JP2000002121A - 内燃機関の過給制御装置 - Google Patents

内燃機関の過給制御装置

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JP2000002121A
JP2000002121A JP10167933A JP16793398A JP2000002121A JP 2000002121 A JP2000002121 A JP 2000002121A JP 10167933 A JP10167933 A JP 10167933A JP 16793398 A JP16793398 A JP 16793398A JP 2000002121 A JP2000002121 A JP 2000002121A
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内燃機関のの水温に基づいて可変容量ターボ過
給機の制御量を補正して水温の過度の上昇を抑制する。 【解決手段】水温,機関回転速度,燃料噴射量,水温上
昇速度がそれぞれ設定値を超えているときに(S12〜S
15) 、水温上昇速度が設定値Dtw2以下に減少するま
では高水温補正係数HIWQ1で目標吸入空気量を減少
補正し(S20→S17) 、水温上昇速度設定値Dtw2以
下に減少してから水温が設定値Tw2以下に低下するま
では、前記補正された目標吸入空気量にクランプし(S
21〜S23) 、設定値Tw2以下に低下後は、目標吸入空
気量を徐々に水温補正無しの値に近づける制御を行う
(S24〜S27) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容量を可変に制御
する可変容量ターボ過給機を搭載した内燃機関におい
て、機関冷却水温度に関連した過給機の制御技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】排気の流動エネルギによりタービン及び
該タービンに連結したコンプレッサを駆動し、吸気圧力
を加圧して過給する内燃機関のターボ過給機において、
タービンの入口面積を可変に制御できる可変容量ターボ
過給機が知られ、このものでは、機関の運転条件に応じ
てタービン入口面積の絞り量を制御することにより適切
な過給状態に制御できる(特開昭58−176417号
公報等参照) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディーゼル機関で前記
可変容量ターボ過給機を備える場合、吸気温度上昇時に
空気密度低下による吸入空気量の減少を抑制するため、
過給圧を上昇する制御を行うと、高回転高負荷域等で機
関冷却水温度(以下適宜水温と略す) が過度に上昇して
しまうことがあった。即ち、過給圧を上昇させるために
過給機の絞り量を大きくすると排圧の上昇によってポン
ピングロスが増大するため燃費が悪化し、そのため燃料
が増量補正されると共に該燃料の増量に応じて吸入空気
量も増量されるため、燃焼温度が上昇し、水温を上昇さ
せるものである。
【0004】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、水温状態に応じて可変容量ターボ過
給機を制御することにより、水温の過度の上昇を抑制し
つつ適切な過給性能が得られるようにした内燃機関の過
給制御装置を提供することを目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、図1に示すように、過給状態を可変に制御す
る可変容量ターボ過給機を搭載した内燃機関の過給制御
装置において、機関の冷却水温度を検出する水温検出手
段と、検出された機関冷却水温度に基づいて前記過給機
の制御量を補正する過給制御量補正手段と、を含んで構
成したことを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る発明は、前記過給制
御量補正手段は、機関冷却水温度が所定温度以上である
ことを条件として、前記過給機の制御量を過給圧減少方
向に補正することを特徴とする。また、請求項3に係る
発明は、前記過給制御量補正手段は、過給機の制御量を
機関冷却水温度の増大に応じて過給圧減少方向に補正し
ている間に、機関冷却水温度の上昇速度が所定値以下に
低下したときに、該制御量を所定期間クランプすること
を特徴とする。
【0007】また、請求項4に係る発明は、前記過給制
御量補正手段は、過給機の制御量を機関冷却水温度の増
