JP2000002604A - 動力アシスト車両の入力トルク検出装置 - Google Patents

動力アシスト車両の入力トルク検出装置

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JP2000002604A
JP2000002604A JP17122898A JP17122898A JP2000002604A JP 2000002604 A JP2000002604 A JP 2000002604A JP 17122898 A JP17122898 A JP 17122898A JP 17122898 A JP17122898 A JP 17122898A JP 2000002604 A JP2000002604 A JP 2000002604A
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poles
rotating
sensors
input torque
rotating disk
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Kiyoshi Miura
静止 三浦
Masayoshi Oda
雅良 織田
Satoshi Honda
聡 本田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力操作部材の回転に同期して回転する第1回
転体と、駆動輪の回転に同期して回転する第2回転体と
の間に生じる回転位相差に基づいて入力操作部材への入
力トルクを検出するようにした動力アシスト車両の入力
トルク検出装置において、両回転体の軸芯ずれが生じて
いても入力トルクを正確に検出し得るようにする。 【解決手段】第1磁性リング131は、第1回転体40
とともに回転する合成樹脂製の第1保持部材133にN
極およびS極131N,131Sがリング状に設けられ
て成り、第2磁性リングは、第2回転体とともに回転す
る合成樹脂製の第2保持部材140にN極およびS極が
リング状に設けられて成り、第1保持部材133の内周
および外周の一方と、第2保持部材140の内周および
外周の他方とが、周方向に間隔をあけた複数箇所で相互
に当接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動輪を回転駆動
すべく人力により操作される入力操作部材の回転に同期
して回転する第1回転体と、第1回転体との間に弾性部
材を介在させて第1回転体と同軸に配置されるとともに
前記駆動輪の回転に同期して回転する第2回転体とを備
え、第1および第2回転体間に生じる回転位相差に基づ
いて入力操作部材への入力トルクを検出する動力アシス
ト車両の入力トルク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる入力トルク検出装置は、た
とえば特開平9−286376号公報により既に知られ
ており、このものでは、複数のN極およびS極が第1お
よび第2回転体にそれぞれ設けられ、両回転体の磁極を
それぞれ個別に検出することにより、両回転体の回転位
相差を求めて入力トルクを検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものは、第1および第2回転体に複数の磁極が直接設け
られるものであり、第1および第2回転体の軸芯ずれが
生じると、トルクが発生していないにもかかわらず両回
転体の偏心回転によってトルクが生じていると誤って認
識してしまうことがある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、両回転体の軸芯ずれが生じていても入力トル
クを正確に検出し得るようにした動力アシスト車両の入
力トルク検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、駆動輪を回転駆動すべく人
力により操作される入力操作部材の回転に同期して回転
する第1回転体と、第1回転体との間に弾性部材を介在
させて第1回転体と同軸に配置されるとともに前記駆動
輪の回転に同期して回転する第2回転体とを備え、第1
および第2回転体間に生じる回転位相差に基づいて入力
操作部材への入力トルクを検出する動力アシスト車両の
入力トルク検出装置において、第1回転体とともに回転
する弾性変形可能な第1保持部材に周方向に隣接して極
性を異ならせる複数のN極およびS極がリング状に設け
られて成る第1磁性リングと、第1磁性リングのN極お
よびS極と同一角度でリング状に配置される複数のN極
およびS極が第2回転体とともに回転する弾性変形可能
な第2保持部材に設けられて成る第2磁性リングと、第
1磁性リングに対向した固定位置に複数配置されて第1
磁性リングのN極およびS極を検出する第1センサと、
第2磁性リングに対向した固定位置に複数配置されて第
2磁性リングのN極およびS極を検出する第2センサ
と、第1および第2センサの検出信号の組み合わせパタ
ーンにより第1および第2回転体の回転位相差を判断す
るとともに該回転位相差を前記入力操作部材に加えられ
る入力トルクと認識するトルク判断手段とを含み、前記
第1保持部材の内周および外周の一方と、前記第2保持
部材の内周および外周の他方とが、周方向に間隔をあけ
た複数箇所で相互に当接されることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、入力操作部材へ
のトルク入力に応じて、入力操作部材とともに回転する
第1回転体と、駆動輪とともに回転する第2回転体との
間に回転位相差を生じ、第1回転体に連結される第1磁
性リングと、第2回転体に連結される第2磁性リングと
の間にも回転位相差を生じるので、複数の第1センサお
よび複数の第2センサの検出信号の組み合わせパターン
に基づいて入力トルクを検出することができる。しかも
第1回転体に連結される第1磁性リングにおける第1保
持部材の内周および外周の一方と、第2回転体に連結さ
れる第2磁性リングにおける第2保持部材の内周および
外周の他方とが当接されるので、第1および第2回転体
の軸芯ずれが生じていたとしても、第1保持部材および
第2保持部材が、相互の当接部以外の部分を弾性変形さ
せて同芯を保持することができる。このような場合、軸
芯のずれを矯正したことにより第1および第2回転体の
フリクションが高くなってしまうこともあるが、第1お
よび第2保持部材は周方向に間隔をあけた複数箇所での
み相互に当接されるので、両保持部材の当接部のみを厳
密に製造しておくことで、両回転体のスムーズな回転を
維持することができる。したがって両回転体の軸芯ずれ
が生じていても入力トルクの検出値に前記軸芯ずれによ
る悪影響が及ぶことを極力防止し、入力トルクをより正
確に検出することが可能となる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、第1および第2回転体の一
方の一直径線に沿う方向で制限された範囲での移動を可
能として両回転体の一方に中間連結部材が連結され、第
1および第2磁性リングの一方が、前記一直径線と直交
する方向での制限された範囲での移動を可能として前記
中間連結部材に連結されることを特徴とし、かかる構成
によれば、中間連結部材がオルダムジョイントの機能を
果たし、第1および第2回転体の軸芯ずれが生じていて
も第1および第2保持部材に過大な負荷が加わることを
防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1ないし図19は本発明を電動補助自転
車に適用したときの第1実施例を示すものであり、図1
は電動補助自転車の側面図、図2は図1の要部拡大図、
図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の要部拡大
図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6
線断面図、図7は図5の7−7線拡大断面図、図8は図
2の8−8線拡大断面図、図9は図8の9−9線拡大断
面図、図10は図9の10−10線断面図、図11は図
