JP2000000386A - ミシンの糸切れ検出装置 - Google Patents

ミシンの糸切れ検出装置

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JP2000000386A
JP2000000386A JP16665198A JP16665198A JP2000000386A JP 2000000386 A JP2000000386 A JP 2000000386A JP 16665198 A JP16665198 A JP 16665198A JP 16665198 A JP16665198 A JP 16665198A JP 2000000386 A JP2000000386 A JP 2000000386A
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vertical wall
balance
sewing machine
detection sensor
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JP16665198A
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Yasuhiro Ishiyama
康弘 石山
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の糸切れ検出装置を備えたミシンでは、
糸切れ検出装置の糸取りバネ(バネホルダー)と検出セ
ンサを糸案内板の一方側に設け、これらを前後に並べて
取付けているため、ヘッド部の前後幅が大きくなるとい
う問題がある。 【解決手段】 糸切れ検出装置30では、鉛直壁部15
の左右両側に亙って糸掛け部31と一体的に揺動する揺
動部材32を設け、鉛直壁部15の左側に糸掛け部31
と捩じりバネ33等を設け、鉛直壁部15の右側にフォ
トインタラプタ35を設けることができるため、糸掛け
部31及び捩じりバネ33等とフォトインタラプタ35
とを左右にシフトさせ且つ前後方向位置を略一致させて
取付けることができるため、ヘッド部4の前後幅を小さ
くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はミシンの糸切れ検
出装置に関し、特に、検出センサと糸掛け部及び回動付
勢部材等とを左右にシフトさせてヘッド部の前後幅を小
さくし得るように取付けた糸切れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 ミシンの縫製作動中、糸駒等の上糸供
給源から糸調整器や天秤等を経て縫針に供給される上糸
が切れることは多々あり、そうなると、ミシンの作動を
中断して上糸をセットし直す必要がある。従来のミシン
では、上糸が切れたことを作業者が発見しなければなら
なかったが、最近では、上糸の糸切れを自動的に検出す
る糸切れ検出装置が広く実用に供されている。
【0003】従来の糸切れ検出装置には、天秤へ至る上
糸を引っ掛けて上下に揺動可能な糸掛け部、糸掛け部を
先端部に有しその糸掛け部を下方揺動側へ回動付勢する
糸取りバネ、糸掛け部と一体的に揺動する被検出部、被
検出部を検出可能な検出センサ等を有し、上糸が切れて
いない場合に糸掛け部が天秤と略同期して上下に揺動す
ることを利用して、上糸の糸切れを検出するように構成
したものがある。
【0004】つまり、ミシンの縫製作動中、上糸が切れ
ていない場合には、糸掛け部とともに被検出部が揺動す
るため、検出センサにより微小時間毎に被検出部の検出
・非検出が繰返され、これにより、糸切れが発生してい
ないことを検出し、上糸が切れている場合には、糸掛け
部とともに被検出部が揺動しなくなるため、検出センサ
により一定時間連続的に被検出部材が検出された状態或
いは検出されない状態になり、これにより、糸切れが発
生したことを検出するように構成してある。
【0005】さて、この種の糸切れ検出装置は、通常、
ヘッド部(頭部)内に設けられるが、そのヘッド部内に
は、天秤及び天秤の移動(揺動)スペース、天秤や針棒
を駆動する為の駆動出力部等も設けられるため、更に
は、ヘッド部内の機枠の構造等によっても、糸切れ検出
装置の構造や配置等に制約を受けるが、特に、ヘッド部
の前後幅を大きくしないようにする為には、糸切れ検出
