JPS62176364A - 光ビ−ム走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 不発明は光偏向器により光ビームを走査シート上におい
て走査せしめる光ビーム走査装置に関し、特に詳細には
コンパクトな機構により走査シートの位置決めおよび搬
送を高精度に行なうここのできる光ビーム走査装置に関
するものである。

（発明の技術的背景および先行技術） 従来より、光偏向器によって光ビームを偏向し、走査シ
ート上を相対的に２次元的に走査上しめる光ビーム走査
装置が、各種走査記録装置、走査読取装置等において広
く使用されている。これらの光ビーム走査装置における
光ビームの２次元的走査は、光ビームを光偏向器により
（偏向して走査シート上を主走査ぜしめるとともに、走
査シートを前記主走査方向と略直交する副走査方向に移
動させることにより行なわれる。しかしながら、従来の
装置においては、上記副走査を行なう手段のために、走
査シートの任意の位置から走査を開始することができな
い、装置が大型化する等の問題が生じている。以下、第
３図および第４図を参照して従来の光ビーム走査装置の
問題について説明する。

第３図に示す光ビーム走査装置において、ヒーム光源１
０１から発せられた光ビーム１０２は、光偏向器である
回転多面鏡１０３に入射し、回転多面鏡１０３が矢印へ
方向に回転するのに伴って反射偏向される。回転多面鏡
１０３により反射された光ヒーム１０２は、光路上に設
けられた、結像レンズであるｆθレンズ１０４を通過し
た後、疋査シート１０５上を矢印Ｂ方向に主走査する。

前記走査シート１０５は、矢印Ｃ方向に回転する回転ド
ラム１０６と、該回転ドラム１０６上に設けられた一対
のローラ１０７Ａ、　　１０７３により挾持されながら
回転ドラム１０６が回転するのに伴って前記主走査方向
と略直角な矢印り方向に搬送されることにより副走査さ
れる。従って光ビーム１０２はこのように矢印り方向に
搬送される（副走査される）走査シート１０５上を繰り
返し矢印Ｂ方向に主走査することによってシート１０５
を２次元的に走査し、走査シート１０５の略全面に亘っ
て画像情報の記録が行なわれる。

しかしながら、上記の装置においては、走査シートの副
走査方向の移動は回転ドラム１０６によって行なわれる
ようになっており、走査シート１０５の０１走査方向へ
の搬送中にモータ１０Ｂへの負荷変動を極力抑えて０１
走査ムラを生じさせないようにするため、図示のように
光ビーム１０２による走査位置の前後に、走査シート１
０５を支持する支持台１０９、　１１０が配するなどし
てそれぞれ走査シート１枚を平坦に配することの可能な
スペースを設ける必要かある。従って図示の装置におい
ては、上記支持台等のために装置が大型化してしまうと
いう問題が生じる。また、走査シートを安定して搬送す
るためには、走査シートは２つの前記ローラ１０７Ａ　
、　　１０７Ｂにより把持される必要があるので、これ
らのローラ１０７Ａ、　　１０７Ｂが設けられているこ
とにより走査シートの副走査方向の両端には走査を行な
うことかできず、装置が記録装置である場合には両端部
をブラックエツジにしたいという要求に応じられないと
いう不都合が生じる。ざらに、走査シート１０５は光ビ
ーム１０２による走査を受けるのに先立って副走査方向
において位置決めされる必要があり、位置決め部材とし
ては、第４図に示すように、前記支持台１１０上に、図
中実線で示す位置と図中破線で示す位置をとるように上
下方向に移動し、実線で示す位置において走査シート１
０５の先端を当接せしめるストッパ１１１を設けること
が可能である。しかしながら上記のストッパ１１１は上
下方向に移動するものであるため、その移動手段か上下
方向に延びた大型のものとなり、装置を一層大型化させ
てしまうという不都合が生じてしまう。

（発明の目的） 本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、装置全体を大型化させることなくＩＷＩ走査方向の
任意の位置から走査シートに対して走査を行なうことを
可能とする、コンパクトでおりかつ精度の高い、走査シ
ートの位置決めおよび搬送手段を備えた光ビーム走査装
置を提供することを目的とするものである。

