JP2000001248A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000001248A
JP2000001248A JP16681298A JP16681298A JP2000001248A JP 2000001248 A JP2000001248 A JP 2000001248A JP 16681298 A JP16681298 A JP 16681298A JP 16681298 A JP16681298 A JP 16681298A JP 2000001248 A JP2000001248 A JP 2000001248A
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JP16681298A
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Masato Doi
正人 土居
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/413Supporting web roll
    • B65H2301/4137Supporting web roll on its outer circumference

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状記録材料を収納する収納容器の取扱
い性を改良し、記録材料の送り込み等の作業を安定して
行える画像記録装置を提供する事をその目的とする。 【解決手段】 (1)ロール状記録材料を収納した収納
容器を装置の装填部に傾斜して載置させ、前記収納容器
の記録材料引き出し口から前記記録材料を引き出して記
録部へ搬送し、画像を記録するように構成した事を特徴
とする画像記録装置。 (2)ロール状記録材料を収納した収納容器の一面を装
置の上面パネル上に設けた装填部の傾斜面に載置し、傾
斜状態に保持せしめるとともに、前記装填状態の前記収
納容器における高所に位置する記録材料引き出し口か
ら、搬送手段を介して、前記記録材料を引き出し、記録
部へ搬送して画像を記録するように構成したことを特徴
とする画像記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状記録材料
を使用する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール状の記録材料を記録操作に応じて
搬送し、適宜のサイズ(ここでは、搬送方向における長
さを言う)に切断してシート状となし、当該シート状の
記録材料上に画像を形成するように構成した、ロール状
記録材料を使用する画像記録装置は、カラープルーフ作
成装置等でよく知られている。
【0003】そして、前記ロール状記録材料は巻芯上に
巻き回され、前記巻芯の両端は適宜のフランジにより支
持され、四角柱体の収納容器に高密状態で収納されてい
るのが一般的である。
【0004】一方、前記ロール状記録材料を使用する装
置側の構成は、装置の上面パネル上に前記収納容器を装
填するための装填部を設けるとともに、前記記録材料の
取り込み口と、当該取り込み口の下側(装填部の下側で
もある)に搬送ローラ対を備えている。
【0005】そして、画像記録の際、前記収納容器を前
記装填部に載置するとともに、当該容器に設けた記録材
料の引き出し口から前記記録材料を適宜の長さ引き出
し、前記搬送ローラ対に記録材料の先端部を挟持させた
後、一連の動作を行わせるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、収納容器の1つの面を装填部の水平面に載置
する態様であり、また、漏光の問題等から装置側に設け
られる記録材料の取り込み口の幅が狭いので、前記記録
材料先端部を、例えば、前記搬送ローラ対に挟持させる
作業がし難く、また、その作業を行うにも、前記収納容
器を斜めに保持しながら行う必要が有るので取り扱い性
が極めて悪いものであった。
【0007】また、前記搬送ローラに対して前記記録材
料の先端を挟持し得たとしても、安定したセットが出来
るとは限らず、うまくいかない場合は、前記記録材料の
搬送不良を引き起こしてしまう危惧を有していた。
【0008】本発明は前記収納容器の取扱い性を改良
し、上記のような不具合を極力防止し得る画像記録装置
を提供する事をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記する
構成によって達成する事が出来る。
【0010】(1)ロール状記録材料を収納した収納容
器を装置の装填部に傾斜して載置させ、前記収納容器の
記録材料引き出し口から前記記録材料を引き出して記録
部へ搬送し、画像を記録するように構成した事を特徴と
する画像記録装置。
【0011】(2)ハロゲン化銀写真感光材料からなる
ロール状記録材料を収納した収納容器を装置の装填部に
傾斜して載置させ、前記収納容器の記録材料引き出し口
