JP2000003404A - ケアマネジメント支援システム - Google Patents

ケアマネジメント支援システム

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JP2000003404A
JP2000003404A JP11079339A JP7933999A JP2000003404A JP 2000003404 A JP2000003404 A JP 2000003404A JP 11079339 A JP11079339 A JP 11079339A JP 7933999 A JP7933999 A JP 7933999A JP 2000003404 A JP2000003404 A JP 2000003404A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケアプラン作成機関とサービス提供機関の情
報をトータルにコーディネートしてケアマネジメントを
効果的に実施する。 【解決手段】 要介護者のケアプランを作成する機関1
のシステムと、ケアプランに基づき要介護者にケアサー
ビスを提供する機関5のシステムとが、ネットワークを
通じて接続されている。両機関1、5で取り扱う情報の
うち、基礎的な情報はテーブル管理データベース25
で、介護者に関する詳細情報(介護カルテ)は介護カル
テ管理データベース21で、ケアマネジメント事業に携
わる人、団体、施設などの詳細情報(介護資源情報)は
介護資源管理データベース23で、それぞれ一元管理さ
れている。両機関1、5のシステムは、データベース2
1、23、25で一元管理された情報を共有し、この共
有情報を介してそれぞれの業務を連携させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人または障害者
などの介護を効果的に行うための「ケアマネージメン
ト」を支援するコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ケアマネジメントとは、介護が必要な高
齢者等(=要介護者)が抱える問題を整理し、まずその
問題を解決するための対策(=ケアプラン)を考え、そ
の対策に従って介護する(=サービス提供)といった一
連の作業の流れのことをいう。また、その対策が本当に
効果を発揮していなければ、問題を再ピックアップし整
理する(=モニタリング)するといったことも含まれ
る。この一連の流れをマネジメントをする人のことを
「ケアマネージャ」という。ケアマネージャは、要介護
者にとって最適な介護が行われるように、要介護者と実
際に介護を行うサービス提供機関をコーディネートす
る。
【0003】公的介護保険制度におけるサービス給付で
は、ケアプランに基づいてサービスを実施することが前
提となり、ケアプランに記載されていないサービスは
「現物給付対象外」とみなされる。したがって、ケアマ
ネージメントは、要介護者本人だけでなく、サービスを
提供する側にとっても、非常に重要な位置付けとなる。
【0004】ケアマネジメントに直接関係する機関又は
事業者は「ケアプラン作成機関」と「サービス提供機
関」に大別することができる。ケアプラン作成機関と
は、公的介護保険制度において「居宅介護支援事業者」
と呼ばれるものであり、要介護者に関する相談を受け付
け、要介護者に適したケアプランの作成を行う機関であ
る。ケアマネージャはこのケアプラン作成機関に属す
る。サービス提供機関とは、公的介護保険制度において
「居宅サービス事業者」又は「介護保険施設」と呼ばれ
るものであり、ケアプランに基づき要介護者の居宅にお
いて又は特別な介護施設において要介護者にサービスを
実際に提供する機関である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のケアマネジメン
トにおいては、各関係機関が個々に情報を管理しそれぞ
れの情報に基づいて業務を個別に実施している。そのた
め要介護者がどんなサービスを利用し、どのような状況
にあるのか、といった要介護者のトータルな情報を両機
関が把握しているわけではない。結果として、サービス
の過不足や偏りが生じるという問題がある。
【0006】ケアマネジメントには、要介護者の状態を
把握しケアプラン作成に役立つよう評価すること(ケア
アセスメント)、ケアアセスメントの結果に基づいてケ
アプランを作成すること、ケアプランに基づいて実際に
サービスを提供すること、サービス提供の現場で要介護
者の状況やサービス成果を把握し問題を再ピックアップ
してケアプラン修正などにフィードバックすること(モ
ニタリング)などの諸業務が含まれる。従来、これらの
業務は各関係機関が個々に管理する情報に基づいて行っ
ており、関係機関同士の情報及び業務の連携は十分とは
いえない。それらの業務の効率及び適切性は、まだ改善
すべき余地が十分にある。
【0007】従って、本発明の目的は、ケアプラン作成
機関とサービス提供機関の情報をトータルにコーディネ
ートし、それにより一層効果的なケアマネジメントの実
施を可能にするためのコンピュータを利用した支援シス
テムを提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、ケアマネージメント
におけるケアアセスメント、ケアプラン作成、サービス
提供、モニタリングなどの諸業務を効率化しかつ適切化
することに貢献できるケアマネジメント支援システムを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点に従
うケアマネジメント支援システムは、ケアプラン作成機
関に設置されたケアプラン作成機関システムと、介護カ
ルテ管理データベースと、介護資源管理データベースと
を備える。介護カルテ管理データベースは、要介護者の
状態情報及びケアプランを含む介護カルテを一元的に管
理し、ケアプラン作成機関システム及びサービス提供機
関システムの双方からアクセス可能である。介護資源管
理データベースは、サービス提供機関の受入情報を含む
介護資源に関する介護資源情報を一元的に管理し、ケア
プラン作成システム及びサービス提供機関システムの双
方からアクセス可能である。サービス提供機関システム
は、要介護者に対するケアプランを作成するケアプラン
作成業務部を有しており、このケアプラン作成業務部
は、上記介護カルテデータベースに予め登録されている
