WO2022071396A1 - ファンユニット - Google Patents

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Abstract

ダクトに接続されるファンユニットにおいて、ダクト内にセンサを設置することなく風量を検出することができるようにする。風量検出部(50)は、本体部(52)と、遠心ファンの風量に相当する風量相当量を検出するプローブ(51)とを有する。第1ベルマウス(41)の表面は、回転軸(34)を含む平面で切断した断面を見ると、回転軸(34)に向かって凸の曲線を描く形状を有する。本体部(52)は、ファンケーシング(31)及び第1ベルマウス(41)のうちの少なくとも一方に固定されている。プローブ(51)は、第1ベルマウス(41)の表面が突出する方向で且つ第1ベルマウス(41)の表面の法線上に配置され、第1ベルマウス(41)の表面との間に0より大きく空気入口の半径の3分の1より小さい間隔を有する。

Description

ファンユニット
 本体ケーシングの中に収容された遠心ファンを備えるファンユニットに関する。
 特許文献1(特開2019-167828号公報)には、吹き出しダクトに風速センサを備える送風機が開示されている。この送風機の風量は、吹き出しダクトの断面積と風速から、吹き出しダクトを通過する風量として算出される。
 特許文献1に記載されたようにダクトの中の風速を用いて風量を検出する場合、正確に風量を計測するために、計測箇所の前後に直線部分を設けなければならない。実際の施工現場では、天井裏の状況に応じてダクトを曲げて設置するため、計測箇所の前後に直線部分を十分にとれることは少なく、風量の計測精度は低下してしまう。一方、ファンユニットの内部において風量を計測しようとしても、モータなどの構造物、ユニットケーシングからの距離などの影響を受けるので、風量を検出することが難しい。
 ダクトに接続されるファンユニットには、ファンユニットの中において正確に風量を検出するという課題がある。
 第1観点のファンユニットは、遠心ファンと風量検出部と本体ケーシングとを備える。遠心ファンは、ファンケーシング及びファンケーシングの中に配置されて回転軸を中心に回転するロータを有する。風量検出部は、本体部と、遠心ファンの風量に相当する風量相当量を検出するプローブとを有する。本体ケーシングは、遠心ファン及び風量検出部を収容する。ファンケーシングは、本体ケーシングの中からファンケーシングの中に空気を吸入する空気入口を形成するベルマウスを有する。ベルマウスの表面は、回転軸を含む平面で切断した断面を見ると、回転軸に向かって凸の曲線を描く形状を有する。本体部は、ファンケーシング及びベルマウスのうちの少なくとも一方に固定されている。プローブは、ベルマウスの表面が突出する方向で且つベルマウスの表面の法線上に配置され、ベルマウスの表面との間に0より大きく空気入口の半径の3分の1より小さい間隔を有する。
 第1観点のファンユニットでは、ベルマウス近傍の気流が安定する。ベルマウスの表面が突出する方向で且つベルマウスの表面の法線上に配置され、ベルマウスの表面との間に0より大きく空気入口の半径の3分の1より小さい間隔を有するプローブは、安定した気流の中で風量相当量を検出することができる。従って、このようなプローブにより、風量検出部は、正確な風量相当量を検出することができる。
 第2観点のファンユニットは、第1観点のファンユニットであって、ベルマウスの表面は、回転軸に近づくにつれてファンケーシングの表面から内側に入り込んで空気入口に達する形状を有する。
 第2観点のファンユニットにおいて、プローブは、気流が安定する空間に位置する。このように気流が安定する位置にプローブを位置させている第2観点のファンユニットは、前述の場所以外の場所にプローブが配置される他のファンユニットに比べて、より正確な風量相当量を検出することができる。
 第3観点のファンユニットは、第1観点のファンユニットであって、ベルマウスの表面は、回転軸に近づくにつれてファンケーシングの表面から外側に向けて突出して頂部に達してからファンケーシングの内側に向けて伸びて空気入口に達する形状を有している。
 第3観点のファンユニットでは、プローブは、気流が安定する空間に位置する。このように気流が安定する位置にプローブを位置させている第3観点のファンユニットは、前述の場所以外の場所にプローブが配置される他のファンユニットに比べて、より正確な風量相当量を検出することができる。
 第4観点のファンユニットは、第1観点から第3観点のいずれかのファンユニットであって、本体ケーシングは、本体ケーシングに空気を吸い込む吸込口が設けられている。風量検出部は、本体ケーシングの吸込口から流入して遠心ファンの空気入口に吸い込まれる気流の中に配置されている。
