WO2023144858A1 - 梱包装置 - Google Patents

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隆行 酒匂
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Abstract

本開示に係る梱包装置の一つの態様は、熱交換器を備えた室外機の梱包装置であって、互いに間隔をあけて位置し、前記室外機の底部が載置される2つの下部緩衝材と、前記2つの下部緩衝材が載置される底板部および前記底板部の縁部から立ち上がる側板部を有し、上方に開口する下部箱体と、前記下部箱体の内部から前記下部箱体よりも上方に突出し、前記熱交換器を前記室外機の後側から覆う板状の保護板と、を備え、前記側板部は、前記2つの下部緩衝材が並ぶ配列方向に延びる後板部を有し、前記後板部と前記底板部との角部には、前記下部箱体の内部に突出する凸部が設けられ、前記保護板は、前記凸部が挿入される凹部を有し、前記凹部は、前記凸部を前記配列方向に挟む一対の縁を有する。

Description

梱包装置
 本開示は、梱包装置に関する。
 例えば、特許文献1には、冷凍サイクル装置の室外機を保管したり輸送したりする際に室外機を梱包する梱包装置が開示されている。このような梱包装置は、室外機の後側に露出する熱交換器を保護するための板状の背面梱包材(保護板)を有する。特許文献1の梱包装置では、背面梱包材を2つの底部緩衝材(下部緩衝材)の間に挟むように配置することで、背面梱包材の位置決めがなされる。
国際公開第2020/129241号
 上記のような梱包装置において、特許文献1のように、保護板を2つの下部緩衝材の間に挟むように配置する場合、作業者は、2つの下部緩衝材が並ぶ配列方向において互いに離れて位置する保護板の2つの箇所、すなわち両端部を注視する必要がある。そのため、2つの下部緩衝材が載置される梱包装置の下部箱体に対する保護板の取付作業性が悪い、という問題がある。
 本開示は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、下部箱体に対する保護板の取付作業性を向上できる梱包装置の提供を目的の一つとする。
 本開示に係る梱包装置の一つの態様は、熱交換器を備えた室外機の梱包装置であって、互いに間隔をあけて位置し、前記室外機の底部が載置される2つの下部緩衝材と、前記2つの下部緩衝材が載置される底板部および前記底板部の縁部から立ち上がる側板部を有し、上方に開口する下部箱体と、前記下部箱体の内部から前記下部箱体よりも上方に突出し、前記熱交換器を前記室外機の後側から覆う板状の保護板と、を備え、前記側板部は、前記2つの下部緩衝材が並ぶ配列方向に延びる後板部を有し、前記後板部と前記底板部との角部には、前記下部箱体の内部に突出する凸部が設けられ、前記保護板は、前記凸部が挿入される凹部を有し、前記凹部は、前記凸部を前記配列方向に挟む一対の縁を有する。
 本開示によれば、下部箱体に対する保護板の取付作業性を向上することができる。
実施の形態における梱包装置と、梱包装置によって梱包された状態の室外機と、を示す斜視図である。 実施の形態における梱包装置と、梱包装置によって梱包された状態の室外機と、を後方から見た図である。 実施の形態における梱包装置の一部と、室外機と、を示す分解斜視図である。 実施の形態における下部箱体を示す斜視図である。 実施の形態における下部箱体の一部を示す斜視図であって、図4における下部箱体のV部の拡大図である。 実施の形態における下部箱体の展開図である。 実施の形態における下部箱体に下部緩衝材および保護板を配置した状態を上方から見た部分断面図である。 実施の形態における下部箱体の一部を示す断面図であって、図5におけるVIII-VIII線断面図である。 実施の形態における保護板を後方から見た図である。 室外機に対して、実施の形態における下部箱体および保護板を配置した状態を後方から見た図である。 実施の形態における梱包装置の一部を後方から見た図であって、図10におけるXI部の拡大図である。 実施の形態における保護板を下部箱体に取り付けた状態を示す斜視図である。 実施の形態における梱包装置の一部を示す斜視図であって、図12におけるXIII部の拡大図である。
 以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、本開示の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数などを、実際の構造における縮尺および数などと異ならせる場合がある。
 また、図面には、適宜、X軸、Y軸、およびZ軸を示している。X軸は、水平方向のうちの一方向を示している。Y軸は、水平方向のうちの他の一方向を示している。Z軸は、鉛直方向を示している。以下の説明においては、X軸に沿う水平方向を“前後方向X”と呼び、Y軸に沿う水平方向を“左右方向Y”と呼び、鉛直方向を“上下方向Z”と呼ぶ。前後方向X、左右方向Y、および上下方向Zは、互いに直交する方向である。上下方向ZのうちZ軸の矢印が向く側(+Z側)は上側であり、上下方向ZのうちZ軸の矢印が向く側と逆側(-Z側)は下側である。前後方向Xは後述する室外機100の前後方向であり、左右方向Yは室外機100の左右方向である。
