WO2023204011A1 - 自動分析システム及びモバイル端末 - Google Patents

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りみ 川上
英嗣 田上
明宏 下田
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株式会社日立ハイテク
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor

Abstract

本発明の目的は、分析装置側のハード構成に大きな変更を加えることなく、より簡単な操作でユーザの知りたい情報を表示させることのできる自動分析システム及びモバイル端末を提供することにある。そのために、本発明の自動分析システムは、検体に含まれる成分を分析するために必要な複数のユニットを有する自動分析装置と、ユーザが前記複数のユニットのうちの1つのユニットにかざした場合、該ユニットの画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部が画像を取得した場合、該ユニットに係りユーザが次に行うべき複数の選択肢を表示する表示部を有するモバイル端末と、を備える。

Description

自動分析システム及びモバイル端末
 本発明は、自動分析システム及びモバイル端末に関する。
 自動分析装置は、血液や尿などの検体に含まれる特定の成分に特異的に反応する試薬を添加・反応させ、反応液の吸光度や発光量等を測定することにより定性・定量分析を行う。このような自動分析装置においては、測定結果の信頼性を担保するために定期的なメンテナンスが行われている。そこで、熟知していないユーザであってもメンテナンス等の操作を簡単に行えるよう、携帯端末を用いて、ユーザに最適な情報を画面に表示させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、自動分析装置の各機能ユニットに付されたRFIDやバーコード等の識別手段に携帯端末を載せると、携帯端末が識別情報を取り出し、オペレータIDと組合わせることで、機能ユニットのメンテナンス日時や取扱説明書の必要な箇所を表示することが開示されている。
特開2013-64674号公報
 上記特許文献1に記載の技術では、識別手段の設置のためのハード改造が必要となるだけでなく、対象のユニットの識別手段にモバイル端末をわざわざ載置しなければならない。
 本発明の目的は、分析装置側のハード構成に大きな変更を加えることなく、より簡単な操作でユーザの知りたい情報を表示させることのできる自動分析システム及びモバイル端末を提供することにある。
 上記目的を達成するために、本発明の自動分析システムは、検体に含まれる成分を分析するために必要な複数のユニットを有する自動分析装置と、ユーザが前記複数のユニットのうちの1つのユニットにかざした場合、該ユニットの画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部が画像を取得した場合、該ユニットに係りユーザが次に行うべき複数の選択肢を表示する表示部を有するモバイル端末と、を備える。
 また、本発明のモバイル端末は、検体に含まれる成分を分析するために必要な複数のユニットのうちの1つのユニットにユーザがかざした場合、該ユニットの画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部が画像を取得した場合、該ユニットに係りユーザが次に行うべき複数の選択肢を表示する表示部と、を備える。
本発明によれば、分析装置側のハード構成に大きな変更を加えることなく、より簡単な操作でユーザの知りたい情報を表示させることのできる自動分析システム及びモバイル端末を提供できる。
