JPH10341490A - 切り替えスイッチ群制御方法 - Google Patents

切り替えスイッチ群制御方法

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JPH10341490A
JPH10341490A JP15202797A JP15202797A JPH10341490A JP H10341490 A JPH10341490 A JP H10341490A JP 15202797 A JP15202797 A JP 15202797A JP 15202797 A JP15202797 A JP 15202797A JP H10341490 A JPH10341490 A JP H10341490A
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久仁雄 干場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線群の各回線に複数のチャネルから選択し
たチャネルをそれぞれ接続するシステムを低コスト化す
る。 【解決手段】 オーダー格納メモリ11は、ビットごと
に独立したNビット幅の格納領域を持つ。接続元アドレ
スメモリ12には、各回線B0 〜Bn 毎に、接続可能な
チャネルF0-a 〜Fn-b に対する切り替えスイッチ群1
4の各切り替えスイッチの位置が格納されている。回線
群B0 〜Bn のチャネルに対する切り替えを行う場合、
各回線B0 〜Bn に対するオーダーODRがパラレルに
複数回に別けてメモリ11に与えられ、該メモリ11の
独立したビットの格納領域に書き込まれる。スイッチ切
り替え制御器13は、書き込まれたオーダーODRとメ
モリ12に格納されたスイッチ位置とを参照し、切り替
えスイッチ群14中の各切り替えスイッチの位置を設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話の非使用時
に、例えば音声や音楽等の複数の情報を加入者の要求に
基づいて選択的に提供するオフトーク通信サービス等に
用いられ、情報を加入者に伝達する加入者回線に情報源
を接続する際に複数のスイッチの切り替え制御を行う切
り替えスイッチ群制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の切り替えスイッチ群制御
方法を用いるオフトーク通信サービス局用装置とその周
辺を示す構成図である。オフトーク通信サービス局用装
置1は、音声による情報や音楽等の複数の情報を加入者
の要求によって提供するものであり、電話機2と、ディ
ジタル交換機3と、例えば12チャネルのその情報を発
生する情報提供センタ4との間に、配置されている。電
話機2はオフトーク宅内装置5に接続され、該オフトー
ク宅内装置5にスピーカ6が接続されている。オフトー
ク宅内装置5は、特殊SLIC7及び加入者回線Bを介
してオフトーク通信サービス局用装置1に接続されてい
る。一方、情報提供センタ4は、複数のサービス用チャ
ネルをオフトーク通信サービス局用装置1に与えるよう
になっている。オフトーク通信サービス局用装置1は、
加入者が電話機2を使用して通話をするオントーク時に
は、加入者回線Bをディジタル交換機3に接続し、通話
をしないときのオフトーク時には、加入者の要求によっ
て加入者回線Bをオフトーク通信サービスのチャネルを
選択して接続する機能を有している。
【0003】オフトーク通信サービスでは、1加入者あ
たりサービスチャネルを例えば最大4チャネル割り当
て、音声や音楽等の情報をオフトーク宅内装置5を介し
てスピーカ6から流すようになっている。即ち、1加入
者が4種類の音声や音楽等の情報を受けることが可能に
なっている。また、オフトーク通信サービス局用装置1
は、例えば2048加入者を収容できるようになってい
る。電話機2からの制御信号であるSCN情報S1は、
特殊SLIC7によってディジタルのベースバンドパル
スに変換されてオフトーク通信サービス局用装置1に送
られ、さらに、ディジタル交換機3に送られる。加入者
