JPH05288060A - シーケンシャルターボエンジンの切換制御方法 - Google Patents

シーケンシャルターボエンジンの切換制御方法

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JPH05288060A
JPH05288060A JP4110904A JP11090492A JPH05288060A JP H05288060 A JPH05288060 A JP H05288060A JP 4110904 A JP4110904 A JP 4110904A JP 11090492 A JP11090492 A JP 11090492A JP H05288060 A JPH05288060 A JP H05288060A
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turbo
switching
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engine
turbo mode
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JP4110904A
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Minoru Nameki
稔 行木
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シングルターボモードからツインターボモー
ドへの切換時において、セカンダリターボ過給機の暖機
不足による過給圧上昇不良等を改善する。 【構成】 シーケンシャルターボエンジンのシングルタ
ーボモードからツインターボモードへの切換制御におい
て、特に、高負荷側の切換回転数を、切換補正マップに
よりセカンダリターボ温度が低いほど高回転数に定め
る。そしてセカンダリターボ過給機50が暖機不足で熱
容量の大きい状態では、中速域のように排気エネルギの
比較的小さい運転条件の場合にシングルターボモードに
保持し、ツインターボモード切換時の排気エネルギ損失
による過給圧上昇不良を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンとし
て、複数のターボ過給機を備えてシーケンシャルターボ
式に作動するシーケンシャルターボエンジンにおいて、
シングルターボモードからツインターボモードに移行す
る場合の切換制御方法に関し、詳しくはセカンダリター
ボ過給機の暖機不足対策に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用の過給機付エンジンとし
て、多気筒の排気系にプライマリとセカンダリのターボ
過給機を並列的に装備して、このターボ過給機をシーケ
ンシャルターボ式に作動するものが提案されている。こ
のシーケンシャルターボエンジンでは、プライマリター
ボ過給機が常に過給することが可能に構成され、セカン
ダリターボ過給機側には排気制御弁、吸気制御弁、過給
圧リリーフ弁等が設けられる。そして例えば低速域のシ
ングルターボモードでプライマリターボ過給機のみを作
動し、高速域のツインターボモードになると、先ずセカ
ンダリターボ過給機を予備回転し、次いで両ターボ過給
機を作動して走行状態に応じた最適なエンジン出力特性
を得ることを図っている。
【0003】ところでこの種のシーケンシャルターボエ
ンジンでは、エンジン運転状態によりシングルターボ領
域からツインターボ領域になると、セカンダリターボ過
給機を作動してツインターボモードに切換制御されるた
め、このとき排気には新たにセカンダリターボ過給機の
熱容量が負荷される。このためセカンダリターボ過給機
の暖機が不充分でその熱容量が大きい場合には、排気が
セカンダリターボ過給機の温度上昇に消費されてエネル
ギ損失し、ツインターボモードであるにもかかわらず、
過給圧の上昇不良を生じて走行性を損うことがある。従
って、ツインターボモードへの切換時には、このような
不具合を回避することが必要になる。
【0004】従来、上記シーケンシャルターボ式過給機
付エンジンのターボモード切換制御に関しては、例えば
特開平1−193023号公報の先行技術がある。ここ
でエンジンの冷態時には排気ガス温度が低いことから、
ツインターボモードへの切換を制限して、排気ガス温度