（発明の構成） 本発明の光ビーム走査装置は、光ビームの走査位置の、
走査シートの搬送方向における上流側と下流側に前記走
査シートを把持し副走査方向に搬送することの可能な、
送りローラとニップローラからなるローラ対を該シート
の副走査方向の長さよりも小ざい間隔をあけて２組設け
、該２組のローラ対の間に、前記ローラ対により搬送さ
れる前記走査シートに対して突出し、該シートを当接せ
しめて該シートを当接位置に停止させる第１の位置と、
前記光ビームの走査位置において該シートの搬送方向に
延びて前記走査シートを支持し、該走査シートの搬送を
案内する第２の位置をとり１ｑるように変位可能なガイ
ド板を設けたことを特徴とするものである。

すなわち、本発明の装置において、走査シートの位置決
めは、前記第１の位置にあるガイド板によって行なわれ
、また、走査シートは光ビームの走査位置において前記
第２の位置にあるガイド板により支持されることができ
るので、２Ｉｆｌのローラ対のうち一方のローラ対によ
っても安定して搬送されることか可能でめる。従って走
査シー１〜は、上記走査位置において、その端部から光
ビームによる走査を行なわれることかできるようになる
。

また、走査シートの搬送が安定することによりシートの
搬送手段であるローラ対の前後にシート１枚を平坦な状
態で配するスペースを設ける必要がなくなり、シートの
支持手段により装置全体が大型化するといった不都合も
解消される。

（実施態様） 以下、図面を参照して本発明の実施態様について説明す
る。

第１図は本発明の光ビーム走査装置の一実施態様である
光ビーム記録装置の概要を示す概略側面図であるユ 図示の光ビーム記録装置は、写真感光フィルム。

印画紙等のシート状の記録体（走査シート）１が複数枚
収納されてなるマガジン２を着脱自在に保持するマガジ
ン収納部１０、前記記録体１に対して画像情報の記録を
行なう記録部２０および前記マガジン２から取り出され
る記録体１を前記記録部？Ｏに送り、続いて装置外に搬
出する、エンドレスベルト、Ｏ−ラ等からなる記録体搬
送手段３０からなっている。図示のように装置内に装填
されたマガジン２からは、吸着手段１１により内部に収
納された記録体１が１枚ずつ枚葉されて取り出され、近
傍の記録体搬送手段３０に渡される。記録体搬送手段３
０は、渡された記録体１を図中矢印方向に搬送して前記
記録部２０内に送る。

配録部２０において、記録体搬送手段３０により矢印方
向に搬送される記録体１には、画像情報を含んだ光ビー
ム２２による２次元的な走査が行なわれ、画像情報が記
録される。すなわち、記録部２０において、レーザ光源
２１から発せられた光ビーム２２は、画像信号に基づい
て光ビームを変調させる光変調器２３に入射して変調さ
れた後、光偏向器であるガルバノメータミラー２４によ
り反射偏向されて、主走査方向（第１図の紙面と垂直な
方向）に走査せしめられる。前記記録体１はこの光ビー
ム２？の走査位置において上記主走査方向と略直交する
方向に搬送されることによって、その略全面に、光ビー
ム２２の２次元的な走査を受ける。なお、図中２５は光
ビームを走査位置において集束せしめるｆθレンズ等の
走査レンズであり、２６は光ビーム２２の光路を変更ざ
ぜるための反射ミラーである。

ところで上記のように記録体１は、第１図の紙面と垂直
な方向に主走査を行なう光ビーム２２に対して略直交す
る方向に搬送される（副走査される）ことによりその略
全面に記録が行なわれるようになっているが、本装置に
は上記のように記録体１を搬送する副走査手段として、
光ビーム２２の走査位置の上流側に、前記記録体搬送手
段３０の一部である、送りローラ３１Ａ、ニップローラ
３１Ｂからなる第１のローラ対３１が、上記走査位置の
下流側に、同じく送りローラ３２Ａ、ニップローラ３２
３からなる第２のローラ対３２がそれぞれ設けられてい
る。

また記録体１は、光ビーム２２による記録か開始される
のに先立って、記録体１の所定位置から記録を開始する
ことかできるように位置決めされる必要があり、図示の
装置には、上記２組のローラ対３１．３２の間に、上記
位置決めを行ない、かつ記録体１の搬送を案内するガイ
ド板３４が設けられている。以下、第２図（ａ）〜（ｅ
＞を参照して前記ローラ対３１．３２およびガイド板３
４の機能について説明する。

