JP2003315926A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JP2003315926A
JP2003315926A JP2002119456A JP2002119456A JP2003315926A JP 2003315926 A JP2003315926 A JP 2003315926A JP 2002119456 A JP2002119456 A JP 2002119456A JP 2002119456 A JP2002119456 A JP 2002119456A JP 2003315926 A JP2003315926 A JP 2003315926A
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Yoshihiro Kiyotaki
芳弘 清瀧
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプライス部であると、それ以外の部分であ
るとを問わず、露光部の露光ポイントに対して感光材料
を厚み方向で確実に規制しつつも、スプライス部の通過
を許容し得るガイド部材を備えて、プリント作製の作業
効率が低下するのを防ぐことができる写真処理装置を提
供する。 【解決手段】 本発明は、感光材料のベース面と対向す
る板状の第1ガイド部材134と、該第1ガイド部材1
34の上流位置にて感光材料が通過し得る隙間を有して
該第1ガイド部材134と対向する第2ガイド部材13
5とを備え、感光材料を第1ガイド部材134で吸着し
つつ搬送すると共に、第2ガイド部材135の下流位置
における第1ガイド部材134上で感光材料を走査露光
する写真処理装置において、前記第1ガイド部材134
と第2ガイド部材135との隙間が感光材料のスプライ
ス部の通過に伴って拡大するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、搬送機構により感
光材料を搬送しながら露光を行う、いわゆる走査露光方
式の写真処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年のデジタル技術およびこれに付随す
るデジタル用デバイスの発達に伴い、写真処理装置業界
においてもデジタル化の波が打ち寄せている。その一例
として、写真フィルムの原画を光学レンズ系を介して感
光材料に焼き付けるという従来のアナログ露光方式に取
って代わり、写真フィルムの原画をスキャナーで読み込
んでデジタルデータ化し、このデジタルデータに基づい
て作成される画像をデジタル用デバイスを介して感光材
料に焼き付けるというデジタル露光方式が採用されるよ
うになってきている。 【0003】デジタル露光方式には、光ファイバとPL
ZT素子(透光性圧電セラミックス素子)との組合せに
よる方式、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイ
ス)(登録商標)(以下、「DMD」と省略する)によ
る方式、レーザー光とポリゴンミラーとの組合せによる
方式等が提供されているが、何れの方式にあっても、感
光材料を一定速度で搬送させながらライン状の露光を行
なっていく、いわゆる走査露光方式が大半である。 【0004】走査露光方式の写真処理装置では、高品質
のプリントを作製するため、感光材料は、露光位置に対
して高い精度でその位置を保持する必要がある。この位
置保持は、感光材料の搬送方向及び幅方向のみならず、
露光のピントずれを防止するために厚み方向においても
重要である。このような感光材料の厚み方向の位置を許
容範囲に保持するためには、感光材料のベース面側に位
置する第1ガイド部材と感光材料の乳剤面側に位置する
第2ガイド部材を露光位置近傍に配置するのが好適であ
り、露光ポイントに対してその許容範囲内に感光材料が
位置するように、第1ガイド部材と第2ガイド部材との
間隔を設定すればよい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、写真処理装
置では、感光材料は、ロール状に巻回された長尺シート
としてマガジンに収納されており、露光前又は露光後に
プリントサイズに合わせてカットされるようになってい
る。通常は、このマガジンに収納された感光材料ロール
は、1本の繋ぎ目のない長尺シートであるが、場合によ
っては、途中で繋ぎ目(スプライス部)を持ったものも
ある。 【0006】このようなスプライス部は、感光材料の端
縁同士をつき合わせ、その境目をテープで繋いだものも