 以下の説明においては、前後方向XのうちX軸の矢印が向く側(+X側)を前側とし、前後方向XのうちX軸の矢印が向く側と逆側(-X側)を後側とする。また、左右方向Yは、後述する室外機100を前方(+X方)から見た場合における左右方向とする。つまり、左右方向YのうちY軸の矢印が向く側(+Y側)を左側とし、左右方向YのうちY軸の矢印が向く側と逆側(-Y側)を右側とする。
 図1は、実施の形態における梱包装置1と、梱包装置1によって梱包された状態の室外機100と、を示す斜視図である。図2は、梱包装置1と、梱包装置1によって梱包された状態の室外機100と、を後方から見た図である。図3は、梱包装置1の一部と、室外機100と、を示す分解斜視図である。
 図1から図3に示すように、梱包装置1に梱包される室外機100は、例えば空気調和機の室外機である。図3に示すように、室外機100は、略直方体状である。室外機100は、上下方向Zに見て左右方向Yに長い略直方体形状である。室外機100は、筐体110と、熱交換器150と、図示しない送風機と、図示しない圧縮機と、を有する。
 筐体110は、熱交換器150、図示しない送風機、および図示しない圧縮機を内部に収容している。筐体110は、略直方体箱状である。筐体110の底部には、一対の脚部112が設けられている。一対の脚部112は、左右方向Yに間隔を空けて配置されている。一対の脚部112は、筐体110よりも前後方向Xの両側に突出している。一対の脚部112は、後述する下部緩衝材20上に載置される。
 本実施の形態において、筐体110の下端部分および一対の脚部112を含む室外機100の部分は、室外機100の底部101である。また、筐体110の上端部分を含む室外機100の部分は、室外機100の天面部102である。また、上下方向Zにおいて筐体110の下端部分から上端部分まで延びる筐体110の部分は、筐体110の側壁部115である。側壁部115は、筐体110を構成する壁部のうち後側(-X側)に位置する後壁部116を含む。
 熱交換器150は、熱交換器150の内部に流れる冷媒と、熱交換器150を通過する空気との間で熱交換を行う。熱交換器150は、例えば蒸発器または凝縮器として機能する。熱交換器150は、筐体110の後壁部116に形成された開口部116aから筐体110の外部に露出するように配置されている。つまり、熱交換器150は、筐体110の後側(-X側)に露出している。開口部116aは、後側に開口している。本実施の形態において開口部116aは、左右方向Yに長い長方形状である。
 図示は省略するが、熱交換器150は、冷媒が流れる配管と、当該配管が通される穴が形成された複数の金属板と、を有する。複数の金属板は、互いに間隔を空けて並んで配置されている。複数の金属板の一部は、開口部116aを介して室外機100の後側(-X側)に露出している。複数の金属板の厚さは、比較的小さい。複数の金属板の厚さは、例えば0.01mm以上0.1mm以下程度である。そのため、室外機100の保管時および運搬時など、室外機100を決められた位置に据え付けるまでの間においては、熱交換器150における複数の金属板が、室外機100の外側からの衝撃によって変形しないように、熱交換器150を保護する必要がある。
 図1から図3に示すように、梱包装置1は、上記した室外機100を梱包する梱包装置である。梱包装置1は、室外機100の保管時および運搬時などにおいて、室外機100を保護するものである。梱包装置1は、室外機100の保管時および運搬時などにおいて、室外機100に接触する他の部材などから室外機100を保護することができる耐衝撃性と、室外機100に加えられる圧力から室外機100を保護することができる耐圧性と、を有する。
 図3に示すように、梱包装置1は、下部箱体10と、2つの下部緩衝材20と、保護板30と、上部箱体40と、上部緩衝材50と、を備える。また、図1および図2に示すように、梱包装置1は、結束バンド60をさらに備える。下部箱体10、保護板30、および上部箱体40は、段ボール製である。下部緩衝材20および上部緩衝材50は、例えば発泡スチロール製である。
 図3に示すように、下部箱体10および2つの下部緩衝材20は、室外機100の下方に位置する。上部箱体40および上部緩衝材50は、室外機100の上方に位置する。結束バンド60は、下部箱体10および2つの下部緩衝材20と上部箱体40および上部緩衝材50とを室外機100に固定するために用いられる。図1では、結束バンド60の数が3本であるが、これに限られない。結束バンド60の数は、例えば1本あるいは2本であってもよいし、4本以上であってもよい。
