JP2000000271A - 座席昇降装置付き椅子 - Google Patents
座席昇降装置付き椅子Info
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- JP2000000271A JP2000000271A JP10204213A JP20421398A JP2000000271A JP 2000000271 A JP2000000271 A JP 2000000271A JP 10204213 A JP10204213 A JP 10204213A JP 20421398 A JP20421398 A JP 20421398A JP 2000000271 A JP2000000271 A JP 2000000271A
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- chair
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Abstract
や、高い位置への移動を容易にする座席の昇降装置を提
供する。 【解決手段】 伸縮手段Cに左右一対のチェーン8の一
端を固定し、座席9の両側面の前後端にスプロケット
5,6を回転自在に設け、スプロケット5,6の少なく
とも一方をカウンターシャフト7で連結する。一端を固
定したチェーン8をスプロケット5,6に巻回させて他
端を連結フレーム4に固定する。そして、ウォーム軸1
4を取り入れた昇降手段Aまたは昇降手段Bを座席9の
一端に取り付け、フレーム1に固定したラック16と連
動させることで座席9の昇降を可能にする。このような
構造により、座席9下面と床面との間は空間となるため
座席9を床面まで下降させることができ乗り降りを容易
にさせると共に、高い位置への移動を容易にすることが
できる。
Description
椅子の装置に関するものである。
空気圧によって伸縮するシリンダーやジャッキ式のもの
モータによるものなど座席の下やフレームに固定して座
席を昇降させていた。
昇降させる椅子は昇降装置の大きさや取付け場所などに
より、座席の昇降範囲が小さくなってしまい乗り降りに
不便が生じたり、フレーム数が多くなり椅子が重くなる
欠点があった。
上付近まで下降でき、乗り降りを容易にするなど使いや
すさの向上を目的とした座席昇降装置付き椅子を提供す
ることにある。
めに請求項1記載の発明では、座席の両側面の前後端に
回転体を回転自在に取り付け、前端側もしくは後端側の
どちらか一方の左右の回転体をカウンターシャフトで連
結する。側面の前記回転体は、索状体で巻回される。
てから前記回転体の一方に巻回し、他方の回転体に巻回
してフレームの下部に他端を固定して左右一対に設け、
座席に昇降手段をフレームの下部に固定した側に設け
る。
手段を設けるだけで、座席をバランス良く昇降させるこ
とができ、また座席の下方はフレーム等がなく空間とな
るため、座席を床面付近まで下降させることができる。
ームギヤ機構を探用した。ウォームギヤ機構はロック作
用が働くため、座席の昇降を止めるストッパー装置やギ
ヤードモータをブレーキ付のものにする必要がない。
索状体の長さを調節する伸縮手段を設け、伸縮手段を調
節することにより座席の傾斜角を変化させることができ
る。
椅子を具体化した一実施例について、図で示し説明す
る。図1は、本発明の基本的な座席昇降装置付き椅子の
正面図であり、図2は側面から見た断面図である。図1
のように左右一対のh型のフレーム1は棒状の連結フレ
ーム2、連結フレーム3、連結フレーム4によって結合
されている。
トとする)5,6は、座席9の前端部の両側面にスプロ
ケット5を、後端部の両側面にスプロケット6をそれぞ
れ回転自在に取り付けられ、スプロケット5,6の少な
くともどちらか一方の左右のスプロケット5をカウンタ
ーシャフト7の両端にそれぞれ連結する(図は例として
スプロケット5をカウンターシャフト7で連結する)。
としてチェーンとする)8の一端をそれぞれ取り付け、
図2のようにスプロケット6の下側を巻回し、スプロケ
ット5の上側を巻回して、他端を連結フレーム4にそれ
ぞれ取り付ける。
しくなる様に張る。上述の様にカウンターシャフト7で
スプロケット5を連結したことにより左右のスプロケッ
ト5は等速回転し、左右のチェーン8の移動を同一にす
ることで、昇降させる動力を座席9の一端に加えるだけ
で前後左右バランスを保ったまま座席9は昇降させるこ
とができる。
結フレーム3に棒状のガイドレール10を座席9の移動
方向と平行に固定し、背もたれ20の背面側にガイドレ
ール10に沿って回動可能に取り付ける。
ドローラ11は直交しており、棒状のガイドローラ10
の外周に沿うようにガイドローラ11の中間辺りがくび
れた形状となっているため、座席9の前方への倒れ込み
を防ぐとともに、前後左右の揺れを抑え、よりスムーズ
な座席9の昇降を可能とすることができる。
す。ハンドル12の下部を連結軸13の一端に固定し、
他端にウォーム軸14を固定し、ウォーム軸14を外枠
17に回動可能に取り付ける。ウォーム軸14と噛み合
うウォームホイール15は外枠17に軸着され、ウォー
ムホイール15と同軸上にギヤ21をウォームホイール
15と連動して回転するように固定する。
一方の側面に、座席の移動方向と平行に固定する。そし
て昇降手段Aは、ラック16とギヤ21を噛み合わせ、
ギヤ21を回転させることで座席9をラック16に沿っ
て上下可能に座席9に備える。
14を取り入れた構成とすることで、座席9に座るなど
して重量がかかっている状態の時などウォームホイール
15に回転力が加わってもウォーム軸14のロック作用
によりウォームホイール15が回転しないため、座席9
の昇降を止めるストッパー装置を必要とすることなく一
定に保たれる。
す。この構成は、操作板19に連動するギヤードモータ
18を外枠17に固定し、ギヤードモータ18の出力軸
を連結軸13の一端に固定し、他端をウォーム軸14に
固定し、ウォーム軸14を外枠17に回動可能に取り付
ける。ウォーム軸14と噛み合うウォームホイール15
は外枠17に軸着され、ウォームホイール15と同軸上
にギヤ21をウォームホイール15と連動して回転する
ように固定する。
一方の側面に、座席の移動方向と平行に固定する。そし
て昇降手段Bは、ラック16とギヤ21を噛み合わせ、
ギヤ21を回転させることで座席9をラック16に沿っ
て上下可能に座席9に備える。
ウォーム軸14を取り入れた構成とすることで、座席9
に座るなどして重量がかかっている状態の時などウォー
