JP2000003501A - 磁気信号再生装置及び磁気信号再生方法 - Google Patents

磁気信号再生装置及び磁気信号再生方法

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JP2000003501A
JP2000003501A JP10164877A JP16487798A JP2000003501A JP 2000003501 A JP2000003501 A JP 2000003501A JP 10164877 A JP10164877 A JP 10164877A JP 16487798 A JP16487798 A JP 16487798A JP 2000003501 A JP2000003501 A JP 2000003501A
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magnetoresistive
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sense current
signal
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Tadashi Osue
匡 尾末
Toshio Shirai
敏夫 白井
Yoshiteru Kabaya
美輝 蒲谷
Tomohiro Ikegami
友浩 池上
Takehiko Saito
武比古 斎藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープに記録されている磁気信号を磁気
抵抗効果型磁気ヘッドにより再生する際に、磁気抵抗効
果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面が磨耗しても、再生
出力の変動が少なくて済むようにする。 【解決手段】 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気テープ
摺動面が磨耗していない状態において、当該磁気抵抗効
果型磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子に対して正方向の磁
界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変動レベル
と、逆方向の磁界を印加したときに生じるセンス電流の
電圧変動レベルとが等しくなるときのセンス電流の電流
値をI0とする。そして、磁気テープに記録されている
磁気信号を再生する際に、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
磁気抵抗効果素子に供給するセンス電流の電流値をI0
よりも大きく設定しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープに記録
されている磁気信号を磁気抵抗効果型磁気ヘッドにより
再生する磁気信号再生装置、並びに、磁気テープに記録
されている磁気信号を磁気抵抗効果型磁気ヘッドにより
再生する磁気信号再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果素子は、外部磁界の大きさ
によって抵抗が変化する素子である。そして、感磁素子
として磁気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドでは、通常、磁気抵抗効果素子に一定のセンス電流
を供給し、当該センス電流の電圧変動を検出すること
で、磁気抵抗効果素子の抵抗変化を検出し、これによ
り、磁気記録媒体からの磁気信号を再生する。
【0003】このような磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、
再生出力が大きく、高記録密度化に適している。そこ
で、磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、記録密度の高いハー
ドディスク装置において広く使用されるようになってき
ている。ハードディスク装置において、磁気抵抗効果型
磁気ヘッドは、高速に回転するハードディスク上におい
て、微小に浮上した状態で信号再生を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドは、再生出力が大きく、高記録密度化に適している
ので、記録媒体として磁気テープを使用する磁気信号再
生装置への適用も望まれている。しかし、磁気テープ用
の磁気信号再生装置に磁気抵抗効果型磁気ヘッドを適用
しようとした場合には、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁
気テープ摺動面の磨耗が問題となる。
【0005】ハードディスク装置では、上述したよう
に、磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、高速に回転するハー
ドディスク上において、微小に浮上した状態で信号再生
を行うので、磨耗が問題となるようなことは殆ど無い。
しかし、記録媒体として磁気テープを用いる場合には、
磁気抵抗効果型磁気ヘッドが磁気テープに接触し摺動し
た状態で信号再生を行うこととなるので、磁気テープ摺
動面が磨耗してしまうという問題が生じる。
【0006】磁気抵抗効果型磁気ヘッドでは、上述した
ように、磁気抵抗効果素子に一定のセンス電流を供給
し、その電圧変動を検出することで磁気信号を再生す
る。しかし、磁気抵抗効果型磁気ヘッドを磁気テープに
摺動させることにより、磁気抵抗効果素子の部分が磨耗
してしまうと、磁気テープからの信号磁界に応じた、セ
ンス電流の電圧変動レベルが変化してしまう。その結
果、磁気抵抗効果型磁気ヘッドから得られる再生出力が
大きく変動してしまい、正常な信号再生ができなくなっ
てしまう。
【0007】特に、ヘリカルスキャン方式の磁気信号再
生装置では、磁気テープと磁気ヘッドとが高速に摺動す
ることとなるため、磁気ヘッドの磁気テープ摺動面が非
常に磨耗しやすい。そのため、ヘリカルスキャン方式の
磁気信号再生装置への磁気抵抗効果型磁気ヘッドの適用
は、非常に困難なものとなっている。