実施例1に係る自動分析システムの構成の一例を示す図。 実施例1に係る自動分析システムにおける、分析装置PC、管理サーバ及びモバイル端末の機能構成を示すブロック図。 分析装置PCの記憶部に記憶されるデータ構成の一例を示す図。 分析装置PCの記憶部に格納される稼働情報の一例を示す図。 管理サーバの記憶部に記憶されるデータ構成の一例を示す図。 モバイル端末の機能構成の詳細を示すブロック図。 モバイル端末に情報が表示されるまでの処理の流れの一例を示すフローチャート。 検体分注機構にカメラをかざした状態のときにモバイル端末の表示部が出力する画面の例。 検体分注機構が認識された場合にモバイル端末の表示部が出力する画面の例。 図9に示す画面においてメンテナンス情報が選択された場合に表示される画面の例。 図9に示す画面において稼働情報が選択された場合に表示される画面の例。 図9に示す画面においてメンテナンスマニュアル情報が選択された場合に表示される画面の例。 試薬ディスクが認識された場合にモバイル端末の表示部が出力する画面の例。 図13に示す画面において試薬架設情報が選択された場合に表示される画面の例。 実施例2に係る自動分析システムの構成の一例を示す図。 実施例3に係る自動分析システムにおける、分析装置PC及びモバイル端末の機能構成を示すブロック図。
 以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
  <自動分析システムの構成例>
  図1は、実施例1に係る自動分析システムの構成の一例を示す図である。本実施例の自動分析システム100は、図1に示すように、1台の自動分析装置と、管理サーバ112と、モバイル端末113と、を備える。また、自動分析装置は、分析動作部101と、分析装置PC111と、インターフェース110と、を備える。分析装置PC111は、インターフェース110を介して分析動作部101に接続されており、分析動作部101を制御する。そして、分析装置PC111と、管理サーバ112と、モバイル端末113とは、ネットワークを介して接続されている。
 自動分析装置の分析動作部101は、検体投入部104、分析部106a,106b,106c、搬送ライン105及び検体収納部109等を有する。検体投入部104と検体収納部109は、検体ラック103(検体設置部)を搬送する搬送ライン105によって接続されている。検体投入部104は、検体ラック103が投入される。検体ラック103は、分析対象である検体が収容された検体容器102を複数搭載する。検体収納部109は、検体ラック103を収納する。なお、本実施例では、検体容器102が検体ラック103に設置されるが、検体容器102は検体ディスク等の他の検体設置部に設置されても良い。
 分析部106a,106b,106cは、搬送ライン105に沿ってそれぞれ配置されている。なお、図1では、3つの分析部106a,106b,106cが配置されている例を示しているが、分析部の数に制限はなく、1つ以上であれば良い。
 検体投入部104には、分析対象である検体が収容された検体容器102が複数配置された検体ラック103が投入され、搬送ライン105を介して各分析部106a,106b,106cや検体収納部109等に搬送される。
 検体容器102に収容される検体としては、患者の血液や尿等の生体試料である一般検体、キャリブレーション測定に用いるキャリブレーション検体、精度管理測定に用いる精度管理検体、再検査に係る検体である再検検体、一般検体に割り込んで分析される緊急検体、がある。
 検体ラック103に搭載あれる各検体容器102には、収容される検体を識別する図示しないタグが設けられている。このタグは、例えばバーコードやRFIDであり、図示しない読み取り装置によって識別情報が読み取られ、分析装置PC111等に送られる。
 分析部106aは、反応ディスク120a(インキュベータ)、検体分注機構121a、試薬ディスク108a(試薬設置部)、試薬分注機構122a及び測光機構123a等を有する。反応ディスク120aは、複数の反応容器を有する。
 検体分注機構121aは、搬送ライン105により搬送される検体容器102に収容された検体を吸引して反応容器に吐出する。試薬ディスク108aは、検体の分析に用いる試薬を収容した複数の試薬容器107(試薬ボトル)を設置する。
 試薬分注機構122aは、試薬ディスク108aに設置された試薬容器107の試薬を吸引して反応容器に吐出する。測光機構123aは、反応容器に収容された検体と試薬の混合液の吸光度や散乱光強度等を測定する。
 分析部106aは、測光機構123aから得られた光学情報を解析することによって検体内の所定物質の含有濃度等を分析することができる。分析部106b,106cについても、分析部106aと同様の構成を有しており、それぞれ、反応ディスク120b,120c、検体分注機構121b,121c、試薬ディスク108b,108c、試薬分注機構122b,122c及び測光機構123b,123c等を有する。
