JP2005083363A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従動軸に組付けるときに、回転角度方向の回り止め固定がし易く、組付性向上が図れるバルブタイミング調整装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置1において、駆動軸とともに回転するハウジング部材10、20と、ハウジング部材10内に形成された収容室14に収容され、かつ収容室14の周方向に横並びして形成された島部10a、10b間で、所定の回転角度範囲に制限されて回動駆動されるベーン部材50、50aと、島部10aの外周には、ベーン部材50を従動軸2に組付けるときに従動軸2に対してハウジング部材10、20の回転角度方向への回り止めを行なうための組付冶具9と嵌まり合う回り止め溝11aが設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バルブタイミング調整装置に関し、例えば車両等用の内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを運転条件に応じて変更するバルブタイミング調整装置に適用して好適なものである。
バルブタイミング調整装置としては、エンジンの駆動軸としてのクランクシャフトと同期回転するタイミングプーリやチェーンスプロケット等を介して、従動軸としてのカムシャフトを駆動し、タイミングプーリとカムシャフトとの相対回動による位相差により吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方のバルブタイミングを油圧制御するベーン式のものが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1の開示による技術では、タイミングプーリ等の駆動伝達部材とともに回転するハウジングと、カムシャフトとともに回転しハウジングの収容室内を回動可能なベーンロータとを備え、駆動伝達部材とハウジングが別体に形成され、軸方向に並列に連結されている。そして、駆動伝達部材とハウジングとは、収容室の周方向に横並びして配置されるハウジングの島部に形成された雌ねじに結合するボルト等の結合部材により締付けられている。
なお、ベーンロータとカムシャフトは、一般に、位置決めピンにより回転角度方向に位置決めされて、結合部材により締付けられている。バルブタイミング調整装置をカムシャフトに装着する際に、互いに対向するベーンロータとカムシャフトの両端部の間に位置決めピンを嵌合することで、回転角度方向への仮りの回り止めがなされて、位置決めピンによる位置決めが行なわれる。
特許第3191846号公報
しかしながら、従来技術では、バルブタイミング調整装置をカムシャフトに組付けるときに、実際にはバルブタイミング調整装置は、位置決めピンが嵌合しているカムシャフト端部を覆うような形状をしているため、バルブタイミング調整装置によって作業者の視界から位置決めピンが隠れてしまう。その結果、バルブタイミング調整装置の組付け位置を間違えてしまうおそれがある。
また、島部は、ベーンロータの回動範囲を規制するため機械的強度を要求されるが、従来技術では、ハウジングの島部にボルト穴が設けられていたためにハウジングの強度低下の要因となる。強度低下要因の一つとして、ハウジングをダイカストで成形する場合には、ボルト穴外側周りで湯流れのよどみが生じてこの部分のダイカスト成形の組織に欠陥が生じる場合がある。この組織の欠陥によっては亀裂開始点となってハウジングの強度を低下させるおそれがある。また、他の要因としては、ハウジングを焼結で成形する場合には、ボルト穴外側周りは焼結材料の金属粉が充填されずらく、圧縮しても密度が上がらないために強度が低下する場合がある。この強度低下により亀裂等が入り易くなるおそれがある。その対策として、ボルト穴を島部からハウジングの別の部位に移動させる方法が考えられるが、島部にボルト穴がなくなると、駄肉となって例えばダイカスト成形時に島部に巣が発生する可能性がある。
また、従来技術では、位置決めピンによりバルブタイミング調整装置のベーンロータとカムシャフト間の回転角度の位相は正確に保持できるが、エンジン側の製造上の回転角度の位相ばらつきにより、カムシャフト端部に固定された位置決めピンの回転角度の位相は一定ではなく、ばらつきを生じる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、バルブタイミング調整装置を従動軸または駆動軸に組付けるときに、回転角度方向の回り止め固定がし易く、組付性向上が図れることを目的とする。
