JP2000002718A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP2000002718A JP16893698A JP16893698A JP2000002718A JP 2000002718 A JP2000002718 A JP 2000002718A JP 16893698 A JP16893698 A JP 16893698A JP 16893698 A JP16893698 A JP 16893698A JP 2000002718 A JP2000002718 A JP 2000002718A
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尚文 岩元
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利昇 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温状態でのテストで、プリント基板の熱膨
張によるコンタクトピンの位置ずれを防ぐ。 【解決手段】 コンタクトプローブ23をプリント基板
22にメカニカルパーツ24で固定し、コンタクトピン
26aを開口部31から突出させる。メカニカルパーツ
24の外側でプリント基板22の両面にリング状の金属
板45,46を取り付け、締結ボルト47で互いに連結
する。プリント基板22は予め熱処理して熱膨張させて
おく。金属板45,46は熱処理されたプリント基板2
2より熱膨張率の小さい金属、例えばコバールにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトプロー
ブがプリント基板に組み込まれて、半導体ICチップや
LSIチップ等の被検査部材の各端子に接触させて電気
的なテストを行うために用いられるプローブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICチップやLSIチップ等の
半導体チップ等の被検査部材の電気的なテストを行うた
めに、コンタクトピンが備えられたコンタクトプローブ
がプリント基板に装着されたプローブ装置が用いられて
いる。このようなプローブ装置の一例として、例えば図
9及び図10に示すようにコンタクトプローブとしてタ
ングステン針を用いたものがある。このプローブ装置1
では、プリント基板2は略円板形状をなし、その中央部
に開口部3が形成されている。そしてプリント基板1の
一方の面であるデバイス面4には、開口部3の外周部に
例えば略90°間隔で4方向にコンタクトプローブ5が
配設され開口部3で向かい合っている。コンタクトプロ
ーブ5は、複数本のタングステン針6…が配列されてな
り、その一端はプリント基板2のパターン配線(図示せ
ず)にはんだ等で接続されており、他端である先端部6
a…はコンタクトピンとして開口部3から突出してIC
チップなどの被検査部材と接触させられる。
【0003】ここで、各タングステン針6は先端部6a
に向けてプリント基板2のデバイス面4から次第に離間
するように下方に傾斜配置され、デバイス面4の開口部
3付近に取り付けられた樹脂からなる保持部7で所定角
度の傾斜位置に固定されている(図10参照)。またプ
リント基板2のデバイス面4と反対側の面であるテスタ
ーとの接続を行う接続面8には、補強用のリング状の金
属板9がネジなどで取り付けられて開口部3の周囲に配
設されている。
【0004】ところで、ICチップなどの高集積化及び
微細化に伴ってプローブ装置に用いられるコンタクトピ
ンの多ピン狭ピッチ化が要望されており、タングステン
針6…のコンタクトプローブではこのような多ピン狭ピ
ッチ化への対応が困難となっていた。これに対して図1
1に示すようなコンタクトプローブの技術が例えば特公
平7−82027号公報で提案されている。このコンタ
クトプローブ11は、複数のパターン配線13が樹脂フ
ィルム12上に形成され、これらのパターン配線13の
各先端が樹脂フィルム12から突出状態に配されてコン
タクトピン13aとされている。この技術では、例えば
フォトリソ法で製造された複数のパターン配線13の先
端をコンタクトピン13aとすることによって、多ピン
狭ピッチ化を図るものである。このようなコンタクトプ
ローブ11をプローブ装置に組み込んでICチップ等の
テストに供される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のよう
なプローブ装置1を80℃〜150℃程度の高温テスト
に供して高温下で用いると、プリント基板2は通常ガラ