【0008】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、磁気テープに記録されている
磁気信号を磁気抵抗効果型磁気ヘッドにより再生する磁
気信号再生装置として、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁
気テープ摺動面が磨耗しても、再生出力の変動が少なく
て済む磁気信号再生装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、磁気テープに記録されて
いる磁気信号を磁気抵抗効果型磁気ヘッドにより再生す
る磁気信号再生方法として、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の磁気テープ摺動面が磨耗しても、再生出力の変動が少
なくて済む磁気信号再生方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気信号再
生装置は、磁気抵抗効果素子にセンス電流を供給し当該
センス電流の電圧変動を検出することで磁気信号を再生
する磁気抵抗効果型磁気ヘッドを備え、磁気テープに記
録されている磁気信号を上記磁気抵抗効果型磁気ヘッド
により再生する磁気信号再生装置である。ここで、上記
磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面が磨耗し
ていない状態において、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の磁気抵抗効果素子に対して正方向の磁界を印加したと
きに生じるセンス電流の電圧変動レベルと、逆方向の磁
界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変動レベル
とが等しくなるときのセンス電流の電流値をI0とす
る。そして、本発明に係る磁気信号再生装置は、磁気テ
ープに記録されている磁気信号を再生する際に、上記磁
気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子に供給され
るセンス電流の電流値がI0よりも大きいことを特徴す
る。
【0011】また、本発明に係る磁気信号再生方法は、
磁気抵抗効果素子にセンス電流を供給し当該センス電流
の電圧変動を検出することで磁気信号を再生する磁気抵
抗効果型磁気ヘッドにより、磁気テープに記録されてい
る磁気信号を再生する磁気信号再生方法である。ここ
で、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面
が磨耗していない状態において、上記磁気抵抗効果型磁
気ヘッドの磁気抵抗効果素子に対して正方向の磁界を印
加したときに生じるセンス電流の電圧変動レベルと、逆
方向の磁界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変
動レベルとが等しくなるときのセンス電流の電流値をI
0とする。そして、本発明に係る磁気信号再生方法は、
磁気テープに記録されている磁気信号を再生する際に、
上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子に供
給するセンス電流の電流値を、I0よりも大きくするこ
とを特徴とする。
【0012】以上のような本発明に係る磁気信号再生装
置及び磁気信号再生方法では、磁気テープに記録されて
いる磁気信号を再生する際に、磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドの磁気抵抗効果素子に供給するセンス電流の電流値を
0よりも大きくしている。したがって、磁気抵抗効果
型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面の磨耗が進むに従っ
て、磁気抵抗効果素子に対して正方向の磁界を印加した
ときに生じるセンス電流の電圧変動レベルと、逆方向の
磁界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変動レベ
ルとの差が徐々に小さくなっていく。そして、磁気抵抗
効果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面がある程度磨耗し
た段階で、上記差が無くなる。その後、磁気抵抗効果型
磁気ヘッドの磁気テープ摺動面の磨耗が更に進むに従っ
て、上記差は徐々に広がっていく。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】本発明に係る磁気信号再生装置は、磁気テ
ープを記録媒体として用いる磁気信号再生装置であり、
例えば、ビデオテープレコーダ、オーディオテープレコ
ーダ又はコンピュータ用データストレージシステムなど
として使用される。
【0015】以下、本発明に係る磁気信号再生装置につ
いて、回転ドラムを用いて記録再生を行うヘリカルスキ
ャン方式の磁気記録再生装置を例に挙げて説明する。
【0016】まず、磁気記録再生装置に搭載される回転
ドラム装置の一構成例を図1及び図2に示す。なお、図
1は回転ドラム装置1の概略を示す斜視図であり、図2
は回転ドラム装置1を含む磁気テープ送り機構10の概
略を示す平面図である。
【0017】図1に示すように、回転ドラム装置1は、
円筒状の固定ドラム2と、円筒状の回転ドラム3と、回
転ドラム3を回転駆動するモータ4と、回転ドラム3に
搭載された一対のインダクティブ型磁気ヘッド5a,5
bと、回転ドラム3に搭載された一対の磁気抵抗効果型
磁気ヘッド6a,6bとを備える。
【0018】上記固定ドラム2は、回転することなく保
持されるドラムである。この固定ドラム2の側面には、
磁気テープ7の走行方向に沿ってリードガイド部8が形
成されている。後述するように、記録再生時に磁気テー
プ7は、このリードガイド部8に沿って走行する。そし
て、この固定ドラム2と中心軸が一致するように、回転
ドラム3が配されている。
【0019】回転ドラム3は、磁気テープ7に対する記
録再生時に、モータ4によって所定の回転速度で回転駆
動されるドラムである。この回転ドラム3は、固定ドラ
ム2と略同径の円筒状に形成されてなり、固定ドラム2
と中心軸が一致するように配されている。そして、この
回転ドラム3の固定ドラム2に対向する側には、一対の
