WO2022244133A1 - 撮像ユニット、撮像ユニットの製造方法、および、内視鏡 - Google Patents

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Abstract

撮像ユニット1は、撮像基板50と、撮像基板50と接合されている第1の配線板10と、第1の配線板10の第4の電極49と半田45によって接合されている立体配線板35と、を具備し、立体配線板35の第2の配線板20の第5の主面50SAの第5の電極59および第2の側面20SS1の第6の電極69が、前記第4の電極49と接合されており、第5の電極59および第6の電極69は、第1の配線板10に埋め込まれた第1の導体塊21の露出面である。

Description

撮像ユニット、撮像ユニットの製造方法、および、内視鏡
 本発明は、複数の配線板が接合された撮像ユニット、前記撮像ユニットの製造方法、および、前記撮像ユニットを含む内視鏡に関する。
 国際公開第2016/092986号には、撮像素子と、回路基板と、電子部品が収容された異形基板と、ケーブルと、を具備する撮像ユニットが開示されている。撮像素子と回路基板とは半田ボールを用いて接合されている。回路基板の裏面と異形基板の前面とは、半田接合されていたり、超音波接合されていたりする。
 上記撮像ユニットでは、回路基板と異形基板との接合部には、熱変形による応力が発生しやすい。このため、接合部に大きな応力が発生すると破壊に至るおそれがある。しかし、上記明細書には、接合部の課題や特別な構造の言及はない。
国際公開第2016/092986号
 本発明の実施形態は、信頼性の高い撮像ユニット、製造が容易な信頼性の高い撮像ユニッを含む内視鏡、および、信頼性の高い撮像ユニットを含む内視鏡を提供することを目的とする。
 実施形態の撮像ユニットは、第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板と、第3の主面と第4の主面と第1の側面と、を有し、前記第3の主面の第3の電極が前記第2の電極と接合されている第1の配線部と、第5の主面と第6の主面と第2の側面と、を有し、前記第5の主面の第5の電極および前記第5の電極から延設されている前記第2の側面の第6の電極が、前記第1の配線部の前記第4の主面の第4の電極と半田を用いて接合されている第2の配線部と、を具備する。
 実施形態の撮像ユニットは、第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板と、第3の主面と第4の主面と第1の側面と、を有し、前記第3の主面の第3の電極が前記第2の電極と接合されている第1の配線部と、第5の主面と第6の主面と第2の側面と、を有し、複数の配線層が光軸方向に積層された多層基板であり、前記複数の配線層のうちの、第3の導体塊および第4の導体塊がそれぞれに埋め込まれている2つの配線層の間隔が、チップ部品の2つのチップ電極の間隔と略同じである第2の配線部と、前記第2の側面に露出している前記2つの配線層のそれぞれの前記第4の導体塊の露出面である2つのチップランドに、前記2つのチップ電極が、接合されている前記チップ部品と、前記第2の側面と反対側の側面に露出している前記2つの配線層のそれぞれの第3の導体塊の露出面であるケーブルランドに接合されているケーブルと、を具備し、前記チップランドと前記ケーブルランドは、光軸方向における間隔が同じである。
 実施形態の内視鏡は、撮像ユニットを含む内視鏡であって、前記撮像ユニットは、第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板と、第3の主面と第4の主面と第1の側面と、を有し、前記第3の主面の第3の電極が前記第2の電極と接合されている第1の配線部と、第5の主面と第6の主面と第2の側面と、を有し、前記第5の主面の第5の電極および前記第5の電極から延設されている前記第2の側面の第6の電極が、前記第1の配線部の前記第4の主面の第4の電極と半田を用いて接合されている第2の配線部と、を具備する。
 実施形態の撮像ユニットの製造方法は、第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板を作製する工程と、第3の主面と第4の主面とを有し、前記第3の主面に第3の電極を有し、前記第4の主面に第4の電極を有する第1の配線部を作製する工程と、導体塊が充填された孔を有する第1の配線シートと、第2の配線シートと、が積層された第2の積層シートを作製する工程と、前記第2の積層シートを、前記孔をまたぐ切断線にそって切断することによって、第5の主面と第6の主面と第2の側面を有し、前記第5の主面に前記導体塊の露出面である第5の電極を有するとともに、前記第2の側面に、前記導体塊の切断面である第6の電極を有する第2の基板を作製する工程と、第7の主面と第3の側面と、を有し、前記第3の側面にケーブルランドを有する第3の基板を作製する工程と、前記第2の基板の前記第6の主面と、前記第3の基板の前記第7の主面と、を当接し、前記第2の基板と前記第3の基板とを積層することによって一体化してから、焼成することで第2の配線部と第3の配線部とを含む立体配線部を作製する工程と、前記撮像基板の前記第2の電極と、前記第1の配線部の前記第3の電極とを接合する工程と前記第1の配線部の前記第4の電極と、前記第2の配線部の前記第5の電極および前記第6の電極とを、半田を用いて接合する工程と、前記第3の配線部の前記ケーブルランドにケーブルを接合する工程と、を具備する。