要介護者の状態情報と上記介護資源管理データベースに
予め登録されているサービス提供機関の受入情報とを参
照してケアプランを作成し、作成したケアプランを介護
カルテデータベースに登録する。
【0010】このケアマネジメント支援システムによれ
ば、ケアプラン作成機関とサービス提供機関とが、ケア
マネジメントに必要な要介護者および介護資源に関する
種々の情報を共有することができる。そのため、両機関
がその共有情報を介して互いの業務をコーディネートす
ることができ、よって、各機関が個別に情報管理してい
た従来技術に比較し、より効率的かつ適切なケアマネジ
メントが可能になる。特に、ケアプラン作成機関がケア
プランを作成する際、介護カルテデータベースに予め登
録されている要介護者の状態情報と、介護資源管理デー
タベースに予め登録されているサービス提供機関の受入
情報とを参照することができるので、要介護者の状態と
サービス提供機関の受入能力とに適合した適切なケアプ
ランを効率的に作成することができる。また、作成され
たケアプランは介護カルテデータベースに登録されるの
で、サービス提供機関がこれを参照することで、サービ
ス提供機関はケアプランに応じたサービス提供のスケジ
ューリングを円滑に行うことができる。
【0011】本発明の第二の観点に従うケアマネジメン
ト支援システムは、ケアプラン作成機関に設置されたケ
アプラン作成機関システムと、サービス提供機関に設置
されたサービス提供機関システムと、介護カルテ管理デ
ータベースと、介護資源管理データベースとを備える。
介護カルテ管理データベースは、要介護者の状態情報及
びケアプランを含む介護カルテを一元的に管理し、ケア
プラン作成機関システム及びサービス提供機関システム
の双方からアクセス可能である。介護資源管理データベ
ースは、サービス提供機関の受入情報を含む介護資源に
関する介護資源情報を一元的に管理し、ケアプラン作成
機関システム及びサービス提供機関システムの双方から
アクセス可能である。サービス提供機関システムは、ケ
アプランによりスケジュールされたケアサービスの予約
を調整する予約調整業務部と、サービス提供機関の受入
情報を介護資源管理データベースに登録するサービス登
録業務部とを有する。
【0012】このケアマネジメント支援システムによれ
ば、サービス提供機関の受入情報が介護資源管理データ
ベースに登録され、ケアプラン作成機関はその介護資源
管理データベースに登録された受入情報を参照して、サ
ービス提供機関の受入能力に合ったケアプランを作成す
ることができる。また、ケアプラン作成機関で作成され
たケアプランは介護カルテデータベースに登録され、サ
ービス提供機関は、その介護カルテデータベースに登録
されたケアプランを参照して、そのケアプランでスケジ
ュールされたサービス予約を調整することができる。こ
のようにして、ケアマネジメント作成機関とサービス提
供機関の間で、夫々の業務を行うために必要な情報が、
共有のデータベースを介してやりとりされるので、適切
かつ効率的にケアマネジメントを実施することができ
る。
【0013】好適な実施形態では、サービス提供機関シ
ステムは、サービス実績管理業務部を有し、このサービ
ス実績管理業務部は、要介護者の観察記録を作成し、作
成した要介護者の観察記録を介護カルテ管理データベー
スに登録する。また、ケアプラン作成機関システムは、
モニタリング業務部を有し、このモニタリング業務部
は、介護カルテ管理データベースに登録された要介護者
の観察記録を画面に表示し、そして、表示された観察記
録に基づいて決定された要介護者のモニタリング結果を
介護カルテ管理データベースに登録する。これにより、
サービス提供機関がサービス提供の際に要介護者を観察
した結果に基づいて作成した要介護者の観察記録が、介
護カルテ管理データベースに登録されてケアプラン作成
機関にフィードバックされるので、ケアプラン作成機関
は、その観察記録を見てモニタリング業務を効率的に行
うことができる。また、ケアプラン作成機関が作成した
モニタリング結果も介護カルテ管理データベースに登録
されるので、サービス提供機関は、そのモニタリング結
果に基づいてサービス提供の見直しなどを効率的に行う
ことができる。
【0014】本発明のケアマネジメント支援システムを
構成する要素は、典型的にはコンピュータを用いて実施
することができるが、そのためのコンピュータプログラ
ムは、ディスク型ストレージ、半導体メモリおよび通信
ネットワークなどの各種の媒体を通じてコンピュータに
インストールまたはロードすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かるケアマネジメント支援システムの全体構成を示す。
【0016】ケアプラン作成機関1のコンピュータシス
テム3と、サービス提供機関5のコンピュータシステム
7と、ケアマネジメントを監督する地方自治体のような
公共機関9のコンピュータシステム11とが、公衆通信
ネットワークまたは専用のケアマネジメント支援ネット
ワーク13によって通信可能に接続されている。各機関
1、5、は一つずつしか図示していないが、それぞれ複
数存在していてよい。特に、サービス提供期間5は、一
つのケアプラン作成機関1に対して多数存在するのが普
通であり、以下の説明から明らかになるように、それら
多数の機関が同じ情報を共有しそれを介してコーディネ
ートされる点に、本システムの一つの重要な利点があ
る。
【0017】ケアプラン作成機関システム3には、例え
ばLAN15のような通信ネットワークと、これに接続
された多数のマシン(コンピュータ)15、19、…が
含まれる。その中の或るマシン17は、介護カルテ管理
データベース21、介護者資源管理データベース23、
テーブル管理データベース25を管理している。また、
別のマシン、例えばケアマネジャやその他当該機関のス
タッフが業務に使用する端末19は、当該事業者独自の
事業者個別データベース27を管理している。また、そ
れら端末19の各々は、次のような各種業務のアプリケ
ーションプログラム29〜43、すなわち、利用者登録
業務25、相談受付業務31、ケアプラン作成業務3
3、モニタリング業務35、計画レセプト作成業務3
7、ケアマネジメント統計作成業務39、情報照会業務
41、システム設定業務43を有している。
【0018】サービス提供機関システム7及び公共機関
システム11も、ケアプラン作成機関システム3と同様