の上昇、触媒の活性化を促すことが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、エンジン自体の暖機状態に応じて
切換制御を変更するものであるから、セカンダリターボ
過給機の暖機不足に対する不具合を解消することができ
ない。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、シングルターボモードからツインターボモードへの
切換時において、セカンダリターボ過給機の暖機不足に
よる過給圧上昇不良等を改善することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、吸、排気系に並列的に配置されるプライ
マリターボ過給機とセカンダリターボ過給機を、シング
ルターボモードではプライマリターボ過給機のみを作動
し、ツインターボモードではプライマリターボ過給機と
セカンダリターボ過給機を共に作動するように制御する
シーケンシャルターボエンジンにおいて、エンジン運転
状態に基づいて、シングルターボモードとツインターボ
モードの一方から他方へ切換え、シングルターボモード
からツインターボモードへの切換条件を、セカンダリタ
ーボ過給機の暖機状態により切換補正マップを用いて補
正するものである。
【0008】
【作用】上記切換制御方法により、エンジン運転状態に
基づいて、シングルターボモードからセカンダリターボ
過給機も作動してツインターボモードに切換制御され、
このとき更にセカンダリターボ過給機の暖機状態に応じ
て、切換補正マップによりシングルターボ領域を変更す
るように補正される。これによりセカンダリターボ過給
機が暖機不足で熱容量の大きい状態では、排気エネルギ
の比較的小さい運転条件の場合にシングルターボモード
に保持されるようになり、こうしてツインターボモード
切換時の排気エネルギ損失による過給圧上昇不良が未然
に防止されて、安定した走行性能を生じるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、水平対向式エンジンにシーケンシ
ャルターボ式過給機を装着した場合の全体の構成につい
て説明する。符号1は水平対向式エンジンのエンジン本
体であり、クランクケース2の左右のバンク3,4に、
燃焼室5、吸気ポート6、排気ポート7、点火プラグ
8、動弁機構9等が設けられている。またこのエンジン
短縮形状により左右バンク3,4の直後に、プライマリ
ターボ過給機40とセカンダリターボ過給機50がそれ
ぞれ配設されている。排気系として、左右バンク3,4
からの共通の排気管10が両ターボ過給機40,50の
タービン40a,50aに連通され、タービン40a,
50aからの排気管11が1つの排気管12に合流して
触媒コンバータ13、マフラ14に連通される。
【0010】吸気系として、エアクリーナ15から2つ
に分岐した吸気管16,17はそれぞれ両ターボ過給機
40,50のブロワ40b,50bに連通され、このブ
ロワ40b,50bからの吸気管18,19がインター
クーラ20に連通される。そしてインタークーラ20か
らスロットル弁21を有するスロットルボデー27を介
してチャンバ22に連通され、チャンバ22から吸気マ
ニホールド23を介して左右バンク3,4の各気筒に連
通されている。またアイドル制御系として、エアクリー
ナ15の直下流と吸気マニホールド23の間のバイパス
通路24に、アイドル制御弁25、負圧で開く逆止弁2
6が設けられ、アイドル時や減速時に吸入空気量を制御
するようになっている。
【0011】燃料系として、吸気マニホールド23のポ
ート近傍にインジェクタ30が配設され、燃料ポンプ3
1を有する燃料タンク32からの燃料通路33が、フィ
ルタ34、燃圧レギュレータ35を備えてインジェクタ
30に連通される。燃圧レギュレータ35は、吸気圧力
に応じて調整作用するものであり、これによりインジェ
クタ30に供給する燃料圧力を吸気圧力に対して常に一
定の高さに保って、噴射信号のパルス幅により燃料噴射
制御することが可能になっている。点火系として、点火
プラグ8にイグナイタ36からの点火信号が入力するよ
うに接続されている。
【0012】プライマリターボ過給機40の作動系につ
いて説明する。プライマリターボ過給機40は、タービ
ン40aに導入する排気のエネルギによりブロワ40b
を回転駆動し、空気を吸入、加圧して常に過給するよう
に作動する。タービン側にはダイアフラム式アクチュエ