から前記記録材料を引き出して記録部へ搬送し、画像を
記録するように構成した事を特徴とする画像記録装置。
【0012】(3)前記装填部は、前記装置の上面パネ
ル上にある事を特徴とする前記(1)または前記(2)
に記載の画像記録装置。
【0013】(4)前記収納容器の傾斜は、前記装填部
に設けた傾斜面に載置する事により行われる事を特徴と
する前記(1)または前記(2)に記載の画像記録装
置。
【0014】(5)前記装填部は前記装置の上面パネル
上にあり、前記収納容器の傾斜は装填部に設けた傾斜面
により行うものであり、かつ、前記傾斜面は前記装置側
に設けられる前記記録材料の取り込み口側に向かうに従
って高くなる傾斜面を含む事を特徴とする前記(1)ま
たは前記(2)に記載の画像記録装置。
【0015】(6)前記傾斜面の前記記録材料取り込み
口側に、ガイド面を設けた事を特徴とする前記(5)に
記載の画像記録装置。
【0016】(7)前記ガイド面は前記傾斜面を構成す
る部分または部材により形成してある事を特徴とする前
記(6)に記載の画像記録装置。
【0017】(8)前記ガイド面は前記記録材料の幅方
向位置に対応する位置であって、搬送方向にライン、溝
または突部を有する事を特徴とする前記(6)または前
記(7)に記載の画像記録装置。
【0018】(9)ロール状記録材料を収納した収納容
器の一面を装置の上面パネル上に設けた装填部の傾斜面
に載置し、傾斜状態に保持せしめるとともに、前記装填
状態の前記収納容器における高所に位置する記録材料引
き出し口から、搬送手段を介して、前記記録材料を引き
出し、記録部へ搬送して画像を記録するように構成した
ことを特徴とする画像記録装置。
【0019】(10)前記傾斜面は、前記装置側に設け
られる前記記録材料の取り込み口側に向かうに従って高
くなる傾斜面を含む事を特徴とする前記(9)に記載の
画像記録装置。
【0020】(11)前記傾斜面の前記記録材料取り込
み口側に、ガイド面を設けた事を特徴とする前記(9)
に記載の画像記録装置。
【0021】(12)前記ガイド面は前記傾斜面を構成
する部分または部材により形成してある事を特徴とする
前記(11)に記載の画像記録装置。
【0022】(13)前記ガイド面は前記記録材料の幅
方向位置に対応する位置であって、搬送方向にライン、
溝または突部を有する事を特徴とする前記(11)また
は前記(12)に記載の画像記録装置。
【0023】(14)前記ガイド面は、前記記録材料の
幅方向に延びる細溝を有する事を特徴とする前記
(6)、(7)、(8)、(11)、(12)または前
記(13)に記載の画像記録装置。
【0024】(15)ロール状記録材料を収納した収納
容器を装置の上面パネル上に設けた装填部に傾斜して載
置させ、前記収納容器の記録材料引き出し口から前記記
録材料を引き出して記録部へ搬送し、画像を記録するよ
うに構成するとともに、前記装填部近傍の前記上面パネ
ル上に前記記録材料の先端部処理用の細溝を設けた事を
特徴とする画像記録装置。
【0025】(16)前記収納容器の傾斜は、前記装填
部に設けた傾斜面に載置する事により成されるものであ
り、当該傾斜面は、前記装置側に設けられる前記記録材
料の取り込み口側に向かうに従って高くなる傾斜面を含
む事を特徴とする前記(15)に記載の画像記録装置。
【0026】(17)前記傾斜面の前記記録材料取り込
み口側に、ガイド面を設けた事を特徴とする前記(1
6)に記載の画像記録装置。
【0027】(18)前記ガイド面は前記傾斜面を構成
する部分または部材により形成してある事を特徴とす前
記(17)に記載の画像記録装置。
【0028】(19)前記ガイド面は前記記録材料の幅
方向位置に対応する位置であって、搬送方向にライン、
溝または突部を有する事を特徴とする前記(17)また
は前記(18)に記載の画像記録装置。
【0029】(20)ロール状記録材料を収納した収納
容器を、装置の上面パネル上に設けた装填部であって、
前記装置側に設けた前記記録材料の取り込み口に向かう
に従って高くなる傾斜面と、前記傾斜面の基部から反対
方向に向かうに従って高くなる傾斜面とでの傾斜状態に
保持せしめ、前記装填部の下側近傍にも桁搬送手段によ
り、前記収納容器の記録材料引き出し口から前記記録材
料を引き出して記録部に向けて搬送し、当該記録部で画
像記録を行うように構成した事を特徴とする画像記録装
置。
【0030】(21)前記装填部近傍の前記上面パネル
上に、前記記録材料の先端部処理用の細溝を設けた事を
特徴とする前記(20)に記載の画像記録装置。
【0031】(22)前記取り込み口側の傾斜面外側に
ガイド面を設けた事を特徴とする前記(20)に記載の
画像記録装置。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明に係わる実施の態様を、カ
ラープルーフ作成装置を例として、以下、図面を用いて
説明するが、本発明の技術的思想はこれに限定されるも
のではない。
【0033】図1はカラープルーフ作成装置の斜視図、