装置を取付ける構造が重要になる。
【0006】例えば、実開昭60−50974号公報の
糸切れ検出装置では、糸調子器が上部に取付けられる糸
案内板が設けられ、この糸案内板の下部の一方側に、先
端部に糸掛け部を有する糸取りバネと検出センサが取付
けられている。糸取りバネはバネホルダーに内装され、
そのバネホルダーが糸案内体に固定され、バネホルダー
の先端部に基板が固着され、その基板に検出センサが糸
取りバネ(バネホルダー)と前後に並べて固定されてい
る。尚、被検出部は反射板からなり糸掛け部付近に取付
けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 前記公報の糸切れ検
出装置では、糸取りバネ(バネホルダー)と検出センサ
を糸案内板の一方側に設け、これらを前後に並べて取付
けているため、ヘッド部の前後幅が大きくなるという問
題がある。また、糸取りバネに塗られた消音用油は飛散
し易いが、糸取りバネと検出センサを糸案内板に対して
同じ側に設けているため、糸取りバネから飛散した油が
検出センサに付着し、検出センサの誤作動を引起こすと
いう問題がある。
【0008】本発明の目的は、ミシンの糸切れ検出装置
において、ヘッド部内にその前後幅を小さくできるよう
に取付けること、糸取りバネから飛散する消音用油の検
出センサへの付着を防止すること、針棒や天秤を駆動す
る為の駆動出力部から飛散する潤滑油の検出センサへの
付着を防止すること、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1のミシンの糸
切れ検出装置は、ミシンのヘッド部内のうちの天秤の移
動軌跡付近の鉛直壁部近くに設けられて上糸の糸切れを
検出する糸切れ検出装置において、前記鉛直壁部の左右
何れか一方側に設けられ、天秤へ至る上糸を引っ掛けて
天秤と略同期して上下に揺動する糸掛け部と、前記鉛直
壁部の開口穴を貫通状に且つその左右両側に亙って設け
られ、糸掛け部と一体的に揺動する揺動部材と、前記鉛
直壁部に対して糸掛け部と同じ側に設けられ、糸掛け部
を下方揺動側へ回動付勢する回動付勢部材と、前記鉛直
壁部の他方側において揺動部材に設けられた被検出部
と、前記鉛直壁部の他方側に設けられ被検出部を検出可
能な検出センサとを備えたものである。
【0010】ミシンの縫製作動中、上糸が切れていない
場合には、天秤が上方へ揺動すると、天秤へ至る上糸が
上方へ引っ張られて上糸にテンションが付与され、その
上糸が引っ掛けられた糸掛け部が回動付勢部材の回動付
勢力に抗して上方へ揺動し、また、天秤が下方へ揺動す
ると、天秤へ至る上糸が弛み、糸掛け部は回動付勢部材
の回動付勢力により下方へ揺動する。このように、糸掛
け部は天秤と略同期して上下に揺動する。揺動部材及び
被検出部は糸掛け部と一体的に揺動するため、上糸が切
れていない場合には、検出センサにより微小時間毎に被
検出部の検出・非検出が繰返され、これにより、糸切れ
が発生していないことが検出される。
【0011】また、上糸が切れている場合には、天秤が
上方へ揺動しても、天秤へ至る上糸にテンションが付与
されないため、糸掛け部は上方へは揺動せず、また、天
秤が下方へ揺動しても、糸掛け部は下方へも勿論揺動し
ない。このように、天秤は上下に揺動するものの、糸掛
け部、揺動部材、被検出部は揺動しなくなるため、検出
センサにより一定時間連続的に被検出部が検出された状
態或いは検出されない状態になり、これにより、糸切れ
が発生したことが検出される。
【0012】この糸切れ検出装置においては、鉛直壁部
の開口穴を貫通状に且つその左右両側に亙って糸掛け部
と一体的に揺動する揺動部材を設けることにより、鉛直
壁部の左右何れか一方側に、糸掛け部と回動付勢部材を
設け、鉛直壁部の他方側に検出センサを設けることがで
きるようになり、その結果、糸掛け部及び回動付勢部材
等と検出センサとを左右にシフトさせ且つ前後方向位置
を略一致させて取付けることができるため、ヘッド部の
前後幅を小さくすることができる。
【0013】しかも、回動付勢部材に通常塗られる消音
用油は飛散し易いが、鉛直壁部に対して回動付勢部材と
検出センサを反対側に設けたので、回動付勢部材から飛
散する消音用油が検出センサに付着することがなく、検
出センサが誤作動することを防止することができる。ま
た、鉛直壁部に対して天秤や針棒を駆動する為の駆動出
