WO2021001903A1 - 状態判定装置、エレベーターシステム、ホームシステム、およびビルシステム - Google Patents

状態判定装置、エレベーターシステム、ホームシステム、およびビルシステム Download PDF

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Abstract

検出エリアにおける人の状態をより確実に判定できる状態判定装置、エレベーターシステム、ホームシステム、およびビルシステムを提供する。ドップラーセンサーユニット(4)は、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出する。状態判定装置(5)またはエレベーターシステム(17)において、機器信号取得部(11)は、検出エリアにある機器の信号を検出エリアにおいて検出物が動くときに取得する。判定部(12)は、ドップラーセンサーユニット(4)が検出する相対運動に基づいて検出エリアにおける人の状態を判定する。判定部(12)は、検出エリアにおいて検出物が動くときに検出エリアにある機器の信号を機器信号取得部(11)が取得した状況において、当該検出物との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニット(4)の異常を判定する。

Description

状態判定装置、エレベーターシステム、ホームシステム、およびビルシステム
 本発明は、状態判定装置、エレベーターシステム、ホームシステム、およびビルシステムに関する。
 特許文献1に動き検出装置を備えるエレベーターの例が記載されている。動き検出装置は、エレベーターのかごにおいて対象物の動きをドップラー効果に基づいて検出する。動き検出装置は、検出された動きに基づいてかごにおける人の有無を判定する。
日本特開2012-225837号公報
 しかしながら、特許文献1に記載のエレベーターにおいて、動き検出装置などが故障している場合に、動き検出装置は、対象物の動きを検出する信号を出力しない可能性がある。このため、当該信号が出力されていない場合に、動き検出装置などの故障が発生している状態、または、無人である状態、のいずれであるのかが判別されない。
 本発明は、このような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、検出エリアにおける人の状態をより確実に判定できる状態判定装置、エレベーターシステム、ホームシステム、およびビルシステムを提供することである。
 本発明に係る状態判定装置は、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットの検出エリアにおいて作動する作動機器の制御信号を取得する機器信号取得部と、ドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて検出エリアにおける人の状態を判定し、機器信号取得部が制御信号を取得したときに作動機器との間の相対運動が検出されない場合にドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、を備える。
 本発明に係る状態判定装置は、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットの検出エリアにおいて操作機器が操作されたときに操作信号を取得する機器信号取得部と、ドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて検出エリアにおける人の状態を判定し、機器信号取得部が操作信号を取得したときに操作機器を操作した人との間の相対運動が検出されない場合にドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、を備える。
 本発明に係る状態判定装置は、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットを動かすことで作動するアクチュエーターの制御信号を取得する機器信号取得部と、ドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて検出エリアにおける人の状態を判定し、機器信号取得部が制御信号を取得したときに検出エリアにおける構造物との間の相対運動が検出されない場合にドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、を備える。
 本発明に係るエレベーターシステムは、上記の状態判定装置を備える。
 本発明に係るエレベーターシステムは、複数の階床にわたって設けられる昇降路の内部を走行することで乗客を複数の階床の間で輸送するかごと、かごを走行させる制御信号を取得する機器信号取得部と、かごに設けられ検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて検出エリアにおける人の状態を判定し、機器信号取得部が制御信号を取得したときにかごの外の構造物との間の相対運動が検出されない場合にドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、を備える。
 本発明に係るホームシステムは、上記の状態判定装置を備える。
 本発明に係るビルシステムは、上記の状態判定装置を備える。
 本発明によれば、ドップラーセンサーユニットは、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出する。機器信号取得部は、検出エリアにある機器の信号を検出エリアにおいて検出物が動くときに取得する。判定部は、ドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて検出エリアにおける人の状態を判定する。判定部は、検出エリアにおいて検出物が動くときに検出エリアにある機器の信号を機器信号取得部が取得した状況において、当該検出物との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニットの異常を判定する。これにより、検出エリアにおける人の状態がより確実に判定される。
実施の形態1に係る状態判定システムの構成図である。 実施の形態1に係る状態判定装置の動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る状態判定装置の主要部のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態2に係る状態判定システムの構成図である。 実施の形態3に係る状態判定システムの構成図である。 実施の形態3に係る状態判定装置の動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る状態判定システムの構成図である。 実施の形態5に係るエレベーターシステムの構成図である。
 本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
 実施の形態1.