にネットワークによって接続された多数のマシンから構
成されるかもしれないが、ここでは説明の簡略化のた
め、これらのシステム7、11はそれぞれ一つのブロッ
クに纏めて図示してある。
【0019】サービス提供機関システム7は、当該機関
独自の事業者個別データベース45を備え、次のような
各種業務のアプリケーションプログラム47〜59、す
なわち、サービス登録業務47、予約調整業務49、サ
ービス実施管理業務51、サービスレセプト作成業務5
3、サービス統計作成業務55、情報照会業務57、シ
ステム設定業務59を有している。
【0020】公共機関システム11は、当該機関独自の
事業者個別データベース61を備え、次のような各種業
務のアプリケーションプログラム、すなわちケアマネジ
メントスーパバイズ業務63、情報照会業務65、シス
テム設定業務67を有する。
【0021】ケアプラン作成機関システム3で管理され
る三つのデータベース、つまり介護カルテ管理データベ
ース21、介護資源管理データベース23、テーブル管
理データベース25は、ケアマネジメントで必要となる
全ての情報を一元的に管理する。すなわち、介護カルテ
データベース21は「介護カルテ」を一元管理する。介
護カルテとは、後に具体的に示すように、ケアマネジメ
ントの各過程で発生する介護者に関するさまざまな情報
(例えば相談記録、ケアプラン、サービス記録など)で
あり、関係する業務アプリケーションの画面から登録さ
れる。介護資源管理データベース23は「介護資源情
報」を一元管理する。介護資源情報とは、後に具体的に
示すように、介護者資源(例えばベッド、送迎者、ヘル
パーなど)に関するさまざまな情報(基本情報、予約状
況、実績など)であり、予約状況や実績は関係する業務
アプリケーションの画面から登録される。テーブル管理
データベース25は、ケアマネジメントで必要となる基
礎的な情報(後に具体的に示す)を一元管理する。各機
関1、3、5の諸業務は、この三つのデータベース2
1、23、25で一元管理されている様々な情報にアク
セスする過程を含んでおり、同じ情報を共有し利用する
ことができるので、互いに連携して効果的なケアマネジ
メントを達成するようコーディネートされることにな
る。
【0022】図2は、各機関の種々の業務アプリケーシ
ョンが三つのデータベース21、23、25に対してど
のような情報をやりとりするのかを示す情報の流れ図で
ある。
【0023】図2の最上部に示すブロック71では、三
つの機関1、5、11に共通して与えられている業務ア
プリケーション、すなわち情報照会業務41(57、6
5)とシステム設定業務43(59、67)がまとめて
示されている。
【0024】情報照会業務41は、三つのデータベース
21、23、25で一元管理されている各種情報を照会
する。この情報照会業務41により、ケアマネジメント
に直接携わるケアプラン作成機関1とサービス提供機関
5とが、介護カルテ管理データベース2で一元管理され
ている介護カルテと、介護資源管理データベース23で
一元管理されている介護資源情報とを共有することがで
きる。
【0025】システム設定業務43は、ケアマネジメン
トに最低限必要な基礎的情報をテーブル管理データベー
ス25に登録する。この基礎的情報には、保険者情報、
事業者情報、介護報酬体系情報、標準コード情報、ケア
アセスメント管理情報、週間モデル管理情報、モデルレ
ベル管理情報、システム個別情報などが含まれる(各情
報の中身は後述)。
【0026】ケアプラン作成機関1では、前述のよう
に、利用者登録業務29、相談受付業務31、ケアプラ
ン作成業務33、モニタリング業務35、計画レセプト
作成業務37、およびケアマネジメント統計作成業務3
9を実行することができる。
【0027】利用者登録業務29は、利用者(典型的に
は要介護者)の基本情報(例えば被保険者証の記載事
項、家族、医療環境、住環境など)を介護カルテ管理デ
ータベース21に登録する。
【0028】相談受付業務31は、介護に関する相談を
利用者又はその家族などから受けた場合に、相談情報
(例えば相談内容、クレーム内容、対応処理内容など)
を介護カルテ管理データベース21に登録したり、実績
情報(対応処理内容、日時、担当者名など)を介護者資
源管理データベース23に登録したり、利用者の相談履
歴を介護カルテ管理データベース21から照会したりす
る。
【0029】ケアプラン作成業務33は、アセスメント
の結果に基づいてケアプランを作成するためのアプリケ
ーションであり、認定情報(認定通知書の記載内容、認
定アセスメント結果など)、ケアアセスメント結果、ケ
アプランを介護カルテ管理データベース21に登録した
り、プラン作成実績情報を介護資源管理データベース2
3に登録したりする。
【0030】モニタリング業務35は、モニタリングを
サービス提供機関5に指示したりその結果をアセスメン
トにフィードバックするためのアプリケーションであ
り、モニタリング情報(モニタリングレベル、観察指示
情報、モニタリング結果など)を介護者カルテ管理デー
タベース21に登録したり、モニタリング実績を介護関
係管理データベース23に登録したりする。
【0031】計画レセプト作成業務37は、ケアプラン
作成費用請求書を作成するためのアプリケーションであ
り、作成した請求書(レセプト)を介護カルテ管理デー
タベース21に登録したり、レセプト作成実績を介護資
源管理データベース23に登録したりする。
【0032】ケアマネジメント統計作成業務39は、ケ
アマネジメントに関するデータの統計処理を行い、作成
した統計情報を介護資源管理データベース23に登録す
る。
【0033】サービス提供機関5では、前述したよう
に、サービス登録業務47、予約調整業務49、サービ
ス実績管理業務51、サービスレセプト作成業務53、
及びサービス統計作成業務55を実行することができ
る。
【0034】サービス登録業務47は、提供できるサー
ビスに関する情報を登録するためのアプリケーションで
あり、サービス基本情報(サービス内容、基本スケジュ
ール、職員情報など)を介護資源管理データベース23
に登録する。
【0035】予約調整業務49は、提供するサービスに
対する予約を調整するためのアプリケーションであり、
サービス予約情報(サービス種類毎及び職員毎の稼働予
定、予約状況など)を介護資源管理データベース23に
登録したり、受入情報(サービス種類毎及び職員毎の受