 第5観点のファンユニットは、第4観点のファンユニットであって、風量検出部は、回転軸を対称軸として本体ケーシングの吸込口と線対称の仮想的な図形を考えて、吸込口に近い第1領域と仮想的な図形に近い第2領域にベルマウスを分けたときに、第2領域に配置される。
 第6観点のファンユニットは、第1観点から第5観点のいずれかのファンユニットであって、風量検出部は、空気入口から吸入される空気の風速を風量相当量として検出する風速センサである。
実施形態に係るファンユニットとダクトとを示す模式的な上面図である。 実施形態に係るファンユニットとダクトとを示す模式的な側面図である。 ファンユニットの本体ケーシング内の遠心ファンと風量検出部とを示す斜視図である。 ファンユニットの本体ケーシング内の遠心ファンを示す斜視図である。 風量検出部の一例を示す平面図である。 風量検出部の配置位置を説明するための遠心ファンの模式的な側面図である。 図6のI-I線に沿った遠心ファンの断面の一部を示す模式的な断面図である。 風量検出部の好ましい配置位置を説明するための遠心ファンの模式的な側面図である。 第1ベルマウスに配置された風量検出部で検出される風速と風量の関係を示すグラフである。 ファンケーシングの第1表面に配置された風量検出部で検出される風速と風量の関係を示すグラフである。 第2ベルマウスに配置された風量検出部で検出される風速と風量の関係を示すグラフである。 第2ベルマウスの他の位置に配置された風量検出部で検出される風速と風量の関係を示すグラフである。 ファンケーシングの第2表面に配置された風量検出部で検出される風速と風量の関係を示すグラフである。 変形例Aに係る遠心ファンの断面の一部を示す模式的な断面図である。
 <第1実施形態>
 (1)全体構成
 図1及び図2に示されているように、ファンユニット1は、例えば、第1ダクト100と第2ダクト200に接続されて用いられる。図1は、ファンユニット1、第1ダクト100及び第2ダクト200を上方から見た図である。図2は、ファンユニット1、第1ダクト100及び第2ダクト200を側方から見た図である。ファンユニット1は、第1ダクト100から第2ダクト200に空気を送風する。図1及び図2に示されている第1ダクト100及び第2ダクト200は、丸ダクトである。従って、第1ダクト100及び第2ダクト200は、流路に対して直交する平面で切断した断面の形状が円形である。
 ファンユニット1は、本体ケーシング10を備えている。本体ケーシング10は、直方体を基礎とする形状を有している。本体ケーシング10は、第1面11から第6面16までの6つの面に囲まれた収容空間HS(図1から図4参照)を有している。第1面11には、第1ダクト100が接続されている。第1ダクト100が取り付けられている開口が、本体ケーシング10の吸込口18である(図3及び図4参照)。第2面12には、第2ダクト200が接続されている。第2ダクト200が取り付けられている開口が、本体ケーシング10の吹出口19である(図1参照)。図1及び図2に示されているファンユニット1では、第1面11、第2面12、第3面13及び第4面14が本体ケーシング10の側面を形成し、第5面15が本体ケーシング10の上面を形成し、第6面16が下面を形成している。ここでは、説明の便宜上、第5面15を上面、第6面16を下面としている。しかし、第1面11から第6面16は、図1及び図2に示されている方向に向けなければならないものではなく、ファンユニット1の使用に際して、第1面11から第6面16が向く方向は適宜設定されるものである。
 ファンユニット1は、遠心ファン30を備えている。ファンユニット1に用いられる遠心ファン30としては、例えば、シロッコファンがある。遠心ファン30は、本体ケーシング10の中に収容されている。図3及び図4には、本体ケーシング10の中の収容空間HSに収容された遠心ファン30が示されている。遠心ファン30は、ファンケーシング31及びロータ32を有している。ファンケーシング31には、第1空気入口36、第2空気入口37及び空気出口38が形成されている。ロータ32は、ファンケーシング31の中に取り付けられている。ロータ32は多数の羽根を有しているが、図3及び図4においては、ロータ32の羽根の記載は省略されている。ロータ32がファンケーシング31の中で回転することにより、遠心ファン30は、第1空気入口36及び第2空気入口37から空気を吸い込んで、空気出口38から空気を吹き出す。ファンケーシング31は、第1空気入口36を形成する第1ベルマウス41を有し、第2空気入口37を形成する第2ベルマウス42を有する。収容空間HSの中において、遠心ファン30の空気出口38が本体ケーシング10の第2面12に取り付けられている。収容空間HSの中において、遠心ファン30は、第1空気入口36が第3面13に対向し、第2空気入口37が第4面14に対向するように配置されている。
