JP2000002509A - 光測長器およびこれを備えた塗布装置 - Google Patents

光測長器およびこれを備えた塗布装置

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JP2000002509A JP17134998A JP17134998A JP2000002509A JP 2000002509 A JP2000002509 A JP 2000002509A JP 17134998 A JP17134998 A JP 17134998A JP 17134998 A JP17134998 A JP 17134998A JP 2000002509 A JP2000002509 A JP 2000002509A
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measuring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長い測定可能距離を得ることが可能な光測長
器、およびこれを備えた塗布装置を提供することにあ
る。 【解決手段】被測定物Mに向けてレーザー光を出射する
出射素子50a、および被測定物で反射したレーザー光
を受光する受光素子50bを備えた測長部50と被測定
物Mとの間には透明誘電体80が配置されている。測長
部と被測定物との間の雰囲気の屈折率をn1、透明誘電
体へのレーザー光の入射角および受光素子に向かうレー
ザー光の透明誘電体からの出射角をθ1、透明誘電体の
厚さをd、測長部の測長可能距離の増加量をxとした場
合、透明導電体の屈折率n2は、 【数1】 で表される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光を用いた光測
長器、およびこれを備えた塗布装置、例えば、ペースト
状の塗布剤を基板上に塗布する塗布装置、に関する。
【0002】
【従来の技術】光測長器として、特にレーザーを用いた
光測長器は、非接触で物体表面の凹凸を測定できること
から、各種の製造装置で用いられている。通常、光測長
器は、レーザー光の出射素子と受光素子とを備え、出射
素子から出たレーザー光は、被測定物の表面で反射した
後、受光素子に入射する。そして、受光素子上の反射光
入射位置に基いて光測長器から被測定物までの距離を測
定する。被測定物までの距離が変化すると、受光素子に
対する反射光の入射位置も変化し、この位置変化に応じ
て被測定物までの距離を検出する。
【0003】このような光測長器を用いた製造装置の一
例として、液晶表示装置の製造に用いられるシール剤塗
布装置が知られている。シール剤塗布装置は、ガラス基
板と塗布ノズル先端との距離を一定に保つため、レーザ
ー測長器でガラス表面の凹凸を測定し、測定した凹凸に
合わせて塗布ノズルの高さを制御している。その制御精
度は2〜3μmと非常に高精度である。
【0004】ところが、近年、ガラス基板の厚さは、従
来の1.1mmから0.7mmと非常に薄くなり、ガラ
ス基板の裏面からの反射光を測長器で拾い易く、その結
果、レーザ測長器の誤動作が生じる場合がある。
【0005】また、液晶表示装置は、ガラス基板上に薄
膜トランジスタ(TFT)を形成したアクティブマトリ
クス駆動型のものが主流になってるとともに、カラー化
を図るため、カラーフィルターと組み合わせて用いる場
合が多い。しかしながら、このように、ガラス表面にT
FT、カラーフェイルタや金属配線等が設けられている
場合、出射素子から出射されたレーザ−光の反射率が低
減し、乱反射によって反射光強度が低下する。このた
め、受光素子で受光する反射光の強度が低下し、レーザ
ー測長器の誤動作や測定不能を生じる恐れが増加する。
【0006】このような問題を解決する方法として、以
下のような方法が考えられる。第1の方法として、レー
ザー光の反射率を上げるために、ガラス基板表面の膜に
合わせてレーザー光の波長を調整する。第2の方法とし
て、ガラス基板表面へのレーザー光の入射角度を大きく
し、反射光強度を大きくする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1の方法の場合、ガラス基板表面に形成された膜等
の種類に応じてレーザー光の波長を調整する必要があ
