WO2023171700A1 - 路面描画装置 - Google Patents

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洋輔 校條
浩一 田邉
慎吾 加藤
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Abstract

路面描画装置(20)は、車両(1)に搭載可能に形成され、車両(1)の周囲の路面にエリアマーカー(M)を投射する路面描画装置(20)であって、エリアマーカー(M)は、車両(1)が少なくとも夜間走行中は常に投射され、車両(1)の走行状態が変化したときに、エリアマーカー(M)の投射領域が、第一領域(Ma)から、第一領域(Ma)と異なる第二領域(Mb)へ遷移する。

Description

路面描画装置
 本開示は、路面描画装置に関する。
 特許文献1のようなエリアマーカーランプが知られている。エリアマーカーランプは、当該ランプが搭載されている車両の周囲の路面にマーカーを投射することで、車両の存在を周囲に報知する報知機能を有している。
 特許文献1は、車体を傾けることで旋回走行可能な車両に備えられ、当該車両の周囲の路面にマーカーを投射するランプを開示している。マーカーは、車両の右側方に位置し、所定の色を有する右側マーカーと、車両の左側方に位置し、所定の色を有する左側マーカーとを含んでいる。
国際公開第2021/039612号
 ところで、近年電気自動車の開発が盛んに進められている。電気自動車は、電気モーターを用いて駆動するため、ガソリンを燃焼させるガソリン車と比べて、静粛性が高く、振動も少ない。そのため電気自動車の車両は、ガソリン車と比べて、周囲に視認されにくく、報知機能の更なる向上が望ましい。
 本開示は、周囲への報知機能を向上させた路面描画装置を提供することを目的とする。
 本開示の路面描画装置は、
 車両に搭載可能に形成され、前記車両の周囲の路面にエリアマーカーを投射する路面描画装置であって、
 前記エリアマーカーは、前記車両が少なくとも夜間走行中は常に投射され、
 前記車両の走行状態が変化したときに、前記エリアマーカーの投射領域が、第一領域から、前記第一領域と異なる第二領域へ遷移する。
 本開示の路面描画装置は、
 車両に搭載可能に形成され、前記車両の周囲の路面にエリアマーカーを投射する路面描画装置であって、
 前記エリアマーカーは、前記車両が少なくとも夜間走行中は常に投射され、
 他の交通参加者への注意喚起を要すると判定したときに、前記エリアマーカーの投射領域が、第一領域から、前記第一領域と異なる第二領域へ遷移する。
 本開示の路面描画装置によれば、車両が少なくとも夜間走行中、エリアマーカーは常に投射されるため、周囲に対して車両の存在を報知することができる。さらに本開示の路面描画装置においては、車両の走行状態あるいは他の交通参加者への注意喚起に応じて、エリアマーカーの投射領域が、第一領域から第二領域へ遷移する。エリアマーカーが一つの領域のみに投射される場合は、当該一つの領域を視認できる、周囲の車両や人にしか車両の存在を認知してもらえないところ、本開示の路面描画装置によれば、複数領域にエリアマーカーが投射されるため、より広い範囲に報知することができる。また第一領域から第二領域へエリアマーカーの投射領域が遷移するため、投射領域が遷移しないエリアマーカーと比較して人目を引きやすく、車両の存在を有効に周囲へ報知することができる。
図1は、本実施形態に係る路面描画装置を搭載可能な車両と、車両から投射されるエリアマーカーの平面図である。 図2は、図1に示す車両の構成を示すブロック図である。 図3は、車両が大きな加減速や右左折を行わず走行している場合における、エリアマーカーの投射領域を示す平面図である。 図4は、車両が加速する場合における、エリアマーカーの投射領域を示す平面図である。 図5は、車両が左折する場合における、エリアマーカーの投射領域を示す平面図である。 図6は、車両が加速する場合における、エリアマーカーの投射領域の変形例を示す平面図である。 図7は、エリアマーカーの投射領域の変形例を示す平面図である。 図8は、車両が左折する場合における、エリアマーカーの投射領域の変形例を示す概要図である。 図9は、歩行者が横断歩道を渡ろうとしている状況において、車両が左折する場合における、エリアマーカーの投射領域を示す平面図である。
 以下、本開示の実施形態(以下、本実施形態という。)について図面を参照しながら説明する。本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
 また、本実施形態の説明では、説明の便宜上、「左右方向」、「上下方向」、「前後方向」について適宜言及する場合がある。これらの方向は、図1に示す車両について設定された相対的な方向である。ここで、「左右方向」は、「左方向」および「右方向」を含む方向である。「上下方向」は、「上方向」および「下方向」を含む方向である。「前後方向」は、「前方向」および「後方向」を含む方向である。上下方向は、図1では示されていないが、左右方向および前後方向に直交する方向である。
 図1は、車両の一例としての自動二輪車1と、自動二輪車1から投射されるエリアマーカーMを示す平面図である。自動二輪車1は、曲がる方向に向かって車体10を傾けることで旋回する車両である。本例の車両は、このような自動二輪車1のように、曲がる方向に向かって車体を傾けることで旋回走行可能な車両であればよく、車輪の数は限定されない。したがって、例えば自動三輪車、自動四輪車であっても、自動二輪車1と同様に走行可能であれば、本例の車両に含まれる。
 図1に示すように、自動二輪車1は、車体10と、ハンドルバー11と、前輪12と、シート13と、マフラー14と、後輪15と、マーカーランプ20とを備えている。本例においては、自動二輪車1の進行方向(図1においてはシート13あるいは後輪15から、ハンドルバー11あるいは前輪12に向かう方向)を前方向とする。マーカーランプ20は、路面描画装置の一例である。
 マーカーランプ20は、自動二輪車1に搭載可能に形成され、自動二輪車1の周囲の路面にエリアマーカーMを投射するよう構成された灯具である。エリアマーカーMは、マーカーランプ20から出射された光が自動二輪車1の周囲の路面に照射されることによって周囲の交通参加者に視認される、光の照射領域である。エリアマーカーMは、自動二輪車1の周囲を360度囲むような形状に設定されていてもよいし、図1に示したように一部分が途切れた形状とされていてもよい。エリアマーカーMは、交通参加者が自動二輪車1の周囲を囲むように形成されているような印象を抱かせるように、基本的には共通の色、明るさの光で照射される。