 図2は、実施例1に係る自動分析システムにおける、分析装置PC、管理サーバ及びモバイル端末の機能構成を示すブロック図である。
 <分析装置PC>
  図2に示すように、分析装置PC111は、制御部11と、表示部12と、入力部13と、通信部14と、記憶部15と、を備えている。制御部11は、インターフェース110を介して分析動作部101を構成する各ユニットの動作を制御したり、測光機構からの信号を受けて項目に応じた分析を実行したりする。表示部12は、ユーザに対して各種情報を出力するものであり、例えばディスプレイである。入力部13は、例えば、キーボードやマウス等であり、表示部12に表示される各種操作画面のボタン表示のマウスカーソルによる押し下げ、例えばマウスのクリック等や入力枠へのキーボードからの数字や文字の入力等を行う。通信部14は、記憶部15に記憶された各種情報を管理サーバ112へ送信する。
 図3は、分析装置PCの記憶部に記憶されるデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、記憶部15には、検体情報と、試薬情報と、メンテナンス情報と、稼働情報と、が格納されている。検体情報には、検体のID、患者名及び測定結果等が含まれる。
試薬情報には、試薬の種類、試薬の残量及びボトルの設置日(交換日)等が含まれる。メンテナンス情報には、前回のメンテナンス実施日及び管理期限等が含まれる。稼働情報には、分析項目ごとの測定回数及び検体の総数等が含まれる。
 図4は、分析装置PCの記憶部に格納される稼働情報の一例を示す図である。TP,LD,ALPといった測定項目に分けて、測定された検体の数が、一般検体、キャリブレーション検体、精度管理検体、再検検体及び緊急検体ごとにカウントされ、稼働情報として記憶部15に格納されている。なお、図4に示す稼働情報は、各分析部の測光機構で測定した光度に基づき比色分析を行った検体の数をカウントしたものであるが、分析部が電解質を測定する場合には、その分析項目ごとの検体数(測定回数)を検体の種類ごとにカウントしたものであっても良い。
 <管理サーバ>
  図2に示すように、管理サーバ112は、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、を備えている。通信部21は、分析装置PC111から送信される各種情報を受信するとともに、記憶部23に記憶された各種情報や管理サーバ112で加工した情報をモバイル端末113へ送信する。制御部22は、分析装置PC111から受信した各種情報を記憶部23に記憶させたり、記憶部23に格納された各プログラムを読み出すことにより各機能を実行したりする。なお、管理サーバ112は、単一の計算機で構築されるサーバであっても、多数の計算機群で構築されるクラウド型のサーバであっても良い。
 図5は、管理サーバの記憶部に記憶されるデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、管理サーバ112の記憶部23は、メモリ231と、ストレージ232と、で構成される。
 メモリ231には、制御部22(プロセッサ)が実行する各機能に対応するプログラムが、情報抽出部231a及び情報加工部231bとして格納されている。情報抽出部231aは、モバイル端末113からの要求に応じて、ストレージ232から情報を抽出する。情報加工部231bは、情報抽出部231aが抽出した情報を用いて、モバイル端末113への送信用に加工する。
 なお、プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供されたり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM等の計算機で読み取り可能な記録媒体に記録して提供されたり、配布されても良い。さらには、プログラムは、インターネット等のネットワークに接続された計算機上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供されたり、配布されたりしても良い。