 図1は、実施の形態1に係る状態判定システムの構成図である。
 状態判定システム1は、例えば建築物などに適用される。建築物は、例えば図示されないエレベーターシステムを備える。状態判定システム1は、エレベーターシステムが設けられない建築物などに適用されてもよい。また、状態判定システム1は、例えばホームシステムが適用される建築物、あるいはビルシステムが適用される建築物などに適用されてもよい。状態判定システム1は、検出エリアにおける人の状態を判定するシステムである。検出エリアは、例えば建築物の内部または外部の領域などである。あるいは、検出エリアは、例えばエレベーターのかご、エレベーターの乗場、建築物の周囲、または建築物の部屋などである。状態判定システム1が判定する人の状態は、検出エリアにおける人の有無、検出エリアにいる人の動きなどである。状態判定システム1が判定する人の動きは、例えば歩行などの動き、または呼吸に伴う胸の動きなどを含む。
 状態判定システム1が適用される建築物などにおいて、作動機器および機器制御装置2が、設けられる。作動機器は、検出エリアにおいて作動する機器である。機器制御装置2は、作動機器を制御する装置である。作動機器および機器制御装置2は、制御信号を通信しうるように接続される。制御信号は、例えば作動機器の作動を指示するように作動機器に入力される指示信号、または指示信号などによる作動機器の作動の際に作動機器から出力される応答信号などを含む。作動機器は、例えば自動扉3である。自動扉3は、開閉によって作動する。自動扉3は、例えば、エレベーターのかご、エレベーターの乗場、建築物の出入口、または建築物の部屋の出入口などに設けられる。
 状態判定システム1は、ドップラーセンサーユニット4と、状態判定装置5と、を備える。
 ドップラーセンサーユニット4は、検出エリアにおける検出物との間の相対運動を検出する装置である。この例において、ドップラーセンサーユニット4は、検出エリアに向けて固定されて配置される。検出物は、検出エリアにおいて動く人または物である。あるいは、検出物は、検出エリアにいる人、および検出エリアにおいて作動する作動機器を含む。ドップラーセンサーユニット4は、ドップラーセンサー6と、直交検波器7と、バンドパスフィルター8と、AD変換器9(AD:Analog-to-Digital)と、を備える。
 ドップラーセンサー6は、送信部6aと、受信部6bと、を備える。送信部6aは、送信波を検出エリアに出力する部分である。受信部6bは、検出エリアにおいて検出物に反射される送信波を反射波として受信する部分である。ここで、送信波および反射波は、例えば電磁波または超音波である。反射波は、ドップラーセンサー6と検出物との間の相対運動によってドップラーシフトしている。
 直交検波器7は、受信部6bが受信した反射波から、同相信号であるI信号(I:In-phase)、および直角位相信号であるQ信号(Q:Quadrature)を抽出することで直交検波を行う部分である。
 バンドパスフィルター8は、直交検波によって抽出されたI信号およびQ信号について、予め設定された周波数帯域に含まれる周波数の成分を抽出して出力する部分である。ここで、I信号およびQ信号の周波数は、ドップラーセンサー6と検出物との間の相対運動の速度に対応する。このため、バンドパスフィルター8において予め設定される周波数帯域は、ドップラーセンサーユニット4が検出する検出物の動きの速度範囲に対応して設定される。バンドパスフィルター8の周波数帯域は、例えばドップラーセンサーユニット4が歩行する人を検出する場合に、人の歩行の動きの速度範囲に対応して設定される。このため、バンドパスフィルター8の出力は、予め設定された速度範囲の相対運動が抽出された出力となる。バンドパスフィルター8は、抽出部の例である。
 AD変換器9は、バンドパスフィルター8から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する部分である。AD変換器9が変換したデジタル信号は、検出信号としてドップラーセンサーユニット4の外部の装置に出力される。
 状態判定装置5は、検出エリアの人の状態などを判定する装置である。状態判定装置5は、検出信号取得部10と、機器信号取得部11と、判定部12と、を備える。
 検出信号取得部10は、ドップラーセンサーユニット4から検出信号を取得する部分である。検出信号取得部10は、検出信号を取得しうるようにドップラーセンサーユニット4のAD変換器9に接続される。
 機器信号取得部11は、検出エリアにおいて作動する作動機器の制御信号などを取得する部分である。機器信号取得部11は、例えば作動機器の制御信号を取得しうるように機器制御装置2に接続される。
 判定部12は、検出信号取得部10および機器信号取得部11が取得した信号に基づいて、検出エリアにおける人の状態などを判定する部分である。判定部12が判定した判定結果は、状態判定装置5の外部の装置に出力される。
 引き続き図1を用いて、状態判定装置5の機能を説明する。
 検出エリアにおいて人がいる場合に、ドップラーセンサー6の受信部6bは、人の動きによってドップラーシフトした反射波を受信する。直交検波器7は、直交検波によってI信号およびQ信号を抽出する。バンドパスフィルター8は、I信号およびQ信号について設定された周波数帯域に含まれる周波数の成分を抽出して出力する。例えば、バンドパスフィルター8の周波数帯域が人の歩行の動きの速度範囲に対応して設定されるときに、人の歩行の動きによるドップラーシフトに対応する周波数の成分が出力される。これにより、検出物である人とドップラーセンサー6との間の相対運動が検出される。AD変換器9は、バンドパスフィルター8から出力された信号を、検出信号として変換して出力する。
 検出信号取得部10は、ドップラーセンサーユニット4から検出信号を取得する。判定部12は、取得した検出信号に基づいて、検出エリアにおいて人がいると判定する。例えば、バンドパスフィルター8の周波数帯域が人の歩行の動きの速度範囲に対応して設定されるときに、判定部12は、取得した検出信号に基づいて、検出エリアにいる人の状態を歩いている状態であると判定する。判定部12は、判定結果を状態判定装置5の外部の装置に出力する。外部の装置は、例えば検出エリアを監視する装置である。
 一方、検出エリアにおいて検出物の動きがない場合に、ドップラーセンサー6の受信部6bは、ドップラーシフトした反射波を受信しない。このため、AD変換器9に入力されるアナログ信号において、ドップラーシフトに対応する周波数の成分の信号強度は低くなる。これにより、検出物とドップラーセンサー6との間の相対運動がない、またはほとんどないことが検出される。AD変換器9は、バンドパスフィルター8から出力された信号を、検出信号として変換して出力する。
 検出信号取得部10は、ドップラーセンサーユニット4から検出信号を取得する。判定部12は、取得した検出信号に基づいて、検出エリアにおいて人がいないと判定する。判定部12は、判定結果を状態判定装置5の外部の装置に出力する。
 ここで、ドップラーセンサーユニット4に故障などの異常が発生している場合に、検出エリアの検出物の動きに関わらず、AD変換器9に入力されるアナログ信号において、ドップラーシフトに対応する周波数の成分の信号強度が低くなる可能性がある。この場合に、判定部12は、実際には検出エリアに人がいるにも関わらず、検出エリアに人がいないと誤って判定する可能性がある。このため、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4の異常の有無を、例えば次のように判定する。
 判定部12は、例えば検出エリアにおいて作動機器が作動するときに、ドップラーセンサーユニット4の異常の有無を判定する。
 作動機器は、例えば機器制御装置2から作動を指示する指示信号の入力によって作動する。作動機器が自動扉3である場合に、自動扉3は、指示信号の入力によって開閉することで作動する。このとき、機器制御装置2は、指示信号を状態判定装置5の機器信号取得部11にも出力する。あるいは、作動機器は、入力される制御信号に基づいて作動する。作動機器は、作動したことを表す応答信号を機器制御装置2に出力する。このとき、機器制御装置2は、入力された応答信号を状態判定装置5の機器信号取得部11に出力する。判定部12は、機器信号取得部11に制御信号が入力されたことによって、作動機器の作動を検出する。
