WO2021241692A1

WO2021241692A1 - 神経再生誘導チューブ切断器具

Info

Publication number: WO2021241692A1
Application number: PCT/JP2021/020219
Authority: WO
Inventors: 典孝磯貝; 遊末吉; 敦史岩井
Original assignee: 学校法人近畿大学; 東洋紡株式会社
Priority date: 2020-05-29
Filing date: 2021-05-27
Publication date: 2021-12-02
Also published as: JP2021186934A; JP7486120B2

Abstract

この神経再生誘導チューブ切断器具（１）は、ベース部材（１０）と、第１の方向に延びベース部材（１０）の表面（１５）から窪むように設けられ、神経再生誘導チューブ（１００）を載置する神経再生誘導チューブ載置用溝（１２）と、この神経再生誘導チューブ載置用溝（１２）が延びる第１の方向に対して直交する第２の方向に延び、神経再生誘導チューブ載置用溝（１２）を横断し、神経再生誘導チューブ（１００）を切断するための切断ナイフの通過を案内するガイド溝（１４）とを備え、このガイド溝（１４）は、第１の方向に沿って複数設けられている。この神経再生誘導チューブによれば、所定長さに切断する際に、容易にその作業を正確かつ迅速に行なうことを可能とする。

Description

神経再生誘導チューブ切断器具

　本発明は、神経再生誘導チューブを所定長さに切断する際に用いられる神経再生誘導チューブ切断器具に関する。

　事故や手術などで切断あるいは切除された末梢神経を神経細胞の伸長を利用して繋ぎ直すための神経再生誘導チューブに関する技術が下記の特許文献１および特許文献２に開示されている。

特開２０１８－１４０１８４号公報特許第６４６９５００号公報

　手術中に切断あるいは切除された末梢神経を神経再生誘導チューブを用いて繋ぐ場合、神経再生誘導チューブを所定長さに切断して用いられる。この場合、患部毎に必要とされる神経再生誘導チューブの長さが異なるために、手術中に必要長さを測定し、その場で、神経再生誘導チューブが所定長さに切断される。神経再生誘導チューブの切断に際しては、正確かつ迅速にその切断作業を行なう必要がある。

　本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、神経再生誘導チューブを所定長さに切断する際に、容易にその作業を正確かつ迅速に行なうことを可能とする、神経再生誘導チューブ切断器具を提供することを目的とする。

　本明細書では、神経再生誘導チューブを所定長さに切断するとは、神経再生誘導チューブを完全に二分する完全切断と、神経再生誘導チューブを完全には二分せずスリットを入れる部分切断との両方を意味する。

　この神経再生誘導チューブ切断器具においては、神経再生誘導チューブを所定長さに切断する際に用いられる神経再生誘導チューブ切断器具であって、ベース部材と、第１の方向に延び上記ベース部材の表面から窪むように設けられ、上記神経再生誘導チューブを載置する神経再生誘導チューブ載置用溝と、上記神経再生誘導チューブ載置用溝が延びる上記第１の方向に対して直交する第２の方向に延び、上記神経再生誘導チューブ載置用溝を横断し、上記神経再生誘導チューブを切断するための切断歯の通過を案内するガイド溝と、を備え、上記ガイド溝は、上記第１の方向に沿って複数設けられている。

　他の形態の神経再生誘導チューブ切断器具においては、上記神経再生誘導チューブ載置用溝の一端は、上記ベース部材の第１側面に向けて開放し、上記神経再生誘導チューブ載置用溝の他端は、上記ベース部材の上記第１側面とは反対側に位置する第２側面に向けて開放していない。

　他の形態の神経再生誘導チューブ切断器具においては、上記神経再生誘導チューブ載置用溝の両端は、上記ベース部材の第１側面および第２側面に向けて開放している。

　他の形態の神経再生誘導チューブ切断器具においては、上記ガイド溝の一端および他端は、上記ベース部材の上記表面に位置し、上記ガイド溝は上記ベース部材の深さ方向に凹む湾曲形状を有している。

　他の形態の神経再生誘導チューブ切断器具においては、上記ガイド溝の一端は、上記ベース部材の上記表面に位置し、上記ガイド溝の他端は、上記ベース部材の第３側面に向けて開放している。

