誤差の累積を求める積分手段
と、受信信号から積分手段の出力を減算する減算手段と
をさらに設けるようにすることができる。また、受信信
号は、π/4 shift DQPSK方式で変調され
た信号であるようにすることができる。また、制限手段
は、周波数誤差を、−π/4乃至π/4の範囲内に制限
するようにすることができる。また、検出手段は、ベー
スバンド位相信号を1シンボル分だけ遅延させ、入力さ
れたベースバンド位相信号と1シンボル前のベースバン
ド位相信号の差分に基づいて、周波数誤差を検出するよ
うにすることができる。請求項8に記載の受信方法は、
変調側の出力信号の周波数と復調側の受信信号の周波数
との間の周波数誤差を補正し、受信状態の劣化を防止す
るAFC回路を有する受信装置における受信方法であっ
て、受信信号をベースバンド位相信号に変換する変換ス
テップと、ベースバンド位相信号から周波数誤差を検出
する検出ステップと、検出ステップにおいて検出された
周波数誤差を所定の範囲内に制限する制限ステップとを
備えることを特徴とする。請求項9に記載の記録媒体
は、請求項8に記載の受信方法を実行可能なプログラム
を記録したことを特徴とする。本発明に係る受信装置お
よび受信方法、並びに記録媒体においては、受信信号か
ら周波数誤差を検出し、検出された周波数誤差を所定の
範囲内に制限する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の受信装置のAF
C(Auto Frequency Controller)回路の概念図を示して
いる。AFC回路は、無線通信において変調側(送信
側)の周波数と復調側(受信側)の周波数との間の周波
数誤差を補正し、受信状態の劣化を抑制するための回路
である。
【0007】図1に示したように、周波数誤差検出部1
は、復調に用いる何らかの情報(例えば、位相情報)を
入力し、その情報から周波数誤差を検出し、出力する。
積分・平均化部2は、周波数誤差検出部により検出され
た周波数誤差の値に対して、積分処理、及び平均化処理
を行い、受信系に適する周波数オフセット補正値を計算
し、出力する。数値制限部3は、この出力値に数値制限
を加えた後、出力する。
【0008】次に、図2を参照して、本発明の受信装置
を応用したPHS(Personal HandyPhone System)の受信
機の一実施の形態の構成例について説明する。
【0009】図2は、PHS復調部の構成例を示してい
る。RF(Radio Frequency)部4は、アンテナを介して
受信された信号をIF(Intermediate Frequency)信号に
落とすようになされている。位相検出器6は、クロック
7に基づいて、RF部4より供給された信号からベース
バンド信号を生成するようになされている。AFC部8
は、位相検出器6より供給されたベースバンド信号の周
波数誤差による位相のずれを補正するようになされてい
る。差動復号部9は、AFC部8より供給された信号に
対して、差動復号を行うようになされている。判定部1
0は、差動復号部9からの信号に対して、判定処理を行
うようになされている。
【0010】次に、その動作について説明する。アンテ
ナにより受信された信号は、RF部4に供給され、RF
部4においてlocal信号5とミックスダウンされ、
IF信号に落とされる。次に、IF信号は、位相検出器
6に供給され、位相検出器6により、クロック7に基づ
いてベースバンドの位相信号(ベースバンド信号)に変
換される。ここで、ベースバンド信号を生成する(サン
プリングする)ときに用いられるクロック7は、ビット
同期が確立されているものとする。
【0011】ベースバンド信号に変換された位相信号
は、AFC部8に供給され、AFC部8において周波数
誤差による位相ずれが補正される。その後、差動復号部
9に供給され、差動復号された後、判定部10において
判定され、復調される。
【0012】次に、AFC部8の構成及び動作について
説明する。図3は、図2のAFC部8の構成例を示して
いる。図3においては、図1に示した回路をオープンル
ープ型に配置し、計算された周波数誤差補正信号をこの
受信系に適応させるために、積分器14を加えるように
している。
【0013】周波数誤差検出部11は、位相検出器6よ
り供給されるベースバンド位相信号から、周波数誤差成
分を検出し、周波数誤差成分に対応する周波数誤差信号
を積分・平均化部12に供給するようになされている。
積分・平均化部12は、周波数誤差検出部11より供給
された周波数誤差信号を積分し、平均化するようになさ
れている。そして、平均化した周波数誤差信号を数値制
限部13に供給するようになされている。
【0014】数値制限部13は、積分・平均化部12よ
り供給された周波数誤差信号に対して、数値制限を行う
ようになされている。積分器14は、数値制限部13よ
り供給された数値制限された周波数誤差信号に対して、
1シンボル毎に積分を行うようになされている。積分さ
れた信号、即ち、周波数誤差補正信号は、加算器15に
おいて、元のベースバンド位相信号から減算され、減算
結果が出力されるようになされている。
【0015】ここで、積分・平均化部12より供給され
た周波数誤差信号に対して、数値制限部13により数値
制限を加えるのであるが、数値制限を含めたAFC部8
の詳細な動作については、後述する。なお、本発明はこ
のAFC部8に関するものであるため、復調部の他の部
分(RF部、位相検出器、差動復号部、判定回路)は、
特に規定しない。
【0016】次に、図3に示したAFC部8の動作につ
いて、図4及び図5を参照して詳細に説明する。図4
は、図3に示したAFC部8の周波数誤差検出部11の
構成例を示している。遅延回路21は、入力されたベー
スバンド位相信号を1シンボル分だけ遅延させた後、出
力するようになされている。加算器22は、入力された
ベースバンド位相信号から、遅延回路21を介して供給
される1シンボル前の信号との差分を演算し、位相差分
信号を出力するようになされている。加算器23は、加
算器22より供給される位相差分信号から、本来あるべ