インダクティブ型磁気ヘッド5a,5b及び一対の磁気
抵抗効果型磁気ヘッド6a,6bが搭載されている。
【0020】インダクティブ型磁気ヘッド5a,5b
は、一対の磁気コアが磁気ギャップを介して接合される
とともに、磁気コアにコイルが巻装されてなる記録用磁
気ヘッドであり、磁気テープ7に対して信号を記録する
際に使用される。そして、これらのインダクティブ型磁
気ヘッド5a,5bは、回転ドラム3の中心に対して互
いに成す角度が180°となり、それらの磁気ギャップ
部分が回転ドラム3の外周から突き出すように、回転ド
ラム3に搭載されている。なお、これらのインダクティ
ブ型磁気ヘッド5a,5bは、磁気テープ7に対してア
ジマス記録を行うように、アジマス角が互いに逆となる
ように設定されている。
【0021】一方、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6
bは、磁気テープ7に記録されている信号を検出する感
磁素子として磁気抵抗効果素子を備えた再生用磁気ヘッ
ドであり、磁気テープ7から信号を再生する際に使用さ
れる。なお、これらの磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,
6bの構造については、後で詳細に説明する。
【0022】そして、これらの磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド6a,6bは、回転ドラム3の中心に対して互いに成
す角度が180°となり、磁気ギャップ部分が回転ドラ
ムの外周から突き出すように、回転ドラム3に搭載され
ている。なお、これらの磁気抵抗効果型磁気ヘッド6
a,6bは、磁気テープ7に対してアジマス記録された
信号を再生できるように、アジマス角が互いに逆となる
ように設定されている。
【0023】そして、この磁気記録再生装置では、この
ような回転ドラム装置1に磁気テープ7を摺動させて、
磁気テープ7に対する信号の記録や、磁気テープ7に記
録されている信号の再生を行う。
【0024】すなわち、記録再生時に磁気テープ7は、
図2に示すように、供給リール11からガイドローラ1
2,13を経て、回転ドラム装置1に巻き付くように送
られ、この回転ドラム装置1で記録再生がなされる。そ
して、回転ドラム装置1で記録再生がなされた磁気テー
プ7は、ガイドローラ14,15、キャプスタン16、
ガイドローラ17を経て、巻き取りロール18へと送ら
れる。すなわち、磁気テープ7は、キャプスタンモータ
19により回転駆動されるキャプスタン16によって所
定の張力及び速度にて送られ、ガイドローラ17を経て
巻き取りロール18に巻き取られる。
【0025】このとき、回転ドラム3は、図1中の矢印
Aに示すように、モータ4によって回転駆動される。一
方、磁気テープ7は、固定ドラム2のリードガイド部8
に沿って、固定ドラム2及び回転ドラム3に対して斜め
に摺動するように送られる。すなわち、磁気テープ7
は、テープ走行方向に沿って、図1中矢印Bに示すよう
にテープ入口側から固定ドラム2及び回転ドラム3に摺
接するようにリードガイド部8に沿って送られ、その
後、図1中矢印Cに示すようにテープ出口側へと送られ
る。
【0026】つぎに、上記回転ドラム装置1の内部構造
について、図3を参照して説明する。
【0027】図3に示すように、固定ドラム2及び回転
ドラム3の中心には、回転軸21が挿通されている。な
お、固定ドラム2、回転ドラム3及び回転軸21は導電
材料からなり、これらは電気的に導通しており、固定ド
ラム2が接地されている。
【0028】そして、固定ドラム2のスリーブの内側に
は、2つの軸受け22,23が設けられており、これに
より、固定ドラム2に対して回転軸21が回転可能に支
持されている。すなわち、回転軸21は、軸受け22,
23により、固定ドラム2に対して回転可能に支持され
ている。一方、回転ドラム3には、その内周部にフラン
ジ24が形成されており、このフランジ24が回転軸2
1の上端部に固定されている。これにより、回転ドラム
3は、回転軸21の回転に伴って回転するようになされ
ている。
【0029】また、回転ドラム装置1の内部には、固定
ドラム2と回転ドラム3との間で信号の伝送を行うため
に、非接触型の信号伝送装置であるロータリトランス2
5が配されている。このロータリトランス25は、固定
ドラム2に取り付けられたステータコア26と、回転ド
ラム3に取り付けられたロータコア27とを有してい
る。
【0030】ステータコア26及びロータコア27は、
フェライト等のような磁性材料が、回転軸21を中心と
する円環状に形成されてなる。また、ステータコア26
には、一対のインダクティブ型磁気ヘッド5a,5bに
対応した一対の信号伝送用リング26a,26bと、一
対の磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6bに対応した信
号伝送用リング26cと、一対の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッド6a,6bの駆動に必要な電力を供給するための電
力伝送用リング26dとが、同心円状に配置されてい
る。同様に、ロータコア27にも、一対のインダクティ
ブ型磁気ヘッド5a,5bに対応した一対の信号伝送用
リング27a,27bと、一対の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッド6a,6bに対応した信号伝送用リング27cと、
一対の磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6bの駆動に必
要な電力を供給するための電力伝送用リング27dと
が、同心円状に配置されている。
【0031】これらのリング26a,26b,26c,
26d,27a,27b,27c,27dは、回転軸2
1を中心として円環状に巻回されたコイルからなり、ス
テータコア26の各リング26a,26b,26c,2
6dと、ロータコア27の各リング27a,27b,2
7c,27dとがそれぞれ対向するように配されてい
る。そして、このロータリトランス25は、ステータコ
ア26の各リング26a,26b,26c,26dと、
ロータコア27の各リング27a,27b,27c,2
