WO2022014381A1 - 駆動力源制御装置 - Google Patents

Abstract

駆動力源制御装置２は、駆動力源１が発生する動力を活軸に伝達する変速機の種別を示す種別情報と、変速機の複数の種別それぞれに関連付けられた複数の駆動力源の制御情報とを記憶する記憶部２２と、記憶部２２に記憶されている複数の駆動力源の制御情報のうち、車両Ｓに対応する変速機の種別に関連付けられた駆動力源の制御情報に基づいて駆動力源１を制御する駆動力源制御部２３３と、を有する。

Description

駆動力源制御装置

　本発明は、駆動力源制御装置に関する。

　車両のエンジンを制御するＥＣＭ（Engine Control Module）は、車両の変速機を制御するＴＣＭ（Transmission Control Module）から取得した変速機の種別情報に基づいてエンジンを制御する（例えば、特許文献１を参照）。

特開２０１３－１６９８８３号公報

　ＥＣＭとＴＣＭとを接続する通信路にレアショート断線などの障害が起きた場合、ＥＣＭは、車両の変速機の種別情報を正しく取得できない。その結果、車両の変速機に適したエンジンの制御を行うことができないという問題が生じていた。

　そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、車両の変速機に適したエンジンの制御を可能とする駆動力源制御装置を提供することを目的とする。

　本発明の態様に係る駆動力源制御装置は、車両の駆動力源を制御する駆動力源制御装置であって、前記駆動力源が発生する動力を活軸に伝達する変速機の種別を示す種別情報と、前記変速機の複数の種別それぞれに関連付けられた複数の前記駆動力源の制御情報とを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている複数の前記駆動力源の制御情報のうち、前記車両に対応する前記変速機の種別に関連付けられた前記駆動力源の制御情報に基づいて前記駆動力源を制御する駆動力源制御部と、を有する。

　前記変速機を制御する変速機制御装置が出力した、前記変速機の種別を示す種別情報に対応する識別情報を取得する取得部と、前記識別情報に基づいて前記変速機の種別を特定する特定部と、前記特定部が特定した前記変速機の種別を示す前記種別情報を前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、をさらに有してもよい。

　前記記憶制御部は、前記記憶部に前記種別情報が記憶されていないことを条件として、前記種別情報を前記記憶部に記憶させてもよい。

　前記記憶部は、前記変速機の種別が手動変速機であることを示す前記種別情報を初期値として記憶し、前記記憶制御部は、前記特定部が特定した前記変速機の種別が手動変速機ではない場合に、前記記憶部が記憶する前記種別情報を前記特定部が特定した前記変速機の種別を示す前記種別情報に更新してもよい。

　前記記憶制御部は、前記特定部が前記識別情報を取得した回数が、所定時間において所定の回数以上であることを条件として、前記種別情報を前記記憶部に記憶させてもよい。

　前記特定部は、前記駆動力源制御装置が動作を開始した時刻から前記駆動力源が始動する直前の時刻までの間に前記識別情報を取得した場合、前記識別情報に基づいて前記変速機の種別を特定してもよい。

　本発明によれば、車両の変速機に適したエンジンの制御をすることができるという効果を奏する。

本実施形態に係る車両Ｓの構成を示す図である。 駆動力源制御装置２の構成を示す図である。 記憶部２２に記憶されたデータの一例を示す図である。 制御部２３における動作の流れを示すフローチャートである。

＜車両Ｓの構成＞
　図１は、本実施形態に係る車両Ｓの構成を示す図である。図１（ａ）は、車両Ｓが有する変速機３の種別が手動変速機（ＭＴ：Manual Transmission）である場合の車両Ｓの構成を示す図である。図１（ｂ）は、車両Ｓが有する変速機３の種別が、ＭＴ以外である場合の車両Ｓの構成を示す図である。ＭＴ以外の変速機３の種別は、例えばＡＴ（Automatic Transmission）又はＡＭＴ（Automated Manual Transmission）である。