 ファンユニット1は、遠心ファン30の風量に相当する風量相当量を検出する風量検出部50を備えている。風量相当量は、風量に換算できる物理量である。風量相当量は、例えば、風速である。例えば実験またはシミュレーションを予め行って、ファンユニット1の風量検出部50で検出される風速と風量の関係を求めておいて、風量検出部50が取り付けられるファンユニット1の風速を風量に換算できるようにしておく。ファンユニット1の風速を風量に換算できるようにするために、例えば、風速と風量の関係式を求めておいてもよく、風速を風量に換算するための換算表を作成しておいてもよい。風量検出部50は、本体ケーシング10の中に収容されている。換言すると、風量検出部50は、収容空間HSの中に配置されている。風量検出部50は、風量を精度良く求めるために、第1ベルマウス41に配置されている。ここでは、風量検出部50が第1ベルマウス41に配置されている場合を例に挙げているが、風量検出部50は、第2ベルマウス42に配置されてもよい。また、第1ベルマウス41と第2ベルマウス42の両方に風量検出部50が配置されてもよい。風量検出部50が第1ベルマウス41と第2ベルマウス42のうちの少なくとも一方に配置される場合は、第1ベルマウス41と第2ベルマウス42以外の場所であるファンケーシング31の外側の表面及び本体ケーシング10の第1面11から第6面16の内側の表面のいずれかなどに配置される場合に比べて精度の良い風量の検出が行える。
 (2)詳細構成
 (2-1)風量検出部50
 図5に風量検出部50の一例としての熱式風速センサが示されている。風量検出部50は、プローブ51と本体部52と気温測定部53とを有している。風量検出部50は、プローブ51には、発熱体と温度センサが設けられている。プローブ51を通過する空気の速度によってプローブ51の放散熱量が異なる。風量検出部50は、放散熱量を計測することによって風速を検出する。ここでは、放散熱量を風速に換算して、風速を風量に換算する場合を説明している。しかし、放散熱量を直接風量に換算するように風量検出部50が構成されてもよい。その場合には、放散熱量が風量相当量になる。
 プローブ51は、本体部52の長方形状の部分から延びた細長い部分の先端部に設けられている。本体部52の長方形状の部分は、縦の長さL1で、横の長さL2の長方形の板を基礎とする形状である。縦の長さL1が例えば20mmで、横の長さL2が例えば15mmである。プローブ51を含む風量検出部50の縦の長さL3は例えば30mmである。
 気温測定部53は、プローブ51の両側に1つずつ設けられ、合計2つ設けられている。気温測定部53は、プローブ51を通過する空気の温度を測定する。風速が同じでも、空気の温度によってプローブ51から放散される放散熱量が変化する。そのため、風量検出部50は、気温により風量検出部50で検出される風量の値の温度補償を行っている。
 (2-2)遠心ファン30
 遠心ファン30は、ファンケーシング31の外に、ロータ32を回転駆動するファンモータ33を備えている。ファンモータ33とロータ32は、回転軸34によって連結されている。回転軸34は、本体ケーシング10の第3面13から第4面14に向かう方向に延びている。ロータ32は、回転軸34を中心に回転する。ファンモータ33は、本体ケーシング10の第4面14よりも第3面13に近い位置に配置されている。ファンケーシング31は、ファンモータ33よりも第4面14に近い位置に配置されている。ファンケーシング31は、第3面13と第4面14の中間点よりも第4面14に寄せて配置されている。そのため、第1ダクト100及び第2ダクト200も、第3面13よりも第4面14に近い位置に配置されている。
 (2-3)風量検出部50の配置位置
 風量検出部50のプローブ51は、本体ケーシング10の吸込口18から流入して遠心ファン30の第1空気入口36に吸い込まれる気流の中に配置されている。そのために、風量検出部50の本体部52は、ファンケーシング31に固定されている。ここでは、本体部52がファンケーシング31に固定されている場合を説明するが、本体部52は、第1ベルマウス41に固定されてもよい。また、本体部52は、ファンケーシング31と第1ベルマウス41の両方に固定されてもよい。
