WO2020250421A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
WO2020250421A1
WO2020250421A1 PCT/JP2019/023658 JP2019023658W WO2020250421A1 WO 2020250421 A1 WO2020250421 A1 WO 2020250421A1 JP 2019023658 W JP2019023658 W JP 2019023658W WO 2020250421 A1 WO2020250421 A1 WO 2020250421A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
partition plate
refrigerator
cover member
wall
upper cover
Prior art date
Application number
PCT/JP2019/023658
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
荒木 正雄
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to PCT/JP2019/023658 priority Critical patent/WO2020250421A1/ja
Publication of WO2020250421A1 publication Critical patent/WO2020250421A1/ja

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/06Walls

Definitions

  • the refrigerator 100 includes a refrigerant circuit 102 in which a refrigerant circulates, and the refrigerant circuit 102 includes a compressor 12, a fin tube type machine room condenser 13, and a left side surface condensing, as shown in FIG. Piping 14, ceiling surface condensing pipe 15, back condensing pipe 16, right side condensing pipe 17, dew prevention pipe 18, dryer 19, decompressor capillary tube 20, cooler 21, muffler (liquid reservoir) 22, and suction
  • the pipe 23 is provided.
  • the machine room condenser 13, the left side side condensing pipe 14, the ceiling surface condensing pipe 15, the back condensing pipe 16, the right side condensing pipe 17, and the dew prevention pipe 18 are condensing pipes.
  • the height position of the guide surface portion 91 is lowered as it comes into contact with the upper wall 91a and moves from the front side on the right side of the guide surface portion 91 to the back side on the left side. Therefore, the position of the main body 101 to which the guide member 71 is attached is lowered relative to the left door 6 of the refrigerator chamber to which the partition plate 8 is attached, and the position of the partition plate 8 is relative to the main body 101. It rises relatively. That is, when the left door 6 of the refrigerator compartment is closed, the partition plate 8 moves upward. Then, by moving the partition plate 8 upward, the upper gap 66 formed between the upper end of the partition plate 8 and the upper surface of the refrigerating chamber 1 is reduced. The distance that the partition plate 8 moves upward is about 2 mm, which is smaller than the total of the above two clearances 80 and 84.
  • the energization rate calculated from the energization rate calculation formula is such that the higher the outside air temperature and the outside air humidity, the higher the energization rate, and the lower the temperature of the refrigerator compartment 1, the higher the energization rate. Then, the control device 29 energizes the aluminum foil heater 43 at the energization rate determined by calculation. Therefore, if the outside air temperature and the outside air humidity are low and the refrigerating room temperature is high, the energization rate can be reduced, and the energy efficiency can be improved.
  • the heat insulating material 45 or the like is not provided in the upper gap 66 closed by the gasket fins 63 and 65, the temperature of the gasket fins 63 and 65 is determined by the temperature of the upper gap 66. Therefore, if the temperature of the upper gap 66 can be raised, the surface temperature of the gasket fins 63 and 65 can be raised, the energization rate that is higher than necessary can be lowered, and the energy efficiency can be improved.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

本発明は、仕切板の上端と冷蔵室の開口部との間の隙間を減らしつつ、使い勝手の低下を抑制することができる冷蔵庫を提供することを目的としている。 冷蔵庫は、外郭を構成し、内部に冷蔵室が設けられた本体と、本体の前面に設けられ、冷蔵室の前面開口部を開閉する左右の観音開き式扉と、左右の観音開き式扉のうちの一方に、回動可能に取り付けられて冷蔵室内に外気が侵入するのを防ぐ仕切板と、本体の天井の前方下部に設けられ、仕切板を回動させるガイド部材と、を備え、ガイド部材は、下方に突出した第一突起部と、第一突起部から前方に突出した第二突起部と、を備え、仕切板は、上部に上側カバー部材を備え、上側カバー部材には溝部が形成されており、溝部には、前面側に設けられた前面壁と、後面側に設けられた後面壁と、前面壁の一部が凹んで形成されたガイド面部とが設けられており、ガイド面部は、その上壁が水平方向に対して傾斜しており、仕切板が取り付けられた観音開き式扉の閉時に、仕切板は、上側カバー部材の前面壁および後面壁のうち少なくとも一方が第一突起部に当接しながら、かつ、上側カバー部材のガイド面部の上壁が第二突起部に当接しながら回動することで、上方へ移動するものである。

Description

冷蔵庫
 本発明は、観音開き式扉を備えた冷蔵庫に関するものである。
 近年、冷蔵庫が設置される環境に合わせて最適な運転を実現させるために、温度センサおよび湿度センサなどが搭載される冷蔵庫が増えてきている。例えば、冷蔵室扉が左右に分割されていて、その冷蔵室扉間の仕切板にヒータなどが設置され、周囲の室温および湿度に合わせてヒータへの通電を時間割合で変化することで、仕切板の表面温度を調節してエネルギー効率を高めるような冷蔵庫がある。