 判定部12は、作動機器の作動を検出するときに、検出信号取得部10が取得している検出信号から特徴量を抽出する。特徴量は、例えばドップラーシフトに対応する周波数の成分の信号強度の大きさ、または当該信号強度の変化を表すデータもしくはデータの系列などである。判定部12は、抽出された特徴量が、取得された制御信号と整合するかを判定する。ここで、制御信号との整合性は、例えば、制御信号が入出力される作動機器の作動によって正常なドップラーセンサーユニット4から出力される検出信号の特徴量との整合性に基づいて判定される。例えば特徴量が数値である場合に、抽出された特徴量の値と、制御信号が入出力される作動機器の作動に対応する特徴量の値との差が予め設定された範囲の内にあるときに、判定部12は、抽出された特徴量が取得された制御信号に整合すると判定する。このとき、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動が検出されたと判定する。
 判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動が検出されたと判定する場合に、ドップラーセンサーユニット4が正常であると判定する。
 一方、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動が検出されなかったと判定する場合に、ドップラーセンサーユニット4に異常があると判定する。判定部12は、判定結果を状態判定装置5の外部の装置に出力する。外部の装置は、例えば状態判定システム1を管理する管理人が利用する管理端末である。
 続いて、図2を用いて、状態判定装置5の動作の例を説明する。
 図2は、実施の形態1に係る状態判定装置の動作の例を示すフローチャートである。
 ステップS1において、検出信号取得部10は、ドップラーセンサーユニット4から検出信号を取得する。その後、状態判定装置5の動作は、ステップS2に進む。
 ステップS2において、判定部12は、取得した検出信号に基づいて、検出エリアにおける人の状態を判定する。その後、状態判定装置5の動作は、ステップS3に進む。
 ステップS3において、判定部12は、機器信号取得部11が制御信号を取得したかを判定する。判定結果がNoの場合に、状態判定装置5の動作は、ステップS1に進む。判定結果がYesの場合に、状態判定装置5の動作は、ステップS4に進む。
 ステップS4において、検出信号取得部10は、ドップラーセンサーユニット4から検出信号を取得する。その後、状態判定装置5の動作は、ステップS5に進む。
 ステップS5において、判定部12は、取得した検出信号から特徴量を抽出する。その後、状態判定装置5の動作は、ステップS6に進む。
 ステップS6において、判定部12は、抽出された特徴量および取得された制御信号に基づいて、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動が検出されたかを判定する。判定結果がYesの場合に、状態判定装置5の動作はステップS1に進む。判定結果がNoの場合に、状態判定装置5の動作は、ステップS7に進む。
 ステップS7において、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。その後、状態判定装置5の動作は、終了する。
 以上に説明したように、実施の形態1に係る状態判定装置5は、機器信号取得部11と、判定部12と、を備える。機器信号取得部11は、作動機器の制御信号を取得する。作動機器は、ドップラーセンサーユニット4の検出エリアにおいて作動する。ドップラーセンサーユニット4は、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出する。判定部12は、ドップラーセンサーユニット4が検出する相対運動に基づいて、検出エリアにおける人の状態を判定する。判定部12は、機器信号取得部11が制御信号を取得したときに作動機器との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。
 判定部12は、機器信号取得部11が取得する制御信号に基づいて、検出エリアにおいて作動機器が作動していることを認識している。このとき、ドップラーセンサーユニット4が正常であれば、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の既知の相対運動が検出される。このため、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動が検出されない場合に、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4に異常があることを判定できる。このため、ドップラーシフトに対応する信号の信号強度が低い場合においても、判定部12は、信号強度が低いことがドップラーセンサーユニット4の故障によるものであるか否かを判別できる。これにより、検出エリアにおける人の状態がより確実に判定される。
 また、機器信号取得部11は、開閉することで作動する自動扉3を作動機器として制御信号を取得する。判定部12は、自動扉3を作動機器としてドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。
 自動扉3は、開閉によって一定のパターンで作動する。このため、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と作動機器である自動扉3との間の相対運動を認識しやすい。判定部12は、抽出した特徴量と制御信号との整合性を容易に確認できる。
 なお、状態判定システム1において、ドップラーセンサーユニット4を動かすアクチュエーターが設けられてもよい。アクチュエーターは、例えばドップラーセンサーユニット4が設けられる台などを加振するソレノイドなどである。このとき、機器信号取得部11は、アクチュエーターの制御信号を取得する。判定部12は、機器信号取得部11が制御信号を取得したときに検出エリアにおける構造物との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。構造物は、例えば検出エリアにおける床、壁、柱、もしくは天井、または検出エリアに配置される設備もしくは機器などである。
 判定部12は、機器信号取得部11が取得する制御信号に基づいて、アクチュエーターにドップラーセンサーユニット4が動かされていることを認識している。このとき、ドップラーセンサーユニット4が正常であれば、ドップラーセンサーユニット4と検出エリアにおける構造物との間の既知の相対運動が検出される。このため、ドップラーセンサーユニット4と当該構造物との間の相対運動が検出されない場合に、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4に異常があることを判定できる。
 また、ドップラーセンサーユニット4の抽出部は、互いに異なる複数の周波数帯域の信号を抽出する複数のバンドパスフィルター8であってもよい。抽出部は、例えばハイパスフィルター、またはローパスフィルターなどであってもよい。
 また、検出信号、制御信号または操作信号などの信号は、装置もしくは機器またはこれらの部分などの間において、直接通信されてもよい。あるいは、検出信号、制御信号または操作信号などの信号は、装置もしくは機器またはこれらの部分などの間において、他の装置またはネットワークなどを介して間接的に通信されてもよい。検出信号、制御信号または操作信号などの信号は、有線または無線のいずれによって通信されてもよい。
 また、状態判定システム1は、ホームシステムが備えるシステムであってもよい。すなわち、建築物に設けられるホームシステムは、状態判定装置5を備えている。この場合に、作動機器は、例えば浴室などに設けられる換気扇、トイレ、または浴槽の給湯装置などであってもよい。作動機器が換気扇である場合に、換気扇は、換気動作として回転することで作動する。作動機器がトイレである場合に、トイレは、洗浄動作として水を流すことで作動する。このとき、水の流れが、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動として検出される。作動機器が給湯装置である場合に、給湯装置は、浴槽に給湯することで作動する。このとき、浴槽に供給される湯の流れが、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動として検出される。