4の11−11線断面図、図12は中間連結部材の正面
図、図13は図4の13−13線断面図、図14は第1
センサと第1磁性リングの磁極との相対配置を示す図、
図15は第1磁性リングとの周方向相対位置変化に伴な
う第1センサの検出パターンを説明するための図、図1
6は制御ユニットにおける電動モータの制御手順を示す
フローチャート、図17は第1および第2磁性リングの
相対回転に伴なう第1および第2センサの検出パターン
を説明するための図、図18は通常走行状態での位相差
検出を説明するための図、図19は第1および第2磁性
リングの軸芯ずれを説明するための図である。
【0010】先ず図1ないし図3において、動力アシス
ト車両としての電動補助自転車の車体フレーム21A
は、その前端のヘッドパイプ22と、ヘッドパイプ22
から後下りに延びるダウンパイプ23と、ダウンパイプ
23の後端に固着されて左右に延びる支持パイプ24
と、支持パイプ24から上方に立上がるシートポスト2
5とを備える。
【0011】ヘッドパイプ22にフロントフォーク26
が操向可能に支承され、該フロントフォーク26の下端
に前輪WFが軸支され、フロントフォーク26の上端に
操向ハンドル27が設けられる。また車体フレーム21
Aの後部のシートポスト25から後方側に延出される
左、右一対のリヤフォーク28…の後端間に駆動輪とし
ての後輪WRが軸支され、シートポスト25の上部およ
び両リヤフォーク28…間には左、右一対のステー29
…が設けられる。
【0012】シートポスト25には、上端にシート30
を備える支持軸31がシート30の上下位置を調整可能
として装着されており、シート30の下方でシートポス
ト25の前部には、図示しないバッテリを挿脱可能に収
納せしめるバッテリ収納箱32が設けられる。
【0013】車体フレーム21Aの支持パイプ24を同
軸に貫通するクランク軸36の左端および右端に入力操
作部材としてのクランクペダル37L,37Rがそれぞ
れ固定的に連結され、クランク軸36を回転自在に貫通
せしめて支持パイプ24の左端および右端をそれぞれ塞
ぐ蓋板38L,38Rとクランク軸36との間にはボー
ルベアリング39,39がそれぞれ設けられる。すなわ
ちクランク軸36は車体フレーム21Aで回転自在に支
承されることになる。
【0014】支持パイプ24よりも後方には、前記バッ
テリ収納箱32に収納されたバッテリから電力を供給さ
れる電動モータ34を有するパワーユニット35が配置
され、該パワーユニット35は、支持パイプ24および
右側のリヤフォーク28で支持される。
【0015】クランク軸36の左右両端のクランクペダ
ル37L,37Rによる踏力は、それらのクランクペダ
ル37L,37Rの回転に同期して第1回転体としての
第1回転円板40に伝達されるものであり、右側のクラ
ンクペダル37Rと第1回転円板40との間には第1回
転円板40からクランクペダル37Rへのトルク伝達を
遮断する第1ワンウエイクラッチ41が設けられる。
【0016】図4ないし図6を併せて参照して、第1ワ
ンウエイクラッチ41は、右側のクランクペダル37R
の基端部に一体に設けられてクランク軸36を同軸に囲
繞するクラッチ内輪42と、該クラッチ内輪42を同軸
に囲繞するクラッチ外輪43と、クラッチ内輪42の外
周に枢支されるとともに環状のスプリング45で拡開方
向に付勢された複数たとえば3個のラチェット爪44…
とを備え、クラッチ外輪43の内周には、前記各ラチェ
ット爪44…を係合せしめるラチェット歯46が形成さ
れ、クラッチ外輪43の外周に第1回転円板40の内周
が固着される。
【0017】このような第1ワンウエイクラッチ41に
よれば、クランクペダル37L,37Rを踏んでクラン
ク軸36を正転させると、クランクペダル37L,37
Rの踏力が第1回転円板40に伝達されるが、クランク
ペダル37L,37Rを踏んでクランク軸36を逆転さ
せたときには、第1ワンウエイクラッチ41がスリップ
してクランク軸36の逆転が許容され、また第1回転円
板40からクランクペダル37R側にトルクが伝達され
ることもない。
【0018】クランク軸36の軸線に沿って第1回転円
板40の内方側で隣接した位置には、第1回転円板40
よりも大径に形成される第2回転体としての第2回転円
板48がクランク軸36を同軸に囲繞するようにして配
置されており、第2回転円板48の内周部は、第1ワン
ウエイクラッチ41のクラッチ内輪42と、円筒状の支
持部材50が備える鍔部50aとの間に相対回転を可能
として配置され、支持部材50は、クランク軸36を相
対回転自在に囲繞してクラッチ内輪42の内周に、たと
えばねじ結合等により結合される。また前記クランク軸
36の軸線に沿って第1回転円板40の外方側には、第
1回転円板40の外周部を第2回転円板48との間に挟
むようにしてリング状の挟持板49が配置される。
【0019】第1回転円板40の外周寄りの部分の周方
向に沿う複数箇所たとえば等間隔をあけた4箇所には、
クランク軸36の軸線を中心とする仮想円に沿って円弧
状に延びる案内孔51,51…が設けられており、各案
内孔51,51…にそれぞれ挿通される円筒状のカラー
52,52…が第2回転円板48および挟持板49間に
配置され、第2回転円板48および挟持板49は、各カ
ラー52,52…を貫通するリベット53,53…で相
互に連結される。したがって第2回転円板48および挟
持板49は、各カラー52,52…が案内孔51,51
…内で移動し得る範囲で第1回転円板40に対して相対
回転することができる。而して第1回転円板40と、第
2回転円板48および挟持板49との対向面には、錆の
発生を防止するための防錆フィルム(図示せず)がそれ
ぞれ貼着されている。
【0020】第1回転円板40の周方向に間隔をあけた
複数箇所たとえば6箇所には、第1回転円板40の周方
向に比較的長く延びる第1収納孔54,54…が設けら
れており、第2回転円板48および規制板49にも、第
1回転円板40の各第1収納孔54,54…に対応した
第1規制孔55,55…,56,56…がそれぞれ設け
られる。各第1収納孔54,54…および各第1規制孔
55,55…,56,56…には、弾性部材としてのコ
イルばね57,57…が収納されており、第1回転円板
40と、第2回転円板48および挟持板49とが相対回
転していないときには、各コイルばね57,57…の両
端は各第1収納孔54,54…および各第1規制孔5
5,55…,56,56…の両端に当接した状態にあ
る。しかるに、クランクペダル37L,37Rからの操
作力が第1回転円板40に入力されるのに応じて、第2
回転円板48および挟持板49に対して図6の矢印58
で示す方向に第1回転円板40が相対回転すると、各コ
イルばね57,57…の一端は各第1収納孔54,54
…の一端に当接したままであるが、他端は各第1規制孔
55,55…,56,56…の他端で押されて各第1収
納孔54,54…の他端から離反するようになる。すな
わち第1回転円板40は、各コイルばね57,57…を
圧縮しつつ、第2回転円板48および挟持板49に対し
て相対回転することになる。
【0021】前記各第1収納孔54,54…および各第
1規制孔55,55…,56,56…へのコイルばね5
7,57…の収納状態を保持するために、第2回転円板
48には、各第1規制孔55,55…の両側縁からコイ
ルばね57,57…の外周にほぼ沿って斜めに延びる保
持壁部55a,55a…が設けられ、挟持板49には、
各第1規制孔56,56…の両側縁からコイルばね5
7,57…の外周にほぼ沿って斜めに延びる保持壁部5
6a,56a…が設けられる。
【0022】図7を併せて参照して、第1回転円板40
の周方向に間隔をあけた複数箇所たとえば第1回転円板
40の周方向に180度の間隔をあけた2箇所には、第
1回転円板40の周方向に比較的長く延びる第2収納孔
60,60…が設けられており、第2回転円板48およ
び規制板49にも、各第2収納孔60,60に対応した
第2規制孔61,61;62,62がそれぞれ設けられ
る。
【0023】各第2収納孔60,60および各第2規制
孔61,61;62,62には、コイル状のカウンター
ばね63,63が収納される。しかも第1回転円板40
