JP2000000590A - し尿処理方法及び装置 - Google Patents

し尿処理方法及び装置

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JP2000000590A
JP2000000590A JP737599A JP737599A JP2000000590A JP 2000000590 A JP2000000590 A JP 2000000590A JP 737599 A JP737599 A JP 737599A JP 737599 A JP737599 A JP 737599A JP 2000000590 A JP2000000590 A JP 2000000590A
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human waste
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waste treatment
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Takao Hashizume
隆夫 橋爪
Tetsuo Takahashi
哲郎 高橋
Hiroaki Sudo
広明 須藤
Kiyoshi Sugata
清 菅田
Taido Aoki
泰道 青木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したし尿処理を行うことができるし尿処
理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 し尿11中のアンモニアを硝化して脱窒
素する外部から空気12を導入する散気装置13を具え
たし尿処理反応槽14と、該し尿処理反応槽14内部に
おけるアンモニア態窒素,pH,ORP,BOの各デー
タを計測し、その計測データを演算する演算手段15と
からなり、し尿処理反応槽14内への空気12の吹き込
み量を少なくともアンモニア態窒素を基準値としてファ
ジィ制御するに際し、上記アンモニア態窒素の基準値と
して過去のデータの平均値を用いて演算手段15におい
て処理し、ファジィ制御するようにして、散気装置13
における空気吹込量を制御Sするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定したし尿処理
を行うことができるし尿処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のし尿処理においては、し尿処理反
応槽の内部におけるアンモニア態窒素(NH4 −N),
pH,ORP(酸化還元電位),BOD(生物学的酸素
要求量)の各データを計測し、その計測データを基準と
して散気装置を有する反応槽に吹き込む空気の吹き込み
量を制御している。ここで、従来のファジィ制御におい
ては、曝気量調節の判断基準としているのは、直前の各
一種類の1回のみのデータを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファジィ制御では過去1回の各計測データのみであるの
で、何らかの誤計測が発生した場合に、その値を計測デ
ータと判断して以後の空気吹き込み量を誤って制御する
ので、例えばNH4 −Nのデータ計測に異常が生じ、異
常に高い値となった場合に、実際にはそれ以前と余り変
化がないにもかかわらず酸素が多く供給され、酸化が進
みNO3 が発生し、活性汚泥では処理できないという問
題が発生する。
【0004】本発明は、上記問題に鑑み、従来よりも安
定してし尿処理が可能なし尿処理方法及び装置を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する[請
求項1]の発明は、し尿処理反応槽内への空気吹き込み
量を少なくともアンモニア態窒素を基準値としてファジ
ィ制御し、曝気処理するし尿処理方法において、上記ア
ンモニア態窒素(NH4 −N)濃度の基準値として過去
のデータの平均値を用いてファジィ制御することを特徴
とする。
【0006】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、上記ファジィ制御するデータとして過去数十点のデ
ータの平均値を用いることをことを特徴とする。
【0007】[請求項3]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記ファジィ制御するデータがアンモニア態窒
素(NH4 −N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃
度、pH,溶存酸素濃度(DO),酸化還元電位(OR
P)の少なくとも1以上の信号であることを特徴とす
る。
【0008】[請求項4]の発明は、し尿処理反応槽内
への空気吹き込み量を制御し、曝気処理するし尿処理方
法において、前記し尿処理反応槽内のアンモニア態窒素
(NH4 −N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃度、
pH,溶存酸素濃度(DO),酸化還元電位(ORP)
の少なくとも1以上の信号により制御することを特徴と
する。
【0009】[請求項5]の発明は、請求項4におい
て、上記し尿処理反応槽内のアンモニア態窒素(NH4
−N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃度が同程度に
なるように制御することを特徴とする。
【0010】[請求項6]の発明は、し尿処理反応槽内
への空気吹き込み量を制御し、曝気処理するし尿処理装
