WO2022181548A1 - 光コネクタ - Google Patents

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WO2022181548A1
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housing
optical
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将潔 山▲崎▼
政一 茂原
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住友電工オプティフロンティア株式会社
住友電気工業株式会社
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    • G02B6/3877Split sleeves

Definitions

  • Patent Document 1 discloses an example of an optical connector having a plug receptacle structure (also referred to as a "plug receptacle connector").
  • a ferrule holding a built-in optical fiber is attached to a housing member of the optical connector via a flange arranged on the outer periphery thereof (for example, patent See FIGS. 5 and 8 of Document 1).
  • Patent Documents 2 and 3 also disclose optical connectors having similar configurations.
  • the force from the housing is less likely to be applied to the ferrule, the ferrule is less likely to bend due to deformation of the housing, and the optical connection loss due to bending can be reduced.
  • the pair of claws and the pair of recesses may be provided along the left-right direction of the optical connector. In this case, the gap between the claw portion and the recess tends to be small, and the ferrule is difficult to move laterally with respect to the housing.
  • the housing has high rigidity in the left-right direction and is difficult to deform.
  • the ferrule holder 20 includes a tubular holder body 21 that houses the ferrule 10 therein, a collar portion 22 that protrudes outward along the radial direction (second direction) orthogonal to the longitudinal direction from the outer periphery of the holder body 21, have The collar portion 22 is provided at one end (plug side) of the holder main body 21 .
  • the ferrule holder 20 is arranged so that the collar portion 22 is positioned at the center of the ferrule 10 in the longitudinal direction. In FIG. 4, in order to make the arrangement shape of the ferrule holder 20 easier to understand, the ferrule holder 20 is shown as it is without having a cross-sectional shape.

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Abstract

光コネクタ(2)は、フェルール(10)、フェルールホルダ(20)、ハウジング(60)、及び、回転防止構造(133)を備える。フェルール(10)は、第1方向に延在する貫通孔(11)を有し、貫通孔(11)内に光ファイバ(12)を保持する。フェルールホルダ(20)は、フェルール(10)の外周上に配置され、フェルール(10)に固定される。ハウジング(60)は、フェルール(10)及びフェルールホルダ(20)を内部に収納する。回転防止構造(133)は、フェルール(10)の外側であって且つハウジング(60)内に設けられ、第1方向に沿った軸を中心としたフェルール(10)の回転をフェルールホルダ(20)を介して防止する。フェルールホルダ(20)は、フェルール(10)を内部に収納する筒状のホルダ本体(21)と、ホルダ本体(21)の外周から第1方向に交差する第2方向に沿って外側に突出する鍔部(22)と、を有する。鍔部(22)は、回転防止構造(133)と嵌合する構成を有する。鍔部(22)の第1方向における中心(C1)は、フェルール(10)の第1方向における中央領域(D1)に位置している。

Description

光コネクタ
 本開示は、光コネクタに関する。
 本出願は、2021年2月26日出願の日本出願第2021-030437号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用する。
 特許文献1には、プラグレセプタクル構造を有する光コネクタ(「プラグレセプタクルコネクタ」とも称す)の一例が開示されている。この光コネクタでは、内蔵光ファイバを保持するフェルール(一対のフェルールが一体化された連結体を含む)がその外周に配置されるフランジを介して光コネクタのハウジング部材に取り付けられている(例えば特許文献1の図5及び図8を参照)。特許文献2及び特許文献3にも同様の構成を有する光コネクタが開示されている。