図2は(給紙)カバーを開いた状態のカラープルーフ作
成装置の斜視図である。
【0034】ここで、カラープルーフ作成装置というの
は、印刷物の仕上がりを事前に確認する校正物を得るた
めの装置を言う。
【0035】具体的には、カラー印刷物を作成するに当
たって、原稿フィルムの段階で色校正(カラープルー
フ)を行う事があり、その際、Y版、M版、C版及び墨
版に色分解された各分解網原稿フィルムを使って校正物
を作成し、本番の印刷版を作成する前に、原稿フィルム
のレイアウト、色、文字等に誤りがないかを検査し、印
刷物の仕上がりを事前に確認するのが一般的であり、前
記校正物を作成する装置をカラープルーフ作成装置と言
う。
【0036】図において、カラープルーフ作成装置1の
本体2は、記録材料上に画像を記録(露光)するための
露光ユニット3と、記録された画像を現像処理するため
の処理ユニット4とを有する。
【0037】前記露光ユニット3は、外部に、開閉可能
な上面パネル5および前面パネル6を有し、メンテナン
スは、それらパネルを開いて行う構成にある。
【0038】7は、ロール状の紙支持体にハロゲン化銀
写真感光材料を塗布乾燥してなる記録材料P(図3参
照)を収納した収納容器(以下、マガジンという)8を
装填するための装填部であり、装置本体の上部(上面パ
ネル上と同義)に設けてある。
【0039】前記マガジン8は多角柱体(図示は四角柱
体)の外観形状を有し、当該マガジン8の装填は、カバ
ー9を開閉して行う。
【0040】前記収納容器装填部の手前側にあるのは操
作部10で、液晶パネル11およびタッチパネル12を
有する。
【0041】前記現像処理ユニット4は、外部に、開閉
可能な上面パネル13および補給パネル14を有し、通
常のメンテナンスは上面パネルを開いて行い、処理液の
補充等は補給パネルを開いて行う。
【0042】15は、現像処理が終了した記録材料をス
トックするための排紙部である。
【0043】図3はカラープルーフ作成装置の内部構成
を示す概略図である。
【0044】前記露光ユニット3の内部は、概略、下記
構成を備える。
【0045】20は給紙部で、前記記録材料Pを収納す
るマガジンの装填部7の下側に設けた、一対のローラ2
1a、21bからなる搬送手段21(以下、場合により
ローラ対または一対のローラとも言う)と、前記搬送手
段の下方にあり、所定長の送りが終わったところで前記
記録材料を切断するための切断手段22とを有する。
【0046】前記ローラ対の一方のローラ21aは位置
固定してあり、他のローラ21bは適宜の移動機構によ
り位置移動可能に構成してある。
【0047】なお、記録材料にさほど影響がないのであ
れば前記ローラ対21は、常時、圧着しておいてもよ
く、あるいは、強圧着と弱圧着とを作り出しうる構成に
しておいてもよい。
【0048】また、前記ローラ対21は、装置側の上面
パネル上に設けられる前記記録材料の取り込み口500
(図4参照)に近接した下側位置に配設してある。
【0049】前記切断手段22はディスクカッタ(以
下、単にカッタと言う)からなり、通常は記録材料の一
側縁側であって退避した初期位置にある。
【0050】そして、動作時、前記記録材料の幅方向
(図において紙面と直交する方向)に往復動出来るよう
になっている。
【0051】23は前記ローラ対の下側に設けたドラム
給排紙ローラで、記録部を構成する主走査部30に設け
てあるドラム31に対して接離可能である。
【0052】上記構成において、前記マガジン8の引き
出し口80からドラム給排紙ローラに至るまでの記録材
料の搬送路は、略垂直下方に延びている。
【0053】前記主走査部30にあるドラム31は回転
可能であり、記録材料Pをドラム表面に吸着して記録走
査に付するようになっている。前記ドラム31に対向し
て配置してあるのは光学ユニット32であり、当該光学
ユニットは副走査部40の構成によりドラム軸と平行に
移動するようになっている。
【0054】また、光学ユニット32は、デジタル信号
を受けて前記ドラム上の記録材料にレーザビームによる
画像の書き込みを行う。
【0055】図示しないレーザ光源は、赤色レーザ光源
(HeNe)、緑色レーザ光源(HeNe)および青色
レーザ光源(Ar)からなる。
【0056】50は露光ユニット内における排紙部で、
位置可変の剥離ガイド51を有し、前記画像書き込みが
終了した記録材料を前記ドラム31から剥離して現像処
理ユニット4側に送り込む機構を有する。
【0057】60は前記記録材料Pを一時的に蓄積する
アキュムレータ部で、前記露光ユニット内での記録材料
の搬送速度よりも現像処理ユニット内での搬送速度が遅
く、その速度差による不都合が生じないように、一時的
に前記記録材料を蓄積し、整合を図るための場所であ
る。
【0058】一方、前記現像処理ユニット4の内部は、
概略、下記構成を備える。
【0059】即ち、前記露光ユニット3側から送り込ま
れてくる画像書き込み終了後の記録材料に一様な露光を