大に応じて過給圧減少方向に補正している間に、機関冷
却水温度が上限設定温度以上となったときに、該制御量
を所定期間クランプすることを特徴とする。また、請求
項5に係る発明は、機関冷却水温度が下限設定温度以下
に低下したとき、前記制御量のクランプを終了すること
を特徴とする。
【0008】また、請求項6に係る発明は、前記下限設
定温度は、外気温度によって可変に設定されることを特
徴とする。また、請求項7に係る発明は、前記制御量の
クランプは、予め設定された時間行われることを特徴と
する。また、請求項8に係る発明は、前記制御量のクラ
ンプ終了後、該制御量を機関冷却水温度に対する補正無
しの値に徐々に近づけるランプ制御を行うことを特徴と
する。
【0009】また、請求項9に係る発明は、前記過給機
は、所定の条件で吸入空気量又は過給圧を目標値に近づ
けるようにフィードバック制御され、前記過給制御量補
正手段は、前記フィードバック制御時に前記目標値を補
正することを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】請求項1に係る発明によると、水温に応
じて過給機の制御量を補正することにより、水温の過度
の上昇を抑制しつつ適切な過給圧に制御することができ
る。請求項2に係る発明によると、水温が所定値以上に
なったときに過給機の制御量を過給圧減少方向に補正す
ることにより、過給圧の上昇を抑制して、水温の上昇を
抑制することができる。
【0011】請求項3に係る発明によると、過給機の制
御量の水温に応じた過給圧減少方向への補正を継続する
と水温の上昇速度が徐々に減少する。このまま補正を継
続すると水温はピークに達した後下がり始めるが、補正
により水温の低下に応じて過給機の制御量を増大させる
と、水温の減少が鈍り高水温状態に維持される期間が延
びてしまう。そこで、水温の上昇速度が所定値以下に低
下したときに、十分に過給圧減少方向に補正された制御
量で所定期間クランプすることにより、水温の減少を促
進し、高水温状態から短時間で脱却して低水温状態にあ
る時間割合を増大することができる。
【0012】請求項4に係る発明によると、水温に応じ
た過給機制御量の補正後、水温が上限設定温度以上とな
ったときに、過給圧減少方向に補正された制御量で所定
期間クランプすることにより、水温の減少を促進し、高
水温状態から短時間で脱却して低水温状態にある時間割
合を増大することができる。なお、吸気温度条件等によ
って過給機制御量の補正後の水温のピーク値は異なるた
め、ピーク値が低い場合でもクランプ制御がなされるた
めには、上限設定温度を低めに設定する必要があるが、
外気温度等に基づいて上限設定温度を十分ピーク値に近
づけるように可変に設定するようにしてもよい。
【0013】請求項5に係る発明によると、過給圧減少
方向に補正された制御量でクランプすることにより、水
温を減少させ、下限設定温度以下に低下するまでクラン
プを継続することにより、十分な期間低水温状態に維持
することができ、また、必要以上の期間クランプするこ
となく運転状態に応じた通常制御へ復帰させることがで
きる。
【0014】請求項6に係る発明によると、前記下限設
定温度を、外気温度によって可変に設定することによ
り、より適切なクランプ期間に制御することができる。
請求項7に係る発明によると、クランプ期間を時間で設
定することにより、簡易な制御となる。
【0015】請求項8に係る発明によると、前記制御量
のクランプ終了後は、水温に対する補正無しの値として
運転状態に応じた通常制御に復帰させる必要があるが、
急激に復帰させると吸入空気量の急変によって運転性が
悪化する。そこで、ランプ制御によって運転性の悪化を
抑制しつつ徐々に通常制御に復帰させることができる。
【0016】請求項9に係る発明によると、過給機の制
御量に対して水温に応じた補正を行っても、直ぐに吸入
空気量又は過給圧が反応するわけではなく、また、過給
機の制御量のオープン制御値を直接補正することは、通
常制御に影響を与えるので、吸入空気量又は過給圧の目
標値を水温で補正することでフィードバック制御によっ
て過給機の制御量を補正する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図2は、可変容量ターボ過給機を搭
載した本発明に係るディーゼル機関の概略構成を示す。
図において、機関1の排気通路2にタービン部4Aを介
在させ、吸気通路3にコンプレッサ部4Bを介在させた