 図3に示すように、2つの下部緩衝材20は、左右方向Yにおいて互いに間隔を空けて位置する。つまり、本実施の形態において2つの下部緩衝材20が並ぶ配列方向は、左右方向Yである。2つの下部緩衝材20上には、室外機100の底部101が載置される。室外機100の底部101が2つの下部緩衝材20上に載置された状態では、室外機100の底部101のうち一対の脚部112が2つの下部緩衝材20によってそれぞれ支持される。2つの下部緩衝材20は、それぞれ上下方向Zの寸法が前後方向Xおよび左右方向Yの寸法よりも小さい扁平な略直方体状である。2つの下部緩衝材20は、それぞれ上下方向Zに見て前後方向Xおよび左右方向Yを縦横とする略長方形状である。
 上下方向Zにおいて室外機100の底部101に対向する各下部緩衝材20の上面には、前後方向Xに延びる溝25が形成されている。各下部緩衝材20の溝25には、一対の脚部112がそれぞれ嵌め込まれる。
 図4は、下部箱体10を示す斜視図である。図5は、下部箱体10の一部を示す斜視図であって、図4における下部箱体10のV部の拡大図である。図6は、下部箱体10の展開図である。図4に示すように、下部箱体10は、上方に開口する箱状である。下部箱体10は、左右方向Yに延びている。下部箱体10は、左右方向Yに長く、上下方向Zに扁平な直方体箱状である。下部箱体10は、底板部11と、側板部12と、を有する。
 底板部11は、上下方向Zに見て、前後方向Xよりも左右方向Yに長い長方形板状である。底板部11の板厚方向は、上下方向Zである。側板部12は、底板部11の縁部から上方(+Z方)に立ち上がっている。側板部12は、前板部121と、後板部122と、左側板部123と、右側板部124と、を有する。
 前板部121は、底板部11の前側の縁部から上方に立ち上がっている。後板部122は、底板部11の後側の縁部から上方に立ち上がっている。前板部121および後板部122は、それぞれ左右方向Yに長い略長方形板状である。前板部121の板厚方向および後板部122の板厚方向は、前後方向Xである。前板部121および後板部122が延びる方向は、前述した2つの下部緩衝材20が並ぶ配列方向である。
 左側板部123は、底板部11の左側の縁部から上方に立ち上がっている。右側板部124は、底板部11の右側の縁部から上方に立ち上がっている。左側板部123および右側板部124は、それぞれ前後方向Xに長い略長方形板状である。左側板部123および右側板部124の板厚方向は、左右方向Yである。
 左右方向Yにおける前板部121の両端部は、右側板部124の前側(+X側)の端部および左側板部123の前側の端部にそれぞれ接続されている。左右方向Yにおける後板部122の両端部は、右側板部124の後側(-X側)の端部および左側板部123の後側の端部にそれぞれ接続されている。
 図6に示すように、下部箱体10は、1枚の板状の段ボール材からなる。下部箱体10は、当該段ボール材の一部を折り曲げることによって上方に開口する箱状に作られる。具体的には、当該段ボール材のうち底板部11を構成する部分に対して、当該段ボール材のうち、前板部121を構成する部分、後板部122を構成する部分、左側板部123を構成する部分、および右側板部124を構成する部分を上方に折り曲げることによって下部箱体10が作られる。図6では、折り曲げられる前の状態の前板部121、後板部122、左側板部123、および右側板部124を示している。
 図7は、下部箱体10に下部緩衝材20および保護板30を配置した状態を上方(+Z方)から見た部分断面図である。図7では、下部緩衝材20を模式的に示している。図7では、保護板30のうち下部箱体10内に位置する部分を断面で示している。図7に示すように、下部箱体10の底板部11には、前述した2つの下部緩衝材20が載置されている。2つの下部緩衝材20は、左右方向Yにおいて互いに間隔をあけて位置するように、左側板部123と右側板部124とにそれぞれ寄せて配置されている。各下部緩衝材20は、前後方向Xに延びる一つの縦辺が左側板部123あるいは右側板部124に沿うように、かつ、左右方向Yに延びる二つの横辺がそれぞれ前板部121および後板部122に沿うように配置される。
 図示は省略するが、底板部11には、例えば上記した2つの下部緩衝材20の位置を保持する保持部が設けられてよい。当該保持部は、例えば底板部11の一部を切り起こすことで形成される切り起こし片によって構成されてよい。
 上方から見て、後板部122と2つの下部緩衝材20との間には、保護板30を挿入できる程度の隙間がある。図7においては、前板部121と2つの下部緩衝材20との間、左側板部123および右側板部124と下部緩衝材20との間にも隙間があるが、これらの隙間は無くてもよい。
 図8は、下部箱体10の一部を示す断面図であって、図5におけるVIII-VIII線断面図である。図4、図5、および図8に示すように、下部箱体10のうち底板部11と後板部122との角部には、下部箱体10の内部に突出する凸部14が設けられている。凸部14は、上方を向く底板部11の上面および前方を向く後板部122の内面に繋がっている。凸部14は、左右方向Yにおける下部箱体10の中央部分に配置されている。
