JP2000002102A - 内燃機関用バルブタイミング調整装置 - Google Patents

内燃機関用バルブタイミング調整装置

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JP2000002102A
JP2000002102A JP14847499A JP14847499A JP2000002102A JP 2000002102 A JP2000002102 A JP 2000002102A JP 14847499 A JP14847499 A JP 14847499A JP 14847499 A JP14847499 A JP 14847499A JP 2000002102 A JP2000002102 A JP 2000002102A
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housing
side wall
seal member
internal combustion
combustion engine
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JP14847499A
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English (en)
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Hiroyuki Yamazaki
博之 山▲崎▼
Kazutoshi Iwasaki
和俊 岩▲さき▼
Michio Adachi
美智雄 安達
Masayasu Ushida
正泰 牛田
Hisashi Kayano
久 茅野
Isamu Inai
勇 稲井
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/3445Details relating to the hydraulic means for changing the angular relationship
    • F01L2001/34479Sealing of phaser devices

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化可能なバルブタイミング調整装置を提
供すること。 【解決手段】 駆動軸とともに回転するハウジング部材
であって、ハウジング部材の一方の側壁1と他方の側壁
と周壁とが一体に形成されたシューハウジング3とで構
成されたハウジング部材と、従動軸とともに回転し、ハ
ウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲に限
り相対回動可能に収容されるベーンロータ9とを備え、
一方の側壁1には、ギアが形成されていることを特徴と
している。これにより、一体に形成されたシューハウジ
ング3の外径によらずに、ギアが形成された一方の側壁
1の外径を定めることができるので、装置を小型化する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
「内燃機関」をエンジンという)の吸気バルブおよび排
気バルブの少なくともいずれか一方の開閉時期(以下、
「開閉時期」をバルブタイミングという)を運転条件に
応じて変更するためのバルブタイミング調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気バルブおよび排気バルブ
の少なくともいずれか一方のバルブタイミングを調整す
るバルブタイミング調整装置として特開平5−2149
07号公報および実開平2−50105号公報に開示さ
れるものが知られている。これらのバルブタイミング調
整装置は、エンジンの駆動軸としてのクランクシャフト
から従動軸としてのカムシャフトに駆動力を伝達する駆
動力伝達手段にベーンを用いている。ベーンはハウジン
グ内に相対回動自在に収容され、ハウジングに対するベ
ーンの位相差を作動油等の液圧により制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−21490
7号公報に開示されるバルブタイミング調整装置のハウ
ジングは、一つの周壁とこの周壁の軸方向両端面を覆う
二つの側壁とから構成されている。このようにハウジン
グを三部材で構成すると、次のような問題が生じる。
【0004】(1)作動流体の漏れを防止するために周