また、別の目的は、バルブタイミング調整装置を従動軸または駆動軸に組付けるときに回転角度方向の回り止め固定がし易く組付性向上が可能であるとともに、回転角度に係わる位置精度の向上が可能なバルブタイミング調整装置を提供することにある。
さらにまた、別の目的は、バルブタイミング調整装置を従動軸または駆動軸に組付けるときに回転角度方向の回り止め固定がし易く組付性向上が可能であるとともに、ハウジング等構成部品の機械的強度の向上が可能なバルブタイミング調整装置を提供することにある。
本発明の請求項1によると、内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置において、駆動軸または従動軸の一方とともに回転するハウジング部材と、ハウジング部材内に形成された収容室に収容され、かつ収容室の周方向に横並びして形成された島部間で、所定の回転角度範囲に制限されて回動駆動されるベーン部材とを備え、ハウジング部材の島部の外周には、ベーン部材を駆動軸または従動軸の他方に組付けるときに他方に対してハウジング部材の回転角度方向への回り止めを行なうための組付冶具と嵌まり合う係合部が設けられていることを特徴とする。
これによると、バルブタイミング調整装置を駆動軸または従動軸のいずれか一方、例えば従動軸としてのカムシャフトに組付けるときに回転角度方向への回り止めを行なうための回り止め手段としての組付冶具と嵌まり合う係合部を、バルブタイミング調整装置を構成するハウジング部材の外周に設ける。そのため、従来技術のバルブタイミング調整装置に内蔵されるベーン部材とカムシャフトとを位置決めピンで回り止めする手段に比べて、組付作業者が回り止め手段の嵌まり具合を直接確認することが可能である。したがって、嵌まり具合を直接確認できることで、組付作業者は、回転角度方向の回り止め固定がし易くなるため、組付性の向上が図れる。
本発明の請求項2によると、係合部は、外周に設けた溝であることを特徴とする。
これによると、係合部は、外周に設けた溝であるため、組付作業者は、例えば溝形状に嵌合可能な冶具と溝の嵌まり具合を容易に確認でき、結果として組付作業性の向上が図れる。
本発明の請求項3によると、溝は、断面形状が略円弧状に形成され、軸方向に延在していることを特徴とする。
これによると、溝の断面形状が略円弧状に形成され、その溝は軸方向に延在するように形成されるので、例えば略円筒状の組付冶具を溝に挿入するだけで、組付冶具と溝との嵌合が可能となって回転角度方向の回り止めを効率的に行なうことができる。例えばその組付冶具を所定の回転角度位置に配置することで、バルブタイミング調整装置と従動軸との所定の位置決めが可能である。
本発明の請求項4によると、溝は、収容室を区画する島部の内壁面の形状にほぼ沿うように形成された溝壁面を備えていることを特徴とする。
これによると、ハウジング部材の内部方向へ凹部を形成する溝は、ハウジング部材の内壁側のうち、内部へ延出する島部に設けるので、島部の駄肉を減らすことが可能である。さらに、溝の形状を島部の内壁面の形状にほぼ沿うように形成するため、均肉化が図れる。その結果、例えばハウジング部材をダイカスト成形する場合において巣の発生防止ができる。
本発明の請求項5によると、ベーン部材は、他方の端部に接続される軸部を有しており、ハウジング部材は、軸部における他方の反対側にある端部側に配設され、一方とともに回転する第1のハウジング部材と、第1のハウジング部材とともに回転可能であって、軸部の径方向外側に第1のハウジング部材と対向して配置される第2のハウジング部材とを備えていることが好ましい。例えば、ベーン部材を収容室内の所定回転角度範囲内で回動させるために内燃機関の本体側の従動軸から収容室に向けて作動油を導く油経路の形成が、軸部を介したベーン部材と従動軸との分割接続構造とするため、容易となる。
本発明の請求項6によると、軸部および他方の内部には、収容室に向かって延びる油路が形成されており、軸部における他方の端部側の端面には、油路に接続可能な略円弧状の長孔を備えていることを特徴とする。
これによると、内燃機関の本体部側に設けられる他方と、軸部の内部には、収容室に向かって延びる油路が形成されている。さらに、他方の端部側に接続する軸部の端面には、油路に接続可能な略円弧状の長孔溝が形成されているので、内燃機関の製造上のばらつきによるバルブタイミング調整装置と他方との回転角度方向の位相ばらつきを、略円弧状に形成された長孔溝の回転角度方向の幅に応じて、吸収することが可能である。
本発明の請求項7によると、所定回転角度範囲内の所定の略中間位置に、ベーン部材とハウジング部材とを係止可能な回転角度位相系止手段を備えていることを特徴とする。