 図7に示すように、本実施の形態において凸部14は、左右方向Yにおいて2つの下部緩衝材20同士の間に位置している。なお、“凸部14が左右方向Yにおいて2つの下部緩衝材20同士の間に位置する”とは、凸部14の左右方向Yの位置が、2つの下部緩衝材20同士の間における左右方向Yの位置に含まれていればよく、2つの下部緩衝材20によって凸部14が左右方向Yに挟まれていなくてもよい。図7において、凸部14は、2つの下部緩衝材20同士の間の領域に対して後方にずれて位置している。なお、凸部14の少なくとも一部は、例えば2つの下部緩衝材20同士の間の領域に位置してもよい。つまり、凸部14は、前後方向Xの位置が2つの下部緩衝材20の一部の前後方向Xの位置と同じとなる部分を有してもよい。
 凸部14の具体的な形状は、任意であってよい。図4および図5に示すように、本実施の形態における凸部14は、左右方向Yに延びている。凸部14は、前板部141と、上板部142と、を有する。前板部141は、底板部11から上方に突出している。前板部141は、左右方向Yに長い長方形板状である。前板部141の板厚方向は、前後方向Xである。上板部142は、後板部122から前方に突出している。上板部142は、左右方向Yに長い長方形板状である。上板部142の板厚方向は、上下方向Zである。前板部141の上端部と上板部142の前端部とは繋がっている。本実施の形態において凸部14は、前板部141と上板部142とからなる。前板部141と上板部142とによって、凸部14は、左右方向Yを長手方向とする中空の四角柱状に形成されている。
 図8に示すように、上下方向Zにおける凸部14の高さ寸法H2と、前後方向Xにおける凸部14の奥行寸法L2とは、互いに等しい。なお、高さ寸法H2と奥行寸法L2とは、互いに異なっていてもよい。図7に示す左右方向Yにおける凸部14の長さ寸法W2は、図8に示す凸部14の高さ寸法H2および奥行寸法L2よりも大きい。
 図4、図5、および図8に示すように、本実施の形態における凸部14は、底板部11の一部および後板部122の一部が下部箱体10の内側に切り起こされて形成された切り起こし部である。以下、凸部14の形成方法について説明する。
 凸部14を形成するためには、図6に示すように、下部箱体10を構成する1枚の板状の段ボール材に、一対のスリット143を形成しておく。一対のスリット143は、それぞれ段ボール材を貫通し、かつ、底板部11と後板部122との境界と交差するように前後方向Xに延びる。一対のスリット143は、左右方向Yにおいて互いに間隔を空けて位置する。
 次いで、下部箱体10に組み立てられる前の板状の段ボール材において、底板部11と後板部122との境界のうち一対のスリット143同士の間に位置する部分以外の部分を上方から見て谷折りに折り曲げ、かつ、底板部11と後板部122との境界のうち一対のスリット143同士の間に位置する部分を上方から見て山折りに折り曲げる。これにより、図4、図5、および図8に示すように、一対のスリット143の間に位置する底板部11の部分および一対のスリット143の間に位置する後板部122の部分が切り起こされて、凸部14が形成される。切り起こされた底板部11の一部は、前板部141を構成している。切り起こされた後板部122の一部は、上板部142を構成している。このように形成された凸部14は、図1および図3に示すように、底板部11と後板部122との角部が外側から窪むように見える。
 図7に示すように、凸部14の長さ寸法W2は、左右方向Yにおける下部箱体10の寸法よりも小さい。また、凸部14の長さ寸法W2は、左右方向Yにおける保護板30の幅寸法W1よりも小さい。また、凸部14の長さ寸法W2は、左右方向Yにおける2つの下部緩衝材20同士の間隔D1以下である。これにより、凸部14が2つの下部緩衝材20に干渉することを抑制できる。凸部14の長さ寸法W2は、保護板30を凸部14によって保持できる程度の長さであればよい。凸部14の長さ寸法W2は、例えば、保護板30の幅寸法W1の1/5以上であってよい。
 図8に示す凸部14の高さ寸法H2および奥行寸法L2は、図6に示した1枚の板状の段ボール材に折り曲げ加工を施して下部箱体10に組み立てる際に、当該段ボール材の一部を切り起こして凸部14を作りやすい寸法であることが好ましい。また、凸部14の高さ寸法H2および奥行寸法L2は、凸部14が下部箱体10上に載置される室外機100の底部101に干渉しない寸法であることが好ましい。凸部14の高さ寸法H2は、上下方向Zにおける後板部122の高さ寸法H1よりも小さい。本実施の形態において凸部14の高さ寸法H2は、上下方向Zにおける後板部122の高さ寸法H1の1/2以上である。凸部14の高さ寸法H2の上限値は、例えば下部箱体10上に載置される室外機100の底部101に干渉しない程度の寸法に設定されてよい。凸部14の奥行寸法L2は、凸部14の高さ寸法H2と同等であってよい。