り、操作が面倒となる。また、レーザー光の波長設定
は、レーザー測長器自体の交換が必要な場合が多く、更
に、レーザー光の波長の選択幅も少ない。
【0008】第2の方法の場合、レーザー光の入射角度
を大きく設定すると、測長器と被測定物との距離が接近
し、レーザー測長器の測定可能距離(ワークディスタン
ス)が短くなってしまう。そのため、レーザー測長器を
設置する上の制約が大きくなり、所望の測定装置を構成
できなくなる場合もある。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、測定光の出射角や入射角、波長を変更
することなく、長い測定可能距離を得ることが可能な光
測長器、およびこれを備えた塗布装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る光測長器は、測定光、例えばレーザ
ー光を出射する出射素子と受光素子とを有し、測定光を
被測定物に向けて照射し反射してきた測定光を受光素子
で受光し、被測定物との距離を測定する。そして、測定
部と被測定物との間に、屈折率が異なる透明誘電体を配
置して測定光の光路を曲げることにより、測長部の測長
可能距離を長くすることを特徴としている。
【0011】すなわち、この発明に係る光測長器は、被
測定物に向けて測定光を出射する出射素子と、上記被測
定物で反射した測定光を受光する受光素子と、を有する
測長部と、上記測長部と被測定部との間で上記測定光の
光路上に設けらているとともに、上記測長部と被測定物
との間の雰囲気の屈折率と異なる屈折率を有した透明誘
電体と、を備えたことを特徴としている。
【0012】また、この発明の光測長器によれば、上記
測長部と被測定物との間の雰囲気の屈折率をn1、上記
透明誘電体に対する上記測定光の入射角および上記受光
素子に向かう測定光の上記透明誘電体からの出射角をθ
1、上記透明誘電体の厚さをd、上記測長部の測長可能
距離の増加量をxとした場合、上記透明導電体の屈折率
n2は、
【0013】
【数3】
【0014】で表されることを特徴としている。更に、
この発明の光測長器によれば、上記透明誘電体は、上記
測長部に対向した第1表面と、上記第1表面に平行に対
向した第2表面と、上記第1および第2表面上にそれぞ
れ形成された反射防止膜と、を備えていることを特徴と
している。
【0015】この場合、反射防止膜により、透明誘電体
の第1および第2表面における測定光の反射を防止し、
誤測定や、被測定物からの反射光強度低下による測定不
能になる事を防ぐことができる。
【0016】一方、この発明に係る塗布装置は、基板が
載置される載置面を備えたステージと、上記ステージに
載置された基板の表面に向かって延出した吐出ノズルを
有し、上記吐出ノズルから上記基板表面に塗布剤を供給
する供給手段と、上記ステージに載置された基板表面の
凹凸を測定する光測長器と、上記光測長器の測定結果に
応じて上記基板表面と吐出ノズルとの間隔を所定の値に
調整するノズル調整手段と、上記ステージに載置された
基板と上記吐出ノズルおよび光測長器とを相対的に移動
させる駆動手段と、を備えている。そして、上記光測長
器は、上記被測定物に向けて測定光を出射する出射素子
と、上記被測定物で反射した測定光を受光する受光素子
と、を有する測長部と、上記測長部と被測定部との間で
上記測定光の光路上に設けらているとともに、上記測長
部と被測定物との間の雰囲気の屈折率と異なる屈折率を
有した透明誘電体と、を備えていることを特徴としてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態に係る光測長器について詳細に説明す
る。図1に示すように、光測長器10は、測長部50、
および測長部と被測定物Mとの間に配置された透明誘電
体80を備えている。測長部50は、被測定物Mに向け
て測定光としてのレーザー光を出射する出射素子50a
と、被測定物Mからの反射光を受光する受光素子50b
と、を備え、これら出射素子および受光素子は、支持体
82によって支持されている。
【0018】透明導電体80は、例えば、ガラスから直
方体形状に形成され、測長部50に対向した第1表面8
0aと、この第1表面に平行に対向した第2表面80b
