JPS61501542A - 予めプログラムされた無線式市場調査システム - Google Patents

Abstract

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Description

【発明の詳細な説明】

予めプログラムされた無線式市場調査システムｉ沃援度 見豆Δ光互 本発明は、一般に、目標とするテストエリアにおいて市場調査を実行するシステ ム及び方法に係り、特に、目標とするテストエリアにおいてテレビ受像機を有す る所帯を無線（ｏｖｅｒ−ｔｈｅ−ａｉｒ）で市場調査するシステム及び方法に 係る。 先立艮亙 色々な目的で協同所帯におけるテレビ受像機の作動状態をモニタリングすること が古くから知られている。典型的に、テレビ受像機を有する協同所帯には、その 所帯でテレビを見た者が記入するダイアリが設けられている。この方法は、ダイ アリに記入する際に人為的なエラーがあったり注意を怠ったりといった多数の問 題がある。協同所帯におけるテレビ受像機の作動状態、即ち、テレビ受像機の「 オン／オフ」状態及び視聴しているチャンネルの識別を自動的にモニタリングし 、その放送日全体にわたって累積したこのような情報を各協同所帯に設置された 小型コンピュータに記憶し、そしてこのような情報を適切に編成即ちフォーマッ ト化してその放送日の終わりに電話線を介して中央コンピュータへ伝送するよう なシステムが設計されている。このようなシステムが例えば米国特許第３，６５ １゜４７１号、第３，７４２，４６２号、第３，７４２，４６３号、第３，７７ ２，６４９号、第３，９７３，２０６号、第４，０２５．８５１号及び第４，０ ４８，５６２号に開示されている。 然し乍ら、これらのシステムは、例えば代替コマーシャルのような代替番組に対 する視聴者の反応をテストするものではないという点で融通性に欠ける。更に、 このようなシステムは、実時間ベース即ち連続モニタリングではなく、周期的ベ ース即ち時間従属のサンプリングでテレビの作動状態をモニタリングするに過ぎ ない。 米国特許第３，６３９，６８６号には、その放送エリアを受け持っているテレビ 放送局によって利用されていないＶＨＦ又はＵＨＦチャンネルを経て放送エリア 全体に代替テレビジョン信号を放送するような無線式市場調査システムが開示さ れている。その１つの実施例においては、代替テレビジョン信号が到達すべき所 定のクラス（職業）の視聴者を識別する制御信号が放送される０代替テレビジョ ン信号を受信するよう装備されたテレビ受像機を有していると共に、所定のクラ スの視聴者に対応する所帯認識を有しているような所帯は、そのテレビ受像機を 指定チャンネルに同調すれば、代替テレビジョン信号を受信することができる。 このシステムは、各所帯に受像機を設置した際にその所帯の視聴者のクラスが固 定され、その後、新たな受像機を設置しなければ、これを変更したり細分化した りすることができない。更に、標準ＶＨＦ又はＵＨＦチャンネルを経て通常の信 号強度で代替テレビジョン信号を送信する一般の送信機は、非常に高価なシステ ムとなる。 ケーブルテレビジョンネットワークの開発により、同軸ケーブルを経て協同所帯 へ別の番組資料を供給することのできるシステムによって市場調査が行なわれる ようになった。初期に提案されたシステムが米国特許第３，３６６．７３１号に 開示されており、これは、単一の送信信号源から延びていて同じテストエリアの 別々の部分か或いは１つのテストエリア内の別々の所帯かのいずれかに作用する ２本の同軸ケーブルを有した分割ケーブルシ′ステムを構成する。この場合も、 ケーブルの一方又は他方を経て代替番組を送信することができるが、このシステ ムは５特定の分配ケーブルと特定の所帯との最初の接続によってテストグループ が決まるという点で融通性に欠ける。これらのグループは、分配ケーブルと特定 の所帯との接続を変えない限り、変更することができない。更に、このシステム は、特定の分配ケーブルに接続された所帯を市場調査の目的で細分化することが できない。 米国特許第４，３３１，９７３号及び第４，３３１，９７４号には、１つ以上の 未使用のケーブルチャンネルを経て代替テレビジョン信号、例えば、代替コマー シャルを供給することのできる市場調査用のケーブルテレビジョンネットワーク が開示されている。ここに開示されたシステムは、ケーブルネットワークを経て 送られる指令により、定期的にスケジュールが組まれた代替番組と標準的な番組 とを協同所帯において切り換える。又、このシステムは、協同所帯によって視聴 されているチャンネルを送信端において記録することができる。このように記録 されたデータは、その後、協同所帯の人員の番組購入傾向と相関される。 このようなシステムは、それまでの他の多くの市場調査方法に勝る改良点を与え るが、市場調査を行なうのにケーブルネットワークを用いている点と、−日中の 全ての代替番組スケジュールを予めプログラムできない点と、−日中の当該所帯 のテレビ受像機の作動状態を各協同所帯において記録するための局部的な記憶装 置即ち所帯用の記憶装置がない点とによって、その使用が限定される。更に、米 国内においてテレビ受像機を所有する大部分の所帯は、ケーブルによるサービス を受けていないので、真の人口統計学的な市場調査結果は実際上得られない。 例えば、ケーブルテレビジョンの加入料を毎月支払うことのできるのは、ケーブ ルテレビジョンのサービスを受ける特定のテストエリア内にいる比較的裕福な者 だけである。従って、ケーブルテレビジョンを利用した市場調査システムに関与 できるのも、比較的裕福な者だけである。それ故、特定の社会において消費者の 経済状態やニレクトロニックの進歩に拘りなく、新製品やアイデアやテレビ番組 内容についての消費者の反応を相当正確に測定することのでき市場調査システム が要望されている。 且ユニ互見 本発明の目的は、新規で且つ改良された市場調査システム及び方法を提供するこ とである。 本発明の別の目的は、テレビ受像機を有する協同所帯において市場調査を行なう 新規で且つ改良された方法及びシステムを提供することである。 本発明の更に別の目的は、代替テレビ番組を無線で送信して、予め選択された協 同所帯のテレビ受像機に対して制御可能に切り換えできるような協同所帯向けの テレビ番組によって市場調査を行なう新規で且つ改良された方法及びシステムを 提供することである。 簡単に説明すれば、本発明は、所与のテストエリアにおいてテレビ受像機を有す る協同所帯を通じて市場調査テストを行なうような新規で且つ改良された予めプ ログラムされた無線式の市場調査システムに関する。所与のテストエリアにおい て市場調査テストに参加することに同意する所帯には、代替テレビ番組を受信及 び視聴できるようにする特殊な受信装置が装備される。