WO2022264649A1 - 送風方法及び送風装置 - Google Patents

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  • FIG. 4 is a perspective view schematically showing the blower device 100 according to the present disclosure.
  • FIG. 5 is a cross-sectional view schematically showing the blower device 100 according to the present disclosure.
  • the blower device 100 according to the present disclosure includes a housing 10, an air outlet 20, and a wind direction plate 30. As shown in FIGS.
  • the wind direction plate 30 is provided in the vicinity of the air outlet 20, and is rotated by the shaft 16 so that the air blown from the air outlet 20 is blown from the first air outlet 21. is divided into a second airflow B blown from the air outlet 22 of the airflow.
  • the motion sensor increases the sensitivity to dust and odors when there is a lot of human movement, quickly detects dust and odors, collects dust and deodorizes, and turns off the above display when there is no human movement. Stop humidification.

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Abstract

本開示は、空間内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップし、空間内の空気を清浄する送風方法及び送風装置を提供することを目的とする。 送風装置(100)を用いて空間内の空気を清浄する送風方法であって、前記送風装置の後上方向で、かつ前記送風装置の高さ方向に対し所定の角度で送風して前記空間内の壁に沿わせる第1気流(A)を発生させる第1気流発生工程と、前記送風装置の上前方向で、かつ前記送風装置の水平方向に対し所定の角度で送風して、前記第1気流と前上方にて合流するように第2気流(B)を発生させる第2気流発生工程と、を有することを特徴とする。