スエポキシ樹脂等で構成されているために熱膨張するこ
とになり、特にその厚み方向(図10で矢印z方向)に
膨張してタングステン針6…がICチップのパッドと位
置ずれを起こし接触不良を生じるという問題が生じる。
また後者のコンタクトプローブ11を用いたプローブ装
置の場合でも、同様に高温テストに用いると、プリント
基板の配線パターンにハンダなどで接続されているコン
タクトプローブ11に位置ずれが生じ、その先端部であ
るコンタクトピン13aがICチップのパッド等の端子
と位置ずれを起こし接触不良を生じるという同様な問題
が生じる。
【0006】タングステン針6…を用いたプローブ装置
1では、プリント基板2の熱膨張を抑制するために補強
用の金属板9が固定治具として取り付けられているが、
プリント基板2の接続面8にのみ設けられているため
に、プリント基板2の熱膨張による変形を抑制できず、
タングステン針6の位置ずれを防止できなかった。特に
デバイス面4には配線パターンが設けられているために
接続面8よりも高温になり一層膨張しやすいために、プ
リント基板2の変形を助長することになる。しかも、金
属板9の下面9bはプリント基板2に接するために、配
線パターンの発熱を受けて高温になり上面9aよりも膨
張して湾曲してしまう。そのため、プリント基板2も熱
変形して湾曲を生じてしまう。またプローブ装置1につ
いて高温状態にして、タングステン針6…をICチップ
のパッドなどと位置合わせしても、温度が常温に低下す
ると、プリント基板2は熱膨張しているために収縮率が
小さくて元の寸法には戻らないが、金属板9は収縮して
元の寸法に戻ってしまうために針先がずれてしまい、室
温でのテストができない。その後、再度高温にしてもプ
リント基板2の変形等のために良好なテストができない
という問題が残る。
【0007】特に近年、ICチップやLSIチップ等の
検査条件は高温化が進み、150℃程度にまで達してい
るために、プリント基板の熱変形によってコンタクトピ
ンはICチップなどの被検査部材との位置ずれが一層生
じ易くなっている。本発明は、上述のような課題に鑑み
て、プリント基板の熱変形を抑えて高温下での電気的テ
ストを良好に行えるようにしたプローブ装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるプローブ装
置は、プリント基板にコンタクトプローブが接続され、
該コンタクトプローブの先端部をなすコンタクトピンが
プリント基板の開口部から突出してなるプローブ装置に
おいて、プリント基板の上下面にはプリント基板の熱膨
張を抑制する固定治具がそれぞれ固定されていることを
特徴とする。本発明によるプローブ装置は、被検査部材
と共に高温下で電気的テストに供され、プリント基板は
熱膨張するが、その両面が固定治具で固定されているか
らプリント基板の厚み方向及び径方向の熱変形と熱膨張
が抑制され、プリント基板に接続されたコンタクトプロ
ーブのコンタクトピンが被検査部材の端子と位置ずれを
起こすことを確実に抑制できる。
【0009】また固定治具は熱膨張率の小さい金属から
なっていてもよい。高温状態のテストにおいて、熱膨張
率の小さい金属の固定治具によってプリント基板の熱膨
張を抑制できるから、プリント基板に接続されたコンタ
クトピンが被検査部材の端子と位置ずれを起こすことを
確実に抑制できる。またプリント基板の一方の面に固定
された第一の固定治具は、他方の面に固定された第二の
固定治具よりも熱膨張係数が小さいように構成してもよ
い。プリント基板の例えば熱膨張の大きい方の面に熱膨
張率の小さい第一の固定治具を配設することで、プリン
ト基板の熱膨張と熱変形を確実に抑制できる。尚、第一
の固定治具は、プリント基板の熱膨張の大きい配線パタ
ーンが設けられた面に設けることが好ましい。
【0010】またプリント基板は予め熱膨張させられて
いてもよい。プリント基板は予め熱膨張させておくと温
度が低下しても収縮が小さいから、高温テストの温度以
上の温度で熱膨張させたものを用いてプローブ装置に組
み込んでアライメントを行えば、高温状態でのテストの
際に、プリント基板が改めて大きく熱膨張することが避
けられ、コンタクトピンと被検査部材との位置ずれを確
実に防止できる。好ましくは、固定治具の熱膨張率は熱
処理したプリント基板の熱膨張率より小さいものとす
る。また固定治具は、プリント基板とコンタクトプロー
ブとの接続部を囲うように固定されていてもよい。高温
状態でのテストの際、固定治具より内側でのプリント基
板の熱膨張を抑えることができるから、コンタクトピン
と被検査部材との位置ずれを防止できる。