　図１（ａ）に示すように車両Ｓが有する変速機３の種別がＭＴである場合、車両Ｓは、駆動力源１と、駆動力源制御装置２と、変速機３とを有する。車両Ｓが有する変速機３の種別がＭＴである場合、駆動力源制御装置２は、駆動力源１と車載ネットワークを介して接続されている。車載ネットワークは、例えばＣＡＮ（Controller Area Network）である。

　図１（ｂ）に示すように車両Ｓが有する変速機３の種別がＭＴ以外である場合、車両Ｓは、駆動力源１と、駆動力源制御装置２と、変速機３と、変速機制御装置４とを有する。車両Ｓが有する変速機３の種別がＭＴ以外である場合、駆動力源制御装置２は、駆動力源１及び変速機制御装置４とＣＡＮ等の車載ネットワークを介して接続されている。

　駆動力源１は、車両Ｓが走行するための動力を発する。駆動力源１は、エンジン又はモータのうち少なくとも１つを有する。駆動力源１は、例えば車両Ｓがエンジン車の場合はエンジンを有し、車両Ｓがハイブリッド車の場合はエンジンとモータとを有し、車両Ｓが電動車の場合はモータを有する。駆動力源１は、駆動力源制御装置２の制御に基づいて、例えばエンジンに噴射する燃料の噴射量及び噴射タイミング、又はモータの回転数を変えることで、車両Ｓのアクセル開度に対応する動力を発する。

　駆動力源制御装置２は、例えばＥＣＭ（Engine Control Module）であり、車両Ｓの駆動力源１が発生させる動力を制御する。変速機制御装置４は、例えばＴＣＭ（Transmission Control Module）である。

　駆動力源制御装置２は、車両Ｓの動作を開始した直後に発生させるＣＡＮを介した変速機制御装置４との通信の状況に基づいて、変速機３の種別を特定する。駆動力源制御装置２は、図１（ｂ）に示すように車両Ｓが変速機制御装置４を有している場合、ＣＡＮを介して変速機制御装置４から取得した変速機３の種別に対応する識別情報を取得することにより、変速機３の種別がＭＴ以外であることを特定する。識別情報は、ＣＡＮを介して送受信するための通信ＩＤであり、例えば変速機３の種別を示す種別情報を含むことができる。

　一方、駆動力源制御装置２は、図１（ａ）に示すように車両Ｓが変速機制御装置４を有していない場合は、ＣＡＮを介した通信により変速機３の種別に対応する識別情報を取得できないことにより、変速機３の種別がＭＴであることを特定する。

　ところで、ＣＡＮの通信路に断線などの障害が起きた場合、駆動力源制御装置２はＣＡＮを介した通信の状況に基づいて車両Ｓが有する変速機３の種別を特定することができないという問題が生じる。これに対して、駆動力源制御装置２は、ＣＡＮを介した通信の状況に基づいて車両Ｓが有する変速機３の種別を特定できた場合は、車両Ｓが有する変速機３の種別を示す変速機特定情報を記憶部に記憶させておく。

　駆動力源制御装置２は、記憶部に記憶されている変速機特定情報に関連付けられた制御情報を特定する。制御情報は、例えば、エンジン回転数及びスロットル開度に応じて燃料の噴射量及び噴射タイミングを決定するための情報である。駆動力源制御装置２は、特定した制御情報に基づいて駆動力源１を制御する。駆動力源制御装置２がこのように動作することで、駆動力源制御装置２は、ＣＡＮの通信路において障害が発生したことにより、ＣＡＮを介した通信ができない場合であっても、車両Ｓが有する変速機３に適したエンジンの制御を行うことができる。

＜駆動力源制御装置２の構成＞
　図２は、駆動力源制御装置２の構成を示す図である。図２に示すように、駆動力源制御装置２は、取得部２１と、記憶部２２と、制御部２３とを有する。

　取得部２１は、車載ネットワークを介して情報を受信するための通信デバイスを含む。通信デバイスは、例えばＣＡＮコントローラである。取得部２１は、車両Ｓが変速機制御装置４を有する場合、変速機３の種別を示す種別情報に対応する識別情報を変速機制御装置４から取得する。