置において、前記し尿処理反応槽内に設けられたアンモ
ニア態窒素(NH4 −N)濃度計、硝酸態窒素(NO3
−N)濃度計、pH計,溶存酸素濃度(DO)計,酸化
還元電位(ORP)計の少なくとも1以上の信号によ
り、前記空気吹き込み量を制御する制御装置を備えたこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0012】[第1の実施の形態]本実施の形態のし尿
処理システムでは、し尿処理反応槽の内部におけるアン
モニア態窒素(NH4 −N),pH,ORP(酸化還元
電位),DO(溶存酸素濃度)の各データを計測し、そ
の計測データを基準として散気装置を有する反応槽に吹
き込む量を制御している。この方式の場合では、し尿処
理反応槽内への空気吹き込み量を少なくともNH4 −N
を基準値としてファジイ制御しているものである。
【0013】図1に本実施の形態にかかるし尿処理シス
テムの概略を示す。図1に示すように、し尿処理反応槽
14内への空気吹き込み量を制御し、曝気処理するし尿
処理装置において、前記し尿処理反応槽14内に設けら
れたアンモニア態窒素(NH4 −N)濃度計10a、p
H計10b,溶存酸素濃度(DO)計10c,酸化還元
電位(ORP)計10dの各信号により、前記空気吹き
込み量Sを制御する制御装置15を備えたものである。
【0014】図1に示すように、本実施の形態にかかる
し尿処理システムは、し尿11中のアンモニアを硝化し
て脱窒素する外部から空気12を導入する散気装置13
を具えたし尿処理反応槽14において、該し尿処理反応
槽14内部におけるアンモニア態窒素(NH4 −N)濃
度計10a、pH計10b,溶存酸素濃度(DO)計1
0c,酸化還元電位(ORP)計10dからのアンモニ
ア態窒素(NH4 −N),pH,ORP(酸化還元電
位),DO(溶存酸素濃度)の各データを計測してお
り、し尿処理反応槽14内への空気12の吹き込み量を
少なくともアンモニア態窒素を基準値としてファジィ制
御するに際し、上記アンモニア態窒素の基準値として過
去のデータの平均値を用いて制御装置15において演算
処理し、ファジィ制御するようにして、散気装置13に
おける空気吹込量を制御Sするものである。
【0015】上記し尿処理反応槽14で処理された処理
水16は後処理工程17に送られて処理される。一方、
し尿処理反応槽14から排出される排ガス18は排ガス
処理手段19に送られ、ここで無害化処理されて大気中
に放出される。
【0016】上記演算処理する制御装置15において、
ファジィ制御するデータとしては過去数十点のデータの
平均値を用いることにより、制御の精度が向上する。
【0017】このように、過去の平均値を用いて制御を
行うことにより、何らかの誤計測が発生した場合でも、
計測データの判断に際し、その異常値を過去数十点のデ
ータと比較して制御を行うので、制御不能となることは
ない。
【0018】すなわち、図2に示すように、本発明(図
2中実線で示す。)では、処理後7時間目のNH4 −N
のデータ計測において異常に高い値となった場合でも、
その計測前の制御と略同様に処理することで、従来のよ
うに酸素が多く供給されず、酸化が進むことがなくな
る。この結果、安定した放流水質を得ることが可能とな
る。
【0019】これに対して、従来法(図2中破線で示
す。)のように直前の1回の計測データのみを用いて処
理する場合には、処理後7時間目のNH4 −Nのデータ
計測において異常値と判断した結果、酸素が多く供給さ
れ、酸化が進みNO3 が発生し、活性汚泥では処理でき
ず、放流水中の全窒素量が多くなる、という問題が発生
する。
【0020】[第2の実施の形態]本実施の形態にかか
るし尿処理システムは、し尿処理反応槽内部におけるア
ンモニア態窒素(NH4 −N),硝酸態窒素(NO3
N)の各濃度を計測し、その計測データを演算する制御
装置を備えてなり、し尿処理反応槽内への空気の吹き込
み量を、NH4 −N濃度とNO3 −N濃度とを基準値と
して制御することによって、し尿処理反応槽からのNO
2 ガス発生量を制御するようにしたものである。
【0021】図3に本実施の形態にかかるし尿処理シス
テムの概略を示す。図3に示すように、し尿処理反応槽
24内への空気吹き込み量を制御し、曝気処理するし尿
処理装置において、前記し尿処理反応槽24内に設けら
れたアンモニア態窒素(NH4 −N)濃度計20a、硝
酸態窒素(NO3 −N)濃度計20eの信号により、前
記空気吹き込み量Sを制御する制御装置25を備えたも
のである。
【0022】図3に示すように、本実施の形態にかかる
し尿処理システムは、し尿21中のアンモニアを硝化し
て脱窒素する外部から空気22を導入する散気装置23
を具えたし尿処理反応槽24において、該し尿処理反応
槽24内部におけるアンモニア態窒素(NH4 −N)濃
度計20a,硝酸態窒素(NO3 −N)濃度計20eの
各データを計測しており、し尿処理反応槽24内への空
気22の吹き込み量を、NH4 −N濃度と、NO3 −N
濃度が同程度となるように制御装置25により制御する
ことによって、し尿処理反応槽24からのNO2 ガス発
生量を制御することにより、し尿処理反応槽24からの
NO2 ガス発生量の低減化を図ったものである。
【0023】下記「化1」に硝化・脱窒反応におけるN
2 O発生機構を示す。硝化においては、アンモニア酸化
の家庭でN2 Oが生成されうる。その機構は完全には明
らかでないが、アンモニア酸化細菌が酸素制限条件下
においてNO 2 が酸化される仮定で生成される、ヒド
ロキルアミン(NH2 OH)とNO2が関与した化学的
な反応により生成される、という2つのメカニズムが起