壁と各側壁との接合面にシール部材が必要となるので、
部品点数が増加するとともに、周壁と各側壁との接合面
にシール部材を配設させるための溝の分だけハウジング
の外径が大きくなる。
【0005】(2)各部材の加工精度および組付精度の
ばらつきにより、ハウジングを構成する両側壁の軸受け
部における芯ずれが増大する。
【0006】このような三部材でハウジングを構成する
バルブタイミング調整装置に対し、実開平2−5010
5号公報に開示されるものではハウジングを構成するギ
ア側壁と周壁とが一体に形成されているので、前述した
ような問題点を解決することができる。
【0007】しかしながら、このような構造にするとギ
ア側壁の径はハウジングの周壁の径によって決定され、
ギア側壁を小径化することができなくなってしまい、全
体の部品の大きさが制約される。さらに、ハウジングの
周壁と一方の側壁とを一体に形成した場合、周壁と側壁
との内壁角部が鈍り内壁角部におけるシール性が低下す
るという問題がある。また、その材質についても硬さ、
強度等の面で制約される。
【0008】本発明の目的は、小型化可能なバルブタイ
ミング調整装置を提供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、製造コストを低減す
るとともに軽量化を実現し、駆動軸と従動軸との位相差
を高精度に制御可能なバルブタイミング調整装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
エンジン用バルブタイミング調整装置は、内燃機関の駆
動軸から内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの少な
くともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達す
る駆動力伝達系に設けられる内燃機関用バルブタイミン
グ調整装置において、駆動軸または従動軸のいずれか一
方とともに回転するハウジング部材であって、ハウジン
グ部材の一方の側壁が駆動軸または従動軸のいずれか一
方と結合し、他方の側壁と周壁とが一体に形成されたハ
ウジング部材と、駆動軸または従動軸の他方とともに回
転し、ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度
範囲に限り相対回動可能に収容されるベーン部材とを備
え、一方の側壁には、ギアが形成されていることを特徴
としている。
【0011】これによると、ハウジング部材の一方の側
壁と駆動軸または従動軸のいずれか一方とを結合させ、
他方の側壁と周壁とを一体に形成し、前記一方の側壁に
より、駆動力の伝達が行われる。そのため、一体に形
成された他方の側壁と周壁との外径によらずに、ギアが
形成された一方の側壁の外径を定めることができ、部品
の大きさの制約を小さくすることが可能となる。即ち、
ハウジング部材の周壁の径に関係なく駆動力の伝達を行
う側壁の径を小径化できる。したがって、装置の体格を
小さくすることができる。
【0012】さらに、ハウジング部材を構成する部品
点数が減少し部材同士の接合部が減少するのでシール性
が向上する。さらにまた、ハウジング部材およびシー
ル部材の部品点数が減少するので組付けが容易になる。
さらにまた、ハウジング部材の部品点数が減少するこ
とにより、加工精度および組付精度のばらつきにともな
う芯ずれが減少する。さらにまた、駆動力を受ける側
壁と周壁とを一体に形成しないことにより、駆動力を受
ける側壁が性能上必要な特性(例えば硬さ、強度等)と
無関係にハウジング部材の周壁と駆動力を受けない側の
側壁とを一体に形成する部材の材質を例えばアルミ等に
選択することができる。
【0013】請求項2に記載の内燃機関用バルブタイミ
ング調整装置は、前記一方の側壁の外径は、前記他方の
側壁および前記周壁の外径よりも小さいことを特徴とし
ている。
【0014】請求項3に記載の内燃機関用バルブタイミ
ング調整装置では、他方の側壁と周壁とは、アルミによ
って一体に形成されていることを特徴としている。
【0015】これによると、アルミで形成することによ
り、ハウジング部材の加工が容易になり、かつ装置が軽
量化される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。本発明の一実施例に
よるエンジン用バルブタイミング調整装置を図1および
図2に示す。図1に示すハウジング部材の側壁としての
タイミングギア1は、図示しないギア列により図示しな