と、を備えている。そして、透明導電体80は、第1お
よび第2表面80a、80bが被測定物Mの表面とほぼ
平行に位置した状態で配置されている。
【0019】出射素子50aは、レーザー光が透明誘電
体80の第1表面80aに対して、入射角θ1で入射す
るように、所定角度傾斜して設けられている。同様に、
受光素子50bは、第1表面80aから角度θ1で出射
したレーザー光がほぼ垂直に入射するように、所定角度
傾斜して設けられている。
【0020】上記構成の光測定器10において、出射素
子50aから出射されたレーザー光84は、透明誘電体
80の第1表面80aに入射角θ1で入射し、スネルの
法則に従って屈折した後、透明誘電体内を第1表面に対
して角度θ2の方向に伝播する。透明誘電体80を透過
したレーザー光84は、第2表面80bで再び屈折した
後、被測定物Mの表面に入射角θ1で入射し反射され
る。
【0021】被測定物Mの表面で反射したレーザー光8
5は、第2表面80bから入射角θ1で透明誘電体80
内に入射し、角度θ2の方向に伝播する。透明誘電体8
0を透過したレーザー光85は、第1表面80aで再び
屈折した後、第1表面に対して角度θ1の方向に伝播
し、測長部50の受光素子50bに垂直に入射する。そ
して、測長部50は、受光素子50bによって受光した
レーザー光に基いて、被測定物M表面までの距離を測定
する。
【0022】このような光測長器10において、透明誘
電体80が設けられていない場合、出射素子50aから
出射されたレーザー光は、図1に破線86で示すよう
に、屈折することなく真直ぐに伝播し、被測定物の測定
可能距離(ワークディスタンス)は、Dで示すように比
較的短くなる。
【0023】これに対して、本実施の形態に係る光測長
器10によれば、測長部50と被測定物Mとの間に透明
誘電体80を配置することにより、以下に示す式で表さ
れる距離x分だけ、測定可能距離を延長することができ
る。
【0024】
【数4】
【0025】上記式において、n1は測長部50と被測
定物Mとの間の雰囲気の誘電率、n2は透明誘電体80
の誘電率、dは透明誘電体の厚さ、つまり、第1および
第2表面80a、80b間の距離をそれぞれ示してい
る。
【0026】更に、上記式を変形することで、光測長器
10の測長可能距離Dをxだけ延ばすために必要な透明
誘電体80の誘電率n2および厚さdを次式のように求
めることができる。
【0027】
【数5】
【0028】上記のように構成された光測長器10によ
れば、測長部50と被測定物Mとの間に屈折率の異なる
透明誘電体80を設け測定光の光路を曲げることによ
り、レーザー光の入射角や波長を変更することなく、測
長部の測長可能距離を長くすることができる。そのた
め、光測長器10は設置上の制約が低減し、所望の測定
装置を構成することができ、その結果、利用範囲の拡大
を図ることができる。更に、既存の光測長器を大幅に変
更することなく使用できるため、安価で高性能な測長装
置を構成することが可能となる。
【0029】図2は、この発明の他の実施の形態に係る
光測長器10を示すもので、 この実施の形態によれば、
測長部50と被測定物Mとの間に設けられた透明誘電体
80の第1および第2表面80a、80b上には、例え
ば、MgF2 あるいは氷晶石(Na3 AlF6 )からな
る反射防止膜90a、90bがそれぞれ形成されてい
る。この場合、これら反射防止膜90a、90bによっ
て、第1および第2表面80a、80bでのレーザー光
の反射を防止し、余分なレーザー光が受光素50bに入
射することを防止できる。これにより、受光素子50b
に十分な強度の光を導き、誤測定および測定不能を防止
することができる。
【0030】次に、上記構成の光測長器10を備えた接
着剤塗布装置の実施の形態について説明する。図3に示
すように、接着剤塗布装置は基台8を備え、この基台8
上には門型の支持フレーム11および駆動手段として機
能するX−Yステージ12が設けられている。
【0031】X−Yステージ12は、平板状のYステー
ジ14およびXステージ16を有している。基台8の上
面には、Y軸方向に延びる一対のガイドレール18が固
定され、Yステージ14はこれらのガイドレール18に
沿って移動自在に基台8上に支持されている。そして、
Yステージ14は、基台8上に設けられたステップモー