特開2001-027711号公報 特開平09-061632号公報 特開2002-228842号公報
 本開示は、光コネクタを提供する。光コネクタは、フェルール、フェルールホルダ、ハウジング、及び、回転防止構造を備える。フェルールは、第1方向に延在する貫通孔を有し、貫通孔内に光ファイバを保持する。フェルールホルダは、フェルールの外周上に配置され、フェルールに固定される。ハウジングは、フェルール及びフェルールホルダを内部に収納する。回転防止構造は、フェルールの外側であって且つハウジング内に設けられ、第1方向に沿った軸を中心としたフェルールの回転をフェルールホルダを介して防止する。フェルールホルダは、フェルールを内部に収納する筒状のホルダ本体と、ホルダ本体の外周から第1方向に交差する第2方向に沿って外側に突出する鍔部と、を有する。鍔部は、回転防止構造と嵌合する構成を有する。鍔部の第1方向における中心は、フェルールの第1方向における中央領域に位置している。
図1は、第1実施形態に係る光接続構造を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ(Plug Receptacle Connector)を示す斜視図である。 図3は、図2に示すプラグレセプタクルコネクタの分解斜視図である。 図4は、図2に示すプラグレセプタクルコネクタのIV-IV線に沿った断面図である。 図5は、フェルールにフェルールホルダが結合された状態を示す斜視図である。 図6は、フェルールにフェルールホルダが結合された状態を示す側面図である。 図7は、図2に示すプラグレセプタクルコネクタのプラグフレームを後方から視た斜視図である。 図8は、フェルール及びフェルールホルダとプラグフレームとの嵌合状態を後方から視た図である。 図9は、比較例に係るプラグレセプタクルコネクタ及びフェルールの断面を示す図である。 図10は、第1実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ及びフェルール断面を示す図である。 図11は、第2実施形態に係る光接続構造を示す斜視図である。 図12は、第2実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタを示す斜視図である。 図13は、図12に示すプラグレセプタクルコネクタの分解斜視図である。 図14は、図12に示すプラグレセプタクルコネクタのXIV-XIV線に沿った断面図である。 図15は、図12に示すプラグレセプタクルコネクタのプラグフレームを後方から視た斜視図である。 図16は、図12に示すプラグレセプタクルコネクタのレセプタクルフレームを前方から視た斜視図である。 図17は、割スリーブと各フェルールとの位置関係を示す側面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
 特許文献1等に開示されているプラグレセプタクルコネクタの一端(特許文献1の図8の左端)には、レセプタクル又はアダプタ等を介して別の光コネクタ(例えばSC型光コネクタ又はLC型光コネクタ)が接続される。一方、プラグレセプタクルコネクタの他端(特許文献1の図8の右端)には、別の光コネクタ(例えばSC型光コネクタ又はLC側光コネクタ)が挿入されて接続される。この際、プラグレセプタクルコネクタのフェルールの両端それぞれは、接続された各光コネクタのフェルールと光接続される。この光接続された状態で、右側の光コネクタが上下左右に曲げられると、プラグレセプタクルコネクタのフェルールに曲げ応力が加わり、これにより、フェルール間の光接続において接続損失を生じてしまうことがある。
[本開示の効果]
 本開示によれば、曲げによる光接続損失を低減することが可能である。
[本開示の実施形態の説明]
 最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。本開示の一実施形態に係る光コネクタは、フェルール、フェルールホルダ、ハウジング、及び、回転防止機構を備える。フェルールは、第1方向に延在する貫通孔を有し、貫通孔内に光ファイバを保持する。フェルールホルダは、フェルールの外周上に配置され、フェルールに固定される。ハウジングは、フェルール及びフェルールホルダを内部に収納する。回転防止構造は、フェルールの外側であって且つハウジング内に設けられ、第1方向に沿った軸を中心としたフェルールの回転をフェルールホルダを介して防止する。フェルールホルダは、フェルールを内部に収納する筒状のホルダ本体と、ホルダ本体の外周から第1方向に交差する第2方向に沿って外側に突出する鍔部と、を有する。鍔部は、回転防止構造と嵌合する構成を有する。鍔部の第1方向における中心は、フェルールの第1方向における中央領域に位置している。
 本発明者らの検討によれば、従来のプラグレセプタクルコネクタでは鍔部に相当するフランジがフェルールの左寄りに配置されており、この構成が、曲げによるフェルールのモーメントが大きくなることの一因であることが判明した。そこで、本開示の一実施形態に係る光コネクタでは、フェルールを保持するフェルールホルダにおいて光コネクタ(ハウジング側)に固定されて曲げによるモーメントの支点となる鍔部が、フェルールの第1方向における中央領域に位置するようにセンタリングする構成としている。この場合、フェルールに対して左右何れの端部に対して曲げ応力がかかったとしても、フェルールに生じるモーメントを小さくすることが可能となる。よって、このようなセンタリング構成を有する光コネクタによれば、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 一実施形態として、フェルールの中央領域は、フェルールの第1方向に沿った中心を基準として、フェルールの全長の7.5%に相当する幅をフェルールの中心からフェルールの両端に向かう方向それぞれに広げた範囲内の領域であってもよい。この場合、フェルールに生じるモーメントをより確実に小さくして、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 一実施形態として、フェルールの中央領域は、フェルールの第1方向に沿った中心を基準として、フェルールの全長の5%に相当する幅をフェルールの中心からフェルールの両端に向かう方向それぞれに広げた範囲内の領域であってもよい。この場合、フェルールに生じるモーメントをより確実に小さくして、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 一実施形態として、ハウジングは、曲げ弾性率が10000MPa以上である樹脂材料から形成されていてもよい。この場合、光コネクタの剛性を主に担保するハウジング自体が変形しづらくなるため、ハウジング内部に配置されるフェルール等に対する外力(曲げ等)の影響を低減することができる。よって、この構成によれば、フェルールにかかる曲げ応力自体を低減して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。曲げ弾性率は、例えば、JIS K7171(ISO178)に準拠して測定した値である。