 ストレージ232は、不揮発性の記憶装置で構成され、メンテナンス情報データベース232a、稼働情報データベース232b、マニュアル情報データベース232c、等を有する。メンテナンス情報データベース232aには、分析装置PC111から自動的に送信された稼働情報の他、必要に応じてユーザがモバイル端末113を用いて手入力した情報、が自動分析装置のIDと紐づけて逐次格納される。ユーザが手入力する情報としては、例えば、検体分注機構、試薬分注機構、試薬ディスクの清掃等、手作業で行ったメンテナンスの実施日である。稼働情報データベース232bにも、分析装置PC111から自動的に送信された稼働情報等が自動分析装置のIDと紐づけて逐次格納される。マニュアル情報データベース232cには、自動分析装置の機種ごとにメンテナンスマニュアルが格納されている。メンテナンスマニュアルは、ユニットごと、メンテナンス内容ごと、のファイルに区分けされており、各ファイルには、メンテナンスの手順を示す説明文だけでなく、実際のメンテナンス動作を示す動画も含まれる。なお、ストレージ232には、他のデータベースとして、例えば、試薬の残量及びボトルの交換日等を格納する試薬架設情報データベースが含まれていても良い。
 <モバイル端末>
  モバイル端末113は、ユーザが所有するスマートフォン、タブレット端末等である。
ここで、本明細書におけるユーザには、自動分析装置のオペレータだけでなく、自動分析装置の管理者やサービスマン等も含まれるものとする。ユーザは、モバイル端末113を操作し、管理サーバ112にアクセスすることで、自動分析装置に関する情報を把握することが可能である。
 図6は、モバイル端末の機能構成の詳細を示すブロック図である。モバイル端末113は、表示部31と、入力部32と、画像取得部33と、通信部34と、制御部35と、記憶部36と、を備えている。
 表示部31は、ユーザに対して各種情報を出力するものであり、ディスプレイである。
入力部32は、ユーザが各種情報を入力するものであり、ディスプレイの表面に設けられたタッチセンサである。画像取得部33は、入力部32による操作に従って画像を取得するカメラであり、撮影中の画像や取得した画像は表示部31に出力される。通信部34は、管理サーバ112に対して所定の情報の送信を要求する問合せをしたり、問合せに応じて管理サーバ112から送信される情報を受信したりする。
 制御部35は、記憶部36に格納された各プログラムを読み出すことにより、各機能を実行する。図6では、制御部35(プロセッサ)が実行する各機能を、概念的に、ユニット判定部361、選択肢出力部362及び情報要求部363として示している。ユニット判定部361は、画像取得部33が取得した画像に基づいて、分析動作部101のうちどのユニットにかざされたのかを判定する。選択肢出力部362は、ユニット判定部361が判定したユニットに係り、ユーザが次に行うべき複数の選択肢を表示部31に出力する。選択肢出力部362が出力する選択肢は、ユニットごとに予め定められており、例えば、検体分注機構が選択された場合、メンテナンス管理、稼働情報及びメンテナンスマニュアル情報を選択肢として出力する。情報要求部363は、指定された選択肢に係る情報の送信を要求する問合せを、通信部34を介して管理サーバ112へ送信する。なお、各プログラムは、ネットワークに接続された計算機上(例えば管理サーバ)に格納され、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供される。
 <モバイル端末に情報が表示されるまでの処理の流れ>
  図7は、モバイル端末に情報が表示されるまでの処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、ユーザは、モバイル端末113を用いて、情報を知りたい自動分析装置を特定するための処理を行う。例えば、ユーザが、モバイル端末113を用いて、予めインストールされた所定のアプリケーション又は管理サーバ等が提供するWebサイトにアクセスし、入力部32によりユーザIDを入力すると、当該ユーザIDに紐づく形で予め登録された自動分析装置の候補が表示部31に出力される。そして、ユーザが、入力部32により所定の自動分析装置を選択すると、当該自動分析装置が確認対象として設定される。