 また、仕切板は通常、左右の冷蔵室扉のどちらか一方に取り付けられ、その上部および下部で冷蔵室扉にヒンジ固定され、冷蔵室の上部に設置されたガイド部品の突起により、冷蔵室扉を開閉するときに回動する構造が採用されている。
 また、仕切板と冷蔵室の開口部との接触を防止して冷蔵室扉をスムーズに回動させるために、冷蔵室の開口部の高さよりも仕切板の長手方向の長さを短くし、仕切板と冷蔵室の開口部との間にある程度の隙間が上下に形成されるように仕切板が設置される。そして、その上下の隙間を塞ぐために左右の冷蔵室扉のガスケットの上下部分にガスケットヒレを設け、左右の冷蔵室扉が閉まった状態では、その左右のガスケットヒレが重なり合うことで、隙間が塞がれるようになっている。
 ここで、上下のガスケットヒレの裏側には冷蔵室の冷気が直接当たっており、冷蔵室の上側では下側よりも風量が多くなるように設定されるため、上側のガスケットヒレは露がつきやすい。そして、上側のガスケットヒレに露がつきにくくするためには、ガスケットヒレを加熱する、または冷却されないようにすればよい。加熱する手段として仕切板内のヒータの発熱量を上げればよいが、単に発熱量を上げることはエネルギー効率を下げてしまう恐れがあるので、冷却されない手段を検討する必要がある。ここで、ガスケットヒレが冷却されない手段として、ガスケットヒレの裏面に冷蔵室の冷気が直接当たらないようにする、あるいは冷気が直接当たる量を減らせばよいが、その方法の一つとして、仕切板の上端と冷蔵室の開口部との間の隙間を減らすことが考えられる。
 従来、開閉時に観音式扉の位置をコントロールすることで、観音式扉と冷蔵庫本体との隙間をなくす技術が報告されている(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1では、観音開き式扉の中央寄り下面にボールキャスタを設置するとともに、そのボールキャスタに対向して冷蔵庫本体の下部前面には観音開き式扉を閉じた際にボールキャスタを乗り上げて観音開き式扉を定位置に担持するガイドレールを敷設する技術が報告されている。この技術によれば、観音開き式扉と冷蔵庫本体との間に隙間を残すことなく観音開き式扉を正常に閉じることができる。
特開2007-40591号公報
 しかしながら、特許文献1では、仕切板の上端と冷蔵室の開口部との間の隙間を減らせるかは定かではない。また、仕切板の下面にボールキャスタが設置され、また、冷蔵室の床面にガイドレールが設置されるので、冷蔵室が冷蔵庫の最上段に設置される冷蔵庫においては、ボールキャスタおよびガイドレールが邪魔となり、使い勝手が悪いという課題があった。
 本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、仕切板の上端と冷蔵室の開口部との間の隙間を減らしつつ、使い勝手の低下を抑制することができる冷蔵庫を提供することを目的としている。
 本発明に係る冷蔵庫は、外郭を構成し、内部に冷蔵室が設けられた本体と、前記本体の前面に設けられ、前記冷蔵室の前面開口部を開閉する左右の観音開き式扉と、左右の前記観音開き式扉のうちの一方に、回動可能に取り付けられて前記冷蔵室内に外気が侵入するのを防ぐ仕切板と、前記本体の天井の前方下部に設けられ、前記仕切板を回動させるガイド部材と、を備え、前記ガイド部材は、下方に突出した第一突起部と、前記第一突起部から前方に突出した第二突起部と、を備え、前記仕切板は、上部に上側カバー部材を備え、前記上側カバー部材には溝部が形成されており、前記溝部には、前面側に設けられた前面壁と、後面側に設けられた後面壁と、前記前面壁の一部が凹んで形成されたガイド面部とが設けられており、前記ガイド面部は、その上壁が水平方向に対して傾斜しており、前記仕切板が取り付けられた前記観音開き式扉の閉時に、前記仕切板は、前記上側カバー部材の前記前面壁および前記後面壁のうち少なくとも一方が前記第一突起部に当接しながら、かつ、前記上側カバー部材の前記ガイド面部の前記上壁が前記第二突起部に当接しながら回動することで、上方へ移動するものである。
 また、本発明に係る冷蔵庫は、外郭を構成し、内部に冷蔵室が設けられた本体と、前記本体の前面に設けられ、前記冷蔵室の前面開口部を開閉する左右の観音開き式扉と、左右の前記観音開き式扉のうちの一方に、回動可能に取り付けられて前記冷蔵室内に外気が侵入するのを防ぐ仕切板と、前記本体の天井の前方下部に設けられ、前記仕切板を回動させるガイド部材と、を備え、前記ガイド部材は、下方に突出した第一突起部と、前記第一突起部から後方に突出した第二突起部と、を備え、前記仕切板は、上部に上側カバー部材を備え、前記上側カバー部材には溝部が形成されており、前記溝部には、前面側に設けられた前面壁と、後面側に設けられた後面壁と、前記後面壁の一部が凹んで形成されたガイド面部とが設けられており、前記ガイド面部は、その上壁が水平方向に対して傾斜しており、前記仕切板が取り付けられた前記観音開き式扉の閉時に、前記仕切板は、前記上側カバー部材の前記前面壁および前記後面壁のうち少なくとも一方が前記第一突起部に当接しながら、かつ、前記上側カバー部材の前記ガイド面部の前記上壁が前記第二突起部に当接しながら回動することで、上方へ移動するものである。
 本発明に係る冷蔵庫によれば、観音開き式扉の閉時に、仕切板は、前記上側カバー部材の前記前面壁および前記後面壁のうち少なくとも一方が第一突起部に当接しながら、かつ、上側カバー部材のガイド面部の上壁が第二突起部に当接しながら回動することで、上方へ移動する。そのため、前記観音開き式扉の閉時において、仕切板の上端と冷蔵室の前面開口部との間の隙間を減らすことができる。また、ボールキャスタおよびガイドレールは不要であるため、使い勝手の低下を抑制することができる。
本実施の形態に係る冷蔵庫の正面模式図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉の構成を示す分解斜視図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室右扉の構成を示す分解斜視図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷媒回路を示す図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫内部の冷媒配管の接続図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫内部の変形例による冷媒配管の接続図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の上部の縦断面図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の仕切板の分解図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の仕切板を構成するアルミ箔ヒータ周辺の横断面およびコード状ヒータの詳細を示す模式図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉および仕切板を庫内側から見た図である。 図10のA部分の拡大図である。 図10のB部分の拡大図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の仕切板の上部を拡大した斜視図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の仕切板の上部を拡大した右側面図である。 図14のC-C断面矢視図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫のガイド部材を示す斜視図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉を閉じる際の仕切板の動きを説明する第一の図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉を閉じる際の仕切板の動きを説明する第二の図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉を閉じる際の仕切板の動きを説明する第三の図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉を閉じる際の仕切板の動きを説明する第四の図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉を閉じる際の仕切板の動きを説明する第五の図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉を閉じる際の仕切板の動きを説明する第六の図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫の冷蔵室左扉の開時および閉時の仕切板の位置を説明する図である。 図23のD部分の拡大図である。 図23のE部分の拡大図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫のガイド部材の第一変形例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る冷蔵庫のガイド部材の第二変形例を示す斜視図である。 図1のF部分を示す斜視図である。 図1のG部分を示す斜視図である。 図1のH-H断面矢視図である。 図1のI-I断面矢視図である。
 以下、本実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する内容によって本実施の形態が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
 実施の形態.