　記憶部２２は、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部２２は、制御部２３が実行するプログラムを記憶している。記憶部２２は、駆動力源が発生する動力を活軸に伝達する変速機３の種別を示す種別情報と、変速機３の複数の種別それぞれに関連付けられた複数の駆動力源の制御情報とを記憶する。

　図３は、記憶部２２に記憶されたデータの一例を示す図である。図３は、記憶部２２が記憶する複数の変速機３の種別を示す複数の種別情報と複数の駆動力源の制御情報とを示している。記憶部２２は、複数の変速機３それぞれに対応する種別情報である複数の「変速機の種類」それぞれに関連付けて、エンジンを制御するための制御情報である「駆動力源の制御情報」を記憶している。

　記憶部２２は、制御部２３が駆動力源１の制御に用いる「駆動力源の制御情報」を特定するために、複数の「変速機の種類」のうち、１つの「変速機の種類」を変速機特定情報として記憶している。記憶部２２が記憶している変速機特定情報の初期値は、ＭＴに対応する種別情報（図３に示す「ＭＴ」）である。

　制御部２３は、例えば変速機特定情報がＭＴに対応する種別情報の場合、ＭＴに関連付けられた駆動力源の制御情報（図３に示す「ｄｄｄ」）を用いて駆動力源１を制御する。

　一方、制御部２３は、変速機特定情報がＭＴ以外に対応する種別情報の場合、ＭＴ以外に対応する種別情報に関連付けられた駆動力源の制御情報を用いて駆動力源１を制御する。例えば、変速機特定情報が図３に示す「ＡＡＡ」の場合、変速機特定情報に対応する駆動力源の制御情報は、図３に示す「ａａａ」である。ＭＴ以外に対応する複数の種別情報それぞれに関連付けられた複数の「駆動力源の制御情報」それぞれは、ＭＴ以外に対応する複数の種別情報それぞれが示す複数の変速機３それぞれに最適化されている。

　このように、制御部２３は、車両Ｓが有する変速機がＭＴ以外の場合、車両Ｓが有する変速機３の種別を示す種別情報と一致する変速機特定情報を用いて駆動力源１の制御を行う。したがって、制御部２３は駆動力源１を最適に制御できる。

　図２に戻って、制御部２３は、例えばＣＰＵ（Central Processing Unit）である。制御部２３は、記憶部２２に記憶されているプログラムを実行することにより、特定部２３１、記憶制御部２３２、及び駆動力源制御部２３３として機能する。

　特定部２３１は、取得部２１から取得した識別情報に含まれる変速機３の種別を示す種別情報を取得し、種別情報に基づいて変速機制御装置４が制御する変速機３の種別を特定する。

　特定部２３１は、ＥＣＭ及びＴＣＭが動作を開始した時刻からエンジンが始動する直前の時刻までに取得部２１から識別情報を取得した場合、取得した種別情報に基づいて変速機３の種別を特定する。一方、特定部２３１は、エンジンが始動する直前の時刻までに取得部２１から識別情報を取得しなかった場合、車両Ｓが変速機制御装置４を有しないと判定して、変速機３の種別を「ＭＴ」と特定する。

　記憶制御部２３２は、特定部２３１が特定した変速機３の種別を示す種別情報を変速機特定情報として記憶部２２に記憶させる。記憶制御部２３２がこのように動作することで特定部２３１２は、エンジンが停止してから再び始動するまでの間にＣＡＮの通信路に障害が起きた場合であっても、変速機特定情報を記憶部２２から取得することで、車両Ｓが有する変速機３の種別を特定できる。

　記憶制御部２３２は、記憶部２２が記憶している変速機特定情報に対応する変速機３の種別と特定部２３１が特定した変速機３の種別とに基づいて、記憶部２２が記憶している変速機特定情報を特定部２３１が特定した種別情報に更新するか否かを決定してもよい。例えば、記憶部２２は、変速機３の種別が手動変速機（ＭＴ）であることを示す変速機特定情報を初期値として記憶している。そして、記憶制御部２３２は、特定部２３１が特定した変速機３の種別が手動変速機ではない場合に、記憶部２２が記憶している変速機特定情報を特定部２３１が特定した変速機３の種別を示す種別情報に更新する。一方、記憶制御部２３２は、特定部２３１が特定した変速機３の種別が手動変速機である場合、記憶部２２が記憶している変速機特定情報を更新しない。