これによると、所定回転角度範囲内の所定の略中間位置に、ベーン部材とハウジング部材とを係止可能な回転角度位相係止手段を有するバルブタイミング調整装置に適用して好適である。回転角度位相係止手段を動作させて所定回転角度範囲内の所定の略中間位置でベーン部材とハウジング部材とを一体に回転可能であるため、その所定の略中間位置を、内燃機関の製造上のばらつきによるバルブタイミング調整装置と他方との回転角度方向の位相ばらつきを吸収するための基準位置に利用することができる。
以下、本発明のバルブタイミング調整装置を、具体化した実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態のバルブタイミング調整装置の概略構成を示す模式的な部分断面図であって、図3中のI−Iからみた縦断面図である。図2は、図1中のII方向からみた正面図である。図3は、本実施形態のバルブタイミング調整装置を示す模式図であって、ハウジング部材の内部を示す横断面図である。なお、図5は、カムシャフトとプーリとの回転方向を示す模式図である。さらになお、図1では、バルブタイミング調整装置1を内燃機関に組付けるときに用いる回り止め冶具(以下、組付冶具と呼ぶ)9を装着した組付け状態を示す。
図1に示すように、バルブタイミング調整装置1は、第2のハウジング部材としてのシューハウジング10と、第1のハウジング部材としてのプーリハウジング20とを備えている。プーリハウジング20の外周側には、図示しないギア列が形成されているプーリ30が配設されている。プーリ30は、図示しない内燃機関(エンジン)の駆動軸としてのクランクシャフトよりタイミングチェーンまたはタイミングベルト等を介して駆動力を伝達され、クランクシャフトと同期して回転する。従動軸としてのカムシャフト2は、プーリ30から駆動力が伝達され、図示しない吸気弁を開閉駆動する。カムシャフト2は、プーリ30に対し所定の位相差をおいて回動可能である。プーリ30およびカムシャフト2は図1に示す矢印II方向からみて時計方向へ回転する。以下、この回転方向を進角方向とする(図5参照)。
シューハウジング10とプーリハウジング20との間には、シールプレート40が設置されている。シールプレート40は、シューハウジング10およびベーンロータ50とプーリハウジング20との間の油漏れを防止している。シューハウジング10、プーリハウジング20、プーリ30およびシールプレート40は、駆動側回転体を構成し、ボルト3により同軸上に固定されている。なお、ここで、シューハウジング10、プーリハウジング20はハウジング部材を構成する。シューハウジング10とプーリハウジング20は、カムシャフト2(詳しくは、後述の中間シャフト60)の外周側にシールプレート40を介して対向して配置されている。
シューハウジング10は、周壁11、フロントプレート12、およびフランジ13から構成され、略椀形状に一体に形成されている。図3に示すように、シューハウジング10は周方向にほぼ等間隔に略台形状に形成された島部(以下、シューと呼ぶ)10a、10b、10c、10dを有している。シュー10a、10b、10c、10dの周方向の四カ所の間隙にはベーン部材としてのベーン50a、50b、50c、50dを収容する扇状の収容室14が形成されている。シュー10a、10b、10c、10dの内壁面は断面が略円弧状に形成されている(図3参照)。シューハウジング10は、周壁11の外周側、およびフランジ13のシールプレート側に、それぞれ、後述の回り止め溝11a、および略円環状の第1溝部15が形成されている。
なお、ここで、シュー10a、10b、10c、10dは、収容室14の周方向に横並びに配置されており、シュー10a、10b、10c、10dの内壁面は収容室14を区画している。
図1に示すように、溝(以下、回り止め溝と呼ぶ)11aは、シューハウジング10(詳しくは周壁11)におけるシュー10a、10b、10c、10dが配置されている部位の外周に設けられている。回り止め溝11aの断面形状は、図2に示すように、略円弧状に形成されている。この回り止め溝11aは、図1の軸方向右側に向かって延在する。回り止め溝11aには、バルブタイミング調整装置1をエンジン本体側のカムシャフト2に組付けるときに、組付冶具9が軸方向から挿入されて回り止め溝11aと組付冶具9が嵌まり合うように構成されている。組付冶具9は、回り止め溝11aに嵌合可能な略円筒形状に形成さている。なお、回り止め溝11aと組付冶具9は、嵌合可能な形状であれば、略円弧状の溝形状と略円筒状の冶具形状の組合せに限らず、略台形状の溝形状と略台状の冶具形状等いずれの組合せであってもよい。なお、回り止め溝11aの溝壁面が、収容室14側の内部へ延出するシュー10a、10b、10c、10dの内壁面の形状にほぼ沿うように形成されていることが好ましい。