【0011】また本発明によるプローブ装置では、コン
タクトプローブはフィルムが装着された配線パターンの
先端部が突出してコンタクトピンとされた構成を備え、
固定治具は、コンタクトプローブをプリント基板のパタ
ーン配線に接続するメカニカルパーツの外周側で、プリ
ント基板に固定されていてもよい。尚、固定治具はメカ
ニカルパーツと一体または別体に構成されている。固定
治具によって、メカニカルパーツでコンタクトプローブ
が固定されたプリント基板の開口部側領域の熱変形や熱
膨張を防止できる。また、コンタクトプローブは先端が
コンタクトピンとされたタングステン針とされ、一方の
固定治具は、プリント基板のパターン配線及びコンタク
トプローブの接続部と、コンタクトプローブを固定保持
する保持部との間で、プリント基板に固定されていても
よい。他方の固定治具は一方の固定治具に対向して取り
付けられている。固定治具によってプリント基板の保持
部が設けられた領域の熱膨張を防止でき、同時に固定治
具の外周側に隣接するコンタクトプローブの接続部の熱
膨張も抑制できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面により説明する。図1乃至図4は第一の実施の形態
に関するもので、図1は実施の形態によるプローブ装置
の分解斜視図、図2は図1に示すプローブ装置の縦断面
図、図3は図1に示すコンタクトプローブの平面図、図
4は図3に示すコンタクトプローブのA−A線縦断面図
である。図1及び図2に示すプローブ装置20は、例え
ばガラスエポキシ樹脂からなる円盤形のプリント基板2
2に、全体が柔軟で曲げやすいフレキシブルなコンタク
トプローブ23がメカニカルパーツ24で装着されて概
略構成されている。コンタクトプローブ23は、例えば
ICプローブを示すものであり、図3及び図4に示すよ
うに、樹脂フィルム25(フィルム)の片面にNiまた
はNi合金等で形成されるパターン配線26が接着剤で
張り付けられた構成とされ、樹脂フィルム25の端部か
らパターン配線26の先端が突出してコンタクトピン2
6aとされている。尚、樹脂フィルム25の両側には位
置決め孔25a,25aが穿孔されている。
【0013】樹脂フィルム25はポリイミド樹脂PIに
金属フィルム(銅箔)27が一体に設けられた二層テー
プである。この金属フィルム27はグラウンドとして用
いることができ、これにより、プローブ装置の先端近く
までインピーダンスマッチングをとる設計が可能とな
り、高周波域でのテストを行う場合にも悪影響を防ぐこ
とができる。また樹脂フィルム25には、パターン配線
26から得られた信号を引き出し用配線28を介してプ
リント基板22に伝えるための窓29が設けられてい
る。尚、コンタクトプローブ23はICチップIのパッ
ドの配列方向に応じて複数枚配置でき、図1に示すプロ
ーブ装置20では4枚配設されている。
【0014】そして図1及び図2に示すプローブ装置2
0において、円盤形のプリント基板22の中央部に例え
ば略四角形状の開口部31が形成されており、開口部3
1付近の上部に略四角形枠形状のトップクランプ32が
取り付けられている。コンタクトプローブ23は位置決
めピン34を位置決め孔25aに挿入して略四角形枠形
状のマウンティングベース33の下面に位置決めされて
接着剤等で貼着されており、このマウンティングベース
33の上面が開口部31の内側でトップクランプ32の
下面にボルト35でネジ止めされている。これによっ
て、パターン配線26とICチップIとを正確に位置合
わせできる。しかもコンタクトプローブ23はマウンテ
ィングベース33の先端部がプリント基板22から離間
する方向(図2で下方)に傾斜させられ、その延長上に
コンタクトピン26aが突出している。またコンタクト
プローブ23に設けられた窓部29の部分の引き出し用
配線28に、ボトムクランプ36の弾性体37を押しつ
けて、引き出し用配線28をプリント基板22の内側電
極38に接触させている。
【0015】しかもこのプローブ装置20のプリント基
板22において、コンタクトプローブ23が装着される
側の内側電極38が設けられた面をデバイス面40Aと
し、その反対側の面を接続面40Bとしている。接続面
40Bにおいて、その外周側には図示しないテスターと
の接続用の外側電極41が周方向に配設されている。ま
たこの外側電極41はコード配線42やプリント基板2
2上の図示しない放射状の配線パターンを介して、コン
タクトプローブ23の引き出し用配線28に接続させら
れる内側電極38に導通させられており、コンタクトプ
ローブ23のパターン配線26から得られた信号を外側