が電話機2で通話をする場合、その音声情報S2もオフ
トーク宅内装置5を介して特殊SLIC7に送られ、デ
ィジタル化されてオフトーク通信サービス局用装置1を
介してディジタル交換機3に送られる。オフトーク通信
サービスで加入者に与えられる複数の情報S3は、情報
提供センタ4から送出され、オフトーク通信サービス局
用装置1に与えられる。オフトーク通信サービス局用装
置1は複数の情報S3をディジタル化し、内部に持つ図
示しないスイッチ群の切り替えを行って情報を選択して
加入者回線Bに与える。加入者回線Bを通過した情報S
3は、特殊SLICによってアナログ化され、オフトー
ク宅内装置5によって分岐されてスピーカ6に与えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オフトーク通信サービス局用装置1が行う切り替えスイ
ッチ群制御方法では、次のような課題があった。図3
は、図2中のオフトーク通信サービス局用装置1が行う
従来の切り替えスイッチ群制御方法の説明図である。オ
フトーク通信サービス局用装置1の収容する加入者数が
N(Nは正の整数)で、該装置1にB0 〜Bn 番のN本
の加入者回線が接続されているものとする。オフトーク
通信サービス局用装置1は、加入者回線B0 〜Bn を各
チャネルに接続するための時分割スイッチ(TSW)で
構成された切り替えスイッチ群8と、オーダーによって
該切り替えスイッチ群8を制御する制御手段(TSWC
TL)9と、図示しないCPUと、該CPUの周辺回路
のバスシステム及びメモリ等を備えている。
【0005】例えば、各加入者回線B0 〜Bn がチャネ
ルF0-a 〜Fn-a にそれぞれ接続されている状態から、
該各加入者回線B0 〜Bn をチャネルF0-b 〜Fn-b
切り替えて接続する必要が発生した場合を考える。各加
入者回線B0 〜Bn に対するを接続を切り替えるときに
は、それらのスイッチ群の接続設定を指示するオーダー
を制御手段9に与える。ところが、1つのオーダーは1
つの接続に対する制御しか出来ないので、N個のオーダ
ーが必要になる。つまり、Nが2048の場合には、2
048(=n+1)回のオーダーを発行して制御手段9
に与えることになる。このオーダー発行に関するCPU
のダイナミックステップが占める割合は、加入者回線B
0 〜Bn の数に比例して増加するので、増加したダイナ
ミックステップ数を該一定時間内に処理する能力を持つ
CPUが必要になる。そのため、求められる機能の割り
にコスト高なCPUと周辺回路を搭載することになり、
コスト的に満足できるものが得られなかった。また、処
理能力の高いCPU及びその周辺回路を用意しても、ス
イッチ群の切り替えに関する条件に、さらに高速化を求
められた場合には、その要求に応じることはできない。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、切り替えスイッチ群
制御方法において、N本の回線で構成された回線群と該
各回線に対して互いに異なる情報を提供するM(正の整
数)個のチャネルとの間に設けられた複数の切り替えス
イッチを有し、該各回線にそれぞれ対応するN個のオー
ダーを発行し、該複数の切り替えスイッチの切り替え位
置を設定して該N本の回線を該M個のチャネルから選択
したチャネルに接続するシステムに、ビットごとに独立
したNビット幅の格納領域を持つ第1の記憶手段を設け
ている。そして、前記N個のオーダーをL個ずつに分割
して平行に前記第1の記憶手段に与える処理を繰り返
し、該第1の記憶手段の各ビットの格納領域に前記N本
の回線に対応するオーダーを対応させて書き込むオーダ
格納処理と、前記第1の記憶手段に書き込んだN個のオ
ーダに基づき、前記複数の切り替えスイッチの切り替え
位置を制御して前記各回線に該M個のチャネルから選択
したチャネルをそれぞれ接続する切り替え処理とを、行
うようにしている。
【0007】第2の発明は、第1の発明におけるシステ
ムに、第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段及び該第
2の記憶手段の格納した情報に基づきハード自律で前記