にクランクペダル37L,37Rからの操作力が入力さ
れていない状態では、第2収納孔60,60に対する第
2規制孔61,61;62,62の位置は、第1回転円
板40の周方向にずれており、カウンターばね63,6
3は、第2収納孔6,60の一端と、第2規制孔61,
61;62,62の他端との間で縮められている。した
がってカウンターばね63,63は、第1回転円板40
に操作力が入力されていない状態で第1回転円板40を
図6の矢印58と逆方向に付勢するばね力を発揮するも
のであり、第1回転円板40が第2回転円板48および
挟持板49に対して矢印58の方向に相対回転するのに
応じてカウンターばね63,63のばね荷重は低下す
る。
【0024】このようなカウンターばね63,63は、
複数個たとえば6個のコイルばね57,57…のセット
荷重にばらつきが生じていても、第1回転円板40が、
第2回転円板48および挟持板49に対して矢印58の
方向に相対回転し始める際の第1回転円板40への操作
入力を一定に定める働きをする。
【0025】第1回転円板40および挟持板49は、挟
持板49の内周に複数個たとえば4個のクリップ67…
で結合されるカバー64で覆われており、第1ワンウエ
イクラッチ41のクラッチ外輪43に装着された環状の
弾性シール部材65の外周側に設けられるリップ部65
aがカバー64の内周部内面に弾発的に接触せしめら
れ、また前記弾性シール部材65の内周側に設けられる
リップ部65bがクラッチ内輪42に弾発的に接触せし
められる。而して第1ワンウエイクラッチ41のクラッ
チ内輪42およびクラッチ外輪43間には、前記リップ
部65bで封入されるようにしてグリス66が充填され
る。
【0026】前記カバー64から外側方に突出する第2
回転円板48の外周にはペダルスプロケット68が設け
られており、該ペダルスプロケット68と、パワーユニ
ット35で駆動される駆動スプロケット69と、後輪W
Rの車軸に設けられた被動スプロケット70とに無端状
のチェーン71が巻掛けられ、該チェーン71に張力を
与えるテンショナ72が備えるスプロケット73が駆動
スプロケット69および被動スプロケット70間でチェ
ーン71に噛合される。
【0027】したがって第1ワンウエイクラッチ41を
介して第1回転円板40に伝達されるクランクペダル3
7L,37Rの踏力は、各コイルばね57,57…を圧
縮しつつ第2回転円板48すなわちペダルスプロケット
68に伝達され、さらにチェーン71および被動スプロ
ケット70を介して後輪WRに伝達されることになり、
またパワーユニット35から駆動スプロケット69に与
えられるアシスト動力はチェーン71および被動スプロ
ケット70を介して後輪WRに伝達され、このパワーユ
ニット35からのアシスト動力によるトルクは第1ワン
ウエイクラッチ41の働きによりクランクペダル37
L,37R側に伝達されることはない。
【0028】図8において、パワーユニット35のケー
シング75は、左ケーシング半体76と、該左ケーシン
グ半体76との間に第1収納室79を形成して左ケーシ
ング半体76に結合される右ケーシング半体77と、左
ケーシング半体76との間に第2収納室80を形成して
左ケーシング半体76に結合されるカバー78とから成
る。
【0029】第2収納室80内には、、クランク軸36
の回転軸線と平行な回転軸線を有する電動モータ34が
収納されており、該電動モータ34は左ケーシング半体
76で固定的に支持される。この電動モータ34の出力
は、クランクペダル37L,37Rによる踏力をアシス
トすべく、減速ローラ式減速機81、減速ギヤ列82お
よび第2ワンウェイクラッチ83を介して駆動スプロケ
ット69に伝達される。
【0030】図9を併せて参照して、減速ローラ式減速
機81は、電動モータ34が備えるモータ軸84と、該
モータ軸84を囲繞する碗状の外輪85と、モータ軸8
4の外面および外輪85の内面に接触して転動し得る複
数たとえば3つの減速ローラ86,87,88とを備え
るものであり、電動モータ34からのアシスト動力を静
粛にかつ減速して減速ギヤ列82側に伝達する機能を果
す。
【0031】モータ軸84は、左ケーシング半体76に
設けられる円筒状の第1軸受部89にボールベアリング
90を介して回転自在に支承され、第2収納室80から
第1収納室79側に突出される。外輪85は、モータ軸
84の第1収納室79側への突出端部を囲繞するように
して第1収納室79内に配置されており、この外輪85
の閉塞端部中央には出力軸115の基端部が同軸に固着
される。一方、右ケーシング半体77には、出力軸11
5の先端部に対応した円筒状の第2軸受部91が設けら
れており、出力軸115の先端部はボールベアリング9
2を介して前記第2軸受部91で回転自在に支承され
る。
【0032】減速ローラ86,87,88は、ローラ軸
93,94,95に、ニードルベアリング96,97,
98を介して回転自在に支承されるものであり、各ロー
ラ軸93〜95の一端は左ケーシング半体77で支持さ
れ、各ローラ軸93〜95の他端は支持板99で支持さ
れる。而して支持板99は、各減速ローラ86〜88相
互間で左ケーシング半体77に一体に設けられたボス部
100…にねじ部材101…によって締着される。
【0033】前記各減速ローラ86〜88のうち、減速
ローラ86,87はモータ軸84の周方向に沿う位置を
固定として左ケーシング半体77および支持板99に支
持されるものであり、減速ローラ86,87におけるロ
ーラ軸93,94の一端をそれぞれ嵌合せしめる有底の
嵌合孔102…が左ケーシング半体77に設けられる。
【0034】また各減速ローラ86〜88のうち、減速
ローラ88はモータ軸84の回転時に該モータ軸84と
の摩擦係合によりモータ軸84および外輪85間に食込
むように移動すべく、モータ軸84の周方向に沿う位置
を制限された範囲内で変化させることを可能として、左
ケーシング半体77および支持板99に支持されるもの
である。
【0035】図10を併せて参照して、左ケーシング半
体77には、減速ローラ88におけるローラ軸95の一
端を嵌合させる有底の嵌合孔103が、モータ軸84の
周方向にほぼ沿う方向に長くして設けられる。しかも嵌
合孔103内においてローラ軸95の側面には、押圧ピ
ン104の一端が当接されており、この押圧ピン104
および左ケーシング半体77間に設けられて押圧ピン1
04をローラ軸95に当接させる方向に付勢するばね1
05のばね力により、減速ローラ88は、モータ軸84
および外輪85間に食込む方向にばね付勢されている。
【0036】また各減速ローラ86〜88のうち、減速
ローラ86,88が同一外径を有するものであるのに対
し、減速ローラ87の外径は、減速ローラ86,88の
外径よりも大径に形成されており、モータ軸84の軸線
に対して出力軸115の軸線は偏心している。
【0037】このような減速ローラ式減速機81によれ
ば、電動モータ34の作動に応じてモータ軸84が図9
の矢印106の方向に回転すると、減速ローラ88がモ
ータ軸84および外輪85間に食込むように引き込まれ
て楔作用を発揮し、各減速ローラ86〜88と、モータ
軸84および外輪85との間の接触面圧が増加し、モー
タ34の出力トルクがモータ軸84から各減速ローラ8
6〜88および外輪85を介して出力軸115に伝達さ
れる。この際、モータ軸84は、その周囲の3方向から
減速ローラ86,87,88で拘束されることになり、
減速ローラ86〜88およびモータ軸84間に電動モー
タ34の駆動トルクに比例した力が働くので、電動モー
タ34で生じる振動を減速ローラ式減速機81で減衰す
ることができる。
【0038】減速ギヤ列82は、動力伝達部としての駆
動ギヤ107と、該駆動ギヤ107に噛合される被動ギ
ヤ108とから成り、駆動ギヤ107は、右ケーシング
半体77の第2軸受部91と、外輪85との間で、出力
軸115に一体に設けられる。
【0039】ところで、上述の減速ローラ式減速機81
において、モータ軸84はボールベアリング90を介し
て左ケーシング半体76の第1軸受部89に支持され、
また出力軸115はボールベアリング92を介して右ケ