電極41を通して外部のテスターに伝達できるようにな
っている。
【0016】またプローブ装置20において、図1及び
図2に示すように、プリント基板22のデバイス面40
Aにはボトムクランプ36の外側に例えば補強用の略リ
ング状の第一金属板45が第一の固定治具として装着さ
れている。プリント基板22の接続面40Bにはトップ
クランプ32とコード配線42との間に第一金属板45
と同様の補強用の略リング状の第二金属板46が第二の
固定治具として装着されている。そして両金属板45,
46は好ましくは対向する位置に設けられ、締結ボルト
47でプリント基板22を挟んで互いに連結固定されて
いる。ここで、各金属板45,46は熱膨張率の小さい
材質の金属を用いるものとし、例えばFe基低熱膨張合
金であるコバールを用いるとよい。またデバイス面40
Aはパターン配線26が設けられているために接続面4
0Bよりも高温になりやすいので、デバイス面40Aに
装着する第一金属板45は接続面40Bに装着する第二
金属板46よりも熱膨張係数の小さい材質にする。
【0017】またプリント基板22は例えばガラスエポ
キシ樹脂等からなっていて予め熱処理して熱膨張させた
ものをプローブ装置20に組み込んで、メカニカルパー
ツ24を介してコンタクトプローブ23やICチップI
等とのアライメントをとるようになっている。ここで、
熱処理とは、高温下でのテストなどにプローブ装置20
を用いる際、予定されている温度以上の温度で前もって
加熱処理してプリント基板22を熱膨張させておくこと
をいう。その後に温度低下しても熱収縮の度合いが小さ
くなって元の寸法には戻らず、再度高温状態に置いても
熱膨張の度合いが小さくなる。好ましくは、金属板4
5,46はこの熱処理されたプリント基板22より熱膨
張率が小さい。
【0018】本実施の形態によるプローブ装置20は上
述のように構成されているから、このようなプローブ装
置20の開口部31から突出するコンタクトピン26a
…を被検査部材であるICチップIにオーバードライブ
をかけて接触させ、例えば高温下で電気的テストを行
う。この場合、温度は例えば150℃とする。この時、
プリント基板22は予め熱処理されているために、例え
ば150℃の高温下に置かれても更に熱膨張する割合は
小さい。しかもプリント基板22の両面に金属板45,
46が配置されてボルト止めされているから、プリント
基板22と接触している下面は反対側の上面よりも熱膨
張し易いが、両金属板45,46は熱膨張率が小さく且
つデバイス面40Aの第一金属板45の方がより小さい
熱膨張率とされており、しかも同時に膨張するために、
プリント基板22が一方の面側に湾曲することはなくそ
の厚み方向及び径方向に微少量膨張するにすぎない。ま
た、より熱膨張率の小さい金属板45,46によってプ
リント基板22の熱膨張が抑えられる。
【0019】そして、高温テストの後に、温度低下させ
ても、プリント基板22は既に熱膨張しているために収
縮の度合いが小さい。しかもプリント基板22の両面に
固定された金属板45,46はより熱膨張率が小さいた
めに、収縮する際もプリント基板22の寸法の収縮は抑
制される。そのため、高温時においても、その後に常温
状態に戻した際にも、コンタクトプローブ23のコンタ
クトピン26aはその位置ずれが微少にすぎず、ICチ
ップIのパッドと接触不良を起こすことはない。
【0020】上述のように本実施の形態によれば、高温
下でプローブ装置20を用いたとしても、プリント基板
22の厚み方向及び径方向の熱膨張を抑制して、高温時
においても、その後の常温時においてもコンタクトピン
26aが被検査部材であるICチップIのパッドと位置
ずれを起こすことはなく接触不良も生じない。特に本実
施の形態では、リング状の金属板45,46がメカニカ
ルパーツ24でプリント基板22に固定されたコンタク
トプローブ23の外周側に固定されているから、プリン
ト基板22のコンタクトプローブ23を装着した領域か
らその開口部31側のコンタクトピン26aにかけて、
高温状態でのテストなどの際、温度変化による位置ずれ
を確実に防止できる。しかもより高温になるデバイス面
40Aの第一金属板45を接続面40Bの第二金属板4
6よりも熱膨張率の小さい材質に設定したから、プリン
ト基板22のそりや湾曲を確実に防止できる。
【0021】次に本発明の第二の実施の形態を図5乃至
図7により説明する。図5は第二の実施の形態によるプ
リント基板のデバイス面を示す平面図、図6は図5に示
すプリント基板の接続面を示す平面図、図7は図5に示
すプリント基板の中央縦断面図である。本第二の実施の
形態はタングステン針を用いたプローブ装置に関するも