 風量検出部50が配置されるべき第1ベルマウス41が図6及び図7に示されている。図7には、図6のI-I線で切断したファンケーシング31の一部の断面が模式的に示されている。図7には、回転軸34を含む平面で切断した第1ベルマウス41の断面が示されている。図7を見ると、第1ベルマウス41の表面は、回転軸34に向かって凸の曲線を描いている。さらに詳細には、第1ベルマウス41の表面は、回転軸34に向かって凸の円弧を描いている。ここには、第1ベルマウス41の表面が凸の円弧を描く例が示されているが、第1ベルマウス41の表面が描く曲線は円弧には限られない。第1ベルマウス41の表面は、回転軸34に近づくにつれてファンケーシング31の第1表面31aからファンケーシング31の内側に入り込んで第1空気入口36に達する形状を有している。
 図7に示されている第1方向DR1は、ファンケーシング31の断面における回転軸34に直交する方向である。第1ベルマウス41がファンケーシング31の内側に入り込み始めた位置P1と第1空気入口36との間の領域は、図7に示されている領域AA1である。領域AA1の外側は位置P1までであり、内側は図7に示されている位置P2までである。位置P2は、第1ベルマウス41と第1空気入口36の境界であり、第1ベルマウス41の表面の内周に位置する。この第1方向DR1において、プローブ51は、第1ベルマウス41がファンケーシング31の内側に入り込み始めた位置P1から第1空気入口36の半径Rの3分の1までの間に配置される。回転軸34の延びる方向(以降の説明では、第2方向DR2という。)に見て、本体部52の少なくとも一部と領域AA1とが重なるように風量検出部50が配置されている。このように配置された本体部52は、ファンケーシング31の外側の表面である第1表面31aに固定されている。ここでは、本体部52の一部が第1表面31aに固定されているが、プローブ51が測定空間MS内に位置するのであれば、本体部52の全体が、第1表面31aに固定されてもよい。
 領域AA1に本体部52を配置するのは、プローブ51を図7の測定空間MSに配置するためである。この測定空間MSは、図7にドットハッチングで示された空間である。測定空間MSは、第1ベルマウス41の表面が突出する方向で且つ第1ベルマウス41の表面の法線上にある空間である。測定空間MSの中の任意の点は、第1ベルマウス41の表面との間に0より大きく且つ第1空気入口36の半径R1の3分の1より小さい間隔dを有している。第2平面PLは、第1ベルマウス41の内面41aを含み且つ回転軸34に垂直な平面である。第1ベルマウス41の内面41aは、ファンケーシング31の内側の面であって、領域AA1の範囲である。測定空間MSは、第1方向DR1に見て、第2平面PLの一部を含み、第2平面PLよりもロータ32から遠い範囲に設けられる。第1方向DR1に見て、ロータ32から遠い方の測定空間MSの端縁から位置P1までの距離は第1空気入口36の半径R1の3分の1より短い。第1ベルマウス41がファンケーシング31の内側に入り込み始めた位置P1は、第1ベルマウス41の頂部である。測定空間MSは、第2方向DR2に見て、第1ベルマウス41がファンケーシング31の内側に入り込み始めた位置P1よりも回転軸34に近い範囲であって回転軸34から第1空気入口36の3分の2より離れた範囲に限定される。第1ベルマウス41がファンケーシング31の内側に入り込み始めた位置P1は、第1ベルマウス41の外周に位置する。従って、図7に示されている測定空間MSは、第2方向DR2に見て、第1ベルマウス41の外周よりも内側で且つ第1ベルマウス41の内周よりも半径R1/3だけ内側の位置までに限定されるドーナッツ状の空間である。測定空間MSは、さらに、第1ベルマウス41から離れた空間に限定される。第1ベルマウス41の表面から測定空間MSまでの距離dは、d>0であり、例えば1mmである。第1ベルマウス41から1mm以上離れた場所にプローブ51が配置されると、風速から風量に精度良く換算できる。測定空間MSは、図7に示されているように、回転軸34を含む平面で切断した断面を見ると、第1ベルマウス41の周囲の2つの扇形の形状を有する。
 図8に示されているように、第1ベルマウス41は、本体ケーシング10の吸込口18に基づいて第1領域AR1(斜線のハッチングが施されていない領域)と第2領域AR2(斜線のハッチングが施されている領域)に分けることができる。風量検出部50のプローブ51は、より風速の安定する第2領域AR2の第1ベルマウス41の表面の法線上に配置されることが好ましい。
 図8に示されているように、回転軸34を対称軸として本体ケーシング10の吸込口18と線対称の仮想的な図形Fi1を考える。吸込口18の形状は、図3に示されているように円形である。吸込口18は、回転軸34と平行である。遠心ファン30の第3面13(図3参照)から回転軸34が延びる方向に吸込口18を見ると、第3面13に近い側の半円hc1が見える。図8には、回転軸34を対称軸として半円hc1に対して線対称な図形である半円hc2が描かれている。図形Fi1は、回転軸34を軸として吸込口18を180度回転させたときに重なる円形の図形である。第1領域AR1は吸込口18に近い領域であり、第2領域AR2は図形Fi1に近い領域である。図8に示されている直線ln1は、回転軸34及び第1ベルマウス41を通り、吸込口18と図形Fi1とか等距離にある直線である。この直線ln1を使って第1領域AR1と第2領域AR2を説明すると、第1ベルマウス41の中の直線ln1よりも吸込口18に近い領域が第1領域AR1であり、第1ベルマウス41の中の直線ln1よりも図形Fi1に近い領域が第2領域AR2であるということになる。