 本発明の実施形態によれば、信頼性の高い撮像ユニット、製造が容易な信頼性の高い撮像ユニットを含む内視鏡、および、信頼性の高い撮像ユニットを含む内視鏡を提供できる。
第1実施形態の撮像ユニットの斜視図である。 図1のII-II線にそった断面図である。 第1実施形態の撮像ユニットの斜視分解図である 第1実施形態の撮像ユニットの部分断面図である。 第1実施形態の撮像ユニットの製造方法のフローチャートである 第1実施形態の撮像ユニットの製造方法を説明するための図である。 第1実施形態の撮像ユニットの製造方法を説明するための図である。 第1実施形態の変形例の撮像ユニットの斜視図である。 第2実施形態の撮像ユニットの配線板の斜視図である。 第2実施形態の撮像ユニットの配線板の斜視図である。 第2実施形態の撮像ユニットの断面図である。 第2実施形態の変形例の撮像ユニットの斜視図である。 第2実施形態の変形例1の撮像ユニットの配線板の斜視図である。 第2実施形態の変形例2の撮像ユニットの配線板斜視図である。 第2実施形態の変形例2の撮像ユニットの配線板の斜視図である。 第2実施形態の変形例2の撮像ユニットの配線板の斜視図である。 第2実施形態の変形例2の変形例の撮像ユニットの断面図である。 第2実施形態の変形例3の撮像ユニットの断面図である。 第3実施形態の撮像ユニットの配線板の斜視図である。 第3実施形態の撮像ユニットの断面図である。 実施形態の内視鏡の斜視図である。
<第1実施形態>
 図1、図2、図3および図4に、本実施形態の撮像ユニット1を示す。撮像ユニット1は、撮像基板50と、第1の配線板10と、立体配線板35と、ケーブル60と、を具備する。立体配線板35は、第2の配線板20と、第3の配線板30と、第4の配線板40と、を含む。撮像ユニット1の立体配線板(立体配線部)35は、接合された3つの配線板を含むが、立体配線板は一体成型等により製造してもよい。
 なお、以下の説明において、各実施形態に基づく図面は、模式的なものである。各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる。図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。また、一部の構成要素の図示、符号の付与を省略する。
 撮像基板50は、受光面である第1の主面10SAと、第1の主面10SAの反対側の第2の主面20SAと、を有する。撮像基板50は、カバーガラス51と、撮像素子53と、カバーガラス51と撮像素子53とを接着している接着層52と、を有する。撮像光を受光する撮像素子53の裏面である第2の主面20SAには複数の第2の電極29が配設されている。撮像素子53の受光面には、受光回路と複数の第1の電極19が配設されている。第1の電極19は貫通配線を経由して第2の電極29と接続されている。
 なお、撮像素子53の裏面に撮像信号を処理する1以上の半導体素子が積層されており、撮像基板50の第2の主面20SAである半導体素子の裏面に第2の電極29が配設されていてもよい。
 第1の配線板(第1の配線部)10は、第3の主面30SAと、第3の主面30SAの反対側の第4の主面40SAと、第3の主面30SAおよび第4の主面40SAと直交する第1の側面10SS1と、を有する。第3の主面30SAには複数の第3の電極39が配設されている。第3の電極39は第2の電極29と半田15を用いて接合されている。第4の主面40SAには複数の第4の電極49が配設されている。また第4の主面40SAには、電子部品70が収納されている凹部(キャビティ)が形成されている。
 第1の配線板10は、複数のセラミック配線層を含むセラミック配線板(セラミック配線部)である。電子部品70はキャビティの底面の電極(不図示)と接合されている。電子部品70は、例えば撮像素子53に接続されるコンデンサ、ICである。
 撮像基板50の第2の主面20SAの第2の電極29と、第1の配線板10の第3の主面30SAの第3の電極39とは、半田15によって接合されている。
 なお、第2の主面20SAと第3の主面30SAとの間、および、キャビティの内部には封止樹脂が充填されていてもよい。