のであり、このプローブ装置50において、プリント基
板51は例えば円盤形をなしていて、プリント基板51
の一方の面はデバイス面52Aとされ、反対側の面はテ
スターとの接続面52Bとされている。プリント基板5
1の中央部には例えば略四角形の開口部53が形成され
ている。そして、デバイス面52Aには開口部53の周
囲から外周方向に向けて放射状に図示しない配線パター
ンが配設されている。このプリント基板51において
も、第一の実施の形態によるプリント基板22と同様に
予め高温テストなどにおける加熱温度以上の高温に加熱
して熱膨張させておいたものをプローブ装置50に用い
るものとする。
【0022】デバイス面52Aには、複数のタングステ
ン針54…が開口部53の周囲に配列されており、これ
のタングステン針54…がコンタクトプローブ55を構
成する。コンタクトプローブ55において、タングステ
ン針54…の一端部54bがデバイス面52A上の図示
しない配線パターンの電極にはんだ等で接続固定されて
おり、他端に向けて漸次デバイス面52Aから離間する
方向(図7で下方)に漸次傾斜して、その先端部である
コンタクトピン54a…が平面視で開口部53内に突出
している。
【0023】そして、デバイス面52Aには、開口部5
3の周囲に開口部53を囲うように適宜の樹脂材料から
なる略四角形筒状の保持枠(保持部)56が形成されて
おり、この保持枠56によってタングステン針54…の
途中部分が所定角度で固定保持されている。即ち、この
保持枠56は図7に示すように第一保持枠57上に傾斜
状態で配列されているタングステン針54…が当接し、
第一保持枠57の上部にはこれらタングステン針54…
を固定する第二保持枠58が接着固定されている。各タ
ングステン針54はコンタクトピン54aが保持枠56
から内側に突出しており、このコンタクトピン54a
で、平面視で開口部53に配設されたICチップIのパ
ッドに接続させられるようになっている。しかも、デバ
イス面52Aにおいて、配線パターンに接続されたタン
グステン針54…の一端部54b…とその内側の保持枠
56との間にリング状で熱膨張率の小さい第一金属板6
0が固定されている。また、デバイス面52Aと反対側
の接続面52Bにも同様にリング状で熱膨張率の小さい
第二金属板61が固定されており、プリント基板51を
挟む両金属板60,61は例えば締結ボルト62によっ
て互いに緊密に固定されている。この金属板60,61
は第一の実施の形態に示す金属板45,46とそれぞれ
同一の材質のものを用い、その熱膨張率は熱処理された
プリント基板51より小さく、しかも第一金属板60の
熱膨張率は第二金属板61の熱膨張率より小さいものと
する。
【0024】本実施の形態によるプローブ装置50は上
述のように構成されているから、第一の実施の形態と同
様に、プリント基板51の開口部53に突出するコンタ
クトピン54aを被検査部材であるICチップIのパッ
ドにオーバードライブをかけて接触させ、例えば150
℃程度の高温下で電気的テストを行う。この時、プリン
ト基板22は予め熱処理されているために、高温下に置
かれても熱膨張の度合いが小さく、補強用の金属板6
0,61は一層熱膨張率が小さいから金属板60,61
でプリント基板22の厚み方向及び径方向の熱膨張を抑
制できる。しかも両金属板60,61は同時に膨張し且
つ第一金属板60の方が熱膨張率が小さいために、プリ
ント基板22が接続面52B側に湾曲することはなくそ
の径方向に微少量膨張するにすぎない。
【0025】特に本実施の形態では、リング状の金属板
60,61がタングステン針54…と配線パターンとの
接続部54b…に隣接してその内側に位置し、更に金属
板60,61の内側にタングステン針54…を保持する
保持枠56が設けられているから、プリント基板51の
コンタクトプローブ55を装着した領域からその内周側
にかけて二枚の金属板60,61で堅固に固定され、プ
リント基板51の熱膨張を防止して高温状態でのテスト
など、温度変化による位置ずれを確実に防止できる。そ
して、高温下でのテストの後に、温度低下させても、プ
リント基板51は既に熱膨張しているために収縮率が小
さく、しかもプリント基板51の両面に固定された金属
板60,61は熱膨張率がより小さいために、プリント
基板51の収縮を金属板60,61で抑制できる。その
ため、高温時においても、その後に常温状態に戻した際
にも、コンタクトプローブ55のタングステン針54…
の位置ずれは微少にすぎず、ICチップIのパッドと接
触不良を起こすことはない。
【0026】次に図8は第一の実施の形態の変形例を示