 図1は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の正面模式図である。
 以下、本実施の形態に係る冷蔵庫100の構成について説明する。以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語、例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など、を適宜用いるが、これらは説明のためのものであって、これらの用語は本実施の形態を限定するものではない。また、本実施の形態では、冷蔵庫100を正面視した状態において、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」などを使用する。
 図1に示すように、本実施の形態に係る冷蔵庫100は、外郭を構成する本体101を備え、本体101の内部には、複数の貯蔵室が設けられており、具体的には、冷蔵室1と、製氷室2と、小型冷凍室3と、冷凍室4と、野菜室5とが設けられている。冷蔵室1は、冷蔵庫100の最上段に設けられており、前面開口部が2枚の観音開き式扉で開閉自在に閉塞されている。この2枚の観音開き式扉は、本体101の前面に設けられている。また、この2枚の観音開き式扉は、冷蔵室左扉6と冷蔵室右扉7とで構成されており、冷蔵室左扉6と冷蔵室右扉7との間には、その間からの外気の侵入を防ぐ仕切板8が設けられている。なお、仕切板8の詳細については後述する。
 冷蔵室1の下方には、引出扉(図示せず)を引き出すと貯蔵室が使用者側に引き出される製氷室2および小型冷凍室3が並列に配置されている。また、冷蔵庫100の最下段には野菜室5が設けられており、野菜室5の上には冷凍室4が設けられている。この冷凍室4は、左右に並列に配置された製氷室2および小型冷凍室3の下方で、かつ、野菜室5の上方に設けられている。これら冷凍室4および野菜室5も、引出扉(図示せず)を引き出すと貯蔵室が使用者側に引き出される構成となっている。
 なお、各貯蔵室の配置は本実施の形態に限定されるものではなく、2枚の観音開き式扉を備え、その扉間に仕切板8が設けられた構成であれば、各貯蔵室の配置は問わない。また、冷蔵庫100には、外気温度センサ9および外気湿度センサ10が搭載されている。外気温度センサ9は、冷蔵庫100の外部の空気温度である外気温度を検知するものである。外気湿度センサ10は、冷蔵庫100の外部の空気湿度である外気湿度を検知するものである。
 なお、外気温度センサ9および外気湿度センサ10は、外気温度および外気湿度を検知できる位置であれば設置場所は問わない。ただし、外気温度センサ9および外気湿度センサ10は、冷蔵庫100の運転に影響されない位置、例えば側面内側に貼り付け固定された側面凝縮配管の温度影響などに影響されない位置に設置するのが望ましい。そのため、外気温度センサ9および外気湿度センサ10の設置場所は、例えば冷蔵室左扉6の上側に設けられたヒンジカバー部材11内であれば、その凝縮パイプなどの熱影響を受けないのでよい。
 図2は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6の構成を示す分解斜視図である。図3は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室右扉7の構成を示す分解斜視図である。
 ここで、図2および図3に示す観音開き式扉について説明する。冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7は、上下左右が樹脂製のキャップ部品98で構成され、扉内面が樹脂製の内板87、88で構成され、扉表面がガラス製の扉表面パネル99で構成されている。つまり、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7は、キャップ部品98、内板87、88、および、扉表面パネル99で6面が構成されている。また、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7の内部には、ウレタン発泡の断熱材(図示せず)が充填されている。また、冷蔵室左扉6には、冷蔵室右扉7との間を塞ぐための仕切板8が、内板87の中央側側面に扉開閉時に回動するようその上下部にてヒンジ固定されている。
 また、使用者が各貯蔵室の温度設定を操作したり、省エネモードおよび露付き対策モードなどのモード設定を操作したりできるような設定操作部103が冷蔵室左扉6に設けられている。なお、仕切板8および設定操作部103は、冷蔵室右扉7に設けられていてもよい。
 ここで、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7には、磁石を内封したガスケット62、64が取り付けられ、冷蔵室1の前面開口部の周りの前面フランジ部70(図5および図6参照)、および、仕切板8に密着するようになっている。各ガスケット62、64の仕切板8と密着する側の縦辺、つまり、ガスケット62の右側縦辺の上部および下部、および、ガスケット64の左側縦辺の上部および下部にはガスケットヒレ63、65、75、76がそれぞれ設けられている。そして、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7が両方とも閉まっている状態において、上側のガスケットヒレ63とガスケットヒレ65とは、仕切板8および冷蔵室1の前面フランジ部70に密着し、後述する仕切板8の上端と冷蔵室1上面との間に形成された隙間(以下、上部隙間66と称する)を塞ぐようになっている。また、下側のガスケットヒレ75とガスケットヒレ76とは、仕切板8および冷蔵室1の前面フランジ部70に密着し、後述する仕切板8の下端と冷蔵室1下面との間に形成された隙間(以下、下部隙間67と称する)を塞ぐようになっている。
 また、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7の庫内側には、高さ方向に沿って収納用の3つのポケット26が取り付けられている。
 図4は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷媒回路102を示す図である。図5は、本実施の形態に係る冷蔵庫100内部の冷媒配管の接続図である。図6は、本実施の形態に係る冷蔵庫100内部の変形例による冷媒配管の接続図である。なお、図4に示す矢印は、冷媒の流れを示している。また、図5および図6では、右手前側が冷蔵庫100の前側である。
 本実施の形態に係る冷蔵庫100は、冷媒が循環する冷媒回路102を備え、その冷媒回路102は、図4に示すように、圧縮機12、フィンチューブ式の機械室凝縮器13、左側側面凝縮配管14、天井面凝縮配管15、背面凝縮配管16、右側側面凝縮配管17、露付き防止配管18、ドライヤ19、減圧装置である毛細管20、冷却器21、マフラー(液溜め)22、および、吸入配管23を備える。ここで、機械室凝縮器13、左側側面凝縮配管14、天井面凝縮配管15、背面凝縮配管16、右側側面凝縮配管17、および、露付き防止配管18は、凝縮系配管である。
 図5に示すように、圧縮機12、機械室凝縮器13、および、ドライヤ19は、冷蔵庫100の背面側下部に設けられた機械室34に設置されている。また、天井面凝縮配管15は、左側側面の左側側面凝縮配管14から天井面へ延出してつながっている。なお、天井面凝縮配管15は、右側側面の右側側面凝縮配管17から天井面へ延出してつなげてもよい。また、左側側面凝縮配管14、天井面凝縮配管15、背面凝縮配管16、および、右側側面凝縮配管17は、図示しないが冷蔵庫100の金属製の外箱の内面にアルミテープで固定されている。