ーシング半体77の第2軸受部91で片持ち支持される
のであるが、ボールベアリング90の中心から各減速ロ
ーラ86〜88の軸方向中心までの長さLAがモータ軸
84における各減速ローラ86〜88への接触部の外径
DAの2倍よりも大きく(LA>DA×2)設定され、
また各減速ローラ86〜88の軸方向中心からボールベ
アリング92の軸方向中心までの長さLBが外輪85の
内径DBの1/2よりも大きく(LB>DB×1/2)
設定される。
【0040】このような寸法設定によると、減速ローラ
式減速機81の各減速ローラ86〜88およびモータ軸
84の組付精度を比較的粗く設定しながらも、その影響
が出力軸115の駆動ギヤ107への被動ギヤ108の
噛合部で最小となるように、モータ軸84のボールベア
リング90からの支持長さと、出力軸115のボールベ
アリング92からの片持ち支持長さとがそれぞれ適正に
設定されることになる。
【0041】減速ギヤ列82の被動ギヤ108は、回転
駆動軸109を同軸に囲繞して配置されるものであり、
該回転駆動軸109は、ボールベアリング110を介し
て右ケーシング半体77に回転自在に支承されるととも
に、ボールベアリング111を介して左ケーシング半体
76に回転自在に支承され、回転駆動軸109の右ケー
シング半体77からの突出端部に駆動スプロケット69
が固着される。
【0042】回転駆動軸109および被動ギヤ108間
には、ボールベアリング112が設けられるとともに、
第2ワンウェイクラッチ83が設けられる。第2ワンウ
ェイクラッチ83は、被動ギヤ108に一体に設けられ
るクラッチ外輪113と、回転駆動軸109に一体に設
けられるクラッチ内輪114とを有して、第1ワンウェ
イクラッチ41と同様に構成される。而して第2ワンウ
ェイクラッチ83は、電動モータ34の作動に伴なって
減速ローラ式減速機81および減速ギヤ列82で減速さ
れたトルクを回転駆動軸109すなわち駆動スプロケッ
ト69に伝達することを許容するが、電動モータ34の
作動が停止したときには、クランクペダル37L,37
Rの踏力による駆動スプロケット69の回転を妨げるこ
とがないように回転駆動軸109の空転を許容する働き
をする。
【0043】ところで、ケーシング75は、クランク軸
36よりも後方側下部に電動モータ34が配置されるよ
うにして、車体フレーム21Aの支持パイプ24および
右側のリヤフォーク28に支持されるものであり、右側
のリヤフォーク28に固着されたブラケット116に、
ケーシング75に設けられたハンガー部117が締結さ
れ、また支持パイプ24に固着されたブラケット118
に、ケーシング75に設けられたハンガー部119が締
結される。
【0044】駆動スプロケット69よりも後方側斜め下
でケーシング75には、チェーン71を緊張せしめるテ
ンショナ72が取付けられる。該テンショナ72は、駆
動スプロケット69と平行な軸線まわりの揺動を可能と
してケーシング75に基端部が支持されるレバー122
と、該レバー122の先端に回転自在に支持されるスプ
ロケット73と、スプロケット73に噛合したチェーン
71を緊張せしめる方向にレバー122を付勢するばね
123とを備える。
【0045】第2収納室80内で電動モータ34の側方
には、トルク判断手段としての制御ユニット124が収
納される。この制御ユニット124は、左ケーシング半
体76に取付けられるアルミ基板125、該アルミ基板
125との間に間隔をあけて左ケーシング半体76に取
付けられるプリント基板126、アルミ基板125上に
配置されるFET127等、ならびにプリント基板12
6上に配置されるコンデンサ128、リレー129およ
びCPU130等を備えるものであり、電動モータ34
の作動が該制御ユニット124で制御される。
【0046】再び図4において、第2回転円板48に関
して第1回転円板40とは反対側には、第1回転円板4
0とともに回転する第1磁性リング131が配置され、
第1磁性リング131を第2回転円板48との間に挟む
位置には、第2回転円板48とともに回転する第2磁性
リング132が配置される。すなわち第1および第2磁
性リング131,132は、第1および第2回転円板4
0,48の軸方向一側で軸方向に並んで配置される。
【0047】図11において、第1磁性リング131
は、周方向に隣接して相互に極性を異ならせるようにし
てリング状に配置される複数のN極131N…および複
数のS極131S…が、たとえば合成樹脂により形成さ
れて弾性変形可能である第1保持部材133に設けられ
て成るものであり、N極131N…およびS極131S
…は、たとえば3度の中心角を有して60極ずつ第1保
持部材133に設けられる。
【0048】第1保持部材133は、N極131N…お
よびS極131S…が内周に設けられる円筒状の支持部
133aと、該支持部133aから第1回転円板40側
に延びる一対の係合爪部133b,133bとを一体に
備えるものであり、両係合爪部133b,133bは、
支持部133aの周方向で二叉に分岐するように形成さ
れて該支持部133aの一直径線上に配置される。
【0049】第1磁性リング131に隣接する第2回転
円板48の周方向に等間隔をあけた複数箇所たとえば4
箇所には挿通孔134…が設けられており、第1回転円
板40には、前記各挿通孔134…のうちの2つを貫通
した係合爪部133b,133bを貫通させる一対の挿
通孔135,135が設けられる。
【0050】一方、第1回転円板40とカバー64との
間で挟持板49の内方側には、図12で示す合成樹脂製
の中間連結部材136が配置される。この中間連結部材
136は、弾性シール部材65を囲繞するリング部13
6aと、該リング部136aの一直径線上で該リング部
136aの外周から外方に張出す一対の第1耳部136
b,136bと、第1耳部136b,136bが配置さ
れる前記一直径線と直交する他の一直径線上で前記リン
グ部136aの外周から外方に張出す一対の第2耳部1
36c,136cとを一体に備えるものである。しかも
第1耳部135b,135bには、第1回転円板40の
挿通孔135,135から突出した係合爪部133b,
133bを弾発係合させる係合孔137,137が設け
られる。また第2耳部136c,136cには、リング
部136aの周方向に二叉に分岐した係合爪部138,
138が、第1回転円板40側に突出するようにして一
体に設けられており、それらの係合爪部138,138
を弾発係合させる係合孔139,139が第1回転円板
40に設けられる。
【0051】而して第1保持部材133の係合爪部13
3b,133bと、中間連結部材136の係合爪部13
8,138とは、第1保持部材133および中間連結部
材136が合成樹脂から成るものであることにより撓む
ことが可能であり、中間連結部材136は、第1回転円
板40の一直径線に沿う方向で制限された範囲での移動
を可能として第1回転円板40に連結され、第1磁性リ
ング131が設けられている第1保持部材133が、前
記一直径線と直交する方向での制限された範囲での移動
を可能として中間連結部材136に連結されることにな
り、中間連結部材136は、第1回転円板40および第
1保持部材133間をオルダムジョイントの機能を発揮
して連結することになる。
【0052】ところで、第1および第2回転円板40,
48は相対回転するものであるので、第2回転円板48
に設けられている前記各挿通孔134…は、第1および
第2回転円板40,48の相対回転時にも係合爪部13
3b…が挿通孔134…の周方向両側に接触することが
ないように第2回転円板48の周方向に沿って比較的長
く形成される。
【0053】図13を併せて参照して、第2磁性リング
132は、周方向に隣接して相互に極性を異ならせるよ
うにしてリング状に配置される複数のN極132N…お
よび複数のS極132S…が、たとえば合成樹脂により
形成されて弾性変形可能な第2保持部材140に設けら
れて成るものであり、N極132N…およびS極132
S…は、第1磁性リング131のN極131N…および
S極131S…と同一角度で第2保持部材140に設け
られる。
【0054】第2保持部材140は、N極131N…お