あるが、大半は、感光材料の端同士を重ね合わせて、こ
の重なり部分を接着したもの(さらにプレスして波板状
にしたもの)や、この重なり部分をテープで繋いだもの
が多く、感光材料の重なり分だけ、あるいは重なり分以
上に厚みを増しているので、特に厚み方向の間隔が狭く
設定されている上記ガイド部材を通過するのが困難であ
り、従来は、スプライス部の前後で感光材料をカットし
た後、これを装置外へ取り出す必要があった。このた
め、使用している感光材料ロールがスプライス部を持っ
ている場合、プリント作製の作業効率が低下するという
問題を生じていた。 【0007】一方、このような作業効率の低下を防ぐた
めに、ガイド部材の間隔をスプライス部が通過し得る寸
法に設定すれば、感光材料のうちのスプライス部を除い
た部分は、厚み方向において露光位置に対して高い精度
でその位置が保持されないため、結果として、画像品質
が安定しないという問題を生じることとなる。 【0008】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたもので、スプライス部であると、それ以外
の部分であるとを問わず、露光部の露光ポイントに対し
て感光材料を厚み方向で確実に規制しつつも、スプライ
ス部の通過を許容し得るガイド部材を備えて、プリント
作製の作業効率が低下するのを防ぐことができる写真処
理装置を提供することを課題とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る写真処理装置は、感光材料のベース面と
対向する板状の第1ガイド部材と、該第1ガイド部材の
上流位置にて感光材料が通過し得る隙間を有して該第1
ガイド部材と対向する第2ガイド部材とを備え、感光材
料を第1ガイド部材で吸着しつつ搬送すると共に、第2
ガイド部材の下流位置における第1ガイド部材上で感光
材料を走査露光する写真処理装置において、前記第1ガ
イド部材と前記第2ガイド部材との隙間が感光材料のス
プライス部の通過に伴って拡大するよう構成されてなる
ことを特徴とする。 【0010】第1ガイド部材は、露光位置におけるピン
トずれを防止すべく、感光材料のベース面を吸着して感
光材料に平面性を与え、厚み方向における位置保持を行
うための手段である。しかし、感光材料は、その巻き癖
によりベース面側にカールしていることが多く、先端が
カールにより浮き上がった状態で第1ガイド部材に送り
込まれると、第1ガイド部材は、感光材料を確実に吸着
することができない。第2ガイド部材は、その感光材料
を第1ガイド部材に押さえ付けるための手段である。従
来の写真処理装置では、第1ガイド部材と第2ガイド部
材との隙間が感光材料が通過し得る程度の寸法に固定さ
れていたため、感光材料のスプライス部がここを通過す
ると、紙詰まりを起こしやすい。一方、本発明は、第1
ガイド部材と第2ガイド部材との隙間が拡大するように
構成されているため、スプライス部もここを通過し得る
ようになっている。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る写真処理装置
の一実施形態を図面を参酌しつつ説明するが、これに先
立ち、本実施形態に係る写真処理装置の概略構成を説明
する。 【0012】図1に示す如く、装置本体1の上面の一端
側には、感光材料Pをロール状にして収容し、感光材料
Pを装置本体1内に供給するための二つのマガジン3
(3a,3b)が載置されている。それぞれのマガジン
3は、二分割されて開閉自在な略立方形状(箱型)をな
し、その角部近傍には、感光材料Pの送り出しのための
排出口4(4a,4b)が形成されている一方、装置本
体1の上面には、マガジン3の排出口4から外部に送り
出された感光材料Pを装置本体1内に受け入れるための
受入口5(5a,5b)が形成されている。 【0013】そして、装置本体1内には、二つの受入口
5(5a,5b)に臨み、それぞれのマガジン3から受
け取った感光材料Pを下方向に搬送する縦長の第1搬送
ユニット7が配置されている。第1搬送ユニット7は、
二つの感光材料P,Pの何れか一方を選択して下流側に
送り出すための選択機構8と、選択された一方の感光材
料Pを所定長さに切断するカッター機構9と、該カッタ
ー機構9より下流側に間隔を有して複数配置されたロー
ラー10,…とを備えている。 【0014】また、第1搬送ユニット7の下流位置に
は、該第1搬送ユニット7から受け取った感光材料Pを
DMD(登録商標)を用いて露光処理するデジタル露光
処理ユニット11が配置されている。デジタル露光処理