 また、状態判定システム1は、ビルシステムが備えるシステムであってもよい。すなわち、建築物に設けられるビルシステムは、状態判定装置5を備えている。この場合に、作動機器は、例えば換気扇、トイレ、または自動扉3などであってもよい。作動機器が換気扇である場合に、換気扇は、換気動作として回転することで作動する。作動機器がトイレである場合に、トイレは、洗浄動作として水を流すことで作動する。このとき、水の流れが、ドップラーセンサーユニット4と作動機器との間の相対運動として検出される。
 続いて、図3を用いて状態判定装置5のハードウェア構成の例について説明する。
 図3は、実施の形態1に係る状態判定装置の主要部のハードウェア構成を示す図である。
 状態判定装置5の各機能は、処理回路により実現し得る。処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ5bと少なくとも1つのメモリ5cとを備える。処理回路は、プロセッサ5bおよびメモリ5cと共に、あるいはそれらの代用として、少なくとも1つの専用のハードウェア5aを備えてもよい。
 処理回路がプロセッサ5bとメモリ5cとを備える場合、状態判定装置5の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。そのプログラムはメモリ5cに格納される。プロセッサ5bは、メモリ5cに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、状態判定装置5の各機能を実現する。
 プロセッサ5bは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ5cは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等により構成される。
 処理回路が専用のハードウェア5aを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。
 状態判定装置5の各機能は、それぞれ処理回路で実現することができる。あるいは、状態判定装置5の各機能は、まとめて処理回路で実現することもできる。状態判定装置5の各機能について、一部を専用のハードウェア5aで実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。このように、処理回路は、ハードウェア5a、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで状態判定装置5の各機能を実現する。
 状態判定装置5の一部または全部の機能は、個別のハードウェアによって実現されてもよい。状態判定装置5の一部または全部の機能は、他の装置と共通のハードウェアによって実現されてもよい。他の装置は、例えばドップラーセンサーユニット4などである。
 実施の形態2.
 実施の形態2では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
 図4は、実施の形態2に係る状態判定システムの構成図である。
 状態判定システム1が適用される建築物などにおいて、照明装置13および操作機器14が、設けられる。照明装置13は、検出エリアを照らす装置である。照明装置13は、例えばLED(Light Emitting Diode)、電球、またはその他の発光装置などである。操作機器14は、検出エリアにおいて人の操作を受け付ける機器である。操作機器14は、例えば操作ボタン、スイッチ、またはタッチパネルなどの機器である。操作機器14は、例えば照明装置13の点灯および消灯の操作を受け付ける機器である。操作機器14は、操作を受け付けるときに、受け付けた操作を表す操作信号を出力する。操作信号は、例えば状態判定装置5の機器信号取得部11に出力される。
 判定部12は、例えば検出エリアにおいて操作機器14が操作されるときに、ドップラーセンサーユニット4の異常の有無を判定する。判定部12は、機器信号取得部11に操作信号が入力されることによって、操作機器14が操作されたことを検出する。
 判定部12は、操作機器14の操作を検出するときに、検出信号取得部10が取得した検出信号に基づいて、検出エリアにおいて操作機器14を操作した人がいると検出されるかを判定する。このとき、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と操作機器14を操作した人との間の相対運動が検出されたか否かに基づいて、操作機器14を操作した人の有無を判定する。
 判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と操作機器14を操作した人との間の相対運動が検出されたと判定する場合に、ドップラーセンサーユニット4が正常であると判定する。
 一方、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と操作機器14を操作した人との間の相対運動が検出されなかったと判定する場合に、ドップラーセンサーユニット4に異常があると判定する。判定部12は、判定結果を状態判定装置5の外部の装置に出力する。
 以上に説明したように、実施の形態2に係る状態判定装置5は、機器信号取得部11と、判定部12と、を備える。機器信号取得部11は、操作機器14の操作信号を取得する。操作機器14は、ドップラーセンサーユニット4の検出エリアにおいて操作される。ドップラーセンサーユニット4は、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出する。判定部12は、ドップラーセンサーユニット4が検出する相対運動に基づいて、検出エリアにおける人の状態を判定する。判定部12は、機器信号取得部11が操作信号を取得したときに操作機器14を操作した人との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。
 判定部12は、機器信号取得部11が取得する操作信号に基づいて、検出エリアにおいて操作機器14を操作した人がいることを認識している。このとき、ドップラーセンサーユニット4が正常であれば、ドップラーセンサーユニット4と操作機器14を操作した人との間の相対運動が検出される。このため、ドップラーセンサーユニット4と操作機器14を操作した人との間の相対運動が検出されない場合に、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4に異常があることを判定できる。
 なお、状態判定システム1は、ホームシステムが備えるシステムであってもよい。すなわち、建築物に設けられるホームシステムは、状態判定装置5を備えている。この場合に、操作機器は、例えばリモコン、または扉もしくは窓の開閉センサーであってもよい。リモコンは、例えば換気扇、照明、給湯機、空調機、またはテレビなどの各々の機器のコントローラーである。開閉センサーは、例えば人の接近の有無を検知して扉または窓の開閉を制御するセンサーである。操作機器が開閉センサーである場合に、機器信号取得部11は、人の接近を開閉センサーに対する操作であるとして、開閉センサーの検出信号を操作信号として取得する。
 また、状態判定システム1は、ビルシステムが備えるシステムであってもよい。すなわち、建築物に設けられるビルシステムは、状態判定装置5を備えている。この場合に、操作機器は、例えば操作スイッチ、または扉もしくは窓の開閉センサーであってもよい。操作スイッチは、例えば換気扇、照明、または空調機などの各々の機器のスイッチである。開閉センサーは、例えば人の接近の有無を検知して扉または窓の開閉を制御するセンサーである。操作機器が開閉センサーである場合に、機器信号取得部11は、人の接近を開閉センサーに対する操作であるとして、開閉センサーの検出信号を操作信号として取得する。
 実施の形態3.