7dとの間で、非接触にて信号や電力の伝送を行うよう
になっている。
【0032】また、回転ドラム装置1には、回転ドラム
3を回転駆動させるモータ4が取り付けられている。こ
のモータ4は、回転部分であるロータ28と、固定部分
であるステータ29とを有している。ロータ28は、回
転軸21の下端部に取り付けられており、駆動用マグネ
ット30を備えている。一方、ステータ29は、固定ド
ラム2の下端部に取り付けられており、駆動用コイル3
1を備えている。そして、駆動用コイル31に電流を供
給することにより、ロータ28が回転駆動される。これ
により、ロータ28に取り付けられている回転軸21が
回転し、それに伴って、回転軸21に固定されている回
転ドラム3が回転駆動されることとなる。
【0033】つぎに、以上のような回転ドラム装置1に
よる記録再生について、この回転ドラム装置1並びにそ
の周辺回路についての回路構成の概略を示す図4を参照
して説明する。
【0034】上記回転ドラム装置1を用いて磁気テープ
7に信号を記録する際は、先ず、モータ4の駆動用コイ
ル31に電流が供給され、これにより、回転ドラム3が
回転駆動される。そして、回転ドラム3が回転している
状態にて、図4に示すように、外部回路40からの記録
信号が記録用アンプ41に供給される。
【0035】記録用アンプ41は、外部回路40からの
記録信号を増幅し、一方のインダクティブ型磁気ヘッド
5aによって信号を記録するタイミングの時、当該イン
ダクティブ型磁気ヘッド5aに対応したステータコア2
6の信号伝送用リング26aに記録信号を供給し、ま
た、他方のインダクティブ型磁気ヘッド5bによって信
号を記録するタイミングの時、当該インダクティブ型磁
気ヘッド5bに対応したステータコア26の信号伝送用
リング26bに記録信号を供給する。
【0036】ここで、一対のインダクティブ型磁気ヘッ
ド5a,5bは、上述したように、回転ドラム3の中心
に対して互いに成す角度が180°となるように配され
ているので、これらのインダクティブ型磁気ヘッド5
a,5bは、180°の位相差を持って交互に記録する
こととなる。すなわち、記録用アンプ41は、一方のイ
ンダクティブ型磁気ヘッド5aに記録信号を供給するタ
イミングと、他方のインダクティブ型磁気ヘッド5bに
記録信号を供給するタイミングとを、180°の位相差
を持って交互に切り換える。
【0037】そして、一方のインダクティブ型磁気ヘッ
ド5aに対応したステータコア26の信号伝送用リング
26aに供給された記録信号は、非接触にてロータコア
27の信号伝送用リング27aに伝送される。そして、
ロータコア27の信号伝送用リング27aに伝送された
記録信号は、インダクティブ型磁気ヘッド5aに供給さ
れ、当該インダクティブ型磁気ヘッド5aにより、磁気
テープ7に対して信号の記録がなされる。
【0038】同様に、他方のインダクティブ型磁気ヘッ
ド5bに対応したステータコア26の信号伝送用リング
26bに供給された記録信号は、非接触にてロータコア
27の信号伝送用リング27bに伝送される。そして、
ロータコア27の信号伝送用リング27bに伝送された
記録信号は、インダクティブ型磁気ヘッド5bに供給さ
れ、当該インダクティブ型磁気ヘッド5bにより、磁気
テープ7に対して信号の記録がなされる。
【0039】また、上記回転ドラム装置1を用いて磁気
テープ7からの信号を再生する際は、先ず、モータ4の
駆動用コイル31に電流が供給され、これにより、回転
ドラム3が回転駆動される。そして、回転ドラム3が回
転している状態にて、図4に示すように、オシレータ4
2から高周波の電流がパワードライブ43に供給され
る。
【0040】オシレータ42からの高周波の電流は、パ
ワードライブ43によって所定の交流電流に変換された
上で、ステータコア26の電力伝送用リング26dに供
給される。そして、ステータコア26の電力伝送用リン
グ26dに供給された交流電流は、非接触にてロータコ
ア27の電力伝送用リング27dに伝送される。そし
て、ロータコア27の電力伝送用リング27dに伝送さ
れた交流電流は、整流器44により整流されて直流電流
とされレギュレータ45に供給され、当該直流電流はレ
ギュレータ45により所定の電圧に設定される。
【0041】そして、レギュレータ45によって所定の
電圧に設定された電流は、一対の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッド6a,6bにセンス電流として供給される。なお、
一対の磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6bには、当該
磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6bからの信号を検出
する再生用アンプ46が接続されており、レギュレータ
45からの電流は、この再生用アンプ46にも供給され
る。
【0042】ここで、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,
6bは、後で詳細に説明するように、外部磁界の大きさ
によって抵抗値が変化する磁気抵抗効果素子を備えてい
る。そして、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6bは、
磁気テープ7からの信号磁界により、磁気抵抗効果素子
の抵抗値が変化し、これにより、センス電流に電圧変化
が現れるようになされている。
【0043】そして、再生用アンプ46は、この電圧変
化を検出し、当該電圧変化に応じた信号を再生信号とし
て出力する。なお、再生用アンプ46は、一方の磁気抵
抗効果型磁気ヘッド6aによって信号を再生するタイミ
ングの時、当該磁気抵抗効果型磁気ヘッド6aによって
検出した再生信号を出力し、また、他方の磁気抵抗効果
型磁気ヘッド6bによって信号を再生するタイミングの
時、当該磁気抵抗効果型磁気ヘッド6bによって検出し
た再生信号を出力する。
【0044】ここで、一対の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
6a,6bは、上述したように、回転ドラム3の中心に
対して互いに成す角度が180°となるように配されて
いるので、これらの磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6