複数の切り替えスイッチの切り替えを行うスイッチ切り
替え制御器とを設けておき、予め、前記各回線に接続可
能な前記チャネルに対するスイッチ位置を該各回線にそ
れぞれ対応させて前記第2の記憶手段に書き込む初期条
件設定処理を行う。そして、前記N個のオーダーは前記
各回線毎の選択するチャネルをそれぞれ指定する構成に
した第1の発明のオーダー格納処理と、前記スイッチ切
り替え制御器を用いた第1の発明の切り替え処理とを、
行うようにしている。第1及び第2の発明によれば、以
上のように切り替えスイッチ群制御方法を構成したの
で、第1の記憶手段は、ビットごとに独立したNビット
幅の格納領域を持つ。N本の回線にM個チャネルを選択
して接続する場合、N個のオーダーが発行されるが、オ
ーダー格納処理により、そのN個のオーダーはL個ずつ
に分割されて平行に発行される。即ち、オーダーの発行
回数はN/L回になる。N個のオーダーが第1の記憶手
段の各ビットに書き込まれる。切り替え処理において、
第1の記憶手段に書き込まれたN個のオーダに基づき切
り替えスイッチの切り替え位置が制御され、各回線にM
個のチャネルから選択したチャネルがそれぞれ接続され
る。従って、前記課題を解決できるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図4は、本発明の実施形態のオフ
トーク通信サービス局用装置とその周辺を示す構成図で
ある。オフトーク通信サービスを提供するシステムで
は、オフトーク通信サービス局用装置10を、電話機2
0と、ディジタル交換機30と、加入者に提供する情報
を発生する情報提供センタ40との間に配置する。電話
機20はオフトーク宅内装置50に接続され、該オフト
ーク宅内装置50にスピーカ60が接続されている。オ
フトーク宅内装置50は、特殊SLIC70及び加入者
回線Bを介してオフトーク通信サービス局用装置10に
接続されている。一方、情報提供センタ40は、複数の
アナログ信号でサービスチャネルとなる情報をオフトー
ク通信サービス局用装置10に与える構成になってい
る。オフトーク通信サービス局用装置10側で、このア
ナログ信号で与えられたチャネルをディジタルに変換す
る。オフトーク通信サービス局用装置10は、加入者が
電話機20を使用して通話をするオントーク時には、加
入者回線Bをディジタル交換機30に接続し、通話をし
ないときのオフトーク時には、加入者回線Bをオフトー
ク通信サービスのチャネルを選択して接続する機能を有
している。
【0009】図1は、本発明の実施形態を示す切り替え
スイッチ群制御方法の説明図であり、図4中のオフトー
ク通信サービス局用装置10の要部が示されている。オ
フトーク通信サービス局用装置10は、第1の記憶手段
であるオーダー格納メモリ11と、チャネルに対応する
スイッチ位置を示すアドレスを格納する第2の記憶手段
である接続元アドレスメモリ12と、スイッチ切り替え
制御器13と、該スイッチ切り替え制御器13の出力側
に配置され、複数の時分割スイッチで構成された切り替
えスイッチ群14とを備えている。スイッチ切り替え制
御器13は、オーダー格納メモリ11に対してアクセス
可能なバスで接続されると共に、接続元アドレスメモリ
12に対してアクセス可能なバスで接続されている。オ
ーダー格納メモリ11は、プログラムによる随時書き込
みと、スイッチ切り替え制御器13による随時の読出し
とが可能なデュアルポートメモリで構成され、該メモリ
11に対するプログラムからのアクセスは、図示しない
CPUのデータ幅に合わせたビット長単位で行うように
なっている。接続元アドレスメモリ12も、プログラム
による随時書き込みと、スイッチ切り替え制御器13に
よる随時の読出しとが可能なデュアルポートメモリで構
成されている。切り替えスイッチ群14の入側に、複数
のチャネルが与えられ、出側にB0 〜Bn 番のN(=n
+1)本の加入者回線が接続されている。
【0010】図5(a),(b)は、図1中のオーダー
格納メモリ11の格納例をそれぞれ示す図であり、図6
(a),(b)は、図1中の接続元アドレスメモリ12