　他の形態の神経再生誘導チューブ切断器具においては、上記神経再生誘導チューブ載置用溝の最深部と上記ガイド溝の最深部とが一致している。

　他の形態の神経再生誘導チューブ切断器具においては、上記神経再生誘導チューブ載置用溝の最深部は、上記ガイド溝の最深部よりも深い。

　この神経再生誘導チューブ切断器具によれば、神経再生誘導チューブを所定長さに切断する際に、容易にその作業を正確かつ迅速に行なうことを可能とする、神経再生誘導チューブ切断器具を提供する。

実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具の全体斜視図である。実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具の平面図である。実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具の底面図である。実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具の正面図である。実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具の背面図である。実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具の左側面図である。実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具の右側面図である。実施の形態１の神経再生誘導チューブ切断器具を用いた神経再生誘導チューブの切断状態を示す模式図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具の全体斜視図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具の平面図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具の底面図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具の正面図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具の背面図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具の左側面図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具の右側面図である。実施の形態２の神経再生誘導チューブ切断器具を用いた神経再生誘導チューブの切断状態を示す模式図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具の全体斜視図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具の平面図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具の底面図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具の正面図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具の背面図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具の左側面図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具の右側面図である。実施の形態３の神経再生誘導チューブ切断器具を用いた神経再生誘導チューブの切断状態を示す模式図である。

　本発明に基づいた各実施の形態の神経再生誘導チューブ切断器具について、以下、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。図においては、実際の寸法比率では記載しておらず、構造の理解を容易にするために、一部比率を異ならせて記載している箇所がある。

　（実施の形態１）
　本実施の形態における神経再生誘導チューブ切断器具１の構成について、図１から図７を参照して説明する。図１から図７は、神経再生誘導チューブ切断器具１の全体斜視図、平面図、底面図、正面図、背面図、左側面図および右側面図である。

　この神経再生誘導チューブ切断器具１は、神経再生誘導チューブ１００（図８参照）を所定長さに切断する際に用いられる。神経再生誘導チューブ切断器具１は、矩形形状のベース部材１０と、第１の方向（図１中Ｘ方向）に延びベース部材１０の表面１５から窪むように設けられ、神経再生誘導チューブ１００を載置する神経再生誘導チューブ載置用溝１２と、神経再生誘導チューブ載置用溝１２が延びる第１の方向に対して直交する第２の方向（図１中Ｙ方向）に延び、神経再生誘導チューブ載置用溝１２を横断し、神経再生誘導チューブ１００を切断するための切断歯の通過を案内するガイド溝１４と、を備える。

　ガイド溝１４は、第１の方向に沿って複数設けられている。本実施の形態の神経再生誘導チューブ切断器具１は、５０本のガイド溝１４が、１［ｍｍ］ピッチで設けられている。

　矩形形状のベース部材１０は、神経再生誘導チューブ載置用溝１２およびガイド溝１４が設けられる表面１５、右側面側に位置する第１側面１６ａ、第１側面１６ａとは反対側に位置する第２側面１６ｂ、正面側に位置する第３側面１６ｃ、および、第３側面１６ｃとは反対側に位置する第４側面１６ｄを有する。

　神経再生誘導チューブ載置用溝１２の一端は、ベース部材１０の第１側面１６ａに向けて開放する開放端１２ａを有する。神経再生誘導チューブ載置用溝１２の他端は、ベース部材１０の第１側面１６ａとは反対側に位置する第２側面１６ｂに向けて開放していない閉塞端１２ｂを有する。

　図６を参照して、神経再生誘導チューブ載置用溝１２およびガイド溝１４の溝形状について説明する。神経再生誘導チューブ載置用溝１２は、ベース部材１０の深さ方向（図１中Ｘ方向）に延びるように設けられ底面は半円形状を有している。ガイド溝１４は、一端および他端は、ベース部材１０の表面１５に位置し、ベース部材１０の深さ方向に凹む湾曲形状（半径Ｒ１）を有している。神経再生誘導チューブ載置用溝１２の最深部Ｐ１とガイド溝１４の最深部ｄ１とは一致している。ガイド溝１４の第１の方向（図１中Ｘ方向）の幅は、メス等の医療用器具が通過可能な幅であればよいが、約０．５［ｍｍ］から約２［ｍｍ］程度であるとよい。