 実施の形態3では、実施の形態1または実施の形態2で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態3で説明しない特徴については、実施の形態1または実施の形態2で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
 図5は、実施の形態3に係る状態判定システムの構成図である。
 状態判定装置5は、制御信号出力部15を備える。制御信号出力部15は、制御機器に制御信号を出力する部分である。図5に例示されるように、制御信号出力部15は、機器制御装置2を通じて制御機器に間接的に制御信号を出力してもよい。
 制御信号出力部15は、検出信号取得部10に取得される検出信号がドップラーセンサーユニット4と検出物との間の相対運動が検出されない状況を表すときに、当該状況が予め設定された時間より長く継続しているかを判定する。制御信号出力部15は、当該状況が当該時間より長く継続していると判定するときに、作動機器を作動させる制御信号を出力する。当該時間は、例えば1時間である。
 この例において、制御信号出力部15が出力する制御信号は、機器制御装置2を通じて間接的に制御機器に出力される。このとき、機器制御装置2は、当該制御信号を状態判定装置5の機器信号取得部11にも出力する。判定部12は、機器信号取得部11に制御信号が入力されたことによって、作動機器の作動を検出する。判定部12は、作動機器の作動を検出するときに、ドップラーセンサーユニット4の異常の有無を判定する。
 図6は、実施の形態3に係る状態判定装置5の動作の例を示すフローチャートである。
 実施の形態3に係る状態判定装置5は、ステップS1、ステップS2、およびステップS4からステップS7までにおいて、実施の形態1に係る状態判定装置5と同様に動作する。ステップS2の後、実施の形態3に係る状態判定装置5の動作は、ステップS8に進む。
 ステップS8において、制御信号出力部15は、ドップラーセンサーユニット4と検出物との間の相対運動が検出されない状況が予め設定された時間より長く継続しているかを判定する。判定結果がNoの場合に、状態判定装置5の動作は、ステップS1に進む。判定結果がYesの場合に、状態判定装置5の動作は、ステップS9に進む。
 ステップS9において、制御信号出力部15は、作動機器を作動させる制御信号を出力する。その後、状態判定装置5の動作は、ステップS4に進む。
 以上に説明したように、実施の形態3に係る状態判定装置5は、制御信号出力部15を備える。制御信号出力部15は、作動機器を作動させる制御信号を作動機器に出力する。判定部12は、制御信号出力部15が出力した制御信号によって作動する作動機器との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。
 状態判定装置5は、制御信号出力部15が制御信号を出力することによって、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定するために作動機器を作動させることができる。このため、状態判定装置5は、ドップラーセンサーユニット4の異常の判定を、必要なときに行うことができる。
 また、制御信号出力部15は、ドップラーセンサーユニット4が検出物との間の相対運動を検出しない状況が予め設定された時間より長く継続するときに、作動機器に制御信号を出力する。
 相対運動が検出されない状況が継続しているとき、ドップラーセンサーユニット4に異常が発生している可能性がある。この場合に、動きがないために相対運動が検出されていない状況であるのか、またはドップラーセンサーユニット4に異常が発生している状況であるのか、状態判定装置5は、外部要因による作動機器の作動を待つことなく判定できる。
 なお、制御信号出力部15は、ドップラーセンサーユニット4が検出可能な作動速度に変化させて作動させる制御信号を作動機器に出力してもよい。例えば、バンドパスフィルター8の周波数帯域が人の呼吸に伴う胸の動きの速度範囲に対応して設定されるときに、制御信号出力部15は、当該速度範囲に対応する作動速度で自動扉3などの作動機器を作動させる制御信号を出力してもよい。
 人の呼吸に伴う胸の動きは遅いので、velmax≪veleqという関係になることが多い。ここで、velmaxは、ドップラーセンサーユニット4と体表面との相対運動の速度の絶対値の最大値である。また、veleqは、ドップラーセンサーユニット4と作動機器の相対運動の速度の絶対値である。このため、人の動きと同程度の作動速度で作動する作動機器が検出エリアにない場合がある。このように、検出対象とする人の動きの作動速度で作動する作動機器が検出エリアにない場合においても、制御信号出力部15が作動機器の作動速度を変化させることによって、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4の異常の判定を行うことができる。
 また、制御信号出力部15において設定されている時間は、例えば昼または夜などの時間帯に応じて異なる時間が設定されてもよい。
 実施の形態4.
