JP1683633S - マスク - Google Patents

Abstract

本意匠に係る物品は、各部の名称を示す参考図に示すように、着用時に着用者の鼻及び口の前方に位置するマスク本体と、このマスク本体を支持する支持体と、着用時に着用者の耳に引っ掛けるための耳掛け孔が開口形成された耳掛け部及び着用時に着用者の下顎下部に沿うように装着する顎掛け部とを有する装着部とを備えており、支持体が装着部に接続されて構成されている。 マスク本体は、透光性を有する複数のフィルム部材を相互に剥離可能に重ね合わせて形成されており、支持体の裏面に接合されている。支持体は、マスク本体を支持するとともに両端部分において装着部と接続されている。装着部は、伸縮自在で通気性を有する素材で形成されている。 本意匠に係る物品は、装着部を伸張させながら顎掛け部を装着者の下顎下端部の輪郭に沿うように支持させて耳掛け孔を耳に引っ掛けることにより、着用者の顔に着用される。このように着用すると、マスク本体が着用者の鼻や口の前方に位置するので、着用者から飛散する飛沫等はマスク本体によって受け止められる。また、飛沫等が付着して汚れたフィルム部材は、一枚一枚支持体から剥離して取り除くことができるので、次に使用するときには清潔な状態で使用することができるとともに、飛沫感染が拡大するリスクを大きく軽減することができる。また、本意匠に係る物品は、全てのフィルム部材を使用するまで長く使用することができる。さらに、本意匠に係る物品は、装着部が通気性を有するため、連続して長時間着用した場合においても汗等により湿っぽく不快に感じることを大きく低減することができる。また、着用時に顎掛け部の位置を調整することで支持体及びマスク本体の着用位置を調整することも可能になり、さらには装着部と支持体との間に空間が形成されるので、着用者が息苦しくなく呼吸しやすい状態を維持することができる。