き値(この例の場合、図5に示した4つの位相点の位相
(データ真値)、±π/4、±3π/4の中で、位相差
分信号の位相に最も近いもの)を減算し、オフセットを
計算するようになされている。
【0017】まず最初に、入力されたベースバンド位相
信号に対して、1シンボル前のベースバンド位相信号と
の差分が求められる。図4において、Z−1は、1シン
ボル遅延を意味する。
【0018】PHSの変調方式は、π/4 shift
DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift K
eying)方式であるため、1シンボル差分信号、即ち、入
力されたベースバンド位相信号と1シンボル前のベース
バンド位相信号の差分を表わす信号の位相点は、ノイズ
・フェージングの影響が全くないと仮定すると、図5に
示したように、4つの点(±π/4,±3π/4)のみ
が可能となる。
【0019】位相の時間微分が周波数であるので、ここ
で、送信側の周波数と受信側の周波数(変調に用いるl
ocal信号の周波数と復調に用いるlocal信号の
周波数)との間に一定の誤差があると、位相の差分信号
に一定のオフセットが現れる。
【0020】例えば、1キロヘルツ(kHz)の周波数
誤差があるとすると、1/1k(秒(s))の間に位相
が一回転(2πラジアン(rad))だけずれる。従っ
て、PHSの1シンボル間(1/192k(s))に、
1/192回転(2π/192rad(2度程度))ず
つずれていくことになる。即ち、位相差分信号に2π/
192radのオフセットがかかることになる。従っ
て、位相差分信号から、本来あるべき値(この例の場
合、±π/4、±3π/4)を減算することにより、上
記オフセットを計算することができる。
【0021】このようにして検出された周波数誤差(上
記オフセット)は、白色ノイズの影響を少なくするため
に、図3に示した積分・平均化部12において、ある一
定数のシンボルの間に渡って、積分され、平均化され
る。先ほどの例で考えると、1kHzの周波数オフセッ
トがあり、さらに白色ノイズが加わっていたとしても、
十分に長い時間の平均を取れば、出力される周波数誤差
信号は2π/192radに収束するはずである。
【0022】次に、平均化された周波数誤差信号に対し
て、数値制限部13により数値制限が施される。上記実
施の形態においては、象限を超える補正が起こらないよ
うに、周波数誤差信号を−π/4乃至+π/4の範囲内
に制限するようにする。即ち、数値制限部13の入力を
x、出力をyとすると、 y=−π/4 (ただし、x≦−π/4のとき) y=x (ただし、−π/4<x<π/4のと
き) y=π/4 (ただし、π/4≦xのとき) となる。
【0023】先ほどの例の場合、−π/4<(2π/1
92)<π/4であるので、そのまま2π/192が周
波数誤差信号として出力されることになる。しかしなが
ら、PHSの場合、例えば、24kHz以上の周波数誤
差があるとき、xの絶対値がπ/4を越えるので、数値
制限がかかることになる。これは、規格上起こり得ない
ことではあるが、実際には、ノイズやフェージングの影
響により、入力xの値の絶対値がπ/4を越える場合が
あり、その場合に、この数値制限が効果を発揮する。
【0024】最後に、積分器14において、数値制限部
13による数値制限後の周波数誤差信号に対して、1シ
ンボル毎に積分が行われ、積分された信号が出力され
る。この信号は、元のベースバンド位相信号から減算さ
れていく。
【0025】ここで、積分器14の意味について説明す
る。上記実施の形態においては、1シンボル間に周波数
誤差によってずれる位相量を求めているが、元のベース
バンド位相信号は、1シンボル毎にずれが蓄積され、ず
れが増加していく。従って、1シンボル間にずれる位相
量をシンボル毎に積分したものを周波数誤差補正信号と
して出力し、元のベースバンド位相信号からその出力
(周波数誤差補正信号)を減算することにより、周波数
誤差による位相ずれ成分を取り除かなければならない。
そのために、積分器14が存在するのである。
【0026】先ほどの例では、数値制限後の値は、2π
/192であったが、これが1シンボル毎に2π/19
2、4π/192、6π/192、…、と出力され、元
の信号から減算されていく。
【0027】以上のようにして、上記実施の形態におい
ては、次のような効果を得ることができる。第1の効果
は、フェージング、ノイズ等の影響で、受信状態が悪い
時や、周波数誤差が大きい時に、受信特性を改善するこ
とできることである。その理由は、周波数誤差が大き
く、ノイズも大きい場合や、フェージング等の影響で一
時的に位相が急激に回転した場合等に、AFC部8の周
波数誤差信号に制限を加えることにより、AFC部8に
よる過剰な補正を制限し、出力数値の制限をしないとき
に比べて、受信特性を改善することができるからであ
る。実際には、上述した実施の形態においては、π/4
rad(周波数誤差24kHz相当)以上の誤差は検出
できないので、π/4rad以上の値を周波数誤差信号
として出力することは過剰な補正と考えられる。
【0028】図6は、本発明の受信装置に用いるAFC
部8の他の実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。図6に示したAFC部8は、図3に示したAFC部
8をフィードバック型にしたものである。その動作は、
図3に示したものと同様であり、図2に示したようなP
HS受信系にも対応させることができる。従って、図6
に示した実施の形態の場合にも、図3に示した実施の形
態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0029】以上説明したように、上記各実施の形態に
おいては、AFC部8において、周波数誤差検出部の出
力数値に制限を加えることにより、受信系の誤り率特性
を改善することができる。特に受信状態が悪い時や周波
数誤差が大きい時に有効である。
【0030】なお、上記実施の形態においては、本発明