よびS極131S…が内周に設けられる円筒状の支持部
140aと、第1回転円板40とは反対側で第2回転円
板48の各規制孔55…に対応する部分を覆うようにし
て支持部140aから半径方向外方に張出すカバー部1
40bと、第2回転円板48に当接するようにしてカバ
ー部140bから突出する複数たとえば4つの当接脚部
140c…と、周方向に等間隔をあけた4箇所でカバー
部140bから第2回転円板48側に突出する係合爪部
140d,140d…とを一体に備える。
【0055】一方、第2回転円板48の周方向複数箇所
たとえば4箇所には各係合爪部140d,140d…を
それぞれ弾発係合せしめる係合孔141,141…が設
けられており、第2磁性リング132の第2保持部材1
40は、第2回転円板48に弾性係合されることにな
る。また第1回転円板40には、係合孔141…に係合
した係合爪部140d…をそれぞれ配置せしめる開口部
142…が設けられており、第1および第2回転円板4
0,48は相対回転するものであるので、各開口部14
2…は、第1および第2回転円板40,48の相対回転
時にも係合爪部140d…が開口部142…の周方向両
側に接触することがないように第1回転円板40の周方
向に沿って比較的長く形成される。
【0056】第2保持部材140における支持部140
aの第2回転円板48側内周には、円形の凹部143が
設けられており、第1保持部材133における支持部1
33aが該凹部143に挿入される。しかも第1保持部
材133の支持部133aにおける外面には、その周方
向に間隔をあけた複数箇所たとえば等間隔をあけた4箇
所で凹部143の内面に摺接する突部144,144…
が一体に設けられる。したがって、第1保持部材133
における支持部133aの外周と、第2保持部材140
における支持部140aの内周とが、周方向に間隔をあ
けた複数箇所で相互に当接されることになる。
【0057】第1磁性リング131の内方には、第1磁
性リング131が内周に備えるN極131N…およびS
極131S…を検出する第1センサ145A…が周方向
に等間隔をあけてたとえば4個配置されるとともに、そ
れらの第1センサ145A…の1つと周方向に180度
間隔をあけた位置でN極131N…およびS極131S
…を検出する単一の第1センサ145Bが配置されてお
り、また第2磁性リング132の内方には、第2磁性リ
ング132が内周に備えるN極132N…およびS極1
32S…を検出する第2センサ146A…が周方向に等
間隔をあけてたとえば4個配置されるとともに、それら
の第2センサ146A…の1つと周方向に180度間隔
をあけた位置でN極132N…およびS極132S…を
検出する単一の第2センサ146Bが配置される。
【0058】これらの第1および第2センサ145A
…,145B;146A…,146Bは、磁極を検出す
るものであればよく、たとえばホール素子やMR素子が
好適に用いられる。
【0059】第1センサ145A…,145Bおよび第
2センサ146A…,146Bは、合成樹脂等から成る
ベース部材147に埋設されており、該ベース部材14
7は、車体フレーム21Aにおける支持パイプ24に支
持される。またベース部材147には、第1保持部材1
31の内周に外周を係合、当接せしめる支持板149が
取付けられており、この支持板149により、第1保持
部材131の第2回転円板48側への移動が阻止され
る。
【0060】図14において、4つの第1センサ145
A…は、N極131N…およびS極131S…が3度ず
つの角度を有するものであるのに対して、相互間に6.
75度ずつの間隔をあけてベース部材147に埋設され
るものであり、このようなN極131N…およびS極1
31S…と、第1センサ145A…との配置によれば、
固定の第1センサ145A…に対して第1磁性リング1
31が図14の矢印で示す方向に角偏位したときに、
0.75度毎に設定される第1ステージST1〜第8ス
テージST8までの各ステージST1〜ST8毎に、4
つの第1センサ145A…による検出信号の組み合わせ
パターンが異なることになる。
【0061】ここで、4つの第1センサ145A…にそ
の配列順にNO.1〜NO.4までの順番を付し、N極
131Nの検出時にハイレベルの信号を第1センサ14
5Aが出力するとすると、NO.1〜NO.4の第1セ
ンサ145A…は、各ステージST1〜ST8毎に図1
5で示すような信号を出力することになる。すなわちハ
イレベル信号を「1」、ローレベル信号を「0」とした
ときに、第1ステージST1では各第1センサ145A
…の出力信号の組み合わせが2進数で「1111」(1
6進数ではOF)、第2ステージST2では各第1セン
サ145A…の出力信号の組み合わせが2進数で「11
10」(16進数ではOE)、第3ステージST3では
各第1センサ145A…の出力信号の組み合わせが2進
数で「1100」(16進数ではOC)、第4ステージ
ST4では各第1センサ145A…の出力信号の組み合
わせが2進数で「1000」(16進数では08)、第
5ステージST5では各第1センサ145A…の出力信
号の組み合わせが2進数で「0000」(16進数では
00)、第6ステージST6では各第1センサ145A
…の出力信号の組み合わせが2進数で「0001」(1
6進数では01)、第7ステージST7では各第1セン
サ145A…の出力信号の組み合わせが2進数で「00
11」(16進数では03)、第8ステージST8では
各第1センサ145A…の出力信号の組み合わせが2進
数で「0111」(16進数では07)となる。
【0062】4つの第2センサ146A…は、第1セン
サ145A…と、第1磁性リング131のN極131N
およびS極131Sとの相対位置と同一の相対位置関係
を第2磁性リング132のN極132NおよびS極13
2Sとの間に持つようにして、ベース部材147に埋設
されており、固定の第2センサ146A…に対して第2
磁性リング132が第1ステージST13〜第8ステー
ジST8まで角偏位する毎に、4つの第2センサ146
A…による検出信号の組み合わせパターンが、4つの第
1センサ145A…によるものと同様に異なることにな
る。
【0063】したがって、第1および第2回転円板4
0,48の回転位相差の最大値が第8ステージST8の
範囲(8×0.75度=6度)内であれば、クランクペ
ダル37L,37Rに入力トルクが加えられることによ
って生じる前記回転位相差に応じて第1および第2セン
サ145A…,146A…の検出信号の組み合わせパタ
ーンが変化することになり、制御ユニット124は両回
転円板40,48の回転位相差を判断することができ
る。
【0064】このような第1センサ145A…および第
2センサ146A…の検出信号は制御ユニット124に
入力されるものであり、制御ユニット124は、第1お
よび第2センサ145A…,146A…の検出信号に応
じて、図16で示す手順に従って、電動モータ34の作
動を制御する。
【0065】図16において、ステップS1では車速を
演算し、ステップS2では、車速が設定車速VS以上で
あるか否かを判定する。この判定車速VSは、クランク
ペダル37L,37Rの踏み込み開始時で電動補助自転
車が走行開始前のほぼ停車状態にあるか否かを判定する
ために「0」に近い値、たとえば0.5〜1km/hと
して予め設定されるものであり、車速が設定車速VS未
満であると判定したとき、すなわちクランクペダル37
L,37Rの踏み込み開始時であると判定したときに
は、ステップS3に進む。
【0066】ステップS3では4つの第1センサ145
A…の出力を読込み、次のステップS4で4つの第1セ
ンサ145A…の検出パターンを算出する。またステッ
プS5では、4つの第2センサ146A…の出力を読込
み、次のステップS6で4つの第2センサ146A…の
検出パターンを算出する。さらにステップS7では、第
1および第2磁性リング131,132の位相差すなわ
ち第1および第2回転円板40,48の回転位相差を第
1センサ145A…および第2センサ146A…の検出
パターンの組み合わせによって算出する。
【0067】ここで、トルク入力に応じた両回転円板4
0,48の回転位相差発生に伴って、N0.1〜N0.