ユニット11は、第1搬送ユニット7から受け取った感
光材料Pを所定速度で搬送させ、あるいは所定位置に位
置決めさせるための露光台13と、デジタル画像化され
た写真フィルムの画像データに基づいて露光台13上の
感光材料Pに走査光を出力する走査露光ユニット(単
に、露光ユニットともいう)14とを備えている。 【0015】さらに、露光台13の下流位置には、該露
光台13から受け取った感光材料Pを装置本体1の下方
位置から搬送方向を上方に転換して搬送するための搬送
ユニットが配置されている。この搬送ユニットは、搬送
経路の上流側から順番に、露光台13から下方に送り出
された感光材料Pを装置本体1の下部近傍に沿って水平
方向に搬送した後、搬送方向を転換して上方に搬送する
第2搬送ユニット16と、該第2搬送ユニット16から
上方に送り出された感光材料Pを左右に振り分けて上方
に搬送する第3搬送ユニット17と、該第3搬送ユニッ
ト17から上方に送り出された感光材料Pを上方に搬送
した後、搬送方向を転換して水平方向に搬送する第4搬
送ユニット18とで構成されている。 【0016】そして、第4搬送ユニット4の下流側に
は、該第4搬送ユニット18から送り出された感光材料
Pの現像処理を行なう現像処理ユニット20が配置され
ている。現像処理ユニット20は、発色液、定着液、安
定液等の現像処理に必要な処理液を蓄えた複数の処理タ
ンク21, …と、それぞれの処理タンク21に挿入さ
れ、上下方向に配置された複数の送りローラー22(図
中は一部のみの図示)を備えた液中ラック(図示せず)
と、隣同士の処理タンク21,21の上方開口部を跨ぐ
ように配置された送りローラー23を備えたオーバーラ
ック(図示せず)とで構成されている。 【0017】そして、現像処理ユニット20の下流側に
は、現像処理を終えた感光材料Pに付着した余分な処理
液を飛ばして感光材料Pを乾燥処理する乾燥ユニット2
5が配置されている。乾燥ユニット25は、搬送経路上
の感光材料Pに熱風を送給するヒーター(図示せず)
と、乾燥された感光材料Pを外部に排出する排出ローラ
ー26とを備えている。 【0018】本実施形態に係る写真処理装置の概略構成
は以上の如くであり、次に、本発明の特徴部分である露
光台13について詳細に説明する。 【0019】露光台13は、図2に示す如く、複数のロ
ーラーを備え、第1搬送ユニット7と第2搬送ユニット
16との間に介装される搬送ユニットである。この露光
台13は、横長の箱型形状を有しており、露光台13の
四隅箇所に挿通された四本のボルト123,…を支持台
12の上面に取り付けられた左側プレート121の端面
121a若しくは右側プレート122の端面122aに
穿設された雌ネジにそれぞれ締結することで、支持台1
2に固定されている。 【0020】露光台13内のローラーは、図3にも示す
如く、所定間隔を有して上下方向に配置された一対のア
ドバンスローラー131,131と、それぞれのアドバ
ンスローラー131に圧着される二本の圧着ローラー1
32,132とからなる。従って、第1搬送ユニット7
から送り出されて露光台13内に送り込まれた感光材料
Pは、まず、上方のアドバンスローラー131とこれに
圧着される二本の圧着ローラー132,132に保持さ
れ、しかる後、下方のアドバンスローラー131とこれ
に圧着される二本の圧着ローラー132,132にも保
持された状態で搬送される。 【0021】また、第1搬送ユニット7から露光台13
への感光材料Pの先端の移行、あるいは露光台13から
第2搬送ユニット16への感光材料Pの先端の移行を円
滑且つ確実にすべく、第1搬送ユニット7の出口部(図
示しない)、露光台13の入口部および出口部、そして
第2搬送ユニット16の入口部(図示しない)には、そ
れぞれ二枚の板体が対向配置されて先端側がテーパ状に
拡開された一対のガイド板133,133が設けられて
いる。 【0022】露光ユニット14は、ハロゲンランプ14
1を収容するランプハウス142と、反射ミラー、レン
ズ、DMD(登録商標)等の光学部品を収容し、内部に
導入されたハロゲンランプ141の照射光を走査光Qに
変換して横長のスリットから外部に投光させる光学ボッ
クス143とからなるが、露光ユニット14からの走査
光Qは、一対のアドバンスローラー131,131間に
照射されるように設定されており、該一対のアドバンス
ローラー131,131間に位置する横長の矩形状領域
が走査露光領域となる。 【0023】そして、走査露光中における感光材料Pの
紙面直交方向での浮き上がりによってプリント品質が低
下するのを防止すべく、二つのアドバンスローラー13