ータ42を備えたウエイストゲート弁41が設けられ
る。またブロワ40bの上、下流との間からアクチュエ
ータ42の圧力室に、デューティソレノイド弁43を有
する制御圧通路44が設けられ、デューティソレノイド
弁43で過給圧をリークすることで制御圧を生じてアク
チュエータ42に作用し、ウエイストゲート弁41の開
度を変化して過給圧を制御する。ここで例えばデューテ
ィ比が大きい場合は、リーク量の増大により制御圧を低
下し、ウエイストゲート弁41の開度を減じて過給圧を
上昇する。逆にデューティ比が小さくなると、高い制御
圧で開度を増して過給圧を低下する。
【0013】一方、スロットル弁急閉時のブロワ回転の
低下や吸気騒音の発生を防止するため、ブロワ40bの
上、下流の間にバイパス通路46が連通される。そして
このバイパス通路46にエアバイパス弁45が、スロッ
トル弁急閉時にマニホールド負圧により開いて、ブロワ
下流に封じ込められる加圧空気を迅速にリークするよう
に設けられる。
【0014】セカンダリターボ過給機50の作動系につ
いて説明する。セカンダリターボ過給機50は同様に排
気によりタービン50aとブロワ50bが回転駆動して
過給する。タービン側にウエイストゲート弁51が各別
に設けられ、アクチュエータ52、デューティソレノイ
ド弁53を有する制御圧通路54により過給圧制御す
る。一方タービン50aの上流の排気管10には、ダイ
アフラム式アクチュエータ56を備えた排気制御弁55
が設けられ、ブロワ50bの下流には同様のアクチュエ
ータ57を備えた吸気制御弁58が設けられ、ブロワ5
0bの上、下流の間に過給圧リリーフ弁60を備えたリ
リーフ通路59が連通されている。
【0015】これらの各弁の圧力動作系について説明す
ると、吸気マニホールド23からの通路61がチェック
弁62を有してサージタンク63に連通されて、スロッ
トル弁全閉時に負圧を貯え且つ脈動圧を緩衝するように
なっている。過給圧リリーフ弁60の一方のスプリング
室には、サージタンク63からの負圧通路64と吸気制
御弁58の下流の過給圧による正圧通路65が、切換用
ソレノイド弁70と通路66を介して連通され、電気信
号により負圧を作用して開き、正圧を作用して閉じる。
【0016】吸気制御弁58のアクチュエータ57は、
一方の室に正圧通路67により常に正圧が作用し、スプ
リング室に上記正圧通路65と負圧通路64が、切換用
ソレノイド弁71と通路68を介して連通される。そし
て電気信号によりスプリング室に負圧を作用して吸気制
御弁58を閉じ、両室を正圧にした際のスプリング力に
より吸気制御弁58を開く。排気制御弁55のアクチュ
エータ56は、一方の室に大気圧と負圧を切換える第2
の切換用ソレノイド弁74が通路69を介して連通さ
れ、他方の室に正圧と負圧を切換える第1の切換用ソレ
ノイド弁73が通路75を介して連通される。そして電
気信号により一方の室に大気圧を他方の室に負圧を作用
して排気制御弁55を閉じ、一方の室に負圧を他方の室
に正圧を作用して排気制御弁55を開くように構成され
る。
【0017】各種のセンサについて説明すると、差圧セ
ンサ80が吸気制御弁58の上、下流の差圧を検出する
ように設けられ、絶対圧センサ81が切換用ソレノイド
弁76により吸気管圧力と大気圧を選択して検出するよ
うに設けられる。また、エンジン本体1にクランク角セ
ンサ82、ノックセンサ83、水温センサ84が設けら
れ、動弁機構9のカムシャフトに連設した図示しないカ
ムロータに対向してカム角センサ85が設けられ、排気
管10にO2 センサ86が設けられ、スロットル弁21
にスロットル開度センサ87が設けられ、エアクリーナ
15の直下流に吸入空気量センサ88が設けられてい
る。
【0018】図2において、電子制御系の全体の構成に
ついて説明する。先ず、マイクロコンピュータ等からな
る制御ユニット100は、I/O101、CPU10
2、RAM103、バックアップRAM104、ROM
105、定電圧回路106を備えている。またイグニッ
ションスイッチ90をONすると、リレー91をONし
バッテリ92から定電圧回路106に電力を供給して、
制御ユニット100の各種制御を実行し、駆動回路10
7によりリレー93をONし燃料ポンプ31を通電して
駆動する。CPU102はROM105に格納されてい
る演算プログラムに基づいて、I/O101から各種セ
ンサ80〜88の信号を入力し、RAM103に記憶さ
れているデータ,及びROM105に格納されているマ