 また、冷蔵庫100は、機械室34に設けられ、機械室凝縮器13および圧縮機12を冷却する機械室冷却ファン(図示せず)と、冷却器21の上方に設けられ、庫内へ冷気を循環させる庫内冷却ファン(図示せず)とを備えている。
 なお、凝縮系配管を経過した後の露付き防止配管18の下流側であれば、毛細管20を2本設置したり、冷却器21を複数設置したりしてもよい。なお、毛細管20を2本設置する場合は、毛細管20の上流側に三方弁を設置する。また、機械室凝縮器13、天井面凝縮配管15、および、背面凝縮配管16は、左側側面凝縮配管14および右側側面凝縮配管17だけで凝縮能力を稼げるのであれば設けられていなくても問題ない。
 図5に示すように、露付き防止配管18は、冷蔵室1、製氷室2、小型冷凍室3、冷凍室4、および、野菜室5、つまり、各貯蔵室を取り囲むように前面フランジ部70に配置されている。また、露付き防止配管18は、右奥側下で右側側面凝縮配管17に接続されており、左奥側下で機械室34に配置されたドライヤ19に接続されている。
 なお、冷蔵室1の壁面と外箱との間の断熱性能がよい場合は、図6に示すように、露付き防止配管18は、冷蔵室1を除く各貯蔵室を取り囲むように前面フランジ部70に配置されていてもよい。つまり、露付き防止配管18は、冷蔵室1の上側および左右の前面フランジ部70には配置しなくてもよい。ここで、冷蔵室1の壁面と外箱との間の断熱性能がよい場合とは、例えば、冷蔵室1の壁面と外箱との間の距離、つまり断熱厚さが大きい場合、または、冷蔵室1の壁面と外箱との間に真空断熱材が配置されている場合などである。
 図6に示す構造では、冷蔵室1の上側および左右の前面フランジ部70には露付き防止配管18が配置されていないため、仕切板8が設置される周辺の前面フランジ部70の温度は、露付き防止配管18が配置されている場合と比較して温度は下がる。しかし、後述する仕切板8内のヒータのパターン配置によって温度がそれ以上に上昇すれば、上部隙間66を防ぐガスケットヒレ63、65の温度は下がらない。そして、配置する露付き防止配管18の長さを減らすことで、材料コストおよび露付き防止配管18を配置する際にかかる製造コストを低減することができる。
 図7は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の上部の縦断面図である。なお、図7中の矢印において、風35a~35eは冷蔵室1の奥側の壁に形成された吹出し口37~41からの風量を示し、熱33a~33dは、冷蔵室1の熱の移動を示している。熱33aは、冷蔵室1の天井からの熱侵入を示している。熱33bは、冷蔵室左扉6または冷蔵室右扉7からの熱侵入を示している。熱33cは、冷蔵室1の背面からの熱侵入を示している。熱33dは、冷蔵室1から冷蔵室1に比べて温度の低い製氷室2または小型冷凍室3への熱の移動を示している。なお、他の熱侵入に関して、冷蔵室1の側面から侵入する熱もあるが、図7は断面図であるため図示を省略する。矢印の大きさはそれぞれの大きさを示しており、例えば、風35aは風35eと比べて風量が多いことを示し、熱33aは熱33dと比べて熱移動量が多いことを示している。
 図7に示すように、冷蔵庫100の背面側には、制御装置29が設けられている。この制御装置29は、例えば、専用のハードウェア、またはメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、プロセッサともいう)で構成されている。
 冷蔵室1内には、冷蔵室1の温度(以下、冷蔵室温度と称する)を検知するための冷蔵室温度センサ32が設けられている。この冷蔵室温度センサ32は、冷蔵室温度を検知できる位置であれば、冷蔵室1内での設置位置は問わない。制御装置29は、冷蔵室温度センサ32で検知した冷蔵室温度に基づいて、冷蔵室1への冷気の送風または遮断を、冷蔵室用ダンパー装置31のバッフル85を開閉させることで行う。ここで、冷蔵室用ダンパー装置31は、冷蔵庫100の背面側に形成された冷蔵室吹出し風路24に設けられている。なお、この冷蔵室温度センサ32は、温度補償用に冷蔵室1内に設置されたヒータ(図示せず)および、仕切板8内に設置された後述するアルミ箔ヒータ43への通電制御などを行うために用いられる。
 冷蔵室1内は、複数の棚30によって複数に区画されている。また、冷蔵室1内の最下段の棚30の下には、冷蔵室1の温度(約3℃)より低いチルド室27(約0℃)が設けられており、チルド室27には、食品を収納するチルドケース28が設けられている。また、冷蔵室1の奥側の壁の、複数の棚30によって区画された各部分には、冷蔵室吹出し風路24から風35a~35eが吹出される吹出し口37~41が形成されている。
 ここで、図7に示すように、一般的には、冷蔵室1の上側は、本体101の天井69からの熱33の漏洩が大きい。そのため、冷蔵室1の奥側の壁に形成された吹出し口37~41から吹き出される風量として、冷蔵室1内を複数の棚30によって区画された各部分において、最上段の風量を最も多くするようにしている。そして、冷蔵室1内の区画された各部分の温度分布をある程度の幅内に収めるようにしているため、仕切板8の上部は下部よりも冷やされやすい傾向にある。
 そのため、従来では、上側のガスケットヒレ63、65に露が付かないように仕切板8内のアルミ箔ヒータ43への通電率を必要以上に高くしていた。また、上部隙間66を塞ぐガスケットヒレ63、65の表面温度は、冷蔵室1の上側にて風量が多いため、下部隙間67を塞ぐガスケットヒレ75、76の表面温度よりも上がりにくい傾向がある。そのため、従来では、上部隙間66を塞ぐガスケットヒレ63、65の表面温度に応じてアルミ箔ヒータ43への通電率が決定されていた。
 図8は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の仕切板8の分解図である。
 図8に示すように、仕切板8の表面側となる表面板金42の裏側には、長手方向に沿って蛇行形状のパターンが形成されたアルミ箔ヒータ43が貼り付けられている。そして、そのアルミ箔ヒータ43の裏側には、表面枠型樹脂部材44が、そのツメ(図示せず)が表面板金42のツメ受け部57に嵌合することにより取り付けられている。また、仕切板8の背面側となる背面側樹脂部材53の上側には、上側ヒンジ部材49が取り付けられ、さらにその上から上側カバー部材48がネジ46で固定されている。また、背面側樹脂部材53の下側には、下側ヒンジ部材51が取り付けられ、さらにその下から下側カバー部材50がネジ46で固定されている。また、下側ヒンジ部材51には、バネ止め47がネジ46で固定されており、そのバネ止め47にはバネ52が取り付けられている。そして、その状態の背面側樹脂部材53が、表面枠型樹脂部材44の裏側に、断熱材45を挟んで表面板金42のツメ68が嵌合することにより取り付けられている。
 図9は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の仕切板8を構成するアルミ箔ヒータ43周辺の横断面およびコード状ヒータ56の詳細を示す模式図である。
 図9に示すように、アルミ箔ヒータ43は、コード状ヒータ56と、コード状ヒータ56を固定するアルミ箔54と、両面テープ55とで構成され、両面テープ55で表面板金42の裏側に貼り付けられる。ここで、コード状ヒータ56は、ニクロム線などの発熱線59を等ピッチでガラス繊維などの芯材58に巻き付けたものをポリ塩化ビニルなどの絶縁被覆材60、61で二重に被覆したコード状のヒータである。なお、コード状ヒータ56は、発熱線59を厳密に等ピッチで芯材58に巻き付けていなくてもよく、発熱線59をほぼ等ピッチで芯材58に巻き付けていればよい。また、両面テープ55の代わりに糊引きしてアルミ箔ヒータ43を表面板金42の裏側に貼り付ける構成としてもよい。ここで、コード状ヒータ56にて、発熱線59の巻き付けピッチを変更して、例えば仕切板8の上部と下部および中央部の巻き付けピッチを変更し仕切板8部位における発熱量を変更させる可変ピッチヒータを採用することもなおよい。ただし、可変ピッチヒータは製造上において芯線を送る速度を変えられる装置が必要となり、また、製造時間も長くかかってしまうため、コスト的には高くなってしまう。そこで、コストパフォーマンスを考慮して可変ピッチヒータの搭載可否を決定するのがよい。