 次に、自動又は手動で画像取得部33が起動し、ユーザは、自動分析装置の分析動作部101を構成する複数のユニットのうち、所望の1つのユニットに対してカメラをかざす(ステップS101)。図8は、ユニットの1つである検体分注機構にカメラをかざした状態のときにモバイル端末の表示部が出力する画面の例である。図8のように、1つのユニットがカメラの撮影範囲に含まれた状態で、ユーザが所定の判定ボタン32aをタップすると、表示部31が判定時の取得画像を出力すると共に、画像取得部33が記憶部36内に取得画像を記憶する(ステップS102)。次に、ユニット判定部361は、取得画像に基づき、ユニットの判定を行う(ステップS103)。ユニット判定部361が入力画像に基づいて所定のユニットを出力するに際しては、予め作成された学習モデルが使用されても良いし、その学習モデルは自動分析装置の機種ごとに作成されたものであっても良い。
 その後、表示部31は、ユニット判定部361が判定したユニットに関する文字情報(例えばユニットの名称)を、判定時の取得画像と併せて出力する。取得画像が出力されることで、ユーザは、どのユニットが判定されたかを確認できるが、文字情報も併せて出力されることで、撮影対象を間違えた場合にユーザが気付くこともできる、さらに、選択肢出力部362は、当該ユニットに対して予め定められた複数の選択肢を、表示部31に出力させ、ユーザに選択するよう促す表示を行う(ステップS104)。図9は、検体分注機構が認識された場合にモバイル端末の表示部が出力する画面の例である。例えば、検体分注機構が認識された場合、選択肢出力部362は、図9に示すように、検体分注機構のメンテナンスに係る情報であるメンテナンス情報、検体分注機構の稼働状況に係る情報である稼働情報、検体分注機構のメンテナンスマニュアル情報、の3つの選択肢を出力する。なお、選択肢出力部362が出力する選択肢は、これら3つに限定されず、これらのうちいずれか2つだけでも良いし、さらに他の選択肢を含んでいても良い。
 ユーザが、入力部32を用いていずれかの選択肢を指定する(ステップS105)と、情報要求部363は、指定された選択肢に係る情報の送信を要求する問合せを、確認対象である自動分析装置のIDと共に、通信部34を介して管理サーバ112に送信する(ステップS106)。管理サーバ112の通信部21がモバイル端末113からの問合せ及び自動分析装置のIDを受信すると、情報抽出部231aが、問合せで指定された選択肢に対して必要な情報をストレージ232内の各データベースから抽出する(ステップS107)。このとき、情報加工部231bは、情報抽出部231aが抽出した一次情報を用い、追加の演算をしたり、グラフ化したりして、モバイル端末113への送信用の二次情報に加工する(ステップS108)。
 その後、管理サーバ112の通信部21は、ユーザIDに対応するモバイル端末113へ、二次情報を送信する(ステップS109)。モバイル端末113は、管理サーバ112から受信した二次情報を表示部31に出力する(ステップS110)。
 図10は、図9に示す画面においてメンテナンス情報が選択された場合に表示される画面の例である。ここで、管理サーバ112が、記憶部23内の一次情報を図10の画面に含まれる二次情報に加工する方法について説明する。まず、管理サーバ112の情報抽出部231aが、メンテナンス情報データベース232aから検体分注機構のメンテナンス内容ごとの前回実施日及び管理期限(メンテナンス周期)を抽出する。なお、管理期限は、自動分析装置ごとに予め定められたものでも良いし、ユーザが適宜設定したものでも良い。次に、管理サーバ112の情報加工部231bが、前回実施日及び管理期限に基づいて、現在の状況をインジケータの形式にて視覚的に出力する。例えば、管理期限を過ぎてしまっている場合は赤色、次回のメンテナンスの期日が迫っている場合は黄色、というように状況に応じて色を区別して出力しても良い。
 なお、図10は、検体分注機構が認識された場合におけるメンテナンス情報の画面の一例に過ぎず、他のユニットが認識された場合も、メンテナンス情報が選択されると、清掃又は洗浄の日時、メンテナンス動作の成否/要否、又は、交換の要否、等が表示部に出力される。また、他のユニットのメンテナンス情報の画面にも、推奨するメンテナンス実施期日を超過しているメンテナンス項目がある場合は、該項目をユーザに通知するための表示が行われる。