いエンジンの駆動軸としてのクランクシャフトと結合し
て駆動力を伝達され、クランクシャフトと同期して回転
する。従動軸としてのカムシャフト2は、タイミングギ
ア1から駆動力を伝達され、図示しない吸気バルブおよ
び排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉駆動す
る。カムシャフト2は、タイミングギア1に対し所定の
位相差をおいて回動可能である。タイミングギア1およ
びカムシャフト2は図1に示す矢印X方向からみて時計
方向に回転する。以下この回転方向を進角方向とする。
【0017】タイミングギア1とシューハウジング3と
の間には、薄板上に形成されたリアプレート18が介在
している。このリアプレート18により、タイミングギ
ア1とシューハウジング3との間からの油漏れを防止し
ている。タイミングギア1、シューハウジング3および
リアプレート18は駆動側回転体としてハウジング部材
を構成し、ボルト20により同軸上に固定されている。
【0018】シューハウジング3は周壁4と側壁として
のフロントプレート5とからなり、アルミダイカストに
より一体に形成されている。シューハウジング3はタイ
ミングギア1と別体に形成されているので、タイミング
ギア1はシューハウジング3よりも外径を小さくするこ
ともできる。図2に示すように、シューハウジング3は
周方向にほぼ等間隔に台形状に形成されたシュー3a、
3b、3cを有している。シュー3a、3b、3cの周
方向の三箇所の間隙にはそれぞれベーン部材としてのベ
ーン9a、9b、9cを収容する収容室としての扇状空
間部40が形成されており、シュー3a、3b、3cの
内周面は、断面円弧状に形成されている。
【0019】図3に示すように、シューハウジング3の
周壁4とフロントプレート5とが形成する内壁角部3d
は直角ではなく鈍っている。この内壁角部3dの鈍り
は、型による成形加工であれば型摩耗、切削加工であれ
ば切削工具摩耗により生じる。フロントプレート5とリ
アプレート18との間の軸長L1 は本実施例ではL1 =
22〜25mmに設定されている。
【0020】図2に示すように、ベーン部材としてのベ
ーンロータ9は周方向にほぼ等間隔にベーン9a、9
b、9cを有し、このベーン9a、9b、9cがシュー
3a、3b、3cの周方向の間隙に形成されている扇状
空間部内に回動可能に収容されている。図1に示すよう
に、ベーンロータ9およびブッシュ6は、ボルト21に
よりカムシャフト2に一体に固定されており、従動側回
転体を構成している。ベーンロータ9と一体に固定され
るブッシュ6は、フロントプレート5の内周壁に相対回
動可能に嵌合している。
【0021】図2および図4に示すように、ベーンロー
タ9の外周壁と周壁4の内周壁との間には微小クリアラ
ンス50が設けられている。このクリアランス50の大
きさは、内壁角部3dとベーンロータ9の角部との干渉
を避け、ならびにシューハウジング3とベーンロータ9
との芯ずれを考慮して設定されている。図3に示すよう
に、シール部材16は、ベーン9a、9b、9cの外周
壁に形成された溝9e、ならびに図示しないがベーンロ
ータ9のボス部9dの外周壁に形成された溝9eに嵌合
している。図3には板ばね17を図示していない。シー
ル部材16はPPS樹脂を基材とし、PPS樹脂よりも
硬質の無機充填材を配合して形成されている。PPS樹
脂は耐油性に優れて劣化しにくく、かつ膨潤しにくいの
でシール部材16として用いることが望ましい。PPS
樹脂および配合される無機充填材はシューハウジング3
より軟質である。シール部材16はそれぞれ板ばね17
の付勢力および遠心力により径方向外側の周壁4に向け
て押されており、油圧室間においてクリアランス50を
通り作動油が漏れることを防止している。PPS樹脂に
代えて、PAI(ポリアミドイミド)、PI(ポリイミ
ド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチ
レンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレ
ート)、PA(ポリアミド)、POM(ポリオキシメチ
レン)、フェノール樹脂、テフロン樹脂を用いてもよ
い。
【0022】シール部材16の軸長L2 は、L1 ≧L2
に設定されている。また、図5に示すベーンロータ9か
らのシール部材16の突出量f、つまりクリアランス5
0の大きさは、シューハウジング3の内径をa、ベーン
ロータ9の外径をb、内壁角部3dの鈍り寸法をc(図
4参照)とすると、次式(1)で表される。