 図10は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6および仕切板8を庫内側から見た図である。図11は、図10のA部分の拡大図である。図12は、図10のB部分の拡大図である。
 図10~図12に示すように、仕切板8の観音開き式扉への取り付けは、仕切板8の上部に設けられた上側ヒンジ部材49、および、仕切板8の下部に設けられた下側ヒンジ部材51を、それらの鉛直方向の軸104の中心が一致するように、観音開き式扉の内板87へそれぞれネジ46で固定することにより行われる。本実施の形態では、仕切板8の上側ヒンジ部材49および下側ヒンジ部材51が、冷蔵室左扉6の内板87へそれぞれネジ46で固定される。そのため、仕切板8は、軸104を中心に回動するようになっている。
 また、上側ヒンジ部材49および下側ヒンジ部材51には、冷蔵室左扉6の内板87から仕切板8側に延びるように腕部77、81が設けられており、腕部77、81の端部には、それぞれ筒状の軸形状部78、82が設けられている。上側ヒンジ部材49では、軸形状部78は下側に延びており、下側ヒンジ部材51では、軸形状部82は上側に延びている。そして、それらは、仕切板8の背面側樹脂部材53に形成された筒受け形状部79、83と嵌合している。なお、図11および図12において、軸形状部78、82の筒受け形状部79、83とラップする部分は破線で示されている。
 また、上側ヒンジ部材49の腕部77と背面側樹脂部材53の筒受け形状部79との間のクリアランス80、および、下側ヒンジ部材51の腕部81と背面側樹脂部材53の筒受け形状部83との間のクリアランス84は、それぞれ2mm程度である。そのため、それら2つのクリアランス80、84は、合計で4mm程度となっている。また、このクリアランス80、84の寸法以上に、上側ヒンジ部材49および下側ヒンジ部材51の軸形状部78、82は、それぞれ背面側樹脂部材53の筒受け形状部79、83とラップしている。そして、冷蔵室左扉6の内板87に上側ヒンジ部材49および下側ヒンジ部材51がそれぞれネジ46で固定されている。そのため、上側ヒンジ部材49および下側ヒンジ部材51の腕部77、81がストッパーとなり、仕切板8の回動時でも仕切板8が外れ落ちないようになっている。なお、冷蔵室左扉6が開いている状態では、仕切板8の位置が自重で下がり、下側のクリアランス84が無くなるが、その分、上側のクリアランス80が増える。ここで、冷蔵室左扉6が開いている時に仕切板8が下寄せになり、クリアランス84が2mmから0mmになっても、軸形状部78のラップ代が2mm以上あればクリアランス80が2mmから4mmになっても上下のラップ代は確保される。そのため、上側ヒンジ部材49および下側ヒンジ部材51の腕部77、81がストッパーとなり、仕切板8が脱落することはない。なお、冷蔵室左扉6が開いている時に仕切板8が上寄せになる場合も同様である。
 図13は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の仕切板8の上部を拡大した斜視図である。図14は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の仕切板8の上部を拡大した右側面図である。図15は、図14のC-C断面矢視図である。図16は、本実施の形態に係る冷蔵庫100のガイド部材71を示す斜視図である。
 図13~図15に示すように、仕切板8の上部に設けられた上側カバー部材48には、その上部および右側部が開口するように溝部73が形成されている。この溝部73には、前面側に設けられた前面壁89、後面側に設けられた後面壁90、および、前面側に設けられたガイド面部91が設けられている。ガイド面部91は、前面壁89の一部が凹んで形成されている。また、図15に示すように、ガイド面部91の上壁91aは、水平方向に対して右側から左側へ向かって低くなるように傾斜している。
 また、図16に示すように、本体101の天井69の前方下部には、仕切板8を回動させるガイド部材71が取り付けられており、ガイド部材71には、下方に突出した第一突起部72が設けられている。この第一突起部72は、冷蔵室左扉6の開閉に連動し、冷蔵室左扉6が開いた際に、上側カバー部材48に形成された溝部73に当接しながら冷蔵室左扉6の内板87に沿うように仕切板8を回動させるようになっている。また、第一突起部72の前面側には、前方に突出した第二突起部86が設けられている。
 図17は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6を閉じる際の仕切板8の動きを説明する第一の図である。図18は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6を閉じる際の仕切板8の動きを説明する第二の図である。図19は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6を閉じる際の仕切板8の動きを説明する第三の図である。図20は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6を閉じる際の仕切板8の動きを説明する第四の図である。図21は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6を閉じる際の仕切板8の動きを説明する第五の図である。図22は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6を閉じる際の仕切板8の動きを説明する第六の図である。
 なお、図17は冷蔵室左扉6が10°程度の開状態を、図18は冷蔵室左扉6が7°程度の開状態を、図19は冷蔵室左扉6が5°程度の開状態を、図20は冷蔵室左扉6が3°程度の開状態を、図21は冷蔵室左扉6が1°程度の開状態を、それぞれ示している。また、図22は冷蔵室左扉6が閉状態を示している。また、図17~図22において、左上が冷蔵室左扉6の正面図を、右上が冷蔵室左扉6の右側面図を、左下が左上に示す冷蔵室左扉6のX-X断面矢視図を、右下が右上に示すY-Y断面矢視図を、それぞれ示している。
 冷蔵室左扉6が閉じられる際に、図17~図22に示すように、仕切板8は、上側カバー部材48の前面壁89および後面壁90のうち少なくとも一方が第一突起部72に当接しながら、かつ、上側カバー部材48のガイド面部91の上壁91aが第二突起部86に当接しながら軸104を中心に回動する。このとき、上側カバー部材48のガイド面部91の上壁91aは、水平方向に対して傾斜しており、冷蔵室左扉6が閉じられる方向、つまり、第二突起部86が上側カバー部材48のガイド面部91の上壁91aに当接してガイド面部91の右側である手前側から左側である奥側まで移動するにつれて、その高さ位置は下がっていくようになっている。そのため、ガイド部材71が取り付けられている本体101の位置は、仕切板8が取り付けられている冷蔵室左扉6に対して相対的に下降し、仕切板8の位置は、本体101に対して相対的に上昇する。つまり、冷蔵室左扉6が閉じられる際に、仕切板8は上方へ移動するようになっている。そして、仕切板8の上方への移動によって、仕切板8の上端と冷蔵室1上面との間に形成された上部隙間66が減少する。なお、仕切板8が上方へ移動する距離は2mm程度で、上記の2つのクリアランス80、84の合計よりも小さい値である。