なお、ここで、回り止め溝11aは、バルブタイミング調整装置1をエンジン本体側のカムシャフト2に組付けるときに、組付冶具9と嵌まり合う係合部を構成する。回り止め溝11aと組付冶具9は回り止め手段を構成する。
さらになお、組付冶具9は、各シュー10a、10b、10c、10d毎に形成された回り止め溝11aにそれぞれは嵌まり合うもの(図2参照)に限らず、回り止めが可能である冶具ならば、各回り止め溝11aのうち少なくとも一つの溝に嵌まり合うように構成してもよい。
図3に示すように、ベーンロータ50は周方向にほぼ等間隔にベーン50a、50b、50c、50dを有し、ベーン50a、50b、50c、50dは各収容室14内に回動可能に収容されている。各ベーンは、各収容室14を遅角油圧室と進角油圧室に二分している。図3に示す遅角方向および進角方向を示す矢印は、シューハウジング10に対するベーンロータ50の遅角方向および進角方向を示している。なお、ベーンロータ50およびベーン50a、50b、50c、50dは、ベーン部材を構成する。ベーン50a、50b、50c、50dは各収容室14内つまり島部間で所定の回転角度範囲に制限されて回動する。
図1に示すように、ベーンロータ50とカムシャフト2との間には、軸部(以下、中間シャフトと呼ぶ)60が配置されている。ベーンロータ50、中間シャフト60、およびブッシュ51は、ボルト4によりカムシャフト2に一体に固定される。なお、ここで、ベーンロータ50、中間シャフト60、およびブッシュ51は、従動側回転体を構成する。中間シャフト60に対するベーンロータ50の回転方向の位置決めは、ピン52により行われている。
カムシャフト2および中間シャフト60は、プーリハウジング20の内周壁20aに相対回動可能に嵌合されている。カムシャフト2およびベーンロータ50は、シューハウジング10、プーリハウジング20、プーリ30、およびシールプレート40に対し同軸に相対回動可能である。なお、プーリハウジング20の内周壁20aおよびシールプレート40の内周壁40aは、従動側回転体の軸受けを構成している。
図1および図3に示すように、シューシール53はベーンロータ50の外周壁に嵌合している。ベーンロータ50の外周壁と周壁11の内周壁との間には微小なクリアランスが設けられており、このクリアランスを介して油圧室間に作動油が漏出することをシューシール53により防止している。シューシール53は、図示しない板ばねの付勢力により周壁11に向けて付勢されている。なお、シューシール53は、周壁11の内周壁うち、シュー10a、10b、10c、10dの内壁とベーンロータ50の外周壁との間に形成されたクリアランスの部位に配置されている(図3参照)。
図1に示すように、ガイドリング70はベーン50d(図3参照)に圧入保持されている。このガイドリング70には、略円環状に形成されたストッパピストン71がカムシャフト2の回転軸方向に摺動可能に収容されている。嵌合リング72はフロントプレート12に形成された凹部12aに圧入保持されている。ストッパピストン71は、嵌合リング72に当接し嵌合可能である。スプリング73は嵌合リング72側にストッパピストン71を付勢している。
ストッパピストン71の先端部は、シューハウジング10に対し最進角位置にベーンロータ50が位置するとき嵌合リング72に嵌合可能である。ストッパピストン71が嵌合リング72に嵌合した状態においてシューハウジング10に対するベーンロータ50の相対回動は拘束されている。シューハウジング10に対しベーンロータ50が最進角側から遅角側に回転すると、ストッパピストン71と嵌合リング72との周方向の位置がずれる。これにより、ストッパピストン71は嵌合リング72に嵌合しなくなる。また、図1に示すように、シールプレート40に形成されている連通路41と、ベーン50dに形成されている連通路54と、ストッパピストン71の反嵌合リング側に形成されている孔74とは、シューハウジング10に対しベーンロータ50が最進角位置にあるとき互いに連通する。連通路41は大気開放されているので、連通路41と孔74とが連通すると、孔74は大気開放される。そのため、最進角位置において嵌合リング72からストッパピストン71が抜け出る動きが阻害されない。最進角位置からベーンロータ50が遅角側に回転すると、連通路41と連通路54との位置がずれるので連通路41と孔74との間の連通が遮断される。