 以上の風量検出部50の配置位置の説明では、第1ベルマウス41に風量検出部50を配置する場合を例に挙げて説明している。第2ベルマウス42に風量検出部50を配置する場合も、第1ベルマウス41に風量検出部50を配置する場合と同様に配置される。風量検出部50を第2ベルマウス42に配置するときには、風量検出部50のプローブ51は、本体ケーシング10の吸込口18から流入して遠心ファン30の第2空気入口37に吸い込まれる気流の中に配置される。風量検出部50が第2ベルマウス42に配置される場合に、風量検出部50の本体部52は、ファンケーシング31に固定される。または、本体部52は、第1ベルマウス41に固定されてもよい。さらには、本体部52は、ファンケーシング31と第1ベルマウス41の両方に固定されてもよい。
 (3)風速と風量の関係
 図9から図13には、ファンケーシング31の異なる位置に風量検出部50を取り付けて測定した風速と風量の関係が示されている。図9に示されているグラフは、既に説明したように、図3に示されている位置に風量検出部50を取り付けたときの風速と風量の関係を示している。図10に示されているグラフは、図4に示されている第1の場所SP1に風量検出部50を取り付けたときの風速と風量の関係を示している。図11に示されているグラフは、図4に示されている第2の場所SP2に風量検出部50を取り付けたときの風速と風量の関係を示している。図12に示されているグラフは、図3に示されている第3の場所SP3に風量検出部50を取り付けたときの風速と風量の関係を示している。図13に示されているグラフは、図4に示されている第4の場所SP4に風量検出部50を取り付けたときの風速と風量の関係を示している。なお、図4の第1の場所SP1及び第2の場所SP2に取り付けられている風量検出部50のプローブ51は、図3に示されている風量検出部50のプローブ51と同様に、測定空間MSの中に配置されている。
 既に説明した、図3に示されている風量検出部50の取付け位置は、第1ベルマウス41の中の吸込口18から最も遠い場所である。第1の場所SP1は、第2ベルマウス42の中の吸込口18に最も近い場所である。第2の場所SP2は、第2ベルマウス42の中の第5面15に最も近い場所である。第3の場所SP3は、ファンケーシング31の第1表面31aの中の最も吸込口18に近い場所である。第4の場所SP4は、ファンケーシング31の第2表面31cの中の最も吸込口18に近い場所である。
 図9から図13に示されているグラフを得るための測定では、第2ダクト200は取り外した状態で測定が行われている。第1ダクト100としては、長さL11が500mmである角ダクトと丸ダクトが用いられた。丸ダクトの直径は200mmである。角ダクトは、本体ケーシング10の第1面11の大きさと同じ大きさのものが用いられた。角ダクトを用いている場合は、角ダクトを外すと、丸ダクトを取り付けるための第1面11があったところは全て開口になる。本体ケーシング10の長さL12が340mm、幅L13が520mm、高さL14が300mmである。図9から図13に示されているグラフの中の一点鎖線で示されているグラフは、第1ダクト100が丸ダクトで、ファンユニット1の外の機外静圧が0[Pa]で、丸ダクトの中心軸がファンケーシング31の中心と一致するように取り付けられた状態で測定されたものである。実線と四角形のプロットとで示されているグラフは、第1ダクト100が丸ダクトで、ファンユニット1の外の機外静圧が200[Pa]で、丸ダクトの中心軸がファンケーシング31の中心と一致するように取り付けられた状態で測定されたものである。二点鎖線と三角形のプロットとで示されているグラフは、第1ダクト100が丸ダクトで、機外静圧が0[Pa]で、丸ダクトの中心軸が本体ケーシング10の中心と一致するように取り付けられた状態で測定されたものである。実線とx印のプロットとで示されているグラフは、第1ダクト100が丸ダクトで、機外静圧が200[Pa]で、丸ダクトの中心軸が本体ケーシング10の中心と一致するように取り付けられた状態で測定されたものである。破線とアスタリスク印のプロットとで示されているグラフは、第1ダクト100が角ダクトで、機外静圧が0[Pa]の状態で測定されたものである。実線と丸いプロットとで示されているグラフは、第1ダクト100が角ダクトで、機外静圧が200[Pa]の状態で測定されたものである。