ップ等の固定データに基づき演算処理する。そして駆動
回路107から各種切換用ソレノイド弁70,71,7
3,74,76に切換信号を、デューティソレノイド弁
43,53にデューティ信号を出力してシーケンシャル
ターボ制御し、インジェクタ30に噴射信号を出力して
燃料噴射制御する。またイグナイタ36に点火信号を出
力して点火時期制御し、アイドル制御弁25に制御信号
を出力してアイドル制御するように構成されている。
【0019】またセカンダリターボ過給機50の暖機不
足に対する切換制御の補正対策として、図1のようにセ
カンダリターボ過給機50のタービンハウジング50d
に、その暖機状態を検出するセカンダリターボ温度セン
サ89が取付けられる。そしてこの温度センサ89のセ
カンダリターボ温度Tseが、図2のように制御ユニッ
ト100のI/O101に入力してシングルターボモー
ドからツインターボモードへの切換回転数を補正する。
【0020】即ちモード判定は、図7(a)に示すよう
に特に高負荷時の切換回転数の設定値Nbが低速側に設
定されており、このためセカンダリターボ過給機50の
暖機不足に対する影響が大きい。そこで切換補正マップ
は同図(e)のように、セカンダリターボ温度Tseが
低いほど高負荷時切換回転数の設定値Nbが高回転数に
設定され、セカンダリターボ温度Tseが低い程高負荷
時のツインターボモードへの切換を高速側に変更するよ
うになっている。
【0021】次に、図3ないし図6のフローチャートを
用いて制御ユニット100によるシーケンシャルターボ
制御について説明する。図3のメインルーチンは所定時
間毎に実行される。先ずステップS1でセカンダリター
ボ過給機作動時に1にセットされるセカンダリターボ過
給機作動判別フラグF1の値を参照し、F1=0の不作
動の場合はステップS2〜S4に進み、図7(a)のタ
ーボモード判定マップに基づいて判定する。
【0022】このターボモード判定マップは、エンジン
負荷を示す一例としての基本噴射量Tpとエンジン回転
数Nに対するセカンダリターボ過給機作動開始の設定値
Tps,Nb,Ncにより、予めシングルとツインの各
ターボモードが与えられている。即ち、Tp≦Tps、
N<Ncの低負荷低中速、またはTp>Tps、N<N
bの高負荷低速の条件ではシングルターボモードに設定
される。またこれ以外のTp≦Tps、N≧Ncの低負
荷高速、またはTp>Tps、N≧Nbの高負荷中高速
の条件ではツインターボモードに設定される。尚、セカ
ンダリターボ過給機の作動、停止のハンチングを防止す
るため、作動停止設定値Naにヒステリシスを設けてい
る。
【0023】そこでS2で基本噴射量Tpと設定値Tp
sを比較して、Tp≦Tpsの場合にはステップS3へ
進み、エンジン回転数Nと設定値Ncとを比較し、N<
Ncの場合にシングルターボモードと判断してステップ
5へ進む。またステップS2でTp>Tpsの場合には
ステップS86に進み、図7(e)の切換補正マップを
参照して、セカンダリターボ温度Tseに対する高負荷
側切換回転数の設定値Nbを定める。その後ステップS
4でエンジン回転数Nと設定値Nbとを比較して、N<
Nbの場合に同様にシングルターボモードと判断する。
【0024】このシングルターボ制御ルーチンでは、ス
テップS5で切換用ソレノイド弁70の出力信号G1を
0にして過給圧リリーフ弁60を開く。またステップS
6で切換用ソレノイド弁71の出力信号G2を0にして
吸気制御弁58を閉じ、ステップS7,S8で切換用ソ
レノイド弁73,74の出力信号G3,G4を0にして
排気制御弁55を閉じ、ステップS9でセカンダリ側デ
ューティソレノイド弁53のデューティ比DseをFF
H(100%)にしてウエイストゲート弁51を全閉す
る。その後、ステップS10でエンジン回転数Nとスロ
ットル開度Thとに基づき、予め実験等により得られた
シングルターボモード時の最適値がストアされているR
OM105に格納されたシングルターボモード目標過給
圧マップを補間計算付きで参照して目標過給圧Ptを設
定し、ステップS11でセカンダリターボ過給機作動判
別フラグF1をクリアする。またステップS12でディ
レー時間のカウント値Cをクリアする。
【0025】次いで図5、図6の過給圧制御ルーチンで
は、先ずステップS13で目標過給圧Ptと実過給圧P
bの偏差Δpを算出し、ステップS14でその偏差の絶
対値|Δp|を設定値Δpsと比較して小さい場合は、
実過給圧Pbが目標過給圧Ptの許容範囲に収束してい