行う第2露光部41、発色現像処理部42、漂白定着処
理部43、安定化処理部44および乾燥部45を備え
る。
【0060】前記第2露光部41における露光は発色現
像処理液中に記録材料がある状態で行われるものであ
り、図における第2露光部および発色現像処理部は実質
1つの処理槽からなっていて、その内の浅い処理部を第
2露光部としてある。
【0061】前記第2露光部41は、使用される記録材
料が内部潜像型ダイレクトポジ感光材料である場合に必
要であって、化学カブリ型ダイレクトポジ感光材料を用
いる場合は不要である。
【0062】以上の構成による画像記録処理は次のよう
に行われる。
【0063】まず、前記カバー9を開いて前記装填部7
の所定位置(詳細は図4を用いて後述する)に前記マガ
ジン8を載置するとともに、前記ローラ対21に前記記
録材料Pの先端部を挟持させ、前記カバー9を閉じて事
前準備を完了する。
【0064】次に、記録処理のための操作ボタンをON
することにより前記搬送手段21が前記記録材料Pを記
録部に向けて給送(搬送)する。
【0065】前記記録材料Pの搬送量は前記搬送手段の
回転数、或いは搬送系中に設けられるエンコーダ等を利
用して計測する事ができ、所定長の送りが完了した時点
で前記搬送を停止させるとともに、前記カッタ22の往
動で切断を行う。
【0066】この時、前記記録材料の先端は前記ドラム
給排紙ローラ23を介して前記ドラム31表面に吸着保
持されている。
【0067】前記切断操作後、前記ドラム31を所定方
向に回転させながら、または、記録材料全体を前記ドラ
ムに吸着保持させてから、光学ユニット32を用いてデ
ジタル信号に従う像様の画像露光(画像書き込み)を行
う。
【0068】次いで、画像露光終了後の前記記録材料P
を前記ドラム31上から剥離ガイド51により剥離させ
るとともに前記現像処理ユニット4側に向けて搬送させ
る。
【0069】前記アキュムレータ部60を利用しての速
度調整後、前記現像処理ユニットに送り込まれた前記記
録材料に対して、発色現像処理液中において、第2露光
部41で一様露光を付与し、順次、漂白定着処理、安定
化処理を行い、乾燥部45における乾燥後に機外の排紙
部15に排出して画像記録処理操作を終了する。
【0070】図4は、前記装填部7における構成の改良
した主要部を示す模式図である。
【0071】なお、図中、前記した部材(手段)と同一
部材については同一の参照数字を付してある。
【0072】前記上面パネル5上であって、装填部の下
部に斜線で示す部材90はマガジン保持部材(以下、単
に保持部材とも言う)で、前記マガジンを傾斜状態に載
置保持する傾斜面901と903とを有する。
【0073】前記傾斜面901は、斜面の最下部905
から前記記録材料の取り込み口500の方向に向かうに
従って順次高さを増す傾斜面であり、他の傾斜面903
は、前記部位905を基点として前記傾斜面901と反
対方向に延び、前記基点から離れるに従って順次その高
さを増す傾斜面になっている。
【0074】即ち、前記保持部材90は、マガジン8の
幅方向(紙面の表面から裏面に抜ける方向)に対して直
交する断面が略M字型の形状に構成されている。
【0075】前記傾斜面901は、前記記録材料の引き
出し口800を設けてある前記マガジン8の一面を載置
し、他の前記傾斜面903は、傾斜面901によるマガ
ジンの位置ズレを抑制する。
【0076】斯様な構成としたので、従来のように、前
記マガジンを両手で保持しつつ前記記録材料Pの先端部
を前記ローラ対21間に送り込む(位置づける)作業性
の悪さを簡単に解消できる。
【0077】換言すれば、前記記録材料Pを引き出し口
800から適当な長さ分引き出してから、前記マガジン
を前記保持部材90上に載置し、以後、記録材料Pの両
側部を掴んで容易にその先端部を位置づける事ができ
る。
【0078】これは、前記引き出し口800を高所に置
き、前記取り込み口500近辺を見やすくするようにし
た構成により得られる効果である。
【0079】なお、前記傾斜の度合い等は、適宜決定で
きるものであり、また他の傾斜面903は上記形態でな
くともよく、場合によっては無くすことも出来る。
【0080】更に、図5のように、マガジンのズリ落ち
を防止する立ち上げ部907(前記傾斜面903と同じ
機能を有する)を一体的に有する、単なる板材の曲げ加
工で保持部材90を構成してもよい。
【0081】要は、マガジンを安定した状態に載置(保
持)出来、取り込み口500の近辺が視認し易い広がり
を形成出来れば事足りるので設計の自由度は広い。
【0082】前記保持部材90の傾斜面901に連なる
垂直壁面909の外側(前記取り込み口500側)にあ
るのはガイド手段100で、前記斜面の頂部から前記取
り込み口に延びるガイド面103は、前記記録材料のス
ムーズな送り込みを可能とすべくなだらかな曲面で形成
してある。
【0083】105は、前記ガイド面103上の適所に
設けた細溝で、マガジンの幅方向に延びており、前記記
録材料の先端部が綺麗な直線になっていない場合など