【0023】 f=a−b>c+(シューハウジング3とベーンロータ9の軸ずれ量) ・・・(1) 図6に示すP1 はシール部材16が進角油圧室から受け
る作動油圧を示し、P2はシール部材16が遅角油圧室
から受ける作動油圧を示している。またdはシール部材
16の厚みを表している。
【0024】シュー3aとベーン9aとの間に遅角油圧
室10が形成され、シュー3bとベーン9bとの間に遅
角油圧室11が形成され、シュー3cとベーン9cとの
間に遅角油圧室12が形成されている。また、シュー3
aとベーン9bとの間に進角油圧室13が形成され、シ
ュー3bとベーン9cとの間に進角油圧室14が形成さ
れ、シュー3cとベーン9aとの間に進角油圧室15が
形成されている。
【0025】以上の構成により、カムシャフト2および
ベーンロータ9はタイミングギア1およびシューハウジ
ング3に対して同軸に相対回動可能である。図1に示す
ように、ガイドリング19は、収容孔23を形成するベ
ーン9aの内壁に圧入保持され、このガイドリング19
にストッパピストン7が挿入されている。従って、スト
ッパピストン7はカムシャフト2の軸方向に摺動可能に
ベーン9aに収容され、かつスプリング8によりフロン
トプレート5側に付勢されている。ストッパ穴5aはフ
ロントプレート5に形成されており、このストッパ穴5
aにテーパ穴22aを有するガイドリング22が圧入保
持されている。ストッパピストン7はスプリング8の付
勢力によりテーパ穴22aに嵌合可能である。タイミン
グギア1に形成された連通路24はフランジ部7aより
も右側の収容孔23に連通するとともに大気解放されて
いるので、ストッパピストン7の移動が妨げられない。
【0026】フランジ部7aの左側の油圧室37は、油
路39を介して進角油圧室15と連通している。進角油
圧室15に作動油が供給されると、スプリング8の付勢
力に抗してストッパピストン7はテーパ穴22aから抜
け出す。また、ストッパピストン7の先端部に形成され
た油圧室38は、図2に示す油路41を介して遅角油圧
室10と連通している。遅角油圧室10に作動油が供給
されると、スプリング8の付勢力に抗してストッパピス
トン7はテーパ穴22aから抜け出す。
【0027】ストッパピストン7の位置とテーパ穴22
aの位置とは、クランクシャフトに対してカムシャフト
2が最遅角位置にあるとき、つまりシューハウジング3
に対してベーンロータ9が最遅角位置にあるときにスト
ッパピストン7がテーパ穴22aに嵌合するように設定
されている。ストッパピストン7とテーパ穴22aとは
ロック機構を構成している。
【0028】図1および図2に示すようにベーンロータ
9のボス部9dには、ブッシュ6との当接部において油
路29が設けられており、カムシャフト2との当接部に
おいて油路33が設けられている。油路29および33
はそれぞれ円弧状に形成されている。油路29は、油路
27、25を介して図示しない駆動手段としての油圧源
またはドレインと連通している。さらに油路29は、油
路30、31、32により遅角油圧室10、11、12
と連通しており、油路41を介して油圧室38と連通し
ている。
【0029】油路33は、油路28、26を介して図示
しない駆動手段としての油圧源またはドレインと連通し
ている。さらに油路33は、油路34、35、36によ
り進角油圧室13、14、15と連通しており、進角油
圧室15、油路39を介して油圧室37と連通してい
る。次に、バルブタイミング装置の作動について説明す
る。
【0030】エンジン通常運転時、遅角油圧室10、1
1、12、進角油圧室13、14、15に供給する作動
油の油圧によりストッパピストン7はテーパ穴22aか
ら抜け出しているので、シューハウジング3に対しベー
ンロータ9は相対回動自在である。そして、各油圧室に
加わる油圧を制御することにより、クランクシャフトに
対するカムシャフト2の位相差を調整する。
【0031】エンジンが停止すると、遅角油圧室10、
11、12、進角油圧室13、14、15に作動油が供
給されなくなるので、ベーンロータ9はシューハウジン
グ3に対し図2に示す最遅角位置で停止する。油圧室3
7、38にも作動油が供給されないので、ストッパピス
トン7はスプリング8の付勢力によりテーパ穴22aに
嵌合する。
【0032】エンジンが再始動しても、遅角油圧室1
0、11、12、進角油圧室13、14、15に作動油
が供給されるまではストッパピストン7はテーパ穴22
aに嵌合したままであり、クランクシャフトに対しカム