こっていると考えられる。一方、脱窒においてはN2
は中間生成物であり、微好気条件や有機物が不足してい
るような脱窒が不完全になりやすい条件下において、N
2 Oは蓄積されやすくなるものと考えられる。
【0024】
【化1】 <硝化・脱窒反応におけるN2 O発生機構>
【0025】図4に30分1サイクルにてし尿を6分間
間欠投入する処理敷設における反応槽、排ガス処理手段
出口におけるN2 Oガス発生濃度の時間変化を示す。図
4に示すように、反応槽からは70〜320ppmと比
較的高濃度のN2 Oガスが発生しており、図5に示すよ
うに、最終的に排ガス処理手段出口からは1〜10pp
mのN2 Oガスが大気へ放出されている。N2 Oが硝化
と脱窒のいずれから発生しているかは、反応槽内のNH
4 −N濃度とNO3 −N濃度のバランスにより決定でき
る。NH4 −NよりもNO3 −Nが蓄積されている状態
にあってはN2 Oは硝化工程に増加するものと考えられ
る。したがって、空気吹き込み量をNH4 −NとNO3
−N濃度が同程度の濃度になるように調整することによ
って、し尿処理反応槽からのN2 Oガス発生量を低減化
することが可能である。このように、本実施の形態にお
いて反応槽内のNH4 −N濃度とNO3 −N濃度とのバ
ランスを保つことによって、反応槽からのN2 Oガスの
発生濃度を抑えるこことができて、大気中への放出量も
抑制できる。よって、第1の実施の形態よりもN2 Oガ
スを大気中へ放出することを抑えることが可能となる。
【0026】[第3の実施の形態]本実施の形態にかか
るし尿処理システムは、し尿処理反応槽内部におけるア
ンモニア態窒素(NH4 −N),硝酸態窒素(NO3
N),pH,ORP(酸化還元電位),DO(溶存酸素
濃度)の各濃度を計測し、その計測データを演算する制
御装置を備えてなり、し尿処理反応槽内への空気の吹き
込み量を、NH4 −N濃度とNO3 −N濃度とを基準値
として制御することによって、し尿処理反応槽からのN
2 ガス発生量を制御するようにしたものである。
【0027】図5に本実施の形態にかかるし尿処理シス
テムの概略を示す。図5に本実施の形態にかかるし尿処
理システムの概略を示す。図5に示すように、し尿処理
反応槽34内への空気吹き込み量を制御し、曝気処理す
るし尿処理装置において、前記し尿処理反応槽34内に
設けられたアンモニア態窒素(NH4 −N)濃度計30
a、pH計30b,溶存酸素濃度(DO)計30c,酸
化還元電位(ORP)計30d,硝酸態窒素(NO3
N)濃度計30eの信号により、前記空気吹き込み量S
を制御する制御装置25を備えたものである。
【0028】図5に示すように、本実施の形態にかかる
し尿処理システムは、し尿31中のアンモニアを硝化し
て脱窒素する外部から空気32を導入する散気装置33
を具えたし尿処理反応槽34において、該し尿処理反応
槽34内部におけるアンモニア態窒素(NH4 −N)濃
度計30a、pH計30b,溶存酸素濃度(DO)計3
0c,酸化還元電位(ORP)計30d,硝酸態窒素
(NO3 −N)濃度計30eのからのアンモニア態窒素
(NH4 −N),硝酸態窒素(NO3 −N),pH,D
O(溶存酸素濃度),ORP(酸化還元電位)の各デー
タを計測しており、し尿処理反応槽34内への空気32
の吹き込み量をNH4 −N濃度と、NO3−N濃度とが
同程度となるように制御することによって、し尿処理反
応槽34からのNO2 ガス発生量を制御装置35で制御
することにより、し尿処理反応槽34からのNO2 ガス
発生量の低減化を図ったものである。なお、pH,OR
PにはそれぞれpH6.5〜7.0、電位−10mV〜0m
Vなる制約を与え、DOはN2 Oが比較的発生しにくい
1mg/リットル以上を維持するものとする。
【0029】第2の実施の形態の場合と同様にしてし尿
処理反応槽におけるNH4 −N濃度とNO3 −N濃度が
同濃度となるように酸素吹き込み量を制御する際に、例
えばNO3 −Nが高濃度である場合には、酸素吹き込み
量を抑えて、NH4 −N濃度を増加させるが、この場
合、DO濃度を下限値の1mg/リットル以上を維持し
て酸素を供給していれば、N2 Oの発生は抑制すること
ができる。一般にDO濃度が1mg/リットル以上であ
れば、NO2 の発生率(発生N2 O量を除去N量で除し
た量)を5%以下に抑えることが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の[請求項
1]によれば、し尿処理反応槽内への空気吹き込み量を
少なくともアンモニア態窒素(NH4 −N)濃度を基準
値としてファジィ制御し、曝気処理するし尿処理方法に
おいて、上記アンモニア態窒素の基準値として過去のデ
ータの平均値を用いてファジィ制御するので、安定した
放流水質を得ることができる。
【0031】本発明の[請求項2]によれば、請求項1
において、上記ファジィ制御するデータとして過去数十
点のデータの平均値を用いるようにするので、制御の精
度が向上する。
【0032】本発明の[請求項3]によれば、請求項1
において、上記ファジィ制御するデータがアンモニア態
窒素(NH4 −N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃
度、pH,溶存酸素濃度(DO),酸化還元電位(OR
P)の少なくとも1以上の信号とするので、制御の精度
が更に向上する。
【0033】本発明の[請求項4]によれば、し尿処理
反応槽内への空気吹き込み量を制御し、曝気処理するし
尿処理方法において、前記し尿処理反応槽内のアンモニ
ア態窒素(NH4 −N)濃度、硝酸態窒素(NO3