 立体配線板35は、それぞれが、複数のセラミック配線層を含む、第2の配線板20と、第3の配線板30と、第4の配線板40と、が積層され一体化したセラミック配線板である。
 第2の配線板20(第2の配線部)は、第5の主面50SAと、第5の主面50SAの反対側の第6の主面60SAと、第5の主面50SAおよび第6の主面60SAと直交する第2の側面20SS1と、を有する。第5の主面50SAには複数の第5の電極59が配設されている。第2の側面20SS1には複数の第6の電極69が配設されている。
 図4に示すように、第5の電極59と第6の電極69とは、第2の配線板20に埋め込まれている第1の導体塊(Conductor block)21の露出面である。導体塊は、一般的にビア(Via)と呼ばれる有底の穴に充填された導体で構成される。なお、図示するように、第5の電極59と第6の電極69は、第1の導体塊21の露出面にさらに、例えば、ニッケル層と金層とからなる2層めっき膜からなる導電膜21Pが配設されている。すなわち、本明細書において「露出面」には「導電膜が配設されている露出面」も含まれる。
 第3の配線板30(第3の配線部)は、第7の主面70SAと、第7の主面70SAの反対側の第8の主面80SAと、第7の主面70SAおよび第8の主面80SAと直交する第3の側面30SS1と、を有する。第3の側面30SS1には複数のケーブルランド38が配設されている。ケーブルランド38は、第3の配線板30に埋め込まれている第2の導体塊31の第3の側面30SS1の露出面である。第2の導体塊31は第8の主面80SAにも露出している。後述するように、ランドはケーブル60が半田を用いて接合される電極である。ケーブルランドには、例えば、ニッケル層と金層とからなる2層めっき膜が配設されていてもよい。
 第4の配線板(第4の配線部)40は、第9の主面90SAと、第9の主面90SAの反対側の第10の主面100SAと、第9の主面90SAおよび第10の主面100SAと直交する第4の側面40SS1と、を有する。なお、第4の配線板40では、第9の主面90SAと第4の側面40SS1とは、略同じ大きさである。すなわち、主面とは撮像基板50の光軸Oに直交している面であり、側面とは、光軸Oに平行な面である。
 第4の側面40SS1には複数のケーブルランド48が配設されている。ケーブルランド48は、第4の配線板40に埋め込まれている第3の導体塊41の第4の側面40SS1の露出面である。第3の導体塊41は第10の主面100Sにも露出している。
 なお、ケーブルランド38は、第2の導体塊31の露出面ではなく、第3の側面30SS1に配設された導電膜であってもよい。
 ただし、第2の導体塊31の第3の側面30SS1の露出面であるケーブルランド38に半田を用いて接合されているケーブル60は、半田が第2の導体塊31の第8の主面80SAの露出面にも広がっているため、第3の配線板30との接合強度が高い。
 光軸Oに直交する仮想面に投影された投影像を比較すると、第1の配線板10の第1の投影像は、撮像基板50の投影像よりも小さく、撮像基板50の投影像の中に收まる。第2の配線板20の第2の投影像は、第1の投影像よりも小さく、第1の投影像の中に收まる。第3の配線板30の第3の投影像は、第2の投影像よりも小さく、第2の投影像の中に收まる。第4の配線板40の第4の投影像は、第3の投影像よりも小さく、第3の投影像の中に收まる。
 第2の配線板20の第6の電極69、第3の配線板30のケーブルランド38、および、第4の配線板40のケーブルランド48は、第1の配線板10の第1の投影像の中に、收まる。
 第2の配線板20と、第3の配線板30と、第4の配線板40と、は積層され、内部配線(不図示)を経由して互いに接続されている。
 なお、実施形態の立体配線板の構成は、撮像ユニットの仕様に応じて適宜改変が可能である。立体配線板35は、少なくとも、第2の配線板20と、第3の配線板30とを有して入ればよい。すなわち、第4の配線板40は立体配線板の必須構成要素ではない。逆に、立体配線板が、第4の配線板40の第10の主面100SAに積層された第5の配線板を有していてもよい。
 ケーブルランド38、48には、導線を含むケーブル60が接合されている。ケーブル60を経由して撮像基板50は、駆動信号を受信し、撮像信号を送信する。
 第1の配線板10の第4の主面40SAの第4の電極49は、第2の配線板20の第4の主面40SAと直交する第2の側面20SS1の第6の電極69と半田45によって接合されている。半田45は、第4の電極49と第6の電極69との間で、フィレットを形成している。さらに半田45は、第2の配線板20の第4の主面40SAと平行な第5の主面50SAの第5の電極59とを接合している。