1,131間には、搬送経路に沿って多孔の背面板(第
1ガイド部材)134が配置されており、背面板134
の裏面側から多孔を介して表面側の空気を吸引すること
で、感光材料Pを背面板134に吸着させながら搬送さ
せるようにしている。 【0024】また、背面板134の表面側であって、走
査露光領域の上流位置には、背面板134とで搬送経路
を挟み込むようにしてガイド体(第2ガイド部材)13
5が取り付けられている。このガイド体135は、図4
に示す如く、両端部を除き、長手方向に沿って所定の深
さを有する直方体形状の凹部135a’が形成された基
台135aと、該凹部135a’に収容される長尺のガ
イド板135bとを備えている。 【0025】前記ガイド板135bのうち、搬送経路と
反対側の面には、搬送面と直交する方向に軸体135c
が突設されており、該軸体135cが基台135aに穿
設された貫通孔に挿通されて、ガイド板135bは、背
面板134に対して接離する方向(搬送面と直交する方
向)に移動自在な可動式となっている。また、ガイド板
135bは、軸体135cにコイルスプリング(弾性部
材)135dが介設されて、背面板134側へ常時付勢
されると共に、軸体135cに形成された頭部が基台1
35aの貫通孔と当接して、ガイド板135bの背面板
134側への移動が規制されるようになっている。 【0026】この状態でのガイド板135bと背面板1
34との隙間は、感光材料が通過し得る寸法である約
0.4mm(感光材料の厚みは0.2〜0.3mm)で
ある。一方、基台135aの凹部135a’の底面とガ
イド板135bとの間も、例えば約0.4mmの隙間が
設定されている。従って、ガイド板135bと背面板1
34との隙間は約0.8mmまで拡大可能である。即
ち、スプライス部がガイド板137と背面板134との
間に差し掛かれば、コイルスプリング139の付勢に抗
してガイド板137が持ち上げられ、ガイド板137と
背面板134との隙間が拡大されて、約0.8mmの厚
みまでならばガイド板137と背面板134との間をス
プライス部が通過し得るようになっている。 【0027】図3に戻り、走査露光領域の下流側であっ
て、該走査露光領域を挟んで上流側のガイド体135と
対向する位置には、背面板134とで搬送経路を挟み込
むようにして圧着体136が設けられている。該圧着体
136は、一端が回動自在に支持された揺動部材136
aと、該揺動部材136aの他端に回動自在に支持され
たローラー136bと、該ローラー136bを背面板1
34側に常時付勢するコイルスプリング136cとから
なる。 【0028】本実施形態に係る露光台13の構成は以上
の如くであり、次に、その露光部13における感光材料
Pの搬送形態を図3に基づき説明する。 【0029】第1搬送ユニット7から送り出された感光
材料Pは、上流側の一対のガイド板133,133間に
入り込み、しかる後、上流側のアドバンスローラー13
1とこれに圧着される二本の圧着ローラー132,13
2に保持され、これに伴い、搬送主体が第1搬送ユニッ
ト7から露光台13へと移される。そして、このローラ
ー対131,132,132により搬送される感光材料
Pは、背面板134とガイド体135との隙間に入り込
み、巻き癖に伴う浮き上がりがガイド体135により矯
正されて、背面板134に吸着された状態となる。 【0030】しかる後、感光材料Pは、背面板134に
吸着された状態を維持しつつ、搬送に伴って走査露光領
域を順次通過し、下流側のアドバンスローラー131と
これに圧着される二本の圧着ローラー132,132に
も保持された状態となり、以降は、上下流一対のローラ
ー対131,132,132,131,132,132
により、そして、感光材料Pの下流端が上流側のローラ
ー対131,132,132を抜ければ、下流側のロー
ラー対131,132,132により、第2搬送ユニッ
ト16へ送り出される。 【0031】ここで、感光材料Pを搬送する過程におい
て、感光材料Pのスプライス部が露光台13を通過した
としても、上流側の圧着ローラ132,132、ガイド
体135のガイド板135b、圧着体136のローラー
136b及び下流側の圧着ローラ132,132は、そ
れぞれ上流側のアドバンスローラー131、背面板13
4、背面板134及び下流側のアドバンスローラー13
1から退避するように離間するため、厚みが増すスプラ
イス部であっても、その通過を許容し得るようになって
いる。 【0032】従って、本実施形態に係る写真処理装置に
よれば、従来のように、スプライス部の前後で感光材料