ると判断してステップS15で積分分制御量Diを零に
し、ステップS16で比例分制御量Dpも零にする。そ
してステップS17でデューティ比Dを、前回の値Do
に積分分及び比例分の制御量Dp,Diを加算して求め
るのであり、この場合は前回の値Doと同一になる。そ
の後ステップS18でフラグF1の値を参照し、既に0
になっているので、ステップS19で上記デューティ比
Dをプライマリ側デューティソレノイド弁43のデュー
ティ比Dprとして出力し、ステップS20でこのデュ
ーティ比Dを前回の値Doとしてストアする。
【0026】このモードにおいて、目標過給圧Ptと実
過給圧Pbの偏差の絶対値|Δp|が設定値Δpsより
大きくなると、ステップS14からステップS21に進
んで実過給圧Pbの目標過給圧Ptに対する大小関係を
チェックする。そこで図8のt1のように実過給圧Pb
が低下した条件では、ステップS22でデューティ比D
のダウン補正時に1にセットされるPI制御判別フラグ
F2の値を参照し、F2=1でありデューティ比Dのア
ップが初回の場合は、ステップS23で積分分制御量D
iを零にする。そしてステップS24でフラグF1の値
を参照してステップS25に進み、偏差Δpに応じた比
例分アップ量Pup1を設定する。
【0027】ここで、シングルターボモードでは、比例
分制御量Dpが図7(c)の比例分補正量マップの実線
のように、積分分制御量Diが(d)の積分分補正量マ
ップの実線のように制御量の大きいステップ状に設定さ
れている。また、ツインターボモードでは、偏差Δpに
対する比例分制御量Dpと積分分制御量Diが、両ター
ボ過給機40,50の作動配分に基づいて設定される。
そこで例えば両ターボ過給機40,50の作動配分を等
分に設定する場合は、比例分と積分分の制御量Dp,D
iが1種類で済むことになり、このため図7(c),
(d)の破線のように1つの制御量に設定される。
【0028】このためS25では上記マップにより偏差
Δpに応じた比例分アップ量Pup1を大き目に設定
し、ステップS26でこれを比例分制御量Dpに定め、
ステップS27でPI制御判別フラグF2をクリアして
ステップS17以降に進む。従って、プライマリ側デュ
ーティソレノイド弁43のデューティ比Dprが比例分
制御量Dpだけ増大し、ウエイストゲート弁41の開度
が減じて実過給圧Pbが図8のように比較的大きく上昇
される。
【0029】また2回目以降はステップS22のフラグ
F2によりステップS28に進みフラグF1の値を参照
して、ステップS29で図7(d)のマップにより偏差
Δpに応じた積分分アップ量Iup1を検索して、ステ
ップS30でこれを積分分制御量Diに定め、且つステ
ップS31で比例分制御量Dpを零にする。そこで図8
のt2のような2回目以降の場合は積分分制御量Diに
より実過給圧Pbが徐々に上昇され、これらの補正によ
り実過給圧Pbが目標過給圧Ptに追従する。そして、
t3で偏差Δpが設定値Δpsより小さくなって収束す
ると、ステップS14からステップS15以降に進んで
制御を中断する。
【0030】一方、図8のt5のように実過給圧Pbの
高い側で偏差Δpが設定値Δpsより大きくなると、ス
テップS21からステップS32に進み、この場合は上
述の制御でフラグF2が0になっていることで、このフ
ラグF2により初回の場合はステップS33以降に進
む。そこで、ステップS33で積分分制御量Diを0に
し、ステップS34でフラグF1の値を参照してステッ
プS35に進み、同様のマップにより偏差Δpに応じた
比例分ダウン量Pdo1を検索し、ステップS36でこ
れを比例分制御量Dpに定めて、ステップS37でPI
制御判別フラグF2を1にしてステップS17以降に進
む。従って、プライマリ側デューティソレノイド弁43
のデューティ比Dprが比例分制御量Dpだけ減少し、
ウエイストゲート弁41の開度が増して実過給圧Pbが
図8のように比較的大きく低下される。
【0031】また2回目以降はステップS32のフラグ
F2によりステップS38に進みフラグF1の値を参照
して、ステップS39で同様のマップにより偏差Δpに
応じた積分分ダウン量Ido1を検索し、ステップS4
0でこれを積分分制御量Diに定め、且つステップS4
1で比例分制御量Dpを0にする。そこで、図8のt6
のような2回目以降の場合は、積分分制御量Diにより
実過給圧Pbが徐々に低下される。こうしてこのシング