力部と反対側に検出センサを設けることで、駆動出力部
から飛散する潤滑油が検出センサに付着することも防止
できる。
【0014】また、ミシンのヘッド部内に天秤の上下揺
動等の為の隔壁を形成したものでは、その隔壁を鉛直壁
部として有効利用でき、或いは、隔壁に連なるように鉛
直壁部を容易に一体形成でき、更には、その隔壁(鉛直
壁部)に糸掛け部や回動付勢部材や検出センサ等を取付
けることもできるため、糸切れ検出装置を部品数の少な
い簡単な構造でヘッド部内に設けることができ、製作コ
ストの著しい低減を図ることができる。
【0015】請求項2のミシンの糸切れ検出装置は、ミ
シンのヘッド部内に設けられ上糸の糸切れを検出する糸
切れ検出装置において、天秤へ至る上糸を引っ掛けて天
秤と略同期して上下に揺動する糸掛け部と、前記糸掛け
部と一体的に揺動する左右に長い揺動部材と、前記糸掛
け部を下方揺動側へ回動付勢する回動付勢部材と、前記
揺動部材の糸掛け部と反対側の端部に設けられた被検出
部と、前記被検出部を検出可能な検出センサとを備えた
ものである。
【0016】この糸切れ検出装置においては、糸掛け部
と一体的に揺動する左右に長い揺動部材を設けることに
より、糸掛け部及び回動付勢部材等と検出センサとを左
右にシフトさせ且つ前後方向位置を略一致させて取付け
ることができるため、ヘッド部の前後幅を小さくするこ
とができる。また、揺動部材が左右に長いため、ミシン
のヘッド部内に天秤の上下揺動等の為の隔壁を有効利用
し、その隔壁の左右両側に亙って揺動部材を設けること
が可能になり、これにより、隔壁に対して回動付勢部材
と検出センサを反対側に設けることができるため、回動
付勢部材から飛散する消音用油が検出センサに付着する
ことがなく、検出センサが誤作動することを防止するこ
とができる。尚、この糸切れ検出装置の作動について
は、請求項1の糸切れ検出装置と同様であるので説明を
省略する。
【0017】請求項3のミシンの糸切れ検出装置は、ミ
シンのヘッド部内のうちの天秤の移動軌跡付近の鉛直壁
部近くに設けられて上糸の糸切れを検出する糸切れ検出
装置において、前記鉛直壁部に対して針棒や天秤を駆動
する為の駆動出力部と同じ側に設けられ、天秤へ至る上
糸を引っ掛けて天秤と略同期して上下に揺動する糸掛け
部と、前記鉛直壁部の開口穴を貫通状に且つその左右両
側に亙って設けられ、糸掛け部と一体的に揺動する揺動
部材と、前記鉛直壁部に対して駆動出力部と同じ側に設
けられ、糸掛け部を下方揺動側へ回動付勢する回動付勢
部材と、前記鉛直壁部に対して駆動出力部と反対側にお
いて揺動部材に設けられた被検出部と、前記鉛直壁部に
対して駆動出力部と反対側に設けられ被検出部を検出可
能な検出センサとを備えたものである。
【0018】この糸切れ検出装置においては、鉛直壁部
の開口穴を貫通状に且つその左右両側に亙って糸掛け部
と一体的に揺動する揺動部材を設けることにより、鉛直
壁部に対して前記駆動出力部と同じ側に、糸掛け部と回
動付勢部材を設け、鉛直壁部に対して駆動出力部と反対
側に検出センサを設けることができるようになり、その
結果、糸掛け部及び回動付勢部材等と検出センサとを左
右にシフトさせ且つ前後方向位置を略一致させて取付け
ることができるため、ヘッド部の前後幅を小さくするこ
とができる。
【0019】しかも、鉛直壁部に対して駆動出力部と反
対側に検出センサを設けたので、駆動出力部から飛散す
る潤滑油が検出センサに付着することがなく、検出セン
サが誤作動することを防止することができる。また、鉛
直壁部に対して回動付勢部材と検出センサを反対側に設
けたので、回動付勢部材から飛散する消音用油が検出セ
ンサに付着することも防止することができる。その他請
求項1の作用と同様の略作用を奏する。尚、この糸切れ
検出装置の作動については、請求項1の糸切れ検出装置
と同様であるので説明を省略する。
【0020】請求項4のミシンの糸切れ検出装置は、請
求項1〜3の何れか1項の発明において、前記回動付勢
部材は捩じりバネからなり、前記糸掛け部は捩じりバネ
の先端部分に形成されたことを特徴とするものである。
捩じりバネの先端部を屈曲させて糸掛け部を容易に形成
でき、しかも、回動付勢部材と糸掛け部を一体品で構成
できるので、糸切れ検出装置が部品数の少ない簡単な構
造になり、製作コストを低減することができる。
【0021】請求項5のミシンの糸切れ検出装置は、請