をカットした後、これを装置外へ取り出す必要が無く、
このため、使用している感光材料ロールがスプライス部
を持っている場合、プリント作製の作業効率が低下する
という問題を解決することができるのである。 【0033】しかも、走査露光領域を挟む配置関係にあ
るガイド体135のガイド板135b及びローラー圧着
体136のローラー136bは、背面板134側(即ち
感光材料Pの乳剤面側)に常時付勢されているため、ス
プライス部を背面板134に押さえ付ける作用を有し、
ゆえに、スプライス部が背面板134の吸着から外れて
浮き上がるようなことも無い。 【0034】尚、本発明に係る写真処理装置は、上記実
施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲にて種々の変更が可能である。 【0035】例えば、第1ガイド部材及び第2ガイド部
材としての背面板134及びガイド体135は、上記実
施形態に限定されるものではなく、特に、両者の間隔及
びその拡大率は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更
が可能である。 【0036】また、上記実施形態の如く、DMD(登録
商標)をデジタル用デバイスに採用するものに限られ
ず、また、従来技術で列挙したものに限られず、公知と
なっているデジタル用デバイス全てを含むものである。 【0037】また、露光方式としては、走査露光方式に
限定されず、また、走査露光方式であったとしても、感
光材料Pを間欠送りして走査露光を行なう方式であって
もよい。 【0038】 【発明の効果】以上の如く、本発明は、露光位置の手前
において対向する第1ガイド部材及び第2ガイド部材の
間隔が可変となっており、厚みを増しているスプライス
部の通過も許容し得るようになっている。従って、従来
のように、スプライス部の前後で感光材料をカットした
後、これを装置外へ取り出す必要も無く、プリント作製
の作業効率が低下するという事態を無くすことができ
る。しかも、第1ガイド部材と第2ガイド部材とは、ス
プライス部であると、それ以外の部分であるとを問わ
ず、常に感光材料を挟み込んで厚み方向に規制を加える
ものであるため、感光材料の浮き上がりを確実に防止し
て、画像品質が安定した良好なプリントを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る写真処理装置の概略
側面図を示す。 【図2】同実施形態の露光処理ユニットの一部断面を含
む外観斜視図を示す。 【図3】同実施形態の露光台の一部断面を含む側面図を
示す。 【図4】同実施形態のガイド体であって、(イ)は、一
部断面を含む正面図、(ロ)は、断面側面図を示す。 【符号の説明】 3…マガジン、11…露光処理ユニット、13…露光
台、131…アドバンスローラ、132…圧着ローラ
ー、133…ガイド板、134…背面板(第1ガイド部
材)、135…ガイド体(第2ガイド部材)、135a
…基台、136a’…凹部、135b…ガイド板、13
5c…軸体、135d…コイルスプリング、136…圧
着体、136a…揺動部材、136b…ローラー、13
6c…コイルスプリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 感光材料のベース面と対向する板状の第
    1ガイド部材と、該第1ガイド部材の上流位置にて感光
    材料が通過し得る隙間を有して該第1ガイド部材と対向
    する第2ガイド部材とを備え、感光材料を第1ガイド部
    材で吸着しつつ搬送すると共に、第2ガイド部材の下流
    位置における第1ガイド部材上で感光材料を走査露光す
    る写真処理装置において、前記第1ガイド部材と前記第
    2ガイド部材との隙間が感光材料のスプライス部の通過
    に伴って拡大するよう構成されてなることを特徴とする
    写真処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007031065A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd 露光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007031065A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd 露光装置

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