ルターボモードでは、セカンダリターボ過給機50が不
作動でプライマリターボ過給機40のみが作動し、且つ
PI制御制御量によるウエイストゲート弁41の開度変
化により、この場合の比較的低い目標過給圧Ptに対し
て実過給圧Pbが常に応答良く追従するようにフィード
バック制御される。
【0032】次いで、ステップS2〜S4によりTp≦
Tps,N≧Ncの場合、又はTp>Tps,N≧Nb
の場合でツインターボモードと判断すると、図4の予備
回転制御ルーチンを実行する。
【0033】ここで、このモード切換時には、セカンダ
リターボ過給機側に設けられている3種類の弁55,5
8,60に着目し、先ず過給圧リリーフ弁60を閉じ、
次いで排気制御弁55を開き、その後吸気制御弁58を
開くように順次開閉制御することで、予備回転制御する
ことができる。またこれらの弁55,58,60を使用
することで弁特性等が同一になって、トルク変動の少な
い状態でツインターボモードに移行することができる。
このことから予備回転開始後に過給圧リリーフ弁60を
閉じる第1のディレー時間T1、排気制御弁55を開く
第2のディレー時間T2、及び吸気制御弁58を開く第
3のディレー時間T3がそれぞれ定められ、T1<T2
<T3の関係で設定されている。
【0034】そこで、ステップS50で、図9の予備回
転開始時点tsからの時間のカウント値Cを第1のディ
レー時間T1と比較して、C<T1の場合はステップS
51に進んでカウント値Cをインクリメントする。そし
てステップS52でプライマリ側デューティソレノイド
弁43のデューティ比DprをFFHに定めてウエイス
トゲート弁41を全閉し、プライマリターボ過給機40
による実過給圧Pbが出力ダウンを生じないように少し
高めに制御される。また、ステップS53でセカンダリ
側デューティソレノイド弁53もデューティ比Dseを
FFHに定めてウエイストゲート弁51を全閉し、効率
良く予備回転することが可能に準備される。
【0035】カウント値Cが第1のディレー時間T1に
達すると、ステップS50からステップS54に進み、
切換用ソレノイド弁70に対する出力状態をチェック
し、開信号(G1=0)の場合はステップS55で切換
用ソレノイド弁70の出力信号G1を1にして、図9の
ように過給圧リリーフ弁60を閉じる。そこでこれ以降
は、ステップS54からステップS56に進み、カウン
ト値Cを第2のディレー時間T2と比較して、その時間
に達しない場合は上述と同様にカウント値Cをインクリ
メントする。そして第2のディレー時間T2に達する
と、ステップS57で切換用ソレノイド弁73に対する
出力状態をチェックし、閉信号(G3=0)の場合はス
テップS58で第1の切換用ソレノイド弁73の出力信
号G3を1にして、アクチュエータ56の一方の室に正
圧を供給する。またステップS59で切換用ソレノイド
弁74に対する出力状態をチェックし、閉信号(G4=
0)ではステップS60で第2の切換用ソレノイド弁7
4の出力信号G4を1にして、アクチュエータ56の他
方の室に負圧を供給するのであり、こうして図9のよう
に排気制御弁55を開く。これにより排気の一部がセカ
ンダリターボ過給機50のタービン50aに導入して予
備回転される。
【0036】その後ステップS61でカウント値Cを第
3のディレー時間T3と比較し、その時間T3に達する
と、ステップS62で差圧センサ80の出力電圧Eを設
定値Esと比較する。そして差圧が略零になると、ステ
ップS63で切換用ソレノイド弁71に対する出力状態
をチェックし、閉信号(G2=0)の場合はステップS
64で切換用ソレノイド弁71の出力信号G2を1にし
て、図9のように吸気制御弁58を開き、ステップS6
5でセカンダリターボ過給機作動判別フラグF1を1に
する。このため吸気制御弁58が開いた時点tgで、セ
カンダリターボ過給機50が予備回転を終了して実質的
に作動し、トルク変動の少ない状態で自動的にツインタ
ーボモードに移行するようになる。
【0037】このツインターボ制御ルーチンでは、図3
のステップS1からステップS70に進みエンジン回転
数Nをセカンダリターボ過給機作動停止の設定値Naに
対してチェックする。そしてN≧Naの場合には、ステ
ップS71〜74で各弁の切換用ソレノイド弁に対する
出力信号G1〜G4を上述の状態に保持する。またステ
ップS75でエンジン回転数Nとスロットル開度Thと
に基づき、ツインターボモード目標過給圧マップを補間
計算付きで参照して、このモードの目標過給圧Ptを、