4の第1センサ145A…の出力信号と、NO.1〜N
O.4の第2センサ146A…の出力信号とが、図17
で示すようなものとなっている場合を想定すると、検出
タイミングT1では、第1センサ145A…の検出パタ
ーンが「0E」(16進数)であるのに対し、第2セン
サ146A…の検出パターンは「07」(16進数)で
ある。したがって第1センサ145A…による検出パタ
ーンは第2ステージST2であることを示しているのに
対し、第2センサ146A…による検出パターンは第8
ステージST8であることを示していることになり、両
回転円板40,48の回転位相差は(2−8=−6)で
あり、ステージ数が「8」であることに基づく補数処理
を行なうと、回転位相差は2ステージ(1.5度)分と
なる。また検出タイミングT2では、第1センサ145
A…の検出パターンが「00」(16進数)であるのに
対し、第2センサ146A…の検出パターンは「08」
(16進数)である。したがって第1センサ145A…
による検出パターンは第4ステージST5であることを
示しているのに対し、第2センサ146A…による検出
パターンは第4ステージST4であることを示している
ことになり、両回転円板40,48の回転位相差は(5
−4=1)であり、回転位相差は1ステージ(0.75
度)分となる。
【0068】このようにして、検出可能な最大トルクの
1/8〜2/8のトルクが入力されたときに、検出タイ
ミングによって1あるいは2ステージ分の回転位相差が
第1センサ145A…および第2センサ146A…の検
出パターンの組み合わせによってステップS7でデジタ
ル値として得られることになり、ステップS8では、第
1および第2回転円板40,48間に設けられているコ
イルばね57のばね定数を前記回転位相差に乗算するこ
とにより入力トルクを得ることができる。
【0069】ステップS9では、ステップS8で得た入
力トルクに応じたモータ制御量を決定するが、電動モー
タ34の作動はデューテイ制御されるものであり、ステ
ップS9では電動モータ34のデューテイ制御量を算出
し、ステップS10で、その制御量を出力することにな
る。
【0070】このようなステップS1〜S10の手順
は、クランクペダル37L,37Rの踏み込み開始時に
おける入力トルクの検出、ならびに検出した入力トルク
に基づく電動モータ34の作動制御を行なうためのもの
であり、電動補助自転車が通常の走行状態となったとき
には、ステップS11〜S17の手順に続いてステップ
S8〜S10の手順を実行することになる。すなわち、
ステップS2において車速が設定車速VS以上となった
判定したときには、ステップS2からステップS11に
進み、このステップS11で、4つの第1センサ145
A…においてNO.1の第1センサ145Aの出力がハ
イレベルとなったかどうかを判定し、ハイレベルとなっ
たときにステップS12でタイマによる計時を開始す
る。
【0071】ステップS13では、4つの第2センサ1
46A…においてNO.1の第2センサ146Aの出力
がハイレベルとなったかどうかを判定し、ハイレベルと
なったときにステップS14でタイマの計値時tを記憶
する。さらにステップS15で、4つの第1センサ14
5A…においてNO.1の第1センサ145Aの出力が
再びハイレベルとなったかどうかを判定し、再びハイレ
ベルとなったときにステップS16でタイマによる計時
値Tを記憶するとともに、タイマをリセットする。
【0072】このようなステップS11〜S16の手順
によると、NO.1の第1センサ145Aの出力が図1
8(a)で示すようなものであり、NO.1の第2セン
サ146Aの出力が図18(b)で示すようなものであ
るときに、計時値tは、第1および第2センサ145
A,146Aの出力のずれ時間を表すものであり、計時
値Tは、NO.1の第1センサ145Aの検出周期を表
すものである。
【0073】ステップS17ではt/Tを算出するもの
であり、第1および第2磁性リング131,132の位
相差すなわち第1およひ第2回転円板40,48の位相
差をアナログ値であるt/TとしてステップS17で得
ることができ、その後、ステップS8〜S10を順次経
過することにより、電動補助自転車の通常走行状態での
電動モータ34の作動制御が実行されることになる。
【0074】ベース部材147には、各センサ145A
…,145B,146A…,146Bからの信号を取出
すためのカプラ部150が一体に設けられる。また第1
および第2磁性リング131,132と、ベース部材1
47との間にはラビリンス構造151が構成され、ベー
ス部材147には第2磁性リング132に摺接する環状
のシール部材152が設けられ、支持パイプ24の右端
に螺合される蓋板38Rと支持パイプ24との間に、ベ
ース部材147に摺接する環状のシール部材153が挟
持される。
【0075】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、電動補助自転車を走行させるべく乗員がクランク
ペダル37L,37Rを踏むと、クランクペダル37
L,37Rの踏力が第1ワンウエイクラッチ41、第1
回転円板40、各コイルばね57…および第2回転円板
48を介してペダルスプロケット68に伝達され、さら
にチェーン71および被動スプロケット70を介して後
輪WRに動力が伝達されることになる。
【0076】このときのクランクペダル37L,37R
による踏力に応じて第1回転円板40と、第2回転円板
48との間にはコイルばね57…を圧縮しつつ回転位相
差が生じることになり、第1回転円板40とともに回転
する第1磁性リング131におけるN極131Nおよび
S極131Sを検出する複数の第1センサ145A…の
検出信号と、第2回転円板48とともに回転する第2磁
性リング132におけるN極132NおよびS極132
Sを検出する複数の第2センサ146A…の検出信号と
の組み合わせに応じて制御ユニット124が入力トルク
を演算し、その入力トルクに応じたアシスト動力を電動
モータ34で発揮させるように制御ユニット124が電
動モータ34を制御することにより、駆動スプロケット
69の回転アシスト動力が制御され、乗員の負荷を軽減
することができる。
【0077】このような電動補助自転車において、クラ
ンクペダル37L,37Rの操作初期にあって後輪WR
が回転していない状態でも、第1回転円板40は第2回
転円板48に対して回転位相差を生じることになり、し
たがって第1磁性リング131も第2磁性リング132
に対して回転位相差を生じるので、第1センサ145A
…および第2センサ146A…の検出信号の組み合わせ
パターンがクランクペダル37L,37Rの操作前に比
べて変化することになり、車両の停止状態での入力操作
開始初期に直ちに入力トルクを検出して電動モータ34
によるアシスト動力を後輪WRに付与することができ
る。
【0078】しかも、クランクペダル37L,37Rの
操作初期にあって後輪WRが回転していない状態では、
デジタル値として得た回転位相差に基づいて入力トルク
を演算するのであるが、電動補助自転車が通常の走行状
態に入ったときには、アナログ値として得た回転位相差
に基づいて入力トルクをリニアに演算することができ、
そのリニアな入力トルクに応じたアシスト動力を電動モ
ータ34に発揮させるようにして入力トルクにリニアに
対応したアシスト動力を得ることができるものであり、
クランクペダル37L,37Rの操作初期から通常走行
状態までの全ての領域で入力トルクを確実に検出し、電
動モータ34によるアシスト動力を後輪WRに付与する
ことが可能となる。
【0079】また第1回転円板40とともに回転する第
1磁性リング131における第1保持部材133の外周
が、第2回転円板48とともに回転する第2磁性リング
132における第2保持部材140の内周に接触してい
るので、第1保持部材133および第2保持部材140
が、相互の当接部以外の部分を弾性変形させて同芯を保
持することができる。このような場合、軸芯のずれを矯
正したことにより第1および第2回転円板40,48の
フリクションが高くなってしまうこともあるが、第1お
よび第2保持部材133,140は周方向に間隔をあけ
た複数箇所でのみ相互に当接されるので、両保持部材1
33,140の当接部のみを厳密に製造しておくこと
で、第1および第2回転円板40,48のスムーズな回
転を維持することができる。したがって第1および第2
回転円板40,48の軸芯ずれが生じていたとしても、
その軸芯ずれが入力トルクの検出値に悪影響を及ぼすこ
とを極力防止し、入力トルクをより正確に検出すること
が可能となる。
【0080】しかも第1回転円板40の一直径線に沿う
方向で制限された範囲での移動を可能として第1回転円
板40に中間連結部材135が連結され、第1磁性リン
グ131が、前記一直径線と直交する方向での制限され
た範囲での移動を可能として前記中間連結部材135に