　図８を参照して、この神経再生誘導チューブ切断器具１を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断状態について説明する。図８は、神経再生誘導チューブ切断器具１を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断状態を示す模式図である。

　神経再生誘導チューブ載置用溝１２およびガイド溝１４を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断においては、神経再生誘導チューブ載置用溝１２に神経再生誘導チューブ１００を載置する。この際、神経再生誘導チューブ１００の一端は、閉塞端１２ｂに当接するように配置するとよい。神経再生誘導チューブ１００の切断に際しては、図８に示すように、メス５０をガイド溝１４に沿って移動させることで（図８中矢印Ｃ方向）、１［ｍｍ］単位の所定の長さに、神経再生誘導チューブ１００を容易にかつ迅速に切断することができる。

　なお、図１および図２に示すように、神経再生誘導チューブ切断器具１の正面側に位置する第３側面１６ｃにおいて、５［ｍｍ］、１０［ｍｍ］、１５［ｍｍ］、２０［ｍｍ］、２５［ｍｍ］、３０、３５［ｍｍ］、４０［ｍｍ］および４５［ｍｍ］に位置するガイド溝１４は、他端が第３側面１６ｃに開放するように設けられている。さらに、各数字１８が表示されている。これにより、切断すべき長さを容易に判別することが可能となる。

　（実施の形態２）
　本実施の形態における神経再生誘導チューブ切断器具２の構成について、図９から図１５を参照して説明する。図９から図１５は、神経再生誘導チューブ切断器具２の全体斜視図、平面図、底面図、正面図、背面図、左側面図および右側面図である。

　この神経再生誘導チューブ切断器具２は、神経再生誘導チューブ１００（図１６参照）を所定長さに切断する際に用いられる。神経再生誘導チューブ切断器具２は、矩形形状のベース部材２０と、第１の方向（図９中Ｘ方向）に延びベース部材２０の表面２５から窪むように設けられ、神経再生誘導チューブ１００を載置する神経再生誘導チューブ載置用溝２２と、神経再生誘導チューブ載置用溝２２が延びる第１の方向に対して直交する第２の方向（図９中Ｙ方向）に延び、神経再生誘導チューブ載置用溝２２を横断し、神経再生誘導チューブ１００を切断するための切断歯の通過を案内するガイド溝２４と、を備える。

　ガイド溝２４は、第１の方向に沿って複数設けられている。本実施の形態の神経再生誘導チューブ切断器具２は、５４本のガイド溝２４が、１［ｍｍ］ピッチ（Ｐ）で設けられている。

　矩形形状のベース部材２０は、神経再生誘導チューブ載置用溝２２およびガイド溝２４が設けられる表面２５、右側面側に位置する第１側面２６ａ、第１側面２６ａとは反対側に位置する第２側面２６ｂ、正面側に位置する第３側面２６ｃ、および、第３側面２６ｃとは反対側に位置する第４側面２６ｄを有する。

　神経再生誘導チューブ載置用溝２２の一端は、ベース部材２０の第１側面２６ａに向けて開放する開放端２２ａを有する。神経再生誘導チューブ載置用溝２２の他端は、ベース部材２０の第１側面２６ａとは反対側に位置する第２側面２６ｂに向けて開放していない閉塞端２２ｂを有する。

　図１４を参照して、神経再生誘導チューブ載置用溝２２およびガイド溝２４の溝形状について説明する。神経再生誘導チューブ載置用溝２２は、ベース部材２０の深さ方向（図９中Ｘ方向）に延びるように設けられ底面は半円形状を有している。ガイド溝２４の一端は、ベース部材２０の表面２５に位置し、ガイド溝２４の他端は、ベース部材２０の第３側面２６ｃに向けて開放している。ガイド溝２４は、ベース部材２０の深さ方向に凹む湾曲形状を有し、その他端が第３側面２６ｃに開放するように設けられている。