可変容量ターボ過給機4が搭載されている。該可変容量
ターボ過給機4は、タービン部4Aのタービン入口面積
を可変に絞る可動ベーンを備えており、該可動ベーンの
絞り量をアクチュエータ5によって制御することによ
り、過給圧を増減制御できるようになっている。即ち、
前記アクチュエータ5は、ダイアフラム式の負圧アクチ
ュエータによって構成され、真空ポンプ6によって発生
し、一方向弁7を介してリザーバタンク8内に蓄圧され
た負圧を、吸気通路3に装着されたエアクリーナ9から
の大気圧によって希釈する割合をデューティ制御弁10
でデューティ制御することにより、前記アクチュエータ
5に供給される負圧を制御する。そして、前記デューテ
ィ制御弁10の制御デューティ値を増加すると、大気圧
の導入割合が減少してアクチュエータ5への供給負圧が
増大し、過給機4の可動ベーンの絞り量が増大(タービ
ン入口面積が減少) して排気流速が増大し過給圧が増大
するようになっている。また、前記制御デューティ値を
減少すると、前記とは逆に大気圧の導入割合が増大して
アクチュエータ5への供給負圧が減少し、可動ベーンの
絞り量が減少して排気流速が減少し過給圧が減少するよ
うになっている。前記コンプレッサ4Bで過給された吸
気は、インタークーラ11を介して冷却されて機関1に
吸入される。
【0018】また、前記排気通路2と吸気通路3とが、
EGR通路12を介して接続されており、該EGR通路
12の途中にEGR弁13が設けられている。該EGR
弁13は、ステップモータ等で構成される図示しないアク
チュエータにより全閉位置から全開位置まで略連続的に
開度が制御される。前記過給機4制御用のデューティ制
御弁10及びEGR弁13を制御するコントロールユニ
ット14は、入出力回路及びメモリを備えたマイクロコ
ンピュータによって構成され、本発明に係る各種演算手
段の機能を有している。コントロールユニット14に
は、燃料噴射量や燃料噴射時期を決定するための基本的
な運転状態パラメータとして、機関回転速度N及び負荷
代表値としての燃料噴射量Tpが入力されるが、これら
はデューティ制御弁10の制御デューティ値つまり過給
機4の絞り制御量や目標EGR率の決定及びその補正な
どにも用いられる。また、前記絞り制御量の補正のため
大気圧センサ15からの大気圧Pa、目標EGR率の補
正のため水温センサ16からの冷却水温度Twがそれぞ
れ入力され、さらに、吸入空気量(過給状態を含む) の
フィードバック制御のためにエアフロメータ17からの
吸入空気量QACが入力される。
【0019】図3は、前記可変容量ターボ過給機4の制
御ブロック図を示す。概要を説明すると、デューティ制
御弁10のフィードフォワード制御量を算出する一方、
目標吸入空気量の算出と実際の吸入空気量の検出を行
い、フィードバック制御禁止領域では、前記フィードフ
ォワード制御量に基づいてデューティ制御弁10をデュ
ーティ制御することにより、過給機4の絞り制御をオー
プン制御とする。また、フィードバック制御領域では、
前記目標吸入空気量と実際の吸入空気量とを比較してフ
ィードバック補正量を算出し、フィードフォワード制御
量とフィードバック補正量とに基づいてデューティ制御
弁10をデューティ制御することにより、過給機4の絞
り制御をフィードバック制御とする。ここで、大気圧補
正,過渡補正,目標EGR率補正に対応した補正を併用
すると共に、本発明に係る構成として、水温に基づいて
目標吸入空気量の補正(高水温時目標吸入空気量補正演
算)を行い、フィードバック制御時に水温に応じて過給
機の制御量を補正し、水温の上昇を抑制する構成として
いる。
【0020】次に、各ブロックの動作を、図4以下に示
すフローチャートに従って説明する。図4,図5は、目
標吸入空気量演算ルーチンのフローを示す。ステップ
(図ではSと記す。以下同様) 1では、機関回転速度N
と負荷代表値としての燃料噴射量Tpに基づいて、マッ
プからの検索等により目標吸入空気量QCSSP1を演
算する。ここで、該吸入空気量QCSSP1は、同一の
運転状態で後述するように設定される目標EGR率でE
GR率を行うことを考慮して設定される。
【0021】ステップ2では、前記大気圧センサ13に
よって検出された大気圧Paと燃料噴射量Tpとに基づ
いて、マップからの検索等により大気圧補正係数ADF
1を演算する。該大気圧補正係数ADF1は、高地等で
は大気圧の低下により空気密度が減少するため、同一の
目標吸入空気量では高負荷域での過給圧が増大し過ぎる
のでその補正のために設定される。