本システムは、ローカル 即ちテストエリアの指令／制御コンピュータと、規則的にスケジュールの組まれ たテレビ信号を無線でケーブルの敷設されていない所帯へ送信するための一般の 通常テレビ信号送信機か又はケーブルの敷設された所帯へ規則的にスケジュール の組まれたテレビ信号を供給するためのケーブル分配ネットワークと、地上に設 置された低電力高周波のマイクロ波送信機か又は特殊なテレビ信号を無線で放送 する（ケーブルネットワークによる供給に対して）ように地球軌道を回るサテラ イトに取り付けられたトランスポンダとを用いている。特殊なテレビ信号には、 代替テレビ番組、例えば、代替テストコマーシャルや１代替番組制御信号や、そ の他デジタルデータの形態で送られる情報が含まれる。又、本システムは、テス トエリア内の協同小売店に設置された自動購入応答装置も用いており、この装置 は、協同所帯の購入状態を自動的に記録すると共に、その情報を市場調査官が後 で評価できるようにローカル即ちテストエリアの指令／制御コンピュータへ中継 する・各々の協同所帯には、信号受信装置が装備される。この装置は、アンテナ と、通常の無線テレビ信号をケーブルの敷設されていない所帯又はケーブルテレ ビ信号分配ケーブルに供給するための複合チューナ／コンバータと１通常のケー ブルテレビ信号をケーブルの敷設された所帯へ供給するためのチューナ／コンバ ータとを備えている。各々の協同所帯には、更に、特殊なテレビ信号を受信する ための高周波高利得マイクロ波アンテナと、この特殊なテレビ信号を未使用チャ ンネルに変換するためのダウンコンバータと、所帯用のテレビ制御ユニットとが 装備される。この制御ユニットは、代替番組信号の音声及び映像番組情報部分を 、代替番組制御信号及びこれに関連したデジタルデータから分離するためのデコ ーダを備えている。音声及び映像番組情報部分は、３方高周波スイッチに送られ ５代替番組制御信号及びこれに関連したデータは、非常に高い速度、例えば、９ ６００ボーで、所帯用の制御コンピュータに送られる。 所帯用のコンピュータは、放送日全体或いはそれより長い時間もしくは短い時間 、必要に応じて各代替番組事象のおおよその時間を含む、に対しテストエリアの 指令／制御コンピュータから代替番組スケジュールを受信して記憶する。又、所 帯用のコンピュータは、テレビ受像機の「オン／オフ」状態及び視聴しているチ ャンネルの識別を連続的に監視及び記録するという機能も果たす。更に、所帯用 のコンピュータは、特定の協同所帯の視聴者が通常のテレビ信号か又は代替番組 か或いはテキスト情報及び／又は音楽かのいずれかを視聴できるように３方スイ ツチの状態を制御し、テキスト情報及び／又は音楽は、所帯用コンピュータのメ モリユニットに予め記憶されたものであるか或いは特、殊なテレビ信号のデジタ ルデータ部分からデコードされて実時間で表示されるものである。このようにし て、テストエリアにおいて、新製品、アイデア及びテレビ番組内容に対する消費 者の反応を、そのテストエリアにおける消費者の経済状態やエレクトロニックの 進歩に拘りなく効果的に且つ効率的に測定することのできる新規で且つ改良され た融通性の高い無線式テレビ市場調査システムが提供される。 −１面ブー筐連」■を更 本発明の上記及び他の目的、効果並びに新規な特徴は、添付図面を参照とした本 発明の好ましい実施例の以下の詳細な説明より明らかとなろう。 第１図は１本発明の原理に基づいて構成された予めプログラムされた無線式市場 調査システムの概略図。 第２図は、第１図のシステムに使用されるローカルエリアの指令／制御コンピュ ータのブロック図、第３図は、第１図のシステムに使用される各協同所帯のテレ ビ信号受信装置のブロック図、 第４図は、第３図のテレビ信号受信装置の詳細な回路図、そして ＠５図は、第１１図のシステムに用いられる所帯での購入に対する自動応答装置 のブロック図である。 １里Ｍ 第１図には、本発明の原理に基づいて構成された新規で且つ改良さ九た予めプロ グラムされた無線式市場調査システム１０が示されている。このシステム１０は 、人口統計学的に一般狗な母集団を表わすテストグループを構成するように個々 の所帯が選抜された所与のテストエリアに使用される。それらの参加に同意する 所帯として一度選ばれると、代替テレビジョン番組を受信及び視聴できるように する特別な受像装置が設置される。このシステム】６０は、ローカル即ちテスト エリアの指令／制御コンピュータ１２（第２図）と、一般の高出力の通常、テレ ビジョン信号送信機１４とを用いており、この送信機は７通常の即ち規則的にス ケジュールの組まれたテレビジョン信号を、通常の無線受信所帯即ちケーブルの 敷設されていない所帯へ送信する。又、システム１０は、ケーブルの敷設された 所帯２゜に同軸ケーブルを通して標準テレビジョン信号を供給するようなケーブ ル分配ネットワーク１８と共に使用することもできる。 所ｆ１６及び２０は、どちらも、特定のテストエリア内にある多数の子め選択さ れた共同所帯を代表するものであり、各所帯には、特別の無線テレビジョン信号 を受信するための高周波高利得マイクロ波アンテナ２２が設けられる。特殊なテ レビジョン信号は、代替番組及び代替番組制御信号の両方を含んでいる。 特殊なテレビジョン信号は、低出力高周波のマイクロ波送信機２４によって放送 されてもよいし、又は、地球軌道を回るサテライト２６のトランスポンダの１つ によって放送されてもよい。 各協同所帯１６及び２６に配置された信号受信装置２８（第３図及び第４図）は 、送信タワー１４がらの通常テレビジョン信号と、マイクロ波送信機２４又はサ テライト２６からの特殊なテレビジョン信号との受信及び使用を制御する。又、 システム１０は、テストエリアの各協同小売店に配置された所帯の購入に対する 自動応答装置３０（第５図）も使用し、この装Ｗ１３０は、そのテストエリア内 の各協同所帯１６及び２０の購入状態各自動的に記録する。このような情報は、 後で、市場調査員が通常テレビジョン番組及び代替テレビジョン番組の有効性を 評価するのに使用する。 １殊皇至上ヱ乏〕」個１１射ｔ１ 本発明の好ましい実施例においては、約２．５００ギガヘルツから約２．６８６ ギガヘルツまでの周波数レンジにおいて信号帯域幅約６メガヘルツの特殊なテレ ビジョン信号を好ましくは連続的に送信する低出力のマイクロ波送信機２４が使 用される。このような高周波（ＲＦ）レンジは、米国内で、フェデラル・コミュ ニケーションズ・コミッション（Ｆｅｄｅｒａｌ　Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｊ、ｏ ｎｓ　Ｃｏｍｍ１ｓｉｏｎ）　（Ｆ　ＣＣ）によって、３１個の６メガヘルツ帯 域幅のチャンネルに分割される。これのチャンネルは、インストラクショナル・ テレビジョン・フィックスト・サービス（Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎａｌ　Ｔｅ１ ｅｖｉｓｉｏｎ　Ｆｉｘｅｄ　５ｅｒｖｉｃｅ）　（Ｉ　Ｔ　Ｆ　Ｃ）として知 られる。特殊なテレビジョン信号は１代替番組信号及びデジタルデータ（代替番 組制御信号及びそれに関連したデータの形ａ）を含むもので、これは、ＩＴＦＳ レンジの最も高い部分においてチャンネルの１つを介して放送されるのが好まし い。 より詳細には、全体でオペレーショナル・フィックスト・サービス（Ｏｐｅｒａ ｔｉｏｎａｌ　Ｆｉｘｅｄ　５ｅｒｖｉｓｅ）　（○ＦＳ）と称されてＦＣＣに より単一チャンネルベースで割り当てられたＨグループ内の隣接