 一実施形態として、鍔部の第1方向に沿った幅は1mm以下であってもよい。この場合、鍔部の幅が小さくなるため、フェルールの移動をより自由なものとすることができる。これにより、フェルール同士の光接続に対する外部からの影響をより低減して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 一実施形態として、上記何れかの光コネクタは、フェルールの端部の外周を覆って第1方向においてフェルールホルダに隣接して配置される割スリーブを更に備えてもよい。この割スリーブは、第1方向におけるスリーブ長さの半分がフェルールの端部を覆うように、ハウジング内に配置されていてもよい。この場合、光コネクタのフェルールと、当該光コネクタに接続される他の光コネクタのフェルールとの光接続を割スリーブにより均等に保護することができる。よって、これらのフェルール間の光接続をより確実に保護して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。ここでいう「スリーブ長さの半分」は、割スリーブ40の長手方向における幅の50%を意味するのではなく、割スリーブ40の長手方向における幅の50%の長さに対して±5%以内の幅ズレは含む趣旨である。
 一実施形態として、上記何れかの光コネクタは、ハウジング内において割スリーブを保持するスリーブホルダを更に備えてもよい。割スリーブの外周面とスリーブホルダの内周面との間には隙間が設けられてよく、隙間は、フェルールの外側に向かう第1方向と直交する方向における幅が0.35mm以上であってもよい。この場合、フェルール同士の光接続を保護する割スリーブをハウジング内においてある程度自由に移動させることができる。よって、割スリーブに曲げ応力がかかったとしても、割スリーブによるフェルール同士の光接続の保護を継続させ、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 一実施形態として、回転防止構造は、第1方向に沿って突出する一対の爪部を有してもよく、鍔部は、一対の爪部に嵌合する一対の凹部を有してもよい。この場合、より簡易な構成により、フェルールの回転を防止することができる。この実施形態において、一対の爪部及び一対の凹部が、光コネクタの上下方向に沿って設けられていてもよい。ハウジングは上下方向において変形しやすい傾向があるが、この場合、爪部と凹部との上下方向に隙間が形成されてフェルールがハウジングに対して上下方向に動きやすくなる。これにより、ハウジングからの力がフェルールに加わり難くなり、ハウジングの変形によるフェルールの曲げ等が生じ難くなり、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。また、この実施形態において、一対の爪部及び一対の凹部が、光コネクタの左右方向に沿って設けられていてもよい。この場合、爪部と凹部との隙間は小さくなる傾向があり、フェルールはハウジングに対して左右に動き難い。しかしながら、ハウジングは左右方向における剛性が高く変形しにくい。よって、左右方向の隙間が小さくてもフェルールに力が加わり難いため、この構成であっても曲げによる光接続損失を低減することが可能である。ここでいう上下方向とは、SC型の光コネクタでは、他の側面に比べて幅が長い側面を上下面とした場合の上下方向であり、LC型の光コネクタでは、ラッチが設けられている面を上面とした場合の上下方向である。なお、回転防止構造は、鍔部の前記第1方向に直交する断面形状に対して相補的な形状を有してもよい。
 一実施形態として、回転防止構造は、断面が多角形状である孔であってもよく、鍔部は、回転防止構造の孔の断面形状に対応する多角断面を有してもよい。この場合、より簡易な構成により、フェルールの回転を防止することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
 以下、添付図面を参照して、本開示の一実施形態について詳細に説明する。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
 第1実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ(光コネクタ)の一例を、図1、図2、図3及び図4を参照して、説明する。図1は、プラグレセプタクルコネクタに第1の光コネクタ(SC型光コネクタ)が挿入された光接続構造を示す斜視図である。図1では逆側に接続される第2の光コネクタの記載は省略している。図2は、プラグレセプタクルコネクタを示す斜視図である。図3は、プラグレセプタクルコネクタの分解斜視図である。図4は、プラグレセプタクルコネクタのIV-IV線に沿った断面図である。図1に示すように、光接続構造1では、プラグレセプタクルコネクタ2のレセプタクル側2bに、第1の光コネクタ3が挿入されて接続されている。第1の光コネクタ3は、例えば、SC型光コネクタである。プラグレセプタクルコネクタ2は、第1の光コネクタ3の接続側とは逆側のプラグ側2aにおいて、レセプタクル又はアダプタ等を介して第2の光コネクタに接続される。この第2の光コネクタは、第1の光コネクタ3と同じ構成であってもよい。
 プラグレセプタクルコネクタ2は、図2から図4に示すように、フェルール10、フェルールホルダ20、プラグフレーム30(回転防止構造)、割スリーブ40、ラッチ50(スリーブホルダ)、及びハウジング60を備えている。プラグレセプタクルコネクタ2を第1の光コネクタ3と第2の光コネクタとの間に介在させることにより、例えば、光減衰機能等を光接続構造1に付与することができる。光接続構造1に他の機能を付与してもよい。
 フェルール10は、長手方向(第1方向)に延在する貫通孔11を有する略円柱形状の細長部材であり、貫通孔11内に光ファイバ12を保持する。光ファイバ12は、例えば、光減衰機能を有する光ファイバであってもよいが、他の機能を有する光ファイバであってもよいし、特定の機能を有しない光ファイバであってもよい。フェルール10に内蔵される光ファイバ12は、図5に示すように、両端12a,12bがフェルール10の一端13及び一端14から露出する。フェルール10は、一端13側及び一端14側においてテーパ形状を有してもよい。フェルール10は、プラグレセプタクルコネクタ2に各光コネクタが接続された場合に、一端13及び一端14のそれぞれにおいて、各光コネクタのフェルールに光接続される。フェルール10は、例えばジルコニア等のセラミック材料から構成される。