 図11は、図9に示す画面において稼働情報が選択された場合に表示される画面の例である。ここで、管理サーバ112が、記憶部23内の一次情報を図11の画面に含まれる二次情報に加工する方法について説明する。図11の画面のうち、検体の総数は、情報抽出部231aが稼働情報データベース232bから抽出した一次情報を、情報加工部231bがそのままグラフ化したものである。一方、測定回数の推移については、まず、情報抽出部231aが、稼働情報データベース232bに格納されている分析項目ごとの測定回数等の一次情報を抽出する。次に、情報加工部231bが、抽出された一次情報に基づいて、所定期間ごとの測定回数を演算し、演算結果をグラフ化する。
 なお、図11は、検体分注機構が認識された場合における稼働情報の画面の一例に過ぎず、他のユニットが認識された場合も、稼働情報が選択されると、分析項目ごとの測定回数、検体の総数、試薬の残量、試薬の有効期限、等が表示部31に出力される。インキュベータが認識された場合、稼働情報が選択されると、インキュベータ上に載置される反応容器の使用来歴等が表示部に出力される。キャリブレーション検体ラックが認識された場合にはキャリブレーション結果、精度管理検体ラックが認識された場合には精度管理結果、が出力されるようにしても良い。
 図12は、図9に示す画面においてメンテナンスマニュアル情報が選択された場合に表示される画面の例である。図12の画面に含まれる情報のうち、メンテナンスの概要を説明する文字情報については、管理サーバ112の情報抽出部231aがマニュアル情報データベース232cから抽出し、通信部21を介して送信されたものである。一方、図12の画面に含まれる情報のうち、動画再生については、当該動画データが格納されているマニュアル情報データベース232cのURLのみが示されており、ユーザが当該URLにアクセスすることで再生が可能となっている。なお、メンテナンスの概要を説明する文字情報についても、ユーザが所定のURLにアクセスすることで閲覧できるようにしても良い。
 図13は、試薬ディスクが認識された場合にモバイル端末の表示部が出力する画面の例である。例えば、試薬ディスクが認識された場合、選択肢出力部362は、試薬ディスクのメンテナンスに係る情報であるメンテナンス情報、試薬ディスクの稼働状況に係る情報である稼働情報、試薬ディスクのメンテナンスマニュアル情報、試薬架設情報の4つの選択肢を出力する。
 図14は、図13に示す画面において試薬架設情報が選択された場合に表示される画面の例である。試薬架設情報の画面には、試薬ボトルごとの最終交換日の他、ボトル残量のインジケータや、現在のボトルでの測定回数の情報が含まれる。
 ここで、ボトル残量のインジケータは、分析装置PC111から逐次送信され管理サーバ112のデータベースに格納されるボトル残量の一次情報を、情報加工部231bがインジケータ形式の二次情報に加工したものである。また、現在のボトルでの測定回数は、情報加工部231bが、現時点における当該試薬の測定回数から、試薬ボトルの最終交換日における当該試薬の測定回数を減算することで得られたものである。すなわち、管理サーバ112が、分析装置PC111の記憶部15では直接記憶されていない一次情報を、ユーザにとって有用な二次情報に加工してモバイル端末113に提供している。
 なお、図13では、試薬架設情報の選択肢は、稼働情報の選択肢と別に設けられているが、稼働情報の選択肢に含ませても良い。すなわち、試薬架設情報として表示される図14に示す画面は、稼働情報の選択肢が選択された場合に表示される画面に含ませても良い。
 本実施例によれば、複数のユニットを有する自動分析装置を扱うユーザが、その情報を知りたいユニットにモバイル端末113をわざわざ載置することなくかざすだけで、該端末上の表示部31に該ユニットの画像が表示されるため、ユーザは多数存在するユニットのうち所望のユニットを選択できたことを瞬時に判別できる。また、画像の取得によりユニットを判別するため、RFIDやバーコード等の埋め込みといったハード改造が不要となる。さらに、画像を取得したユニットのみの情報を取り込むため、不要なユニットの情報をモバイル端末113に格納する必要はなく、モバイル端末113の通信量も抑制できる。そして、ユーザが把握すべき必須情報の選択が促され、テキストの手入力なしの簡単な操作により当該情報が得られるので、通常のPC画面で情報を検索するのと比して、ユーザの手間が軽減される。
  図15は、実施例2に係る自動分析システムの構成の一例を示す図である。本実施例の自動分析システムは、実施例1と異なり、同一施設内に複数台の自動分析装置を有する。