Description

送風方法及び送風装置
 本開示は、空間内の空気を清浄する送風方法及び送風装置に関する。本出願は、2021年6月15日に日本に出願された特願2021-099118号に優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 従来から、空間内の空気を清浄する装置が開示されている。
 例えば、特許文献1では、同角度の2つの風向調整手段を用いて送風し、床上での吸気口へ流れ込む気流の風速を増加させると共に、吹き出し気流による吸込み気流の誘引を抑制する装置が開示されている。
特開2014-016071号公報
 しかしながら、特許文献1に記載されている装置では、同角度の2つの風向調整手段を用いて送風しているため、空間内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップすることができない。
 そこで、本開示は上記問題に鑑み、空間内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップし、空間内の空気を清浄する送風方法及び送風装置を提供することを目的とする。
 本開示の一態様では、送風装置を用いて空間内の空気を清浄する送風方法であって、前記送風装置の後上方向で、かつ前記送風装置の高さ方向に対し所定の角度で送風して前記空間内の壁に沿わせる第1気流を発生させる第1気流発生工程と、前記送風装置の上前方向で、かつ前記送風装置の水平方向に対し所定の角度で送風して、前記第1気流と前上方にて合流するように第2気流を発生させる第2気流発生工程と、を有することを特徴とする。
 本開示の他の態様では、空間内の空気を清浄する送風装置であって、筐体と、前記筐体の天面に、前記送風装置の後上方向で、かつ前記送風装置の高さ方向に対し所定の角度で送風して前記空間内の壁に沿わせる第1気流を少なくとも発生させる吹出口と、前記吹出口付近に、軸回動することにより前記吹出口から送風される風を、第1の吹出口から送風する前記第1気流及び第2の吹出口から送風する第2気流に分割する風向板と、を備え、前記風向板は、前記第1気流と、前記送風装置の上前方向でかつ前記送風装置の水平方向に対し所定の角度で送風する第2気流とを合流させることを特徴とする。
 以上説明したように本開示によれば、空間内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップし、空間内の空気を清浄する送風方法及び送風装置を提供することができる。
図1は、本開示に係る送風方法を模式的に示した空間内の図である。 図2は、従来に係る送風方法を模式的に示した空間内の斜視図である。 図3は、本開示に係る送風方法を模式的に示した空間内の斜視図である。 図4は、本開示に係る送風装置を模式的に示した斜視図である。 図5は、本開示に係る送風装置を模式的に示した断面図である。 図6は、図5に示す送風装置の上部の拡大図である。
 以下、図面を参照して、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本開示の解決手段として必須であるとは限らない。
(送風方法)
 本開示に係る送風方法は、送風装置100を用いて空間W内の空気を清浄する。図1に示すように、本開示に係る送風方法は、第1気流Aを発生させる第1気流発生工程と、第2気流Bを発生させる第2気流発生工程と、空間W内の空気を取り込む取り込み工程と、を有する。
 第1気流発生工程は、送風装置100の後上方向で、かつ送風装置100の高さ方向Zに対し所定の角度θAで送風して空間W内の壁W1に沿わせる第1気流Aを発生させる。第1気流Aは、送風装置100の背面の壁W1、天井W2、送風装置100の背面の壁W1と反対方向の壁W3を伝い、送風装置100に吸い込まれる。第1気流Aは、コアンダ気流(風の流れが、壁などに引き寄せられて沿って進む)となり、送風装置100に吸い込まれる循環気流を形成することができる。
 第1気流発生工程で送風する第1気流Aの所定の角度θAは、10°~30°であることが好ましい。このようにすれば、コアンダ気流をより効率的に発生させることができる。
 第2気流発生工程は、送風装置100の上前方向で、かつ送風装置100の水平方向Xに対し所定の角度θBで送風して、第1気流Aと前上方にて合流する第2気流Bを発生させる。本開示に係る送風方法は、第1気流A及び第2気流Bの合流域Uを有する。第2気流Bは、空間W上方に漂う飛沫粒子を循環気流に押し込む。第2気流Bを有することで、空間W上方に滞留してしまう飛沫粒子を循環気流に押し込むことができ、空間W内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップすることができる。
 第2気流発生工程で送風する第2気流Bの所定の角度θBは、20°~40°であることが好ましく、25°~35°がさらに好ましい。第2気流Bの所定の角度θBは、部屋の大きさや送風装置100の設置場所によって決めればよく、空間W上方で第1気流A及び第2気流Bの合流域Uを有する範囲である。
 取り込み工程は、少なくとも第1気流Aと第2気流Bによって生じる循環気流を取り込み、空間W内の空気を取り込む。空間W内の空気の取り込みは、送風装置100の前面及び/又は背面により行うが、送風装置100の背面の吸い込み口50により行うことが好ましい。
 また、本開示に係る送風方法は、第3気流発生工程と、をさらに有することが好ましい。第3気流発生工程は、送風装置100の水平方向Xに送風して、第3気流Cを発生させる。第3気流Cを発生させることで、空間W前方に漂う飛沫粒子及び上側の気流に戻される飛沫粒子を循環気流に効率よく押し込むことができる。そして、取り込み工程によって、空間W内の空気が取り込まれる。