タ20およびリードスクリュ21を有するY軸駆動機構
22により、Y軸方向に往復駆動される。
【0032】また、Yステージ14上にはX軸方向に延
びる一対のガイドレール24が固定され、Xステージ1
6はこれらのガイドレール24に沿って移動自在にYス
テージ14上に支持されている。そして、Xステージ1
6は、Yステージ14上に設けられたステップモータ2
6およびリードスクリュ27を有するX軸駆動機構28
により、X軸方向に往復駆動される。
【0033】Xステージ16の上面は水平に延びてお
り、液晶表示パネルの製造に使用されるガラス基板Pを
載置するための載置面16aを構成している。また、X
ステージ16には多数の吸引孔30が形成され、Xステ
ージ16の載置面16aに開口している。これらの吸引
孔30は真空ライン32を介して後述する真空ポンプ3
3に連通している。従って、Xステージ16上にガラス
基板Pを載置した状態で真空ポンプ33を作動させるこ
とにより、ガラス基板PをXステージ16の載置面16
a上に吸着固定することができる。そして、X−Yステ
ージ12を駆動するよことにより、後述する吐出ノズル
に対してガラス基板Pを相対移動させることができる。
【0034】支持フレーム11の中央部には支持ブロッ
ク31が固定され、この支持ブロックには、互いに平行
に配置された第1および第2のZ方向駆動機構34、3
6が支持され、X−Yステージ12の上方に位置してい
る。
【0035】第1のZ方向駆動機構34は、第1のガイ
ドレール34aと、この第1のガイドレール34aに沿
ってZ方向、つまり、Xステージ16の載置面16aと
直交する方向、にスライド自在に設けられた第1のスラ
イダ34bとを有している。第1のスライダ34bには
Z方向に延びるボールねじ35が回転自在に噛合してい
る。
【0036】ボールねじ35は、第1のZ方向駆動機構
34の上端部に取り付けられた第1のパルスモータ37
によって回転駆動されるようになっている。ボールねじ
35のピッチは2mmであり、第1のパルスモータ37
はボールねじ35の1ピッチを4000パルスに分割し
て駆動する。
【0037】そして、図3ないし図6に示すように、第
1のスライダ34bには塗布剤としての接着剤が充填さ
れたシリンジ38が取り付けられ、シリンジの下端部に
は吐出ノズル40が設けられている。また、シリンジ3
8の上端には、給気パイプ42を介して吐出ポンプ43
が接続されている。吐出ノズル40は細長い円筒形状に
形成され、Xステージ16の載置面16a上に載置され
たガラス基板Pの表面に対して垂直に延びている。
【0038】そして、吐出ポンプ43によってシリンジ
38に空気あるいは窒素等の圧縮気体を供給することに
より、シリンジ内の接着剤が吐出ノズル40の先端から
吐出され、ガラス基板P上に塗布される。これらシリン
ジ38、吐出ノズル40、吐出ポンプ43は、この発明
における供給手段として機能する。
【0039】また、第1のZ方向駆動機構34を駆動し
てシリンジ38および吐出ノズル40を昇降させること
により、吐出ノズル40先端とガラス基板P表面との隙
間を調整することができるもので、第1のZ方向駆動機
構34はこの発明における調整手段として機能する。
【0040】なお、シリンジ15内に充填された接着剤
としては、エポキシ樹脂系熱硬化性接着剤、例えば、ス
トラクトボンド(商品名)(三井東圧社製)を主体とし
たものが用いられている。
【0041】一方、図3および図4に示すように、第2
のZ方向駆動機構36は、第1のZ方向駆動機構34と
同様に構成され、第2のパルスモータ44でボールねじ
45を回転させることにより、支持フレーム31に取り
付けられた第2のガイドレール36aに沿って第2のス
ライダ36bをZ方向へ駆動する。
【0042】そして、図3ないし図6に示すように、第
2のスライダ36bには、位置調整装置48を介して光
測長器10が取り付けられている。この光測長器10と
して、前述の図1あるいは図2に示した実施の形態と同
様の構成を有する光測長器が用いられている。すなわ
ち、光測長器10はガラス基板P表面の凹凸を測定する
ために設けられ、測長部50と透明誘電体80とを備え
ている。そして、前述したように、測長部50は、測定
光としのレーザー光を出射する出射素子50aと、ガラ