　神経再生誘導チューブ載置用溝２２の最深部Ｐ２の深さｄ２は、ガイド溝２４の最深部Ｐ１の深さｄ１よりも深く設けられている。ガイド溝２４の第１の方向（図９中Ｘ方向）の幅は、メス等の医療用器具が通過可能な幅であればよいが、約０．５［ｍｍ］から約２［ｍｍ］程度であるとよい。

　図１６を参照して、この神経再生誘導チューブ切断器具２を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断状態について説明する。図１６は、神経再生誘導チューブ切断器具２を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断状態を示す模式図である。

　神経再生誘導チューブ載置用溝２２およびガイド溝２４を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断においては、神経再生誘導チューブ載置用溝２２に神経再生誘導チューブ１００を載置する。この際、神経再生誘導チューブ１００の一端は、閉塞端２２ｂに当接するように配置するとよい。神経再生誘導チューブ１００の切断に際しては、図１６に示すように、メス５０をガイド溝２４に沿って移動させることで（図１６中矢印Ｃ方向）、１［ｍｍ］単位の所定の長さに、神経再生誘導チューブ１００を容易にかつ迅速に切断することができる。本実施の形態の神経再生誘導チューブ切断器具２においては、神経再生誘導チューブ１００を完全に二分する完全切断ではなく、神経再生誘導チューブ１００を完全には二分せずスリットを入れる部分切断となる。

　なお、図９および図１３に示すように、神経再生誘導チューブ切断器具１の背面側に位置する第３側面２６ｄには、ガイド溝２４と同一ピッチでスリット２９が設けられ、さらに、５［ｍｍ］、１０［ｍｍ］、１５［ｍｍ］、２０［ｍｍ］、２５［ｍｍ］、３０、３５［ｍｍ］、４０［ｍｍ］および４５［ｍｍ］の位置に、その長さを示す長さの長い目印スリット２９ａが設けられている。これにより、切断すべき長さを容易に判別することが可能となる。

　（実施の形態３）
　本実施の形態における神経再生誘導チューブ切断器具３の構成について、図１７から図２３を参照して説明する。図１７から図２３は、神経再生誘導チューブ切断器具３の全体斜視図、平面図、底面図、正面図、背面図、左側面図および右側面図である。

　この神経再生誘導チューブ切断器具３は、神経再生誘導チューブ１００（図２４参照）を所定長さに切断する際に用いられる。神経再生誘導チューブ切断器具３は、矩形形状のベース部材３０と、第１の方向（図１７中Ｘ方向）に延びベース部材３０の表面３５から窪むように設けられ、神経再生誘導チューブ１００を載置する神経再生誘導チューブ載置用溝３２と、神経再生誘導チューブ載置用溝３２が延びる第１の方向に対して直交する第２の方向（図１７中Ｙ方向）に延び、神経再生誘導チューブ載置用溝３２を横断し、神経再生誘導チューブ１００を切断するための切断歯の通過を案内するガイド溝３４と、を備える。

　ガイド溝３４は、第１の方向に沿って複数設けられている。本実施の形態の神経再生誘導チューブ切断器具３は、９本のガイド溝３４が、所定のピッチで設けられている。

　矩形形状のベース部材３０は、神経再生誘導チューブ載置用溝３２およびガイド溝３４が設けられる表面３５、右側面側に位置する第１側面３６ａ、第１側面３６ａとは反対側に位置する第２側面３６ｂ、正面側に位置する第３側面３６ｃ、および、第３側面３６ｃとは反対側に位置する第４側面３６ｄを有する。

　神経再生誘導チューブ載置用溝３２の両端は、ベース部材３０の第１側面３６ａおよび第１側面３６ａとは反対側に位置する第２側面３６ｂに向けて開放する開放端３２ａを有する。

　図２２を参照して、神経再生誘導チューブ載置用溝３２およびガイド溝３４の溝形状について説明する。神経再生誘導チューブ載置用溝３２は、ベース部材３０の深さ方向（図１７中Ｘ方向）に延びるように設けられ底面は半円形状を有している。ガイド溝３４は、一端および他端は、ベース部材３０の表面３５に位置し、ベース部材３０の深さ方向に凹む形状を有している。