の、その先端カット処理時に利用する。
【0084】なお、前記ガイド面(ガイド手段)は前記
保持部材90と一体的に形成してもよい。更に、前記保
持部材を上面パネルと一体的に形成する事も可能であ
る。
【0085】前記先端カット処理の細溝105は、図6
に示すように上面パネル上の適宜の位置に施す事もでき
る。
【0086】この場合は、前記カバー9の外側に合わせ
てマガジン8を置いた後、カット部近辺の記録材料Pを
押さえて処理する事になる。
【0087】図7は、前記ガイド面上の構成を説明する
ための概略図である。
【0088】前記ガイド面103上であって、前記記録
材料Pの移送方向には、当該記録材料の少なくとも一側
面に対応する規制ライン(以下、単にラインと言う)1
07を表示してある。
【0089】これは、当該ライン107を利用する事に
より、前記記録材料の引き出し時における記録材料の曲
がりを極力防止するためである。
【0090】前記ラインに変えて溝とする事、または、
図8に示すように突部109としても良い。
【0091】なお、前記図4を例とすると、前記マガジ
ン8の上下方向および左右方向の位置ズレを防止する手
段が備えられていてもよく、一方、マガジンの重量が相
当に重く、記録材料の搬送時においても姿勢の安定が保
たれるような場合等は、設ける必要はない。
【0092】
【発明の効果】ロール状記録材料を収納する収納容器
を、装填部に設けた保持部材の斜面上に載置するだけで
安定姿勢を保ちうると同時に、装置の記録材料取り込み
口周りに視認できるスペースを作り出せるので、前記記
録材料の送り込み等の作業がし易く、前記収納容器の取
扱い性を向上出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープルーフ作成装置の斜視図である。
【図2】カバーを開いた状態のカラープルーフ作成装置
の斜視図である。
【図3】カラープルーフ作成装置の内部構成を示す概略
図である。
【図4】装填部における構成の改良した主要部を示す模
式図である。
【図5】他の保持部材の形態を示す概略図である。
【図6】細溝を上面パネル上に設けた場合の平面図であ
る。
【図7】ガイド面上の構成を説明するための概略図であ
る。
【図8】ガイド面上の他の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 カラープルーフ作成装置 2 本体 3 露光ユニット 4 現像処理ユニット 5、13 上面パネル 6 前面パネル 7 装填部 8 収納容器 9 カバー 10 操作部 20 給紙部 21 搬送手段 22 切断手段 30 主走査部 40 副操作部 90 収納容器保持部材 100 ガイド手段 103 ガイド面 105 細溝 107 規制ライン 500 取り込み口 800 引き出し口 901、903 傾斜面

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状記録材料を収納した収納容器を
    装置の装填部に傾斜して載置させ、前記収納容器の記録
    材料引き出し口から前記記録材料を引き出して記録部へ
    搬送し、画像を記録するように構成した事を特徴とする
    画像記録装置。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化銀写真感光材料からなるロー
    ル状記録材料を収納した収納容器を装置の装填部に傾斜
    して載置させ、前記収納容器の記録材料引き出し口から
    前記記録材料を引き出して記録部へ搬送し、画像を記録
    するように構成した事を特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記装填部は、前記装置の上面パネル上
    にある事を特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記収納容器の傾斜は、前記装填部に設
    けた傾斜面に載置する事により行われる事を特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記装填部は前記装置の上面パネル上に
    あり、前記収納容器の傾斜は装填部に設けた傾斜面によ
    り行うものであり、かつ、前記傾斜面は前記装置側に設
    けられる前記記録材料の取り込み口側に向かうに従って
    高くなる傾斜面を含む事を特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記傾斜面の前記記録材料取り込み口側
    に、ガイド面を設けた事を特徴とする請求項5に記載の
    画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド面は前記傾斜面を構成する部
    分または部材により形成してある事を特徴とする請求項
    6に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド面は前記記録材料の幅方向位