ス基板表面からの反射光を受光する受光素子50bと、
を備えている。
【0043】位置調整手段として機能する位置調整装置
48は、X−Yステージ12とほぼ同一の構成を有して
いる。つまり、位置調整装置48は、第2のスライダ3
6bにY軸方向に沿って移動自在に支持されたYテーブ
ル52と、図示しないボールねじを介してYテーブル5
2をY軸方向に往復移動させるパルスモータ53と、を
備えている。また、光測長器10はYテーブル52の下
面側にX軸方向に沿って移動自在に支持され、ボールね
じ54を介してパルスモータ56によりX軸方向に往復
移動される。
【0044】そして、測長部50は、位置調整装置48
によってほぼ水平に、つまり、ガラス基板P表面と平行
に支持され、出射素子50aから出射されたレーザー光
は、吐出ノズル40と直交する水平面に沿って出射され
る。
【0045】また、透明誘電体80は、その第1および
第2表面80a、80bがそれぞれガラス基板P表面に
対してほぼ垂直に延びるように配置され、かつ、第1表
面80aが測長部50の出射部50aおよび受光部50
bと対向して位置している。なお、第1および第2表面
80a、80bには、前述した反射防止膜が設けられて
いてもよい。
【0046】更に、光測長器10は、透明誘電体80の
第2表面80bと対向して設けられた矩形板状の反射ミ
ラー60を備えている。反射板として機能する反射ミラ
ー60は、透明誘電体80と共に、一対の支持アーム6
2を介して測長部50に固定され、測長部50と一体に
移動可能となっている。また、反射ミラー60は、ガラ
ス基板P表面に対して45度傾斜した状態で固定されて
いる。従って、反射ミラー60の反射面60aは、45
度傾斜した状態で測長部50に対して一定の位置に保持
されている。
【0047】更に、反射ミラー60のほぼ中央には透孔
64が形成され、この透孔を通って吐出ノズル40が延
びている。吐出ノズル40に対して反射ミラー60、透
明誘電体80、および測長部50を移動できるように、
透孔64は吐出ノズル40の外径よりも大きな径に形成
されている。
【0048】測長部50の出射素子50aから出射され
たレーザー光は、吐出ノズル40の軸と直交する水平面
に沿って伝搬した後、透明誘電体80内を通り、更に、
反射ミラー60によりガラス基板Pに向かって直角に偏
向され、ガラス基板Pの表面と垂直な平面内を伝搬す
る。そして、レーザー光は、吐出ノズル40の先端に隣
接した位置でガラス基板P表面に入射する。
【0049】更に、レーザー光は、ガラス基板P表面で
反射してガラス基板Pの表面と垂直な平面内を伝搬し、
反射ミラー60により直角に反射され、透明誘電体80
を通過した後、測長部50の受光素子50bに受光され
る。そして、測長部50は、ガラス基板P表面からの反
射光に基づいてガラス基板P表面の凹凸を測定する。
【0050】図6に示すように、塗布装置の制御系は、
装置全体の動作を制御する制御部66を備えている。そ
して、制御部66には、X−Yステージ12のステップ
モータ20、26を駆動するドライバ67、第1および
第2のZ方向駆動機構34、36のパルスモータ37、
44を駆動するドライバ68、位置調整装置48のパル
スモータ53、56を駆動するドライバ70が接続され
ている。
【0051】また、制御部66には、測長部50が接続
されているとともに、真空ポンプ33、吐出ポンプ43
が接続されている。更に、制御系は、装置全体の制御プ
ログラムが格納されたRAM72、オペレータによって
制御データを入力するための操作パネル73を有してい
る。
【0052】次に、以上のように構成された接着剤塗布
装置を用いて液晶表示パネル用のガラス基板Pに接着剤
を塗布する動作について説明する。まず、Xステージ1
6の載置面16a上の所定位置にガラス基板Pが自動搬
送された後、真空ポンプ33を作動させ、ガラス基板P
を載置面16a上に吸着固定する。
【0053】この状態で、X−Yステージ12を作動さ
せ、ガラス基板Pの任意の塗布開始位置を吐出ノズル4
0の先端部と対向させる。続いて、第1のZ方向駆動機
構34を作動させ吐出ノズル40を所定の塗布基準位置
まで下降させる。それにより、吐出ノズル40の先端面
40bはガラス基板P表面に対して所定の隙間おいた状