【ノない３つの チャンネルの中の１つを用いて、特殊なテレビジョン信号が送信される。特定の テストエリアにおいて、ＯＦＳレンジが使用できない場合には、ＩＴＦＳレンジ 内のＧグループの４個の隣接しないチャンネルの１つを介して特殊なテレビジョ ン信号を放送することが望ましい。いずれの場合でも、ＩＴＦＳレンジ内で特殊 なテレビジョン信号を放送することにより、要求される放送出力は、非常に僅か な量（１００ワツト以下）となる。 或いは又、サテライト２６のトランスポンダの１つを使用して、特殊なテレビジ ョン信号を好ましくは連続的に送信することもできる。このように送信される特 殊なテレビジョン信号は、帯域幅が約６メガヘルツであって、１０．９０ギガヘ ルツから３６．００ギガヘルツの周波数レンジ（Ｋバンド）で送信されるのが望 ましい。サテライト２６は、特殊なテレビジョン信号を１５．３５ギガヘルツか ら１７．２５ギガヘルツの周波数レンジ（Ｋｕバンド）で送信するのに便利に使 用される。この周波数レンジで送信することにより、特殊なテレビジョン信号を 受信するのに必要になるのは１例えば、直径３フィート未満の比較的小さなアン テナ２２のみである。放送サテライト２６を使用する場合の利点は、特殊なテレ ビジョン信号がマイクロ波送信機２４によって作用されるエリアよりもより広い エリアで受信できることである。例えば、サテライト２６から特殊なテレビジョ ン信号を送信することにより１国全体をテストエリアとして使用することができ る。 ローカルエリアの指令／制御コンピュータローカル即ちテストエリアの指令／制 御コンピュータ１２（第２図）は、多数の遠隔配置のコンピュータ１２の中の１ つである。これらコンピュータ１２の各々は、特定のテストエリア内の市場調査 システム１０を制御する機能を果たす、これには、送信機２４又はサテライト２ ６による特殊なテレビジョン信号の送信の制御も含まれる。一般に、各ローカル コンピュータ１２は、ローカルエリアの中央処理ユニット（ＣＰＵ）３２と　好 ましくはランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）及びリードオンリーメモリ（ＲＯＭ ）の両方で構成されたローカルエリアのメモリユニット３４と、ローカルエリア の入力／出力インターフェース（Ｉｌｏ）３６とを含んでいる。インターフェー ス３６に電気的に接続されるのは、送信機２４又はサテライト２６と、ローカル コンピュータ１２の現地のオペレータ制御を行なうローカルエリアオペレータ制 御ターミナル３８と、１つ以上の補助メモリユニット４ｏと、一般のモデム／自 動ダイヤル装置４２とである。この装置は、各所帯１−６．２０の信号受信装置 ２８及び中央即ち主フレームシステムコンピュータ（図示せず）の両方と通信す るように、１つ以上の電話機４４又は電話アクセスラインに相互接続される。 帯　の　１″　−′　置 通常の即ちケーブルの敷設されていない所帯１６に設置される所帯用の信号受信 装置２８（第３図）は、通常の無線テレビジョン信号アンテナ４６と、一般の複 合チューナ／コンバー帯１６の人員の誰かが希望の見たいチャンネルに同調でき るようにするもので、テレビ受像機５０を視聴するために選択されたチャンネル の信号を、未使用のチャンネル通常はチャンネル３又は４の信号に変換する。テ レビジョン受像機５０の内蔵チュ・−すは、選択された未使用のチャンネル（チ ャンネル３／４）に固定同調される２、 ケーブルが敷設された各所帯２ｏに関連した所帯用の信号受信装［２８は、通常 の多チヤンネルテレビジョン信号を一般の通常のケーブルテレビジョン信号チュ ーナ／コンバータ５４に供給するための通常のテレビジョン信号ケーブル５２を 備えている。所帯２０の各人は、チューナ／コンバータ５４に希望するチャンネ ルを入力することにより、ケーブル５２を経て所ｆ２ｏに供給される複数のテレ ビジョンチャンネルの１つを選択できる。チューナ／コンバータ５４は、選択さ れたチャンネルを未使用チャンネル（チャンネル３／４）に変換し、その後テレ ビジョン受信機５ｏを視聴できるようにする０通常の即ちケーブルの敷設されて いない所帯１６は、通常、ケーブル５２もチューナ／コンバータ５４も備えてお らず、又、同様に、ケーブルの敷設された所帯２０は、通常、アンテナ４６もチ ューナ／コンバータ４８も備えていないことは明らかであろう。 テストエリア内の各協同所帯１６．２ｏは、特殊なテレビジョン信号を受信する ためのマイクロ波アンテナ２２と、ダウンコンバータ５６とを備えている。この ダウンコンバータ５６は、特殊なテレビジョン信号を予め選択された未使用のチ ャンネルに変換し、これを所帯用テレビジョン制御ユニット５８に直接供給する 。制御ユニット５８は、代替番組信号の音声及び映像番組情報部分をデジタルデ ータから分離するデコーダ６０を含んでいる。このデジタルデータは、代替番組 制御信号及びそれに関連するデータ（例えば、現在の時間、ローカルコンビコー タ１２の電話番号及び／又はテスト市場質問又は市場情報又は公共サービスメツ セージ或いは他のテキスト情報及び／又は音楽情報）を含んでいる。音声及び映 像番組情報部分は、３路（Ａ−Ｂ−Ｃ）の高周波スイッチ６２に向けられ、代替 番組制御信号及びそれに関連したデータは、小型の所帯用制御コンピュータ６４ に向けられる。説明のみの目的で、チューナ／コンバータ４８とスイッチ６２を 接続するリード線が示されており（第３図）、チューナ／コンバータ５４とスイ ッチ６２を接続するリード線も示されている。特定の所帯１６．２０においては 、このようなリード線が１本だけスイッチ６２に向けられることを理解されたい 。 所帯用のテレビジョン制御ユニット５８及び所帯用のコンピュータ６４は、第４ 図に更に詳細に示されている。コンピュータ６４は、中央処理ユニット（ＣＰＵ ）６６と、一体的な内部クロック６８と、メモリユニット７０（ランダムアクセ スメモリ及びリードオンリーメモリの両方で構成されるのが望ましい）と、拡張 バス７２と、未使用チャンネル（チャンネル３／４）を経てテキスト情報及び／ 又は音楽情報をスイッチ６２に供給できる映像及び音声出カニニット７４と、入 力／出力インターフェース７６とを含んでいる。ＣＰＵ６６、クロックユニット ６８及びメモリユニット７０は、同じマイクロプロセッサチップ上、例えば、ジ ログ（Ｚｉｌｏｇ）モデル「Ｚ−８０」マイクロプロセッサチップ上に物理的に 設けられる。 