なお、ここで、ストッパピストン71と嵌合リング72とは、シューハウジング10とベーンロータ50つまり駆動側回転体と従動側回転体とを、所定の回転角度範囲内の略中間位置(本実施例では、最遅角位置)に係止可能な回転角度位相係止手段を構成する。
図3に示すように、シュー10aとベーン50aとの間に進角油圧室17aが形成され、シュー10bとベーン50bとの間に進角油圧室17bが形成され、シュー10cとベーン50cとの間に進角油圧室17cが形成され、シュー10dとベーン50dとの間に進角油圧室17dが形成されている。また、シュー10bとベーン50aとの間に遅角油圧室16aが形成され、シュー10cとベーン50bとの間に遅角油圧室16bが形成され、シュー10dとベーン50cとの間に遅角油圧室16cが形成され、シュー10aとベーン50dとの間に遅角油圧室16dが形成されている。
図3に示すように、進角油圧室17a、17bは油路83に連通し、進角油圧室17c、17dは油路84と連通している。また、遅角油圧室16a、16bは油路81に連通し、遅角油圧室16c、16dは油路82と連通している。ベーンロータ50、中間シャフト60およびカムシャフト2には、略軸方向に延在する油路81、82、83、84が形成されている。さらに、油路82は、ストッパピストン71の外周側に形成されている油圧室121(図1参照)に連通している。なお、ここで、ベーンロータ50と中間シャフト60とカムシャフト2は、中間シャフト60を介してベーンロータ50とカムシャフト2が接続する分割接続構造を構成する。
油路81、82は、カムシャフト2に形成された油路91と連通しており、油路83、84はカムシャフト2に形成された油路92と連通している。図1に示すように、油路91、92はそれぞれ油路93、94を介し切換弁100と接続している。作動流体を供給する油供給路101は油ポンプ102と接続しており、作動流体を排出する油排出路103はドレイン104に向け開放されている。油ポンプ102はドレイン104から汲み上げた作動油を切換弁100を介し各油圧室へ供給する。切換弁100は周知の4ポート案内弁である。切換弁100の弁部材105は、スプリング106により一方向へ付勢されており、ソレノイド107へ通電を制御することにより往復移動する。ソレノイド107への通電は、図示しないECUにより制御される。弁部材105が往復移動することにより、油路93、94と油供給路101および油排出路103との連通の組合せ、および遮断が切り換わる。以上の油路構成により、油ポンプ102から進角油圧室17a、17b、17c、17d、遅角油圧室16a、16b、16c、16d、あるいは油圧室121に作動油を供給可能となるとともに、各油圧室からドレイン104への作動油を排出可能となる。
図1に示すように、スプリング21は、プーリハウジング20に形成された円環状の収容部22に収容されている。スプリング21の一方の端部21aは、中間シャフト60に形成された筒状の凹部61に挿入され係止されている。スプリング21の他方の端部21bは、シールプレート40から収容部22へ突出しているピン部材23に係止されている。ピン部材23は、シールプレート40に圧入され、収容部22まで延びている。カムシャフト2が吸気弁を駆動するときに受ける負荷トルクは正または負に変動している。ここで、負荷トルクの正側はシューハウジング10に対しベーンロータ50を遅角側に付勢し、負荷トルクの負側はシューハウジング10に対しベーンロータ50を進角側に付勢している。負荷トルクの平均値は正側、すなわち遅角側に働く。スプリング21の付勢力はシューハウジング10に対しベーンロータ50を進角側に回転させるトルクとして働く。スプリング21がベーンロータ50に加える進角方向のトルクはベーンロータ50がシューハウジング10に対し最遅角位置にあるとき最大であり、進角方向に向かうにしたがって小さくなる。なお、ここで、スプリング21はベーンロータ50を進角側(回転角度方向)に付勢する進角補助手段を構成する。
図1に示すように、シューハウジング10およびシールプレート40には、それぞれシール部材としてのOリング19、43が収容される溝部15、44が略円環状に形成されている。第1溝部15および第1溝部44は、いずれもシューハウジング10またはシールプレート40のプーリハウジング側に形成されていることが好ましい。
次に、上述の構成を有するバルブタイミング調整装置1の作動を説明する。エンジンの通常運転時、ストッパピストン71の外周側の油圧室121に供給する作動油の油圧によりストッパピストン71は嵌合リング72から抜け出しているので、シューハウジング10、プーリハウジング20およびシールプレート40に対しベーンロータ50は相対回動自在である。そして、各油圧室に加わる油圧を制御することにより、クランクシャフトに対するカムシャフト2の位相差を調整する。