入れ可能数など)を介護管理データベース23から照会
したりする。
【0036】サービス実績管理業務51は、サービスの
提供やモニタリングを管理するためのアプリケーション
であり、予約情報を介護資源管理データベース23から
照会したり、サービス提供の実績情報を介護資源管理デ
ータベース23に登録したり、観察指示情報を介護カル
テ管理データベース21から照会したり、観察内容を介
護カルテ管理データベース21に登録したりする。
【0037】サービスレセプト作成業務53は、サービ
ス提供費用の請求書を作成するためのアプリケーション
であり、作成した請求書(レセプト)情報を介護カルテ
管理データベース21に登録したり、サービス提供の実
績情報を介護資源管理データベース23に登録したりす
る。サービス統計作成業務55は、サービス提供に関す
るデータの統計処理を行うアプリケーションであり、作
成した統計情報を介護資源管理データベース23に登録
する。
【0038】また、公共機関63では、前述したよう
に、ケアマネジメントスーパバイズ業務63を実行する
ことができる。ケアマネジメントスーパバイズ業務63
は、ケアマネジメントに対して寄せられたクレームへの
対応処理やケアプラン品質向上のための処理などを行う
アプリケーションであり、スーパバイズ情報(クレーム
内容内容、対応処理内容など)を介護資源管理データベ
ース23に登録する。
【0039】図3、図4、図5はそれぞれテーブル管理
データベース25、介護カルテ管理データベース21、
介護資源管理データベース23で管理される情報の内容
を示している。
【0040】図3に示すように、テーブル管理データベ
ース25は、保険者情報(被保険者の基本情報、給付上
限、市町村特別給付など)、事業所情報(事業者の基本
情報、提供できるサービスなど)、介護報酬体系情報
(介護サービス毎の点数など)、標準コード情報、ケア
アセスメント管理情報(ケアアセスメントの種類、ケア
アセスメント項目、問題領域抽出ロジックなど)、週間
モデル管理情報(キーアセスメントの項目、要介護者タ
イプの種類、要介護者タイプ割り出しロジック、タイプ
種類毎の週間モデルなど)、モデルレベル管理情報(モ
デルモニタリングレベルの種類、レベル種類毎のモデル
観察指示項目、モデルレベル割り出しロジックなど)、
およびシステム個別情報を管理する。
【0041】図4に示すように、介護カルテ管理データ
ベース21は、利用者基本情報(利用者の被保険者証記
載事項、家族情報、医療情報、住環境情報、利用してい
るサービスなど)、相談情報(相談者名、相談内容、対
応処理内容など)、認定情報(認定内容、認定アセスメ
ント結果、給付上限など)、ケアアセスメント情報(ケ
アアセスメント結果、抽出された問題領域、設定された
目標や対策など)、ケアプラン情報(キーアセスメント
結果、割り出された要介護者タイプ、タイプに対応する
週間モデル、設定された週間プランや月間プランな
ど)、サービス実績情報(利用したサービスの実績、観
察内容など)、モニタリング情報(モニタリングレベ
ル、観察指示項目、モニタリングの評価内容など)、レ
セプト情報(計画レセプト内容、サービスレセプト内容
など)などを管理する。
【0042】図5に示すように、介護資源管理データベ
ース23は、サービス基本情報(提供できるサービス種
類、サービス種類毎の基本スケジュール、職員、職員毎
のサービス種類や基本スケジュールなど)、サービス予
約情報(各サービス毎の稼働予定、受け入れ状況、予約
状況、各職員毎の稼働予定、受け入れ状況、予約状況な
ど)、実績情報(ケアマネジメントの実績、サービスの
実績など)、統計情報(ケアマネジメントの統計情報、
サービスの統計情報など)、およびスーパバイズ情報を
管理する。
【0043】図6は、本システムにおける業務処理の一
般的な全体流れを示す。
【0044】まず、システム稼動前の準備として、ケア
プラン作成機関1またはサービス提供機関5においてシ
ステム設定業務43または59が実行される。このシス
テム設定業務43、59には保険者情報登録処理、事業
者情報登録処理、介護報酬体系情報登録処理、標準コー
ド情報登録処理、ケアアセスメント管理情報登録処理、
週間モデル管理情報登録処理、モデルレベル管理情報登
録処理、およびシステム個別情報登録処理が含まれる。
【0045】必要に応じ、ケアプラン作成機関1及びサ
ービス提供機関5の各々にて情報照会業務41、57を
実行することができる。情報照会業務41、57には、
介護カルテ管理データベース21で一元管理されている
介護カルテを照会する介護カルテ照会処理81、及び介
護資源管理データベース23で一元管理されている介護
資源情報を照会する介護資源情報を照会処理83が含ま
れる。
【0046】ケアプラン作成機関1では、利用者から最
初に相談を受けた時などに、まず利用者登録業務29を
実行する。この利用者登録業務29には、利用者の基本
情報を介護カルテ管理データベース21に登録する利用
者基本情報登録処理85が含まれる。続いて、相談を受
ける毎に相談受付業務31が実行される。この相談受付
業務31には、受けた相談の内容を介護カルテ管理デー
タベース21に登録したり、相談に対応した実績を介護
資源管理データベース23に登録したりする相談情報登
録処理87が含まれる。
【0047】また、ケアプラン作成機関1では、認定さ
れた対象者に関してケアプラン作成業務33が実行され
る。このケアプランを作成業務33には、対象者の認定
情報(要介護者状態区分、認定期間など)を介護カルテ
管理データベース21に登録する認定情報登録処理8
9、認定情報に含まれる要介護者状態区分および別途行
ったキーアセスメント結果に基づいて対象者の週間モデ
ルを作成する週間モデル作成処理91、ケアアセスメン
ト結果を介護カルテ管理データベース21に登録し問題
領域を抽出し問題を整理するケアアセスメント処理9
3、および先に作成された週間モデルをケアアセスメン
ト処理結果に従って修正して対象者に適した週間または
月間のケアプランを作成するケアプラン作成処理95が
含まれている。ケアプラン作成処理95は、ケアプラン
をサービス提供機関5側のスケジュールにコーディネー
トさせるために、介護資源管理データベース23からサ
ービス提供機関5の受入情報を参照し、また、作成した
ケアプランを介護カルテ管理データベース21に登録す
る。
【0048】また、ケアプラン作成機関1では、ケアプ