シャフト2は最遅角位置に保持されている。これによ
り、作動油が各油圧室に供給されるまでの間、フロント
プレート5にベーンロータ9がロックされるので、シュ
ーハウジング3とベーンロータ9とがカムの変動トルク
により衝突することを防止する。
【0033】各遅角油圧室または各進角油圧室に作動油
が供給され、油圧室37または38に作動油が供給され
ると、ストッパピストン7は図1の右側に力を受けるの
で、スプリング8の付勢力に抗してテーパ穴22aから
ストッパピストン7が抜け出す。これにより、ロック機
構によるフロントプレート5とベーンロータ9との結合
が解除されるので、遅角油圧室10、11、12、進角
油圧室13、14、15に加わる作動油圧によりシュー
ハウジング3に対してベーンロータ9が相対回動し、ク
ランクシャフトに対するカムシャフト2の相対位相差が
調整される。
【0034】次に、シール部材16の摩耗過程について
図7に基づいて説明する。図7には溝9eおよび板ばね
17を図示していない。
【0035】図7の(A)に示すように、溝9eにシ
ール部材16を嵌合した初期の状態では、シール部材1
6の角部はすべて直角である。シール部材16は板ばね
17の付勢力および遠心力により矢印方向に押されてい
るので、内壁角部3dと摺動するシール部材16の角部
に力が集中する。シール部材16はシューハウジング
3よりも軟質の材質で形成されているので、時間経過に
ともない図7の(B)に示すように内壁角部3dと摺動
するシール部材16の角部、つまり肩部が摩耗してく
る。さらに摩耗が進み内壁角部3d全体とシール部材
16とが摺動するようになると、摩耗されてきたシール
部材16の角部に対する力の集中がなくなる。これによ
り初期摩耗が終了し、これ以後定常摩耗に移行する。
【0036】このように、内壁角部3dの形状とシール
部材16の角部の形状とが合致すると、シール部材16
と周壁4との間のクリアランスがほぼ消滅するので、各
油圧室間の作動油漏れをシール部材16により良好に低
減できる。
【0037】次に、シール部材16に配合する無機充填
材の違いによるシューハウジング3およびシール部材1
6の摩耗量を測定した結果を図8に示す。
【0038】図8の(B)に示すように、アルミプレー
ト100の上にバーベル101を載置し、このバーベル
101に一定圧力Pを加えながらアルミプレート100
を速度Vで回転させたのち、アルミプレート100およ
びバーベル101の摩耗量を計測した。バーベル101
の基材はPPS樹脂であり、P=0.5kgf/mm2 、V=
0.5m/sである。
【0039】計測の結果、図8の(A)に示すように、
無機充填材を含まないPPS樹脂だけでバーベル101
を形成したものは、アルミプレート100の摩耗量は比
較的少ないがPPS樹脂が柔らかい材質であるためにバ
ーベル101の摩耗量が大きくなっている。PPS樹脂
が柔らかい材質であるにも関わらずタルクやチタン酸カ
リウムを充填したものに比べ、アルミプレート100の
摩耗量が大きくなっているのは、アルミプレート100
から生じるアルミ粉がPPS樹脂が柔らかい材質である
が故にバーベル101に埋め込まれ、この埋め込まれた
アルミ粉によりアルミプレート100が摩耗されるから
である。チタン酸カリウムは小さい針状に形成されてい
る。
【0040】PPS樹脂よりも硬質のタルクやチタン酸
カリウムを充填したものに比べPPS樹脂だけのものは
アルミプレート100の摩耗量が大きいとはいえ、シー
ル部材16として使用できる範囲である。
【0041】GF(ガラス繊維)を充填したものはGF
(硬度7〜8)が硬い材質であるためにバーベル101
の摩耗量は少ないがアルミプレート100の摩耗量が大
きくなっている。つまり、GFはシューハウジング3に
対する攻撃性が高くシューハウジング3の摩耗量が大き
くなるので、GFはシール部材16に配合する無機充填
材として不適である。しかし、後述するようにシール部
材16にGFを配合することによりシール部材16の線
膨張係数がシューハウジング3に近づきシール性を向上
することができるので、シューハウジング3の線膨張係
数にシール部材16の線膨張係数を近づけることを主眼
にするならGFを充填材として用いてもよい。
【0042】これに対し、タルク50%またはチタン酸
カリウム30%を充填したものは、アルミプレート10
0およびバーベル101の摩耗量がともに少ないことが
判った。つまり、シール部材16の形成にはPPS樹脂
に適度な硬度を有する無機充填材を配合することがより