 図9から図11に示されているグラフを用いて、第1ベルマウス41または第2ベルマウス42に風量検出部50を取り付けている場合と、第1ベルマウス41及び第2ベルマウス42以外のファンケーシング31の第1表面31a及び第2表面31cの吸込口18に近い場所に風量検出部50が取り付けられている場合とを比べると次のことが分かる。図9、図10及び図11に示されているグラフは、丸ダクトの場合も、角ダクトの場合も直線の傾きがほぼ同じになる。それに対して、図12及び図13では、丸ダクトの場合と角ダクトの場合で直線の傾きが大きく異なる。このことから、第1ベルマウス41または第2ベルマウス42に風量検出部50を取り付けている場合には、吸込口18の形状(第1ダクト100の流路断面の形状)にかかわらず、風速と風量の関係性が保たれる。それに対し、図12及び図13のようにベルマウスから遠いファンケーシング31の表面に風量検出部50が取り付けられる場合には、風速と風量の関係が吸込口18の形状(第1ダクト100の流路断面の形状)に大きな影響を受ける。このことから、第1ベルマウス41または第2ベルマウス42の測定空間MSの中に風量検出部50のプローブ51が配置されるように風量検出部50を固定することで、ファンユニット1を、第1ダクト100の流路断面の形状を変えても風速から風量への換算条件を変更しなくてもよい構成とすることができる。
 (4)変形例
 (4-1)変形例A
 上記実施形態では、図7を用いて、第1ベルマウス41及び第2ベルマウス42がファンケーシング31の第1表面31a及び第2表面31cから突出しない場合について説明した。しかし、ベルマウスは、図14に示されている第1ベルマウス43及び第2ベルマウス44のように、ファンケーシング31の第1表面31a及び第2表面31cから突出するものであってもよい。
 風量検出部50が配置されるべき第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)が図14に示されている。図14には、回転軸34を含む平面で切断した第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の断面が示されている。図14を見ると、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面は、回転軸34に向かって凸の曲線を描いている。さらに詳細には、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面は、回転軸34に向かって凸の円弧を描いている。図14を見ると、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面は、回転軸34に近づくにつれてファンケーシング31の第1表面31a(第2表面31c)から外側に向けて突出して頂部PPに達してからファンケーシング31の内側に向けて伸びて第1空気入口36(第2空気入口37)に達する形状を有している。
 領域AA2の外側はファンケーシング31の第1表面31aとの境界である位置P4までであり、内側は図14に示されている位置P3までである。言い換えると、位置P4は第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の外周に位置する。位置P3は、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面と第1空気入口36(第2空気入口37)の境界であり、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面の内周に位置する。従って、図14に示されている測定空間MSは、第2方向DR2に見て、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の外周から半径R1/3だけ外側の位置から第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の内周よりも半径R1/3だけ内側の位置までに限定されるドーナッツ状の空間である。第2方向DR2に見て本体部52の少なくとも一部と領域AA2とが重なるように風量検出部50が配置されている。なお、プローブ51が測定空間MS内に位置するのであれば、本体部52の全体が、第1表面31aに固定されてもよい。