ランの成果を評価しケアプランの修正などに反映させる
ためにモニタリング業務35が実行される。このモニタ
リング業務35には、ケアアセスメント処理93で抽出
された問題領域を基に観察指示情報(モニタリングレベ
ル(問題あり、要観察、問題なしなど)、モニタリング
に必要な観察項目など)を介護カルテ管理データベース
21に登録する観察指示情報登録処理97、後述する観
察情報登録処理115によってサービス提供機関5から
介護カルテ管理データベース21に登録された観察記録
を照会し検討しその結果を介護カルテ管理データベース
21に登録するモニタリング処理99が含まれる。
【0049】ケアプラン作成後、ケアプラン作成機関1
では計画レセプト作成業務37が実行され、これにはケ
アプラン作成費用の請求書を作成する計画費請求書作成
処理101が含まれる。その後、ケアマネジメント統計
作成業務39も実行され、これにはケアマネジメント統
計作成処理103が含まれる。
【0050】一方、サービス提供機関5では、まずサー
ビス登録業務47が実行され、これにはサービス種類や
職員の基本情報を介護資源管理データベース23に登録
するサービス基本情報登録処理105が含まれる。
【0051】その後、サービス提供機関5では随時に、
サービスに対する予約を調整する予約調整業務49が実
行される。この予約調整業務49には、各サービス種類
や各職員の稼働予定情報をサービス介護資源管理データ
ベース23に登録する稼動予定情報登録処理107、サ
ービス種類毎および職員毎の受入情報(稼働予定情報か
ら予約情報を差し引いた値)を照会する受入情報照会処
理109、及び介護カルテ管理データベース21に登録
されたケアプラン情報を参照してケアプラン内の予約を
確定させ、確定させた予約の情報を介護資源管理データ
ベース23に登録する予約情報登録処理111が含まれ
る。
【0052】またサービスを提供機関5では随時に、サ
ービス実績管理業務51が実行される。サービス実績管
理業務51には、介護資源管理データベース23から予
約情報を照会しその予約情報を基にサービス実績情報
(実施の有無、実施内容など)を介護資源管理データベ
ース23に登録する実績情報登録処理113、及び介護
カルテ管理データベース21から観察指示情報を照会し
これを基に観察項目や必要あれば緊急アラームを介護カ
ルテ管理データベース21に登録する観察情報登録処理
策115が含まれる。
【0053】サービス実施後、サービス提供機関5で
は、サービスレセプト作成業務53が実行され、これに
はサービス費請求書作成処理117が含まれる。その
後、サービス統計作成業務55も実行され、これにはサ
ービス統計作成処理119が含まれる。
【0054】また、公共機関11では、必要に応じてケ
アマネジメントスーパバイズ業務63が実行される。こ
のケアマネジメントスーパバイズ業務63には、クレー
ム対応処理、事業者評価処理、ケアプラン品質向上処
理、サービス量シミュレーション処理などが含まれる。
【0055】以上、本システムの全体を説明したが、以
下では、本システムの要となる業務アプリケーション、
特に情報照会業務41(57、65)、ケアプラン作成
業務33、モニタリング業務35、予約調整業務49に
ついて、個別に詳細に説明する。
【0056】まず、情報照会業務41(57、65)に
ついて説明する。図6で説明したように、情報照会業務
41(57、65)には、介護カルテ照会処理81と介
護資源情報照会処理83が含まれる。図7は介護カルテ
照会処理81の機能をを示し、図8は介護資源情報照会
処理83の機能を示す。
【0057】図7に示すように、介護カルテ照会処理8
1は、介護ケアプラン作成業務33、相談受付業務3
1、予約調整業務49などの各機関が個別に利用する業
務アプリケーションの画面から介護カルテ管理データベ
ース21に登録された利用者に関する様々な情報(介護
カルテ)を、集計し、振り分け、そして各機関の情報共
有を支援する共通画面(介護カルテ照会画面)に表示す
る。図8に示すように、介護資源情報を照会処理83
は、予約調整業務49、サービス実績管理業務51、モ
ニタリング業務35などの各機関が個別に利用する業務
アプリケーションの画面から介護資源管理データベース
23に登録された介護資源情報を、集計し、振り分け、
そして各機関の情報共有を支援する共通画面(介護資源
情報照会画面)に表示する。
【0058】次に、ケアプラン作成業務33について説
明する。図9は、ケアプラン作成業務33の全体の詳細
な流れを示す。
【0059】図6で説明した通り、ケアプラン作成業務
33は、認定情報登録処理89、週間モデル作成処理9
1、ケアアセスメント処理93、およびケアプラン作成
処理95から構成される。
【0060】図9に示すように、まず認定情報登録処理
89が行われ(ステップS1)、要介護認定を受けた対
象者の認定情報(要介護状態区分、認定期間など)が介
護カルテ管理データベース21に登録される。ここで登
録された認定情報は後続のケアプラン作成プロセスで利
用される。
【0061】次に週間モデル作成処理91に入り、ま
ず、キーアセスメント項目についてのアセスメント結果
が介護カルテ管理データベース21に登録される(ステ
ップS2)。ここで、キーアセスメント項目とは、サー
ビスを決定する上で基本的なキーとなる項目であり、図
3に示したように、予めテーブル管理データベース25
内の週間モデル管理情報テーブルに設定されている。キ
ーアセスメント項目としては、例えば介護力の有無、福
祉用具利用の有無、住宅環境の良否、社会活動の有無な
どが挙げられる。なお、キーアセスメント結果の登録と
併せて、キーアセスメント結果を登録したことの実績情
報を介護資源管理データベース23に登録する。
【0062】キーアセスメント結果登録に続いて、要介
護者タイプの決定処理が行われる(ステップS3)。こ
の処理では介護カルテ管理データベース上21に登録さ
れている要介護者状態区分とキーアセスメント結果とに
基づいて、テーブル管理データベース25の週間モデル
管理情報テーブル(図3参照)に予め設定されている要
介護者タイプの定義及び割り出しロジックに従がって、
対象者の要介護者タイプを自動的に割り出す。図10は
要介護者タイプ割り出しロジックの一例を示す。
【0063】次に、週間モデルの表示処理に入る(ステ
ップS4)。週間モデルとは、対象者にとって最低限必