効果的であることが判った。タルクおよびチタン酸カリ
ウムはそれぞれモース硬度2、4である。タルク、チタ
ン酸カリウム以外にも、PPS樹脂よりも硬質でありモ
ース硬度5以下の脆性材料であれば、シール部材16に
充填する無機充填材として使用できる。例えば、クレー
(硬度2)、マイカ(硬度3)、水酸化アルミニウム
(硬度3)、ワラスナイト(硬度4.5)、グラファイ
ト(硬度1〜2)、酸化亜鉛(硬度4.2)である。
【0043】無機充填材以外にもカーボンファイバ(硬
度1〜2)を用いることも可能である。これら充填材
は、鉄やアルミと摺動することによりシール部材16の
表面から脱落して穴を形成するのではなく、充填材が摩
耗し、発生した充填材の摩耗粉がアルミ粉や異物を一緒
に外部に排出する。これら充填材の配合量は、成形材料
中の重量%で5〜70%が好ましい。その理由は、配合
量が5%未満であるとシューハウジング3との摺動効果
が十分ではなく、70%を超えるとPPS樹脂との混練
が困難になるとともに射出成形時の流れが悪くなるから
である。さらに好適には30〜60%である。30〜6
0%の配合量はハウジング部材がアルミの場合に好まし
く、アルミの線膨張係数に近いシール部材を得ることが
できる。例えば、使用温度範囲として−40°C〜15
0°Cの全域で良好なシール性を維持できる。
【0044】さらに、シール部材16の基材にこれら充
填材を配合することにより、シール部材16の線膨張係
数がシューハウジング3に近づく。シューハウジング3
とシール部材16との線膨張係数の差が小さくなること
により、温度変化に伴いシール部材16およびシューハ
ウジング3が膨張および収縮してもシューハウジング3
とシール部材16との軸方向クリアランスが変化せず、
漏れ量の増加がなく、かつシール部材16がシューハウ
ジング3の内壁とほぼ一様な力で摺動する。したがっ
て、シール部材16が過度に摩耗したり、油圧室間で油
漏れが生じたりすることを防止できる。線膨張係数をシ
ューハウジング3に近づけることを主眼にするなら、前
述したように充填材としてシール部材16にGFを配合
してもよい。
【0045】上記充填材の内シューハウジング3に対す
る攻撃性が低くシューハウジング3を摩耗させにくい材
質は、タルク、クレー、針状のチタン酸カリウム、カー
ボンファイバ、グラファイト、針状の酸化亜鉛である。
【0046】また、シール部材16の線膨張係数をシュ
ーハウジング3に近づける効果はないが、攻撃性の低い
テフロン樹脂を粉末状にして前述したPPS樹脂等の基
材に充填することにより、シューハウジング3に対する
攻撃性をより低下することができる。粉末状のテフロン
樹脂と前述した充填材とを併用することにより、線膨張
係数をシューハウジング3に近づけるとともに、シュー
ハウジング3に対する攻撃性を低下することができる。
【0047】図9に、本実施例に対しシール部材を用い
ずシューハウジング60とベーンロータ61との直接の
摺動によりシールを行う比較例を示す。比較例のシュー
ハウジング60も周壁と側壁の一方とを一体に形成した
ものである。
【0048】比較例のシューハウジング60にも本実施
例と同様に内壁角部60aが形成されている。この内壁
角部60aとの干渉を避けるため、ベーンロータ61の
角部61aは切欠かれており、この角部61aの切欠に
よりクリアランス62が形成される。このクリアランス
62に作動油が漏れると油圧室の圧力が低下するので、
バルブタイミングの制御応答性が低下する。さらに、シ
ューハウジング60とベーンロータ61とが直接摺動す
るのでシューハウジング60とベーンロータ61との径
方向における高い加工精度が要求される。さらにまた、
シューハウジング60とベーンロータ61との摺動部が
摩耗することにより摺動部にクリアランスが形成され易
くなる。このクリアランスから作動油が漏れ、バルブタ
イミングの制御応答性が低下する。
【0049】これに対して本実施例では、シール部材1
6が摩耗し、内壁角部の形状にシール部材16の角部の
形状が合致するので比較例に示したクリアランスが形成
されない。さらに、シューハウジング3よりもシール部
材16が軟質であるため、周壁4のシール部材16との
摺動面の摩耗量が低減する。したがって、シール部材1
6との摺動頻度の高い周壁4の局所的な摩耗を防止し、
作動油の漏れを低減できるのでバルブタイミングの制御
応答性が向上する。さらに、特定位置で作動油漏れを起
こすことがないので、任意の位置でベーンロータ9を確
実に保持することができる。また、シューハウジング3