無線で送られる特殊なテレビジョン信号の一部として送信することもできるが、 通常、コンピュータ６４は、ローカルコンピュータ１２から前以て電話による命 令を受け取り、これを記憶する。これらの電話による命令は、通常、−日の放送 日全体又はその殆どの部分、或いは、各代替番組事象の大兄の時間を含む更に長 い期間についての代替番組のスケジュールを含んでいる。この情報は、各所帯１ ６．２ｏに配置された電話機７８及びこれに関連したモデム／自動ダイヤル装置 ８０によってコンピュータ６４に供給される。コンピュータ６４は、実時間ベー スで（比較的広く時間間隔をとったサンプリングに対して）テレビ受像機５０の 「オン−オフ」状態をモニタリングし、記録する。この情報は、一般のテレビ受 像機の「オン」センサ８２によって供給される。加えて、コンピュータ６４は、 視聴されているチャンネルの識別をモニタして記録すると共に、３路スイツチ６ ４の状態を制御し、所帯１６．２０の視聴者が、チューナ／コンバータ４８（又 は５４）からの通常テレビジョン信号、ダウンコンバータ５６及びデコーダ６０ からの代替番組、又は、映像及び音声出カニニット７４からのテキスト情報及び ／又は音楽情報を視聴できるようにする。 更に、所帯用のテレビジョン制御ユニットの各々は、後述するようにコンピュー タ６４と共に使用される１つ以上の補助装置８６．８８及び９０も備えている。 制御ユニット５８を駆動する電力は、プラグ８４によって示されたように、各所 帯１６．２０から供給される。 の購入店　についての報告 システム１０によって行なわれる市場調査テストに対する協同所帯］−６，２ｏ の応答は、多数の方法のいずれか１つて判断（るごとができる。例えば、各協同 所帯１６．２０には、ダイ７りが供給され、このダイアリには、所帯の各人員が 購入を記録し、好ましくは、購入の日時、場所及び価格も記録する。 このような記入は手で行なわれ、その後、ダイアリは中央の収集位置に送られ、 適当にフオ・−マット化されて特定のテストの一部として評価される。或いは又 、ユニバーサルプロダクトコード（ｕｐｃ）スキャナの形態をとる補助装置８６ （第４図）を各協同所帯に備えることもできる。このようなＵＰＣスキャナ８６ を使用することにより、所帯の人員は、小売製品に通常印刷されているＵ　Ｐ　 Ｃコードを目で澗べ、所帯用のコンピュータ６４にデジタル形態で入力すること ができる。適当にフォーマット化した後、購入情報をローカルコンピュータ１２ に送ることができる。所帯１６．２０に供給される各ＵＰＣスキャナ８６は、Ｕ ＰＣｍ別のない小売製品の購入情報を入力できるようレニするために、数字又は 英文字数字の手動入力ターミナルを備えているのが好ましい。 更に別の方法として、補助装置１８８は、小売製品の購入情報を表わす数字又は 英文字数字をコンピュータ６４に入力するための標準的なコンピュータキーボー ドを備えていてもよい。 好都合にも、このようなキーボード８８は、ローカルコンピュータ１２から送ら れてテレビ受像機５０に表示され所帯１６．２０の一Å以上の人員に向けられた 市場テスト質問に対する返答をコンピュータ６４に入力するのにも使用できる。 この返答は、その後ローカルコンピュータ１２に送信され、市場調査員によって 評価される。又、キーボード８８は、テレビ受像機５０でテレビゲームをするの に使用される小型補助コンピュータ９０の形態の補助装置９０と共に使用する時 にも有用である。 特に、テレビゲームカートリッジに予めプログラムされた質問、又はローカルコ ンビ」−夕１２から送られてテレビゲームに関連してテレビ受像機５０に表示さ れる質問は、キーボード８８で返答できる。これらの返答は、記憶され、フォー マット化されそしてコンピュータ６４によってローカルコンピュータ１２に送ら れ、市場調査員によって後で分析される。 更に別の方法として、システム１０を通じて実施される市場テストに対する所； １ｌＦ１６．２０の人員の小売製品の購入応答は、所帯の購入に対する自動応答 装置３０（第５図）によって自動的に記録することもできる。特に、テストエリ ア内の各協同小売店は、装置３０に対応する装置を利用して、所＄１６．２０の 人員の小売製品の購入を記録する。所帯１６．２０の人員が小売製品を購入する 時には、その購入が協同小売店のチェックアウトカウンタで自動的に記録される 。特に、複数のユニバーサルプロダクトコード（ｕｐｃ）スキャナ９２の１つが 小売店の店員によって使用され、所帯１６．２０の人員による小売製品の各購入 が一般の方法で走査され記録される。更に、購入を特定の所帯１６．２０と関連 付けるために、購入者を識別する光学的又は磁気的に読取り可能なコードを含む 識別カードを店員が要求するか購入者が自発的に提出するかする。或いは又、レ ジ係が、購入者の数字又は英文字数字の識別コードをＵＰＣスキャナターミナル に入力し、必要な識別行なってもよい。 小売店のコンピュータ９４は、典型的に、中央処理二ニット（ＣＰＵ）９６、メ モリユニット９８及び入力／出力装置１００を含んでいるにのコンピュータ９４ は、ＵＰＣスキャナ９２からの購入情報を受信し、その情報をフォーマット化し て記憶し、その後、ローカルコンピュータ１２からの質問に応答して、モデム／ 自動ダイヤル装置１０２及び電話機又は電話線１０４によって購入情報をコンピ ュータ１２に送り、後で市場調査員が分析できるようにする。典型的に送られる 情報は、少なくとも、所帯１６．２０の識別、その所帯１６．２ｏによる購入の 識別、及びデータを送信する小売店の識別を含んでいる。 このデータは、各購入された製品の価格、購入の日時及び購入の時間を含むこと もできる。各小売店には、典型的に、小売店用コンピュータ９４の制御を維持す るためのターミナル１０４も設けられている。 市場　査システムの 所与のテストエリア、例えば、マイグロ波送信機２４によってサービスされる市 、又は、サテライト２６によってサービスされる国全体において、テストに参加 することに同意する所帯（所帯１６．２０はその代表である）は、ローカルテス トエリア指令／制御コンピュータ１２の制御下にある制御ユニット５８を有して いる。コンピュータ１２と、所帯用テレビジョン制御ユニット５８のコンピュー タ６４は、電話線、好ましくは所帯１６．２０の家庭用電話機７８を通じて通信 する。コンピュータ６４は、モデム／自動ダイヤル装置８０を通じてコンピュー タ１２と電話による通信を開始し、データを約３００ボーの標準速度で送信する 。 コンピュータ１２は、所帯１６−２０のテレビジョン制御ユニット５８を個々に プログラムするのに使用される代替番組カット・インマスタースケジュールを中 央コンピュータから電話機４４を経て受け取るか又はプログラムされた磁気テー プから受け取る。コンピュータ１２は、市場テストマトリクスを作成する。この テストマトリクスは１次の放送時間、例えば２４時間から７２時間の間に生じる ようにスケジュールが組まれた代替番組テスト事象に対し、協同所帯１６．