要なサービスを組み合わせた基本的なケアプランのこと
で、一週間の各日の曜日、日時、実施するサービス種
類、そのサービスの内容などが示される。テーブル管理
データベース25の週間モデル管理情報テーブルに(図
3参照)、予め各要介護者タイプに対応した週間モデル
が登録されている。この処理では、先に決定した要介護
者タイプに対応する週間モデルをテーブル管理データベ
ース25の週間モデル管理テーブルから抽出し画面に表
示する。図11は週間モデルの例を示す。尚、週間モデ
ルを割出す方法の変形例として、各要介護者状態区分ご
とに週間モデルを予め用意しておいて、キーアセスメン
トを省略して、対象の要介護者の要介護者状態区分から
直接に週間モデルを割り出すようにしてもよい。
【0064】これで週間モデルを作成処理91が終わ
る。キーアセスメント項目からは対象者の大まかな状態
(要介護者タイプ)しか把握できないため、週間モデル
は対象者にとって最低限必要なサービスを組み合わせた
ケアプランにとどまる。そこで、対象者の状態により適
合したケアプランを作成するために、詳細なケアアセス
メント(厚生省推奨ケアアセスメントなど)を行って、
対象者の抱える問題領域を詳細に把握し、問題領域を解
決する対策を週間モデルに追加する必要がある。この目
的のために、ケアアセスメント処理93が実行される。
【0065】ケアアセスメント処理93では、まず、ケ
アアセスメント結果の登録処理が行われる(ステップS
5)。図12はこの処理をより詳細に示している。図1
2に示すように、テーブル管理データベース25のケア
アセスメント管理情報テーブルには、所定の幾つかのケ
アアセスメント(厚生省推奨ケアアセスメントなど)種
類毎のケアアセスメント項目が、システム設定業務43
によって予め登録されている。ケアアセスメント結果登
録処理では、そのケアアセスメント管理情報テーブルか
ら所望のケアアセスメント種類のケアアセスメント項目
を抽出し画面に表示し、そして、対象者に関して各ケア
アセスメント項目のアセスメント結果を画面にエントリ
していく。エントリされたアセスメント結果は介護カル
テ管理データベース21に登録される。
【0066】続いて、ケアアセスメント結果に基づいて
問題領域の抽出処理が行われる(S6)。この処理で
は、テーブル管理データベース25のケアアセスメント
管理情報テーブル(図3、図12参照)に予め設定され
ている各ケアアセスメント種類毎の問題領域抽出ロジッ
クを用いて、ケアアセスメント結果に基づいて対象者が
抱える問題領域(幾つかの問題点)を自動的に抽出す
る。
【0067】次に問題整理一覧表の作成処理に入る(ス
テップS7)。問題整理一覧表とは、抽出した問題領域
に含まれる各問題点に対する目標および対策(実施すべ
きサービス内容)を一覧表示したものである(図12参
照)。この処理では、対象者の問題領域について、この
問題整理一覧表を画面上で作成し、これを介護カルテ管
理データベース21に登録する。
【0068】以上で、ケアアセスメント処理93が終了
する。次に、ケアプラン作成処理95に入る。まず、先
に作成した週間モデルを修正することで週間プランを作
成する処理を行う(ステップS8)。週間プランとは、
一週間単位の具体的なサービスを提供スケジュールのこ
とで、二週間の各日の曜日、日時、提供するサービス種
類、サービス内容・受入一行詩夜などが示される。この
週間プランを認定期間分展開したものが、後述のプロセ
ス(ステップS9)で作成されるケアプランである。
【0069】図13は、週間モデル修正処理の機能を示
している。図13に示すように、介護カルテ管理データ
ベース21から対象者の週間モデルと問題領域に対する
対策とを読み出し、そして、週間モデルを画面に表示
し、これに対策を追加していく。併せて、介護資源管理
データベース23からサービス提供機関の受入情報を照
会し、これに適合するよう週間モデルを調整し修正して
いく。さらに、テーブル管理データベース25から対象
者の要介護状態区分に応じた支払い限度額を読み出し、
この支払限度と上記週間プランのサービス費用とを画面
に並べてグラフ表示することで、給付上限管理も行う。
こうして作成された週間プランは介護カルテ管理データ
ベース21に登録される。また、週間プランの登録と併
せて、週間プランを作成したことの実績情報を介護資源
管理データベース23に登録する。
【0070】次に、週間プランを自動展開してケアプラ
ンを作成する処理に入る(ステップS9)。この処理で
は、介護カルテ管理データベース21から読み出した対
象者の認定期間分だけ、先に作成された週間プランを展
開することによりケアプランを作成する。以後、このケ
アプランを中心にしてサービス提供のすべてが動くこと
になる。ケアプランには、認定期間分のサービス提供ス
ケジュールおよびサービス費用内訳などが示される。作
成されたケアプランは介護カルテ管理データベース21
に登録される。また、ケアプランの登録と併せて、ケア
プランを作成したことの実績情報を介護資源管理データ
ベース23に登録する。
【0071】ところで、ケアプランは介護カルテ管理デ
ータベース21に登録された当初の段階では、スケジュ
ールされた各サービスの予約はまだ確定されていない。
介護カルテ管理データベース21に登録されたケアプラ
ンの各サービスの内容を、それを実施するサービス提供
機関が確認して初めて予約が確定される。この予約の確
定処理のために、介護カルテ管理データベース21にお
いて、ケアプランに含まれる各サービスに対して予約確
認フラグ及び予約拒否フラグが用意される。予約確認フ
ラグは、サービス提供機関が当該サービスの予約を確認
したか否かを示すフラグであり、初期値はオフ(予約確
認未済)であり、サービス提供機関がこれを確認してタ
ーンオンする。予約拒否フラグは、サービス提供機関が
当該サービスを受付可能か否かを示すフラグであり、初
期値はオフ(予約受付完了)であり、受付不能な場合に
サービス提供機関がターンオンする。
【0072】図14は、ケアプランの予約を確定する手
順の流れを示す。この予約確定の手順は、ケアプラン作
成機関1のケアプラン作成業務33とサービス提供機関
5の予約調整業務49とが連携して行う。
【0073】ケアプラン作成機関1においてケアプラン
作成業務33が作成したケアプランを介護カルテ管理デ
ータベース21に登録すると(ステップS11)、計画
通知アラームが自動的にサービス提供機関5に送られる