 実施の形態4では、実施の形態1から実施の形態3で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態4で説明しない特徴については、実施の形態1から実施の形態3で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
 図7は、実施の形態4に係る状態判定システムの構成図である。
 状態判定システム1が適用される建築物などにおいて、送風機16が設けられる。送風機16は、作動機器の例である。送風機16は、送風することによって作動する。送風機16は、例えば回転するファンを有する。送風機16の作動速度は、例えばファンの回転速度である。送風機16は、例えば、エレベーターのかご、または建築物の部屋などに設けられる。送風機16は、例えば換気扇、または排風機などであってもよい。
 制御信号出力部15は、ドップラーセンサーユニット4の異常の判定をするときに、バンドパスフィルター8において設定される周波数帯域に対応する速度範囲に応じた作動速度に変化させて作動させる制御信号を作動機器に出力する。当該制御信号は、例えば当該速度範囲の内および外の複数の作動速度に変化させる制御信号である。当該制御信号は、例えば当該速度範囲の下限より低い速度から上限より高い速度までを含む範囲にわたって走査するように作動速度を変化させる制御信号であってもよい。
 判定部12は、バンドパスフィルター8の周波数帯域に対応する速度範囲の内の作動速度で作動機器が作動しているときにドップラーセンサーユニット4と当該作動機器との相対運動が検出されない場合に、バンドパスフィルター8の異常を判定する。あるいは、判定部12は、当該速度範囲の外の作動速度で作動機器が作動しているときにドップラーセンサーユニット4と当該作動機器との相対運動が検出される場合に、バンドパスフィルター8の異常を判定する。
 以上に説明したように、実施の形態4に係る状態判定装置5において、制御信号出力部15は、予め設定された速度範囲の内および外の複数の作動速度に変化させて作動させる制御信号を作動機器に出力する。判定部12は、速度範囲の相対運動を抽出して出力するバンドパスフィルター8などの抽出部を有するドップラーセンサーユニット4について、抽出部の異常の有無を判定する。判定部12は、当該速度範囲の内の作動速度で作動している作動機器との間の相対運動が検出されない場合に、抽出部の異常を判定する。または、判定部12は、当該速度範囲の外の作動速度で作動している作動機器との間の相対運動が検出される場合に、抽出部の異常を判定する。
 状態判定装置5は、ドップラーセンサーユニット4が備える抽出部について、異常の有無を判定することができる。これにより、異常が発生している部分が明確になるので、発生した異常への対処がしやすくなる。
 また、機器信号取得部11は、送風することで作動する送風機16を作動機器として制御信号を取得する。判定部12は、送風機16を前記作動機器としてドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。
 送風機16は、送風によって回転などの一定のパターンで作動する。送風機16は、例えば一定速度で作動できる。このため、判定部12は、ドップラーセンサーユニット4と作動機器である送風機16との間の相対運動を認識しやすい。判定部12は、抽出した特徴量と制御信号との整合性を容易に確認できる。
 実施の形態5.
 実施の形態5では、実施の形態1から実施の形態4で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態5で説明しない特徴については、実施の形態1から実施の形態4で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
 図8は、実施の形態5に係るエレベーターシステムの構成図である。
 図8において、状態判定システム1を備えるエレベーターシステム17が示される。
 エレベーターシステム17は、複数の階床を有する建築物に設けられる。エレベーターシステム17において、複数の階床にわたる昇降路18が設けられる。エレベーターシステム17において、複数の乗場19の各々が、例えば複数の階床の各々に設けられる。乗場19は、図示されない乗場出入口によって昇降路18に通じる。乗場出入口は、乗場19と昇降路18とを繋ぐ開口である。複数の乗場19の各々において、乗場扉20が、乗場出入口に設けられる。複数の乗場19の各々において、乗場操作盤21が設けられる。乗場操作盤21は、乗場呼びを登録する操作などを受け付ける機器である。
 エレベーターシステム17は、複数のエレベーターユニット22と、群管理装置23と、遠隔監視装置24と、を備える。
 複数のエレベーターユニット22の各々は、巻上機25と、主ロープ26と、かご27と、釣合い錘28と、制御盤29と、を備える。巻上機25は、モーター30と、シーブ31と、を備える。巻上機25は、例えば昇降路18の上部または下部などに設けられる。モーター30は、駆動力を発生させる装置である。シーブ31は、モーター30が発生させた駆動力によって回転させる機器である。主ロープ26は、シーブ31に巻き掛けられる。主ロープ26は、シーブ31の回転に追従して移動される。主ロープ26の一端は、例えばかご27に設けられる。主ロープ26の他端は、例えば釣合い錘28に設けられる。かご27は、昇降路18の内部を走行することで乗客を複数の階床の間で輸送する装置である。かご27は、主ロープ26の移動に追従して昇降路18の内部を鉛直方向に走行する。釣合い錘28は、主ロープ26を通じてシーブ31にかかるかご27の荷重との釣合いを取る装置である。釣合い錘28は、主ロープ26の移動に追従して昇降路18の内部を鉛直方向においてかご27と反対の方向に走行する。かご27および釣合い錘28は、昇降体の例である。制御盤29は、エレベーターユニット22の動作を制御する装置である。制御盤29は、例えば昇降路18の上部または下部などに設けられる。
 かご27は、かご扉32と、かご操作盤33と、空気調和装置34と、を備える。かご扉32は、かご27が複数の階床のいずれかに停止しているときに、利用者が当該階床の乗場19からかご27に乗降しうるように開閉する機器である。かご扉32は、停止している階床の乗場19の乗場扉20を連動して開閉させる。かご操作盤33は、かご呼びを登録する操作などを受け付ける機器である。空気調和装置34は、かご27の内部の空気を調整する装置である。空気調和装置34は、例えばファンを含む。かご27の壁および床などの構造物は、例えば金属によって形成される。この例において、かご27の壁は、窓35を有する。窓35は、可視光などの電磁波を透過させる例えばガラスまたは樹脂などによって形成される。
 群管理装置23は、複数のエレベーターユニット22の各々に登録される乗場呼びおよびかご呼びなどの呼びを管理する装置である。複数のエレベーターユニット22の各々の動作は、登録される呼びに基づく。