２０ のいずれが種々のテスト参加者の中のメンバーであるかを識別するものである６ 各所ＩＦ１６．２ｏは、その日の番組の１分ごとに、テスト事象に参加するよう にスケジュールを組んだ特定のテスト参加者に入れたり又はそこから除外したり することができる。各コンピュータ６４がその記憶されたデータをコンピュータ １２に送った後に、コンピュータ１２は１個々に組織した代替番組スケジュール をコンピュータ６４に送る。この代替番組スケジュールには、スケジュールを組 んだテスト事象の大兄の時間が含まれる。或いは又、この情報は、特殊なテレビ ジョン信号のデジタルデータ部分において各所帯用コンピュータ６４に別々に送 られてもよい。基本的に、この情報は、コンピュータ６４のメモリユニット７０ 内に真偽値表を作成する。この真偽値表を満足しそして同期信号を受け取った際 には、コンピュータ６４は、Ａ−Ｂ−Ｃスイッチ６２の切換状態、ひいては、テ レビ受像機５ｏへ送られる信号を、チャンネルＡの通常テレビジョン信号からチ ャンネルＢの代替番組を含む特殊なテレビジョン信号へ切り換えるか又はチャン ネルＣへ切り換え、このチャンネルＣの場合には、メモリユニット７０及び映像 ／音声出カニニット７４からの予めプログラムされたテキスト情報及び／又は音 楽情報か、実時間のテキスト情報及び／又は音楽情報かのし）ずれかが特殊なテ レビジョン信号のデジタルデータ部分におり１てデコーダ６０及び映像／音声出 カニニット７４を経てスイッチ６２へ送られる。テスト事象が完了した時には、 コンピュータ６４は、その直後に他のテスト事象がプログラムされてし１ないと すれば、スイッチ６２の切換状態をチャンネルＡに切り換え、通常テレビジョン 信号がテレビ受信機５０へ再び供給されるようにする。然し乍ら、もし、テレビ 受像機５０が代替を生じたチャンネルに同調されなかったとすれば、スイッチ６ ２番士コンピュータ６４によって作動されておらず、代替は生じていない。 コンピュータ】２は、マイクロ波送信機２４又はサテライト２６による特殊なテ レビジョン信号の放送も制御する。特に、コンピュータ１２は、特殊なテレビジ ョン信号の放送を開始すべき時を現地のオペレータに正確に指示し、代替番組、 例えば。 代替テストコマーシャルを５通常のテレビジョン信号と同期させる。 各所帯用コンピュータ６４は、各放送期間（２４時間以上）が終った後に、電話 機７８及びモデム／自動ダイヤル装置８０を通してローカルコンピュータ１２を 呼び出し、コンピュータ６４によって記憶されて適当にフォーマット化されたデ ータを送信するように予めプログラムされている。基本的に、送信されるデータ は、テレビ受像機５０の作動状態についての完全な実時間記録を含むと共に、１ 台以上の補助装置ｔ！８６．８８，９０を通してコンピュータ６４に入力された 市場調査テス（・データも含んでいる。各所帯にあるコンピュータ６４は、最初 の電源オン時にコンビコータ１２を呼び出す間には、各コンピュータ６４に割り 当てられた時間窓内に互いに食い違ったグループ構成でコンピュータ］２を呼び 出すように予めプログラムされている。コンピュータ１２の最大電話線割当以上 のコンピュータ６４が同時にコンピュータ１．２に接触しようとする場合には、 ビジー信号を受番プ取るコンピュータ６４が、ランダムな時間遅延の後に、コン ピュータ１２を再ダイヤルするように予めプログラムされている。ローカルテス トエリア内の全コンピュータ６４の報告時間窓が経過した後、コンピュータ１２ によって収集されたデータは、記憶され、適当にフォーマツ１〜化されそして中 央即ち主フレームコンピュータへ送信するよう準備が行なわれる。このようなデ ー・夕は、報告時間窓の間に報告を行なわないようなものを含む明らかに機能不 良な所帯用コンピュータ６４の識別を含む、コンピュータ６４の特定のメモリユ ニット７０が容量いっばいになりそうもない場合には、コンビ、ニータロ４は、 コンピュータ１２に報告するために割り当てられた時間窓の間にその記憶された デー・夕が空になるまでアイドル状態になる。 マイクロ波送信機２４又はサテライト２６により無線で放送される特殊なテレビ ジョン信号は、情報及び／又は命令を所帯のテレビジョン制御ユニット５８に送 るデジタルデータチャンネルとして働く音声サブキャリアを含んでいる。例えば 、上記したように、１日の時間とコンピュータ１２の電話番号とが、このデータ チャンネルを経て常時送信され、コンピュータ６４は、停電後すぐにコンピュー タ１２と接触して、代替番組スケジュールを含む命令を得ることができる。加え て５代替番組を放送すべき時には、通常、このデータチャンネルを経て送られる 識別ラベルと代替同期データビットの両方によって行なわれる。 コンピュータ６４は、少なくとも次の３つの場合に、ローカルコンピュータ１２ と通信するようにプログラムされる。第１の場合は、毎日又は他の周期でチェッ ク・イン及びデータ報告呼び出しを行なう場合で、これは、予め指定された報告 時間窓において行なわれる。この呼び出しは、コンピュータ６４によって送信さ れるべきデータの有無に拘りなく常時行なわれる。 この呼び出し中に、各コンピュータ６４は、個々に構成された代替番組スケジュ ールと、次の放送時間に対する他の情報とをコンピュータ１２から受け取る。更 に、停電及び電源復帰のたびに、その影響を受けるコンピュータ６４は、自己診 断ルーチンを実行する。その後、特殊なテレビジョン信号の一部分として常時送 信されるその日の時間及びローカルコンピュータ１２の電話番号を受けた際に、 コンピュータ６４は、コンビコータ１２を呼び出し、その状態をコンピュータ１ ２に通知し、そしてコンピュータ１２から代替番組スケジュール及び他の命令を 受け取る。第３に、最初に設置する際には、新たに設置されたコンピュータ６４ が上記の自己診断ルーチンを実行する。その日の時間及びローカルコンピュータ １２の電話番号を受信した時Ｌｒ、は、コンピュータ６４がコンピュータ１２を 呼び出し、代替番組スケジュール及び他の命令を受け取る。 サービスマンが所帯用のテレビジョン制御ユニット５８を所帯１６．２０に設置 する時には１通常は、ローカルコンピュータ１２の位置を呼び出し、その現場の オペレータに、所帯１６６２０の識別番号と、設置した制御ユニット５８の独特 のシリアル番号とを通知する。次いで、オペレータは、制御ユニット５８のシリ アル番号をコンピュータ１２のデータベースに入力し、この時、この番号は、こ の制御ユニットが設置された所帯１６．２０の識別番号と独特に関連される。次 いで、サービスマンは、制御ユニット５８を作動状態にし、この時、コンピュー タ６４は、上記の電源オンルーチンを実行する。 各コンピュータ６４とローカルコンピュータ１２との間で情報を送信する際に用 いられる多数の種々のフォーマットの１つを以下に説明する。基本的に、コンピ ュータ１２を呼び出す時には、各コンピュータ６４は、少なくとも３つの形式の メツセージ、即ち、前文及び状態メツセージ、代替番組カット・イン情報メツセ ージ、及びチャンネル切り換えメッセー・ジを送信する。