すプローブ装置を示す分解斜視図である。図8に示すプ
ローブ装置70において、トップクランプ71は第一の
実施の形態における第二の金属板46とトップクランプ
32とが一体に形成されたものであり、ボトムクランプ
72は同じく第一の金属板45とボトムクランプ36と
が一体に形成されている。そのため、トップクランプ7
1はマウンティングベース33を支持するトップクラン
プ部71Aと第二の金属部71Bとからなり、ボトムク
ランプ72はボトムクランプ部72Aと第一の金属部7
2Bとで構成されている。しかもトップクランプ71と
ボトムクランプ72はいずれも熱膨張率の小さい材質の
金属、例えばFe基低熱膨張合金であるコバールで構成
されている。またボトムクランプ72はトップクランプ
71よりも熱膨張率の小さい材質とされていてもよい。
このような構成を採用すれば、上述の実施の形態のもの
よりも構成及び組立が容易になり、しかもプリント基板
22との接触面積が大きくなるために熱膨張を一層抑制
できる。
【0027】尚、図3に示すようなコンタクトプローブ
23を備えた図1及び図2に示すプローブ装置におい
て、コンタクトプローブ23を支持するトップクランプ
32とボトムクランプ36をFe基低熱膨張合金である
コバール等の低熱膨張率の金属で構成すると共に、第一
及び第二の金属板45,46を設けない構成にしてもよ
い。この場合には、トップクランプ32とボトムクラン
プ36が熱膨張抑制用の第一及び第二の金属板45,4
6(固定治具)を兼用することになる。
【0028】尚、上述の各実施の形態に用いられた金属
板45,46、60,61、金属部71B,72Bは絶
縁層等でプリント基板の配線と絶縁されている。また、
上述の実施の形態では、予め熱処理したプリント基板2
2,51の両側に金属板45,46、60,61を固定
することとしたが、必ずしもこれに限定されることはな
く、熱処理していないプリント基板の両側を熱膨張率の
小さい金属板45,46、60,61で挟んで互いに連
結固定するようにしてもよい。この場合にも、金属板で
プリント基板の熱膨張を抑制できる。また各実施の形態
で用いたコンタクトプローブ23,55はICチップの
四辺に対応して設けられていたが、これに限定されるこ
となく2辺等任意の配列の端子を備えたICチップ,L
SIチップ等の被検査部材に対応して任意の配列のコン
タクトプローブ23、55を配設できることはいうまで
もない。また本発明は上述の実施の形態に限定されるこ
となく各種のプローブ装置に採用できる。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るプローブ装
置は、プリント基板の上下面にはプリント基板の熱膨張
を抑制する固定治具がそれぞれ固定されているから、高
温下で電気的テストに供されるとプリント基板は熱膨張
するが、固定治具によってプリント基板の熱変形が抑制
され、プリント基板に接続されたコンタクトプローブの
コンタクトピンが被検査部材の端子と位置ずれを起こす
ことを抑制できる。
【0030】また固定治具は熱膨張率の小さい金属から
なっているから、固定治具によってプリント基板の熱膨
張を抑制でき、コンタクトピンの位置ずれを確実に抑制
できる。またプリント基板の一方の面に固定された第一
の固定治具は、他方の面に固定された第二の固定治具よ
りも熱膨張係数が小さいように構成したから、プリント
基板の各面の熱膨張率の相違に応じて熱膨張と熱変形を
確実に抑制できる。またプリント基板は予め熱膨張させ
られているから、プリント基板は温度が低下しても収縮
の度合いが小さくなり、高温状態でのテストの際におけ
る熱膨張の度合いも小さくなる。また固定治具は、プリ
ント基板とコンタクトプローブとの接続部を囲うように
固定されているから、高温状態でのテストの際、固定治
具より内側でのプリント基板の熱膨張を確実に抑えるこ
とができ、コンタクトピンと被検査部材との位置ずれを
防止できる。
【0031】また本発明によるプローブ装置では、コン
タクトプローブはフィルムが装着された配線パターンの
先端部が突出してコンタクトピンとされた構成を備え、
固定治具は、コンタクトプローブをプリント基板のパタ
ーン配線に接続するメカニカルパーツの外周側でプリン
ト基板に固定されているから、 固定治具によって、メ
カニカルパーツでコンタクトプローブが固定されたプリ
ント基板の熱変形や熱膨張を防止できる。また、コンタ
クトプローブは先端がコンタクトピンとされたタングス
テン針とされ、一方の固定治具は、プリント基板のパタ
ーン配線及びコンタクトプローブの接続部と、コンタク
トプローブを固定保持する保持部との間で、プリント基