 本例のマーカーランプ20は、自動二輪車1が少なくとも夜間走行中は常にエリアマーカーMを投射し続けるよう構成されている。本例のマーカーランプ20は、左前方ランプ20FLと、右前方ランプ20FRと、左後方ランプ20BLと、右後方ランプ20BRと、を有する。図示したエリアマーカーMは、自動二輪車1の左斜め前方の領域、右斜め前方の領域、左斜め後方の領域、右斜め後方の領域にそれぞれのランプ20FL,20FR,20BL,20BRにより投射されている。
 左前方ランプ20FLは、車体10の左前方に配置され、自動二輪車1の左前方の路面の領域Ma及び領域MbにエリアマーカーMを投射するよう構成されている。左前方ランプ20FLは、エリアマーカーMを領域Ma及び領域Mbへ交互に投射するよう構成されている。
 領域Maは、車体10の左側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から前方に延在する主部a1と、この主部a1の前端から右前方へ延在する副部a2と、を有する。
 領域Mbは、車体10の左側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から前方に延在する主部b1と、この主部b1の前端から右前方へ延在する副部b2と、を有する。
 領域Mbは、領域Maと比較して、自動二輪車1から左斜め前方向の遠方に位置している。領域Maと領域Mbは、互いに重ならない位置に、離隔している。
 本例において、領域Maに投射されるエリアマーカーMの色と、領域Mbに投射されるエリアマーカーMの色は同じ色であり、例えば青である。領域Maは第一領域の一例である。領域Mbは第二領域の一例である。
 右前方ランプ20FRは、車体10の右前方に配置され、自動二輪車1の右前方の路面の領域Mc及び領域MdにエリアマーカーMを投射するよう構成されている。右前方ランプ20FRは、エリアマーカーMを領域Mc及び領域Mdへ交互に投射するよう構成されている。
 領域Mcは、車体10の右側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から前方に延在する主部c1と、この主部c1の前端から左前方へ延在する副部c2と、を有する。
 領域Mdは、車体10の右側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から前方に延在する主部d1と、この主部d1の前端から左前方へ延在する副部d2と、を有する。
 領域Mdは、領域Mcと比較して、自動二輪車1から右斜め前方向の遠方に位置している。領域Mcと領域Mdは、互いに重ならない位置に、離隔している。
 本例において、領域Mcに投射されるエリアマーカーMの色と、領域Mdに投射されるエリアマーカーMの色は同じ色であり、例えば青である。領域Mcは第一領域の一例である。領域Mdは第二領域の一例である。
 左後方ランプ20BLは、車体10の左後方に配置され、自動二輪車1の左後方の路面の領域Me及び領域MfにエリアマーカーMを投射するよう構成されている。左後方ランプ20BLは、エリアマーカーMを領域Me及び領域Mfへ交互に投射するよう構成されている。
 領域Meは、車体10の左側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から後方に延在する主部e1と、この主部e1の後端から右後方へ延在する副部e2と、を有する。
 領域Mfは、車体10の左側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から後方に延在する主部f1と、この主部f1の後端から右後方へ延在する副部f2と、を有する。
 領域Mfは、領域Meと比較して、自動二輪車1から左斜め後方向の遠方に位置している。領域Meと領域Mfは、互いに重ならない位置に、離隔している。
 本例において、領域Meに投射されるエリアマーカーMの色と、領域Mfに投射されるエリアマーカーMの色は同じ色であり、例えば青である。領域Meは第一領域の一例である。領域Mfは第二領域の一例である。
 右後方ランプ20BRは、車体10の右後方に配置され、自動二輪車1の右後方の路面の領域Mg及び領域MhにエリアマーカーMを投射するよう構成されている。右後方ランプ20BRは、エリアマーカーMを領域Mg及び領域Mhへ交互に投射するよう構成されている。
 領域Mgは、車体10の右側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から後方に延在する主部g1と、この主部g1の後端から左後方へ延在する副部g2と、を有する。
 領域Mhは、車体10の右側方において、車体10の前後方向の中央に相当する位置から後方に延在する主部h1と、この主部h1の後端から左後方へ延在する副部h2と、を有する。
 領域Mhは、領域Mgと比較して、自動二輪車1から右斜め後方向の遠方に位置している。領域Mgと領域Mhは、互いに重ならない位置に、離隔している。
 本例において、領域Mgに投射されるエリアマーカーMの色と、領域Mhに投射されるエリアマーカーMの色は同じ色であり、例えば青である。領域Mgは第一領域の一例である。領域Mhは第二領域の一例である。
 領域Maと領域Mcは、車体10を挟んで左右方向に対称な位置に形成される。領域Mbと領域Mdは、車体10を挟んで左右方向に対称な位置に形成される。領域Meと領域Mgは、車体10を挟んで左右方向に対称な位置に形成される。領域Mfと領域Mhは、車体10を挟んで左右方向に対称な位置に形成される。領域Maと領域Meは、車体10の中央を挟んで前後方向に対称な位置に形成される。領域Mcと領域Mgは、車体10の中央を挟んで前後方向に対称な位置に形成される。領域Mbと領域Mfは、車体10の中央を挟んで前後方向に対称な位置に形成される。領域Mdと領域Mhは、車体10の中央を挟んで前後方向に対称な位置に形成される。なお、図1に示す各エリアマーカーの形状や位置は一例であり、自動二輪車1を囲うよう形成されていれば、形状や位置は特に限定されない。
 図2は、自動二輪車1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、自動二輪車1は、左前方ランプ20FLと、右前方ランプ20FRと、左後方ランプ20BLと、右後方ランプ20BRと、を含むマーカーランプ20を制御するランプ制御部21を備えている。ランプ制御部21には、左前方ランプ20FLと、右前方ランプ20FRと、左後方ランプ20BLと、右後方ランプ20BRと、が電気的に接続されている。さらにランプ制御部21には、加速度センサ22と、ブレーキセンサ23と、ターンスイッチ24と、バンク角センサ25と、外部センサ26と、記憶部27と、が電気的に接続されている。