エンジンが再始動しても、進角油圧室17a、17b、17c、17d、遅角油圧室16a、16b、16c、16dに作動油が供給されるまではストッパピストン71の外周側の油圧室121にも作動油が供給されないので、ストッパピストン71は嵌合リング72に嵌合したままであり、クランクシャフトに対しカムシャフト2は最遅角位置に保持されている。
各進角油圧室17a、17b、17c、17dまたは各遅角油圧室16a、16b、16c、16dに作動油が供給され、ストッパピストン71の外周側の油圧室121にも作動油が供給されると、ストッパピストン71は図1の右側に力を受けるので、スプリング73の付勢力に抗して嵌合リング72からストッパピストン71が抜け出す。その結果、シューハウジング10とベーンロータ50との拘束が解除されるので、進角油圧室17a、17b、17c、17d、遅角油圧室16a、16b、16c、16dに加わる作動油圧によりシューハウジング10に対してベーンロータ50が相対回動し、クランクシャフトに対するカムシャフト2の相対位相差が調整される。
ここで、バルブタイミング調整装置1をエンジンに組付ける方法について説明する。プーリ30およびシューハウジング10等からなる駆動側回転体は、これらを駆動する駆動伝達部材としてのタイミングチェーンをプーリ30のギヤ列に装着する。ベーンロータ50および中間シャフト60等からなる従動側回転体は、カムシャフト2にベーンロータ50および中間シャフト60を装着する。具体的には、ベーンロータ50および中間シャフト60は、ボルト4による締付けによりカムシャフト2に装着される。なお、カムシャフト2にバルブタイミング調整装置1を装着する前の状態においては、図1に示すブッシュ12cおよびボルト4が外される。そして、中間シャフト60の図示右側端部と、カムシャフト2の図示左側端部とを挿入するように組付けられる。
なお、この状態では、各進角油圧室17a、17b、17c、17dまたは各遅角油圧室16a、16b、16c、16dに作動油は供給されていないので、ストッパプストン71と嵌合リング72との嵌合によって、シューハウジング10とベーンロータ50、つまり駆動側回転体と従動側回転体は相対回動が拘束されている。
このとき、シューハウジング10の回り止め溝11aには、図1に示すように、組付冶具9が軸方向に挿入されて、駆動側回転体と従動側回転体は組付冶具9によって回転角度方向への回り止めがなされる。カムシャフト2に対してベーンロータ50(詳しくは中間シャフト60)は所定の回転角度の位相位置(本実施例では、最進角位置)(以下、回転角度位相の基準角度と呼ぶ)で固定される。なお、プーリ30には、図2に示すように、この基準角度に対応したタイミングマークTMが塗布または刻印等による表示方法で設置されている。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)バルブタイミング調整装置1をエンジン本体側のカムシャフト2に組付けるときに組付冶具9と嵌合可能な回り止め溝11aを、シューハウジング10(詳しくはシュー10a、10b、10c、10d)の外周に設けるため、従来技術のバルブタイミング調整装置に内蔵されるベーンロータとエンジン側のカムシャフトとを位置決めピンで回り止めする手段に比べて、組付作業者が回り止め手段11a、9の嵌まり具合を直接確認することが可能である。したがって、嵌まり具合を直接確認できることで、組付作業者は、回転角度方向の回り止め固定がし易くなるため、組付性の向上が図れる。なお、回り止め溝11aに限らず、取付冶具9と嵌合可能な係合部であれば、図2の正面図のようにバルブタイミング調整装置1と取付冶具9を正面から容易にみることができる。
なお、本実施形態では、回り止め溝11aは溝であるゆえ、回り止め溝11aと取付冶具9との嵌まり合う前から取付冶具9と回り止め溝11aとの位置関係が嵌合するために良好な位置にあるか否かを直接みることが可能であり、組付作業性の向上が図れる。
(2)さらに、本実施形態では、回り止め溝11aの断面形状は略円弧状に形成され、軸方向に延出しているので、略円筒状の取付冶具9を回り止め溝11aに沿って軸方向に挿入するだけで、組付冶具9と回り止め溝11aとの嵌合が可能となって、回転角度方向の回り止めを効率的に行なうことができる。