求項4の発明において、前記検出センサは発光部と受光
部を有するフォトインタラプタからなり、被検出部は発
光部と受光部の間を遮蔽可能なシャッターであることを
特徴とするものである。検出センサを既存のフォトイン
タラプタで構成するこで、コスト面で非常に有利にな
る。
【0022】請求項6のミシンの糸切れ検出装置は、請
求項5の発明において、前記揺動部材に被検出部が一体
形成されたことを特徴とするものである。揺動部材と被
検出部を一体品で構成できるので、糸切れ検出装置が更
に部品数の少ない簡単な構造になり、製作コストを一層
低減することができる。
【0023】請求項7のミシンの糸切れ検出装置は、請
求項6の発明において、前記揺動部材が合成樹脂材料で
構成されたことを特徴とするものである。それ故、揺動
部材を射出成形により安価に製作することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、ミシンの縫
製作動中、天秤に至る上糸が引っ掛けられた糸掛け部
が、天秤と略同期して上下に揺動することを利用して、
上糸の糸切れを検出する糸切れ検出装置に本発明を適用
した場合の一例である。
【0025】図1に示すように、ミシンMは、ベッド部
1、ベッド部1の右端部分に立設された脚柱部2、脚柱
部2の上端部分からベッド部1と対向して左方へ延びる
アーム部3、アーム部3の左端部分のヘッド部4(頭
部)等を有し、ヘッド部4内のうちの天秤20の移動軌
跡付近の鉛直壁部15近くに、上糸12の糸切れを検出
する本願特有の糸切れ検出装置30が設けられている
(図2〜図4参照)。
【0026】ベッド部1は、その左端部分に片持ち状の
フリーベッド部5(通称、フリーアーム)と、フリーベ
ッド部5に着脱可能に装着される補助テーブル6とを有
し、図示していないが、フリーベッド部5から補助テー
ブル6を取外すと、フリーベッド部5全体が現れ、この
フリーベッド部5を袋物や袖等の筒物に挿通させ、袋物
や筒物を縫製するのに便利になる。ベッド部1の内部に
は、回転釜(図示略))及び回転釜を駆動する釜駆動機
構(図示略)、ベッド面上の布を布送り方向(前後方
向)へ送る布送り機構(図示略)等が設けられている。
【0027】アーム部3の前面には液晶ディスプレイ7
が設けられ、この液晶ディスプレイ7に、縫い方(実用
縫いや文字等の模様縫い)、ミシンの使い方、糸調子等
の各種情報が表示される。液晶ディスプレイ7の表面部
にはタッチキーが設けられ、液晶ディスプレイ7に表示
された画面に基づいてタッチキーをタッチ操作すること
で、例えば、液晶ディスプレイ7に表示された複数の縫
い方の中から所望の縫い方を選択したり、糸調子の強弱
を調整することができる。
【0028】液晶ディスプレイ7の左下側においてアー
ム部3の前面に調整部材8が設けられ、この調整部材8
を左右にスライド操作して縫製速度を調整することがで
きる。ヘッド部4の前面の下部には、縫製開始スイッ
チ、縫製終了スイッチ、布送りUターンスイッチ、自動
糸切りスイッチ等の複数(例えば、4つ)のスイッチ9
が設けられている。アーム部3の後側には糸駒支持棒1
0が設けられ、その糸駒支持棒10に装着された糸駒1
1から上糸12が縫針22に供給される。
【0029】ヘッド部4内には、糸切れ検出装置30の
他、先端部に糸掛部を有する天秤20、天秤20を略上
下に揺動駆動する天秤駆動機構(図示略)、下端部に縫
針22が装着された針棒21、針棒21を上下駆動する
針棒上下駆動機構(図示略)、針棒21を左右に揺動駆
動する針棒揺動駆動機構(図示略)、主張力付与機構2
4と副張力付与機構25からなる上糸張力付与装置2
3、縫針22の目孔22aに上糸12を通す為の糸通し
装置26等が設けられている。
【0030】ところで、糸駒支持棒10に装着された糸
駒11から延びる上糸12は、糸駒11から糸切れ検出
装置30の糸掛け部31(図2参照)等を経て天秤20
に至る所定の上糸経路を経由して縫針22に供給される
が、上糸張力付与機構23の主張力付与機構24は、糸
掛け部31よりも糸駒11側の上糸12に縫製に必要な
適切な張力を付与する為に、また、副張力付与機構23
は主張力付与機構24よりも糸駒11側に発生する上糸
12のヨリを戻す為に設けられている。
【0031】ヘッド部4の下端部分には、ベッド部1の
ベッド面に載置された布を押える昇降可能な押え足27