 図9は、保護板30を後方(-X方)から見た図である。図10は、室外機100に対して、下部箱体10および保護板30を配置した状態を後方(-X方)から見た図である。図11は、梱包装置1の一部を後方から見た図であって、図10におけるXI部の拡大図である。図12は、保護板30を下部箱体10に取り付けた状態を示す斜視図である。図13は、梱包装置1の一部を示す斜視図であって、図12におけるXIII部の拡大図である。
 図9に示すように、保護板30は、前後方向Xを板厚方向とする板状に形成されている。保護板30は、前後方向Xに見て上下方向Zに延びる辺と、左右方向Yに延びる辺とを有する矩形状に形成されている。図10に示すように、保護板30は、熱交換器150を室外機100の後側から覆う。
 保護板30は、下部箱体10の内部から下部箱体10よりも上方に突出するように、下部箱体10に対して配置される。具体的に、保護板30のうち下部箱体10の内部に位置する部分、すなわち保護板30の下端部は、前後方向Xにおいて後板部122の内側、すなわち前側(+X側)に重ねて配置される。図7に示すように、保護板30の下端部は、前後方向Xにおいて、後板部122と、下部箱体10の底板部11上に載置された2つの下部緩衝材20とに挟まれて保持される。より詳細には、保護板30の下端部のうち左右方向Yの両端部が、2つの下部緩衝材20のそれぞれと後板部122との間に挟まれて保持される。
 前後方向Xにおける後板部122と下部緩衝材20との隙間は、例えば保護板30の厚さ寸法以下であってよい。後板部122と下部緩衝材20との間への保護板30の差し込みやすさを考慮する場合、後板部122と下部緩衝材20との隙間は、保護板30の厚さ寸法よりも大きいとよい。ただし、後板部122と下部緩衝材20との隙間と、保護板30の厚さ寸法と、の差分は、小さいことが好ましい。後板部122と下部緩衝材20との隙間と、保護板30の厚さ寸法と、の差分は、例えば1mm以上、2mm以下程度であるとよい。
 図10に示すように、左右方向Yにおける保護板30の幅寸法W1は、左右方向Yにおける下部箱体10の幅寸法以下である。保護板30の幅寸法W1は、左右方向Yにおける熱交換器150の幅寸法W0よりも大きい。前後方向Xに見て、保護板30の左右方向Yの両縁部は、熱交換器150の左右方向Yの両縁部よりも左右方向Yの外側に位置する。保護板30の上側の縁部は、熱交換器150の上端部よりも上側に位置する。保護板30の下側の縁部は、熱交換器150の下端部よりも下側に位置する。つまり、前後方向Xに見て、熱交換器150の全体は、保護板30と重なっている。
 図9に示すように、保護板30は、凹部31を有する。凹部31は、保護板30の下端部に形成され、保護板30の下方に開口している。凹部31は、保護板30を前後方向Xに貫通している。図10から図13に示すように、保護板30の凹部31には、下部箱体10の凸部14が挿入される。凹部31は、凹部31に凸部14が挿入された状態で、凸部14を左右方向Yに挟む一対の縁31a,31bを有する。下部箱体10の凸部14が保護板30の凹部31に挿入された状態では、左右方向Yにおいて凹部31の縁31a,31bが凸部14に当たることで、下部箱体10に対する保護板30の左右方向Yへの移動が抑制される。
 図11に示すように、凹部31は、前後方向Xに見て、凸部14に対応する形状に形成されている。つまり、凹部31は、前後方向Xに見て、凸部14と同様に左右方向Yに延びている。具体的に、凹部31は、前後方向Xに見て、左右方向Yを長手方向とする矩形状に形成されている。つまり、左右方向Yにおける凹部31の長さ寸法W3は、上下方向Zにおける凹部31の高さ寸法H3よりも大きい。凹部31の長さ寸法W3は、凹部31の一対の縁31a,31b同士の間隔である。
 本実施の形態において、凹部31の高さ寸法H3および長さ寸法W3は、下部箱体10の凸部14に干渉しないように設定されている。具体的に、凹部31の高さ寸法H3は、凸部14の高さ寸法H2以上である。また、凹部31の長さ寸法W3は、凸部14の長さ寸法W2以上である。
 図10および図11に示すように、凹部31の長さ寸法W3は、凸部14が凹部31に挿入された状態で保護板30が下部箱体10に対して左右方向Yに移動しても、熱交換器150が後方に露出しないように設定される。具体的には、左右方向Yにおいて、凹部31の長さ寸法W3と凸部14の長さ寸法W2との差分が、保護板30の幅寸法W1と熱交換器150の幅寸法W0との差分以下である。凹部31の長さ寸法W3と凸部14の長さ寸法W2との差分は、凹部31の長さ寸法W3から凸部14の長さ寸法W2を減じた値である。保護板30の幅寸法W1と熱交換器150の幅寸法W0との差分は、保護板30の幅寸法W1から熱交換器150の幅寸法W0を減じた値である。