 本開示に係る送風方法は、例えば表1に示すパターンが可能である。パターン1は、第1気流Aを発生させる第1気流発生工程と第2気流Bを発生させる第2気流発生工程との組み合わせである。パターン2は、第1気流Aを発生させる第1気流発生工程と第2気流Bを発生させる第2気流発生工程と第3気流Cを発生させる第3気流発生工程との組み合わせである。なお、発生方法としては、パターン3の第1気流Aを発生させる第1気流発生工程と第3気流Cを発生させる第3気流発生工程との組み合わせ、パターン4の第1気流発生工程とすることも可能である。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 図2は、従来に係る送風方法を模式的に示した空間W内の斜視図である。図3は、本開示に係る送風方法を模式的に示した空間W内の斜視図である。図2に示すように、送風装置の後上方向に送風する気流のみの場合、飛沫粒子が空間W上方で滞留してしまう。そこで、図3に示すように、本開示に係る送風方法は、第1気流Aを発生させる第1気流発生工程、第2気流Bを発生させる第2気流発生工程、及び取り込み工程と、を有するので、空間W上方に漂う飛沫粒子を効率的に循環気流に押し込むことができる。また、第2気流Bを発生させる第2気流発生工程を有することで、小さいホコリが空間W内に多いときにおいても、有効に清浄することができる。
 また、第1気流Aと第2気流Bを合わせた風量は、第3気流Cの風量よりも多いことが好ましい。このようにすれば、空間W上方に漂う飛沫粒子をさらに効率的に循環気流に押し込むことができる。
 第1気流Aの上流には、イオンを発生する放電装置が設けられていることが好ましい。また、本開示に係る送風方法に用いられる送風装置100には、ホコリセンサー、ニオイセンサー、温度センサー、湿度センサー、照度センサー、人感センサーのいずれか1以上が設けられていることが好ましい。これらについては、後述する。
 以上より、本開示に係る送風方法によれば、空間W内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップし、空間W内の空気を清浄することができる。
(送風装置)
 次に、上述した送風方法に用いられる送風装置100について説明する。図4は、本開示に係る送風装置100を模式的に示した斜視図である。また、図5は、本開示に係る送風装置100を模式的に示した断面図である。図4及び図5に示すように、本開示に係る送風装置100は、筐体10と、吹出口20と、風向板30と、を備える。
 筐体10は、送風装置100の各部を収納する。
 吹出口20は、図5に示すように、筐体10の天面15に、少なくとも送風装置100の後上方向で、かつ送風装置100の高さ方向Zに対し所定の角度で送風して空間内の壁に沿わせる第1気流Aを少なくとも発生させる。吹出口20は、第1の吹出口21と第2の吹出口22を有する。
 風向板30は、吹出口20付近に設けられ、軸16によって軸回動することにより、吹出口20から送風される風を、第1の吹出口21から送風する第1気流A、及び第2の吹出口22から送風する第2気流Bに分割する。
 また、風向板30は、第1気流Aと、送風装置100の上前方向でかつ送風装置100の水平方向Xに対し所定の角度で送風する第2気流Bとを合流させる。つまり、風向板30によって、筐体10内の通風路P1からの風を第1の吹出口21から送風する第1気流Aと、第2の吹出口22から送風する第2気流Bとを発生させ、送風装置100の前上方にて合流させる。
 このようにすれば、空間上方に漂う飛沫粒子を効率的に循環気流に押し込むことができ、空間内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップし、空間内の空気を清浄することができる。
 また、図5に示すように、筐体10の前面に、送風装置100の水平方向Xに送風する第3気流Cを発生させる第3の吹出口23をさらに備えることが好ましい。第3気流Cを発生させることで、空間前方に漂う飛沫粒子及び上側の気流に戻される飛沫粒子を循環気流に効率よく押し込むことができる。そして、吸い込み口50によって、空間内の空気が取り込まれる。第3気流Cは、通風路P3を通じ、送風装置100の外部へ送風される。なお、通風路P3の入口付近に弁を設け、第1気流Aと第2気流Bの組み合わせと、第1気流Aと第2気流Bと第3気流Cの組み合わせ等とすればよい。
 図6は、図5に示す送風装置100の上部の拡大図である。第2気流Bは、風向板30の風の当たる面31が平坦であること、第2の吹出口22に設けられた傾斜部40が平坦であることが好ましい。また、傾斜部40は短いことが好ましい。つまり、傾斜部40は、第2の吹出口22の基部22aから天面15までの面が平坦である。このようにすれば、第2気流Bは所望とする角度で送風可能である。なお、第2気流Bの好ましい角度は、上述したように20°~40°、25°~35°であり、その角度に応じて風向板30の角度θ30を20°~40°、25°~35°にする。例えば、第2気流Bの角度を20°にしたい場合、風向板30の角度θ30は、20°とする。
 また、図5に示すように、本開示に係る送風装置100は、筐体10内において、第1気流Aの上流に、イオンを発生する放電装置70をさらに備えることが好ましい。放電装置70は、筐体10内の通風路P1、P3を流れる空気中に、水分子が集合したイオンである、プラスイオンH(HO)(mは任意の自然数)およびマイナスイオンO2-(HO)(nは任意の自然数)を放出する。放電装置70は、通風路P1、P3に露出された放電電極と誘導電極とを備えており、放電電極および誘導電極に高電圧が印加されることによりコロナ放電を発生し、上記イオンが生成される。上記イオンは、除菌効果、脱臭効果、ウイルスの作用抑制効果、および静電気抑制効果を有している。なお、放電装置70は、空気中に上記イオンを発生するものに限らない。放電装置70は、上記イオン以外の正負イオン、あるいはマイナスイオンを放出するものであってもよい。