前文及び状態メツセー ジは、通常、コンピュータ６４からコンピュータ１２に送られる全てのデータに 先行するもので、次のような情報を含む多ビツトメツセージである。最初の２バ イトは、コンピュータ１２を呼び出す所帯用テレビジョン制御ユニット５８の独 特のシリアル番号を含む。次の４バイトは、制御ユニット５８が最後に付勢され て以来の固定時間基準例えばその年の第１日の真夜中からの秒数を表わす。この 情報は、送信データの完全性をチェックするのに用いられる。データの次の４バ イトは、制御ユニット５８がコンピュータ１２を最後に呼び出した時以来の秒数 を表わす、このデータは、チャンネル切り換え及び代替番組カット・インメッセ ・−ジにおいて前記の時間基準として用いられる。データの次の４バイトは、ク ロック６８の精度を確保するために現在の日時を秒で表わすものである。データ の次の４バイトは、行なわれる呼び出しの目的と、制御ユニット５８の状態とを 表わすものである。特に、最初のバイトは２行なわれる呼び出しの目的を表わし 、第２のバイトは、ケーブルの敷設されていない所帯１６が報告するか又はケー ブルの敷設された所帯２０が報告するかを支持するものであり、そして残りの２ バイトは、コンピュータ６４内のエラー状態を指示するのに用いられる０次の４ バイトの情報は１代替番組カット・インメツセージパケット（電話線を経て１単 位として送られるデータ流）の個数及び電話呼び出し中に送信すべきチャンネル 切り換えメツセージパケットの個数を指示する。 コンピュータ６４からコンピュータ１２へ電話線を介して送られるデータを個々 のメツセージパケットにグループ分けすることにより、データ送信の信頼性が改 善される。各パケットは、記録データを独特に識別可能なエンティティにグルー プ分けするもので、このようなエンティティは、コンピュータ１２によって容易 に処理及び照合できるものである。コンピュータ１２は、送信エラーが生じた時 にこれを識別し、その情報を送信するコンピュータ６４に、適切に送信されなか ったメツセージパケットを再送信するよう要求する、各メツセージパケットは、 ３つの部分、即ち、見出しと、データ記録部と一エラーチェックワードとを含ん でいる。見出しは、５バイトのデータであり、第１のバイトは、見出しと、Ｔ− ラーチェソクヮード以外のデータとの長さを識別し、更に別のバイトは、送信さ れるデータ記録部の形式を識別し、更に別の２つのバイトは、その時送信されて いるメツセージパケットの特定の数を識別する。成る特定形式のメツセージパケ ットが全て送信された時に、１つのバイトを用いて「データ終了」が指示される 。割り込まれた電話通信をその割り込まれたところから再開できるように、パケ ット番号が識別される。 見出しに続いて、データ記録部が送信される。典型的に、前文及び状態メツセー ジは、メツセージパケット当たり１つの記録部を有するに過ぎない。代替番組カ ット・インデータは、典型的に、メツセージパケット当たり２０の記録部を有し 、チャンネル切り換え情報は、典型的に、メツセージパケット当たり３０の記録 部を有する。データ記録部の送信に続いて、２バイトのエラーチェックワードが 送信される。 各々の代替番組カット・インデータ記録部を送信するのに適したフォーマットは 、多バイトデータ流であり、最初の２バイトは、テレビ受像機色Ｏに送られる代 替番組を識別し、次のバイトは１代替番組カット・インが行なわれた時にテレビ 受像機５ｏが同調されていたチャンネルを識別し、次の３つのバイトは、前記の 前文及び状態メツセージに指定された時間からの秒数に関連したものである。 各チャンネル切り換えデータ記録部を送信するのに適したフォーマットも多バイ トデータ流であり、最初のバイトは、テレビ受像機５ｏが切り換えられるチャン ネルを指示し、次の３つのバイトは、前文及び状態メツセージに指定された時間 以来の秒数に関連したものである。コンピュータ６４は、チャンネルを切り換え る前にテレビ受像機５０が所定の秒数だけ特定のチャンネルに同調されない限り チャンネル切り換え情報を記録しないようにプログラムされるのが好ましい。但 し、所定の秒数が経過する前に代替番組カット・インが生じた場合にはこの限り でない。テレビ受像機５０が最初にオンにさおだ時には、この事象が、テレビ受 像機５ｏが同調されたチャンネルへの切り換えとして記録される。テレビ受像機 ５０がオフにされた場合には、この事象がチャンネル０への切り換えとして記録 される。 各コンピュータ６４とローカルコンピュータ１２との間でのデータ送信には、１ 組のルール即ちプロトコルが使用される。 このプロトコルにより、データ流は通常のやり方で送られ、エラーチェックが行 なわれる。特定の所帯１６．２０において制御ユニット５８のコンピュータ６４ がローカルコンピュータ１２を呼び出すべき予め指定された時間に達すると、コ ンピュータ６４は、モデム／自動ダイヤル装置８０がコンピュータ１２の電話番 号をダイヤルできるようにする。コンピュータ１２へのアクセスラインを使用で きる場合には、コンピュータ６４は、別々のメツセージパケットにグループ分け された適当にフォーマット化された記録データを送信する。コンピュータ６４は 、その全てのメツセージパケットを送信してしまうと、コンピュータ１２から代 替番組スケジュール及び他の情報を受け取り、その後の放送時間中にこれを使用 するように記憶する。コンピュータ１ｔからの代替番組スケジュール及び他の情 報は、メツセージパケットによって送信される。コンピュータ６４によって全て のメツセージパケットが受け取られると、電話接続が切断される。 制御ユニット５８のコンピュータ６４は、コンピュータ１２を呼び出す時には、 「ハンドシェイク」プロトコルを使用して制御ユニット５８をメツセージ送信機 としそしてコンピュータ１２を受信機として確立する。ハンドシェイクは、前後 に送られる１バイトのデータであり、データ送信モードを指示する。 第１のハンドシェイクバイトが送信される時には、コンピュータ６４はメツセー ジパケットをコンピュータ１２に送信する。 このメツセージパケットの送信が終了すると、コンピュータ１２は、受は取った メツセージパケットが正しいものか否かを指示するバイトを送信する。コンピュ ータ１２は、例えば、代替番組情報のようなデータをコンピュータ６４へ送信す るように要求することによってプロトコルを逆転する。 各コンピュータ６４とそれに関連したローカルコンピュータ１２との間の電話接 続は、所？ｊＦ１６．２０に対して透過的であるように設計されている。従って 、電話機７８を介してのデータ送信中に所帯】、６．２０の人員が電話機７８を 使用し始めた場合には、コンピュータ６４とコンピュータ１２との間の接続が自 動的に切断され、その後所帯１６．