 領域AA2に本体部52を配置するのは、プローブ51を図14の測定空間MSに配置するためである。この測定空間MSは、図14にドットハッチングで示された空間である。測定空間MSは、第1ベルマウス41の表面が突出する方向で且つ第1ベルマウス41の表面の法線上にある空間である。測定空間MSの中の任意の点は、第1ベルマウス41の表面との間に0より大きく且つ第1空気入口36の半径R1の3分の1より小さい間隔dを有している。第2平面PLは、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の内面43a(内面44a)を含み且つ回転軸34に垂直な平面である。第1ベルマウス41の内面43a,44aは、ファンケーシング31の内側の面であって、領域AA2の範囲の平坦な部分である。測定空間MSは、第1方向DR1に見て、第2平面PLの一部を含み、第2平面PLよりもロータ32から遠い範囲に設けられる。第1方向DR1に見て、ロータ32から遠い方の測定空間MSの端縁から頂部PPまでの距離は第1空気入口36(第2空気入口37)の半径R1の3分の1より短い。測定空間MSは、第2方向DR2に見て、回転軸34から遠い側の端縁が第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面とファンケーシング31の境界P4から第1空気入口36の3分の1だけ離れたところまでに限定される。また、測定空間MSは、第2方向DR2に見て、回転軸34に近い側の端縁が第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面と第1空気入口36(第2空気入口37)の境界P3から回転軸34に向かって半径の1/3までに限定される。測定空間MSは、さらに、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)から離れた空間に限定される。この距離は、例えば1mmである。第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)から1mm以上離れた場所にプローブ51が配置されると、風速から風量に精度良く換算できる。測定空間MSは、図14に示されているように、回転軸34を含む平面で切断した断面を見ると、第1ベルマウス41(第2ベルマウス44)の周囲の輪形を2分割した2つの形状を有する。
 図8に示されている第1ベルマウス41と同様に、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)は、本体ケーシング10の吸込口18に基づいて第1領域AR1と第2領域AR2に分けることができる。風量検出部50は、吸込口18から遠い第2領域AR2に配置されることが好ましい。
 (4-2)変形例B
 上記実施形態では、遠心ファン30が第1空気入口36と第2空気入口37の2つの空気入口を持つ場合について説明した。しかし、遠心ファン30は2つの第1空気入口36と第2空気入口37を持つものには限られず、例えば1つの空気入口しか持たない遠心ファンにも上記実施形態の技術を適用することができる。
 (4-3)変形例C
 上記実施形態では本体ケーシング10の形状が直方体を基礎とする形状である場合について説明した。しかし、本体ケーシング10の形状は上記実施形態の形状には限られない。本体ケーシング10の形状は、例えば立方体または円筒形を基礎とする形状であってもよい。
 (4-4)変形例D
 上記実施形態では、ファンモータ33が本体ケーシング10の中の収容空間HSに配置されている場合について説明した。しかし、ファンモータ33は、本体ケーシング10の外に配置されてもよい。ファンモータ33が本体ケーシング10の外に配置されていてファンケーシング31が本体ケーシング10の中に配置されている場合も、遠心ファン30が本体ケーシング10の中に配置されている態様に含まれる。
 (5)特徴
 (5-1)
 上述のファンケーシング31は、本体ケーシング10の中からファンケーシング31の中に空気を吸入する第1空気入口36を形成する第1ベルマウス41,43及び第2空気入口37を形成する第2ベルマウス42,44を有する。風量検出部50の本体部52は、ファンケーシング31、第1ベルマウス41,43及び第2ベルマウス42,44のうちの少なくとも一つに固定されている。このようなファンユニット1では、第1ベルマウス41及び第2ベルマウス42の近傍で気流が安定する。第1ベルマウス41及び第2ベルマウス42のうちの少なくとも一つの表面が突出する方向で且つ第1ベルマウス41及び第2ベルマウス42のうちの少なくとも一つの表面の法線上にプローブ51が配置されている。このプローブ51は、第1ベルマウス41及び第2ベルマウス42のうちの少なくとも一つの表面との間に0より大きく且つ第1空気入口36の半径R1の3分の1より小さい間隔dを有する。このような場所に配置されたプローブ51は、安定した気流の中で風量相当量を検出することができる。従って、このようなプローブ51により、風量検出部50は、正確な風量相当量を検出することができる。