 また、図5に示すように、本開示に係る送風装置100は、筐体10内において、ホコリセンサー、ニオイセンサー、温度センサー、湿度センサー、照度センサー、人感センサーのいずれか1以上のセンサー80をさらに備えることが好ましい。このようにすれば、ホコリ、ニオイ、温度、湿度の程度によって、第1気流A、第2気流B、又は第3気流Cのそれぞれの風量を適度に調節することができ、空間内に散らばった飛沫粒子をより効率的にトラップし、空間内の空気を清浄することができる。また、照度センサーにより、送風装置100に設けられたスイッチなどを表示する表示部分の照度を適切に表示することができる。また、人感センサーにより、風向きを変更することができ、快適に空間内の空気を清浄することができる。さらに人感センサーにより、人の動きが多いときはホコリやニオイの感度を挙げて、ホコリやニオイを素早く検知し集塵及び消臭し、人の動きが無いときは上記表示部分を消灯し、加湿も停止する。
 ホコリセンサーは、空気中の汚れ成分である塵埃を検出するセンサーであり、送風装置100の内部を通過する空気中の大きな塵埃及び小さな塵埃(浮遊粒子)の濃度(μg/m)を検出することができるセンサーである。ホコリセンサーによって検出される塵埃には、例えば、ダニの糞や死骸、花粉、埃、タバコの煙、ウイルス等がある。上記ホコリセンサーは、空気中の塵埃濃度を例えば80μs~20ms毎等の所定周期で検出する。
 ホコリセンサーは、発光素子と受光素子とを有し、発光素子からの光が、空気中に含まれる塵埃に当たって生じた散乱光を受光素子で受光することで生じる出力電圧に基づいて、空気中に含まれる塵埃の濃度を検出する構成である。塵埃の大きさによって、塵埃に発光素子からの光が当たった際に生じる散乱光の強度が異なることから、ホコリセンサーは、受光素子が受光した散乱光の強度に基づいて、空気中の塵埃濃度を、所定サイズ以上の大きいホコリと、所定サイズ未満の小さいホコリとに分けて検出することもできる。
 ホコリセンサーを通じて、上記大きいホコリと小さいホコリのうち、小さいホコリが所定値以上あると判断した場合、第1気流及び第2気流を発生させる又は第1気流及び第2気流を発生させる運転モードを提案することが好ましい。例えば、大きいホコリは2.5μmより大きい微小粒子状物質とし、小さいホコリは2.5μm以下の微小粒子状物質とすることができる。また、小さいホコリが、例えば所定値2.5μg/m3以上であると第1気流及び第2気流を発生させる送風方法又は第1気流及び第2気流を発生させる運転モードを提案する送風方法とすることができる。提案は、送風装置100に表示することや、音声により知らせることとすることができる。
 空間内の人を検知する人感センサーは、それを通じて、人を検知した回数が所定値以上あると判定した場合、第1気流及び第2気流を発生させる又は第1気流及び第2気流を発生させる運転モードを提案することが好ましい。上記回数は、清浄度合にあわせ適宜設定すればよい。また、ここでいう提案も上記と同様である。
 上記ホコリセンサー、ニオイセンサー、温度センサー、湿度センサー、照度センサー、人感センサーのいずれか1以上をさらに備えることで、送風装置100の自動運転が可能であり、空間内の空気を適切かつ快適に清浄することができる。
 図5に示すように、本開示に係る送風装置100は、空間内の空気を取り込む吸い込み口50が設けられている。吸い込み口50は、送風装置100の背面に設けられていることが好ましい。
 また、図5に示すように、本開示に係る送風装置100は、ファン60、HEPAフィルタ90、加湿フィルタユニット95を備えてもよい。
 ファン60は、吸い込み口50から空気を吸入し、吸入した空気を外部へ吹き出させるためのファンである。ファン60は、従来のものが用いられる。
 HEPAフィルタ90は、吸い込み口50から筐体10内に取り込まれた空気に含まれる微細な塵埃を捕集、除去するための集塵フィルタである。HEPAフィルタ90は、従来のものが用いられる。
 加湿フィルタユニット95は、HEPAフィルタ90を通過した空気に水分を供給するためのフィルタである。加湿フィルタユニット95は、従来の加湿フィルタユニットが用いられる。
 また、本開示に係る送風装置100は、携帯端末との通信を行う通信部を備えてもよい。通信部により、外出中にスマートフォンなどの携帯端末により部屋の空間内の清浄度を確認でき、清浄能力の強弱の調整、送風装置100の電源の操作等をすることができる。
 本開示に係る送風装置100は、空間内の清浄度を音声により知らせる音声部を備えてもよい。音声部により、空間内の清浄度がすぐに把握することができる。
 以上より、本開示に係る送風装置100によれば、空間内に散らばった飛沫粒子を効率的にトラップし、空間内の空気を清浄することができる。
 なお、上記のように本開示の各実施形態及び各実施例について詳細に説明したが、本開示の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本開示の範囲に含まれるものとする。
 例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、送風方法及び送風装置の構成、動作も本開示の各実施形態及び各実施例で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。