　記憶制御部２３２がこのように動作することで、記憶制御部２３２は、車両Ｓが有する変速機３がＭＴ以外である場合、変速機制御装置４から取得した正しい識別情報に基づいて特定部２３１が特定した変速機３の種別を示す種別情報を変速機特定情報として記憶部２２に記憶させることができる。

　なお、変速機特定情報の初期値としてＭＴに対応する種別情報を記憶することとしたが、これに限らず、変速機特定情報の初期値を記憶させなくてもよい。この場合、記憶制御部２３２は、例えば記憶部２２に変速機特定情報が記憶されていないことを条件として、特定部２３１が特定した種別情報を変速機特定情報として記憶部２２に記憶させる。記憶制御部２３２がこのように動作することで、記憶制御部２３２は、特定した変速機３の種別を示す種別情報を変速機特定情報として一度だけ記憶部２２に記憶させればよいため、記憶制御部２３２の処理負荷を軽減できる。

　駆動力源制御部２３３は、駆動力源１が有するエンジン又はモータのうち少なくとも１つを制御する。駆動力源制御部２３３は、記憶部２２に記憶されている複数の駆動力源の制御情報のうち、変速機特定情報が示す変速機３の種別（図３に示す「変速機の種類」）に関連付けられた駆動力源の制御情報（図３に示す「駆動力源の制御情報」）に基づいて駆動力源１を制御する。

　具体的には、例えば、駆動力源制御部２３３は、記憶部２２に記憶されている変速機特定情報を取得する。そして、取得した変速機特定情報に対応する変速機３の種類に関連付けられた駆動力源の制御情報を取得する。駆動力源制御部２３３は、例えば変速機特定情報が図３に示す「ＡＡＡ」の場合、「ＡＡＡ」に関連付けられた駆動力源の制御情報である「ａａａ」を取得する。続いて、駆動力源制御部２３３は、取得した駆動力源の制御情報に基づいて、駆動力源１を制御する。

　このように動作することで、駆動力源制御部２３３は、取得部２１が識別情報を正しく取得できない場合であっても、記憶部２２に記憶されている変速機特定情報に基づいて駆動力源１の制御情報を特定することで、駆動力源１の最適な制御を行うことができる。

＜制御部２３のフローチャート＞
　図４は、制御部２３における動作の流れを示すフローチャートである。図４に示すフローチャートは、変速機３の種別を特定部２３１が特定し、変速機３の種別を示す種別情報を記憶制御部２３２が記憶部２２に記憶させる動作を示す。特定部２３１は、ＥＣＭ及びＴＣＭが動作を開始した時刻からエンジンが始動する直前の時刻までの時間（Ｓ１０に示す「所定時間」）に、ＣＡＮを介して変速機制御装置４とデータを送受信する。所定時間のうちに変速機制御装置４とデータを送受信できなかった場合（Ｓ１０のＮＯ）、特定部２３１は、変速機３の種別が手動変速機（ＭＴ）であることを特定する（Ｓ１１）。

　一方、所定時間において変速機制御装置４とデータを送受信できた場合（Ｓ１０のＹＥＳ）、特定部２３１は、変速機制御装置４が出力した識別情報を取得する（Ｓ１２）。続いて、特定部２３１は、識別情報に含まれる変速機３の種別を示す種別情報を取得することにより、変速機３の種別を特定する（Ｓ１３）。

　特定部２３１は、識別情報を取得した回数が所定以上ではない場合（Ｓ１４のＮＯ）、取得した回数が所定以上に達するまで識別情報を取得するためにＳ１０からＳ１３を繰り返す。一方、特定部２３１は、識別情報を取得した回数が所定の回数以上である場合（Ｓ１４のＹＥＳ）、変速機３の種別を示す種別情報を記憶制御部２３２に出力する。所定の回数は、予め実験又はシミュレーションに基づいて定められた回数である。