２０の人員が電話機７８を使用しなくなった 一時にコンピュータ間の接続が復帰される、コンピュータ６４とコンピュータ１ ２との間の電話接続が復帰した時には、中断したメツセージパケットでデータ送 信が再開される。 コンピュータ６４への電力が遮断すると、メモリユニット７０に記憶された情報 が失われる。電力が復帰した後、コンピュータ６４は、前記した電源オン時シー ケンスを実行する。大電力が消費される場合、非常に多数のコンピュータ６４が コンピュータ１２と接続を確立しようとすることによって、コンピュータ１２に サービスしている電話ネットワークが過負荷状態となる。これを回避するために 、各コンピュータ６４は、ランダムな時間遅延によってコンピュータ１２の呼び 出しを遅らせるように予めプログラムされる。更に９、ビジー信号を受け取った 場合、コンピュータ６４は、プログラムされたランダムな時間遅延の後にコンピ ュータ１２を呼び出す別の試みを実行する。 コンピュータ６４がコンピュータ１２と接続するのを妨げるような電話線の故障 は、コンピュータ１２の記録の故障として指示され、電話線の修理を促す。同様 に７所帯用のテレビジョン制御ユニット５８又はそのコンピュータ６４が損傷を 受けるか切断されるか或いは所帯１６．２０から取り外された場合には、このよ うな事象も、コンピュータ１２によって発生された記録の故障として指示される 。コンピュータ１２が故障した場合。 各所帯のテレビジョン制御ユニット５８は、マイクロ波送信機２４又はサテライ ト２６によって送られる特殊なテレビジョン信号のデータ部分によって指示され る。所帯用のテレビジョン制御ユニット５８のコンピュータ６４は、メモリユニ ット７０の過負荷を防ぐ適当な処置をとるように命令される。 上記の技術に鑑み、本発明の多数の変更や修正が明らかであろう。例えば、コン ピュータ６４は、チューナ／コンバータ４８．５４に典型的に組み合わされる標 準的なミュ・−トスイッチのｒオン／オフ」状態を実時間ベースで監視して記憶 するようにプログラムすることもできる。この情報は、チャンネル切り換えメツ セージと本質的に同じフォーマットを用いて予め指定された報告時間窓の間にロ ーカルコンピュータ１２へ送信される。次いで、この情報は、代替番組カット・ イン報告と相関され、代替番組通常は代替コマーシャルが所帯１６．２０の視聴 者によって視聴及び聴取されたかどうか市場調査員が判断できるようにする。こ のような情報は、システム１０によって得られる市場調査テスト結果の正確さ及 び許容性を改善する。従って、請求の範囲内で２前記とは別のやり方で本発明を 実施できることが理解されよう。 国際調査報告

Claims (23)

【特許請求の範囲】
1. １．テストエリア内に複数の個々にアドレスできる協同所帯があり、 上記所帯の各々は、テレビ受像機と、定期的にスケジュールの組まれた番組を含 む通常のテレビジョン信号を各所帯に供給するための通常テレビジョン信号受信 手段とを備えており、更に、代替番組を含む特殊なテレビジョン信号を無線で上 記所帯に供給するための特殊なテレビジョン信号の送信手段を具備し、そして 更に、各々の上記所帯にあって、上記の定期的にスケジュールの組まれた番組か 又は上記の代替番組かのいずれかを表示するように予め選択された個々のベース で各所帯のテレビ受像機を自動的に制御するためのプログラム可能な制御手段を 具備することを特徴とする市場調査システム。
2. ２．上記のプログラム可能な制御手段は、プログラム記憶式の所帯用コンピュー タと、第１の切り換え位置においては上記の定期的にスケジュールの組まれた番 組を上記テレビ受像機に送り或いは第２の切り換え位置においては上記の代替番 組を上記テレビ受像機に送るように上記所帯用コンピュータによって制御される スイッチ手段とを備えている請求の範囲第１項に記載の市場調査システム。
3. ３．各々の所帯は、更に、上記特殊なテレビジョン信号の送信手段から上記特殊 なテレビジョン信号を無線で受信するための特殊なテレビジョン信号の受信手段 を備えている請求の範囲第２項に記載の市場調査システム。
4. ４．放送時間の前に、各所帯に対して個々に編成された代替番組スケジュールで 各所帯の上記所帯用コンピュータの各々を個々にプログラミングして、各所帯用 コンピュータが、上記定期的にスケジュールの組まれた番組を表示するか又は放 送時間中の１つ以上の選択された時間に上記代替番組を表示するようにテレビ受 像機を自動的に制御できるようにするためのテストエリアのプログラム可能な制 御手段を更に備えた請求の範囲第２項に記載の市場調査システム。
5. ５．各々の所帯は、上記所帯用コンピュータと上記テストエリアのプログラム可 能な制御手段との間に電話接続を確立する手段を備え、上記所帯用コンピュータ は、上記の個々に編成された代替番組スケジュールを受け取るように放送時間中 に少なくとも一度は上記テストエリアのプログラム可能な制御手段との電話接続 を確立する記憶されたプログラム命令を含んでいる請求の範囲第４項に記載の市 場調査システム。
6. ６．上記特殊なテレビジョン信号は、２．５００ないし２．６８６ギガヘルツの 信号周波数で送信された６メガヘルツ帯域の信号よリ成る請求の範囲第１項に記 載の市場調査システム。
7. ７．上記特殊なテレビジョン信号の送信手段は、サテライトのトランスポンダを 含む請求の範囲第１項に記載の市場調査システム。
8. ８．上記特殊なテレビジョン信号は、１０．９０ないし３６．００ギガヘルツの 信号周波数で上記サテライトのトランスポンダによって送信される請求の範囲第 １８項に記載の市場調査システム。
9. ９．上記信号周波数は、１５．３５ないし１７．２５ギガヘルツの範囲である請 求の範囲第１９項に記載の市場調査システム。
10. １０．テストエリア内で市場調査を行なうシステムにおいて、テレビ受像機を各 々有している上記テストエリア内の複数の協同所帯の各々へ定期的にスケジュー ルの組まれた番組を含む通常のテレビジョン信号を供給するための通常テレビジ ョン信号受信手段と、 代替番組を含む特殊なテレビジョン信号を無線で上記所帯の各々に供給するため の特殊なテレビジョン信号の送信手段と、各々の上記所帯にあって、上記の定期 的にスケジュールの組まれた番組か又は上記の代替番組かのいずれかを表示する ように上記所帯のテレビ受像機を自動的に制御する第１の制御手段と、 上記所帯から離れたところに配置され、各々の所帯の上記第１制御手段の各々を 個々にアドレスすると共に、上記の定期的にスケジュールの組まれた番組か又は 上記の代替番組かのいずれかを各所帯のテレビ受像機に表示するように各々の所 帯の上記第１制御手段の各々を個々にプログラミングするような第２の制御手段 とを具備したことを特徴とするシステム。
11. １１．上記第１の制御手段は、各々の所帯に配置されたプログラム記憶式の所帯 用コンピュータを備え、上記第２の制御手段は、上記所帯のどの１つ以上を放送 時間中に代替事象に参加させるべきかを識別する代替事象スケジュールの形態の 記憶された代替番組命令を含むテストエリアのプログラム記憶式コンピュータを 備え、代替事象は、１つ以上の所帯のテレビ受像機に対する上記代替番組の表示 を構成する請求の範囲第１０項に記載のシステム。