 図23は、本実施の形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室左扉6の開時および閉時の仕切板8の位置を説明する図である。図24は、図23のD部分の拡大図である。図25は、図23のE部分の拡大図である。なお、図23~図25は、冷蔵室左扉6の開時の仕切板8の位置と冷蔵室左扉6の閉時の仕切板8の位置とを並べて示した図である。図23~図25の左側の図は冷蔵室左扉6の開時の仕切板8の位置を示しており、図23~図25の右側の図は冷蔵室左扉6の閉時の仕切板8の位置を示している。
 図23~図25に示すように、冷蔵室左扉6の閉時では、仕切板8の位置が上方に移動して、その上端とガイド部材71の下面94との間の隙間が小さくなっていることが分かる。これは、仕切板8の上下にはクリアランス80、84が設けられており、冷蔵室左扉6の開時では、仕切板8が自重で下がって下側に位置するが、冷蔵室左扉6の閉時では、第二突起部86によって仕切板8が上方に引き上げられるためである。また、仕切板8が回動できるように、仕切板8の長手方向、つまり上下方向の全長92は、ガイド部材71の下面から冷蔵室1下面までの距離である冷蔵室1の開口93よりも小さい。そして、冷蔵室左扉6を閉じた際に、仕切板8の下端と冷蔵室1下面との間に下部隙間67が形成される。また、冷蔵室左扉6を開いた際に、仕切板8の下端は冷蔵室1下面よりも高い位置にある。これは、開いた状態の冷蔵室左扉6を閉じる際に、仕切板8が本体101と衝突しないようにするためである。
 一方、閉じた状態の冷蔵室左扉6を開く際には、下側ヒンジ部材51に取り付けられたバネ52および本体101の天井69の前方下部に取り付けられたガイド部材71の第一突起部72により、上側カバー部材48の後面壁90にガイド部材71の第一突起部72が当接しながら、冷蔵室左扉6の内板87に沿うように仕切板8が回動する。
 図26は、本実施の形態に係る冷蔵庫100のガイド部材71の第一変形例を示す斜視図である。図27は、本実施の形態に係る冷蔵庫100のガイド部材71の第二変形例を示す斜視図である。
 ここで、第二突起部86は、図16に示すように正面視して円形状を有しているが、それに限定されない。図26に示すように正面視して長円形状を有していてもよいし、図27に示すように上側カバー部材48の前面壁89の一部が凹んで形成されたガイド面部91に合うような正面視してくさび型形状でもよい。なお、図26に示す第二突起部86は、厳密にくさび型形状でなくてもよい。
 また、本実施の形態では、ガイド部材71の第一突起部72および第二突起部86は、樹脂で一体成型されているが、それぞれ別の素材にしてもよく、例えば樹脂性の第一突起部72に金属製の第二突起部86を取り付けて構成してもよい。また、第二突起部86は、第一突起部72の後面側に、後方に突出するように設けられていてもよく、この場合、仕切板8の上側カバー部材48の後面壁90にガイド面部91が設けられることになる。
 次に、冷蔵庫100の仕切板8の上部周辺の構造について説明する。
 図28は、図1のF部分を示す斜視図である。図29は、図1のG部分を示す斜視図である。なお、図28および図29は、冷蔵室左扉6が閉じた状態で、かつ、冷蔵室右扉7が開いた状態を示している。また、図28および図29の一点鎖線は、冷蔵室右扉7が閉じた状態における、冷蔵室右扉7に取り付けられたガスケットヒレ65、76の外形を示している。
 図28および図29に示すように、仕切板8は、上側ヒンジ部材49および下側ヒンジ部材51で冷蔵室左扉6に軸104を中心に回動可能に取り付けられている。そのため、冷蔵室右扉7を開いても仕切板8の位置はそのままの状態となる。また、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7には、冷蔵室1の前面開口部の周りの前面フランジ部70および仕切板8に密着するガスケット62、64がそれぞれ取り付けられている。このガスケット62、64は、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7の庫内側の面の端部に、全周にわたって設けられている。つまり、ガスケット62、64は四角形状を有し、上側横辺、下側横辺、左側縦辺、および、右側縦辺で構成されている。そして、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7が両方とも閉まっている状態において、ガスケット62の右側縦辺およびガスケット64の左側縦辺は、仕切板8に密着し、ガスケット62、64のそれ以外の3辺は、冷蔵室1の前面フランジ部70に密着する。
 また、ガスケット62の右側縦辺の上部および下部およびガスケット64の左側縦辺の上部および下部にはガスケットヒレ63、65、75、76がそれぞれ設けられている。そして、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7が両方とも閉まっている状態において、上部のガスケットヒレ63、65は、ガイド部材71の前面97、冷蔵室1の前面フランジ部70、および、仕切板8の表面上部に密着し、上部隙間66を塞ぐようになっている。また、下部のガスケットヒレ75、76は、冷蔵室1の前面フランジ部70および仕切板8の表面下部に密着し、下部隙間67を塞ぐようになっている。
 つまり、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7が両方とも閉まっている状態では、左右のガスケットヒレ63、65が重なり、それらで上部隙間66を塞ぐようになっている。また、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7が両方とも閉まっている状態では、左右のガスケットヒレ63、65が重なり、それらで下部隙間67を塞ぐようになっている。
 図30は、図1のH-H断面矢視図である。図31は、図1のI-I断面矢視図である。なお、図30および図31において、仕切板8を境に左側が庫外側であり、右側が庫内側である。
 図30に示すように、本体101の天井69の前方下部には、仕切板8を回動させるガイド部材71が取り付けられている。そして、冷蔵室左扉6が閉じた状態では、冷蔵室左扉6が開いた状態に比べ、仕切板8の位置は上方に移動している。
 また、上部隙間66は、仕切板8の表面にて、左右のガスケットヒレ63、65が重なってそれらで塞がれるようになっている。仕切板8内のアルミ箔ヒータ43の最上部のパターン74は、高さ方向でガスケットヒレ63、65と投影する位置まで来るように設けられている。これは、アルミ箔ヒータ43の最上部のパターン74のガスケットヒレ63、65への投影をできるだけ多くすることで、ガスケットヒレ63、65の温度を上昇させるためである。
 また、下部隙間67は、仕切板8の表面にて、左右のガスケットヒレ75、76が重なってそれらで塞がれるようになっている。冷蔵室1の下面側においては、仕切板8を回動させるようなガイド部材、あるいは第一突起部および第二突起部がない点で冷蔵室1の上面側とは異なる。また、上側カバー部材48には、ガイド部材71の第一突起部72および第二突起部86を受ける溝部73が設けられているが、下側カバー部材50には溝部73が設けられていない点で異なる。しかし、仕切板8内のアルミ箔ヒータ43の最下部のパターン(図示せず)は、最上部のパターン74と同様に、高さ方向でガスケットヒレ75、76と投影する位置まで来るように設けられている。