 ランプ制御部21は、例えばマイクロコントローラ、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large-scale Integrated Circuit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの集積回路あるいはNC(Numerical Control)装置である。ランプ制御部21がNC装置である場合、機械学習を用いたものでもよいし、機械学習を用いないものでもよい。ランプ制御部21は、マーカーランプ20に備えられてもよいし、自動二輪車1の制御部の一部として、車体10に備えられてもよい。また、加速度センサ22と、ブレーキセンサ23と、ターンスイッチ24と、バンク角センサ25と、外部センサ26と、記憶部27は、自動二輪車1の制御部を介してランプ制御部21に電気的に接続されていてもよい。ランプ制御部21は、判定部及び制御部の一例である。
 加速度センサ22は、自動二輪車1の加速度を検出するよう構成されている。加速度センサ22は、自動二輪車1が加速した場合には加速度を正の値として検出し、自動二輪車1が減速した場合には加速度を負の値として検出する。加速度センサ22は、例えば光学式センサあるいは半導体式センサなどで構成できる。加速度センサ22は、車両状態取得部の一例である。
 ブレーキセンサ23は、自動二輪車1の前輪ブレーキの操作及び後輪ブレーキの操作の少なくとも一方を検出するよう構成されている。ブレーキセンサ23は、前輪ブレーキの操作に応じてオンとオフとが切り替わるスイッチと、後輪ブレーキの操作に応じてオンとオフとが切り替わるスイッチと、を有していてもよい。ブレーキセンサ23は、後輪15あるいは前輪12の回転数(回転速度)の変化によって自動二輪車1の減速を検知してもよい。ブレーキセンサ23は、車両状態取得部の一例である。
 ターンスイッチ24は、運転者が自動二輪車1のターンシグナルランプのオンとオフとを切り替えるスイッチである。ターンスイッチ24は、例えば左側のターンシグナルランプのオン(左側のターンシグナルランプが点滅する状態)が選択された場合、この状態を示す信号をランプ制御部21へ出力する。ターンスイッチ24は、例えば右側のターンシグナルランプのオン(右側のターンシグナルランプが点滅する状態)が選択された場合、この状態を示す信号をランプ制御部21へ出力する。ターンスイッチ24は、運転者がハザードランプスイッチを操作した場合に、左側のターンシグナルランプ及び右側のターンシグナルランプの両方がオン(点滅する状態)であるとして、この状態を示す信号をランプ制御部21へ出力してもよい。ターンスイッチ24は、車両状態取得部の一例である。
 バンク角センサ25は、自動二輪車1の車体10が鉛直線に対して左右に傾斜したとき、車体10と鉛直線の間の傾斜角を検出するよう構成されている。バンク角センサ25は、例えばジャイロセンサである。なお、車体10の傾斜角は、例えば車体に搭載されるカメラで撮影した画像に基づいて算出してもよい。バンク角センサ25は、車両状態取得部の一例である。
 外部センサ26は、自動二輪車1の周辺環境(例えば障害物、他車(前走車、対向車)、歩行者、道路形状、交通標識等)を含む車体10の外部の情報を取得するよう構成されている。外部センサ26は、例えばLiDAR(Light Detection and RangingまたはLaser Imaging Detection and Ranging)、カメラ、レーダ等の少なくとも一つで構成されている。外部センサ26は、交通参加者取得部の一例である。
 加速度センサ22と、ブレーキセンサ23と、ターンスイッチ24と、バンク角センサ25と、外部センサ26によって検出された各情報は、ランプ制御部21へ送信される。ランプ制御部21は、送信されてきた情報に基づいて、マーカーランプ20を制御する。例えば、ランプ制御部21は、加速度センサ22の検出結果に基づいて、左前方ランプ20FL及び右前方ランプ20FRを制御し、エリアマーカーMを領域Ma,Mb,Mc,Mdへ投射してもよい。記憶部27は、ランプ制御部21へ送信されてきた情報と、マーカーランプ20の動作を対応付けて記憶している。記憶部27は、例えば、各種ランプ制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)あるいは各種ランプ制御データが一時的に記憶されるRAM(Random Access Memory)である。
 次に、マーカーランプ20の動作の一例として、自動二輪車1が加速する場合のマーカーランプ20の動作を説明する。
 図3は、自動二輪車1が大きな加減速や右左折を行わず走行している場合における、エリアマーカーの投射領域を示す平面図である。図4は、自動二輪車1が加速する場合における、エリアマーカーMの投射領域を示す平面図である。以降、自動二輪車1が、所定速度で走行している状態から当該速度よりも速い速度で走行する状態へ変化する場合の、マーカーランプ20の動作を説明する。本例において、自動二輪車1が所定の速度で走行している状態、つまり、自動二輪車1の加速度が所定の値未満である状態を、第一走行状態の一例として、加速前状態とする。自動二輪車1の加速度が所定の値以上である状態を、第二走行状態の一例として、加速中状態とする。自動二輪車1の加速は、自動二輪車1の前後方向の動きが変化するように走行状態が変化するときの一例である。領域Ma及び領域Mcは第一前方領域の一例である。領域Mbは、領域Maよりも自動二輪車1から前方遠方に位置する、第二前方領域の一例である。領域Mdは、領域Mcよりも自動二輪車1から前方遠方に位置する、第二前方領域の一例である。
 まず、自動二輪車1が加速前状態であるとき、ランプ制御部21は、エリアマーカーMを領域Maへ投射するよう左前方ランプ20FLを制御するとともに、エリアマーカーMを領域Mcへ投射するよう右前方ランプ20FRを制御する(図3)。ランプ制御部21はさらに、エリアマーカーMを領域Meへ投射するよう左後方ランプ20BLを制御するとともに、エリアマーカーMを領域Mgへ投射するよう右後方ランプ20BRを制御する(図3)。例えば加速度センサ22の出力が自動二輪車1の加速度が所定の値以下であることを示している場合に、ランプ制御部21が加速前状態であると判断してもよい。