bは、180°の位相差を持って交互に再生することと
なる。すなわち、再生用アンプ46は、一方の磁気抵抗
効果型磁気ヘッド6aからの再生信号を出力するタイミ
ングと、他方の磁気抵抗効果型磁気ヘッド6bからの再
生信号を出力するタイミングとを、180°の位相差を
持って交互に切り換える。
【0045】そして、再生用アンプ46からの再生信号
は、ロータコア27の信号伝送用リング27cに供給さ
れ、この再生信号は、非接触にてステータコア26の信
号伝送用リング26cに伝送される。ステータコア26
の信号伝送用リング26cに伝送された再生信号は、再
生用アンプ47によって増幅された上で、エラー訂正回
路48に供給される。そして、再生信号は、エラー訂正
回路48によりエラー訂正処理が施された後、外部回路
40へと出力される。
【0046】なお、図4に示したような回路構成とした
場合、一対のインダクティブ型磁気ヘッド5a,5b、
一対の磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6b、整流器4
4、レギュレータ45及び再生用アンプ46は、回転ド
ラム3に搭載され、回転ドラム3と共に回転する。一
方、記録用アンプ41、オシレータ42、パワードライ
ブ43、再生用アンプ47及び補正回路48について
は、回転ドラム装置1の固定部分に配するか、或いは、
回転ドラム装置1とは別に構成された外部回路とする。
【0047】つぎに、上記回転ドラム3に搭載される磁
気抵抗効果型磁気ヘッド6a,6bについて詳細に説明
する。なお、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6a及び磁気抵
抗効果型磁気ヘッド6bは、アジマス角が互いに逆とな
るように設定されているほかは、同一の構成を有してい
る。そこで、以下の説明では、これらの磁気抵抗効果型
磁気ヘッド6a,6bをまとめて磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッド6と称する。
【0048】磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の概略斜視図
を図5に示すとともに、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6を
磁気テープ摺動面側からみた平面図を図6に示す。ま
た、図6のX1−X2線における断面図を図7に示すとと
もに、図6のX3−X4線における断面図を図8に示す。
【0049】この磁気抵抗効果型磁気ヘッド6は、回転
ドラム3に搭載され、ヘリカルスキャン方式によって、
磁気テープ7に記録されている信号を、磁気抵抗効果を
利用して検出する再生専用の磁気ヘッドである。一般
に、磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、電磁誘導を利用して
記録再生を行うインダクティブ型磁気ヘッドよりも感度
が高く再生出力が大きいので、高密度記録に適してい
る。したがって、再生用磁気ヘッドとして磁気抵抗効果
型磁気ヘッド6を用いることで、より高密度記録化を図
ることができる。
【0050】そして、この磁気抵抗効果型磁気ヘッド6
は、図5及び図6に示すように、Ni−Znフェライト
やMn−Znフェライト等のような軟磁性材料からなる
一対の磁気シールド材61,62と、絶縁層63を介し
て一対の磁気シールド材61,62によって挟持された
磁気抵抗効果素子64と、磁気抵抗効果素子部64の両
脇にそれぞれ配された永久磁石膜65a,65bと、永
久磁石膜65a,65bにそれぞれ接続された導体部6
6a,66bとを備える。なお、図5では、絶縁層63
を省略して図示しており、図6では、磁気抵抗効果素子
64及びその近傍部分を拡大して図示している。
【0051】この磁気抵抗効果型磁気ヘッド6におい
て、磁気抵抗効果素子64は、平面形状が矩形状となる
ように形成された積層膜からなり、その短軸方向が磁気
テープ摺動面68に対して略垂直となり、且つ、その一
側面が磁気テープ摺動面68に露呈するように、一対の
磁気シールド材61,62によって絶縁層63を介して
挟持されている。そして、この磁気抵抗効果素子64
は、図6に示すように、磁気テープ7に対する磁気抵抗
効果型磁気ヘッド6の摺動方向Dに対して所定のアジマ
ス角を持つように配されている。
【0052】なお、磁気抵抗効果素子64の短軸方向の
長さ(図7及び図8中のt1。以下、MRハイトt1と称
する。)は、例えば3〜5μm程度とされる。また、磁
気抵抗効果素子64の感磁部の長さ(図6中のt2
は、例えば5〜8μm程度とされる。
【0053】そして、この磁気抵抗効果素子64は、図
6及び図7に示すように、磁気抵抗効果を有する磁気抵
抗効果膜64aと、SAL(Soft Adjacent Layer)膜
64bと、磁気抵抗効果膜64aとSAL膜64bの間
に配された絶縁膜64cとが積層されてなる。
【0054】磁気抵抗効果膜64aは、異方性磁気抵抗
効果(AMR)により、外部磁界の大きさによって抵抗
値が変化するNi−Fe等のような軟磁性材料からな
り、その膜厚は例えば40nm程度とされる。また、S
AL膜64bは、いわゆるSALバイアス方式により、
磁気抵抗効果膜64aに垂直バイアス磁界を印加するた
めのものであり、パーマロイ等のように低保磁力で高透
磁率の磁性材料からなる。また、絶縁膜64cは、磁気
抵抗効果膜64aとSAL膜64bとの間を絶縁し、電
気的な分流損を防ぐためのものであり、例えば高抵抗相
のTaからなる。
【0055】この磁気抵抗効果素子64の両脇には、図
6及び図8に示すように、永久磁石膜65a,65bが
配されている。これらの永久磁石膜65a,65bは、
磁気抵抗効果素子64に水平バイアス磁界を印加するた
めのものであり、磁気抵抗効果素子64の両脇にそれぞ
れ接するように配され、いわゆるアバット構造とされて
いる。これらの永久磁石膜65a,65bは、Co−N
i−PtやCo−Cr−Pt等のように保磁力が大きく
且つ導電性を有する磁性材料からなる。
【0056】また、図5に示すように、永久磁石膜65
a,65bにそれぞれ接続された導体部66a,66b
は、それらの端部が外部に露呈するように、一方の磁気
