JP6694538B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP6694538B2
JP6694538B2 JP2019105273A JP2019105273A JP6694538B2 JP 6694538 B2 JP6694538 B2 JP 6694538B2 JP 2019105273 A JP2019105273 A JP 2019105273A JP 2019105273 A JP2019105273 A JP 2019105273A JP 6694538 B2 JP6694538 B2 JP 6694538B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
temperature
heat insulating
outside
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019105273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019143968A (ja
Inventor
勝行 田中
勝行 田中
吉岡 功博
功博 吉岡
野口 好文
好文 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2019105273A priority Critical patent/JP6694538B2/ja
Publication of JP2019143968A publication Critical patent/JP2019143968A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6694538B2 publication Critical patent/JP6694538B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
近年、蔵庫の断熱材として、真空断熱パネルを使用することが行われている。真空断熱パネルは、例えばグラスウールなどの無機繊維の積層材を圧縮硬化させた芯材を、ガスバリア性能を有するポリエチレンなどの合成樹脂フィルムの包袋に収納した後に、内部を真空排気して減圧密封させて構成したものである。
真空断熱パネルは、断熱材として従来から使用されている発泡ウレタンに比べて、断熱性能に優れている。しかし、例えば包袋の破損や経年劣化等によって真空断熱パネル内部の高真空減圧状態が維持できなくなると、真空断熱パネルの断熱性能は低下してしまう。すると、冷蔵庫内の冷気は、断熱性能が低下した真空断熱パネルから漏出し、冷蔵庫の外側の表面を冷やす。この場合、冷蔵庫の外側の表面の温度と、庫外の温度とに差があると、冷蔵庫の外側の表面に結露が生じる可能性がある。
特開2005−90810号公報
そこで、本実施形態は、真空断熱パネルの断熱性能が低下した場合であっても、冷蔵庫の外側の表面に結露が生じることを抑制することができる冷蔵庫を提供する。
実施形態の冷蔵庫は、断熱性を有する断熱壁によって箱状に形成され内部に貯蔵室を有する断熱箱体と、前記各貯蔵室を冷却するための冷凍サイクルと、を備える。前記断熱壁は、前記貯蔵室側の面を構成する内板と、前記断熱箱体の外側の面を構成する外板と、前記内板と前記外板との間に設けられた真空断熱パネルと、前記冷凍サイクルの放熱パイプとは別構成であって前記真空断熱パネルと前記外板との間に設けられ、通電及び断電を切り替えることで前記冷凍サイクルの駆動から独立した駆動制御が可能なヒータと、を有している。前記貯蔵室を冷却するための冷凍サイクルによる冷却運転を開始してから所定時間以内に前記貯蔵室内の温度が目標温度に到達しない場合に前記ヒータを駆動させることができる制御装置を更に備える。
一実施形態による冷蔵庫の一例を示す斜視図 断熱壁を分解して示す斜視図 冷凍サイクルの概略構成を示す図 冷蔵庫の電気的構成を示すブロック図 操作パネルのヒータ用スイッチ部及びヒータ用表示部を示すもので、ヒータが駆動していない状態を示す図 操作パネルのヒータ用スイッチ部及びヒータ用表示部を示すもので、ヒータが駆動している状態を示す図 制御装置によるヒータ駆動処理を示すフローチャート 温度と水蒸気量との相関を示す図
以下、一実施形態による冷蔵庫を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、冷蔵庫10は、断熱箱体20を備えている。断熱箱体20は、断熱性を有し、前面に開口を有する矩形の箱状に構成されている。以下の説明では、断熱箱体20の開口側つまり後述する扉(左右の冷蔵室扉111、112など)側を、冷蔵庫10の前側とし、扉と反対側を、冷蔵庫10の後ろ側とする。また、冷蔵庫10を図1の姿勢で床面に設定した場合における重力方向に対する上下方向を、冷蔵庫10の上下方向とする。そして、図1の冷蔵庫10を前側から見た場合における左右方向を、冷蔵庫10の左右方向とする。