 次に、自動二輪車1が加速前状態から加速中状態へ変化したものとする。加速度センサ22が自動二輪車1の加速度が所定の値以上であることを示している時、ランプ制御部21が加速中状態であると判断してもよい。
 加速前状態から加速中状態へ変化したときに、ランプ制御部21は、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移するよう左前方ランプ20FLを制御するとともに、エリアマーカーMの投射領域が、領域Mcから領域Mdへ遷移するよう右前方ランプ20FRを制御する(図4)。より詳細には、自動二輪車1の前後方向の動きが変化するように走行状態が加速前状態から加速中状態へ変化するとき、領域Maから、領域Maに対して前後方向に異なる領域Mbへ、エリアマーカーMの投射領域が遷移するよう、ランプ制御部21は左前方ランプ20FLを制御する。同様に、領域Mcから、領域Mcに対して前後方向に異なる領域Mdへ、エリアマーカーMの投射領域が遷移するよう、ランプ制御部21は右前方ランプ20FRを制御する。
 さらにランプ制御部21は、加速中状態が継続している間は、エリアマーカーMが、領域Maと領域Mbとに交互に投射されるよう左前方ランプ20FLを制御するとともに、エリアマーカーMが、領域Mcと領域Mdとに交互に投射されるよう右前方ランプ20FRを制御する(図3及び図4が交互に繰り返される)。
 なお、上述した実施形態では、加速度センサ22の出力に応じてランプ制御部21が加速前状態と加速中状態とを判定するように構成した例を説明したが、本開示はこれに限られない。例えば、カメラなどの外部センサ26で取得した画像あるいは動画に基づいて加速度を推定し、ランプ制御部21が加速前状態と加速中状態とを判定するように構成してもよい。あるいは、自動二輪車1のアクセルスロットルの開度を検出するスロットルセンサの出力に応じて、ランプ制御部21が加速前状態と加速中状態とを判定するように構成してもよい。
 以上説明したように、本例のマーカーランプ20によれば、自動二輪車1が少なくとも夜間走行している間は、エリアマーカーMが常に投射されるため、周囲に対して自動二輪車1の存在を報知することができる。
 特に自動二輪車1や小型自動四輪車(モビリティ)は、車体10の車幅が狭い。このため、自動二輪車1と交通参加者との間に他の車両が位置していると、自動二輪車1は他の車両に遮られて交通参加者は自動二輪車1を認識できない場合がある。他の車両がトラックなどの大型の車両である場合、自動二輪車1が交通参加者により認識されにくくなってしまう。したがって自動二輪車1などの小型車両は、周囲の交通参加者に自車両の存在を認知し、注意を向けてもらうことがより好ましい。本例のマーカーランプ20によれば、夜間走行中にエリアマーカーMは常に投射されるため、このような小型車両の存在を有効に周囲へ報知することができる。
 特に、加減速を行う、あるいは、右左折するなど、自動二輪車1の走行状態が変化する場合には、走行状態の変化を交通参加者に認識してもらうことが好ましい。本例のマーカーランプ20によれば、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移するので、人目を引きやすく、交通参加者に自車両の走行状態の変化に気が付いてもらいやすい。
 また、自動二輪車1の走行状態に応じて、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移し、領域Mcから領域Mdへ遷移する。エリアマーカーMが領域Maあるいは領域Mcの一つの領域のみに投射される場合は、当該一つの領域を視認できる、周囲の車両や人にしか自動二輪車1の存在を認知してもらえないところ、本例のマーカーランプ20によれば、複数領域にエリアマーカーMが投射される。このため、自動二輪車1の存在をより広い範囲に報知することができる。またエリアマーカーの投射領域が、領域Maから領域Mbへ、さらに領域Mcから領域Mdへと遷移するため、投射領域が遷移しないエリアマーカーと比較して人目を引きやすく、自動二輪車1の存在を有効に周囲へ報知することができる。
 本例の領域Mbは、領域Maと比較して、自動二輪車1から遠方に位置するため、より広い範囲に自動二輪車1の存在を報知することができる。
 本例の領域Maと領域Mbは、互いに重ならない。このため、領域Maと領域Mbとが少なくとも一部重なる場合と比較して、エリアマーカーMをより広い範囲に投射することができる。したがって、より広い範囲に自動二輪車1の存在を報知することができる。
 本例において、走行状態の変化は、加速前状態(第一走行状態)から加速中状態(第二走行状態)への変化であり、エリアマーカーMは、加速中状態が継続中は、領域Maと領域Mbとに交互に投射される。このため、エリアマーカーMが一方の領域にしか投射されない場合と比較して、走行状態の変化をより強調して報知することができる。
 自動二輪車1の前後方向の動きが変化するように走行状態が変化するときは、自動二輪車1の、特に前後方向に位置する他車両や人に、車両の存在を認知し、注意を向けてもらうことが好ましい。本例のマーカーランプ20によれば、このような場合、領域Maから、領域Maに対して前後方向に異なる領域Mbへ、エリアマーカーMの投射領域が遷移する。同様にして、領域Mcから、領域Mcに対して前後方向に異なる領域Mdへ、エリアマーカーMの投射領域が遷移する。したがって、自動二輪車1の前後方向に位置する他車両や人に対してより効果的に自動二輪車1の存在を報知することができる。
 一般的に電気自動車は、ガソリン車と比べて、各機器が駆動するために要する時間が短いため、加速性能が高い。そのため電気自動車は、特に車両前方の周囲に対して車両に注意を向けることが好ましい。本例のマーカーランプ20によれば、自動二輪車1が加速する場合、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移し、領域Mcから領域Mdへ遷移する。したがって、自動二輪車1の前方の周囲へ、自動二輪車1の存在を報知し、注意を向けることができる。
 本例の自動二輪車1は、曲がる方向に向かって車体10を傾けることで旋回する車両である。自動二輪車1や小型自動四輪車(モビリティ)などの車両は、車体を傾けやすくするために車幅が狭い傾向がある。このような車幅の狭い車両は、トラックなど大型車両に遮られるため、周囲に車両の存在を認知し、注意を向けてもらうことが好ましい。本例のマーカーランプ20によれば、夜間走行中エリアマーカーMは常に投射されるため、このような小型車両の存在を有効に周囲へ報知することができる。