図7(b)に示すように高か目に設定し、ステップS1
3,S14,S21で実過給圧Pbの目標過給圧Ptに
対する追従状態を判断する。ところでこのモードの初期
においては、上述の予備回転時のようにプライマリとセ
カンダリのターボ過給機40,50のウエイストゲート
弁41,51が共に全閉してフル作動の状態にあり、こ
のため一般的には実過給圧Pbが上昇して、図8のt5
のようにその高い側で偏差Δpが大きくなる。
【0038】そこでこの場合の過給圧制御ルーチンで
は、初回の場合にステップS21からステップS32,
S33,S34を介してステップS76に進み、図7
(c)のマップの破線を用いて偏差Δpに応じた比例分
ダウン量Pdo2を検索し、ステップS77でこれを比
例分制御量Dpとしてデューティ比Dを算出する。また
ステップS18からS78,S79に進み、プライマリ
とセカンダリのデューティソレノイド弁43,53のデ
ューティ比Dpr,Dseが等しく上記デューティ比D
にセットされ、両ウエイストゲート弁41,51の開度
を等しく増して実過給圧Pbが低下される。そして、2
回目以降では、ステップS32からステップS38を介
してステップS80に進み、図7(d)のマップの破線
を用いて積分分ダウン量Ido2を検索し、ステップS
81でこれを積分分制御量Diにすることで、実過給圧
Pbが徐々に低下されて目標過給圧Ptに近ずく。
【0039】また図8のt1のように実過給圧Pbの低
い側で偏差Δpが大きくなると、初回の場合は、ステッ
プS21からS22,S23,S24を介してステップ
S82,S83に進み、同様にして偏差Δpに応じた比
例分アップ量Pup2で比例分制御量Dpを定める。2
回目以降では、ステップS22からS28を介してステ
ップS84,S85に進み、同様にして偏差Δpに応じ
た積分分アップ量Iup2で積分分制御量Diを定めて
デューティ比Dを算出する。そして、プライマリとセカ
ンダリのデューティソレノイド弁43,53のデューテ
ィ比Dpr,Dseが等しく上記デューティ比Dにセッ
トされ、両ウエイストゲート弁41,51の開度が等し
く減じて実過給圧Pbが上昇され、実過給圧Pbが目標
過給圧Ptに追従するようになる。こうして、このツイ
ンターボモードでは、プライマリとセカンダリのターボ
過給機40,50がそれらのウエイストゲート弁41,
51により常に等分に作動し、この両ターボ過給機4
0,50の共動により実過給圧Pbが適正な高いレベル
に制御される。
【0040】次いで、減速時にはステップS70でエン
ジン回転数Nがチェックされ、セカンダリターボ過給機
作動停止設定値Naより低下すると、ステップS70か
らステップS5以降に進む。そして各切換用ソレノイド
弁に対する出力信号G1〜G4を反転して、過給圧リリ
ーフ弁60を開き、吸気制御弁58と排気制御弁55を
閉じてシングルターボモードに戻る。以上、シングルタ
ーボモードとツインターボモードの制御の状態、出力特
性をまとめて示すと、図10のようになる。
【0041】一方、上述のステップS86で、高負荷時
の切換回転数の設定値Nbが、図7(e)の切換補正マ
ップによりセカンダリターボ温度Tseとの関係で定め
られる。このためエンジン運転直後のようにセカンダリ
ターボ過給機50の温度が低くて暖機不足を生じ、その
熱容量の大きい場合は、その切換回転数の設定値Nb
が、図7(a)のNb1のように高速側に移動してシン
グルターボ領域を拡大するように補正される。そこで高
負荷時でも中速域のように排気エネルギの比較的小さい
運転条件では、シングルターボモードに保持される。従
って、セカンダリターボ過給機50の大きい熱容量によ
り排気エネルギが損失して、過給圧上昇不良を生じるこ
とが未然に防止される。そして設定値Nb1以上の高速
時になって排気のエネルギが充分に増大した条件になる
と、シングルターボモードからツインターボモードに切
換制御され、セカンダリターボ過給機50を暖機しつつ
作動して、適確に高い目標過給圧Ptに制御される。
【0042】このような切換補正を数回繰返すことによ
り、セカンダリターボ過給機50は暖機されて温度上昇
するようになり、これに伴い設定値Nb1が徐々に中速
側に戻る。そしてセカンダリターボ過給機50が所定の
高温状態になって熱容量が小さくなると、本来の中速域
の設定値Nbに設定され、これ以降はエンジン回転数N
の低い状態からツインターボモードに切換えられて排気