　神経再生誘導チューブ載置用溝３２の最深部Ｐ２の深さｄ２は、ガイド溝３４の最深部Ｐ１の深さｄ１よりも深く設けられている。ガイド溝３４の第１の方向（図１７中Ｘ方向）の幅は、メス等の医療用器具が通過可能な幅であればよいが、約０．５［ｍｍ］から約２［ｍｍ］程度であるとよい。

　図２４を参照して、この神経再生誘導チューブ切断器具３を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断状態について説明する。図２４は、神経再生誘導チューブ切断器具３を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断状態を示す模式図である。

　神経再生誘導チューブ載置用溝３２およびガイド溝３４を用いた神経再生誘導チューブ１００の切断においては、神経再生誘導チューブ載置用溝３２に神経再生誘導チューブ１００を載置する。神経再生誘導チューブ１００の切断に際しては、図２４に示すように、メス５０をガイド溝３４に沿って移動させることで（図２４中矢印Ｃ方向）、所定の長さに、神経再生誘導チューブ１００を容易にかつ迅速に切断することができる。本実施の形態の神経再生誘導チューブ切断器具２においては、神経再生誘導チューブ１００を完全に二分する完全切断ではなく、神経再生誘導チューブ１００を完全には二分せずスリットを入れる部分切断となる。

　今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

　１，２，３　神経再生誘導チューブ切断器具、１００　神経再生誘導チューブ、１０，２０，３０　ベース部材、１５，２５，３５　表面、１２，２２，３２　神経再生誘導チューブ載置用溝、１４，２４，３４　ガイド溝、１６ａ，２６ａ，３６ａ　第１側面、１６ｂ，２６ｂ，３６ｂ　第２側面、１６ｃ，２６ｃ，３６ｃ　第３側面、１６ｄ，２６ｄ，３６ｄ　第４側面、１２ａ，２２ａ，３２ａ　開放端、１２ｂ，２２ｂ　閉塞端。

Claims

　神経再生誘導チューブを所定長さに切断する際に用いられる神経再生誘導チューブ切断器具であって、
　ベース部材と、
　第１の方向に延び前記ベース部材の表面から窪むように設けられ、前記神経再生誘導チューブを載置する神経再生誘導チューブ載置用溝と、
　前記神経再生誘導チューブ載置用溝が延びる前記第１の方向に対して直交する第２の方向に延び、前記神経再生誘導チューブ載置用溝を横断し、前記神経再生誘導チューブを切断するための切断歯の通過を案内するガイド溝と、を備え、
　前記ガイド溝は、前記第１の方向に沿って複数設けられている、神経再生誘導チューブ切断器具。
　前記神経再生誘導チューブ載置用溝の一端は、前記ベース部材の第１側面に向けて開放し、
　前記神経再生誘導チューブ載置用溝の他端は、前記ベース部材の前記第１側面とは反対側に位置する第２側面に向けて開放していない、
　請求項１に記載の神経再生誘導チューブ切断器具。
　前記神経再生誘導チューブ載置用溝の両端は、前記ベース部材の第１側面および第２側面に向けて開放している、
　請求項１に記載の神経再生誘導チューブ切断器具。
　前記ガイド溝の一端および他端は、前記ベース部材の前記表面に位置し、
　前記ガイド溝は前記ベース部材の深さ方向に凹む湾曲形状を有している、
　請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の神経再生誘導チューブ切断器具。
　前記ガイド溝の一端は、前記ベース部材の前記表面に位置し、
　前記ガイド溝の他端は、前記ベース部材の第３側面に向けて開放している、
　請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の神経再生誘導チューブ切断器具。
　前記神経再生誘導チューブ載置用溝の最深部と前記ガイド溝の最深部とが一致している、
　請求項１から請求項５のいずれか１項に記載の神経再生誘導チューブ切断器具。
　前記神経再生誘導チューブ載置用溝の最深部は、前記ガイド溝の最深部よりも深い、
　請求項１から請求項５のいずれか１項に記載の神経再生誘導チューブ切断器具。