 上記説明では、走行状態の変化として、自動二輪車1が加速する場合を説明したが、走行状態の変化は加速に限らない。走行状態の変化は、(発進、停止)と(直進、左折と右折)、または(加速と減速)の少なくとも一つである。発進は、自動二輪車1が停止している状態を第一走行状態、停止状態の自動二輪車1が速度を上げる状態(加速中の状態)を第二走行状態とし、マーカーランプ20は図3及び図4と同様の動作を行ってもよい。
 例えば自動二輪車1が通常状態から減速する場合、まず減速前状態(第一走行状態の一例)では、ランプ制御部21は、エリアマーカーMを領域Ma、Mc、Me、Mgに投射するように、マーカーランプ20を制御する。次に、加速度センサ22などの出力から、ランプ制御部21が減速中状態(第二走行状態の一例)であると判定すると、ランプ制御部21は、エリアマーカーMを領域Mf,Mhに投射するように、マーカーランプ20を制御する。領域Me及び領域Mgは第一後方領域の一例である。領域Mfは、領域Meよりも自動二輪車1から後方遠方に位置する、第二後方領域の一例である。領域Mhは、領域Mgよりも自動二輪車1から後方遠方に位置する、第二後方領域の一例である。
 さらにランプ制御部21は、減速中状態が継続している間は、エリアマーカーMが、領域Meと領域Mfとに交互に投射されるよう左後方ランプ20BLを制御するとともに、エリアマーカーMが、領域Mgと領域Mhとに交互に投射されるよう右後方ランプ20BRを制御してもよい。
 一般的に電気自動車は、ガソリン車と比べて、ディスクブレーキなど機械的に車輪に制動力を作用させる機構に加えて、車輪の回転をフライホイールに伝達させることで車輪に制動力を作用させる回生ブレーキを搭載していることが多い。このため一般的に電気自動車はガソリン車と比べて減速性能が高い。そのため電気自動車は、後続車を含め、車両後方の周囲に対して車両に注意を向けることが好ましい。本例のマーカーランプ20によれば、自動二輪車1が減速する場合、エリアマーカーMの投射領域が、領域Meから領域Mfへ遷移し、領域Mgから領域Mhへ遷移する。したがって、自動二輪車1の後方の周囲へ、自動二輪車1の存在を報知し、注意を向けることができる。
 上記説明では、走行状態の変化として、自動二輪車1が減速する場合を説明したが、走行状態の変化として、自動二輪車1が停止する場合にもマーカーランプ20は減速時の動作を行ってもよい。この場合、自動二輪車1が減速している状態を第一走行状態、減速中の自動二輪車1が停止した状態を第二走行状態とする。
 次に、自動二輪車1が左折する場合のマーカーランプ20の動作を説明する。
 図5は、自動二輪車1が左折する場合における、エリアマーカーMの投射領域を示す平面図である。以降、自動二輪車1が、直進に走行している状態から左折へ走行する状態へ変化する場合の、マーカーランプ20の動作を説明する。
 本例において、自動二輪車1の車体10が路面に対して垂直状態であって、直進している状態を、第一走行状態の一例として、左折前状態とする。自動二輪車1が、左折前状態のよりも車体10を左へ傾けた状態を、第二走行状態の一例として、左折中状態とする。例えば、バンク角センサ25の出力として車体10の傾斜角が所定値未満である場合にランプ制御部21は左折前状態であると判定し、バンク角センサ25の出力として車体10の左方への傾斜角が所定値以上である場合にランプ制御部21は左折中状態であると判定する。あるいは、カメラなどの外部センサ26から取得した画像あるいは動画に基づいて傾斜角を推定し、ランプ制御部21が左折前状態と左折中状態とを判定してもよい。
 領域Ma及び領域Meは第一左側方領域の一例である。領域Mbは、領域Maよりも自動二輪車1から左側方遠方に位置する、第二左側方領域の一例である。領域Mfは、領域Meよりも自動二輪車1から左側方遠方に位置する、第二左側方領域の一例である。
 まず、自動二輪車1が左折前状態であるとき、ランプ制御部21は、エリアマーカーMを領域Maへ投射するよう左前方ランプ20FLを制御するとともに、エリアマーカーMを領域Meへ投射するよう左後方ランプ20BLを制御する(図3)。ランプ制御部21はさらに、エリアマーカーMを領域Meへ投射するよう左後方ランプ20BLを制御するとともに、エリアマーカーMを領域Mgへ投射するよう右後方ランプ20BRを制御する(図3)。
 次に、自動二輪車1が左折前状態から左折中状態へ変化したものとする。このとき、ランプ制御部21は、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移するよう左前方ランプ20FLを制御するとともに、エリアマーカーMの投射領域が、領域Meから領域Mfへ遷移するよう左後方ランプ20BLを制御する(図5)。
 さらにランプ制御部21は、左折中状態が継続している間は、エリアマーカーMが、領域Maと領域Mbとに交互に投射されるよう左前方ランプ20FLを制御するとともに、エリアマーカーMが、領域Meと領域Mfとに交互に投射されるよう左後方ランプ20BLを制御してもよい(図3及び図5が交互に繰り返される)。
 本例のマーカーランプ20によれば、自動二輪車1が左折する場合、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移し、領域Meから領域Mfへ遷移する。したがって、自動二輪車1の左側方の周囲へ、自動二輪車1の存在を報知し、注意を向けることができる。
 自動二輪車1が右折する場合は、自動二輪車1が、直進に走行している状態から右折へ走行する状態へ変化する場合に相当する。自動二輪車1が右折する場合のエリアマーカーMの投射範囲は、自動二輪車1が左折する場合のエリアマーカーMの投射範囲に対して、左右反転している。
 例えば自動二輪車1が通常状態から右折する場合、まず右折前状態(第一走行状態の一例)では、ランプ制御部21は、エリアマーカーMを領域Ma、Mc、Me、Mgに投射するように、マーカーランプ20を制御する。次にランプ制御部21が右折中状態(第二走行状態の一例)であると判定すると、ランプ制御部21は、エリアマーカーMを領域Md,Mhに投射するように、マーカーランプ20を制御する。領域Mc及び領域Mgは第一右側方領域の一例である。領域Mdは、領域Mcよりも自動二輪車1から右側方遠方に位置する、第二右側方領域の一例である。領域Mhは、領域Mgよりも自動二輪車1から右側方遠方に位置する、第二右側方領域の一例である。
 さらにランプ制御部21は、右折中状態が継続している間は、エリアマーカーMが、領域Mcと領域Mdとに交互に投射されるよう右前方ランプ20FRを制御するとともに、エリアマーカーMが、領域Mgと領域Mhとに交互に投射されるよう右後方ランプ20BRを制御してもよい。