なお、図15では、4台の自動分析装置の分析装置PC111a~111dを、管理サーバ112に接続した例を示しているが、接続台数についてはこれに限られない。
 本実施例では、ユーザが何れかの自動分析装置の所望のユニットにモバイル端末113をかざした場合、表示部31は、対象の自動分析装置を選択するようユーザに促す表示を行う。ユーザが自動分析装置を選択する際には、当該ユーザIDに紐づく形で予め登録された自動分析装置の候補が表示部31に表示されても良いし、製造番号や機器ID等を画像取得部33で撮影することで画像認識により自動分析装置が特定されるようにしても良い。
  図16は、実施例3に係る自動分析システムにおける、分析装置PC及びモバイル端末の機能構成を示すブロック図である。本実施例の自動分析システムは、実施例1,2と異なり、モバイル端末113が、管理サーバを介さず、分析装置PC111と直接的にデータのやり取りが可能となっている。
 本実施例において、モバイル端末113と分析装置PC111との通信接続を可能とするためには、モバイル端末113と分析装置PC111との間で認証(ペアリング)の処理が行われることが前提となる。ペアリングの際、ユーザは、無線LAN等を経由してネットワークによりモバイル端末113を分析装置PC111に接続するか、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によりモバイル端末113を分析装置PC111に直接接続する。
 本実施例でも、モバイル端末113は、指定された選択肢に係る情報の送信を要求する問合せを、分析装置PC111へ送信すれば、要求に応じた情報を分析装置PC111から受信することが可能である。また、本実施例では、分析装置PC111が稼働情報等のデータを管理サーバ112へ逐次送信する必要がないので、データ通信量を抑制できる。
 前述の各実施例以外にも様々な変形例が考えられる。例えば、ユーザがユニットにモバイル端末113をかざした場合、表示部31は、該ユーザに特有の情報(IDやパスワード)の入力を促す表示を行い、該ユーザが該特定の情報を入力してログインした場合、該ユーザに応じたユーザ別情報を表示しても良い。ユーザ別情報は、ユーザがオペレータの場合の第1情報と、ユーザが管理者の場合の第2情報と、ユーザがサービスマンの場合の第3情報と、を少なくとも含み、第1情報の情報量を最も少なくして第3情報の情報量を最も多くするのが望ましい。
 複数の選択肢の表示方法は、図9や図13のような方法に限られず、選択肢が多い場合には、プルダウンにより選択肢が別途出力されるような方法でも良い。また、モバイル端末113が選択肢出力部を有していない場合には、管理サーバ112が選択肢そのものをモバイル端末113に送信しても良い。さらに、モバイル端末113がユニット判定部を有していない場合には、画像取得部33で取得した画像データが管理サーバ112に送信され、管理サーバ112がユニットを判定しても良い。管理サーバ112の情報加工部231bによる情報の加工についても、モバイル端末113から情報の送信を要求する問合せがあった時点で行われるのではなく、分析装置PC111から管理サーバ112に情報が送信された時点で行われても良い。
 前述の各実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。さらに、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
 11…制御部(分析装置PC)、12…表示部(分析装置PC)、13…入力部(分析装置PC)、14…通信部(分析装置PC)、15…記憶部(分析装置PC)、21…通信部(管理サーバ)、22…制御部(管理サーバ)、23…記憶部(管理サーバ)、31…表示部(モバイル端末)、32…入力部(モバイル端末)、32a…判定ボタン、33…画像取得部、34…通信部(モバイル端末)、35…制御部(モバイル端末)、36…記憶部(モバイル端末)、100…自動分析システム、101,101a~101d…分析動作部、102…検体容器、103…検体ラック、104…検体投入部、105…搬送ライン、106a~106c…分析部、107…試薬容器、108a~108c…試薬ディスク、109…検体収納部、110,110a~110d…インターフェース、111,111a~111d…分析装置PC、112…管理サーバ、113…モバイル端末、120a~120c…反応ディスク、121a~121c…検体分注機構、122a~122c…試薬分注機構、123a~123c…測光機構、231…メモリ、231a…情報抽出部、231b…情報加工部、232…ストレージ、232a…メンテナンス情報データベース、232b…稼働情報データベース、232c…マニュアル情報データベース、361…ユニット判定部、362…選択肢出力部、363…情報要求部