断熱箱体20の内部は、冷蔵温度帯の貯蔵室と冷凍温度帯の貯蔵室とに区分されている。具体的には、冷蔵庫10は、断熱箱体20の内部に、食材を貯蔵するための貯蔵室として冷蔵室11、野菜室12、製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15を備えている。冷蔵室11は、断熱箱体20の最上部に設けられている。野菜室12は、冷蔵室11の下方に設けられている。製氷室13及び小冷凍室14は、野菜室12の下方にあって左右に並べて設けられている。冷凍室15は、製氷室13及び小冷凍室14の下方すなわち断熱箱体20の最下部に設けられている。
冷蔵室11及び野菜室12は、いずれも冷蔵温度帯の貯蔵室であり、例えば1〜4℃のプラス温度帯に維持される。製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15は、いずれも冷凍温度帯の貯蔵室であり、例えば−10〜−20℃のマイナス温度帯に維持される。野菜室12と、製氷室13及び小冷凍室14との間は、図示しない断熱仕切壁により上下に仕切られている。
冷蔵庫10は、左側の冷蔵室扉111、右側の冷蔵室扉112、野菜室扉121、製氷室扉131、小冷凍室扉141、及び冷凍室扉151を備えている。左右の冷蔵室扉111、112は、断熱性を有するヒンジ開閉式の扉であって、観音開き式に構成されている。左右の冷蔵室扉111、112は、冷蔵室11の前側に設けられ、冷蔵室11の前側の開口を開閉する。野菜室扉121は、断熱性を有する引き出し式の扉であって、野菜室12の前側に設けられている。野菜室扉121は、野菜室12の前側の開口を開閉する。
同様に、製氷室扉131、小冷凍室扉141、及び冷凍室扉151は、それぞれ断熱性を有する引き出し式の扉であって、それぞれ製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15の前側に設けられている。これら製氷室扉131、小冷凍室扉141、及び冷凍室扉151は、それぞれ製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15の前側の開口を開閉する。
断熱箱体20は、例えば分割された複数の断熱壁を組み合わせることによって、前面が開口した箱状に形成されている。例えば断熱箱体20は、天井側の壁を形成する天井部断熱壁21と、右側の壁を形成する右部断熱壁30と、左側の壁を形成する左部断熱壁(図示しない)と、底側の壁を形成する底部断熱壁(図示しない)と、背側の壁を形成する背部断熱壁(図示しない)と、が組み合わされて構成されている。各断熱壁は、図示しない固定部材などによって連結固定されている。
断熱箱体20を構成する各断熱壁は、内板と外板との間に断熱部材としての真空断熱パネルを有している。内板は断熱箱体20の内側の面を構成し、外板は断熱箱体20の外側の面を構成している。各断熱壁の外板は、例えば鋼板などの金属製の板で構成されている。また、各断熱壁の内板は、例えば合成樹脂製の板で構成されている。
ここで、右部断熱壁30と左部断熱壁(図示しない)とは、左右対称に構成されている。そのため、右部断熱壁30と左部断熱壁(図示しない)との具体的構成について、右部断熱壁30を代表させて説明する。図2に示すように、右部断熱壁30は、外板31、内板32、真空断熱パネル33、第1ヒータ34、及び第2ヒータ35を有している。上述したように、外板31は、例えば鋼板などの金属製の板で構成されており、冷蔵庫10の庫外側の表面を構成する。また、内板32は、例えば合成樹脂製の板で構成されており、冷蔵庫10の庫内側の表面を構成する。
真空断熱パネル33は、例えばグラスウールなどの無機繊維の積層材を圧縮硬化させた芯材を、ガスバリア性能を有するポリエチレンなどの合成樹脂フィルムの包袋に収納した後に、内部を真空排気して減圧密封させて構成したものである。真空断熱パネル33は、1枚の矩形の板状に形成されており、外板31と内板32との間に設けられている。真空断熱パネル33は、外板31又は内板32の少なくとも一方に、例えばホットメルト等の接着剤や両面テープ等によって貼り付けられている。なお、外板31と真空断熱パネル33との間及び内板32と真空断熱パネル33との間のいずれか一方又は両方に、例えば発泡ウレタンなどの断熱材を充填してもよい。
第1ヒータ34及び第2ヒータ35は、例えばマイクロヒータ又はヒータ線と称される細い屈曲可能なシーズヒータである。第1ヒータ34及び第2ヒータ35は、通電及び断電を切り替えることで駆動制御が可能である。第1ヒータ34及び第2ヒータ35は、外板31と真空断熱パネル33との間に設けられている。第1ヒータ34及び第2ヒータ35は、真空断熱パネル33の外板31側の表面に貼り付けられている。