    置に対応する位置であって、搬送方向にライン、溝また
    は突部を有する事を特徴とする請求項6または請求項7
    に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 ロール状記録材料を収納した収納容器の
    一面を装置の上面パネル上に設けた装填部の傾斜面に載
    置し、傾斜状態に保持せしめるとともに、前記装填状態
    の前記収納容器における高所に位置する記録材料引き出
    し口から、搬送手段を介して、前記記録材料を引き出
    し、記録部へ搬送して画像を記録するように構成したこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記傾斜面は、前記装置側に設けられ
    る前記記録材料の取り込み口側に向かうに従って高くな
    る傾斜面を含む事を特徴とする請求項9に記載の画像記
    録装置。
  11. 【請求項11】 前記傾斜面の前記記録材料取り込み口
    側に、ガイド面を設けた事を特徴とする請求項9に記載
    の画像記録装置。
  12. 【請求項12】 前記ガイド面は前記傾斜面を構成する
    部分または部材により形成してある事を特徴とする請求
    項11に記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記ガイド面は前記記録材料の幅方向
    位置に対応する位置であって、搬送方向にライン、溝ま
    たは突部を有する事を特徴とする請求項11または請求
    項12に記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記ガイド面は、前記記録材料の幅方
    向に延びる細溝を有する事を特徴とする請求項6、7、
    8、11、12または請求項13に記載の画像記録装
    置。
  15. 【請求項15】 ロール状記録材料を収納した収納容器
    を装置の上面パネル上に設けた装填部に傾斜して載置さ
    せ、前記収納容器の記録材料引き出し口から前記記録材
    料を引き出して記録部へ搬送し、画像を記録するように
    構成するとともに、前記装填部近傍の前記上面パネル上
    に前記記録材料の先端部処理用の細溝を設けた事を特徴
    とする画像記録装置。
  16. 【請求項16】 前記収納容器の傾斜は、前記装填部に
    設けた傾斜面に載置する事により成されるものであり、
    当該傾斜面は、前記装置側に設けられる前記記録材料の
    取り込み口側に向かうに従って高くなる傾斜面を含む事
    を特徴とする請求項15に記載の画像記録装置。
  17. 【請求項17】 前記傾斜面の前記記録材料取り込み口
    側に、ガイド面を設けた事を特徴とする請求項16に記
    載の画像記録装置。
  18. 【請求項18】 前記ガイド面は前記傾斜面を構成する
    部分または部材により形成してある事を特徴とする請求
    項17に記載の画像記録装置。
  19. 【請求項19】 前記ガイド面は前記記録材料の幅方向
    位置に対応する位置であって、搬送方向にライン、溝ま
    たは突部を有する事を特徴とする請求項17または請求
    項18に記載の画像記録装置。
  20. 【請求項20】 ロール状記録材料を収納した収納容器
    を、装置の上面パネル上に設けた装填部であって、前記
    装置側に設けた前記記録材料の取り込み口に向かうに従
    って高くなる傾斜面と、前記傾斜面の基部から反対方向
    に向かうに従って高くなる傾斜面とでの傾斜状態に保持
    せしめ、前記装填部の下側近傍にも桁搬送手段により、
    前記収納容器の記録材料引き出し口から前記記録材料を
    引き出して記録部に向けて搬送し、当該記録部で画像記
    録を行うように構成した事を特徴とする画像記録装置。
  21. 【請求項21】 前記装填部近傍の前記上面パネル上
    に、前記記録材料の先端部処理用の細溝を設けた事を特
    徴とする請求項20に記載の画像記録装置。
  22. 【請求項22】 前記取り込み口側の傾斜面外側にガイ
    ド面を設けた事を特徴とする請求項20に記載の画像記
    録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8157460B2 (en) * 2007-03-19 2012-04-17 Seiko Epson Corporation Roll paper printer having an automatic paper cutter, and related printer control method and control program

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