 フェルールホルダ20は、図3から図5に示すように、例えば金属等から構成される筒状のフランジ部材である。フェルールホルダ20は、フェルール10の外周10a上に配置され、フェルール10に対して固定される。即ち、フェルール10とフェルールホルダ20とは互いに対して移動できないように一体化されている。このような一体化は、例えば、フェルール10にフェルールホルダ20を圧入することにより行うことができる。フェルールホルダ20は、フェルール10を内部に収納する筒状のホルダ本体21と、ホルダ本体21の外周から長手方向に直交する径方向(第2方向)に沿って外側に突出する鍔部22と、を有する。鍔部22は、ホルダ本体21の一端(プラグ側)に設けられている。フェルールホルダ20は、鍔部22がフェルール10の長手方向における中央に位置するように配置される。図4では、フェルールホルダ20の配置形状をよりわかりやすくするために、フェルールホルダ20を断面形状とせずにそのまま表している。
 フェルールホルダ20の配置箇所は、より詳細には、図6に示すように、鍔部22の長手方向における中心C2がフェルール10の長手方向における中央領域D1内に位置するように、フェルールホルダ20は、フェルール10に固定される。この中央領域D1は、例えば、フェルール10の長手方向に沿った中心C1を基準として、フェルール10の全長D2の7.5%に相当する幅をフェルールの中心C1からフェルール10の一端13,14それぞれに向けて広げた範囲内の領域であってもよい。この中央領域D1は、例えば、フェルール10の長手方向に沿った中心C1を基準として、フェルール10の全長D2の5%に相当する幅をフェルールの中心C1からフェルール10の一端13,14それぞれに向けて広げた範囲内の領域としてもよい。フェルールホルダ20の中心C2がフェルール10の中心C1に一致するように配置してもよい。
 また、フェルールホルダ20の鍔部22は、図4及び図5に示すように、回転防止構造として機能するプラグフレーム30と嵌合する構成を有する。より詳細には、鍔部22には、周方向に沿って均等となるように、一対の凹部23a,23bと一対の凹部23c,23dとが設けられている。一方の凹部23a,23bにプラグフレーム30内に形成された爪部31a,31b(図7及び図8を参照)が挿入配置されることで、フェルールホルダ20を介してフェルール10の中心軸を中心とする回転が防止される。プラグフレーム30の爪部31a,31bは、鍔部22の一対の凹部23c,23dに挿入配置されて、フェルール10の回転を防止してもよい。鍔部22の長手方向に沿った幅は1mm以下であってもよく、0.2mm以上であってもよく、0.5mm以上であってもよい。
 プラグフレーム30は、図3、図4及び図7に示すように、略角筒形状を有しており、例えば樹脂等から形成される。図7は、プラグフレーム30を後方(レセプタクル側2b)から視た斜視図である。プラグフレーム30は、ハウジング60内に挿入されてハウジング60に対して固定される。プラグフレーム30は、上述したように、内部に一対の爪部31a,31bを備えており、この一対の爪部31a,31bがフェルールホルダ20の鍔部22の凹部23a,23bに挿入され、一部隙間を有しつつ嵌合する。これにより、プラグフレーム30は、フェルールホルダ20と一体化されているフェルール10の回転を防止する。即ち、プラグフレーム30は、回転防止構造としても機能する。また、プラグフレーム30は、フェルール10が通過可能な貫通孔32を有しており、貫通孔32を通過したフェルール10の一端13がプラグレセプタクルコネクタ2のプラグ側2aとして、プラグフレーム30から外に突出する。
 割スリーブ40は、図3及び図4に示すように、長手方向に延在するスリット41が形成された筒形状の部材であり、フェルール10と第1の光コネクタ3のフェルールとの光接続における調芯を行う。割スリーブ40は、例えばジルコニア等のセラミックス又は金属から構成され、調芯が為された両フェルールを外部の衝撃から保護する。このような割スリーブ40は、本実施形態においては、フェルール10の一端14側の外周であって長手方向においてフェルールホルダ20の横に隣接して配置される。割スリーブ40は、長手方向の半分の長さ部分がフェルール10を覆い、残りの半分を第1の光コネクタ3のフェルールを覆うように、配置させてもよい(図15も参照)。ここでいう「半分」は、割スリーブ40の長手方向における幅の50%を意味するのではなく、割スリーブ40の長手方向における幅の50%の長さに対して±5%以内の幅ズレは含む趣旨である。
 ラッチ50は、図3及び図4に示すように、第1の光コネクタ3をプラグレセプタクルコネクタ2に接続させるための部材であり、後端側に係合部51を備えている。また、ラッチ50は、内周部52内に割スリーブ40を保持するスリーブホルダとしても機能する。ラッチ50は、係合部53を介して、プラグフレーム30に連結され、プラグフレーム30及びラッチ50内に、上述したフェルール10、フェルールホルダ20及び割スリーブ40を収納する。割スリーブ40の外周面とラッチ50の内周面との間には隙間が設けられていてもよい。例えば割スリーブ40の外周とスリーブホルダの内周の中心が一致した際のこの隙間は、フェルール10の外側に向かう径方向における幅が0.35mm以上であってもよい。即ち、割スリーブ40は、ラッチ50に対して、フローティングするように構成されてもよい。
 ハウジング60は、フェルール10、フェルールホルダ20、プラグフレーム30、割スリーブ40、及び、ラッチ50を内部に収納して保護する部材である。ハウジング60は、前端側のプラグ部61及び後端側のレセプタクル部62を有しており、プラグ部61の先端からフェルール10の一端13が突出して露出し、レセプタクル部62の後端の内側においてフェルール10の一端14が露出するように構成されている。レセプタクル部62は、光コネクタ3の先端部が挿入されるように形成されている。このようなハウジング60は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、又はポリアミド(PA)樹脂から形成されており、ガラス等の強化繊維をこれら樹脂に含んで構成してもよい。ハウジング60は、その機械強度を更に上げるため、曲げ弾性率が10000MPa以上である樹脂材料から形成されていてもよい。プラグフレーム30及びラッチ50は、ハウジング60の上述した材料と同様の樹脂材料から形成されていてもよい。曲げ弾性率は、例えば、JIS K7171(ISO178)に準拠して測定した値である。
 ここで、上述したセンタリング構成を有するプラグレセプタクルコネクタによる作用効果について、図9と図10とを用いて説明する。図9は、比較例に係るプラグレセプタクルコネクタの構成を示す断面図であり、図10は、上述した本実施形態に係るプラグチャックコネクタの構成を示す断面図である。図9及び図10にいずれにおいても、コネクタの曲げ応力が加えられた場合のフェルールにおける曲げモーメントM1、M2を示している。