のエネルギ損失を生じることなく高い目標過給圧Ptに
制御され、エンジン出力を増大する。
【0043】以上、本発明の実施例について説明した
が、水平対向式以外のエンジンにも適用できる。また、
セカンダリターボ過給機50の暖機状態に応じて、低負
荷と高負荷の切換え設定値Nb,Ncを共に補正しても
良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シーケンシャルターボエンジンにおいて、運転状態によ
りシングルターボモードからツインターボモードに切換
制御される場合に、セカンダリターボ過給機の暖機状態
により切換条件が補正されるので、セカンダリターボ過
給機の熱容量によりツインターボモードで過給圧上昇不
良を生じることが確実に防止される。またこれに伴い走
行性が安定し、排気ガス浄化装置の早期活性化を促すこ
とができる。
【0045】切換補正マップにより、セカンダリターボ
温度が低いほど切換回転数の設定値が高回転数に設定さ
れているので、セカンダリターボ過給機の暖機状態に応
じて適切且つ円滑に切換条件を補正することができ、制
御も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシーケンシャルターボエンジンの
切換制御方法に適した実施例を示す全体の構成図であ
る。
【図2】制御系の全体の回路図である。
【図3】シーケンシャルターボ制御のメインルーチンを
示すフローチャートである。
【図4】予備回転制御ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図5】過給圧制御ルーチンの低下補正等を示すフロー
チャートである。
【図6】過給圧制御ルーチンの上昇補正等を示すフロー
チャートである。
【図7】種々のマップを示す図である。
【図8】過給圧制御の状態を示すタイムチャートであ
る。
【図9】予備回転モードの各弁の開閉状態、過給圧の状
態を示すタイムチャートである。
【図10】シングルターボモードとツインターボモード
の制御と出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 10,11,12 排気管 16,17,18,19 吸気管 40 プライマリターボ過給機 50 セカンダリターボ過給機 55 排気制御弁 58 吸気制御弁 60 過給圧リリーフ弁 89 セカンダリターボ温度センサ 100 制御ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸、排気系に並列的に配置されるプライ
    マリターボ過給機とセカンダリターボ過給機を、シング
    ルターボモードではプライマリターボ過給機のみを作動
    し、ツインターボモードではプライマリターボ過給機と
    セカンダリターボ過給機を共に作動するように制御する
    シーケンシャルターボエンジンにおいて、エンジン運転
    状態に基づいて、シングルターボモードとツインターボ
    モードの一方から他方へ切換え、シングルターボモード
    からツインターボモードへの切換条件を、セカンダリタ
    ーボ過給機の暖機状態により切換補正マップを用いて補
    正することを特徴とするシーケンシャルターボエンジン
    の切換制御方法。
  2. 【請求項2】 上記切換補正マップは、高負荷側切換回
    転数の設定値がセカンダリターボ温度が低いほど高回転
    数に設定されることを特徴とする請求項1記載のシーケ
    ンシャルターボエンジンの切換制御方法。
  3. 【請求項3】 上記シーケンシャルターボ制御では、エ
    ンジン運転状態に応じてシングルターボモードとツイン
    ターボモードを判断するメインルーチンを有して、この
    メインルーチンが、セカンダリターボ過給機の作動状態
    を判断する手順と、セカンダリターボ過給機不作動の場
    合にエンジン負荷状態を判断する手順と、高負荷時に切
    換補正マップを参照して切換回転数の設定値を定める手
    順と、低負荷及び高負荷時にそれぞれ切換回転数の設定
    値とエンジン回転数を比較してシングルターボモードま
    たはツインターボモードを判断する手順とを備えること
    を特徴とする請求項1記載のシーケンシャルターボエン
    ジンの切換制御方法。
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