態に対向する。
【0054】同時に、第2のZ方向駆動機構36を作動
させて測長部50を所定の測定基準高さ位置まで下降さ
せる。そして、位置調整装置48により、吐出ノズル4
0に対する測長部50、透明誘電体80、および反射ミ
ラー60の位置を調整し、測長部50の測定ポイント、
つまり、測定光がガラス基板P表面に入射する位置を、
吐出ノズル先端の近傍で、かつ、吐出ノズルの進行方向
前方に設定する。
【0055】この状態で、測長部50によりガラス基板
P表面の高さおよび凹凸を測定し、塗布基準位置に待機
している吐出ノズル40先端面40bとガラス基板P表
面との間隔を制御部66により演算する。そして、その
演算結果に応じて、吐出ノズル40先端面40bがガラ
ス基板表面に対して所定の隙間、例えば、10μmの隙
間をおいて対向するように、第1のZ方向駆動機構34
を作動させ、吐出ノズル40の高さを調整する。
【0056】上述した凹凸の測定および高さ調整が終了
した後、図7に示すように、吐出ノズル40がガラス基
板Pに対して所定の経路Rに沿って移動するように、X
−Yステージ12を駆動してガラス基板Pを移動させ
る。これと同時に、吐出ポンプ30を作動させて所定の
流量にて圧縮気体を給気し、給気パイプ42を通してシ
リンジ38に供給する。それにより、シリンジ38内に
充填されている接着剤Aは、吐出ノズル40の先端から
吐出されガラス基板P上に塗布される。
【0057】X−Yステージ12の駆動により吐出ノズ
ル40を経路Rに沿って移動する間、測長部50および
反射ミラー60も同時に移動し、測長部50はガラス基
板P表面の凹凸を経路Rに沿って連続的に測定する。そ
して、制御部66は、測定結果に応じて吐出ノズル40
先端面とガラス基板P表面との間隔を随時演算し、上記
間隔が所定値(10μm)を維持するように吐出ノズル
40の高さを随時調節する。
【0058】ここで、吐出ノズル40および測長部50
の測定ポイントが塗布経路Rの角部を通過する際、X−
Yステージ12の移動方向はX方向からY方向へ、ある
いは、Y方向からX方向へ切換えられる。そして、制御
部66は、移動方向の切換え時、測長部50の測定ポイ
ントが吐出ノズル40に対して常に吐出ノズルの進行方
向前方に位置するように、位置調整装置48により吐出
ノズル40に対する測長部50および反射ミラー60の
位置を切換える。
【0059】更に、塗布経路Rの角部を通過する際、測
長部50の測定光が、ガラス基板P表面に既に塗布され
ている接着剤Aと交差する場合がある。このような交差
領域は、RAM72に予めプログラムされており、制御
部66は、測長部50の測定光が上記交差領域を通過す
る間、測長部50からの測定データを無視し、吐出ノズ
ル40の高さ調整を行わない。
【0060】そして、吐出ノズル40が塗布経路Rに沿
ってガラス基板上を1周した時点で、X−Yステージ1
2の移動および接着剤の供給を停止するとともに、吐出
ノズル40および測長部50を所定位置まで上方させガ
ラス基板Pから離間させる。これにより、ガラス基板P
表面には、接着剤Aが塗布経路Rに沿って矩形状に塗布
される。
【0061】なお、上述した各機構の駆動は、制御部6
6の制御の下、RAM72に格納されているプログラム
に応じて行われる。その後、液晶表示パネルを製造する
場合には、他方のガラス基板を接着剤Aの塗布されたガ
ラス基板Pに対して位置決めし、互いに貼り合わせる。
そして、張り合わされた一対のガラス基板を接合方向に
圧力をかけつつ加熱して接着剤を硬化させた後、塗布さ
れた接着剤Aによって囲まれた領域B(図7)に液晶を
封入する。
【0062】上記のように構成された接着剤塗布装置に
よれば、透明誘電体80を備えた光測長器10を用いる
ことにより、光測長器の測長可能距離を自由に設定する
ことができ、光測長器10を所望の位置に配置すること
ができる。同時に、市販のレーザー測長器を用いて、正
確な測長が可能な接着剤塗布装置を開発することができ
る。
【0063】また、上記構成の接着剤塗布装置によれ
ば、測長器50から出射されたレーザー光は、反射ミラ
ーにより吐出ノズル40の近傍でガラス基板表面上に導
かれる。そのため、測長部50の測定ポイントを吐出ノ
ズル40の近傍に設定することが可能となり、吐出ノズ