 図10においては、左右方向Yにおける保護板30の中心が左右方向Yにおける熱交換器150の中心に一致するように、保護板30が室外機100に対して配置されている。そのため、左右方向Yにおける熱交換器150の端部から左右方向Yにおける保護板30の端部までの距離D2は、左右方向Yの両側のいずれにおいても、(幅寸法W1-幅寸法W0)/2となっている。また、図11においては、左右方向Yにおける凹部31の中心が左右方向Yにおける凸部14の中心に一致するように、保護板30が下部箱体10に対して配置されている。そのため、左右方向Yにおける凸部14の端部から左右方向Yにおける凹部31の縁31a,31bまでの距離D3は、左右方向Yの両側のいずれにおいても、(長さ寸法W3-長さ寸法W2)/2となっている。距離D3は、凸部14の長さ寸法W2よりも小さい。距離D3は、凸部14の長さ寸法W2の1/2以下である。
 なお、左右方向Yにおける保護板30の中心は、左右方向Yにおける熱交換器150の中心に対して左右方向Yにずれていてもよい。つまり、左右方向Yの両側における距離D2が互いに異なっていてもよい。左右方向Yにおける凹部31の中心は、左右方向Yにおける凸部14の中心に対して左右方向Yにずれていてもよい。つまり、左右方向Yの両側における距離D3が互いに異なっていてもよい。
 図1から図3に示すように、上部箱体40は、下方に開口する箱状である。上部箱体40は、左右方向Yに延びている。上部箱体40は、左右方向Yに長く、上下方向Zに扁平な直方体箱状である。上部箱体40は、左右方向Yに長い長方形板状の天板部41と、天板部41の縁部から下方に突出する側板部42と、を有する。上部箱体40の天板部41および側板部42は、凸部14を除いて下部箱体10の底板部11および側板部12と同様に形成されている。
 上部緩衝材50は、上部箱体40内に配置されている。上部緩衝材50は、左右方向Yにおいて間隔を空けて2つ配置されている。2つの上部緩衝材50は、室外機100の天面部102のうち左右方向Yにおける両端部分に載置される。図2に示すように、保護板30の上端部は、上部箱体40の内部に位置する。図示は省略するが、保護板30の上端部は、上部箱体40の側板部42のうち後側に位置する部分と、上部箱体40内に配置された上部緩衝材50とに挟まれて保持される。
 次に、本実施の形態の梱包装置1によって室外機100を梱包する作業の一例について説明する。梱包装置1によって室外機100を梱包する作業者は、まず、下部箱体10の底板部11上に2つの下部緩衝材20を載置する。2つの下部緩衝材20は、左右方向Yにおいて間隔を空けて配置される。また、2つの下部緩衝材20は、下部箱体10の後板部122との間に隙間が形成されるように配置される。なお、2つの下部緩衝材20は、例えば下部箱体10に固定されてもよい。
 次いで、作業者は、室外機100を2つの下部緩衝材20上に載置する。また、作業者は、保護板30を下部箱体10に取り付ける。この際、作業者は、保護板30の下端部を下部箱体10の内部に挿入し、下部箱体10の凸部14を保護板30の凹部31に挿入させる。また、作業者は、保護板30の下端部における左右方向Yの両端部を下部箱体10の後板部122と2つの下部緩衝材20との隙間にそれぞれ挿入する。これにより、保護板30が下部箱体10の内部から上方に突出した状態で配置される。下部箱体10よりも上方に突出した保護板30の部分は、室外機100の熱交換器150を後側から覆う。なお、保護板30を取り付ける作業は、室外機100が下部緩衝材20上に載置された後に行われてもよいし、室外機100が下部緩衝材20上に載置される前に行われてもよい。
 その後、作業者は、室外機100の天面部102上に上部緩衝材50を載置する。さらに、作業者は、上部緩衝材50が上部箱体40内に入るように、上部箱体40を室外機100上に載置する。なお、上部緩衝材50は予め上部箱体40内に固定されていてもよい。上部緩衝材50および上部箱体40を室外機100上に載置した状態では、上部箱体40の側板部42と上部緩衝材50との隙間に、保護板30の上端部が挿入される。上部箱体40を取り付けた後に作業者は、複数の結束バンド60によって、下部箱体10および2つの下部緩衝材20と上部箱体40および上部緩衝材50とを室外機100に固定する。以上により、梱包装置1による室外機100の梱包作業が完了する。
 本実施の形態によれば、上方に開口する下部箱体10の底板部11と後板部122との角部には、下部箱体10の内部に突出する凸部14が設けられている。また、熱交換器150を室外機100の後側から覆う板状の保護板30は、凸部14が挿入される凹部31を有する。凹部31は、凸部14を左右方向Yに挟む一対の縁31a,31bを有する。そのため、保護板30を下部箱体10に取り付ける際に、下部箱体10に設けられた凸部14が保護板30の凹部31に挿入されることで、保護板30が下部箱体10に対して左右方向Yに動くことを抑制できる。つまり、左右方向Yにおいて保護板30を下部箱体10に対して位置決めすることができる。