Claims (13)

  1. 検体に含まれる成分を分析するために必要な複数のユニットを有する自動分析装置と、
    ユーザが前記複数のユニットのうちの1つのユニットにかざした場合、該ユニットの画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部が画像を取得した場合、該ユニットに係りユーザが次に行うべき複数の選択肢を表示する表示部を有するモバイル端末と、
    を備える自動分析システム。
  2. 前記ユーザが前記複数の選択肢のうちの第1選択肢を選択した場合、前記表示部は、少なくとも、該ユニットのメンテナンスに係る情報であるメンテナンス情報、及び、該ユニットの稼働状況に係る情報である稼働情報、のうち何れか一方を、該ユーザに選択するよう促す表示を行う、請求項1記載の自動分析システム。
  3. 前記モバイル端末と情報通信を行うサーバを備え、
    前記モバイル端末は、前記ユーザが前記複数のユニットのうちの第1ユニットに該モバイル端末をかざした場合、前記サーバに該第1ユニットに係る情報の送信を要求する問い合わせを送信し、
    前記サーバは、前記問い合わせに応じて、前記モバイル端末へ前記第1ユニットに係る情報を送信する、請求項1記載の自動分析システム。
  4. 前記表示部は、前記ユーザが前記メンテナンス情報を選択した場合、少なくとも、該ユニットの洗浄又は清掃の日時、メンテナンス動作の成否/要否、又は、交換の要否を表示する、請求項2記載の自動分析システム。
  5. 前記表示部は、前記ユーザが前記メンテナンス情報を選択した場合であって、推奨するメンテナンス実施期日を超過しているメンテナンス項目がある場合は、該項目をユーザに通知するための表示を行う、請求項2記載の自動分析システム。
  6. 前記ユニットは、前記検体を吸引/吐出する検体分注機構、前記検体が設置される検体設置部、試薬を吸引/吐出する試薬分注機構、前記試薬が設置される試薬設置部のうち、少なくとも1つであり、
    前記稼働情報は、少なくとも、分析項目ごとの測定回数、前記検体の総数、又は、前記試薬の残量を含む、請求項4記載の自動分析システム。
  7. 前記ユニットは、インキュベータであり、
    前記稼働情報は、少なくとも、該インキュベータ上に載置される反応容器の使用来歴を含む、請求項2記載の自動分析システム。
  8. 前記ユーザが前記ユニットに前記モバイル端末をかざした場合、前記表示部は、該ユーザに特有の情報の入力を促す表示を行い、該ユーザが該特定の情報を入力した場合、該ユーザに応じたユーザ別情報を表示する、請求項1記載の自動分析システム。
  9. 前記ユーザ別情報は、少なくとも、前記ユーザがオペレータの場合、及び、サービスマンの場合の情報を含む、請求項8記載の自動分析システム。
  10. 第1自動分析装置、及び、第2自動分析装置を備え、
    前記ユーザが前記ユニットに前記モバイル端末をかざした場合、前記表示部は、前記第1自動分析装置、及び、前記第2自動分析装置、のうち何れか一方を該ユーザに選択するように促す表示を行う、請求項1記載の自動分析システム。
  11. 前記画像取得部が画像を取得した場合、前記表示部は、取得画像を表示する、請求項1記載の自動分析システム。
  12. 前記表示部は、前記取得画像とともに、前記ユニットに係る文字情報を表示する、請求項11記載の自動分析システム。
  13. 検体に含まれる成分を分析するために必要な複数のユニットのうちの1つのユニットにユーザがかざした場合、該ユニットの画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部が画像を取得した場合、該ユニットに係りユーザが次に行うべき複数の選択肢を表示する表示部と、
    を備えるモバイル端末。
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