(ステップS12)。サービス提供機関5では、予約調
整業務49がこの計画通知アラームに応答して、介護カ
ルテ管理データベース21に登録されたケアプランか
ら、当該機関が担当するサービスを抽出し画面に表示す
る(ステップS13)。
【0074】サービス提供機関側のスタッフが画面表示
された担当サービスの予約を確認してその予約を受け付
けるか否かを判断し、その結果を予約調整業務49の画
面に入力すると、予約調整業務49がその入力された予
約受付結果を介護カルテ管理データベース21のケアプ
ランのフラグに登録する。すなわち、確認した各サービ
スの確認フラグをターンオンし、かつ各サービスの予約
を受け付ける場合は拒否フラグを初期値オフのままと
し、受け付けられない場合に拒否フラグをターンオンす
る(ステップS14)。
【0075】すると、ケアプラン作成機関に自動的に予
約完了アラームが送られ(ステップS15)、この予約
完了アラームに応答して、ケアプラン作成業務33が介
護カルテ管理データベース21のケアプランから予約受
付拒否されたサービス予約を抽出して画面に表示する
(ステップS16)。続いて、ケアプラン作成業務33
は、ケアプラン内の予約を修正し調整する処理に入る
(ステップS17)。
【0076】一方、サービス提供機関では、予約調整業
務49が、予約受付可能としたサービスを介護カルテ管
理データベース21のケアプランから自動的に抽出し
て、これを予約情報として介護資源管理データベース2
3に登録する(ステップS18)。続いて、予約調整業
務49は、介護資源データベース23内の受入情報を読
み出し、この受入情報から上記予約情報を差し引いて新
たな受入情報として介護資源管理データベース23に登
録する(ステップS19)。
【0077】なお、図示してないが、予約調整業務49
は、予約受付可否結果をデータベース21に登録する
際、ケアプランの修正依頼をケアプラン作成機関に送る
こともできる。この修正依頼や上述した予約受付拒否な
どによって現行のケアプランに修正が必要になった場合
(サービスの追加、取り消し、日時変更など)、ケアプ
ラン作成業務33は、前述した週間プランの作成時と同
様に、サービス提供機関の受入情報に応じた調整および
給付上限管理を行いながらケアプランを修正する。
【0078】次にケアプラン作成機関で行われるモニタ
リング業務35について説明する。
【0079】図15は、モニタリング業務35が行う処
理の流れを示している。モニタリング業務35の処理
は、図示のように、サービス提供機関5のサービス実績
管理51(観察情報登録処理115(図6参照))と連
携する。
【0080】ケアプラン作成機関1では、最初に、観察
指示情報登録処理97を実行する。観察指示情報登録処
理97では、まず、モニタリングレベルと観察指示項目
のモデル値を表示する処理を行う(ステップS21)。
モニタリングレベルとは、対象者の状態を示すレベルを
意味し、例えば「赤信号(要注意)」、「黄信号(要観
察)」、「青信号(問題なし)」などの種類があり、モ
ニタリング頻度などに影響する。観察指示項目は、対象
者についてモニタする必要のある項目を意味し、対象者
の状態に応じて設定され、サービス提供機関の観察内容
の基になる。このモデル値表示処理では、対象者に適す
ると思われる基本モデルとしてのモニタリングレベルと
観察指示項目をテーブル管理データベース25から抽出
して表示する。すなわち、まず、介護カルテ管理データ
ベース21に登録されている対象者のキーアセスメント
結果、要介護者タイプ、及び問題領域に基づいて、テー
ブル管理データベース25のモデルレベル管理情報テー
ブル(図3参照)に予め登録されているレベル割り出し
ロジックに従って、モデルとなるモニタリングレベルを
割り出す。そして、テーブル管理データベース25のモ
デルレベル管理情報テーブルに予め登録されている、割
り出されたモデルモニタリングレベルとそれに対応する
観察指示項目を抽出して画面に表示する。
【0081】次に、対象者に適したモニタリングレベル
と観察指示項目を設定する処理を行う(ステップS2
2)。すなわち、画面に表示されたモニタリングレベル
とその観察指示項目のモデル値を、介護カルテ管理デー
タベース21から読み出した対象者のキーアセスメント
結果、要介護者タイプおよび問題領域に基づいて、より
丁寧に検討し対象者の状態に一層適したものに修正す
る。そして、修正し終わったモニタリングレベルと観察
指示項目とを、介護カルテ管理データベース21に登録
する。
【0082】介護カルテ管理データベース21に登録さ
れた観察指示項目は、サービス提供機関5での観察情報
登録処理115による観察記録の作成に利用される。す
なわち、観察情報登録処理115は、対象者の観察記録
を作成する際、介護カルテ管理データベース21からそ
の対象者の観察指示項目を読み出して画面に一覧表示
し、この画面上で各項目の観察内容を入力できるように
する。この画面上で入力された観察内容は観察記録とし
て介護カルテ管理データベース21に登録される。
【0083】ケアプラン作成機関1では、定期的又は随
時にモニタリング処理99を実行する。モニタリング処
理99では、最初にモニタリング対象者の一覧表示処理
を行う(ステップS23)。この一覧表示処理では、介
護カルテ管理データベース21に登録されたモニタリン
グ対象者について、そのモニタリングレベルに応じ、テ
ーブル管理データベース25に予め登録されているモニ
タリングレベルに対応したモニタリング頻度で、その対
象者の情報をモニタリング対象者一覧画面を表示する。
つまり、モニタリングレベルが例えば赤信号のように高
い対象者は、モニタリング頻度も高いので、その高い頻
度でモニタリング対象者一覧画面に表示し、一方、モニ
タリングレベルが青信号のように低い対象者は、モニタ
リング頻度も低いので、その低い頻度でモニタリング対
象者一覧画面に表示する。モニタリング対象者一覧画面
には、対象者名とモニタリングレベル及び前回のモニタ
リング実施日とが表示されている。なお、サービス提供
機関5にて観察記録を作成する際、観察記録上で緊急信
号(緊急のモニタリングが必要であることを意味する)
をオン・オフできるようになっており、この緊急信号が
オンとされた対象者は、そのモニタリングレベルに関わ
りなく、必ずモニタリング対象者一覧画面に表示され
る。
【0084】次に、観察内容の履歴照会を行う(ステッ