と、基端部分が前後方向向きの枢支軸(図示略)に回動
自在に支持された操作部材28が設けられ、操作部材2
8を枢支軸回りに回動操作して押え足27を昇降させる
ことができる。尚、上糸張力付与装置23や糸通し装置
26につていは、例えば、本願出願人が出願しているも
の等、種々の上糸張力付与装置や糸通し装置を適用可能
である。
【0032】前記糸切れ検出装置30について説明す
る。図2〜図4に示すように、糸切れ検出装置30は、
鉛直壁部15の左側に設けられ天秤20へ至る上糸12
を引っ掛けて天秤20と略同期して軸心aを中心として
上下に揺動する糸掛け部31、鉛直壁部15の開口穴
(図示略)を貫通状に且つその左右両側に亙って設けら
れ糸掛け部31と一体的に揺動する左右に長い揺動部材
32、鉛直壁部15の左側に設けられ糸掛け部31を下
方揺動側へ回動付勢する捩じりバネ33、鉛直壁部15
の右側において揺動部材32に設けられた被検出部であ
るシャッター34、鉛直壁部15の右側に設けられシャ
ッター34を検出可能な検出センサであるフォトインタ
ラプタ35等で構成されている。
【0033】ミシンMのヘッド部4内には天秤20の上
下揺動等の為の隔壁(図示略)が形成されるが、鉛直壁
部15はその隔壁の下部に連って一体形成されている。
糸掛け部31は捩じりバネ33の先端部分に形成され、
その捩じりバネ33の殆どは合成樹脂製のバネホルダー
40に内装され、バネホルダー40は鉛直壁部15の左
側面部に固定されている。
【0034】図2〜図4、図8に示すように、捩じりバ
ネ33は、その右端部分を径方向外側へ屈曲させたレバ
ー部33aを有し、そのレバー部33aの先端部分を屈
曲させて糸掛け部31が形成されている。また、捩じり
バネ33は、その左端部分を左向きに直線状に伸ばした
連結直線部33bを有し、その連結直線部33bがバネ
ホルダー40に挿通されて回動不能に連結されている。
【0035】図2〜図7に示すように、揺動部材32
は、バネホルダー40に回動自在に外嵌装着される筒部
32aと、筒部32aの外周部側から右方へ延びるバー
部32bと、バー部32bの先端部から軸心aと直交す
る方向へ延びる揺動部32cと、筒部32aの右端部か
ら左方へ僅かに突出する1対の爪部32dを一体形成し
てなる合成樹脂材料で構成され、揺動部32cの先端部
にシャッター34が一体形成されている。
【0036】バネホルダー40の左端部には鍔部40a
が一体形成され、揺動部材32の筒部32aは、その左
端面を鍔部40aに当接さて、バネホルダー40に外嵌
装着され、この状態で、捩じりバネ33のレバー部33
aと揺動部材32の爪部32dの左右方向の位置が一致
し、レバー部33aの基端部分が1対の爪部32dに係
止されて、揺動部材32は糸掛け部31と一体的に揺動
することになる。
【0037】ところで、主張力付与機構24は鉛直壁部
15よりも右側に設けられ、主張力付与機構24から延
びる上糸12は、鉛直壁部15に形成され開口部(図示
略)を通って、鉛直壁部15よりも左側の糸掛け部31
に達している。尚、鉛直壁部15と揺動部材32の爪部
32dが相互干渉しないように、例えば、鉛直壁部15
には爪部32dが移動可能な凹部(図示略)が形成され
ている。
【0038】さて、捩じりバネ33のレバー部33aと
糸掛け部31は、鉛直壁部15の略左面に沿って上下に
揺動するようになっているが、図4に示すように、鉛直
壁部15の左面部には、レバー部33aの基端部分を係
止し糸掛け部31の下方揺動を規制する第1揺動規制部
15aと、糸掛け部31を係止し糸掛け部31の上方揺
動を規制する第2揺動規制部15bとが左方突出状に一
体形成されている。
【0039】ヘッド部4の内部の鉛直壁部15よりも右
側において、ミシン機枠にはL型の取付金具45がビス
で固着され、この取付金具45に基板46の上端部分が
ビスで固着され、基板46の左面部の前記軸心aの略下
側の位置に、上下に発光部と受光部とを有するフォトイ
ンタラプタ35が取付けられている。
【0040】図4に実線で示すように、レバー部33a
の基端部分が第1揺動規制部15aに当接すると、シャ
ッター34がフォトインタラプタ35の発光部と受光部
間を遮蔽し、フォトインタラプタ35によりシャッター
34が検出された状態になり、そこから糸掛け部31が
上方へ所定量揺動すると、シャッター34がフォトイン
タラプタ35の発光部と受光部間から離れ、フォトイン