 本例のマーカーランプ20によれば、自動二輪車1が右折する場合、エリアマーカーMの投射領域が、領域Mcから領域Mdへ遷移し、領域Mgから領域Mhへ遷移する。したがって、自動二輪車1の右側方の周囲へ、自動二輪車1の存在を報知し、注意を向けることができる。
 走行状態の変化とは、(発進、停止)と(直進、左折と右折)、または(加速と減速)、の少なくとも一つである。走行状態が変化しない場合と比較して、発進、停止と直進、左折と右折、または加速と減速のような、走行状態が変化したときには、周囲に車両の存在を認知し、注意を向けてもらうことが好ましい。本例のマーカーランプ20によれば、このような走行状態の変化を、エリアマーカーMの投射を通じて周囲に報知することができる。
 なお、エリアマーカーMの投射領域が領域Maから領域Mbへ遷移する間の、僅かな時間に領域Ma及び領域Mbの両方が投射されない状態があるとしても、一方のエリアマーカーMから他方のエリアマーカーMへ連続的に投射されていると視認される場合は、本例のエリアマーカーMは投射されているとする。領域Mc及び領域Mdも同様である。
 上記エリアマーカーMでは、自動二輪車1が第一走行状態である間、4つの領域に投射されていたが、投射領域は4つに限定されない。例えば自動二輪車1が加速前状態、減速前状態、左折前状態あるいは右折前状態であるとき、エリアマーカーMは、領域Me、Mgに投射されなくてもよい。
 また、第一領域(領域Ma、Mc、Me、Mg)と、第二領域(領域Mb、Md、Mf、Mh)は互いに重ならないように配置されていたが、第一領域及び第二領域の配置はこれに限定されない。マーカーランプ20はエリアマーカーMを、第一領域と第二領域を交互に投射していたが、投射方法はこれに限定されない。
 図6は、自動二輪車1が加速する場合における、エリアマーカーMの投射領域の変形例を示す平面図である。図3及び図4に係るエリアマーカーMと同一または対応する構成要素には同様の参照番号を付すとともに、説明は省略する。
 図6の一点鎖線に示すように、第二領域MBは、第一領域である領域Maを含むとともに、領域Ma以外の領域である領域Mbを含む。このとき左前方ランプ20FLは、エリアマーカーMを、領域Maに投射するとともに、領域Mbに投射してもよい。すなわち、自動二輪車1の走行状態が変化したとき、エリアマーカーMの投射領域は、第一領域である領域Maから、第二領域MBである領域Ma及び領域Mbの両方へ遷移してもよい。
 第二領域MBは、第一領域である領域Maと、領域Ma以外の領域である領域Mbとを含むため、エリアマーカーMが第二領域MBに投射されているときは、領域Maと領域Mbの両方に投射されていることとなる。このように領域Maと領域Mbの両方という広い範囲にエリアマーカーMが投射されることで、より広い範囲に、強調して、自動二輪車1の存在を報知することができる。
 また自動二輪車1が加速中状態であるとき、すなわち第二走行状態が継続中は、エリアマーカーMが、領域Maと領域Mbの両方に投射されてもよい。こうすることで、エリアマーカーMが一方しか投射されない場合と比較して、走行状態の変化をより強調して、周囲に報知することができる。
 同様にして、第二領域MDは、第一領域である領域Mcを含むとともに、領域Mc以外の領域である領域Mdを含んでもよい。このとき右前方ランプ20FRは、エリアマーカーMを、領域Mcに投射するとともに、領域Mdに投射してもよい。第二領域MFは、第一領域である領域Meを含むとともに、領域Me以外の領域である領域Mfを含んでもよい。このとき左後方ランプ20BLは、エリアマーカーMを、領域Meに投射するとともに、領域Mfに投射してもよい。第二領域MHは、第一領域である領域Mgを含むとともに、領域Mg以外の領域である領域Mhを含んでもよい。このとき右後方ランプ20BRは、エリアマーカーMを、領域Mgに投射するとともに、領域Mhに投射してもよい。
 上記では、第一領域に投射されるエリアマーカーMの色と、第二領域に投射されるエリアマーカーMの色は同じ青色であったが、エリアマーカーMの色はこれに限定されない。第一領域に投射されるエリアマーカーMの色と、第二領域に投射されるエリアマーカーMの色とは互いに異なっていてもよい。例えば、領域Maに投射されるエリアマーカーMの色は青であり、領域Mbに投射されるエリアマーカーMの色は緑でもよい(図6)。また、領域Mcのみに投影される場合のエリアマーカーMの色は青で、第二領域MD(領域Mc及び領域Md)に投影される場合のエリアマーカーMの色は黄色でもよい(図6)。
 このように第一領域に投射されるエリアマーカーMの色と、第二領域に投射されるエリアマーカーMの色とは互いに異なる場合、第一領域及び第二領域の両方に同じ色のエリアマーカーMが投射される場合と比較して、エリアマーカーMが視認されやすく、周囲に対して自動二輪車1の存在により注意を向けてもらいやすくなる。
 上記左前方ランプ20FLは、領域Ma及び領域Mbの2つの領域へエリアマーカーMを投射していたが、一つのランプから投影されるエリアマーカーMの投射領域の数は2つに限定されない。
 図7は、エリアマーカーMの投射領域の変形例を示す平面図である。図7に示すように、左前方ランプ20FLは、エリアマーカーMを、第一領域である領域Maと、第二領域である領域Mbの間に、第三領域として領域Miへ投影するよう構成されてもよい。左前方ランプ20FLは、領域Maから領域Miへ、領域Miから領域Mbへ、エリアマーカーMの投射領域を遷移させてもよい。エリアマーカーMの投射領域の順番はこれに限定されない。左前方ランプ20FLは、エリアマーカーMを、領域Ma、領域Mi、領域Mbの全てに同時に投射してもよい。
 同様にして、右前方ランプ20FRは、エリアマーカーMを、第一領域である領域Mcと、第二領域である領域Mdの間に、第三領域として領域Mjへ投影するよう構成されてもよい。左後方ランプ20BLは、エリアマーカーMを、第一領域である領域Meと、第二領域である領域Mfの間に、第三領域として領域Mkへ投影するよう構成されてもよい。右後方ランプ20BRは、エリアマーカーMを、第一領域である領域Mgと、第二領域である領域Mhの間に、第三領域として領域Mlへ投影するよう構成されてもよい。
 さらに、自動二輪車1のマーカーランプ20は、左前方ランプ20FLと、右前方ランプ20FRと、左後方ランプ20BLと、右後方ランプ20BRに加えて、左中央ランプ20CLと、右中央ランプ20CRと、を有してもよい。マーカーランプ20の各ランプは、前照灯や尾灯、ターンシグナルランプなどの灯具内に取り付けられてもよい。