とベーンロータ9とが径方向で直接摺動する必要がない
ので、径方向における加工が容易になる。さらにまた、
金属同士のシューハウジング3とベーンロータ9とが径
方向で摺動しないので互いの摩耗を防止することができ
る。
【0050】また図10に示す本実施例の変形例のよう
に、内壁角部3dに対応するシール部材55の肩部に内
壁角部3dの鈍りを覆うように予め面取り55aを設け
てもよい。この実施例ではシール部材55の長手方向両
端の肩部のうち、内壁角部3dと対向する肩部のみに面
取り55aを設け、他方の残る肩部を直角の鋭い角部と
した。したがって、内壁角部3dにほぼ沿うとともに、
シューハウジング3とリアプレート18とで形成される
角部にも合致する。これにより、シール部材55を組付
けた当初からシール部材55は周壁4およびフロントプ
レート5の内壁と摺動し、油圧室間の油漏れを防止する
ことができる。変形例では一方の肩部だけに面取り55
aを設けたが、他方の肩部にも面取り55aを設けても
よい。両肩部に面取り55aを設けることにより、シー
ル部材の肩部の位置を逆に組付けても内壁角部3dに面
取り55aが面するので、組付け間違いを防ぎ組付けが
容易になる。
【0051】以上説明した本実施例では、周壁4とフロ
ントプレート5とをアルミダイカストにより一体に形成
してシューハウジング3を構成し、シューハウジング3
はタイミングギア1と別体に形成されている。したがっ
て、シューハウジング3の外径に関係なくタイミングギ
ア1の外径を極力小さくできるので、シューハウジング
3およびタイミングギア1からなるハウジング部材だけ
でなく全体の体格を小型化可能である。
【0052】また本実施例では、シューハウジング3よ
りも軟質のPPS樹脂をシール部材16の基材とし、こ
のPPS樹脂にPPS樹脂よりも硬質でシューハウジン
グ3よりも軟質のモース硬度5以下の充填材を配合した
ことにより、シューハウジング3をアルミで形成するこ
とが可能になった。したがって、シューハウジングが軽
量化し、加工性が向上した。
【0053】さらに、摺動により発生するシューハウジ
ング3のアルミ粉や作動油に混入した鉄粉等の異物がシ
ール部材16に配合された無機充填材が摩耗するときに
発生する摩耗粉とともに排出されるので、シール部材1
6と摺動するシューハウジング3の摺動面がアルミ粉や
異物により摩耗することを防止できる。
【0054】本実施例では、周壁4と側壁としてのフロ
ントプレート5とを一体に形成してハウジング部材とし
てのシューハウジング3を構成したが、周壁と側壁とを
一体に形成しないでハウジング部材を構成してもよい。
この場合も、ハウジング部材よりも軟質の樹脂材料で形
成したシール部材をハウジング部材とベーン部材との回
転摺動部に配設することにより、ハウジング部材の摩耗
を低減するとともに、ハウジング部材の局所的な摩耗を
低減できる。したがって、回転摺動部における作動油の
漏れ、特に特定位置における作動油の漏れが低減するの
で、ベーン部材を中間位置において保持する等のハウジ
ング部材に対するベーン部材の高精度な位相制御を確実
に行うことができる。
【0055】また本実施例では、シール部材16により
周壁4の内周壁とベーンロータ9の外周壁とをシールす
るので、シューハウジング3とベーンロータ9の径方向
のクリアランスを高精度に加工する必要がない。したが
って、部材の加工が容易になる。また本発明では、シュ
ーハウジングを鉄系焼結材で形成する場合はシール部材
をアルミ、樹脂またはゴム、シューハウジングをアルミ
で形成する場合はシール部材をゴムで形成することも可
能である。
【0056】また本実施例では、タイミングギア1によ
りクランクシャフトの回転駆動力をカムシャフト2に伝
達する構成を採用したが、タイミングプーリまたはチェ
ーンスプロケット等を用いる構成にすることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるバルブタイミング調整
装置を示す縦断面図である。
【図2】本実施例のバルブタイミング調整装置を示す横
断面図である。
【図3】本実施例のシール部材を含む模式的縦断面図で
ある。
【図4】本実施例の周壁とベーンロータとのクリアラン
スを示す模式的縦断面図である。
【図5】本実施例のシール部材の作動状態を示す模式的
横断面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【図7】シール部材の摩耗過程を示す断面図であり、
(A)は初期状態を示し、(B)は中間状態を示し、