 撮像ユニット1は、第1の配線板10の第4の主面40SAは、第2の配線板20の第5の主面50SAだけでなく、第2の配線板20の第2の側面20SS1とも接合されている。このため、撮像ユニット1は、従来の撮像ユニットよりも、第1の配線板10と第2の配線板20との接合強度が大きく、信頼性が高い。また、半田45の溶融時において、配線板の接合面にフラックスの気化や空気の巻き込みによるボイド(気泡)が発生することがある。撮像ユニット1では、溶融した半田が接合面から端部側に流動することにより、半田45の中のボイドは接合面から大気中に解放されることによって消失する。このため、撮像ユニット1は半田45の接合強度が低下することがない。
 なお、撮像ユニット1は、光軸Oを中心とし180度回転対称である。例えば、第1の配線板10は、第4の電極49と180度回転対称位置に電極49Aを有する。第2の側面20SS1、第3の側面30SS1、第4の側面40SS1は、それぞれ180度回転対称位置に、側面20SS2、側面30SS2、側面40SS2を有する。半田45と180度回転対称位置には、図示しない第5の主面の電極と側面20SS2の電極とを接合している半田45Aが配設されている。
<撮像ユニットの製造方法>
 図4のフローチャートにそって撮像ユニット1の製造方法を説明する。
<ステップS10>撮像基板作製
 半導体ウエハに公知の半導体製造方法によって、受光面にCMOS受光素子等の受光部が形成される。そして、貫通配線(不図示)を配設することによって、受光面の第1の電極と接続された第2の電極29を、受光面と反対側の第2の主面20SAに有する撮像素子ウエハ(不図示)が作製される。撮像素子ウエハの受光面に接着層52によってガラスウエハが接着される。ガラスウエハが接着された撮像素子ウエハを切断することによって、第1の主面10SAと第2の主面20SAと、を有し、第2の主面20SAに第2の電極29を有する撮像基板50が作製される。
<ステップS20>第1の配線板作製
 図6に示すように、複数の配線シートを積層し、焼成した第1基板を切断することによって第1の配線板10が作製される。配線シートは、一般的にグリーンシートと呼ばれる未焼成の部材であり、所定の表面配線26および貫通配線27を有する。
 第1の配線板10は、第3の主面30SAと第4の主面40SAとを有し、第3の主面30SAに第3の電極39を有し、第4の主面40SAに第4の電極49を有する。
 第1の配線板10の第4の主面40SAの凹部に電子部品70が実装される。
<ステップS30>積層シート作製
 図6に示すように、第1の導体塊21となる導電性ペースト等が充填された複数の孔H20Aを有する第1の配線シート22Xと、第2の配線シート22Yと、が積層されることによって、第2の積層シート20Zが作製される。
 図示しないが、第2の導体塊31が充填された孔を有する配線シートを含む複数の第3の配線シートが積層された第3の積層シートが作製される。また、第3の導体塊41が充填された孔を有する配線シートを含む複数の第4の配線シートが積層された第4の積層シートが作製される。
<ステップS40>積層シート切断
 図7に示すように、第2の積層シート20Zを、複数の孔H20Aをまたぐ切断線にそって切断することによって、第5の主面50SAに第1の導体塊21の露出面である第5の電極59を有するとともに、切断面である第2の側面20SS1に、第1の導体塊21の露出面である第6の電極69を有する第2の基板20Yが作製される。すなわち、1つのシートの1つのビアに充填されている導体塊は、切断によって2つのシートのそれぞれの導体塊(半割ビア導体)となる。
 図示しないが、第3の積層シートを、複数の孔をまたぐ切断線にそって切断することによって、第3の側面30SS1に、第2の導体塊31の切断面(露出面)であるケーブルランド38を有する第3の基板が作製される。第4の積層シートを、孔をまたぐ切断線にそって切断することによって、第4の側面40SS1に、第3の導体塊41の切断面(露出面)であるケーブルランド48を有する第4の基板が作製される。
<ステップS50>立体配線板作製
 第2の基板20Yと第3の基板と第4の基板とが位置決めされた状態で積層され圧着される。そして所定温度にて焼成されることによって、第2の配線板20と第3の配線板30と第4の配線板40とは一体化されて立体配線板35となる。焼成によって導電ペーストからなる導体塊は、金属導体塊となる。さらに、めっき法等を用いて、電極およびランドに導電膜が配設されてもよい。
<ステップS60>撮像基板と第1の配線板と立体配線板との接合
 撮像基板50の第2の電極29と、第1の配線板10の第3の電極39とが半田15を用いて接合される。さらに、第1の配線板10の第4の電極49と、立体配線板35の第5の電極59および第6の電極69とが、半田45を用いて接合される。
 半田45は、第4の電極49と第6の電極69との間で、フィレットを形成している。さらに半田45は、第2の配線板20の第4の主面40SAと平行な第5の主面50SAの第5の電極59とを接合している。