 アルミ箔ヒータ43への通電に関して、制御装置29には、あらかじめ試験などにより決定された通電率演算式がプログラミングされている。ここで、通電率とは、アルミ箔ヒータ43に印加する電圧を時間的に変化させたもので、例えば所定時間10秒のうちに5秒通電し、残り5秒は通電させないという形で定義されるものであり、この場合の通電率は50%である。アルミ箔ヒータ43への通電率は、外気温度、外気湿度、および、冷蔵室温度に応じて制御装置29によって演算されるものであり、周囲の環境に応じて変化していくものである。
 制御装置29にプログラミングされている通電率演算式は、一例としては、通電率=a×外気湿度+bである。ここで、aおよびbは、A=外気温度-冷蔵室温度の値によって決定される係数であり、Aに値によって変化する。そして、制御装置29は、外気温度センサ9、外気湿度センサ10、および、冷蔵室温度センサ32で検知された外気温度、外気湿度、および、冷蔵室温度に応じて通電率演算式を演算することで、アルミ箔ヒータ43への通電率を決定する。この決定された通電率は、仕切板8の表面、冷蔵室左扉6および冷蔵室右扉7の周囲あるいはガスケット62、64およびガスケットヒレ63、65、75、76などに露が付かない通電率、つまりそれらの露付き耐力を向上させて結露を防止する通電率である。
 ここで、通電率演算式から演算される通電率は、外気温度および外気湿度が高いほど通電率が大きくなり、冷蔵室1の温度が低いほど通電率が大きくなるようになっている。そして、制御装置29は、演算により決定した通電率で、アルミ箔ヒータ43を通電する。そのため、外気温度および外気湿度が低く、冷蔵室温度が高ければ通電率を小さくすることができるため、エネルギー効率を高めることができる。
 なお、仕切板8の構成、アルミ箔ヒータ43への通電方法、および、通電率演算式などは、上記の内容に限定されない。例えば、仕切板8は、表面枠型樹脂部材44がない構成とすることも可能である。
 従来では、ガスケットヒレ63、65が塞ぐ上部隙間66には断熱材45などは設けられていないため、ガスケットヒレ63、65の温度は上部隙間66の温度によって決まる。そのため、上部隙間66の温度を上げることができれば、ガスケットヒレ63、65の表面温度は上昇し、必要以上に高くしている通電率を下げることができ、エネルギー効率を高めることができる。
 そこで、本実施の形態では、ガスケットヒレ63、65が塞ぐ上部隙間66を減らすため、冷蔵室左扉6が閉じた状態では、仕切板8の位置が上方に移動するようになっている。このように、仕切板8の位置が上方に移動することで、上部隙間66が減るため、ガスケットヒレ63、65の裏面に、冷蔵室1の冷気が直接当たる量を減らすことができる。そのため、ガスケットヒレ63、65の表面温度が上昇し、必要以上に高くしている通電率を下げることができるため、エネルギー効率を高めることができる。
 なお、仕切板8の上端をガイド部材71の下面に当接させて上部隙間66を完全に無くすことでガスケットヒレ63、65の温度はさらに上昇することが考えられるが、仕切板8およびガイド部材71の樹脂成型の寸法ばらつきを考慮すると、扉が完全に閉まる前に仕切板8がガイド部材71に衝突して扉が完全に閉まらなくなる恐れがあるため、扉が完全に閉じた状態での上部隙間66の寸法として、1mm程度は残しておくのが望ましい。
 以上、本実施の形態に係る冷蔵庫100は、外郭を構成し、内部に冷蔵室1が設けられた本体101と、本体101の前面に設けられ、冷蔵室1の前面開口部を開閉する左右の観音開き式扉と、を備えている。また、左右の前記観音開き式扉のうちの一方に、回動可能に取り付けられて冷蔵室1内に外気が侵入するのを防ぐ仕切板8と、本体101の天井69の前方下部に設けられ、仕切板8を回動させるガイド部材71と、を備えている。また、ガイド部材71は、下方に突出した第一突起部72と、第一突起部72から前方に突出した第二突起部86と、を備えている。また、仕切板8は、上部に上側カバー部材48を備え、上側カバー部材48には溝部73が形成されている。また、溝部73には、前面側に設けられた前面壁89と、後面側に設けられた後面壁90と、前面壁89の一部が凹んで形成されたガイド面部91とが設けられており、ガイド面部91は、その上壁91aが水平方向に対して傾斜している。そして、仕切板8が取り付けられた観音開き式扉の閉時に、仕切板8は、上側カバー部材48の前面壁89および後面壁90のうち少なくとも一方が第一突起部72に当接しながら、かつ、上側カバー部材48のガイド面部91の上壁91aが第二突起部86に当接しながら回動することで、上方へ移動するものである。
 また、本実施の形態に係る冷蔵庫100は、外郭を構成し、内部に冷蔵室1が設けられた本体101と、本体101の前面に設けられ、冷蔵室1の前面開口部を開閉する左右の観音開き式扉と、を備えている。また、左右の前記観音開き式扉のうちの一方に、回動可能に取り付けられて冷蔵室1内に外気が侵入するのを防ぐ仕切板8と、本体101の天井69の前方下部に設けられ、仕切板8を回動させるガイド部材71と、を備えている。また、ガイド部材71は、下方に突出した第一突起部72と、第一突起部72から後方に突出した第二突起部86と、を備えている。また、仕切板8は、上部に上側カバー部材48を備え、上側カバー部材48には溝部73が形成されている。また、溝部73には、前面側に設けられた前面壁89と、後面側に設けられた後面壁90と、後面壁90の一部が凹んで形成されたガイド面部91とが設けられており、ガイド面部91は、その上壁91aが水平方向に対して傾斜している。そして、仕切板8が取り付けられた観音開き式扉の閉時に、仕切板8は、上側カバー部材48の前面壁89および後面壁90のうち少なくとも一方が第一突起部72に当接しながら、かつ、上側カバー部材48のガイド面部91の上壁91aが第二突起部86に当接しながら回動することで、上方へ移動するものである。
 本実施の形態に係る冷蔵庫100によれば、観音開き式扉の閉時に、仕切板8は、上側カバー部材48の前面壁89および後面壁90のうち少なくとも一方が第一突起部72に当接しながら、かつ、上側カバー部材48のガイド面部91の上壁91aが第二突起部86に当接しながら回動することで、上方へ移動する。そのため、観音開き式扉の閉時において、仕切板8の上端と冷蔵室1の前面開口部との間の隙間を減らすことができる。そして、仕切板8の上端と冷蔵室1の前面開口部との間の隙間が減るため、ガスケットヒレ63、65の裏面に、冷蔵室1の冷気が直接当たらないようにすることができる、あるいは、ガスケットヒレ63、65の裏面に、冷蔵室1の冷気が直接当たる量を減らすことができる。その結果、ガスケットヒレ63、65の表面温度が上昇し、必要以上に高くしている通電率を下げることができるため、エネルギー効率を高めることができる。また、ボールキャスタおよびガイドレールは不要であるため、使い勝手の低下を抑制することができる。さらに、ボールキャスタおよびガイドレールが不要であることから、コストがかからずにエネルギー効率を高めることができるため、コストパフォーマンスを向上させることができる。
 1 冷蔵室、2 製氷室、3 小型冷凍室、4 冷凍室、5 野菜室、6 冷蔵室左扉、7 冷蔵室右扉、8 仕切板、9 外気温度センサ、10 外気湿度センサ、11 ヒンジカバー部材、12 圧縮機、13 機械室凝縮器、14 左側側面凝縮配管、15 天井面凝縮配管、16 背面凝縮配管、17 右側側面凝縮配管、18 露付き防止配管、19 ドライヤ、20 毛細管、21 冷却器、23 吸入配管、24 冷蔵室吹出し風路、26 ポケット、27 チルド室、28 チルドケース、29 制御装置、30 棚、31 冷蔵室用ダンパー装置、32 冷蔵室温度センサ、33a~33d 熱、34 機械室、35a~35e 風、37a~37e 吹出し口、42 表面板金、43 アルミ箔ヒータ、44 表面枠型樹脂部材、45 断熱材、46 ネジ、47 バネ止め、48 上側カバー部材、49 上側ヒンジ部材、50 下側カバー部材、51 下側ヒンジ部材、52 バネ、53 背面側樹脂部材、54 アルミ箔、55 両面テープ、56 コード状ヒータ、57 ツメ受け部、58 芯材、59 発熱線、60 絶縁被覆材、61 絶縁被覆材、62 ガスケット、63 ガスケットヒレ、64 ガスケット、65 ガスケットヒレ、66 上部隙間、67 下部隙間、68 ツメ、69 天井、70 前面フランジ部、71 ガイド部材、72 第一突起部、73 溝部、74 最上部のパターン、75 ガスケットヒレ、76 ガスケットヒレ、77 腕部、78 軸形状部、79 筒受け形状部、80 クリアランス、81 腕部、82 軸形状部、83 筒受け形状部、84 クリアランス、85 バッフル、86 第二突起部、87 内板、88 内板、89 前面壁、90 後面壁、91 ガイド面部、91a 上壁、92 全長、93 開口、94 下面、97 前面、98 キャップ部品、99 扉表面パネル、100 冷蔵庫、101 本体、102 冷媒回路、103 設定操作部、104 軸。