シールド材62の側面に形成されており、これらの導体
部66a,66bの端部がそれぞれ、外部から磁気抵抗
効果素子にセンス電流を供給するための端子67a,6
7bとなっている。すなわち、磁気抵抗効果素子64に
は、これらの端子67a,67bから導体部66a,6
6b及び永久磁石膜65a,65bを介してセンス電流
が供給される。
【0057】そして、以上のような磁気抵抗効果型磁気
ヘッド6を用いて、磁気テープ7に記録されている磁気
信号を再生する際は、図9に示すように、磁気抵抗効果
素子64が磁気テープ7に対向するように、磁気抵抗効
果型磁気ヘッド6を磁気テープ7に摺動させる。なお、
図9は、所定のアジマス角にてガードバンドレス記録が
なされた磁気テープ7、並びに当該磁気テープ7上を摺
動する磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気抵抗効果素子
64及びその近傍を拡大して、磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド6による再生の様子を模式的に示した図であり、図9
中の矢印Dは、磁気テープ7に対する磁気抵抗効果型磁
気ヘッド6の摺動方向を示している。
【0058】そして、磁気テープ7に記録されている信
号を再生する際は、図9に示すように、磁気抵抗効果素
子64が磁気テープ7に対向するように、磁気抵抗効果
型磁気ヘッド6を磁気テープ7に摺動させた状態で、磁
気抵抗効果素子64の両端に接続された永久磁石膜65
a,65b及び導体部66a,66bを介して、磁気抵
抗効果素子64にセンス電流を供給する。このとき、磁
気テープ7からの磁界に応じて、磁気抵抗効果素子64
の抵抗値が変化し、その結果、センス電流に電圧変化が
生じる。そこで、このセンス電流の電圧変化を検出する
ことにより、磁気テープ7からの信号磁界が検出され、
磁気テープ7に記録されていた信号が再生される。
【0059】ところで、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッド
6において、磁気抵抗効果膜64aは、磁気抵抗効果を
示す薄膜であり、図10に示すように、外部磁界Hによ
って抵抗値Rが変化する。そして、上記磁気抵抗効果型
磁気ヘッド6では、このような抵抗変化を利用して、磁
気テープ7に記録されている磁気信号を再生する。
【0060】なお、上記磁気抵抗効果素子64では、S
ALバイアス方式により磁気抵抗効果膜64aに垂直バ
イアス磁界を印加するようにしている。すなわち、上記
磁気抵抗効果素子64では、センス電流による磁界をS
AL膜64bが増幅する形で、磁気抵抗効果膜64aに
対して垂直バイアス磁界が印加され、当該垂直バイアス
磁界によって、図10に示す磁気抵抗曲線のうち、傾き
の大きな部分が、磁気抵抗効果素子64の動作点Pとさ
れる。
【0061】すなわち、磁気抵抗効果素子64に対し
て、図10のHsに示すような磁気信号が入ってくる
と、動作点Pを中心として、図10のRsに示すような
抵抗変化が現れる。そして、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
6は、このような抵抗変化Rsを、磁気抵抗効果素子6
4に供給しているセンス電流の電圧変動として検出する
ことで、磁気信号Hsを再生する。
【0062】ここで、大きさが等しい磁界を繰り返し反
転させた磁気信号(すなわち、正方向の磁界と逆方向の
磁界とが交互に現れる磁気信号)を再生したときの、セ
ンス電流の電圧変動の一例を図11に示す。図11に示
すように、磁気信号の磁界方向が反転するのに伴って出
力電圧Vも反転する。そこで、このような電圧変動を検
出することで、磁気信号が再生される。
【0063】このとき、磁気抵抗効果素子64に対して
正方向の磁界を印加したときに生じるセンス電流の電圧
変動レベルAと、磁気抵抗効果素子64に対して逆方向
の磁界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変動レ
ベルBとは、当然の事ながら等しいことが望ましい。し
かし、これらの電圧変動レベルA,Bは、垂直バイアス
磁界の大きさに依存しており、垂直バイアス磁界の大き
さによっては、電圧変動レベルAと、電圧変動レベルB
とが異なるものとなる。
【0064】ここで、(A−B)/(A+B)をアシン
メトリーとして定義する。このアシンメトリーは、磁気
抵抗効果素子64に対して正方向の磁界を印加したとき
に生じるセンス電流の電圧変動レベルAと、逆方向の磁
界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変動レベル
Bとの違いを示す値であり、その絶対値が小さいほど、
電圧変動レベルAと電圧変動レベルBとの差が小さく好
ましい。
【0065】そして、上記磁気抵抗効果素子64におい
て、アシンメトリーは、図12に示すように、センス電
流の大きさによって変化する。すなわち、上記磁気抵抗
効果素子64では、センス電流による磁界をSAL膜6
4bが増幅する形で、磁気抵抗効果膜64aに対して垂
直バイアス磁界を印加するようにしているので、センス
電流の大きさによって、磁気抵抗効果膜64aに対して
印加される垂直バイアス磁界の大きさが変化し、その結
果、アシンメトリーが変化する。
【0066】ここで、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッド6
の磁気テープ摺動面68が磨耗していない状態におい
て、図12に示すように、アシンメトリーが0%となる
センス電流の電流値をI0として定義する。換言すれ
ば、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気抵抗効果素
子64に対して正方向の磁界を印加したときに生じるセ
ンス電流の電圧変動レベルAと、逆方向の磁界を印加し
たときに生じるセンス電流の電圧変動レベルBとが等し
くなるときのセンス電流の電流値をI0として定義す
る。
【0067】そして、従来は、アシンメトリーが0%と
なるように、磁気抵抗効果素子に供給するセンス電流の
電流値をI0としていた。これに対して、本発明を適用
した上記磁気記録再生装置では、磁気テープ7に記録さ
れている磁気信号を再生する際に、磁気抵抗効果型磁気