 図9の(a)部及び(b)部に示すように、比較例に係るプラグレセプタクルコネクタ502では、フェルール10の外周に配置されるフェルールホルダ20の鍔部22が、左側(プラグ側)に寄っている。即ち、フェルールホルダ20の鍔部22の中心C2がフェルール10の長手方向における中心領域から外れて左に寄った構成になっている。このため、比較例では、鍔部22からフェルール10の一端13までの距離D3に対して、鍔部22からフェルール10の一端14までの距離D4が非常に大きく(例えばD3の1.5以上)となっている。このような構成のプラグレセプタクルコネクタ502に対して下方に曲げ応力V1が加わると(図1も参照)、支点となる鍔部22が左寄りであることから、フェルール10に加わる曲げモーメントが右側(レセプタクル側)において、モーメントM1として非常に大きくなってしまう。つまり、フェルール10と光コネクタ3のフェルールとの間にズレが生じやすくなってしまう。
 これに対し、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ2では、図10の(a)部及び(b)部に示すように、フェルール10の外周に配置されるフェルールホルダ20の鍔部22が、中央領域に位置している。即ち、フェルールホルダ20の鍔部22の中心C2がフェルール10の長手方向における中心領域(図では中心)に位置する構成になっている。この構成のプラグレセプタクルコネクタ2に対して、下方に曲げ応力V1が加わると、支点となる鍔部22が中央領域に位置していることから、フェルール10に加わる曲げモーメントが右側(レセプタクル側)において、モーメントM2として示すようにモーメントM1よりも小さくすることができる。センタリングされているため、プラグレセプタクルコネクタ2の左側(プラグ側)においても同様の小さなモーメントM2とすることができる。つまり、フェルール10と第1の光コネクタ3のフェルールとの間のズレを小さくすることができる。
 このように、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ2では、フェルール10を保持するフェルールホルダ20においてプラグレセプタクルコネクタ2(ハウジング60側)に固定されて曲げ応力によるモーメントの支点となる鍔部22が、フェルール10の長手方向における中央領域D1に位置するようにセンタリングする構成となっている。このため、フェルール10に対して左右何れの一端13,14に対して曲げ応力がかかったとしても、フェルール10に生じるモーメントを小さくすることが可能となる。よって、このようなセンタリング構成を有するプラグレセプタクルコネクタによれば、曲げによる光接続損失を低減することができる。例えば、図9に示す構成のプラグレセプタクルコネクタ502に対して曲げ応力として500gの負荷をかけた場合、波長1310nmの光信号を伝送した際の光損失が5.0dBであった。これに対し、図10に示すプラグレセプタクルコネクタ2に対して曲げ応力として500gの負荷をかけた場合、波長1310nmの光信号を伝送した際の光損失を2.0dBに低減することができた。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ2では、ハウジング60は、曲げ弾性率が10000MPa以上である樹脂材料から形成されていてもよい。この場合、プラグレセプタクルコネクタの剛性を主に担保するハウジング自体が変形しづらくなるため、ハウジング内部に配置されるフェルール10等に対する外力(曲げ等)の影響を低減することができる。よって、この構成によれば、フェルール10にかかる曲げ応力自体を低減して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。例えば、ハウジング60の材料に曲げ弾性が10000MPa以上の材料を用いた場合、曲げ弾性が10000MPaより小さい場合(例えば、曲げ弾性が5400MPaの材料を用いた場合)に比べて、光損失を1/2程度に抑えることができる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ2では、鍔部22の長手方向に沿った幅は1mm以下であってもよい。この場合、鍔部22の幅が小さくなるため、フェルール10のハウジング60内での移動をより自由なものとすることができる。これにより、フェルール同士の光接続に対する外部からの影響をより低減して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ2は、フェルール10の端部の外周を覆って長手方向においてフェルールホルダ20に隣接して配置される割スリーブ40を更に備えている。割スリーブ40は、長手方向におけるスリーブ長さの半分がフェルール10の端部を覆うように、ハウジング60内に配置されていてもよい。この場合、プラグレセプタクルコネクタ2のフェルール10と、光コネクタ3のフェルールとの光接続を割スリーブ40により均等に保持できる。よって、これらのフェルール間の光接続をより確実に保持して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ2は、ハウジング60内において割スリーブ40を保持するラッチ50を更に備えており、割スリーブ40の外周面とスリーブホルダであるラッチ50の内周面との間に隙間が設けられていてもよい。例えば、割スリーブ40の外周とスリーブホルダであるラッチ50の内周の中心が一致した際のこの隙間は、フェルール10の外側に向かう径方向における幅が0.35mm以上であってもよい。この場合、フェルール同士の光接続を保護する割スリーブ40をハウジング60内においてある程度自由に移動させることができる。よって、割スリーブ40に曲げ応力がかかったとしても、割スリーブ40によるフェルール同士の光接続の保護を継続させ、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ2では、回転防止構造であるプラグフレーム30は、長手方向に沿って突出する一対の爪部31a,31b(相補的な形状)を有しており、鍔部22は、一対の爪部31a,31bに嵌合する一対の凹部23a,23bを有している。ここで、相補的な形状とは、例えば、一方の構造が凸である場合に、他方の構造が凹のように互いに補い合う形状を意味し、互いに補い合う形状であれば、他の形状であってもよい。これにより、簡易な構成により、フェルール10の回転を防止することができる。この実施形態において、一対の爪部31a,31b及び一対の凹部23a,23bが、プラグレセプタクルコネクタ2の上下方向に沿って設けられていてもよい。ハウジング60は上下方向において変形しやすい傾向があるが、この構成では、爪部31a,31bと凹部23a,23bとの上下方向に隙間が形成されてフェルール10がハウジング60に対して上下方向に動きやすくなっている。これにより、ハウジング60からの力がフェルール10に加わり難くなり、ハウジング60の変形によるフェルール10の曲げ等が生じ難くなり、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。一対の爪部31a,31b及び一対の凹部23a,23bが、プラグレセプタクルコネクタ2の左右方向に沿って設けられていてもよい。この場合、爪部31a,31bと凹部23c,23dとの隙間は小さくなる傾向があり、フェルール10はハウジング60に対して左右に動き難くなる。しかしながら、ハウジング60は左右方向における剛性が高く変形しにくい。よって、左右方向の隙間が小さくてもフェルール10に力が加わり難いため、この構成であっても曲げによる光接続損失を低減することが可能である。ここでいう上下方向とは、SC型の光コネクタでは、他の側面に比べて幅が長い側面を上下面とした場合の上下方向である。