【0022】ステップ3では、機関回転速度Nと基本燃
料噴射量Tpとに基づいてマップからの検索等により、
目標EGR率MEGRMを演算する。ステップ4では、
前記水温センサ14によって検出される冷却水温Twに
基づいて、前記目標EGR率MEGRMに対する第1補
正量KEGR1を演算する。該第1補正量KEGR1
は、一般に機関の低温条件ほどNOxが発生しにくく、
また、EGRにより発生量が増大するカーボンによりシ
リンダ壁が摩耗しやすくなることを考慮してEGR量を
減少させる特性を持たせて設定される。この第1補正量
KEGR1としては、他に燃料噴射時期、大気圧による
補正などを算入するようにしてもよい。
【0023】ステップ5では、前記第1補正量KEGR
1によるEGR率の変化に伴う吸入空気量の変化に対す
る補正を行うため、まず、シリンダへの総吸入ガス量
(吸入空気量+EGRガス量) を一定とした条件で、吸
入空気量の変化率としての基本補正量Aを、前記目標E
GR率MEGRMと第1補正量KEGR1とに基づいて
次式により算出する。但し、EGR率の設定の相違に応
じて2通りに算出される。
【0024】 EGR率がEGRガス量/吸入空気量
として設定される場合は、 A=(1+MEGRM) /(KEGR1×MEGRM+
1) EGR率がEGRガス量/(EGRガス量+吸入空気
量) として設定される場合は、 A=(1−KEGR1×MEGRM) /(1−MEGR
M) 実際には、EGR率が変化すると、シリンダへの総吸入
ガス量自体が変化するが少なくとも燃焼悪化等の無い範
囲でEGRを用いている運転範囲では、EGR率の変化
割合に対して一定の傾向を持つ。
【0025】このため、ステップ6では、前記第1補正
量KEGR1に基づいて、EGR率の変化に伴う体積効
率変化に応じた吸入空気量の補正係数(体積効率補正係
数)CQACCを、マップからの検索等により演算す
る。ステップ7では、前記基本補正量Aと体積効率補正
係数CQACCとに基づいて、吸入空気量の補正量Zを
次式により演算する。
【0026】Z=A×CQACC ステップ8では、目標吸入空気量補正係数VNEGR2
を、前記Zの関数f(Z) として演算する。ステップ9
では、前記目標吸入空気量QCSSP1を、ステップ8
で算出した目標吸入空気量補正係数VNEGR2に基づ
いて、次式のように補正し、補正後の吸入空気量QCS
SP1Aを算出する。
【0027】QCSSP1A=QCSSP1×ADF1
×VNEGR2 ステップ10では、前記大気圧センサ13によって検出
された大気圧Paと機関回転速度Nとに基づいて、マッ
プからの検索等により目標吸入空気量制限値QCSMA
Xを演算する。該目標吸入空気量制限値QCSMAX
は、高地等で大気圧の低下によりタービンの入口圧力と
出口圧力の差圧の減少によって過給機の回転が過剰に増
大することを制限するため設定される。
【0028】ステップ11では、前記ステップ9で演算
した補正後吸入空気量QCSSP1Aを、前記目標吸入
空気量制限値QCSMAXで制限した制限後目標吸入空
気量QCSSPMXを、補正後吸入空気量QCSSP1
Aと目標吸入空気量制限値QCSMAXとの小さい方を
選択することにより求める。次いで、本発明に係る高水
温補正制御に移行する。以下、図10を参照して説明す
る。
【0029】ステップ12では、水温Twが補正開始水
温である第1の設定値Tw1を超えているかを判定し、
第1の設定値Tw1以下の場合は、水温による補正を行
わないようにするため、ステップ16へ進んで、最終高
水温補正係数HIWQ2を1にセットし、ステップ17
で該最終高水温補正係数HIWQ2(=1) を前記制限
後目標吸入空気量QCSSPMXに乗じた値、つまり制
限後目標吸入空気量QCSSPMXを、そのまま補正後
最終目標吸入空気量QCSSP2として算出する。
【0030】同様に、ステップ13で機関回転速度Nが
第1の設定値N1を超えているか、ステップ14で燃料
噴射量Tpが第1の設定値Tp1を超えているか、ステ
ップ15で水温の変化速度ΔTwが第1の設定値Dtw
1を超えているかを順次判定し、これら判定のいずれか
が不成立(NO) である場合もステップ16,ステップ
17へ進んで、水温による補正を行うことなく、前記制
限後目標吸入空気量QCSSPMXを、そのまま補正後
最終目標吸入空気量QCSSP2として設定する。
【0031】そして、これらステップ12〜ステップ1
5の全ての条件が成立したとき、即ち、高水温,高回転
高負荷時であって、かつ、水温の上昇速度が大きい場合