 なお、ステップS10(撮像基板作製)と、ステップS20(第1の配線板作製)と、ステップS30-S50(立体配線板作製)との実行順序は、適宜、変更可能であり、例えば、同時に実行されてもよいことは、言うまでも無い。
<ステップS70>ケーブル接合
 第3の配線板30のケーブルランド38および第4の配線板40のケーブルランド48に、それぞれケーブル60が接合される。
 本実施形態の撮像ユニットの製造方法によれば、第1の配線板10と第2の配線板20との接合強度が大きく、信頼性が高い撮像ユニットを容易に製造できる。
 以下において説明する実施形態および変形例は、第1実施形態の撮像ユニット1と類似し同じ効果を有するため、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
<第1実施形態の変形例>
 図8に示す本変形の撮像ユニット1Aでは、第2の配線板20Aは、第1の側面10SS1と直交している第5の側面20SS3に、壁面が導体膜58の溝を有する。第1の配線板10Aは、第4の主面40SAに第8の電極18を有する。第2の配線板20Aの溝は、貫通孔(スルーホール)を有する配線シートを、貫通孔をまたぐ切断線によって切断することによって形成される。導体膜58は、ニッケルめっき膜または金めっき膜である、
 第2の配線板20Aの溝を充填している半田25が、導体膜58と第8の電極18とを接合している。撮像ユニット1Aは、光軸Oを中心とし180度回転対称である。
 撮像ユニット1は、第1の配線板10Aと第2の配線板20Aとの2面間を接合していたが、撮像ユニット1Aは、側面を含む4面間を接合している。従って、撮像ユニット1Aは、第1の配線板10Aと第2の配線板20Aとの接合強度が撮像ユニット1よりも大きい。さらに、撮像ユニット1Aは、導体膜58と第8の電極18とを用いて電気信号の伝送が可能である。
<第2実施形態>
 図9、図10および図11に示す撮像ユニット1Bでは、立体配線板35Bは、第1の配線板10B、第2の配線板20B、第3の配線板30B、第4の配線板40Bを有する。第2の配線板20Bは、第2の側面20SS1に第1の導体塊21Bの露出面であるケーブルランド28を有する。第3の配線板30Bは、第3の側面30SS1に第2の導体塊31の露出面であるケーブルランド38を有する。第4の配線板40Bは、第4の側面40SS1に第3の導体塊41の露出面であるケーブルランド48を有する。ケーブルランド28、38、48には、ケーブル60が接合されている。
 第2の配線板20Bの第2の側面20SS1と平行な側面20SS2、第3の配線板30Bの第3の側面30SS1と平行な側面30SS2、第4の配線板40Bの第4の側面40SS1と平行な側面40SS2は、略同一平面を構成している。すなわち、撮像ユニット1Bは、光軸Oを中心とした180度回転対称ではない。
 第2の配線板20Bは、側面20SS2に、2つの第4の導体塊22A、22Bのそれぞれの露出面である2つのチップランド22を有する。第3の配線板30Bは、側面30SS2に、2つの第5の導体塊32A、32Bのそれぞれの露出面である2つのチップランド32を有する。第4の配線板40Bは、側面40SS2に、2つの第6の導体塊42A、42Bのそれぞれの露出面である2つのチップランド42を有する。チップランドには後述するようにチップ部品のチップ電極が半田を用いて表面実装される。
 すでに説明したように、配線板は複数の配線層が光軸方向に積層された多層セラミック基板であり、例えば、2つのチップランド22、32、42の間隔D1は、2つの配線層の間隔である。
 チップランド22、32、42のそれぞれには、例えば、チップコンデンサである、2端子のチップ部品30の2つのチップ電極が接合されている。すなわち、チップ部品30の2つのチップ電極の間隔D2は、2つのチップランド22、32、42の間隔D1と略同じである。
 なお、配線層の間隔D1が、チップ部品80の2つのチップ電極の間隔D2と略同じとは、チップ電極がチップランド22、32、42に半田接合可能であることを意味する。
 また、例えば、第2の配線板20Bの複数のチップランド22が配設されている第2の側面20SS2の反対側の第2の側面20SS1には、複数のケーブルランド28が配設されている。積層セラミック配線板である第2の配線板20Bでは、複数のチップランド22と複数のケーブルランド28は、光軸方向における配置間隔(配置ピッチ)が同じである。
 撮像ユニット1Bは、撮像素子53の近傍にチップ部品80が実装されている。また、撮像ユニット1Bは、撮像ユニット1よりも多くのケーブル60が接合されている。