ヘッド6の磁気抵抗効果素子64に供給するセンス電流
の電流値をI0よりも大きく設定しておく。より具体的
には、I0の1.2〜1.4倍程度に設定しておく。
【0068】このように、磁気抵抗効果素子64に供給
するセンス電流の電流値をI0よりも大きく設定してお
くことにより、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気テー
プ摺動面68が磨耗しても、再生出力の変動が少なくて
済むようになる。以下、その理由について説明する。
【0069】磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気テープ
摺動面68が磨耗すると、磁気抵抗効果素子64のMR
ハイトt1が小さくなり、磁気抵抗効果素子64の抵抗
値が増大する。その結果、SALバイアス方式によって
磁気抵抗効果膜64aに印加されている垂直バイアス磁
界の大きさが変化し、その結果、アシンメトリーが変化
する。この様子の一例を図13に示す。
【0070】なお、図13中の実線S1は、磁気抵抗効
果型磁気ヘッド6の磁気テープ摺動面68が磨耗してい
ない状態においてアシンメトリーが0%となるように、
センス電流の電流値を設定した場合を示している。換言
すれば、図13中の実線S1は、センス電流の電流値を
0とした場合を示している。
【0071】一方 図13中の実線S2は、磁気抵抗効
果型磁気ヘッド6の磁気テープ摺動面68が磨耗してい
ない状態においてアシンメトリーが+5%となるよう
に、センス電流の電流値を設定した場合を示している。
換言すれば、図13中の実線S2は、センス電流の電流
値をI0よりも大きく設定した場合を示している。
【0072】図13中の実線S1に示すように、センス
電流の電流値をI0とした場合には、磁気抵抗効果型磁
気ヘッド6の磁気テープ摺動面68が磨耗していないと
きにはアシンメトリーが0%であるが、磨耗が進むに従
い、アシンメトリーがマイナスとなり、その絶対値が徐
々に大きくなっていく。
【0073】一方、図13中の実線S2に示すように、
センス電流の電流値をI0よりも大きく設定した場合に
は、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気テープ摺動面6
8が磨耗していないときにはアシンメトリーが0%より
も大きいが、磨耗が進むに従い、アシンメトリーが小さ
くなっていき、やがて0%となる。その後、更に磨耗が
進むと、アシンメトリーがマイナスとなり、その絶対値
が徐々に大きくなっていく。
【0074】したがって、磨耗によるアシンメトリーの
変動幅が同じであったとしても、センス電流の電流値を
0よりも大きく設定した場合の方が、センス電流の電
流値をI0とした場合よりも、絶対値が小さい範囲でア
シンメトリーが変動することとなる。すなわち、例えば
図13に示した例では、ある一定量Mだけ磨耗したと
き、センス電流の電流値をI0とした実線S1の場合に
は、アシンメトリーが0%から−10%に変化するが、
センス電流の電流値をI0よりも大きく設定した実線S
2の場合には、アシンメトリーが+5%から−5%に変
化する。
【0075】以上のように、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
6の磁気テープ摺動面68の磨耗によってアシンメトリ
ーが変化したとしても、センス電流の電流値をI0より
も大きく設定しておくことにより、アシンメトリーの変
化を、絶対値が小さい範囲内における変化とすることが
できる。換言すれば、センス電流の電流値をI0として
おくよりも、センス電流の電流値をI0よりも大きく設
定しておいた方が有利であり、磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ド6の磁気テープ摺動面68が磨耗したときに生じる再
生出力の変動を小さく抑えることができる。
【0076】なお、センス電流の電流値をI0よりも大
きく設定するにあたって、当該センス電流の電流値の大
きさは、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気テープ摺動
面68が磨耗していない初期状態におけるアシンメトリ
ーの絶対値と、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気テー
プ摺動面68の磨耗が許容限界量に達したときのアシン
メトリーの絶対値とが、ほぼ等しくなるように設定して
おくことが好ましい。
【0077】ここで、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁
気テープ摺動面68の磨耗が許容限界量に達したときに
アシンメトリーが0%となるセンス電流の電流値をIs
とする。そして、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気テ
ープ摺動面68の磨耗により、磁気抵抗効果素子64の
MRハイトt1が小さくなると、磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッド6からの再生出力に含まれるノイズが増大してしま
うので、磨耗の許容限界量は、初期状態におけるMRハ
イトt1の50%程度、すなわち磁気抵抗効果素子64
のMRハイトt1が半分になる程度までである。
【0078】そして、MRハイトt1が半分になったと
きに、アシンメトリーが0%となるセンス電流の電流値
は、I0の1.5〜2.0倍程度である。すなわち、磨
耗が許容限界量に達したときにアシンメトリーが0%と
なるセンス電流の電流値Isは、I0の1.5〜2.0倍
程度である。
【0079】そして、センス電流の電流値を予めIs 1/2
に設定しておけば、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6の磁気
テープ摺動面68が磨耗していない初期状態におけるア
シンメトリーの絶対値と、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6
の磁気テープ摺動面68の磨耗が許容限界量に達したと
きのアシンメトリーの絶対値とが、ほぼ等しくなる。し
たがって、センス電流の電流値は、I0の1.2〜1.