 (5-2)
 図7に示されているファンユニット1では、第1ベルマウス41(第2ベルマウス42)の表面の法線上にプローブ51が位置する。さらに第1ベルマウス41(第2ベルマウス42)の表面との間に0より大きく且つ第1空気入口36の半径R1の3分の1より小さい間隔dを有するプローブ51は、気流が安定する測定空間MSに位置する。このように気流が安定する測定空間MSにプローブ51を位置させているファンユニット1は、前述の場所以外の場所にプローブ51が配置される他のファンユニットに比べて、より正確な風量相当量を検出することができる。
 (5-3)
 図14に示されているファンユニット1では、第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面の法線上にプローブ51が位置する。さらに第1ベルマウス43(第2ベルマウス44)の表面との間に0より大きく且つ第1空気入口36の半径R1の3分の1より小さい間隔dを有するプローブ51は、気流が安定する測定空間MSに位置する。このように気流が安定する測定空間MSにプローブ51を位置させているファンユニット1は、前述の場所以外の場所にプローブ51が配置される他のファンユニットに比べて、より正確な風量相当量を検出することができる。
 以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
 1 ファンユニット
 10 本体ケーシング
 30 遠心ファン
 31 ファンケーシング
 32 ロータ
 34 回転軸
 36 第1空気入口(空気入口の例)
 37 第2空気入口(空気入口の例)
 41,43 第1ベルマウス(ベルマウスの例)
 42,44 第2ベルマウス(ベルマウスの例)
 50 風量検出部
 51 プローブ
 52 本体部
特開2019-167828号公報

Claims (6)

  1.  ファンケーシング(31)及び前記ファンケーシングの中に配置されて回転軸(34)を中心に回転するロータ(32)を有する遠心ファン(30)と、
     本体部(52)と、前記遠心ファンの風量に相当する風量相当量を検出するプローブ(51)とを有する風量検出部(50)と、
     前記遠心ファン及び前記風量検出部を収容する本体ケーシング(10)と、
    を備え、
     前記ファンケーシングは、前記本体ケーシングの中から前記ファンケーシングの中に空気を吸入する空気入口(36,37)を形成するベルマウス(41,42,43,44)を有し、
     前記ベルマウスの表面は、前記回転軸を含む平面で切断した断面を見ると、前記回転軸に向かって凸の曲線を描く形状を有し、
     前記本体部は、前記ファンケーシング及び前記ベルマウスのうちの少なくとも一方に固定され、
     前記プローブは、前記ベルマウスの表面が突出する方向で且つ前記ベルマウスの表面の法線上に配置され、前記ベルマウスの表面との間に0より大きく前記空気入口の半径の3分の1より小さい間隔を有する、ファンユニット(1)。
  2.  前記ベルマウス(41,42)の表面は、前記回転軸に近づくにつれて前記ファンケーシングの表面から内側に入り込んで前記空気入口に達する形状を有している、
    請求項1記載のファンユニット(1)。
  3.  前記ベルマウス(43,44)の表面は、前記回転軸に近づくにつれて前記ファンケーシングの表面から外側に向けて突出して頂部に達してから前記ファンケーシングの内側に向けて伸びて前記空気入口に達する形状を有している、請求項1記載のファンユニット(1)。
  4.  前記本体ケーシングは、前記本体ケーシングに空気を吸い込む吸込口(18)が設けられ、
     前記風量検出部は、前記本体ケーシングの前記吸込口から流入して前記遠心ファンの前記空気入口に吸い込まれる気流の中に配置されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のファンユニット(1)。
  5.  前記風量検出部は、前記回転軸を対称軸として前記本体ケーシングの前記吸込口と線対称の仮想的な図形を考えて、前記吸込口に近い第1領域(AR1)と前記仮想的な図形に近い第2領域(AR2)に前記ベルマウスを分けたときに、前記第2領域に配置される、
    請求項4記載のファンユニット(1)。
  6.  前記風量検出部は、前記空気入口から吸入される空気の風速を前記風量相当量として検出する風速センサである、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のファンユニット(1)。
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