(3)なお、本実施形態では、回転角度位相係止手段71、72によって、シューハウジング10とベーンロータ50つまり駆動側回転体と従動側回転体を、機械的に最進角位置に固定できるため、例えばこのときの最進角位置の状態を、カムシャフト2に対するバルブタイミング調整装置1の回転角度位相の基準とすることで、エンジン本体側の製造上の回転角度方向の位相ばらつき(カムシャフト2での位相ばらつき)を、吸収することが可能である。従来技術のようにベーンロータとカムシャフトを連結する位置決めピンを有しないので、カムシャフト2に対してベーンロータ50を位相ばらつき分だけ回転させることで吸収できる。
(4)さらになお、本実施形態では、回り止め溝11aは、シューハウジング10(詳しくは周壁11)の内部方向へ凹部を形成するものであって、シュー10a、10b、10c、10dの外周に設けるので、内壁面が内部に延出しているシュー10a、10b、10c、10dの駄肉を減らすことができる。
なお、回り止め溝11aの溝壁面が、シュー10a、10b、10c、10dの内壁面の形状にほぼ沿うように形成されていることが好ましい。これにより、シューハウジング10の周壁11の均肉化が図れる。その結果、シューハウジング10をダイカストで成形する場合において巣の発生防止ができる。また、シューハウジング10を焼結で成形する場合において駄肉を減らすことができる。
(他の実施形態)
他の実施形態を、図4に従って説明する。以下の説明では、第1の実施形態と同じもしくは均等の構成には同一の符号を付し、説明を繰り返さない。
他の実施形態では、上述した実施形態においてベーンロータ50、中間シャフト60およびカムシャフト2が分割接続構造であるため、図4に示すように、分割接続構造50、60、2のうち、中間シャフト60のカムシャフト2側の端面に、それぞれの油路81、82、83、84に接続可能な長孔溝85を設ける。図4は、他の実施形態に係わるバルブタイミング調整装置を内燃機関の従動軸側からみた外観図である。図4に示すように、長孔溝85は、中間シャフト60のカムシャフト2側の端面に、略円弧状に形成されている。なお、ベーンロータ50、中間シャフト60およびカムシャフト2の内部には、カムシャフト2側から各収容室14(詳しくは、遅角油圧室16a、16b、16c、16d、および進角油圧室17a、17b、17c、17d)に向けて作動流体(作動油)が導かれる油路81、82、83、84が略軸方向に延びるように形成されている。次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)中間シャフト60およびカムシャフト2が分割接続構造であるため、油路81、82、83、84の経路がドリル等の切削が可能な直線的なものに限らず、ベーンロータ50、中間シャフト60およびカムシャフト2のそれぞれの接続部で直線的な経路部を屈曲させた屈曲経路に形成することが可能である。油路81、82、83、84の経路設計の自由度が向上する。(2)さらに、油路の接続部には、略円弧状に形成された長孔溝85を有するので、長孔溝の略円弧状に対応する回転角度方向の幅の範囲でカムシャフト2に対してベーンロータ50(詳しくは中間シャフト60)を回転させても、油路の流れ経路を確保することができる。そのため、エンジンの製造上のばらつきによるバルブタイミング調整装置1とカムシャフト2との回転角度方向の位相ばらつきを、カムシャフト2に対してベーンロータ50(詳しくは中間シャフト60)を回転させることで吸収することが容易となる。なお、中間シャフト60の端面に長孔溝85を形成するのに代えて、カムシャフト2の端面に長孔溝を設けてもよい。
別の他の実施形態としては、図6に示すように、吸気弁用バルブタイミング調整装置1Bおよび排気用バルブタイミング調整装置1Aのそれぞれに回り止め手段9、11aを設ける。図6は、他の実施形態に係わるバルブタイミング調整装置を内燃機関の本体部側のカムシャフトに組付けるときの状態を示す模式図である。図6に示すように、組付冶具9は、取付板91にそれぞれ取付けられている。なお、カムシャフト2にバルブタイミング調整装置1を装着する前の状態においては、ブッシュ12cおよびボルト4が外されるため、取付板91には、ブッシュ12cを挿通可能な窓91aが設けられている。本実施形態では、取付冶具9を回りとめ溝11aに沿って軸方向に挿入することで回り止め手段9、11aを嵌合状態にすることができる。そのため、吸気弁用バルブタイミング調整装置1Bおよび排気用バルブタイミング調整装置1Aのそれぞれの回り止め固定と回転角度方向の位相の位置決めを、一つの冶具セット9、91で対応することが可能である。
以上説明した実施例では、吸気弁を駆動するバルブタイミング調整装置1、1B、または排気弁を駆動するバルブタイミング調整装置1Aで説明したが、バルブタイミング調整装置により吸気弁および排気弁を駆動することも可能である。