をPHS受信機に応用する場合について説明したが、そ
の他の無線通信受信機にも本発明を適用することができ
る。
【0031】また、上記実施の形態においては、変調方
式をπ/4 shift DQPSKとしたが、必ずし
もこれに限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る受信装置およ
び受信方法、並びに記録媒体によれば、受信信号から周
波数誤差を検出し、検出された周波数誤差を所定の範囲
内に制限するようにしたので、AFC回路の過剰な補正
を制限することができ、受信特性を改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信装置を応用したPHS受信機のA
FC回路の一実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】PHS受信機の復調部の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図2のAFC部8の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】図3の周波数誤差検出部11の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】π/4シフトDQPSK位相点を説明するため
の図である。
【図6】図2のAFC部8の他の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 周波数誤差検出部 2 積分・平均化部 3 数値制限部 4 RF部 6 位相検出器 8 AFC部 9 差動復号部 10 判定部 11 周波数誤差検出部 12 積分・平均化部 13 数値制限部 14 積分器 15,22,23 加算器 21 遅延回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調側の出力信号の周波数と復調側の受
    信信号の周波数との間の周波数誤差を補正し、受信状態
    の劣化を防止するAFC回路を有する受信装置であっ
    て、 前記受信信号から周波数誤差を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記周波数誤差を所定
    の範囲内に制限する制限手段とを備えることを特徴とす
    る受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信信号をベースバンド位相信号に
    変換する変換手段をさらに備え、 前記検出手段は、前記ベースバンド位相信号から周波数
    誤差を検出することを特徴とする請求項1に記載の受信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段によって検出された周波数
    誤差を平均化する平均化手段をさらに備え、 前記制限手段は、前記平均化手段によって平均化された
    前記周波数誤差を所定の範囲内に制限することを特徴と
    する請求項1に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記制限手段の出力を積分し、前記周波
    数誤差の累積を求める積分手段と、 前記受信信号から前記積分手段の出力を減算する減算手
    段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信信号は、π/4 shift
    DQPSK方式で変調された信号であることを特徴とす
    る請求項1に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記制限手段は、前記周波数誤差を、−
    π/4乃至π/4の範囲内に制限することを特徴とする
    請求項1に記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は、前記ベースバンド位相
    信号を1シンボル分だけ遅延させ、入力されたベースバ
    ンド位相信号と1シンボル前のベースバンド位相信号の
    差分に基づいて、前記周波数誤差を検出することを特徴
    とする請求項1に記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 変調側の出力信号の周波数と復調側の受
    信信号の周波数との間の周波数誤差を補正し、受信状態
    の劣化を防止するAFC回路を有する受信装置における
    受信方法であって、 前記受信信号をベースバンド位相信号に変換する変換ス
    テップと、 前記ベースバンド位相信号から周波数誤差を検出する検
    出ステップと、 前記検出ステップにおいて検出された前記周波数誤差を
    所定の範囲内に制限する制限ステップとを備えることを
    特徴とする受信方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の受信方法を実行可能な
    プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
JP10179834A 1998-06-12 1998-06-12 受信装置および受信方法、並びに記録媒体 Pending JP2000004269A (ja)

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CNB991090020A CN1143493C (zh) 1998-06-12 1999-06-11 无线电信号接收装置和无线电信号接收方法
AU35005/99A AU766105B2 (en) 1998-06-12 1999-06-11 A radio signal receiving apparatus and a method of radio signal reception

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