連結されるので、中間連結部材135がオルダムジョイ
ントの機能を果たすことになり、両回転円板40,48
の軸芯ずれが生じていても第1および第2保持部材13
3,140に過大な負荷が加わることを防止することが
できる。
【0081】ところで、本実施例では、第1磁性リング
131に対応して4個の第1センサ145A…が周方向
に等間隔をあけて配置されるとともに、それらの第1セ
ンサ145A…の1つと周方向に180度間隔をあけた
位置に単一の第1センサ145Bが配置され、また第2
磁性リング132に対応して4個の第2センサ146A
…が周方向に等間隔をあけて配置されるとともに、それ
らの第2センサ146A…の1つと周方向に180度間
隔をあけた位置に単一の第2センサ146Bが配置され
ており、このような第1センサ145A…,145Bお
よび第2センサ146A…,146Bの配置によれば、
両磁性リング131,132の軸芯ずれが生じていて
も、入力トルクの正確な検出が可能となる。
【0082】すなわち図19(a)で示すように、4個
の第1および第2センサ145A…,146A…の1つ
と、第1および第2センサ145B,146Bとを結ぶ
直線Lに沿う方向に両磁性リング131,132がずれ
ている場合を想定すると、4個の第1および第2センサ
145A…,146A…の1つで検出する位相と、単一
の第1および第2センサ145B,146Bで検出する
位相との間にずれはなく、図19(b)で示すように、
前記直線Lに対して45度の方向に両磁性リング13
1,132がずれている場合を想定すると、4個の第1
および第2センサ145A…,146A…の1つで検出
する位相の遅れ量−∂bと、単一の第1および第2セン
サ145B,146Bで検出する位相の進み量+∂bと
が等しく、図19(c)で示すように、前記直線Lに対
して90度の方向に両磁性リング131,132がずれ
ている場合を想定すると、4個の第1および第2センサ
145A…,146A…の1つで検出する位相の遅れ量
−∂cと、単一の第1および第2センサ145B,14
6Bで検出する位相の進み量+∂cとが等しく、図19
(d)で示すように、前記直線Lに対して135度の方
向に両磁性リング131,132がずれている場合を想
定すると、4個の第1および第2センサ145A…,1
46A…の1つで検出する位相の遅れ量−∂dと、単一
の第1および第2センサ145B,146Bで検出する
位相の進み量+∂dとが等しいものである。したがっ
て、4個の第1および第2センサ145A…,146A
…の1つで検出する位相と、単一の第1および第2セン
サ145B,146Bで検出する位相との和の1/2を
得るようにすれば、両磁性リング131,132の軸芯
ずれが生じていたとしても、両磁性リング131,13
2間で生じている位相差を正確に検出し、入力トルクの
正確な検出が可能となる。
【0083】また両磁性リング131,132の軸芯ず
れが生じていても、入力トルクに正確に対応したアシス
ト動力を得る手法として、4つの第1および第2センサ
145A…,146A…で検出される回転位相差と、単
一の第1および第2センサ145B,146Bで検出さ
れる回転位相差とで交互に電動モータ34を駆動するよ
うにしてもよく、そうすれば、時間の経過に応じて結果
的には上述の和の1/2で電動モータ34を駆動するこ
とになり、入力トルクに正確に対応したアシスト動力を
得ることが可能となる。
【0084】電動モータ34からの動力を減速ギヤ列8
2側に伝達する減速ローラ式減速機81は、電動モータ
34に連なるモータ軸84と、モータ軸84の外面に転
り接触する複数の減速ローラ86,87,88と、各減
速ローラ86〜88を内周面に転り接触させる外輪85
とを備えるものであり、左ケーシング半体76の外面側
に取付けられる電動モータ34のモータ軸84が、左ケ
ーシング半体76に設けられる第1軸受部89にボール
ベアリング90を介して支持され、各減速ローラ86〜
88を回転自在に支持するローラ軸93,94,95が
左ケーシング半体76に支持され、外輪85の閉塞端中
央部に基端部が固着される出力軸115の先端部が右ケ
ーシング半体77に設けられる第2軸受部91にボール
ベアリング92を介して片持ち支持され、外輪85およ
び第2軸受部91間で出力軸115には、出力軸115
からの動力を回転駆動軸109側に伝達するための駆動
ギヤ107が設けられている。
【0085】したがってモータ軸84が左ケーシング半
体76の第1軸受部89に支持されるとともに、出力軸
115が右ケーシング半体77の第2軸受部91に片持
ち支持されており、外輪85および第2軸受部91間で
出力軸115に駆動ギヤ107が設けられるので、外輪
85および第2軸受部91間の長さ、すなわち出力軸1
15の片持ち支持長さが大きいものとなる。これにより
ケーシング75への電動モータ34、外輪85および減
速ローラ86〜88の組付精度を比較粗く設定していて
も、モータ軸84、ならびに軸方向長さを大として片持
ち支持された出力軸115がわずかに撓むことを可能と
し、減速ローラ86〜88のモータ軸84および外輪8
5への確実な転り接触を可能とし、生産性の向上に寄与
することができる。
【0086】図20は本発明の第2実施例を示すもので
あり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符
号を付す。
【0087】この電動補助自転車の車体フレーム21B
は、その前端のヘッドパイプ22と、ヘッドパイプ22
から後下りに延びるダウンパイプ23′と、ダウンパイ
プ23の後端に固着されて上下に延びるシートポスト2
5と、該シートポスト25の下端に固着されて左右に延
びる支持パイプ24とを備え、前記支持パイプ24から
後方側に延出される左、右一対のリヤフォーク28′…
の後端間に後輪WRが軸支され、シートポスト25の上
部および両リヤフォーク28′…間には左、右一対のス
テー29…が設けられる。
【0088】支持パイプ24よりも前方には、前記バッ
テリ収納箱32に収納されたバッテリから電力を供給さ
れる電動モータ34を有するパワーユニット35が配置
され、該パワーユニット35は、支持パイプ24および
ダウンパイプ23′で支持される。
【0089】クランクペダル37L,37Rの操作によ
って回転するペダルスプロケット68と、パワーユニッ
ト35の駆動スプロケット69と、後輪WRの被動スプ
ロケット70と、右側のリヤフォーク28′…に設けら
れるテンショナ72のスプロケット73とにチェーン7
1が巻掛けられ、テンショナ72およびペダルスプロケ
ット68間で、右側のリヤフォーク28′…には、上半
部にチェーン71が巻きかけられるアイドルスプロケッ
ト155が回転自在に軸支される。
【0090】この第2実施例によれば、上記第1実施例
に比べて後輪WRおよびクランクペダル37L,37R
間の間隔を小さくすることができる。すなわち第1実施
例では、パワーユニット35が後輪WRおよびクランク
ペダル37L,37R間に配置されているので、後輪W
Rおよびクランクペダル37L,37R間にパワーユニ
ット35を配置するためのスペースを確保する必要があ
ったが、この第2実施例では、パワーユニット35がク
ランクペダル37L,37Rおよび前輪WF間の比較的
広く空いたスペースに配置されるので、後輪WRおよび
クランクペダル37L,37R間を短くすることができ
る。
【0091】図21および図22は本発明の第3実施例
を示すものであり、図21は電動補助自転車の側面図、
図22は図21の22矢視図である。
【0092】この電動補助自転車の車体フレーム21C
は、その前端のヘッドパイプ22と、ヘッドパイプ22
から後下りに延びるメインフレーム156と、上下に延
びるシートポスト25と、該シートポスト25の下端に
固着されて左右に延びる支持パイプ24とを備える。
【0093】メインフレーム156の後部は、シートポ
スト25および後輪WRを跨ぐように二叉に分岐して形
成されており、前記支持パイプ24から後方側に延出さ
れる左、右一対のリヤフォーク28′…の後端ならびに
メインフレーム156の後端を共締めした車軸157で
後輪WRが軸支される。
【0094】シートポスト25よりも前方には、メイン
フレーム156上に設けられたバッテリ収納箱32に収
納されたバッテリから電力を供給される電動モータ34
を有するパワーユニット35が配置され、該パワーユニ
ット35のケーシング75は、駆動スプロケット69
を、車体フレーム21Cの左側に配置するようにして、
メインフレーム156およびシートポスト25で支持さ
れ、ケーシング75を介してメインフレーム156およ
びシートポスト25が連結される。
【0095】また支持パイプ24で回転自在に支持され
たクランク軸36には、駆動スプロケット69の下方に
配置される被動スプロケット157が左クランクペダル
37Bに隣接するようにして固定されており、駆動スプ