の格納例を示す図であり、図7は、図1中のスイッチ切
り替え制御器13の処理を示すフローチャートである。
これらの図5(a),(b)、図6(a),(b)及び
図7を参照しつつ、図4のオフトーク通信サービス局用
装置を配置したシステムの動作を説明する。オフトーク
通信サービス局用装置10の収容する加入者数がN(N
は正の整数)で、該装置10にB0 〜Bn 番のN本の加
入者回線が接続されているものとする。電話機20から
の制御信号であるSCN情報S1は、特殊SLIC7に
よってディジタルのベースバンドパルスに変換されてオ
フトーク通信サービス局用装置10に送られる。オフト
ーク通信サービス局用装置10は、加入者回線B(B0
〜Bn )をディジタル交換機30に接続して、SCN情
報S1をディジタル交換機30に送る。加入者が電話機
20で通話をする場合、その音声情報S2もオフトーク
宅内装置50を介して特殊SLIC70に送られ、ディ
ジタル化されてオフトーク通信サービス局用装置10に
与えられる。この音声情報S2もSCN情報S1と同様
にして、ディジタル交換機30に送られる。
【0011】オフトーク通信サービスで加入者に与えら
れる複数の情報(チャネル)S3は、情報提供センタ4
0から送出され、オフトーク通信サービス局用装置10
に与えられている。オフトーク通信サービス局用装置1
0では、オフトーク通信サービスを実現するために、予
め、プログラムによる初期化条件設定処理を行い、接続
元アドレスメモリ12に各回線B0 〜Bn に接続するチ
ャネルのスイッチ位置を表すアドレスを格納して登録す
る。この登録では、回線B0 〜Bn でアドレスを索引す
るために、図6(a),(b)のように、インデックス
iとアドレスとを対応させて格納する。所定ビット長の
データ(Bit値)は、チャネルのアドレスを索引する
ためのもので、各回線B0 〜Bn に割り当てるチャネル
の個数Mが例えば2チャネルの場合には、図6(a)の
ように、1桁のデータで格納される。各回線B0 〜Bn
に割り当てるチャネル個数Mが例えば16(=24 )チ
ャネルの場合には、図6(b)のように、4桁のデータ
で格納される。
【0012】加入者が電話機20での通話を終了してオ
フトーク状態になると、オフトーク通信サービス局用装
置10には、特殊SLIC70側からのSCN情報S1
に重畳されたチャネル切り替え信号により、オフトーク
状態になったことが知らされる。オフトーク通信サービ
ス局用装置10は、チャネル切り替え信号を読取り、オ
ーダー格納処理を行う。即ち、各回線B0 〜Bn に対応
するN個のオーダーODRをL個ずつに分割し、例えば
32ビット幅のバスで平行に発行し、合計64回のオー
ダー発行を行う。各オーダーODRは、オーダー格納メ
モリ11に格納される。例えば、1回目のオーダー発行
では、回線B0 〜B31に対応する32個のオーダーOD
Rを、32ビットの各ビットに対応させて発行し、2回
目のオーダー発行では、回線B32〜B63に対応するオー
ダーODRを、32ビット幅の各ビットに対応させて発
行する。以下、同様にして64回のオーダー発行を行
う。オーダー格納メモリ11は、図5(a),(b)の
ように、例えば回線B0 〜Bn の本数Nと同数のビット
の独立した格納領域を有している。このオーダー格納メ
モリ11におけるビット番号0の格納領域には、回線B
0 に対応するオーダーODRのデータが書き込まれる。
同様に、ビット番号1〜31の格納領域には、回線B1
〜B31に対応するオーダーODRのデータがそれぞれ書
き込まれる。さらに、ビット番号32〜nの格納領域に
には、B32〜Bn のオーダーODRのデータが書き込ま
れる。各オーダーODRには、回線B0 〜Bn に接続す
べきチャネルのデータが組み込まれている。各回線B0
〜Bn に接続可能なチャネル数が2チャネルで割り当て
られる場合には、各オーダーODRのデータは図5
(a)のように1ビット長である。各回線B0 〜Bn
割り当てるチャネル数が16(=24 )チャネルの場合
には、図5(b)のように、4ビット長のデータとな
る。
【0013】スイッチ切り替え制御器13は、図7の処