(C)は最終状態を示している。
【図8】(A)はシール部材に充填する充填材と摩耗量
との関係を示す特性図であり、(B)は摩耗量の試験治
具を示す模式図である。
【図9】本実施例の比較例を示す模式的断面図である。
【図10】本実施例の変形例を示す模式的断面図であ
る。
【図11】従来のシール部材によるハウジングの摩耗状
態を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1・・・タイミングギア(ハウジング部材、一方の側
壁)、2・・・カムシャフト(従動軸)、3・・・シューハウ
ジング(ハウジング部材)3a、3b、3c・・・シュ
ー、4・・・周壁(ハウジング部材)、5・・・フロントプレ
ート(ハウジング部材、他方の側壁)、7・・・ストッパ
ピストン、9・・・ベーンロータ(ベーン部材)、9a、
9b、9c・・・ベーン(ベーン部材)、16・・・シール部
材、40・・・扇状空間部(収容室)、55・・・シール部
材、55a・・・面取り。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 美智雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 牛田 正泰 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 茅野 久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 稲井 勇 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気バ
    ルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉
    する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ
    る内燃機関用バルブタイミング調整装置において、 前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方とともに回
    転するハウジング部材であって、前記ハウジング部材の
    一方の側壁が前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一
    方と結合し、他方の側壁と周壁とが一体に形成されたハ
    ウジング部材と、 前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前
    記ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲
    に限り相対回動可能に収容されるベーン部材とを備え、 前記一方の側壁には、ギアが形成されていることを特徴
    とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
  2. 【請求項2】 前記一方の側壁の外径は、前記他方の側
    壁および前記周壁の外径よりも小さいことを特徴とする
    請求項1に記載の内燃機関用バルブタイミング調整装
    置。
  3. 【請求項3】 前記他方の側壁と前記周壁とは、アルミ
    によって一体に形成されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の内燃機関用バルブタイミング
    調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005003522A1 (ja) * 2003-07-01 2005-01-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 耐摩摺動部品およびそれを用いた摺動装置
KR100925318B1 (ko) * 2002-03-12 2009-11-04 독터.인제니어. 하.체. 에프.포르쉐악티엔게젤샤프트 차량의 밸브 조작 제어 시스템용 구동부

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100925318B1 (ko) * 2002-03-12 2009-11-04 독터.인제니어. 하.체. 에프.포르쉐악티엔게젤샤프트 차량의 밸브 조작 제어 시스템용 구동부
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