 左中央ランプ20CLは、車体10の左中央に配置され、自動二輪車1の左側方において、車体10の前後方向の中央に相当する路面の領域MmにエリアマーカーMを投射するよう構成されている。左中央ランプ20CLはエリアマーカーMを領域Mmに、自動二輪車1が第一走行状態である場合のみに投射してもよいし、第二走行状態である場合のみに投射してもよいし、第一走行状態及び第二走行状態の両方の場合に投射してもよい。本例の領域Mmは、領域Maと領域Meの間に配置されているが、配置場所はここに限定されない。領域Mmは、領域Mbと領域Mfの間に配置されてもよいし、領域Miと領域Mkの間に配置されてもよい。本例の領域Mmは、領域Maと領域Meに重ならない位置に、離隔しているが、一部が領域Maと領域Meに重なってもよい。領域Mmに投射されるエリアマーカーMの色は、他の領域に投射されるエリアマーカーMの色と同じでもよいし、異なっていてもよい。領域Mmは、中間領域の一例である。
 右中央ランプ20CRは、車体10の右中央に配置され、自動二輪車1の右側方において、車体10の前後方向の中央に相当する路面の領域MnにエリアマーカーMを投射するよう構成されている。右中央ランプ20CRはエリアマーカーMを領域Mnに、自動二輪車1が第一走行状態である場合のみに投射してもよいし、第二走行状態である場合のみに投射してもよいし、第一走行状態及び第二走行状態の両方の場合に投射してもよい。本例の領域Mnは、領域Mcと領域Mgの間に配置されているが、配置場所はここに限定されない。領域Mnは、領域Mdと領域Mhの間に配置されてもよいし、領域Mjと領域Mlの間に配置されてもよい。本例の領域Mnは、領域Mcと領域Mgに重ならない位置に、離隔しているが、一部が領域Mcと領域Mgに重なってもよい。領域Mnに投射されるエリアマーカーMの色は、他の領域に投射されるエリアマーカーMの色と同じでもよいし、異なっていてもよい。領域Mnは、中間領域の一例である。
 本例のマーカーランプ20によれば、エリアマーカーMが、中間領域である領域Mm及び領域Mnにも投射されるため、自動二輪車1の周囲に、より複雑なエリアマーカーMを投射することができる。したがって、周囲に対して自動二輪車1の存在により注意を向けてもらいやすくなる。
 自動二輪車1が左折する場合、エリアマーカーMは、自動二輪車1が直進する場合に投射される照射範囲よりも左遠方へ投射されてもよい。図8は、自動二輪車1が左折する場合における、エリアマーカーMの投射領域の変形例を示す概要図である。図面の煩雑を避けるため、図8では、自動二輪車1と、領域Mb(領域Mb1及び領域Mb2)と、領域Mf(領域Mf1及び領域Mf2)と、のみを示す。
 図8に示すように、自動二輪車1は、左折する際、運転者が重心を左に移動させることで、左方向へ車体10を傾けてバンク角を大きくしながら走行する。この際、車体10は左に傾くため、左前方ランプ20FLと路面の間の距離が短くなり、エリアマーカーMは、車体10に近い領域Mb1に投射される。ここでは、領域Mb1は、自動二輪車1が直進する場合に投射される照射範囲とする。同様にして、自動二輪車1が左折する場合、エリアマーカーMは領域Mf1へ投射される。しかしながら、エリアマーカーMが車体10に近い位置に投射されてしまうと、自動二輪車1の左側方の広い範囲への、自動二輪車1の存在を報知することは十分ではない。
 そこで本例のマーカーランプ20は、バンク角に応じてエリアマーカーMの投射範囲を調整するよう構成されている。すなわち、左前方ランプ20FLは、エリアマーカーMを、車体10のバンク角に応じて、自動二輪車1が直進する場合に投射される領域Mb1よりも左遠方に位置する、領域Mb2へ投射してもよい(図8)。例えば、左前方ランプ20FL内の光学部品が回動可能に設置されており、車体10のバンク角に応じて、車体10に対する光学部品の角度を調整してもよい。同様にして左後方ランプ20BLは、エリアマーカーMを、車体10のバンク角に応じて、自動二輪車1が直進する場合に投射される領域Mf1よりも左遠方に位置する、領域Mf2へ投射してもよい(図8)。領域Ma及び領域Meも同様である。
 このように本例のマーカーランプ20によれば、自動二輪車1が左折する場合、エリアマーカーMは、自動二輪車1が直進する場合に投射される投射範囲(図8の領域Mb1及び領域Mf1)よりも左遠方へ投射されるため、車体10の左側方のより広い範囲に対して、自動二輪車1の存在を報知することができる。
 同様にして、本例のマーカーランプ20は、自動二輪車1が右折する場合、エリアマーカーMは、自動二輪車1が直進する場合に投射される投射範囲よりも右遠方へ投射するよう構成されている。このため車体10の右側方のより広い範囲に対して、自動二輪車1の存在を報知することができる。
 本開示のマーカーランプ20においては、他の交通参加者への注意喚起を要すると判定したときに、エリアマーカーMの投射領域が、第一領域から、第一領域と異なる第二領域へ遷移してもよい。他の交通参加者への注意喚起を要するときとは、加速や減速、右左折時に加えて、自動二輪車1が所定の速度で走行している状態で、外部センサ26などが歩行者や周囲の車両を検知した場面である。
 マーカーランプ20は、自動二輪車1の走行状態を取得するターンスイッチ24と、他の交通参加者の情報を取得する外部センサ26と、自動二輪車1の走行状態と交通参加者の情報とが予め設定された条件に合致したときに、交通参加者への注意喚起を要すると判定し、注意喚起を要すると判定したときにエリアマーカーMの投射領域を第一領域から第二領域へ遷移させるランプ制御部21と、を備える。なお、加速度センサ22、ブレーキセンサ23、バンク角センサ25が自動二輪車1の走行状態を取得してもよい。これらセンサが併用されてもよい。 
 図9は、歩行者が横断歩道を渡ろうとしている状況において、自動二輪車1が左折しようとする場合における、エリアマーカーMの投射領域を示す平面図である。図9に示すように、歩行者Pは、横断歩道Cを渡ろうとしていると同時に、自動二輪車1が左折して当該横断歩道Cへ進入しようとしている。自動二輪車1が電気自動車である場合、走行する際に自動二輪車1から発せられる音は、ガソリン車と比較して、静かである。自動二輪車1からの音が小さいため、歩行者Pは、左折しようとしている自動二輪車1に気づかない場合や、気づくことが遅れる場合がある。歩行者Pは、交通参加者の一例である。