ルに連動して測長器を移動させた場合でも、測定ポイン
トがガラス基板の外側に位置することがなくなる。従っ
て、吐出ノズル40による塗布動作と測長部50による
測定動作とを同時に行うことができ、接着剤Aの塗布作
業を短時間で効率よく行うことが可能となる。
【0064】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。例えば、使用する接着剤は上述したエ
ポキシ樹脂系熱硬化性接着剤に限定されることなく、必
要に応じて変更可能である。また、反射ミラーは、ガラ
ス基板表面に対して45度傾斜して設ける構成とした
が、この傾斜角度は、測長器からの測定光の出射方向と
併せて、必要に応じて変更可能である。
【0065】また、上記実施の形態では、ガラス基板側
をXY方向に駆動して塗布する構成としたが、シリン
ジ、吐出ノズルおよび測長器側をXY方向に駆動する構
成としても良い。シリンジと吐出ノズルとは一体的に上
下移動するよう設けられているが、シリンジと吐出ノズ
ルとを可撓性チューブで接続し、吐出ノズルのみを上下
駆動する構成としても良い。更に、吐出ノズルはステー
ジに載置されたガラス基板の表面に対して垂直に限ら
ず、傾斜して延出していてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、測長部と被測定物との間に透明誘電体を配置するこ
とにより、出射角や入射角、波長を変更することなく、
測長可能距離を自由に設定可能な光測長器を提供するこ
とができる。また、上記光測長器を用いることにより、
光測長器を所望の位置に配置でき、正確な測長が可能な
塗布装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る光測長器を示す側
面図。
【図2】この発明の他の実施の形態に係る光測長器を示
す側面図。
【図3】この発明の実施の形態に係る接着剤塗布装置全
体を示す斜視図。
【図4】上記接着剤塗布装置の要部を概略的に示す側面
図。
【図5】上記接着剤塗布装置の吐出ノズルおよび光測長
器、反射ミラーを示す正面図および平面図。
【図6】上記接着剤塗布装置の制御系の構成を示すブロ
ック図。
【図7】上記接着剤塗布装置による接着剤の塗布経路を
示す斜視図。
【符号の説明】
10…光測長器 12…X−Yステージ 16…Xステージ 16a…載置面 34…第1のZ方向駆動機構 36…第2のZ方向駆動機構 38…シリンジ 40…吐出ノズル 43…給気ポンプ 48…位置調整装置 50…測長部 50a…出射素子 50b…受光素子 60…反射ミラー 60a…反射面 64…透孔 66…制御部 80…透明誘電体 80a…第1表面 80b…第2表面 90a、90b…反射防止膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA22 CC25 DD06 FF44 GG04 HH12 JJ08 JJ16 KK01 LL12 LL53 MM07 NN20 PP12 PP22 2H088 FA18 FA30 HA01 HA21 MA20 2H090 HC18 JB02 LA03 4F042 DH09 EB17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定光により被測定物との間の距離を測定
    する光測長器において、 上記被測定物に向けて測定光を出射する出射素子と、上
    記被測定物で反射した測定光を受光する受光素子と、を
    有する測長部と、 上記測長部と被測定部との間で上記測定光の光路上に配
    置されているとともに、上記測長部と被測定物との間の
    雰囲気の屈折率と異なる屈折率を有した透明誘電体と、 を備えたことを特徴とする光測長器。
  2. 【請求項2】上記測長部と被測定物との間の雰囲気の屈
    折率をn1、上記透明誘電体に対する上記測定光の入射
    角および上記受光素子に向かう測定光の上記透明誘電体
    からの出射角をθ1、上記透明誘電体の厚さをd、上記
    測長部の測長可能距離の増加量をxとした場合、上記透
    明導電体の屈折率n2は、 【数1】 で表されることを特徴とする請求項1に記載の光測長
    器。
  3. 【請求項3】上記透明誘電体は、上記測長部に対向した