は、水温が過度に上昇しやすい条件であるので、ステッ
プ18へ進み、水温による過給機制御量の補正を行う。
ステップ18では、水温Twに基づいて高水温補正係数
HIWQ1をマップからの検索等により算出する。該高
水温補正係数HIWQ1は、水温が高いときほど、小さ
い値に設定されている。
【0032】ステップ19では、水温Twの上昇変化率
ΔTwが第2の設定値Dtw2(≪Dtw1) 以下に減
少したかを判定する。上昇変化率ΔTwが第2の設定値
Dtw2を超えているときは、ステップ20へ進み、最
終高水温補正係数HIWQ2を前記HIWQ1にセット
した後、ステップ17へ進み、最終高水温補正係数HI
WQ2(=HIWQ1) を前記制限後目標吸入空気量Q
CSSPMXに乗じた値を、補正後最終目標吸入空気量
QCSSP2として算出する。
【0033】このようにして、水温補正係数により目標
吸入空気量を減少補正することにより、実際の吸入空気
量を減少させるように過給機4の制御量が過給圧減少方
向にフィードバック補正される結果、図10に示すよう
に、水温の上昇変化率ΔTwが減少し始める。そして、
前記のように水温の上昇変化率ΔTwが減少していっ
て、水温Twが略ピークとなる状態でΔTwが前記第2
の設定値Dtw2以下となってステップ19の判定が成
立し、ステップ21へ進む。
【0034】ステップ21では、最終高水温補正係数H
IWQ2を前回設定された値HIWQ2(n−1) と等
しい値に維持し、ステップ22へ進んで、該最終高水温
補正係数HIWQ2を、前記制限後目標吸入空気量QC
SSPMXに乗じた値を補正後最終目標吸入空気量QC
SSP2として算出する。このように、最終高水温補正
係数HIWQ2をクランプすることにより、補正後最終
目標吸入空気量QCSSP2が実質的にクランプされ
る。
【0035】このようにして目標吸入空気量が十分減少
補正されたところでクランプすることにより、実際の吸
入空気量及び過給圧(吸気圧) も十分減少した値に略一
定にクランプされるので、水温は減少し続ける(図10
参照) 。そして、ステップ23で水温Twが第2の設定
値Tw2(<Tw1) 以下に減少したかを判定し、第2
の設定値Tw2を超えている間は、前記クランプ状態を
継続する。
【0036】前記クランプによる水温の減少により、ス
テップ23で水温が第2の設定値Tw2以下に減少した
と判定されると、十分水温Twが減少して一応水温補正
が必要な耐熱条件を脱したと判断し、図10に示すよう
に、徐々に水温補正を解除していくランプ処理を行う。
即ち、ステップ24では、水温補正係数の修正量である
ランプ値Lを、単位時間当たりの修正量Lhにステップ
24の判定成立後の経過時間tを乗じることによって演
算する。
【0037】次いでステップ25へ進み、最高水温補正
係数HIWQ2を、HIWQ1に前記ランプ値Lを加算
した値で修正する。ステップ26では、前記修正された
最高水温補正係数HIWQ2に前記制限後目標吸入空気
量QCSSPMXを乗じることにより、補正後最終目標
吸入空気量QCSSP2を算出する。
【0038】ステップ27では、前記最高水温補正係数
HIWQ2が水温補正無しの値である1になったかを判
定し、1になるまでの間はステップ24に戻ってランプ
処理を継続し、1になった後は、ランプ処理を停止して
水温補正無しの補正後最終目標吸入空気量QCSSP2
に維持する。次に、過給機4の過給制御用のデューティ
制御弁8の基本デューティ値を演算するルーチンを、図
6,図7のフローチャートに従って説明する。
【0039】ステップ31で機関回転速度Nの増大変化
量ΔN[=(Nnew −Nold ) ]が設定値DN1以上か
を判定し、ステップ32で吸入空気量の増大変化量ΔQ
AVNT[=(QAVNTnew −QAVNTold ) ]が
設定値DQ1以上かを判定し、いずれかが不成立(N
O) の場合は、ステップ33を経てステップ34へ進
み、機関回転速度Nと燃料噴射量Tpとに基づいてマッ
プからの検索等により、可変容量ターボ過給機(VN
T) 4の可動ベーンの基本VNT開度DUTB1(=デ
ューティ制御弁8の基本デューティ値) をf1(N,T
p) として演算する。
【0040】また、ステップ31及びステップ32の判
定がいずれも成立(YES) した場合、つまり機関回転
速度N,吸入空気量QAVNT共に大きく増大中で過給
機4の回転が過度に増大して過給圧が過度に増大しやす
い条件のときは、ステップ35へ進んで機関回転速度N,