 遠隔監視装置24は、エレベーターシステム17の状態を監視する装置である。遠隔監視装置24は、例えば建築物の外部の情報センターにエレベーターシステム17の状態を送信する。情報センターは、エレベーターの情報を収集する拠点である。遠隔監視装置24は、例えば情報センターから入力される信号に基づいて、群管理装置23または複数のエレベーターユニット22の各々に制御信号を出力してもよい。
 この例において、状態判定装置5は、遠隔監視装置24に設けられる。状態判定装置5は、検出信号取得部10と、機器信号取得部11と、判定部12と、を備えている。状態判定装置5は、制御信号出力部15を備えていてもよい。この例において、ドップラーセンサーユニット4は、複数のエレベーターユニット22の各々のかご27の内部に固定されて設けられる。この例において、ドップラーセンサー6の送信部6aは、送信波として電磁波を出力する。電磁波は、金属によって形成されるかご27の内部において反射される。このため、ドップラーセンサーユニット4の検出エリアは、かご27の内部の全体を含む。また、電磁波は、窓35を通じてかご27の外部に伝播する。このため、ドップラーセンサーユニット4の検出エリアは、かご27の壁の窓35の外側を含む。ドップラーセンサーユニット4は、乗場19に設けられてもよい。
 ここで、乗場扉20およびかご扉32は、自動扉の例である。空気調和装置34は、送風機の例である。すなわち、乗場扉20、かご扉32、および空気調和装置34は、作動機器の例である。また、乗場操作盤21およびかご操作盤33は、操作機器の例である。また、群管理装置23、遠隔監視装置24、および制御盤29は、機器制御装置の例である。
 また、かご27に設けられるドップラーセンサーユニット4について、状態判定装置5の機器信号取得部11は、当該かご27自身を作動機器として制御信号を取得してもよい。かご27は、例えば昇降路18を走行することによって作動する。このとき、判定部12は、機器信号取得部11が制御信号を取得したときに当該かご27の外の構造物との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。かご27の外の構造物は、例えば昇降路18の内壁、または昇降路18に設けられる他のかご27もしくは釣合い錘28などである。ドップラーセンサーユニット4は、かご27の外の構造物との間の相対運動を、例えば当該かご27の壁の窓35を通じて検出する。判定部12は、かご27を走行させる制御信号を機器信号取得部11が取得するときに、当該かご27の外の構造物との間の相対運動が検出されるか否かに基づいて、ドップラーセンサーユニット4の異常の有無を判定する。
 また、かご27に設けられるドップラーセンサーユニット4について、状態判定装置5の機器信号取得部11は、当該かご27の他の昇降体を作動機器として制御信号を取得してもよい。ここで昇降体は、例えば当該かご27の隣を走行する他のかご27、または釣合い錘28である。ドップラーセンサーユニット4は、昇降体の走行による作動を、例えば窓35を通じて検出する。判定部12は、昇降体を走行させる制御信号を機器信号取得部11が取得するときに、昇降体との間の相対運動が検出されるか否かに基づいて、ドップラーセンサーユニット4の異常の有無を判定する。
 以上に説明したように、実施の形態5に係る状態判定装置5において、機器信号取得部11は、エレベーターシステム17のかご27に設けられるドップラーセンサーユニット4について、昇降路18を走行することで作動する当該かご27の他の昇降体を作動機器として制御信号を取得する。かご27は、昇降路18の内部を走行することで乗客を前記複数の階床の間で輸送する。昇降路18は、複数の階床にわたって設けられる。判定部12は、昇降体を作動機器としてドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。
 また、実施の形態5に係るエレベーターシステム17は、かご27と、機器信号取得部11と、判定部12と、を備える。かご27は、昇降路18の内部を走行することで乗客を前記複数の階床の間で輸送する。昇降路18は、複数の階床にわたって設けられる。機器信号取得部11は、かご27を走行させる制御信号を取得する。ドップラーセンサーユニット4は、検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出する。ドップラーセンサーユニット4は、かご27に設けられる。判定部12は、ドップラーセンサーユニット4が検出する相対運動に基づいて、検出エリアにおける人の状態を判定する。判定部12は、機器信号取得部11が制御信号を取得したときにかご27の外の構造物との間の相対運動が検出されない場合に、ドップラーセンサーユニット4の異常を判定する。
 なお、状態判定装置5は、かご27、制御盤29、または群管理装置23に設けられてもよい。状態判定装置5は、独立したハードウェアとしてエレベーターシステム17に設けられてもよい。状態判定装置5の一部または全部の機能は、他の装置と共通のハードウェアによって実現されてもよい。他の装置は、例えばかご27、制御盤29、群管理装置23、または遠隔監視装置24などである。
 また、かご27に設けられるドップラーセンサーユニット4について、状態判定装置5の機器信号取得部11は、当該かご27に隣接するかご27を作動機器として制御信号を取得してもよい。ドップラーセンサーユニット4が設けられるかご27は、隣接するかご27が走行してすれ違うときに、風圧によって振動することがある。ドップラーセンサーユニット4は、このときの振動によって動かされる。状態判定装置5の判定部12は、ドップラーセンサーユニット4が振動によって動かされるときに周囲の構造物との間の相対運動が検出されるか否かに基づいて、ドップラーセンサーユニット4の異常の有無を判定してもよい。
 また、建築物にエレベーターシステム17の機械室が設けられる場合に、巻上機25および制御盤29などは、機械室に設けられてもよい。
 本発明に係る状態判定装置は、建築物、エレベーターシステム、ホームシステム、またはビルシステムなどに適用できる。本発明に係るエレベーターシステムは、複数の階床を有する建築物に適用できる。本発明に係るホームシステムは、例えば住宅などの建築物に適用できる。本発明に係るビルシステムは、例えば事業用の建築物などに適用できる。
 1 状態判定システム、 2 機器制御装置、 3 自動扉、 4 ドップラーセンサーユニット、 5 状態判定装置、 6 ドップラーセンサー、 6a 送信部、 6b 受信部、 7 直交検波器、 8 バンドパスフィルター、 9 AD変換器、 10 検出信号取得部、 11 機器信号取得部、 12 判定部、 13 照明装置、 14 操作機器、 15 制御信号出力部、 16 送風機、 17 エレベーターシステム、 18 昇降路、 19 乗場、 20 乗場扉、 21 乗場操作盤、 22 エレベーターユニット、 23 群管理装置、 24 遠隔監視装置、 25 巻上機、 26 主ロープ、 27 かご、 28 釣合い錘、 29 制御盤、 30 モーター、 31 シーブ、 32 かご扉、 33 かご操作盤、 34 空気調和装置、 35 窓、 5a ハードウェア、 5b プロセッサ、 5c メモリ