理フローにより、切り替え処理を行って切り替えスイッ
チ群14を制御し、各回線B0 〜Bn と選択したチャネ
ルとをそれぞれ接続する。図7のステップST1では、
インデックスiを設定する。このインデックスiは回線
0 〜Bn の番号0〜nに対応するものであり、最初は
回線B0 に対応してインデックスiを0に設定する。ス
テップST2において、スイッチ切り替え制御器13は
インデックスiを用いてオーダー格納メモリ11中を索
引し、回線Bi のオーダーODRのデータ値を読み取
る。ステップST3において、スイッチ切り替え制御器
13は、インデックスiで接続元アドレスメモリ12中
を索引し、さらに、ステップST2で読み取ったデータ
値で接続元アドレスメモリ12に格納されたBit値を
索引してオーダーODRに対応するアドレスを抽出す
る。抽出したアドレスは、切り替えスイッチの切り替え
位置を示すものであり、ステップST4において、この
アドレスがスイッチ群14に渡される。ステップST4
の処理が終了すると、処理がステップST1に戻り、イ
ンデックスiが1に更新される。このようにして、ステ
ップST1〜ST4の処理が繰り返される。そして、イ
ンデックスiをnに設定した後のステップST2〜ST
4の処理が終了すると、回線B0 〜Bn に接続すべきチ
ャネルのアドレスが切り替えスイッチ群14に渡された
ことになるので、スイッチ切り替え制御器13は一連の
処理を終了する。スイッチ群14の各スイッチは、渡さ
れアドレスに基づき各回線B0〜Bn とチャネルとを接
続する。つまり、各回線B0 〜Bn における所定のタイ
ムスロットに選択されたチャネルをそれぞれ接続する。
【0014】回線B0 〜Bn にチャネルを接続すること
で、オフトーク通信サービスの情報S3が、回線B0
n 及びそれに接続された特殊SLIC70を介してオ
フトーク宅内装置50にそれぞれ伝達される。オフトー
ク宅内装置50は、情報S3をスピーカ60を介して出
力する。以上のように、本実施形態では、Nビット幅の
各ビットでオーダーODRを格納するオーダー格納メモ
リ11を設け、回線B0 〜Bn に対応するN個のオーダ
ーODRを例えば32ビットに分割して平行に与える処
理を繰り返し、オーダー格納メモリ11の各ビットに、
各回線B0 〜Bn に対するオーダーODRをそれぞれ書
き込むようにしている。そのため、次のような効果が得
られる。例えば、各回線B0 〜Bn がそれぞれチャネル
0-a 〜Fn-a に接続された状態から、各回線B0 〜B
n をそれぞれチャネルF0-b 〜Fn-b に接続するように
切り替えスイッチ群14中の各切り替えスイッチを切り
替える場合、各回線B0〜Bn の回線数を2048とす
ると、従来では2048回のオーダー発行をする必要が
あったが、図1のオフトーク通信サービス局用装置10
では、64回のオーダー発行ですむ。よって、CPUや
その周辺回路のコストを低減できるので、システム全体
を低コスト化できる。
【0015】そのうえ、接続元アドレスメモリ12を設
け、スイッチ切り替え制御器13によってハード自律で
切り替えスイッチ群14を制御する構成にしたので、C
PUが命令やデータのフエッチを行うことにより発生す
る余分な時間が省け、処理をさらに高速化できる。な
お、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形が
可能である。その変形例としては、例えば次のようなも
のがある。 (1) 上記実施形態では、切り替えスイッチ群14中
の各切り替えスイッチを時分割スイッチで構成し、回線
0 〜Bn のタイムスロットにディジタルのチャネルを
接続する例を示しているが、本発明は、アナログ信号の
チャネルをアナログ信号を伝搬する回線B0 〜Bn に接
続する場合にも適用できる。 (2) 本発明は、オフトーク通信サービス局用装置1
0ばかりでなく、交換機及び加入者間を時分割スイッチ
を用いて交換する回線切り替え装置にも適用が可能であ
る。また、1対象回線あたりの選択方路が数百以内に限
られ、数ms以上の速度が要求される高速交換システム