 さらに、撮像ユニット1Bは、チップ部品を実装する面(20SS2-40SS2)と、ケーブル60を接合する面(20SS1-40SS1)とが、光軸をはさんで反対側の面に集約されているため、ケーブル60を配線板に半田接合する際に配線板を反転させる必要がない。また、撮像ユニット1Bは、複数の配線板が一体化しているため、各々の配線板同士を半田接合する必要がない。これらにより、撮像ユニット1Bは、製造が容易である。
<第2実施形態の変形例1>
 図12および図13に示す本変形例の撮像ユニット1Cでは、第1の配線板10C、第2の配線板20C、第3の配線板30Cおよび第4の配線板40Cが、セラミック立体配線板35Cを構成している。なお、撮像ユニット1Cは、光軸Oを中心とし180度回転対称である。
 第2の配線板20Cの第2の側面20SS1に、2つの第7の導体塊22A、22Bのそれぞれの露出面であるチップランド22を有する。撮像素子53の極めて近傍にチップ部品80、例えば、チップコンデンサが実装されている。撮像素子53とチップ部品80との物理的距離が短く、信号伝送経路が寄生容量等の影響をうけにくいため、撮像ユニット1Cは、撮像ユニット1Bよりも高性能である。
<第2実施形態の変形例2>
 図14-図17に示す本変形例の撮像ユニット1Dでは、立体配線板35Dは、第1の配線板10Dと第2の配線板20Dと第3の配線板30Dと第4の配線板40Dとを含む。
 第2の配線板20Dは、第2の側面20SS1に、導体塊の露出面であるケーブルランド28を有する。第3の配線板30Dは、第3の側面30SS1に、導体塊の露出面であるケーブルランド38を有する。第4の配線板40Dは、第4の側面40SS1に、導体塊の露出面であるケーブルランド48を有する。
 立体配線板35Dでは、第2の側面20SS1の反対側の側面、第3の側面30SS1の反対側の側面、および第4の側面40SS1の反対側の側面が、側面35SS2を構成している。側面35SS2の外周は、額縁状の土手81となっている。また、第1の配線板10Dの側面10SS2には凹部C35が形成されている。
 後述するように、凹部C35は、アンダーフィル樹脂85を充填するためのくぼみである。土手81はアンダーフィル樹脂85が周囲に広がることを防止している。
 立体配線板35Dは、側面35SS2に、導体塊の露出面であるチップランド22、32、42を有する。図18に示すように、立体配線板35Dでは、チップ部品80は、長軸方向の両端部に配置されている2つの電極が、光軸Oに直交する方向(X方向)に配置される。このため、立体配線板35Dは、配線板を構成している各シートの厚さと関係なく、2つの電極の間が長い大型のチップ部品80を実装できる。
 また、チップ部品80のチップランド22、32、42への接合信頼性を改善するために、チップ部品80を実装後に、アンダーフィル樹脂が、凹部C35を利用して土手81の内部に注入される。アンダーフィル樹脂は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂またはポリビニル樹脂等の絶縁樹脂である。
 立体配線板35Dは複数の配線板を積層して一体化しているため、複数の配線板をボール半田で接合する構成よりも、安価、省スペースかつ高信頼性である。また、立体配線板35Dは、ケーブル60が接合されるケーブルランド28、38、48が配設されている側面が、チップ部品80が接合されるチップランド22、32、42が配設されている側面とは反対側であるため、組立工数を削減できる。また、立体配線板35Dは、アンダーフィル樹脂85によってチップ部品80の接合信頼性が高く、さらに、アンダーフィル85を充填する際のはみ出しを防止するための土手81を有する。また、立体配線板35Dは、チップ部品80の長軸配置方向を光軸Oに直交する方向としたため、大型のチップ部品が搭載としている。
<第2実施形態の変形例3>
 図18に示す本実施形態の撮像ユニット1Eは、撮像ユニット1Dと類似している。撮像ユニット1Eの立体配線板35Eは、第1の配線板10Eと第2の配線板20Eと第3の配線板30Eと第4の配線板40Eと第5の配線板50Eとを含む。
 立体配線板35Eの後端の第5の配線板50Eは、ケーブル60の接合を容易にするための段差となっている。
 さらに、立体配線板35Eでは、ケーブルランドを設けるためのシートと、チップランドを設けるためのシートとを一致させているため、シート積層数が少なく、安価に製造できる。
 また、立体配線板35Eでは、複数段あるケーブルランドのピッチP1、P2、P3は、チップランドのピッチP4、P5、P6と、同じである。
<第3実施形態>
 図19、図20に示す本実施形態の撮像ユニット1Fでは、立体配線板35Fは第2の配線板20Fと第3の配線板30Fとを有する。撮像ユニット1Fは、光軸Oを中心とし180度回転対称である。