 そして、下部箱体10に対する保護板30の位置決めの際に、作業者は、下部箱体10に設けられた凸部14が保護板30の凹部31に挿入される箇所だけを注視すればよい。つまり、作業者は、保護板30を配置する際に従来のように互いに離れて位置する保護板30の2つの箇所を注視する必要がない。したがって、下部箱体10に対する保護板30の取付作業性を向上することができる。
 また、下部箱体10に対する保護板30の位置決めは、下部箱体10に設けられた凸部14を保護板30の凹部31に挿入することで実現される。そのため、例えば2つの下部緩衝材20によって保護板30を左右方向Yに位置決めするような場合と異なり、左右方向Yにおける保護板30の幅寸法W1は、2つの下部緩衝材20同士の間隔D1に依存しない。したがって、保護板30の幅寸法W1が熱交換器150の幅寸法W0よりも過度に長くなることを抑制することができる。そのため、保護板30が左右方向Yに無駄に大きくなってしまうことを抑制できる。
 また、本実施の形態によれば、下部箱体10に設けられた凸部14は、底板部11の一部および後板部122の一部が切り起こされて形成された切り起こし部である。すなわち、凸部14が下部箱体10の一部によって形成されている。そのため、凸部14を形成するために別途部材を用意する必要がなくなる。したがって、梱包装置1の構成部品点数を減らして、梱包装置1の製造コスト削減を図ることができる。
 また、本実施の形態によれば、下部箱体10に設けられた凸部14が、左右方向Yにおいて2つの下部緩衝材20同士の間に位置している。これにより、例えば凸部14が下部緩衝材20と前後方向Xに対向して配置されるような場合に比べて前後方向Xにおける下部箱体10の寸法が大きくなることを抑制しつつ、凸部14が下部緩衝材20に干渉することを抑制できる。
 また、本実施の形態によれば、保護板30のうち下部箱体10の内部に位置する部分、すなわち保護板30の下端部は、後板部122と2つの下部緩衝材20とに挟まれて保持されている。そのため、後板部122と下部緩衝材20とが並ぶ前後方向Xにおいて保護板30を保持することができる。したがって、凸部14と2つの下部緩衝材20とによって、左右方向Yおよび前後方向Xにおいて、保護板30を下部箱体10に対して位置決めすることができる。
 また、前後方向Xにおいて保護板30を保持できることで、下部箱体10に取り付けられた保護板30が、保護板30の板厚方向、すなわち前後方向Xに倒れることを好適に抑制できる。これにより、保護板30の下端部が下部箱体10内に取り付けられた状態で、保護板30の上端部の位置が前後方向Xにずれることを好適に抑制できる。したがって、梱包装置1による室外機100の梱包作業において、保護板30の下端部を下部箱体10に取り付けた後に上部緩衝材50および上部箱体40によって室外機100の天面部102を梱包する際に、保護板30の上端部を容易に上部箱体40に取り付けることができる。
 また、本実施の形態によれば、左右方向Yにおける凹部31の長さ寸法W3と左右方向Yにおける凸部14の長さ寸法W2との差分が、左右方向Yにおける保護板30の幅寸法W1と左右方向Yにおける熱交換器150の幅寸法W0との差分以下である。そのため、下部箱体10に設けられた凸部14が保護板30の凹部31に挿入された状態で、保護板30が下部箱体10に対して左右方向Yに動いても、熱交換器150の一部が保護板30によって覆われずに後方に露出してしまうことを抑制することができる。
 また、本実施の形態によれば、下部箱体10に設けられた凸部14および保護板30の凹部31は、左右方向Yに長く延びる形状である。これにより、凸部14および凹部31が左右方向Yに短い形状である場合と比較して、保護板30を下部箱体10に対して安定して位置決めすることができる。例えば、本実施の形態のように凸部14が段ボール材からなる場合、左右方向Yにおける凸部14の長さ寸法W2が長いことで、左右方向Yにおける凸部14の剛性を確保しやすい。そのため、左右方向Yに並ぶ凹部31の一対の縁31a,31bの一方が凸部14に当たっても、凸部14が変形することを好適に抑制できる。これにより、保護板30が下部箱体10に対して左右方向Yに位置ずれすることを好適に抑制できる。したがって、保護板30を下部箱体10に対して好適に位置決めすることができる。
 また、本実施の形態では、保護板30の位置決めに用いる凸部14および凹部31が、段ボール材などの紙で形成されている。そのため、凸部14および凹部31が、下部緩衝材20などの発泡スチロールからなる部材に形成される場合と比較して、凸部14および凹部31を容易に形成することができる。以下、この点について説明する。
 凸部14および凹部31を発泡スチロール製の部材に形成する場合には、例えば、当該発泡スチロール製の部材を成形するための成形金型の形状を変える、または成形後の発泡スチロールを削って凸部14および凹部31を形成するなどの必要がある。そのため、梱包装置1を製造する際のコストおよび時間が増大する場合がある。また、凸部14および凹部31を形成するために、発泡スチロール製の部材を成形する成形金型が複雑な形状になると、当該成形金型による部材の成形精度が低下する恐れもある。