にも適用が可能である。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明によれば、Nビット幅の各ビットでオーダーを
格納する第1の記憶手段を設け、N本の回線に対応する
N個のオーダーを分割して平行に与える処理を繰り返
し、第1の記憶手段の各ビットに、各回線に対するオー
ダーをそれぞれ書き込むようにしている。そのため、オ
ーダーの発行回数が減じられ、CPUやその周辺回路の
コストを低減でき、システム全体を低コスト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す切り替えスイッチ群制
御方法の説明図である。
【図2】従来の切り替えスイッチ群制御方法を用いるオ
フトーク通信サービス局用装置とその周辺を示す構成図
である。
【図3】図2中のオフトーク通信サービス局用装置が行
う従来の切り替えスイッチ群制御方法の説明図である。
【図4】本発明の実施形態のオフトーク通信サービス局
用装置とその周辺を示す構成図である。
【図5】図1中のオーダー格納メモリの格納例を示す図
である。
【図6】図1中の接続元アドレスメモリの格納例を示す
図である。
【図7】図1中のスイッチ切り替え制御器の処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 オフトーク通信サー
ビス局用装置 11 オーダー格納メモリ
(第1の記憶手段) 12 接続元アドレスメモ
リ(第2の記憶手段) 13 スイッチ切り替え制
御器 14 切り替えスイッチ群 20 電話機 30 ディジタル交換機 40 情報提供センタ 50 オフトーク宅内装置 60 スピーカ B,B0 〜Bn 回線 S3 情報 F0-a ,F0-b ,Fn-a ,Fn-b チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大栢 智晴 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N(正の整数)本の回線で構成された回
    線群と該各回線に対して互いに異なる情報を提供するM
    (正の整数)個のチャネルとの間に設けられた複数の切
    り替えスイッチを有し、該各回線にそれぞれ対応するN
    個のオーダーを発行し、該複数の切り替えスイッチの切
    り替え位置を設定して該N本の回線を該M個のチャネル
    から選択したチャネルにそれぞれ接続するシステムにお
    いて、 ビットごとに独立したNビット幅の格納領域を持つ第1
    の記憶手段を設けておき、 前記N個のオーダーをL個ずつに分割して平行に前記第
    1の記憶手段に与える処理を繰り返し、該第1の記憶手
    段の各ビットの格納領域に前記N本の回線に対応するオ
    ーダーを対応させて書き込むオーダ格納処理と、 前記第1の記憶手段に書き込んだN個のオーダに基づ
    き、前記複数の切り替えスイッチの切り替え位置を制御
    して前記各回線に該M個のチャネルから選択したチャネ
    ルをそれぞれ接続する切り替え処理とを、行うことを特
    徴とする切り替えスイッチ群制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムに、第2の記憶
    手段と、前記第1の記憶手段及び該第2の記憶手段の格
    納した情報に基づきハード自律で前記複数の切り替えス
    イッチの切り替えを行うスイッチ切り替え制御器とを設
    けておき、 予め、前記各回線に接続可能な前記チャネルに対するス
    イッチ位置を該各回線にそれぞれ対応させて前記第2の
    記憶手段に書き込む初期条件設定処理を行い、 前記N個のオーダーは前記各回線毎の選択するチャネル
    をそれぞれ指定する構成にした請求項1記載のオーダー
    格納処理と、 前記スイッチ切り替え制御器を用いた請求項1記載の切
    り替え処理とを、行うことを特徴とする切り替えスイッ
    チ群制御方法。
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