燃料噴射量Tpに基づいてマップからの検索等により、
基本VNT開度DUTB1をf2(N,Tp) として演
算する。ここで、該f2(N,Tp) は、同一の(N,
Tp) 条件での前記f1(N,Tp) の値より小さい値
に設定され、これにより、過給圧機4の可動ベーン開度
を大きくして回転上昇を抑制し、過給圧の上昇を抑制す
る。
【0041】この状態から、ステップ31又はステップ
32の判定のいずれかが不成立に転じると、ステップ3
3で前回基本VNT開度DUTB1がf2(N,Tp)
として演算されたか否かの判定によりステップ36へ進
み、不成立に転じてからの経過時間Tdが設定されたデ
ィレイ時間T1に達するまでは、ステップ35へ進んで
基本VNT開度DUTB1が2がf2(N,Tp) とし
て演算され続ける。
【0042】前記経過時間Tdがディレイ時間T1に達
すると、ステップ37へ進み、T1に達してからの経過
時間TLが設定されたランプ時間T2に達するまでは、
ステップ38へ進んで基本VNT開度DUTB1が次式
により演算される。 DUTB1=f2(N,Tp) +Ld×TL ここで、Ldは経過時間TLに乗じられるランプ係数で
あり、これにより、基本VNT開度DUTB1は経過時
間TLの増大と共に所定の傾きで徐々に変化して同一
(N,Tp) 条件でのf1(N,Tp) に近づけられ
る。
【0043】前記経過時間TLがランプ時間T2に達し
た後は、ステップ34へ進み、基本VNT開度DUTB
1がf1(N,Tp) として演算される。即ち、基本V
NT開度DUTB1を、定常的な運転条件ではf1
(N,Tp)で設定し、過給圧が上昇しやすい過渡的な
条件になったときにf2(N,Tp)に切り換えて増大
補正して設定し、該過渡的な条件から外れた後も所定の
ディレイ時間Tdはf2(N,Tp) による設定を継続
し、その後徐々に所定量Ldずつ増加して設定しながら
(Ldは正の値) 、f1(N,Tp) での設定に戻すよ
うにするものであり、過渡条件での回転上昇防止操作は
応答性良く速やかに行うが、戻し操作は徐々に行うこと
によりハンチングを防止する。
【0044】このようにして基本VNT開度DUTB1
を演算した後、ステップ39では、大気圧Paに基づい
て、デューティ値の大気圧補正量ADF2を演算する。
これは、前記大気圧補正係数ADF1と同様の理由で高
地等で空気密度低下により過給圧が増大するのを抑制す
るため、過給機4のフィードフォワード制御量である基
本VNT開度DUTB1を補正するものである。
【0045】ステップ41以降では、目標EGR率の変
化に対する補正を行う。該補正も前記大気圧補正と同
様、フィードフォワード制御量である基本開度DUTB
1を補正するものである。ステップ41〜ステップ45
は、前記目標吸入空気量演算ルーチンにおけるステップ
4〜ステップ7と同様にして、目標EGR率MEGR,
第1補正量KEGR1,基本補正量A,体積効率補正係
数CQACC,吸入空気量補正量Zが順次演算される。
【0046】そして、ステップ46で、前記吸入空気量
補正量Zに応じた過給機4の制御補正量としてデューテ
ィ値補正量VEGR[=f2(Z) ]を演算する。ステ
ップ47では、前記基本VNT開度DUTB1を、前記
大気圧補正量ADF2及びデューティ値補正量VEGR
によって次式のように補正して、補正後デューティ値D
UTB2を演算する。
【0047】 DUTB2=DUTB1×ADF2×VEGR 次に、最終出力デューティ値の演算ルーチンを、図8,
図9のフローチャートに従って説明する。ステップ51
では、P(比例) 分、I(積分) 分を用いた過給機4の
フィードバック制御におけるデューティ補正量DUTS
を、前記最終目標吸入空気量QCSSP2と、エアフロ
メータ15により検出された実際の吸入空気量QAVN
Tとの偏差(=QCSSP2−QAVNT) に基づいて
演算する。
【0048】ステップ52では、吸入空気量の増大変化
量ΔQAVNTに基づいてDT1制御デューティ補正量
DUTDTを演算する。これは、吸入空気量の増大変化
が大きいと過給圧が目標値より過度に上昇してしまうの
で、過給機4のベーン開度を増大補正するためのデュー
ティ値補正量として設定される。ステップ53では、機
関回転速度Nの増大変化量ΔNが設定値DN2以上かを
判定し、ステップ54で吸入空気量の増大変化量ΔQA
VNTが設定値DQ2以上かを判定し、両判定共に成立
(YES) した場合は、過給機が過度に回転上昇しやす
い急加速運転状態であるため、ステップ55へ進んで前