[第2実施形態]
 次に、本開示の第2実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタについて、図11、図12、図13及び図14を参照して、説明する。図11は、第2実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタに第1及び第2の光コネクタ(共にLC型光コネクタ)がそれぞれ光接続された光接続構造を示す斜視図である。図12は、第2実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタを示す斜視図である。図13は、第2実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタの分解斜視図である。図14は、第2実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタの断面図である。図11に示すように、光接続構造101では、第2実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ102のプラグ側において、アダプタ105又は別のレセプタクル等を介して第2の光コネクタ104が挿入されて接続される。プラグレセプタクルコネクタ102は、第2の光コネクタ104の接続側と逆側のレセプタクル側において、第1の光コネクタ103に接続される。第1の光コネクタ103及び第2の光コネクタ104は、例えば、LC型光コネクタである。
 プラグレセプタクルコネクタ102は、図12から図14に示すように、フェルール110、フェルールホルダ120、プラグフレーム130(回転防止構造)、割スリーブ140、及びレセプタクルフレーム160(スリーブホルダ)を備えている。プラグフレーム130及びレセプタクルフレーム160から、プラグレセプタクルコネクタ102のハウジングが構成される。プラグレセプタクルコネクタ102を第1の光コネクタ103と第2の光コネクタ104との間に介在させることにより、光接続構造101に、例えば光減衰機能等を付与することができる。光接続構造101に他の機能を付与してもよいし、特定の機能を付与しなくてもよい。
 フェルール110は、第1実施形態のフェルール10と同様に、長手方向に延在する貫通孔111を有する略円柱形状の細長部材であり、貫通孔111内に光ファイバ112を保持する。フェルール110に内蔵される光ファイバ112は、両端がフェルール110の一端113,114から露出する。フェルール110は、プラグレセプタクルコネクタ102に第1の光コネクタ103及び第2の光コネクタ104が接続された場合に、一端113,114において、第1及び第2の光コネクタ103,104のフェルール103a,104a(内蔵光ファイバ103b,104b)に光接続される。
 フェルールホルダ120は、第1実施形態のフェルールホルダ20と同様に、筒状のフランジ部材であり、フェルール110の外周上に配置されフェルール110に対して固定される。フェルールホルダ120は、フェルール110を内部に収納する筒状のホルダ本体121と、ホルダ本体121の外周から径方向に沿って外側に突出する鍔部122と、を有する。フェルールホルダ120は、第1実施形態と同様に、鍔部122がフェルール110の長手方向における略中央に位置するように配置される。つまり、フェルールホルダ120の配置箇所は、鍔部122の長手方向における中心がフェルール110の長手方向における中央領域内に位置するように、フェルールホルダ120はフェルール110に固定される(図6を参照)。この中央領域は、第1実施形態と同様に、例えば、フェルール110の長手方向に沿った中心を基準として、フェルール110の全長の5%又は7.5%に相当する幅をフェルールの中心からフェルール110の一端113,114それぞれに広げた範囲内の領域であってもよい。なお、第2実施形態におけるプラグレセプタクルコネクタ2において、フェルールホルダ120の中心がフェルール110の中心に一致するように配置してもよい。
 フェルールホルダ120の鍔部122は、第1実施形態の鍔部22と同様に、回転防止構造と嵌合する構成を有する。但し、鍔部122は、第1実施形態の鍔部22と形状が異なり、六角形の断面形状(多角断面)を有しており、前方に向かって外径が狭くなるテーパ形状を有している(図17も参照)。後述するようにプラグフレーム130は、鍔部122に対応する六角形の内孔133(図15を参照、回転防止構造)を有しており、フェルールホルダ120の鍔部122が内孔133に後方から挿入されて嵌合することで、フェルールホルダ120を介してフェルール110の中心軸を中心とする回転が防止される。フェルールホルダ120の鍔部122は、回転防止機能を奏すれば、他の多角形の断面形状や非軸対称の断面形状を有してもよく、その他の形状であってもよい。鍔部122は、先端がテーパ形状であることにより、プラグフレーム130の内孔133へ容易に挿入することができる。鍔部122の長手方向に沿った幅は、第1実施形態と同様に、1mm以下であってもよく、0.2mm以上であってもよく、0.5mm以上であってもよい。第2実施形態における鍔部122の長手方向における中心は、回転防止構造に対応する部分の中心であり、テーパ形状の部分を除く六角形の断面形状を有する部分の長手方向における中心を意味する。