 第2の配線板20Fは、第5の主面50SAに第1の導体塊21の露出面である第5の電極59を有する。第2の側面20SS1には、第1の導体塊21の露出面である第6の電極69と、2つの第7の導体塊22A、22Bのそれぞれの露出面である2つのチップランド22を有する。
 第1の配線板10Fの第4の電極49は、第5の電極59および第6の電極69と半田45によって接合されている。それぞれの2つのチップランド22には、チップ部品80が接合されている。
 撮像ユニット1Fは、第1の配線板10Fと第2の配線板20Fとの接合強度が大きく、信頼性に優れている。また、撮像素子53の近傍にチップ部品80が実装されているため、撮像ユニット1Fは、高性能である。
<内視鏡>
 図21に示す本実施形態の内視鏡9は、挿入部91と、操作部92と、ユニバーサルコード93と、コネクタ94と、を具備する。
 細長管形状の挿入部91は、生体の体腔内に挿入される。挿入部91は、先端側から順に先端部91A、湾曲部91B、可撓管91Cが連設されており、全体として可撓性を備えている。先端部91Aは、内部に撮像ユニット1が配置されている硬質部材91A1を有している。湾曲部91Bは、湾曲操作を行うための操作部92の湾曲ノブの回動操作に応じて、上下左右方向へと湾曲する。
 可撓管91Cは、受動的に可撓自在である柔軟性を有する管状部材である。可撓管91Cの内部には、処置具挿通チャンネル、信号線、ファイバー束等が挿通されている。信号線は、先端部91Aに内蔵される撮像ユニットから操作部92を経てユニバーサルコード93へと延設される。ファイバー束は、外部機器である光源装置からの光を先端部91Aの先端面へと導光する。
 操作部92は、挿入部91の基端部に連設されており、複数の操作部材等を有する。ユニバーサルコード93は、操作部92から延出する。コネクタ94は、ユニバーサルコード93と、外部機器とを接続するための接続部材である。
 内視鏡9は、硬質部材91A1に配設された撮像ユニット1を具備する。すでに説明したように、撮像ユニット1は、信頼性が高いため、内視鏡9は信頼性が高い。
 撮像ユニット1A-1Fを含む内視鏡9が、撮像ユニット1、1A-1Fが有する効果を有することは言うまでも無い
 内視鏡は、挿入部が軟性の軟性鏡でも、挿入部が硬性の硬性鏡でもよい。また内視鏡の用途は、医療用でも工業用でもよい。また、以上では、配線板としてセラミック配線板を例に説明したが、ガラスエポキシ配線板を用いてもよい。
 本発明は、上述した実施形態等に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、組み合わせおよび応用が可能である。
1A-1F・・・撮像ユニット
9・・・内視鏡
10・・・第1の配線板
15・・・半田
20・・・第2の配線板
20Z・・・第2の積層シート
21・・・第1の導体塊
21P・・・導電膜
22、32、42・・・チップランド
25・・・半田
29・・・第2の電極
30・・・第3の配線板
31・・・第2の導体塊
35・・・立体配線板
28、38、48・・・ケーブルランド
39・・・第3の電極
40・・・第4の配線板
41・・・第3の導体塊
50・・・撮像素子
60・・・ケーブル
70・・・電子部品
80・・・チップ部品

Claims (10)

  1.  第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板と、
     第3の主面と第4の主面と第1の側面と、を有し、前記第3の主面の第3の電極が前記第2の電極と接合されている第1の配線部と、
     第5の主面と第6の主面と第2の側面と、を有し、前記第5の主面の第5の電極および前記第5の電極から延設されている前記第2の側面の第6の電極が、前記第1の配線部の前記第4の主面の第4の電極と半田を用いて接合されている第2の配線部と、を具備することを特徴とする撮像ユニット。
  2.  第7の主面と第3の側面とを有し、前前記第7の主面が前記第6の主面と当接している第3の配線部と、
     前記第3の側面のケーブルランドと接合されているケーブルと、を更に具備し、
     前記第2の配線部と前記第3の配線部とは一体の立体セラミック配線部であることを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。
  3.  前記第4の電極と前記第6の電極とを接合している前記半田がフィレットを形成していることを特徴とする請求項2に記載の撮像ユニット。
  4.  前記第2の配線部に第1の導体塊が埋め込まれており、前記第1の導体塊の前記第5の主面の露出面が前記第5の電極であり、前記第1の導体塊の前記第2の側面の露出面が前記第6の電極であることを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。
  5.  前記第3の配線部に第2の導体塊が埋め込まれており、前記第2の導体塊の前記第3の側面の露出面が前記ケーブルランドであることを特徴とする請求項2に記載の撮像ユニット。