ロケット69および被動スプロケット157間に無端状
のチェーン158が巻掛けられる。すなわち電動モータ
34からのアシスト動力がクランク軸36にチェーン1
58を介して伝達される。
【0096】さらにクランク軸36とともに回転するペ
ダルスプロケット68と、後輪WRの被動スプロケット
70とにはチェーン71が巻掛けられる。
【0097】この第3実施例によれば、上記第2実施例
と同様に、後輪WRおよびクランクペダル37L,37
R間を短縮することができるとともに、上記第1および
第2実施例で必要であったテンショナ72が不要とな
る。
【0098】図23は本発明の第4実施例を示すもので
あり、上記各実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0099】シートポスト25よりも前方には、駆動ス
プロケット69を、車体フレーム21Cの右側に配置す
るようにしてパワーユニット35が配置されており、駆
動スプロケット69と一体に回転する中間スプロケット
159が駆動スプロケット69と同軸に重なって車体フ
レーム21Cの右側に配置される。
【0100】またクランク軸36とともに回転するペダ
ルスプロケット68と、駆動スプロケット69とに、無
端状のチェーン160が巻掛けられ、中間スプロケット
159と後輪被動スプロケット70とのチェーン71が
巻掛けられる。
【0101】この第4実施例によれば、上記第3実施例
と同様に、後輪WRおよびクランクペダル37L,37
R間の短縮が可能となるとともに、第1および第2実施
例で必要であったテンショナ72を不要とすることがで
き、しかも両チェーン71,160の車体フレーム21
Cの右側に配置することができる。
【0102】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0103】たとえば本発明は、電動補助自転車だけで
なく、電動車椅子等にも適用可能である。
【0104】また上記実施例では、第1保持部材133
の外周に第2保持部材140の内周に当接する複数の突
部144…が設けられていたが、第2保持部材140の
内周に、第1保持部材133の外周に当接する複数の突
部が設けられていてもよい。
【0105】さらにセンサとしては、上述の実施例の磁
気センサ以外に、光センサおよび静電センサ等のセンサ
も利用可能である。
【0106】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、入力操作部材へのトルク入力に応じて、複数の第1
センサおよび複数の第2センサの検出信号の組み合わせ
パターンに基づいて入力トルクを検出することができ、
しかも第1および第2回転体の軸芯ずれが生じていたと
しても、第1磁性リングの第1保持部材と、第2磁性リ
ングの第2保持部材との当接部以外の部分を弾性変形さ
せて同芯を保持することができ、両保持部材の当接部を
周方向に間隔をあけた複数箇所に設定していることによ
り軸芯ずれの矯正に伴なうフリクションの増大を回避す
ることができ、入力トルクの検出値に前記軸芯ずれによ
る悪影響が及ぶことを極力防止し、入力トルクをより正
確に検出することが可能となる。
【0107】また請求項2記載の発明によれば、中間連
結部材がオルダムジョイントの機能を果たし、第1およ
び第2回転体の軸芯ずれが生じていても第1および第2
保持部材に過大な負荷が加わることを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電動補助自転車の側面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】図4の6−6線断面図である。
【図7】図5の7−7線拡大断面図である。
【図8】図2の8−8線拡大断面図である。
【図9】図8の9−9線拡大断面図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【図11】図4の11−11線断面図である。
【図12】中間連結部材の正面図である。
【図13】図4の13−13線断面図である。
【図14】第1センサと第1磁性リングの磁極との相対
配置を示す図である。
【図15】第1磁性リングとの周方向相対位置変化に伴
なう第1センサの検出パターンを説明するための図であ
る。
【図16】制御ユニットにおける電動モータの制御手順
を示すフローチャートである。
【図17】第1および第2磁性リングの相対回転に伴な
う第1および第2センサの検出パターンを説明するため
の図である。
【図18】通常走行状態での位相差検出を説明するため
の図である。
【図19】第1および第2磁性リングの軸芯ずれを説明
するための図である。
【図20】第2実施例の電動補助自転車の側面図であ
る。
【図21】第3実施例の電動補助自転車の側面図であ
る。
【図22】図21の22矢視図である。
【図23】第4実施例の電動補助自転車の側面図であ
る。
【符号の説明】
37L,37R・・・入力操作部材 40・・・第1回転体としての第1回転円板 48・・・第2回転体としての第2回転円板 57・・・弾性部材としてのコイルばね 124・・・トルク判断手段としての制御ユニット 131・・・第1磁性リング 131N,132N・・・N極 132・・・第2磁性リング 132S,132S・・・S極 133・・・第1保持部材 135・・・中間連結部材 140・・・第2保持部材 145A,145B・・・第1センサ 146A,146B・・・第2センサ WR・・・駆動輪としての後輪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪(WR)を回転駆動すべく人力に
    より操作される入力操作部材(37L,37R)の回転
    に同期して回転する第1回転体(40)と、第1回転体
    (40)との間に弾性部材(57)を介在させて第1回
    転体(40)と同軸に配置されるとともに前記駆動輪
    (WR)の回転に同期して回転する第2回転体(48)
    とを備え、第1および第2回転体(40,48)間に生
    じる回転位相差に基づいて入力操作部材(37L,37
    R)への入力トルクを検出する動力アシスト車両の入力
    トルク検出装置において、第1回転体(40)とともに
    回転する弾性変形可能な第1保持部材(133)に周方
    向に隣接して極性を異ならせる複数のN極およびS極
    (131N,131S)がリング状に設けられて成る第
    1磁性リング(131)と、第1磁性リング(131)
    のN極およびS極(131N,131S)と同一角度で
    リング状に配置される複数のN極およびS極(132
    N,132S)が第2回転体(48)とともに回転する
    弾性変形可能な第2保持部材(140)に設けられて成
    る第2磁性リング(132)と、第1磁性リング(13
    1)に対向した固定位置に複数配置されて第1磁性リン
    グ(131)のN極およびS極(131N,131S)
    を検出する第1センサ(145A,145B)と、第2
    磁性リング(132)に対向した固定位置に複数配置さ
    れて第2磁性リング(132)のN極およびS極(13
    2N,132S)を検出する第2センサ(146A,1
    46B)と、第1および第2センサ(145A,145
    B;146A,146B)の検出信号の組み合わせパタ
    ーンにより第1および第2回転体(40,48)の回転
    位相差を判断するとともに該回転位相差を前記入力操作
    部材(37L,37R)に加えられる入力トルクと認識
    するトルク判断手段(124)とを含み、前記第1保持
    部材(133)の内周および外周の一方と、前記第2保
    持部材(140)の内周および外周の他方とが、周方向
    に間隔をあけた複数箇所で相互に当接されることを特徴
    とする動力アシスト車両の入力トルク検出装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2回転体(40,48)の
    一方の一直径線に沿う方向で制限された範囲での移動を
    可能として両回転体(40,48)の一方に中間連結部
    材(135)が連結され、第1および第2磁性リング
    (141,142)の一方が、前記一直径線と直交する
    方向での制限された範囲での移動を可能として前記中間
    連結部材(135)に連結されることを特徴とする請求
    項1記載の動力アシスト車両のトルク検出装置。
JP17122898A 1998-06-18 1998-06-18 動力アシスト車両の入力トルク検出装置 Pending JP2000002604A (ja)

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