タラプタ35によりシャッター34が検出されない状態
になる。
【0041】尚、糸掛け部31が上方へ揺動する際、そ
の糸掛け部31と一体的に揺動する揺動部材32のバー
部32bが、鉛直壁部15の後端部よりも前側に移動す
るため、鉛直壁部15には、バー部32bとの干渉を防
止する為に切欠き部15cが後方から形成されている。
【0042】糸切れ検出装置30の作用効果について説
明する。ミシンMの縫製作動中、上糸12が切れていな
い場合には、天秤20が上方へ揺動すると、天秤20へ
至る上糸12が上方へ引っ張られて上糸12にテンショ
ンが付与され、その上糸12が引っ掛けられた糸掛け部
31が捩じりバネ33の回動付勢力に抗して上方へ揺動
する。
【0043】また、天秤20が下方へ揺動すると、天秤
20へ至る上糸12が弛み、糸掛け部31は捩じりバネ
33の回動付勢力により下方へ揺動する。このように、
糸掛け部31は天秤20と略同期して上下に揺動する。
揺動部材32及びシャッター34は糸掛け部31と一体
的に揺動するため、上糸12が切れていない場合には、
フォトインタラプタ35により微小時間毎にシャッター
34の検出・非検出が繰返され、これにより、糸切れが
発生していないことが検出される。
【0044】また、上糸12が切れている場合には、天
秤20が上方へ揺動しても、天秤20へ至る上糸12に
テンションが付与されないため、糸掛け部31は上方へ
は揺動せず、また、天秤20が下方へ揺動しても、糸掛
け部31は下方へも勿論揺動しない。つまり、糸掛け部
31は捩じりバネ33の回動付勢力により、そのレバー
部33aの基端部分が第1回動規制部に当接し、シャッ
ター34がフォトインタラプタ35の発光部と受光部を
遮蔽し、一定時間連続的にフォトインタラプタ35によ
りシャッター34が検出された状態になり、これによ
り、糸切れが発生したことが検出される。
【0045】この糸切れ検出装置30によれば、鉛直壁
部15の左右両側に亙って糸掛け部31と一体的に揺動
する揺動部材32を設けることにより、鉛直壁部15の
左側に糸掛け部31と捩じりバネ33等を設け、鉛直壁
部15の右側にフォトインタラプタ35を設けることが
できるようになり、その結果、糸掛け部31及び捩じり
バネ33等とフォトインタラプタ35とを左右にシフト
させ且つ前後方向位置を略一致させて取付けることがで
きるため、ヘッド部4の前後幅を小さくすることができ
る。
【0046】捩じりバネ33に通常塗られる消音用油は
飛散し易いが、鉛直壁部15に対して捩じりバネ33と
フォトインタラプタ35を反対側に設けたので、捩じり
バネ33から飛散する消音用油がフォトインタラプタ3
5に付着することがなく、また、鉛直壁部15に対して
天秤20や針棒21を駆動する為の駆動出力部と反対側
にフォトインタラプタ35を設けることになり、駆動出
力部から飛散する潤滑油がフォトインタラプタ35に付
着することも防止でき、その結果、フォトインタラプタ
35が誤作動することを確実に防止することができる。
【0047】ミシンMのヘッド部4内に天秤20の上下
揺動等の為の隔壁が形成されるが、隔壁に連なるように
鉛直壁部15を容易に一体形成でき、更には、その鉛直
壁部15に糸掛け部31や捩じりバネ33を取付けるこ
ともできるため、糸切れ検出装置30を部品数の少ない
簡単な構造でヘッド部4内に設けることができ、製作コ
ストを低減することができる。
【0048】尚、前記実施形態のミシンの糸切れ検出装
置は一例を示すものに過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲において種々の変更を付加したミシンの糸切れ検
出装置に本発明を適用可能なことは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】 請求項1のミシンの糸切れ検出装置に
よれば、鉛直壁部の開口穴を貫通状に且つその左右両側
に亙って糸掛け部と一体的に揺動する揺動部材を設ける
ことにより、鉛直壁部の左右何れか一方側に、糸掛け部
と回動付勢部材を設け、鉛直壁部の他方側に検出センサ
を設けることができるようになり、その結果、糸掛け部
及び回動付勢部材等と検出センサとを左右にシフトさせ
且つ前後方向位置を略一致させて配置できるため、ヘッ
ド部の前後幅を小さくできる。
【0050】しかも、回動付勢部材に通常塗られる消音