Claims (2)

  1.  外郭を構成し、内部に冷蔵室が設けられた本体と、
     前記本体の前面に設けられ、前記冷蔵室の前面開口部を開閉する左右の観音開き式扉と、
     左右の前記観音開き式扉のうちの一方に、回動可能に取り付けられて前記冷蔵室内に外気が侵入するのを防ぐ仕切板と、
     前記本体の天井の前方下部に設けられ、前記仕切板を回動させるガイド部材と、を備え、
     前記ガイド部材は、
     下方に突出した第一突起部と、
     前記第一突起部から前方に突出した第二突起部と、を備え、
     前記仕切板は、上部に上側カバー部材を備え、
     前記上側カバー部材には溝部が形成されており、前記溝部には、前面側に設けられた前面壁と、後面側に設けられた後面壁と、前記前面壁の一部が凹んで形成されたガイド面部とが設けられており、
     前記ガイド面部は、その上壁が水平方向に対して傾斜しており、
     前記仕切板が取り付けられた前記観音開き式扉の閉時に、
     前記仕切板は、
     前記上側カバー部材の前記前面壁および前記後面壁のうち少なくとも一方が前記第一突起部に当接しながら、かつ、前記上側カバー部材の前記ガイド面部の前記上壁が前記第二突起部に当接しながら回動することで、上方へ移動する
     冷蔵庫。
  2.  外郭を構成し、内部に冷蔵室が設けられた本体と、
     前記本体の前面に設けられ、前記冷蔵室の前面開口部を開閉する左右の観音開き式扉と、
     左右の前記観音開き式扉のうちの一方に、回動可能に取り付けられて前記冷蔵室内に外気が侵入するのを防ぐ仕切板と、
     前記本体の天井の前方下部に設けられ、前記仕切板を回動させるガイド部材と、を備え、
     前記ガイド部材は、
     下方に突出した第一突起部と、
     前記第一突起部から後方に突出した第二突起部と、を備え、
     前記仕切板は、上部に上側カバー部材を備え、
     前記上側カバー部材には溝部が形成されており、前記溝部には、前面側に設けられた前面壁と、後面側に設けられた後面壁と、前記後面壁の一部が凹んで形成されたガイド面部とが設けられており、
     前記ガイド面部は、その上壁が水平方向に対して傾斜しており、
     前記仕切板が取り付けられた前記観音開き式扉の閉時に、
     前記仕切板は、
     前記上側カバー部材の前記前面壁および前記後面壁のうち少なくとも一方が前記第一突起部に当接しながら、かつ、前記上側カバー部材の前記ガイド面部の前記上壁が前記第二突起部に当接しながら回動することで、上方へ移動する
     冷蔵庫。
PCT/JP2019/023658 2019-06-14 2019-06-14 冷蔵庫 WO2020250421A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/023658 WO2020250421A1 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/023658 WO2020250421A1 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2020250421A1 true WO2020250421A1 (ja) 2020-12-17

Family

ID=73780783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2019/023658 WO2020250421A1 (ja) 2019-06-14 2019-06-14 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2020250421A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07305943A (ja) * 1994-05-11 1995-11-21 Matsushita Refrig Co Ltd 断熱箱体の扉装置
US20120137722A1 (en) * 2009-09-24 2012-06-07 Youngnam Kim Refrigerator having cooling air leakage preventing member
JP2014092285A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07305943A (ja) * 1994-05-11 1995-11-21 Matsushita Refrig Co Ltd 断熱箱体の扉装置
US20120137722A1 (en) * 2009-09-24 2012-06-07 Youngnam Kim Refrigerator having cooling air leakage preventing member
JP2014092285A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5402779B2 (ja) 冷蔵庫
JP6344895B2 (ja) 冷蔵庫
JP2017040432A (ja) 冷蔵庫
WO2006049355A9 (en) Defrost operating method for refrigerator
WO2013084460A1 (ja) 冷蔵庫
JP2017020754A (ja) 冷蔵庫
JP2013224777A (ja) 冷蔵庫
WO2018131076A1 (ja) 冷蔵庫
JP6165427B2 (ja) 冷蔵庫
WO2020250421A1 (ja) 冷蔵庫
JP6214486B2 (ja) 冷蔵庫
JP7275378B2 (ja) 冷蔵庫
JP7066058B2 (ja) 冷蔵庫
JP2016161231A (ja) 冷蔵庫
JP6956900B2 (ja) 冷蔵庫
JP6506645B6 (ja) 冷蔵庫
JP6987297B2 (ja) 冷蔵庫
JP7389615B2 (ja) 冷蔵庫
JP7364459B2 (ja) 冷蔵庫
JP6694538B2 (ja) 冷蔵庫
JP2019138514A (ja) 冷蔵庫
JP2017072314A (ja) 温度調和空間内包設備、冷凍冷蔵庫、冷凍冷蔵装置、冷凍冷蔵倉庫
WO2021181608A1 (ja) 冷蔵庫
WO2023207893A1 (zh) 冰箱
JP7312148B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 19932590

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 19932590

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: JP