N)濃度、pH,溶存酸素濃度(DO),酸化還元電位
(ORP)の少なくとも1以上の信号により制御するこ
ので、安定した放流水質を得ることができる。
【0034】本発明の[請求項5]によれば、請求項4
において、上記し尿処理反応槽内のアンモニア態窒素
(NH4 −N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃度が
同程度になるように制御するし尿処理反応槽からのNO
2 ガス発生量の低減化を図ることができる。
【0035】本発明の[請求項6]によれば、し尿処理
反応槽内への空気吹き込み量を制御し、曝気処理するし
尿処理装置において、前記し尿処理反応槽内に設けられ
たアンモニア態窒素(NH4 −N)濃度計、硝酸態窒素
(NO3 −N)濃度計、pH計,溶存酸素濃度(DO)
計,酸化還元電位(ORP)計の少なくとも1以上の信
号により、前記空気吹き込み量を制御する制御装置を備
えたので、安定した放流水質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるし尿処理装
置の概略図である。
【図2】本実施の形態と従来技術とにおける経過時間
と、アンモニア態窒素及び放出水全窒素量との関係を示
すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかるし尿処理装
置の概略図である。
【図4】反応槽におけるN2 O発生濃度の変化を示す図
である。
【図5】排ガス処理手段出口におけるN2 O発生濃度の
変化を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態にかかるし尿処理装
置の概略図である。
【符号の説明】
11,21,31 し尿 12,22,32 空気 13,23,33 散気装置 14,24,34 し尿処理反応槽 15,25,35 制御装置 16,26,36 処理水 17,27,37 後処理工程 18,28,38 排ガス 19,29,39 排ガス処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 広明 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 菅田 清 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 青木 泰道 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 し尿処理反応槽内への空気吹き込み量を
    少なくともアンモニア態窒素(NH4 −N)濃度を基準
    値としてファジィ制御し、曝気処理するし尿処理方法に
    おいて、上記アンモニア態窒素の基準値として過去のデ
    ータの平均値を用いてファジィ制御するすることを特徴
    とするし尿処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ファジィ制御するデータとして過去数十点のデータ
    の平均値を用いることを特徴とするし尿処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記ファジィ制御するデータがアンモニア態窒素(NH
    4 −N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃度、pH,
    溶存酸素濃度(DO),酸化還元電位(ORP)の少な
    くとも1以上の信号であることを特徴とするし尿処理方
    法。
  4. 【請求項4】 し尿処理反応槽内への空気吹き込み量を
    制御し、曝気処理するし尿処理方法において、 前記し尿処理反応槽内のアンモニア態窒素(NH4
    N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃度、pH,溶存
    酸素濃度(DO),酸化還元電位(ORP)の少なくと
    も1以上の信号により制御することを特徴とするし尿処
    理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記し尿処理反応槽内のアンモニア態窒素(NH4
    N)濃度、硝酸態窒素(NO3 −N)濃度が同程度にな
    るように制御することを特徴とするし尿処理方法。
  6. 【請求項6】 し尿処理反応槽内への空気吹き込み量を
    制御し、曝気処理するし尿処理装置において、 前記し尿処理反応槽内に設けられたアンモニア態窒素
    (NH4 −N)濃度計、硝酸態窒素(NO3 −N)濃度
    計、pH計,溶存酸素濃度(DO)計,酸化還元電位
    (ORP)計の少なくとも1以上の信号により、前記空
    気吹き込み量を制御する制御装置を備えたことを特徴と
    するし尿処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307095A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 汚水処理設備
CN100498832C (zh) * 2007-07-06 2009-06-10 北京工业大学 盐度抑制结合模糊控制快速实现短程生物脱氮装置及方法
JP2017077527A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 株式会社東芝 有機排水処理システム、制御方法及びコンピュータプログラム

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