12. １２．上記第１制御手段は、上記所帯用コンピュータに維持されたプログラムさ れた命令に従って上記定期的にスケジュールの組まれた番組又は代替番組をテレ ビ受像機に制御可能に通すように上記所帯用コンピュータとテレビ受像機との間 に電気的に相互接続された高周波スイッチを含む請求の範囲第１１項に記載のシ ステム。
13. １３．上記所帯用コンピュータは、テレビ受像機にテキスト情報及び音声情報の 形態の別の番組を表示できるように、映像及び音声発生器を備えている請求の範 囲第１２項に記載のシステム。
14. １４．上記特殊なテレビジョン信号の送信手段ば、２．５００ないし２．６８６ ギガヘルツの信号周波数で送信を行なう低出力高周波のマイクロ波送信機を備え ている請求の範囲第１０項に記載のシステム。
15. １５．上記特殊なテレビジョン信号の送信手段は、１０．９０ないし３６．００ ギガヘルツの信号周波数で上記特殊なテレビジョン信号を送信するサテライトト ランスポンダを備えている請求の範囲第１０項に記載のシステム。
16. １６．テストエリア内のシステムの動作を制御する第１のプログラム記憶式コン ピュータを具備し、この第１のコンピュータは、テストエリア内にある個々の協 同所帯の識別を含む所帯用データベースと、放送時間中に生じるべき代替事象の スケジュールを含む第２のデータベースとを備え、各々の上記所帯は、テレビ受 像機と、通常のテレビジョン信号を各所帯に供給するための通常テレビジョン信 号受信手段とを備えており、 更に、代替番組を含む特殊なテレビジョン信号を無線で上記所帯に供給するため の特殊なテレビジョン信号の送信手段を具備し、そして 各々の上記所帯は、上記特殊なテレビジョン信号を受信する特殊なテレビジョン 信号の受信手段と、上記第１のプログラム記憶式のコンピュータに周期的に相互 接続されて、代替事象の個々に編成されたスケジュールを受信して記憶し、上記 定期的にスケジュールの組まれた番組か上記代替番組かのいずれかを上記所帯の テレビ受像機に表示するように制御することのできる第２のプログラム記憶式コ ンピュータとを具備し、代替事象は、特定の時間にテレビ受像機に対する上記代 替番組の表示を構成することを特徴とする市場調査システム。
17. １７．上記代替番組に対する少なくとも１つの上記所帯の応答を判断するための 応答監視手段を更に具備した請求の範囲第１６項に記載の市場調査システム。
18. １８．上記応答監視手段は、上記所帯の１つ又はその人員によって購入された小 売製品に印刷されたユニバーサルプロダクトコードを走査するために少なくとも １つの所帯に配置されたユニバーサルプロダクトコード走査手段を備え、このユ ニバーサルプロダクトコード走査手段は、上記所帯の上記第２コンピュータに相 互接続され、この第２コンピュータが上記ユニバーサルプロダクトコード走査手 段によって走査されたコード情報を後で第１コンピュータヘ送信すべく記憶でき るようにされた請求の範囲第１７項に記載の市場調査システム。
19. １９．上記応答監視手段は、上記所帯の人員によって購入される製品に付けられ たユニバーサルプロダクトコードを走査するためにテストエリアの少なくとも１ つの小売店に配置されたユニバーサルプロダクトコード走査手段と、このユニバ ーサルプロダクトコード走査手段に相互接続され、このユニバーサルプロダクト コード走査手段によって走査されたコード情報を記憶すると共にこの記憶された コード情報を上記第１コンピュータに順次に送信する手段とを備えている請求の 範囲第１７項に記載の市場調査システム。
20. ２０．テストエリア内で市場調査を行なう方法において、上記テストエリア内の テレビ受像機を有する複数の協同所帯を上記市場調査に参加させるべく選択し、 上記テストエリア内で得られる定期的にスケジュールの組まれたテレビジョン信 号を受信する手段を各協同所帯が有するようにし、 テストエリア内の各協同所帯に特殊なテレビジョン信号を無線で送信し、 上記特殊なテレビジョン信号を受信する手段を各協同所帯に備え、そして テストエリアの指令／制御プログラム記憶コンピュータを用いて、協同所帯に対 する個々の命令で各協同所帯を個々にアドレスし、定期的にスケジュールの組ま れた番組又は代替番組のいずれかを協同所帯のテレビ受像機に表示するように制 御することを特徴とする方法。
21. ２１．上記協同所帯のテレビ受像機のオン／オフ状態を表わす情報を監視及び記 憶できると共に、協同所帯の人員によって協同所帯のテレビ受像機が選択的に同 調されたチャンネルを表わす情報を監視及び記憶することのできる所帯用のプロ グラム記憶コンピュータを各協同所帯に設ける段階を更に備えた請求の範囲第２ ０項に記載の市場調査を行なう方法。
22. ２２．テストエリア内で市場調査を行なうシステムにおいて、テレビ受像機を各 々有している上記テストエリア内の複数の協同所帯の各々へ定期的にスケジュー ルの組まれた番組を含む通常のテレビジョン信号を供給するための通常テレビジ ョン信号受信手段と、 テキスト及び／又は音声がデジタルデータ部分にエンコードされた特殊なテレビ ジョン信号を無線で上記所帯の各々に供給するための特殊なテレビジョン信号の 送信手段と、各々の所帯内にあって、上記特殊なテレビジョン信号の上記デジタ ルデータ部分を受け取ってデコードする手段と、各々の所帯内にあって、上記定 期的にスケジュールの組まれた番組又は上記テキスト及び／又は音声のいずれか を放送するように上記所帯のテレビ受像機を自動的に制御する手段とを具備した ことを特徴とするシステム。
23. ２３．テストエリア内で市場調査を行なうシステムにおいて、テレビ受像機を各 々有している上記テストエリア内の複数の協同所帯の各々へ定期的にスケジュー ルの組まれた番組を含む通常のテレビジョン信号を供給するための通常テレビジ ョン信号受信手段と、 代替番組を含む特殊なテレビジョン信号を無線で上記所帯の各々に供給するため の特殊なテレビジョン信号の送信手段と、各々の上記所帯にあって、上記の定期 的にスケジュールの組まれた番組か又は上記の代替番組かのいずれかを表示する ように上記所帯のテレビ受像機を自動的に制御する第１の制御手段と、 上記所帯から離れたところに配置され、各々の所帯の上記第１制御手段の各々を 上記特殊なテレビジョン信号のデジタルデータ部分によって無線で個々にアドレ スすると共に、上記の定期的にスケジュールの組まれた番組か又は上記の代替番 組かのいずれかを各所帯のテレビ受像機に表示するように各々の所帯の上記第１ 制御手段の各々を上記特殊なテレビジョン信号のデジタルデータ部分によって無 線で個々にプログラミングするような第２の制御手段とを具備したことを特徴と するシステム。