前記２組のローラ対のうち、送りローラ３１　Ａおよび
３２Ａは図示しないモータ等の駆動手段により回転駆動
される。またニップローラ３１Ｂ、３２Ｂは、それぞれ
送りローラ３１Ａ、３２Ａとともに記録体１を把持し、
その回転により記録体１を搬送することの可幣な第１の
位置と、該第１の位置の上方にあって記録体１と接しな
い第２の位置をとり得るように上下方向に移動可能とな
っている。また前記第１のローラ対３１と第２のローラ
対３２の間隔は記録体１の副走査方向の長さよりも小さ
いものとなっている。一方前記ガイド板３４は、ロータ
リーソレノイド等の駆動手段３３により駆動され、記録
体搬送手段３０により搬送される記録体１に対して突出
し、記録体１を当接せしめて当接位置に停止させる第１
の位置と、前記光ビーム２２の走査位置において記録体
のＩｆｔｊ、送方向に延びて前記記録体１を支持し、記
録体１の搬送を案内する第２の位置をとりｉ９るように
回動けしめられるようになっている。

第２図（ａ）に示すように、記録体搬送手段３０により
、記録体１が、光ビーム？２の走査位置に向けて搬送さ
れている際には前記ニップローラ３１Ｂ。

３２Ｂは共に前記第２の位置に上昇しており、前記ガイ
ド板３４は前記第１の位置に突出している。記録体１が
記錬体搬送手１３０によりさらに搬送されると、記録体
１の先端は第２図（ｂ）に示すように前述のように第１
の位置にあるガイド板３４に当接し、配録体１の位置決
めが行なわれる。記録体１がガイド板３４に当接すると
、前記第１のローラ対のニップローラ３１Ｂは前記第１
の位置に下降して送りローラ３１Ａとともに記録体１を
挾持する。

このように第１のローラ対３１により記録体１か挾持さ
れると、ガイド板３４は駆動手段３３の駆動により前記
第２の位置に回動し、記録体１の搬送を案内する状態と
なる（第２図（Ｃ））ｃ記録体１は、上記第２の位置に
あるガイド板３４に案内されながら、図中矢印方向に回
転する第１のローラ３１対により搬送され、その先端が
、ガイド板３４上にある、前記光ビーム２２の走査位置
Ｐに至ると画像情報を含んだ光ビーム２？による走査が
開始される（第２図（ｄ））ｃすなわち、記録体１がガ
イド板３４により位置決めされてから、その先端が光ビ
ニム２２の走査位置Ｐに至るまでの時間は、光ビームの
走査位置とガイド板３４による位置決め位置の間の距離
と第１のローラ対３１の搬送速度により予め求められる
ので、記録体１の位置決めが行なわれてから所定時間経
過後に光ビーム？２の照射を行なうようにすれば、記録
体１の端縁から記録を行なうことができる。従って図示
の装置によれば、記録体の端部をブラックエツジにする
等の要請にも応えることができる。なお、記録体１が位
置決めされる位置と（ガイド板３４との当接位置）と、
走査位＠Ｐが同一となるようにガイド板３４の位置を設
定し、記録体１がガイド板３４により位置決めされ、カ
イト板３４か前記第２の位置に回動した後、直ちに走査
を開始するようにしてもよい。なお、必要に応じ、記録
体の搬送方向先端に所定幅の余白を設け、記録体の途中
から記録を開始することももちろん可能である。また記
録体１はガイド板３４により走査位置において支持され
ているので第１のローラ対３１のみによっても安定して
搬送されることができる。

上記のように光ビーム２２の走査を受けつつ副走査され
る記録体１の先端が前記第２のローラ対３２の位置に至
ると、第２のローラ対のニップローラ３２Ｂは前記第１
の位置に下降して送りローラ３２Ａとともに記録体を挾
持する（第２図（ｅ））。従って記録体１の後端が前記
第１のローラ対３１を離れた後も、記録体１はガイド板
３４に支持されつつ第２のローラ対３２のみにより確実
に搬送され、記録体１はその後端まで光ビームによる記
録を行なわれることができる。