 これに対し、凸部14および凹部31を段ボール材などの紙製品で形成する場合には、当該紙製品の一部に切れ込みを入れてスリットを形成する工程、および当該紙製品の一部を折り曲げる工程などの簡単な工程によって、容易に凸部14および凹部31を形成できる。そのため、上記した発泡スチロール製の部材に凸部14および凹部31が形成される場合と比較して、低コストかつ短い時間で凸部14および凹部31を形成することができる。また、凸部14および凹部31を形成することによって当該紙製品の形状が複雑になっても、当該複雑な形状を簡単に形成することができる。
 以上に本開示における実施の形態について説明したが、本開示は上述した各実施の形態の構成のみに限定されず、以下の構成および方法を採用することもできる。
 下部箱体に設けられた凸部および凸部が挿入される保護板の凹部は、1つずつに限られず、例えば2つずつ以上設けられてもよい。この場合、複数の凸部および複数の凹部は、例えば、2つの下部緩衝材の配列方向(左右方向Y)に間隔を空けて並んで配置される。
 下部箱体に設けられた凸部は、2つの下部緩衝材の配列方向(左右方向Y)において2つの下部緩衝材同士の間に配置されることに限られず、例えば配列方向において2つの下部緩衝材の少なくともいずれか一方の一部と同じ位置に配置されてもよい。すなわち、凸部の少なくとも一部は、配列方向および上下方向の両方と直交する方向(前後方向X)において下部緩衝材に隣り合う位置に配置されてもよい。
 下部箱体に設けられた凸部は、下部箱体の一部によって形成されることに限られず、下部箱体とは別の部材であってもよい。この場合、凸部をなす部材を下部箱体に固定すればよい。
 本開示における梱包装置は、室外機を梱包する梱包装置であればよく、どのような用途に用いられる室外機を梱包する梱包装置であってもよい。梱包装置によって梱包される室外機は、ヒートポンプ給湯機などの空気調和機以外の冷凍サイクル装置の室外機であってもよい。
 以上、本明細書において説明した各構成および各方法は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
 1…梱包装置、10…下部箱体、11…底板部、12…側板部、122…後板部、14…凸部(切り起こし部)、30…保護板、31…凹部、31a,31b…縁、100…室外機、101…底部、150…熱交換器、W0…幅寸法(配列方向における熱交換器の寸法)、W1…幅寸法(配列方向における保護板の寸法)、W2…長さ寸法(配列方向における凸部の寸法)、W3…長さ寸法(配列方向における凹部の寸法)、X…前後方向、Y…左右方向(配列方向)

Claims (6)

  1.  熱交換器を備えた室外機の梱包装置であって、
     互いに間隔をあけて位置し、前記室外機の底部が載置される2つの下部緩衝材と、
     前記2つの下部緩衝材が載置される底板部および前記底板部の縁部から立ち上がる側板部を有し、上方に開口する下部箱体と、
     前記下部箱体の内部から前記下部箱体よりも上方に突出し、前記熱交換器を前記室外機の後側から覆う板状の保護板と、
     を備え、
     前記側板部は、前記2つの下部緩衝材が並ぶ配列方向に延びる後板部を有し、
     前記後板部と前記底板部との角部には、前記下部箱体の内部に突出する凸部が設けられ、
     前記保護板は、前記凸部が挿入される凹部を有し、
     前記凹部は、前記凸部を前記配列方向に挟む一対の縁を有する、梱包装置。
  2.  前記凸部は、前記後板部の一部および前記底板部の一部が切り起こされて形成された切り起こし部である、請求項1に記載の梱包装置。
  3.  前記凸部は、前記配列方向において、前記2つの下部緩衝材同士の間に位置する、請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
  4.  前記保護板のうち前記下部箱体の内部に位置する部分は、前記後板部と前記2つの下部緩衝材とに挟まれて保持されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の梱包装置。
  5.  前記配列方向における前記凹部の寸法と前記配列方向における前記凸部の寸法との差分が、前記配列方向における前記保護板の寸法と前記配列方向における前記熱交換器の寸法との差分以下である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の梱包装置。
  6.  前記凸部および前記凹部は、前記配列方向に延びている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の梱包装置。
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