    第1表面と、上記第1表面に平行に対向した第2表面
    と、上記第1および第2表面上にそれぞれ形成された反
    射防止膜と、を備えていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の光測長器。
  4. 【請求項4】基板が載置される載置面を備えたステージ
    と、 上記ステージに載置された基板の表面に向かって延出し
    た吐出ノズルを有し、上記吐出ノズルから上記基板表面
    に塗布剤を供給する供給手段と、 上記ステージに載置された基板表面の凹凸を測定する光
    測長器と、 上記光測長器の測定結果に応じて上記基板表面と吐出ノ
    ズルとの間隔を所定の値に調整するノズル調整手段と、 上記ステージに載置された基板と上記吐出ノズルおよび
    光測長器とを相対的に移動させる駆動手段と、を備え、 上記光測長器は、上記被測定物に向けて測定光を出射す
    る出射素子と、上記被測定物で反射した測定光を受光す
    る受光素子と、を有する測長部と、 上記測長部と被測定部との間で上記測定光の光路上に設
    けらているとともに、上記測長部と被測定物との間の雰
    囲気の屈折率と異なる屈折率を有した透明誘電体と、を
    備えていることを特徴とする塗布装置。
  5. 【請求項5】上記測長部と被測定物との間の雰囲気の屈
    折率をn1、上記透明誘電体に対する上記測定光の入射
    角および上記受光素子に向かう測定光の上記透明誘電体
    からの出射角をθ1、上記透明誘電体の厚さをd、上記
    測長部の測長可能距離の増加量をxとした場合、上記透
    明導電体の屈折率n2は、 【数2】 で表されることを特徴とする請求項4に記載の塗布装
    置。
  6. 【請求項6】上記透明誘電体は、上記測長部に対向した
    第1表面と、上記第1表面に平行に対向した第2表面
    と、上記第1および第2表面上にそれぞれ形成された反
    射防止膜と、を備えていることを特徴とする請求項4又
    は5に記載の塗布装置。
  7. 【請求項7】上記光測長器は、上記出射素子から出射さ
    れた測定光を上記吐出ノズルの近傍で上記基板表面上に
    導くとともに、上記基板表面で反射した測定光を上記受
    光手段に導く反射板を備え、上記透明誘電体は、上記測
    定部と反射板との間に設けられていることを特徴とする
    請求項4ないし6のいずれか1項に記載の塗布装置。
  8. 【請求項8】上記出射素子は、上記吐出ノズルの軸とほ
    ぼ直交する方向に向けて測定光を出射し、上記反射板
    は、上記出射素子から出射された測定光を上記ステージ
    に載置された基板表面と直交する平面内に偏向するよう
    に配設されていることを特徴とする請求項7に記載の塗
    布装置。
  9. 【請求項9】上記反射板は、上記吐出ノズルと交差して
    設けられているとともに、上記吐出ノズルが隙間をもっ
    て挿通された透孔を備えていることを特徴とする請求項
    8に記載の塗布装置。
  10. 【請求項10】上記吐出ノズルに対する上記光測定器お
    よび反射板の位置を調整する位置調整手段と、 上記光測定器からの測定光が、上記基板表面において上
    記吐出ノズルの移動方向前方に入射するように、上記位
    置調整手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴
    とする請求項4ないし9のいずれか1項に記載の塗布装
    置。
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JP2006242795A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 三次元形状測定装置
JP2014089085A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Anritsu Sanki System Co Ltd 変位測定装置および変位測定方法

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