  6.  前記第2の配線部は、前記第1の側面と直交している第5の側面に、壁面が導体膜の溝を有し、
     前記第1の配線部は、前記第4の主面に第8の電極を有し、
     前記第2の配線部の前記溝を充填している半田が、前記導体膜と前記第8の電極とを接合していることを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。
  7.  前記第2の配線部は、複数の配線層が光軸方向に積層された多層基板であり、
     前記複数の配線層のうちの、それぞれに第4の導体塊が埋め込まれている2つの配線層の間隔が、チップ部品の2つのチップ電極の間隔と略同じであり、
     前記第2の配線部の一の側面に露出している前記2つの配線層の前記第4の導体塊の露出面であるチップランドに、前記チップ電極が、接合されており、
     前記一の側面と反対側の側面に露出している前記2つの配線層の第3の導体塊の露出面であるケーブルランドに、前記ケーブルが、接合されており、
     前記チップランドと前記ケーブルランドは、光軸方向における間隔が同じであることを特徴とする請求項1に記載の撮像ユニット。
  8.  第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板と、
     第3の主面と第4の主面と第1の側面と、を有し、前記第3の主面の第3の電極が前記第2の電極と接合されている第1の配線部と、
     第5の主面と第6の主面と第2の側面と、を有し、複数の配線層が光軸方向に積層された多層基板であり、前記複数の配線層のうちの、第3の導体塊および第4の導体塊がそれぞれに埋め込まれている2つの配線層の間隔が、チップ部品の2つのチップ電極の間隔と略同じである第2の配線部と、
     前記第2の側面に露出している前記2つの配線層のそれぞれの前記第4の導体塊の露出面である2つのチップランドに、前記2つのチップ電極が、接合されている前記チップ部品と、
     前記第2の側面と反対側の側面に露出している前記2つの配線層のそれぞれの第3の導体塊の露出面であるケーブルランドに接合されているケーブルと、を具備し、
     前記チップランドと前記ケーブルランドは、光軸方向における配置ピッチが同じであることを特徴とする撮像ユニット。
  9.  撮像ユニットを含む内視鏡であって、
     前記撮像ユニットは、
     第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板と、
     第3の主面と第4の主面と第1の側面と、を有し、前記第3の主面の第3の電極が前記第2の電極と接合されている第1の配線部と、
     第5の主面と第6の主面と第2の側面と、を有し、前記第5の主面の第5の電極および前記第5の電極から延設されている前記第2の側面の第6の電極が、前記第1の配線部の前記第4の主面の第4の電極と半田を用いて接合されている第2の配線部と、を具備することを特徴とする内視鏡。
  10.  第1の主面と第2の主面とを有し、撮像素子を含み、前記撮像素子の第1の電極と接続されている第2の電極が前記第2の主面に配設されている撮像基板を作製する工程と、
     第3の主面と第4の主面とを有し、前記第3の主面に第3の電極を有し、前記第4の主面に第4の電極を有する第1の配線部を作製する工程と、
     導体塊が充填された孔を有する第1の配線シートと、第2の配線シートと、が積層された第2の積層シートを作製する工程と、
     前記第2の積層シートを、前記孔をまたぐ切断線にそって切断することによって、第5の主面と第6の主面と第2の側面を有し、前記第5の主面に前記導体塊の露出面である第5の電極を有するとともに、前記第2の側面に、前記導体塊の切断面である第6の電極を有する第2の基板を作製する工程と、
     第7の主面と第3の側面と、を有し、前記第3の側面にケーブルランドを有する第3の基板を作製する工程と、
     前記第2の基板の前記第6の主面と、前記第3の基板の前記第7の主面と、を当接し、前記第2の基板と前記第3の基板とを積層することによって一体化してから、焼成することで第2の配線部と第3の配線部とを含む立体配線部を作製する工程と、
     前記撮像基板の前記第2の電極と、前記第1の配線部の前記第3の電極とを接合する工程と、
     前記第1の配線部の前記第4の電極と、前記第2の配線部の前記第5の電極および前記第6の電極とを、半田を用いて接合する工程と、
     前記第3の配線部の前記ケーブルランドにケーブルを接合する工程と、を具備することを特徴とする撮像ユニットの製造方法。
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