用油は飛散し易いが、鉛直壁部に対して回動付勢部材と
検出センサを反対側に設けたので、回動付勢部材から飛
散する消音用油が検出センサに付着することがなく、検
出センサが誤作動することを防止することができ、ま
た、鉛直壁部に対して天秤や針棒を駆動する為の駆動出
力部と反対側に検出センサを設けることで、駆動出力部
から飛散する潤滑油が検出センサに付着することも防止
できる。
【0051】更に、ミシンのヘッド部内に天秤の上下揺
動等の為の隔壁を形成したものでは、その隔壁を鉛直壁
部として有効利用でき、或いは、隔壁に連なるように鉛
直壁部を容易に一体形成でき、更には、その隔壁(鉛直
壁部)に糸掛け部や回動付勢部材や検出センサを取付け
ることもできるため、糸切れ検出装置を部品数の少ない
簡単な構造でヘッド部内に設けることができ、製作コス
トの著しい低減を図ることができる。
【0052】請求項2のミシンの糸切れ検出装置によれ
ば、糸掛け部と一体的に揺動する左右に長い揺動部材を
設けることにより、糸掛け部及び回動付勢部材等と検出
センサとを左右にシフトさせ且つ前後方向位置を略一致
させて取付けることができるため、ヘッド部の前後幅を
小さくすることができる。また、揺動部材が左右に長い
ため、ミシンのヘッド部内に天秤の上下揺動等の為の隔
壁を有効利用し、その隔壁の左右両側に亙って揺動部材
を設けることが可能になり、これにより、隔壁に対して
回動付勢部材と検出センサを反対側に設けることができ
るため、回動付勢部材から飛散する消音用油が検出セン
サに付着することがなく、検出センサが誤作動すること
を防止することができる。
【0053】請求項3のミシンの糸切れ検出装置によれ
ば、鉛直壁部の開口穴を貫通状に且つその左右両側に亙
って糸掛け部と一体的に揺動する揺動部材を設けること
により、鉛直壁部に対して前記駆動出力部と同じ側に、
糸掛け部と回動付勢部材を設け、鉛直壁部に対して駆動
出力部と反対側に検出センサを設けることができるよう
になり、その結果、糸掛け部及び回動付勢部材等と検出
センサとを左右にシフトさせ且つ前後方向位置を略一致
させて取付けることができるため、ヘッド部の前後幅を
小さくすることができる。
【0054】しかも、鉛直壁部に対して駆動出力部と反
対側に検出センサを設けたので、駆動出力部から飛散す
る潤滑油が検出センサに付着することがなく、検出セン
サが誤作動することを防止することができ、また、鉛直
壁部に対して回動付勢部材と検出センサを反対側に設け
たので、回動付勢部材から飛散する消音用油が検出セン
サに付着することも防止することができる。その他請求
項1の効果と略同様の効果を奏する。
【0055】請求項4のミシンの糸切れ検出装置によれ
ば、請求項1〜3の何れか1項と同様の効果を奏する
が、回動付勢部材は捩じりバネからなり、糸掛け部を捩
じりバネの先端部分に形成したので、捩じりバネの先端
部を屈曲させて糸掛け部を容易に形成でき、しかも、回
動付勢部材と糸掛け部を一体品で構成できるので、糸切
れ検出装置が部品数の少ない簡単な構造になり、製作コ
ストを低減できる。
【0056】請求項5のミシンの糸切れ検出装置によれ
ば、請求項4と同様の効果を奏するが、検出センサは発
光部と受光部を有するフォトインタラプタからなり、被
検出部は発光部と受光部の間を遮蔽可能なシャッターで
あるので、検出センサを既存のフォトインタラプタで構
成でき、コスト面で非常に有利になる。
【0057】請求項6のミシンの糸切れ検出装置によれ
ば、請求項5と同様の効果を奏するが、揺動部材に被検
出部を一体形成したので、揺動部材と被検出部を一体品
で構成することができるので、糸切れ検出装置が更に部
品数の少ない簡単な構造になり、製作コストを一層低減
することができる。
【0058】請求項7のミシンの糸切れ検出装置によれ
ば、請求項6と同様の効果を奏するが、揺動部材を合成
樹脂材料で構成したので、揺動部材を射出成形により安
価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るミシンの正面図であ
る。
【図2】糸切れ検出装置の後方斜め上からの斜視図であ
る。
【図3】糸切れ検出装置の正面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】揺動部材の後方斜め上からの斜視図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視図である。