ムホイール15に回転力が加わってもウォーム軸14の
ロック作用によりウォームホイール15が回転しないた
め、座席9の昇降を止めるストッパー装置やギヤードモ
ータをブレーキ付にする必要がなく、座席9は一定に保
たれる。
を止めるストッパー装置をつけたり、ブレーキ付きのギ
ヤードモータを使用することでウォーム軸14を使用し
ない構成も考えられる。例えば、ウォームギヤ機構に換
え、巻取りドラムとワイヤとの構成により昇降させるよ
うにしてもよいが、この場合にはブレーキ部が必要とな
る。
伸縮手段Cの一例を示す。伸縮手段Cは、左右一対のチ
ェーンを連結フレーム2に固定していた位置に、回転体
(一例としてスプロケットとする)22を回転自在に左
右それぞれ取り付け、連結フレーム2に固定していた側
のチェーン8の端をスプロケット22を巻回させて、回
転体(一例としてスプロケットとする)23に取り付け
る。スプロケット23は、フレーム1の連結フレーム3
が固定されている付近に、シャフト24を回動可能に支
持する軸受25を固定し、シャフト24の回転に伴って
回転するように固定する。
受25にそれぞれ回転可能に支持され、他端は軸受25
から突出している。その突出した先端に調整ノブ26を
取り付ける。調整ノブ26を回転させることによってス
プロケット23が回転し、チェーン8を巻き取ることに
より、座席9の傾斜角が変化する。
ン8を巻き取るものや、車のサイドブレーキのようにレ
バーで引いて調節するものなどが考えられる。なおスプ
ロケット23には、回転を係止させる係合部が必要であ
るが、ここでの説明を略している。
チェーン8と座席9の横に取り付けた昇降手段A又は昇
降手段Bによって支持されているため、座席9と床面と
の間は空間となる。そのため、座席9は床面上まで下降
でき、足の不自由な方等の乗り降りを容易にすることが
できる。
例を示す。これにより、座席9を床面付近まで下降させ
たときには障害者等の椅子への乗り降り、また座席9を
ベッドの寝床面付近まで上昇させることで椅子とベッド
間の移動、そして介護者への負担を軽減させることがで
きる。
したものであり、使用者が床面から座席9へ移動するこ
とが容易にできる。また、反対に座席9を上昇させて高
い位置に移動させることもできる。
は、座席の一端に昇降手段を設けるだけで、座席9のバ
ランスを保ち、低い位置から高い位置まで昇降させるこ
とができるので、床面から乗り込んで昇降手段によって
座席をベッドの寝床面付近まで上昇させベッドへ移動す
るなど使用者、または介護者への負担を軽減させる効果
がある。
めるストッパー装置を設けなくても、座席の自重や使用
者の体重によって座席が下降することはなく、昇降手段
を操作するときのみ座席の昇降が可能となるため、軽量
安価となる効果がある。
変化させることで、使用者の体系に合わせたいときや、
長時間使用して姿勢を変えたいときなどの使用者の快適
性を高める効果がある。
ガイドレールとの機構を示す断面図。
側面図。
側面図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 上下方向にフレームを形成し、フレーム
に沿って上下動する座席を備えた椅子において、座席の
両側面の前後端に回転体を回転自在に設け、前記回転体
の前後の少なくともどちらか一方に、左右の回転体を連
結するカウンターシャフトを設け、座席側面の回転体
に、フレームの上部に一端を固定してから一方の回転体
に巻回し、他方の回転体に巻回してフレームの下部に他
端を固定する索状体を両側面一対に設け、前記座席の回
転体に巻回した索状体をフレームの下部に固定した側
に、昇降手段を設けたことを特徴とする座席昇降装置付
き椅子。 - 【請求項2】 昇降手段は、ウォームギヤ機構であるこ
とを特徴とする請求項1記載の座席昇降装置付き椅子。 - 【請求項3】 索状体の一端に長さ伸縮手段を設け、索
状体の長さの伸縮により座席の傾斜角を変化させること
を特徴とする請求項1記載の座席昇降装置付き椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20421398A JP3997452B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 座席昇降装置付き椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20421398A JP3997452B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 座席昇降装置付き椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000000271A true JP2000000271A (ja) | 2000-01-07 |
JP3997452B2 JP3997452B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=16486718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20421398A Expired - Fee Related JP3997452B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | 座席昇降装置付き椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3997452B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014136098A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Yuji Nimura | 車椅子 |
-
1998
- 1998-06-12 JP JP20421398A patent/JP3997452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014136098A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Yuji Nimura | 車椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3997452B2 (ja) | 2007-10-24 |
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