 プラグフレーム130は、図13及び図15に示すように、略角筒形状のハウジング本体131を有しており、例えば、樹脂等から形成される。プラグフレーム130は、第1実施形態におけるプラグフレーム30の機能を有する部材である。プラグフレーム130は、レセプタクルフレーム160の前端部161を内周部132に収納してレセプタクルフレーム160に対して固定される。この固定は、例えば、前端部161の両側面に設けられた一対の突起161aがプラグフレーム130の両側面に設けられた貫通孔131aに係合することで行われる。プラグフレーム130は、上述したように、内周部132に六角形の断面形状を有する内孔133を有しており、フェルールホルダ120の鍔部122が内孔133に挿入されて固定される。これにより、プラグフレーム130は、フェルール110の回転を防止する。即ち、プラグフレーム130は、回転防止構造として機能する。プラグフレーム130の内孔133の断面形状は、六角形に限定されるものではなく、鍔部122の回転を防止できれば他の多角形形状や非軸対称の断面形状であってもよく、鍔部122の断面形状に相補的な形状、即ち互いに補い合う形状であればよく、少なくとも1つの角部を有する形状であってもよい。プラグフレーム130の内周部132は、内孔133を介して後端から先端側に貫通しており、プラグフレーム130の先端からフェルール110の一端113が突出して露出する。
 また、プラグフレーム130の上面には、ラッチ134が形成されている。図11に示すように、プラグレセプタクルコネクタ102をアダプタ105に挿入すると、ラッチ134によりプラグレセプタクルコネクタ102がアダプタ105にロックされる。アダプタ105にロックされたプラグレセプタクルコネクタ102のフェルール110の一端113は、アダプタ105に逆の方向から挿入されてロックされた第2の光コネクタ104(フェルール104a)と光接続される。この光接続の際に、割スリーブ145を用いてもよい(図14を参照)。
 割スリーブ140は、長手方向に延在するスリット141が形成された筒形状の部材であり、フェルール110と第1の光コネクタ103のフェルール103aとの光接続における調芯を行う。また、割スリーブ140は、例えばジルコニア等のセラミックス又は金属から構成され、調芯が為された両フェルールを外部の衝撃から保護する。このような割スリーブ140は、本実施形態においては、フェルール110の一端114側の外周であって長手方向においてフェルールホルダ120に隣接して配置される。割スリーブ140は、図17に示すように、長手方向の半分の長さ部分D7がフェルール110を覆い、残りの半分の長さ部分D8が第1の光コネクタ103のフェルール103aを覆うように、配置させてもよい。ここでいう「半分」は、割スリーブ140の長手方向における幅の50%ちょうどのみを意味するのではなく、割スリーブ140の長手方向における幅の50%の長さに対して±5%以内の幅ズレは含む趣旨である。
 レセプタクルフレーム160は、プラグフレーム130と共に、フェルール110、フェルールホルダ120、及び、割スリーブ140を内部に収納して保護する部材である。レセプタクルフレーム160は、前端部161及び後端部162を有している。前端部161は、図16に示すように、内孔163を有しており、前端部161内に割スリーブ140を保持するスリーブホルダとしても機能する。後端部162は、後端の内側においてフェルール110の一端114が露出するように構成される。後端部162は、第1の光コネクタ103の先端部(フェルール103a)が後側から挿入されるように形成されている。このようなレセプタクルフレーム160は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、又はポリアミド(PA)樹脂から形成されており、ガラス等の強化繊維をこれら樹脂に含んで構成してもよい。レセプタクルフレーム160は、その機械的な強度を上げるため、曲げ弾性率が10000MPa以上である樹脂材料から形成されていてもよい。プラグフレーム130が、上述した樹脂材料から構成されてもよい。
 また、レセプタクルフレーム160は、係合部を介して、プラグフレーム130に連結され、プラグフレーム130及びレセプタクルフレーム160内に、上述したフェルール110、フェルールホルダ120及び割スリーブ140を収納する。割スリーブ140の外周面とレセプタクルフレーム160の前端部161の内周面との間には、第1実施形態と同様に、隙間が設けられていてもよい。例えば、割スリーブ140の外周とスリーブホルダである内孔163の内周の中心が一致した際のこの隙間は、フェルール110の外側に向かう径方向における幅が0.35mm以上であってもよい。即ち、第2実施形態においても、割スリーブ140はレセプタクルフレーム160に対して、フローティングするように構成されていてもよい。
 以上、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ102では、第1実施形態と同様に、フェルール110を保持するフェルールホルダ120においてプラグレセプタクルコネクタ102(プラグフレーム130側)に固定されて曲げによるモーメントの支点となる鍔部122が、フェルール110の長手方向における中央領域に位置するようにセンタリングする構成となっている。このため、フェルール110に対して左右何れの一端113,114に対して曲げ応力がかかったとしても、フェルール110に生じるモーメントを小さくすることが可能となる。よって、このようなセンタリング構成を有するプラグレセプタクルコネクタ102によれば、曲げによる光接続損失を低減することができる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ102では、プラグフレーム130及びレセプタクルフレーム160は、曲げ弾性率が10000MPa以上である樹脂材料から形成されていてもよい。この場合、プラグレセプタクルコネクタの剛性を主に担保するハウジング自体が変形しづらくなるため、ハウジング内部に配置されるフェルール110等に対する外力(曲げ等)の影響を低減することができる。よって、この構成によれば、フェルール110にかかる曲げ応力自体を低減して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ102では、鍔部122の長手方向に沿った幅は1mm以下であってもよい。この場合、鍔部122の幅が小さくなるため、フェルール110のハウジング内での移動をより自由なものとすることができる。これにより、フェルール同士の光接続に対する外部からの影響をより低減して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ102は、フェルール110の端部の外周を覆って長手方向においてフェルールホルダ120に隣接して配置される割スリーブ140を備えている。割スリーブ140は、長手方向におけるスリーブ長さの半分がフェルール110の端部を覆うように、ハウジング内に配置されていてもよい。この場合、プラグレセプタクルコネクタ102のフェルール110と、第2の光コネクタ104のフェルール104aとの光接続を割スリーブ140により均等に保護することができる。よって、これらのフェルール間の光接続をより確実に保護して、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ102は、割スリーブ140を保持するレセプタクルフレーム160の前端部161を備えており、割スリーブ40の外周面とスリーブホルダである前端部161の内周面との間には隙間が設けられている。例えば、割スリーブ140の外周とスリーブホルダの内周の中心が一致した際のこの隙間は、フェルール110の外側に向かう径方向における幅が0.35mm以上であってもよい。この場合、フェルール同士の光接続を保護する割スリーブ140を、ハウジングを構成するプラグフレーム130及びレセプタクルフレーム160内においてある程度自由に移動させることができる。よって、割スリーブ140に曲げ応力がかかったとしても、割スリーブ140によるフェルール同士の光接続の保護を継続させ、曲げによる光接続損失を低減することが可能となる。