4倍程度に設定しておくことが好ましい。
【0080】すなわち、磁気抵抗効果型磁気ヘッド6に
磁気抵抗効果素子64に供給するセンス電流の電流値
を、I0の1.2〜1.4倍程度に設定しておくことに
より、アシンメトリーの変化を、絶対値が特に小さい範
囲内における変化とすることができ、磁気抵抗効果型磁
気ヘッド6の磁気テープ摺動面68が磨耗したときに生
じる再生出力の変動をより小さく抑えることができる。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、磁気テープに記録されている磁気信号を磁気抵抗
効果型磁気ヘッドにより再生する磁気信号再生装置とし
て、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面が磨
耗しても、再生出力の変動が少なくて済む磁気信号再生
装置を提供することできる。
【0082】また、本発明によれば、磁気テープに記録
されている磁気信号を磁気抵抗効果型磁気ヘッドにより
再生する磁気信号再生方法として、磁気抵抗効果型磁気
ヘッドの磁気テープ摺動面が磨耗しても、再生出力の変
動が少なくて済む磁気信号再生方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気記録再生装置に搭載され
る回転ドラム装置の一構成例について、その概略を示す
斜視図である。
【図2】上記回転ドラム装置を含む磁気テープ送り機構
の一構成例について、その概略を示す平面図である。
【図3】上記回転ドラム装置の内部構造を示す断面図で
ある。
【図4】上記回転ドラム装置並びにその周辺回路につい
て、回路構成の概略を示す図である。
【図5】上記回転ドラムに搭載される磁気抵抗効果型磁
気ヘッドの概略構成を示す斜視図である。
【図6】上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドを磁気テープ摺
動面側から見た平面図である。
【図7】上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの要部を示す図
であり、図6のX1−X2線における断面図である。
【図8】上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの要部を示す図
であり、図6のX3−X4線における断面図である。
【図9】磁気テープに記録されている信号を磁気抵抗効
果型磁気ヘッドによって再生する様子を模式的に示した
図である。
【図10】磁気抵抗効果膜の磁気抵抗曲線、並びに磁気
信号Hsと抵抗変化Rsとの関係を示す図である。
【図11】磁気信号に対応する、センス電流の電圧変動
の一例を示す図である。
【図12】センス電流の電流値の大きさと、アシンメト
リーとの関係を示す図である。
【図13】磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動
面の磨耗量と、アシンメトリーとの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 回転ドラム装置、 2 固定ドラム、 3 回転ド
ラム、 4 モータ、5a,5b インダクティブ型磁
気ヘッド、 6(6a,6b) 磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッド、 7 磁気テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蒲谷 美輝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池上 友浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 斎藤 武比古 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D034 BA02 BA30 5D091 AA03 DD07 DD09 HH20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果素子にセンス電流を供給し
    当該センス電流の電圧変動を検出することで磁気信号を
    再生する磁気抵抗効果型磁気ヘッドを備え、磁気テープ
    に記録されている磁気信号を上記磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッドにより再生する磁気信号再生装置であって、 上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面が磨
    耗していない状態において、上記磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッドの磁気抵抗効果素子に対して正方向の磁界を印加し
    たときに生じるセンス電流の電圧変動レベルと、逆方向
    の磁界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変動レ
    ベルとが等しくなるときのセンス電流の電流値をI0
    したとき、 磁気テープに記録されている磁気信号を再生する際に、
    上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子に供
    給されるセンス電流の電流値がI0よりも大きいことを
    特徴とする磁気信号再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープに記録されている磁気信号を
    再生する際に、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵
    抗効果素子に供給されるセンス電流の電流値が、I0
    1.2〜1.4倍であることを特徴とする請求項1記載
    の磁気信号再生装置。
  3. 【請求項3】 上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドは回転ド
    ラムに搭載されてなり、 磁気テープに記録されている磁気信号をヘリカルスキャ
    ン方式により再生することを特徴とする請求項1記載の
    磁気信号再生装置。
  4. 【請求項4】 磁気抵抗効果素子にセンス電流を供給し
    当該センス電流の電圧変動を検出することで磁気信号を
    再生する磁気抵抗効果型磁気ヘッドにより、磁気テープ
    に記録されている磁気信号を再生する磁気信号再生方法
    であって、 上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気テープ摺動面が磨
    耗していない状態において、上記磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッドの磁気抵抗効果素子に対して正方向の磁界を印加し
    たときに生じるセンス電流の電圧変動レベルと、逆方向
    の磁界を印加したときに生じるセンス電流の電圧変動レ
    ベルとが等しくなるときのセンス電流の電流値をI0
    したとき、 磁気テープに記録されている磁気信号を再生する際に、
    上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子に供
    給するセンス電流の電流値を、I0よりも大きくするこ
    とを特徴とする磁気信号再生方法。
  5. 【請求項5】 磁気テープに記録されている磁気信号を
    再生する際に、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵
    抗効果素子に供給するセンス電流の電流値を、I0
    1.2〜1.4倍とすることを特徴とする請求項4記載
    の磁気信号再生方法。
  6. 【請求項6】 上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドを回転ド
    ラムに搭載し、 磁気テープに記録されている磁気信号をヘリカルスキャ
    ン方式により再生することを特徴とする請求項4記載の
    磁気信号再生方法。
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