このように上記記録部２０においては、２組のローラ対
３１．３２により記録体１の副走査を行なうとともに、
この２組のローラ対の間に、記録体１の位置決めを行な
う第１の位置と、記録体１を支持し、その搬送を案内す
る第２の位置をとり１ｑるように回動するカイト板３４
を設けたことにより、記録体１の任意の位置から記録を
行なうことが可能となる。また、記録体は２組のうちの
いずれか１組のローラ対とガイド板３４とによって安定
して搬送されることかできるので、走査位置の前後に必
ずしも記録体を平坦に支持可能なスペースを設ける必要
がなくなり、装置がコンパクトなものとなる。またガイ
ド板３４の移動はロータリーソレノイド等簡単な機構に
より行なうことができるので装置か−、−小型化する。

なお、上述のように２＄１１のローラ対のうちのニップ
ローラが上下動可能となっていれば、記録体が円滑に搬
送され、搬送手段に対する負荷変動を抑える上で好まし
いが、実用上支障が生じない場合には、２組のニップロ
ーラは、常に記録体を挟持可能な位置に固定されたもの
であってもよい。

上述のように記録部２０において記録の終了した記録体
１は第１図に示すように記録体搬送手段３０により矢印
方向に搬送され、記録体搬送手段３０の末端のローラで
ある搬出ローラ３５Ａ、３５Ｂにより装置外に搬出され
る。装置から搬出された記録体１は例えば自動用＠機や
レシーブマガジンに搬入されるが、前記搬出ローラ３５
Ａ、３５Ｂは自動説像機の入口ローラを兼ねるものであ
ってもよい。

なあ、以上、本発明の光ビーム走査装置について、光ビ
ーム記録装置を例に挙げて説明したが、本発明の装置は
、本出願人により既に提案された、輝尽性蛍光体シート
を使用した放射線画像情報記録再生システム（特開昭５
５−１２４２９号、同５６−１１３９５号、同５６−１
１３９７号など）において用いられる放射線画像情報読
取装置等柱々の光ビーム読取装置にも適用することがで
きるものであり、光ビーム読取装置においても上述した
効果を同じように達成することができるものである。な
お読取装置の場合には、光変調器を排し、光ビームの走
査位置の近傍に、走査位置から生じる反射光、透過光２
発光光等を検出する光検出手段を設ければよい。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の光ビーム走査装置によれ
ば、走査位置の前後に設けられた２組のローラ対と、こ
の２組のローラ対の間に設けられ、走査シートに対して
突出する第１の位置と、走査シートを支持し、その搬送
を案内する第２の位置をとり得るように変位可能なガイ
ド板を備え、上記ローラ対と第２の位置にあるガイド板
により走査シートの搬送を行なうようにしたことにより
、走査位置の前後に１枚の走査シートを平坦に配するス
ペースを設けることなく、走査シートを安定して搬送す
ることができ、装置を小型化することができる。また走
査シートの任意の位置から走査を開始することも可能と
なるので、装置が記録装置である場合には走査シートの
両端部をブラックエツジにしたいという要求にも応じら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光ビーム走査装置の一実施態様でおる
光ビーム記録装置を示す概略側面図、第２図（ａ）〜（
ｅ）は上記装置における記録体の％Ｊ定走査よび位置決
めを説明するための概略図、 第３図は従来の光ビーム走査装置を示す斜視図、第４図
はシャッタを備えた従来の光ビーム走査装置の側面図で
ある。 １・・・記　録　体　　　　２２・・・光ビーム３１・
・・第１のローラ対　　３２・・・第２のローラ対３１
Ａ、　３２Ａ・・・送りＯ−ラ ３１８、３２Ｂ・・・ニップローラ ３４・・・ガイド板

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光ビームを光偏向器により偏向して走査シート上におい
   て主走査方向に走査せしめるとともに、前記走査シート
   を前記主走査方向と略直交する副走査方向に搬送して該
   走査シート上に前記光ビームを２次元的に走査せしめる
   光ビーム走査装置において、 前記光ビームの走査位置の、前記走査シートの搬送方向
   における上流側と下流側に、前記走査シートを把持し側
   走査方向に搬送することの可能な、送りローラとニップ
   ローラからなるローラ対を該シートの副走査方向の長さ
   よりも小さい間隔をあけて２組設け、該２組のローラ対
   の間に、前記ローラ対により搬送される前記走査シート
   に対して突出し、該シートを当接せしめて該シートを当
   接位置に停止させる第１の位置と、前記光ビームの走査
   位置において該シートの搬送方向に延びて前記走査シー
   トを支持し、該走査シートの搬送を案内する第２の位置
   をとり得るように変位可能なガイド板を設けたことを特
   徴とする光ビーム走査装置。