 また、本実施形態に係るプラグレセプタクルコネクタ102では、回転防止構造であるプラグフレーム130の内孔133は、六角形の断面形状を有しており、フェルールホルダ120は、六角形の断面形状を有する鍔部122を有している。この場合、より簡易な構成により、フェルール110の回転を防止することができる。
 以上、本開示に係る光コネクタについて説明してきたが、本開示は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、上記では、SC型の光コネクタ及びLC型の光コネクタに用いられるプラグレセプタクルコネクタを例として説明したが、これらのタイプに限定されず、他の型の光コネクタに用いられるプラグレセプタクルコネクタに本開示を適用してもよい。また、第1実施形態の鍔部と回転防止構造の構成を第2実施形態の鍔部と回転防止構造の構成に適用してもよいし、逆に、第2実施形態の鍔部と回転防止構造の構成を第1実施形態の鍔部と回転防止構造の構成に適用してもよい。
1,101…光接続構造
2,102…プラグレセプタクルコネクタ(光コネクタ)
3,103…第1の光コネクタ
104…第2の光コネクタ
2a…プラグ側
2b…レセプタクル側
10,110,103a,104a…フェルール
11,111…貫通孔
12,112…光ファイバ
12a,12b…両端
13,113…一端
14,114…一端
20,120…フェルールホルダ
21,121…ホルダ本体
22,122…鍔部
23a,23b…凹部
23c,23d…凹部
30…プラグフレーム(回転防止構造)
31a,31b…爪部
32…貫通孔
40,140,145…割スリーブ
41,141…スリット
50…ラッチ(スリーブホルダ)
51…係合部
52…内周部
53…係合部
60…ハウジング
61…プラグ部
62…レセプタクル部
105…アダプタ
103b,104b…内蔵光ファイバ
130…プラグフレーム(ハウジング)
131…ハウジング本体
131a…貫通孔
132…内周部
133…内孔(回転防止構造)
134…ラッチ
160…レセプタクルフレーム(ハウジング)
161…前端部
161a…突起
162…後端部
163…内孔
502…プラグレセプタクルコネクタ
C1,C2…中心
D1…中央領域
D7,D8…長さ部分

Claims (10)

  1.  第1方向に延在する貫通孔を有し、前記貫通孔内に光ファイバを保持するフェルールと、
     前記フェルールの外周上に配置され、前記フェルールに固定されるフェルールホルダと、
     前記フェルール及び前記フェルールホルダを内部に収納するハウジングと、
     前記フェルールの外側であって且つ前記ハウジング内に設けられ、前記第1方向に沿った軸を中心とした前記フェルールの回転を前記フェルールホルダを介して防止する回転防止構造と、を備え、
     前記フェルールホルダは、
     前記フェルールを内部に収納する筒状のホルダ本体と、
     前記ホルダ本体の外周から前記第1方向に交差する第2方向に沿って外側に突出する鍔部と、を有し、
     前記鍔部は、前記回転防止構造と嵌合する構成を有し、
     前記鍔部の前記第1方向における中心は、前記フェルールの前記第1方向における中央領域に位置している、光コネクタ。
  2.  前記フェルールの前記中央領域は、前記フェルールの前記第1方向に沿った中心を基準として、前記フェルールの全長の7.5%に相当する幅を前記フェルールの中心から前記フェルールの両端に向かう方向それぞれに広げた範囲内の領域である、
    請求項1に記載の光コネクタ。
  3.  前記フェルールの前記中央領域は、前記フェルールの前記第1方向に沿った中心を基準として、前記フェルールの全長の5%に相当する幅を前記フェルールの中心から前記フェルールの両端に向かう方向それぞれに広げた範囲内の領域である、
    請求項1に記載の光コネクタ。
  4.  前記ハウジングは、曲げ弾性率が10000MPa以上である樹脂材料から形成されている、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の光コネクタ。
  5.  前記鍔部の前記第1方向に沿った幅は1mm以下である、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の光コネクタ。
  6.  前記フェルールの端部の外周を覆って前記第1方向において前記フェルールホルダに隣接して配置される割スリーブを更に備え、
     前記割スリーブは、前記第1方向におけるスリーブ長さの半分が前記フェルールの前記端部を覆うように、前記ハウジング内に配置されている、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の光コネクタ。
  7.  前記ハウジング内において前記割スリーブを保持するスリーブホルダを更に備え、
     前記割スリーブの外周面と前記スリーブホルダの内周面との間には隙間が設けられており、前記隙間は、前記フェルールの外側に向かう前記第1方向と直交する方向における幅が0.35mm以上である、
    請求項6に記載の光コネクタ。
  8.  前記回転防止構造は、前記鍔部の前記第1方向に直交する断面形状に対して相補的な形状を有する、
    請求項1から請求項7の何れか一項に記載の光コネクタ。
  9.  前記回転防止構造は、前記第2方向に沿って突出する一対の爪部を有し、
     前記鍔部は、前記一対の爪部に嵌合する一対の凹部を有する、
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の光コネクタ。
  10.  前記回転防止構造は、断面が多角形状である孔であり、
     前記鍔部は、前記回転防止構造の前記孔の断面形状に対応する多角断面を有する、
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の光コネクタ。

     
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