プS24)。このステップでは、表示されたモニタリン
グ対象者一覧画面から任意の対象者が選択されると、そ
の選択された対象者のを過去の観察記録を介護カルテ管
理データベース21から読みし、これに基づき各観察項
目の過去の観察内容の推移が分かるような観察履歴照会
画面を編集して表示する。次にモニタリング結果の登録
処理に入る(ステップS25)。このステップでは、観
察履歴照会画面上の履歴からモニタリング結果(問題な
し、見直し必要など)をスタッフが判断し、画面上に入
力する。入力されたモニタリング結果は介護カルテ管理
データベース21に登録される。見直し必要の旨のモニ
タリング結果が登録された場合、そのアラームがサービ
ス提供機関5に送られ、観察情報登録処理115がその
アラームを出力する。
【0085】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
上記の実施形態はあくまで本発明の説明のための例示で
あり、本発明をその実施形態にのみ限定する趣旨ではな
い。従って、本発明は、上記実施形態以外の様々な形態
でも実施することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるケアマネジメント
支援システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】各機関の種々の業務アプリケーションとデータ
ベース21、23、25との間の情報の流れ図。
【図3】データベース25で管理される情報の種類を示
した図。
【図4】データベース21で管理される情報の種類を示
した図。
【図5】データベース23で管理される情報の種類を示
した図。
【図6】本システムにおける業務処理の一般的な全体流
れを示すフローチャート。
【図7】介護カルテ照会処理81の機能を示すブロック
図 。
【図8】介護資源情報照会処理83の機能を示すブロッ
ク図。
【図9】ケアプラン作成業務33の全体の詳細な流れを
示すフローチャート。
【図10】要介護者タイプ割り出しロジックの一例を示
す図。
【図11】週間モデルの例を示す図。
【図12】ケアアセスメント処理93の機能を示した
図。
【図13】週間モデル修正処理の機能を示したブロック
図。
【図14】ケアプランの予約を確定する手順のフローチ
ャート。
【図15】モニタリング業務35が行う処理のフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 ケアプラン作成機関 3 ケアプラン作成機関のコンピューターシステム 5 サービス提供機関 7 サービス提供機関のコンピュータシステム 9 公共機関 11 公共機関のコンピュータシステム 13 ケアマネジメント支援ネットワーク 21 介護カルテ管理データベース 23 介護資源管理データベース 25 テーブル管理データベース 29 利用者登録業務 31 相談受付業務 33 ケアプラン作成業務 35 モニタリング業務 37 計画レセプト作成業務 39 ケアマネジメント統計作成業務 41、57、65 情報照会業務 43、59、67 システム設定業務 47 サービスを登録業務 49 予約調整業務 51 サービス実績管理業務 53 サービスレセプト作成業務 55 サービス統計作成業務 63 ケアマネジメントスーパバイズ業務

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケアプラン作成機関に設置され、要介護
    者に対するケアプランを作成するケアプラン作成業務部
    を有したケアプラン作成機関システムと、 サービス提供機関に設置されるサービス提供機関システ
    ムと、 前記要介護者の状態情報及び前記ケアプランを含む介護
    カルテを一元的に管理し、前記ケアプラン作成機関シス
    テム及び前記サービス提供機関システムの双方からアク
    セス可能である介護カルテ管理データベースと、 前記サービス提供機関の受入情報を含む介護資源に関す
    る介護資源情報を一元的に管理し、前記ケアプラン作成
    システム及び前記サービス提供機関システムの双方から
    アクセス可能である介護資源管理データベースとを備
    え、 前記ケアプラン作成業務部は、前記介護カルテデータベ
    ースに予め登録されている前記要介護者の状態情報と、
    前記介護資源管理データベースに予め登録されている前
    記受入情報とを参照して、前記ケアプランを作成し、作
    成した前記ケアプランを前記介護カルテデータベースに
    登録する、ケアマネジメント支援システム。
  2. 【請求項2】 ケアプラン作成機関に設置されるケアプ
    ラン作成機関システムと、 サービス提供機関に設置され、前記ケアプランでスケジ
    ュールされたケアサービスの予約を調整する予約調整業
    務部を有したサービス提供機関システムと、 前記要介護者の状態情報及び前記ケアプランを含む介護
    カルテを一元的に管理し、前記ケアプラン作成機関シス
    テム及び前記サービス提供機関システムの双方からアク
    セス可能である介護カルテ管理データベースと、 前記サービス提供機関の受入情報を含む介護資源に関す
    る介護資源情報を一元的に管理し、前記ケアプラン作成
    機関システム及び前記サービス提供機関システムの双方
    からアクセス可能である介護資源管理データベースと、
    を備え、 前記サービス提供機関システムは、前記受入情報を前記
    介護資源管理データベースに登録するサービス登録業務
    部を更に有するケアマネジメント支援システム。
  3. 【請求項3】 前記サービス提供機関システムは、 前記要介護者の観察記録を作成し、作成した前記要介護
    者の観察記録を前記介護カルテ管理データベースに登録
    するサービス実績管理業務部を更に有し、 前記ケアプラン作成機関システムは、 前記介護カルテ管理データベースに登録された前記要介
    護者の観察記録を画面に表示し、そして、表示された前
    記観察記録に基づいて決定された前記要介護者のモニタ
    リング結果を前記介護カルテ管理データベースに登録す
    るモニタリング業務部を有する請求項2記載のケアマネ
    ジメント支援システム。
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