 

Claims (10)

  1.  送風装置を用いて空間内の空気を清浄する送風方法であって、
     前記送風装置の後上方向で、かつ前記送風装置の高さ方向に対し所定の角度で送風して前記空間内の壁に沿わせる第1気流を発生させる第1気流発生工程と、
     前記送風装置の上前方向で、かつ前記送風装置の水平方向に対し所定の角度で送風して、前記第1気流と前上方にて合流するように第2気流を発生させる第2気流発生工程と、
    を有することを特徴とする送風方法。
  2.  前記第2気流発生工程で送風する前記所定の角度は、20°~40°であることを特徴とする請求項1に記載の送風方法。
  3.  前記送風装置の水平方向に送風して、第3気流を発生させる第3気流発生工程と、をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の送風方法。
  4.  前記第1気流と前記第2気流を合わせた風量は、前記第3気流の風量よりも多いことを特徴とする請求項3に記載の送風方法。
  5.  前記第1気流の上流には、イオンを発生する放電装置が設けられていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の送風方法。
  6.  ホコリセンサーが設けられ、
     前記ホコリセンサーを通じて、大きいホコリと小さいホコリのうち、前記小さいホコリが所定値以上あると判断した場合、第1気流及び第2気流を発生させる又は前記第1気流及び前記第2気流を発生させる運転モードを提案することを特徴とする送風方法。
  7.  空間内の人を検知する人感センサーを有し、
     人感センサーを通じて人を検知した回数が所定値以上あると判定した場合、第1気流及び第2気流を発生させる又は前記第1気流及び前記第2気流を発生させる運転モードを提案することを特徴とする送風方法。
  8.  空間内の空気を清浄する送風装置であって、
     筐体と、
     前記筐体の天面に、前記送風装置の後上方向で、かつ前記送風装置の高さ方向に対し所定の角度で送風して前記空間内の壁に沿わせる第1気流を少なくとも発生させる吹出口と、
     前記吹出口付近に、軸回動することにより前記吹出口から送風される風を、第1の吹出口から送風する前記第1気流及び第2の吹出口から送風する第2気流に分割する風向板と、
    を備え、
     前記風向板は、前記第1気流と、前記送風装置の上前方向でかつ前記送風装置の水平方向に対し所定の角度で送風する第2気流とを合流させることを特徴とする送風装置。
  9.  前記筐体の前面に、前記送風装置の水平方向に送風する第3気流を発生させる第3の吹出口をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の送風装置。
  10.  前記第1気流の上流に、イオンを発生する放電装置をさらに備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の送風装置。

     
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