 ここで、ターンスイッチ24は、自動二輪車1の走行状態として「左折」情報を取得する。さらに外部センサ26は、他の交通参加者の情報として、車体10の左側方に歩行者Pがいることを検知する。この左折情報と、歩行者Pの情報とが、予め設定された条件と合致した時、ランプ制御部21は、歩行者Pへの注意喚起を要すると判定する。予め設定された条件は、例えば、自動二輪車1の進行方向であって、車体10から所定範囲内に歩行者Pがいる場合がある。
 ランプ制御部21は、歩行者Pへの注意喚起を要すると判定するとき、ランプ制御部21は、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移するよう左前方ランプ20FLを制御するとともに、エリアマーカーMの投射領域が、領域Meから領域Mfへ遷移するよう左後方ランプ20BLを制御する(図9)。
 このように、歩行者Pへの注意喚起を要するとランプ制御部21が判定したときに、エリアマーカーMの投射領域が、領域Maから領域Mbへ遷移し、領域Meから領域Mfへ遷移する。エリアマーカーMが、複数領域に遷移して投射されるため、歩行者Pに対して、自動二輪車1の存在をより効果的に報知することができる。なお、エリアマーカーMは、領域Me、Mfへは投射されず、領域Ma、Mbのみへ投射されてもよい。
 以上、本開示の実施形態について説明をしたが、本開示の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は単なる一例であって、請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本開示の技術的範囲は請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
 本出願は、2022年3月9日出願の日本出願第2022-036214号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
 

Claims (15)

  1.  車両に搭載可能に形成され、前記車両の周囲の路面にエリアマーカーを投射する路面描画装置であって、
     前記エリアマーカーは、前記車両が少なくとも夜間走行中は常に投射され、
     前記車両の走行状態が変化したときに、前記エリアマーカーの投射領域が、第一領域から、前記第一領域と異なる第二領域へ遷移する、路面描画装置。
  2.  前記第二領域は、前記第一領域と比較して、前記車両から遠方に位置する、請求項1に記載の路面描画装置。
  3.  前記第一領域と、前記第二領域は互いに重ならない、請求項1または2に記載の路面描画装置。
  4.  前記第二領域は、前記第一領域と、前記第一領域以外の領域を含む、請求項1または2に記載の路面描画装置。
  5.  前記第一領域に投射されるエリアマーカーの色と、前記第二領域に投射されるエリアマーカーの色とは互いに異なる、請求項1から4の何れか一項に記載の路面描画装置。
  6.  前記車両の前後方向の動きが変化するように前記走行状態が変化するとき、前記第一領域から、前記第一領域に対して前後方向に異なる前記第二領域へ、前記エリアマーカーの前記投射領域が遷移する、請求項1から5の何れか一項に記載の路面描画装置。
  7.  前記第一領域は、前記車両の前方に位置する第一前方領域を含み、
     前記第二領域は、前記第一前方領域よりも前記車両から前方遠方に位置する第二前方領域を含み、
     前記車両が加速する場合、前記エリアマーカーの前記投射領域が、前記第一前方領域から前記第二前方領域へ遷移する、請求項6に記載の路面描画装置。
  8.  前記第一領域は、前記車両の後方に位置する第一後方領域を含み、
     前記第二領域は、前記第一後方領域よりも前記車両から後方遠方に位置する第二後方領域を含み、
     前記車両が減速する場合、前記エリアマーカーの前記投射領域が、前記第一後方領域から前記第二後方領域へ遷移する、請求項6または7に記載の路面描画装置。
  9.  前記第一前方領域と前記第一後方領域の間に位置する、中間領域に、前記エリアマーカーが投射される、請求項7を引用する請求項8に記載の路面描画装置。
  10.  前記第一領域は、前記車両の左側方に位置する第一左側方領域を含み、
     前記第二領域は、前記第一左側方領域よりも前記車両から左側方遠方に位置する第二左側方領域を含み、
     前記車両が左折する場合、前記エリアマーカーの前記投射領域が、前記第一左側方領域から前記第二左側方領域へ遷移する、請求項1から9の何れか一項に記載の路面描画装置。
  11.  前記第一領域は、前記車両の右側方に位置する第一右側方領域を含み、
     前記第二領域は、前記第一右側方領域よりも前記車両から右側方遠方に位置する第二右側方領域を含み、
     前記車両が右折する場合、前記エリアマーカーの前記投射領域が、前記第一右側方領域から前記第二右側方領域へ遷移する、請求項1から10の何れか一項に記載の路面描画装置。
  12.  前記車両は、曲がる方向に向かって車体を傾けることで旋回する車両である、請求項1から11の何れか一項に記載の路面描画装置。
  13.  前記車両は、曲がる方向に向かって車体を傾けることで旋回する車両であり、
     前記車両が左折する場合、前記エリアマーカーの前記投射領域は、前記車両が直進する場合に投射される第一左側方領域及び第二左側方領域よりも、左遠方へ投射され、
     前記車両が右折する場合、前記エリアマーカーの前記投射領域は、前記車両が直進する場合に投射される第一右側方領域及び第二右側方領域よりも、右遠方へ投射される、請求項10または請求項11に記載の路面描画装置。
  14.  車両に搭載可能に形成され、前記車両の周囲の路面にエリアマーカーを投射する路面描画装置であって、
     前記エリアマーカーは、前記車両が少なくとも夜間走行中は常に投射され、
     他の交通参加者への注意喚起を要すると判定したときに、前記エリアマーカーの投射領域が、第一領域から、前記第一領域と異なる第二領域へ遷移する、路面描画装置。
  15.  前記車両の走行状態を取得する車両状態取得部と、
     他の交通参加者の情報を取得する交通参加者取得部と、
     前記車両の前記走行状態と前記交通参加者の前記情報とが予め設定された条件に合致したときに、前記交通参加者への前記注意喚起を要すると判定する判定部と、
     前記判定部が前記注意喚起を要すると判定したときに、前記エリアマーカーの前記投射領域を前記第一領域から前記第二領域へ遷移させる制御部と、を備える、請求項14に記載の路面描画装置。
     
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