Claims (14)

  1.  検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットの前記検出エリアにおいて作動する作動機器の制御信号を取得する機器信号取得部と、
     前記ドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて前記検出エリアにおける人の状態を判定し、前記機器信号取得部が前記制御信号を取得したときに前記作動機器との間の相対運動が検出されない場合に前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、
     を備える状態判定装置。
  2.  前記作動機器を作動させる制御信号を前記作動機器に出力する制御信号出力部
     を備え、
     前記判定部は、前記制御信号出力部が出力した制御信号によって作動する前記作動機器との間の相対運動が検出されない場合に前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する
     請求項1に記載の状態判定装置。
  3.  前記制御信号出力部は、前記ドップラーセンサーユニットが前記検出物との間の相対運動を検出しない状況が予め設定された時間より長く継続するときに、前記作動機器に制御信号を出力する
     請求項2に記載の状態判定装置。
  4.  前記制御信号出力部は、前記ドップラーセンサーユニットが検出可能な作動速度に変化させて作動させる制御信号を前記作動機器に出力する
     請求項3に記載の状態判定装置。
  5.  前記制御信号出力部は、予め設定された速度範囲の内および外の複数の作動速度に変化させて作動させる制御信号を前記作動機器に出力し、
     前記判定部は、前記速度範囲の前記相対運動を抽出して出力する抽出部を有する前記ドップラーセンサーユニットについて、前記速度範囲の内の作動速度で作動している前記作動機器との間の相対運動が検出されない場合に、または、前記速度範囲の外の作動速度で作動している前記作動機器との間の相対運動が検出される場合に、前記抽出部の異常を判定する
     請求項3または請求項4に記載の状態判定装置。
  6.  前記機器信号取得部は、開閉することで作動する自動扉を前記作動機器として制御信号を取得し、
     前記判定部は、前記自動扉を前記作動機器として前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する
     請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の状態判定装置。
  7.  前記機器信号取得部は、送風することで作動する送風機を前記作動機器として制御信号を取得し、
     前記判定部は、前記送風機を前記作動機器として前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する
     請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の状態判定装置。
  8.  前記機器信号取得部は、複数の階床にわたって設けられる昇降路の内部を走行することで乗客を前記複数の階床の間で輸送するエレベーターシステムのかごに設けられる前記ドップラーセンサーユニットについて、前記昇降路を走行することで作動する当該かごの他の昇降体を前記作動機器として制御信号を取得し、
     前記判定部は、前記昇降体を前記作動機器として前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する
     請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の状態判定装置。
  9.  検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットの前記検出エリアにおいて操作機器が操作されたときに操作信号を取得する機器信号取得部と、
     前記ドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて前記検出エリアにおける人の状態を判定し、前記機器信号取得部が前記操作信号を取得したときに前記操作機器を操作した人との間の相対運動が検出されない場合に前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、
     を備える状態判定装置。
  10.  検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットを動かすことで作動するアクチュエーターの制御信号を取得する機器信号取得部と、
     前記ドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて前記検出エリアにおける人の状態を判定し、前記機器信号取得部が前記制御信号を取得したときに前記検出エリアにおける構造物との間の相対運動が検出されない場合に前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、
     を備える状態判定装置。
  11.  請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の状態判定装置
     を備えるエレベーターシステム。
  12.  複数の階床にわたって設けられる昇降路の内部を走行することで乗客を前記複数の階床の間で輸送するかごと、
     前記かごを走行させる制御信号を取得する機器信号取得部と、
     前記かごに設けられ検出エリアにある検出物との間の相対運動を検出するドップラーセンサーユニットが検出する相対運動に基づいて前記検出エリアにおける人の状態を判定し、前記機器信号取得部が前記制御信号を取得したときに前記かごの外の構造物との間の相対運動が検出されない場合に前記ドップラーセンサーユニットの異常を判定する判定部と、
     を備えるエレベーターシステム。
  13.  請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の状態判定装置
     を備えるホームシステム。
  14.  請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の状態判定装置
     を備えるビルシステム。
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