記DT1制御デューティ補正量DUTDTを用いて、最
終的に出力されるデューティ値LADUTYを次式によ
うに演算する。
【0049】LADUTY=DUTB2−DUTDT 即ち、DT1制御デューティ補正量DUTDTで過給機
4の開度を増大補正することより、過給機4の過度の回
転上昇を早めに抑制できる。この状態から、吸入空気量
の増大変化量ΔQAVNTについては設定値DQ2未満
になった場合は、ステップ53からステップ56へ進
み、吸入空気量QAVNTが目標吸入空気量QCSSP
2に対して所定レベルQCSSPA未満の偏差となるま
で接近したかを判定し、接近した場合は、ステップ57
へ進んで吸入空気量の増大変化量ΔQAVNTが設定値
DQ3(<DQ2) 以上あるかを判定し、設定値DQ3
以上あると判定された場合は、ステップ55へ進んでD
T1制御デューティ補正量DUTDTによって過給機の
ベーン開度を増大する補正を行い、オーバーシュートを
抑制しつつ速やかに目標吸入空気量QCSSP2に近づ
けるようにする。
【0050】ステップ53で機関回転速度Nの増大変化
量ΔN[=(Nnew −Nold ) ]が設定値DN2未満に
なったと判定された場合、又は、ステップ56,ステッ
プ57のいずれかが不成立の場合は、ステップ58へ進
み過給制御の吸入空気量検出に基づくフィードバックを
禁止する領域を判定するため、該禁止領域境界における
燃料噴射量Tmを機関回転速度Nの関数f(N) として
演算する。
【0051】ステップ59で、燃料噴射量Tpが前記燃
料噴射量Tm以下であるフィードバック禁止領域である
かを判定する。そして、ステップ59でフィードバック
禁止領域であると判定された場合は、ステップ60へ進
み、前記基本デューティ値演算ルーチンで求めた補正後
デューティ値DUTB2を、そのまま最終出力デューテ
ィ値LADUTYとして出力する。
【0052】また、ステップ59でフィードバック禁止
領域でないと判定された場合は、ステップ61へ進み、
前記補正後デューティ値DUTB2にステップ61で求
めたフィードバック補正量としてのPI制御デューティ
補正量DUTSを加算した値を、最終出力デューティ値
LADUTYとして出力する。このようにすれば、水温
が上昇しやすい条件で、水温に応じて目標吸入空気量を
補正することにより、吸入空気量,過給圧の上昇を抑制
して水温の過度の上昇を抑制できる。
【0053】また、水温の上昇速度が所定値以下に低下
したときに、十分に過給圧減少方向に補正された制御量
で所定期間クランプすることにより、水温の減少を促進
し、高水温状態から短時間で脱却して低水温状態にある
時間割合を増大することができ、再度水温が上昇する耐
熱条件に移行しにくくすることができる。なお、クラン
プの開始を水温の上昇速度で判定する代わりに、上限設
定温度を設定し、該上限設定温度以上となったときに、
クランプを開始する構成とすることもできる。但し、こ
の場合は、吸気温度条件等によって過給機制御量の補正
後の水温のピーク値は異なるため、ピーク値が低い場合
でもクランプ制御がなされるためには、上限設定温度を
低めに設定する必要がある。したがって、外気温度等に
基づいて上限設定温度を十分ピーク値に近づけるように
可変に設定するのがよい。
【0054】また、クランプを終了させる水温(下限設
定温度) を外気温度によって可変に設定する構成とし
て、より適切なクランプ期間に制御することもできる。
但し、簡易的には、クランプを予め設定した時間行うよ
うにしてもよい。また、前記クランプの終了後は、前記
ランプ処理を行って徐々に水温に対する補正無しの制御
量に近づけて運転状態に応じた通常制御に復帰させるよ
うにしたため、吸入空気量,過給圧を徐々に変化させて
運転性の悪化を抑制しつつ徐々に通常制御に復帰させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成・機能を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施の形態のシステム構成を示す
図。
【図3】同上の実施の形態の過給機の制御ブロック図。
【図4】同上の過給機制御における目標吸入空気量演算
ルーチンの前段を示すフローチャート。
【図5】同じく目標吸入空気量演算ルーチンの後段を示
すフローチャート。
【図6】基本デューティ値演算ルーチンの前段を示すフ
ローチャート。
【図7】同じく基本デューティ値演算ルーチンの後段を
示すフローチャート。