板に固定されているから、固定治具によって、プリント
基板の保持部が設けられた領域の熱膨張を防止でき、同
時に固定治具の外周側に隣接するコンタクトプローブの
接続部の熱膨張も抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態によるプローブ装
置の分解斜視図である。
【図2】 実施の形態によるプローブ装置の中央縦断面
図である。
【図3】 実施の形態によるプローブ装置に用いられる
コンタクトプローブの平面図である。
【図4】 図3に示すコンタクトプローブのA−A線断
面図である。
【図5】 本発明の第二の実施の形態によるプローブ装
置のプリント基板のデバイス面を示す平面図である。
【図6】 図5に示すプローブ装置のプリント基板の接
続面を示す平面図である。
【図7】 図5に示すプローブ装置の中央縦断面図であ
る。
【図8】 第一の実施の形態の変形例によるプローブ装
置の分解斜視図である。
【図9】 従来のタングステン針を用いたプローブ装置
のプリント基板のデバイス面を示す平面図である。
【図10】 図9に示すプローブ装置の中央縦断面図で
ある。
【図11】 従来のコンタクトプローブの先端側部分の
斜視図である。部縦断面図である。
【符号の説明】
20,50 プローブ装置 22,51 プリント基板 23,55 コンタクトプローブ 24 メカニカルパーツ 26a コンタクトピン 45,60 第一金属板 46,61 第二金属板 54 タングステン針 I ICチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 秀昭 兵庫県三田市テクノパーク十二番地の六 三菱マテリアル株式会社三田工場内 Fターム(参考) 2G011 AA15 AB06 AB08 AC14 AC21 AE03 4M106 BA01 DD04 DD13 DD18 DH02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板にコンタクトプローブが接
    続され、該コンタクトプローブの先端部をなすコンタク
    トピンが前記プリント基板の開口部から突出してなるプ
    ローブ装置において、前記プリント基板の上下面にはプ
    リント基板の熱膨張を抑制する固定治具がそれぞれ固定
    されていることを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 前記固定治具は熱膨張率の小さい金属か
    らなることを特徴とする請求項1記載のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 前記プリント基板の一方の面に固定され
    た第一の固定治具は、他方の面に固定された第二の固定
    治具よりも熱膨張係数が小さいことを特徴とする請求項
    1または2記載のプローブ装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント基板は予め熱膨張させられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載
    のプローブ装置。
  5. 【請求項5】 前記固定治具は、前記プリント基板とコ
    ンタクトプローブとの接続部を囲うように固定されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のプ
    ローブ装置。
  6. 【請求項6】 前記コンタクトプローブはフィルムが装
    着された配線パターンの先端部が突出してコンタクトピ
    ンとされた構成を備え、 前記固定治具は、前記コンタクトプローブをプリント基
    板のパターン配線に接続するメカニカルパーツの外周側
    で、前記プリント基板に固定されていることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか記載のプローブ装置。
  7. 【請求項7】 前記コンタクトプローブは先端がコンタ
    クトピンとされたタングステン針とされ、 一方の前記固定治具は、プリント基板のパターン配線及
    びコンタクトプローブの接続部と、前記コンタクトプロ
    ーブを固定保持する保持部との間で、前記プリント基板
    に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか記載のプローブ装置。
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