【図8】捩じりバネと捩じりバネと一体の糸掛け部の正
面図である。
【符号の説明】
M ミシン 4 ヘッド部 12 上糸 15 鉛直壁部 20 天秤 30 糸切れ検出装置 31 糸掛け部 32 揺動部材 33 捩じりバネ(回動付勢部材) 34 シャッター(被検出部) 35 フォトインタラプタ(検出センサ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンのヘッド部内のうちの天秤の移動
    軌跡付近の鉛直壁部近くに設けられて上糸の糸切れを検
    出する糸切れ検出装置において、 前記鉛直壁部の左右何れか一方側に設けられ、天秤へ至
    る上糸を引っ掛けて天秤と略同期して上下に揺動する糸
    掛け部と、 前記鉛直壁部の開口穴を貫通状に且つその左右両側に亙
    って設けられ、糸掛け部と一体的に揺動する揺動部材
    と、 前記鉛直壁部に対して糸掛け部と同じ側に設けられ、糸
    掛け部を下方揺動側へ回動付勢する回動付勢部材と、 前記鉛直壁部の他方側において揺動部材に設けられた被
    検出部と、 前記鉛直壁部の他方側に設けられ被検出部を検出可能な
    検出センサと、 を備えたことを特徴とするミシンの糸切れ検出装置。
  2. 【請求項2】 ミシンのヘッド部内に設けられ上糸の糸
    切れを検出する糸切れ検出装置において、 天秤へ至る上糸を引っ掛けて天秤と略同期して上下に揺
    動する糸掛け部と、 前記糸掛け部と一体的に揺動する左右に長い揺動部材
    と、 前記糸掛け部を下方揺動側へ回動付勢する回動付勢部材
    と、 前記揺動部材の糸掛け部と反対側の端部に設けられた被
    検出部と、 前記被検出部を検出可能な検出センサと、 を備えたことを特徴とするミシンの糸切れ検出装置。
  3. 【請求項3】 ミシンのヘッド部内のうちの天秤の移動
    軌跡付近の鉛直壁部近くに設けられて上糸の糸切れを検
    出する糸切れ検出装置において、 前記鉛直壁部に対して針棒や天秤を駆動する為の駆動出
    力部と同じ側に設けられ、天秤へ至る上糸を引っ掛けて
    天秤と略同期して上下に揺動する糸掛け部と、 前記鉛直壁部の開口穴を貫通状に且つその左右両側に亙
    って設けられ、糸掛け部と一体的に揺動する揺動部材
    と、 前記鉛直壁部に対して駆動出力部と同じ側に設けられ、
    糸掛け部を下方揺動側へ回動付勢する回動付勢部材と、 前記鉛直壁部に対して駆動出力部と反対側において揺動
    部材に設けられた被検出部と、 前記鉛直壁部に対して駆動出力部と反対側に設けられ被
    検出部を検出可能な検出センサと、 を備えたことを特徴とするミシンの糸切れ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記回動付勢部材は捩じりバネからな
    り、前記糸掛け部は捩じりバネの先端部分に形成された
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のミ
    シンの糸切れ検出装置。
  5. 【請求項5】 前記検出センサは発光部と受光部を有す
    るフォトインタラプタからなり、被検出部は発光部と受
    光部の間を遮蔽可能なシャッターであることを特徴とす
    る請求項4に記載のミシンの糸切れ検出装置。
  6. 【請求項6】 前記揺動部材に被検出部が一体形成され
    たことを特徴とする請求項5に記載のミシンの糸切れ検
    出装置。
  7. 【請求項7】 前記揺動部材が合成樹脂材料で構成され
    たことを特徴とする請求項6に記載のミシンの糸切れ検
    出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2236656A2 (en) 2009-03-31 2010-10-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine and computer-readable medium storing control program executable on sewing machine
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