【図8】同じく最終出力デューティ値の演算ルーチンの
前段を示すフローチャート。
【図9】同じく最終出力デューティ値の演算ルーチンの
後段を示すフローチャート。
【図10】本発明に係る制御時の各種状態量の変化を示
すタイムチャート。
【符号の説明】
1 ディーゼル機関 4 可変容量ターボ過給機 5 アクチュエータ 10 デューティ制御弁 14 コントロールユニット 16 水温センサ 17 エアフロメータ
フロントページの続き Fターム(参考) 3G005 DA02 EA04 EA15 EA16 FA28 GA04 GB24 GC05 GC07 GC08 GD14 GD18 GE02 GE06 GE07 GE08 GE09 GE10 HA12 HA13 JA01 JA12 JA39 JA42 JA45 JB04 JB05 JB20 3G084 AA01 BA04 BA07 BA13 BA20 DA35 EB08 EB12 EB16 EC06 EC07 FA01 FA02 FA07 FA13 FA20 FA33 3G092 AA02 AA17 AA18 AB03 BA02 BB01 DB03 DC09 DE01S DF06 DG06 DG08 DG09 EA02 EA13 EA16 EA17 EA22 EC03 EC07 EC08 EC09 FA38 FA39 GA06 GA18 HA01X HA16X HB01Z HE01Z HE02Z HE08X HG07Z HG08Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過給状態を可変に制御する可変容量ターボ
    過給機を搭載した内燃機関の過給制御装置において、 機関の冷却水温度を検出する水温検出手段と、 検出された機関冷却水温度に基づいて前記過給機の制御
    量を補正する過給制御量補正手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の過給制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記過給制御量補正手段は、機関冷却水温
    度が所定温度以上であることを条件として、前記過給機
    の制御量を過給圧減少方向に補正することを特徴とする
    請求項1に記載の内燃機関の過給制御装置。
  3. 【請求項3】前記過給制御量補正手段は、過給機の制御
    量を機関冷却水温度の増大に応じて過給圧減少方向に補
    正している間に、機関冷却水温度の上昇速度が所定値以
    下に低下したときに、該制御量を所定期間クランプする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機
    関の過給制御装置。
  4. 【請求項4】前記過給制御量補正手段は、過給機の制御
    量を機関冷却水温度の増大に応じて過給圧減少方向に補
    正している間に、機関冷却水温度が上限設定温度以上と
    なったときに、該制御量を所定期間クランプすることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の過
    給制御装置。
  5. 【請求項5】機関冷却水温度が下限設定温度以下に低下
    したとき、前記制御量のクランプを終了することを特徴
    とする請求項3又は請求項4に記載の内燃機関の過給制
    御装置。
  6. 【請求項6】前記下限設定温度は、外気温度によって可
    変に設定されることを特徴とする請求項5に記載の内燃
    機関の過給制御装置。
  7. 【請求項7】前記制御量のクランプは、予め設定された
    時間行われることを特徴とする請求項3又は請求項4に
    記載の内燃機関の過給制御装置。
  8. 【請求項8】前記制御量のクランプ終了後、該制御量を
    機関冷却水温度に対する補正無しの値に徐々に近づける
    ランプ制御を行うことを特徴とする請求項3〜請求項7
    のいずれか1つに記載の内燃機関の過給制御装置。
  9. 【請求項9】前記過給機は、所定の条件で吸入空気量又
    は過給圧を目標値に近づけるようにフィードバック制御
    され、前記過給制御量補正手段は、前記フィードバック
    制御時に前記目標値を補正することを特徴とする請求項
    1〜請求項8のいずれか1つに記載の内燃機関の過給制
    御装置。
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