　記憶制御部２３２は、記憶部２２に記憶されている種別情報がＭＴを示す場合、当該種別情報を初期値と判定する。一方、記憶部に記憶されている種別情報がＭＴ以外を示す場合、当該種別情報が初期値ではないと判定する。

　続いて、記憶制御部２３２は、記憶部２２に記憶されている種別情報が初期値である場合（Ｓ１５のＹＥＳ）、記憶部２２に記憶されている種別情報を特定部２３１から取得した種別情報に更新する（Ｓ１６）。一方、記憶部２２に記憶されている種別情報が初期値でない場合（Ｓ１５のＮＯ）、記憶部２２に記憶されている種別情報を更新せずに処理を終了する。

＜駆動力源制御装置２による効果＞
　以上のとおり、駆動力源制御装置２は、変速機の種別を示す種別情報と複数の駆動力源の制御情報とを記憶する記憶部２２と、駆動力源の制御情報に基づいて駆動力源１を制御する駆動力源制御部２３３とを有する。そして、駆動力源制御部２３３は、記憶部２２に記憶された変速機特定情報が示す変速機３の種別に関連付けられた駆動力源の制御情報に基づいて駆動力源１を制御する。

　駆動力源制御装置２がこのように動作することで、駆動力源制御装置２は、記憶部２２に記憶された車両Ｓが有する変速機３の種別を示す種別情報に関連付けられた駆動力源の制御情報を取得することにより、ＣＡＮを介した通信により種別情報を常時取得する必要がないので、ＣＡＮを介した通信の状態の影響を受けることなく変速機３に適した駆動力源１の制御を行うことができる。

　以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。

１　駆動力源
２　駆動力源制御装置
３　変速機
４　変速機制御装置
２１　取得部
２２　記憶部
２３　制御部
２３１　特定部
２３２　記憶制御部
２３３　駆動力源制御部

Claims (6)

1. 　車両の駆動力源を制御する駆動力源制御装置であって、
   　前記駆動力源が発生する動力を活軸に伝達する変速機の種別を示す種別情報と、前記変速機の複数の種別それぞれに関連付けられた複数の前記駆動力源の制御情報とを記憶する記憶部と、
   　前記記憶部に記憶されている複数の前記駆動力源の制御情報のうち、前記車両に対応する前記変速機の種別に関連付けられた前記駆動力源の制御情報に基づいて前記駆動力源を制御する駆動力源制御部と、
   　を有する、駆動力源制御装置。
2. 　前記変速機を制御する変速機制御装置が出力した、前記変速機の種別を示す種別情報に対応する識別情報を取得する取得部と、
   　前記識別情報に基づいて前記変速機の種別を特定する特定部と、
   　前記特定部が特定した前記変速機の種別を示す前記種別情報を前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、をさらに有する、
   　請求項１に記載の駆動力源制御装置。
3. 　前記記憶制御部は、前記記憶部に前記種別情報が記憶されていないことを条件として、前記種別情報を前記記憶部に記憶させる、
   　請求項２に記載の駆動力源制御装置。
4. 　前記記憶部は、前記変速機の種別が手動変速機であることを示す前記種別情報を初期値として記憶し、
   　前記記憶制御部は、前記特定部が特定した前記変速機の種別が手動変速機ではない場合に、前記記憶部が記憶する前記種別情報を前記特定部が特定した前記変速機の種別を示す前記種別情報に更新する、
   　請求項２に記載の駆動力源制御装置。
5. 　前記記憶制御部は、前記特定部が前記識別情報を取得した回数が、所定時間において所定の回数以上であることを条件として、前記種別情報を前記記憶部に記憶させる、
   　請求項２から４のいずれか一項に記載の駆動力源制御装置。
6. 　前記特定部は、前記駆動力源制御装置が動作を開始した時刻から前記駆動力源が始動する直前の時刻までの間に前記識別情報を取得した場合、前記識別情報に基づいて前記変速機の種別を特定する、
   　請求項２から５のいずれか一項に記載の駆動力源制御装置。
    
    

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