なお、以上説明した実施例では、回転角度位相係止手段71、72を用いて駆動側回転体と従動側回転体の相対回動を拘束したが、エンジンにバルブタイミング調整装置1Aを組付ける際に、一時的に所定回転角度範囲内で所定の略中間位置に固定できる手段であらば、いずれの組付時係止手段であってもよい。
さらになお、以上説明した実施例では、回転角度位相係止手段71、72を用いて最進角位置に駆動側回転体と従動側回転体を拘束したが、ベーン50a、50b、50c、50dが回動可能な上記所定回転角度範囲内であれば、最進角位置に限らず、最進角位置から最遅角位置の間のいずれの位置であってもよい。なお、回転角度位相係止手段71、72は、いわゆるエンジンの始動時に中間位相にロックするロック機構である。
本発明の実施形態のバルブタイミング調整装置の概略構成を示す模式的な部分断面図であって、図3中のI−Iからみた縦断面図である。 図1中のII方向からみた正面図である。 本発明の実施形態のバルブタイミング調整装置を示す模式図であって、ハウジング部材の内部を示す横断面図である。 他の実施形態に係わるバルブタイミング調整装置を内燃機関の従動軸側からみた外観図である。 カムシャフトとプーリとの回転方向を示す模式図である。 他の実施形態に係わるバルブタイミング調整装置を内燃機関の本体部側のカムシャフトに組付けるときの状態を示す模式図である。
符号の説明
1 バルブタイミング調整装置
2 カムシャフト(従動軸)
4 ボルト
10 シューハウジング(第2のハウジング部材)
10a、10b、10c、10d シュー(島部)
11 周壁
11a 回り止め溝(溝、係合部)
12 フロントプレート
12c ブッシュ
13 フランジ
14 収容室
20 プーリハウジング(第1のハウジング部材)
50 ベーンロータ(ベーン部材)
50a、50b、50c、50d ベーン(ベーン部材)
60 中間シャフト(軸部)
85 長孔溝
9 取付時具

Claims (7)

  1. 内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置において、
    前記駆動軸または前記従動軸の一方とともに回転するハウジング部材と、
    前記ハウジング部材内に形成された収容室に収容され、かつ前記収容室の周方向に横並びして形成された島部間で、所定の回転角度範囲に制限されて回動駆動されるベーン部材とを備え、
    前記ハウジング部材の前記島部の外周には、前記ベーン部材を前記駆動軸または前記従動軸の他方に組付けるときに前記他方に対してハウジング部材の回転角度方向への回り止めを行なうための組付冶具と嵌まり合う係合部が設けられていることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記係合部は、前記外周に設けた溝であることを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記溝は、断面形状が略円弧状に形成され、軸方向に延在していることを特徴とする請求項2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記溝は、前記収容室を区画する前記島部の内壁面の形状にほぼ沿うように形成された溝壁面を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記ベーン部材は、前記他方の端部に接続される軸部を有しており、
    前記ハウジング部材は、前記軸部における前記他方の反対側にある端部側に配設され、前記一方とともに回転する第1のハウジング部材と、前記第1のハウジング部材とともに回転可能であって、前記軸部の径方向外側に前記第1のハウジング部材と対向して配置される第2のハウジング部材とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 前記軸部および前記他方の内部には、前記収容室に向かって延びる油路が形成されており、
    前記軸部における前記他方の端部側の端面には、前記油路に接続可能な略円弧状の長孔溝を備えていることを特徴とする請求項5に記載のバルブタイミング調整装置。
  7. 前記所定回転角度範囲内の所定の略中間位置に、前記ベーン部材と前記ハウジング部材とを係止可能な回転角度位相係止手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
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