第1ヒータ34は、冷蔵温度帯の貯蔵室11、12に対応している。すなわち、第1ヒータ34は、図1に示すように、冷蔵温度帯の貯蔵室である冷蔵室11及び野菜室12の左右側方(この場合、右側方)全体を覆うように設けられている。この場合、第1ヒータ34は、真空断熱パネル33の外板31側の表面において、冷蔵室11及び野菜室12の左右側方(この場合、右側方)に位置する部分を這うように蛇行させて設けられている。
第2ヒータ35は、冷凍温度帯の貯蔵室13、14、15に対応している。すなわち、第2ヒータ35は、図1に示すように、冷凍温度帯の貯蔵室である製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15の左右側方(この場合、右側方)全体を覆うように設けられている。この場合、右部断熱壁30の第2ヒータ35は、小冷凍室14及び冷凍室15の右側方に位置する部分を這うように蛇行させて設けられている。また、詳細は図示しないが、左部断熱壁の第2ヒータ35は、製氷室13及び冷凍室15の左側方に位置する部分を這うように蛇行させて設けられている。
なお、詳細は図示しないが、左部断熱壁の内部にも、上述した第1ヒータ34及び第2ヒータ35が設けられている。また、第1ヒータ34及び第2ヒータ35は、真空断熱パネル33の表面を引き回すことが可能なヒータ線に限られず、例えば真空断熱パネル33の表面を覆うことが可能な面状のヒータであってもよい。
冷蔵庫10は、図3に示すように、各貯蔵室を冷却するための冷凍サイクル40を備えている。冷凍サイクル40は、冷蔵用冷却器41及び冷凍用冷却器42を有している。冷蔵用冷却器41は、冷蔵温度帯の貯蔵室、つまり冷蔵室11及び野菜室12を冷却するための冷気を生成する。冷凍用冷却器42は、冷凍温度帯の貯蔵室、つまり製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15を冷却するための冷気を生成する。冷蔵用冷却器41で生成された冷気は、冷蔵用送風機16の送風作用によって、冷蔵温度帯の貯蔵室つまり冷蔵室11および野菜室12へ供給される。冷凍用冷却器42で生成された冷気は、冷凍用送風機17の送風作用によって、冷凍温度帯の貯蔵室つまり製氷室13、小冷凍室14、および冷凍室15へ供給される。
冷凍サイクル40は、図3に示すように、冷媒の流れ順に、圧縮機43と、放熱パイプ44と、ドライヤ45と、切替弁46と、冷蔵側キャピラリチューブ47及び冷凍側キャピラリチューブ48と、冷蔵用冷却器41及び冷凍用冷却器42とを環状に接続して構成されている。冷凍用冷却器42と圧縮機43との間には、冷媒の逆流防止のための逆止弁49が設けられている。切替弁46は、後述する制御装置50から制御指令を受けて駆動する。切替弁46は、圧縮機43から吐出された冷媒を冷蔵用冷却器41又は冷凍用冷却器42のどちらか一方へ供給するように、冷媒の経路を切り替える。
また、冷蔵庫10は、図4に示すように、制御装置50を備えている。制御装置50は、図示しないマイコン、タイマ、記憶装置などを有したコンピュータで構成され、冷蔵庫10の全般を制御する。送風機16、17、圧縮機43、切替弁46、及びヒータ34、35は、それぞれ制御装置50に接続されている。これら送風機16、17、圧縮機43、切替弁46、及びヒータ34、35は、それぞれ制御装置50からの指令によって駆動制御される。
また、冷蔵庫10は、操作パネル51を備えている。操作パネル51は、制御装置50に接続されている。操作パネル51は、各貯蔵室の設定温度や運転モードを切り替えるための操作を受け付けるとともに、設定内容や現在の運転状況を表示させる。操作パネル51は、例えば静電容量式スイッチつまりタッチセンサを有するいわゆるタッチ式の操作パネルである。この場合、操作パネル51は、図1に示すように、冷蔵室扉111の表面にあって、冷蔵室扉111と一体に設けられている。
操作パネル51は、図5及び図6に示すように、第1ヒータ用スイッチ部511、第2ヒータ用スイッチ部512、第1ヒータ用表示部513、及び第2ヒータ用表示部514を有している。第1ヒータ用スイッチ部511及び第2ヒータ用スイッチ部512は、冷蔵室扉111の内部にタッチセンサが設けられた部分である。第1ヒータ用表示部513及び第2ヒータ用表示部514は、冷蔵室扉111の内部にLED等の光源が設けられた部分である。なお、第1ヒータ用スイッチ部511と第1ヒータ用表示部513、及び第2ヒータ用スイッチ部512と第2ヒータ用表示部514は、それぞれ一体に構成してもよい。
ユーザが第1ヒータ用スイッチ部511をタッチ操作することで、第1ヒータ34の駆動を制御つまりON、OFFを切り替えることができる。また、ユーザが第2ヒータ用スイッチ部512をタッチ操作することで、第2ヒータ35の駆動を制御つまりON、OFFを切り替えることができる。第1ヒータ34が駆動されていない場合つまりOFFである場合、図5に示すように、第1ヒータ用表示部513は消灯している。同様に、第2ヒータ35が駆動されていない場合つまりOFFである場合、図5に示すように、第2ヒータ用表示部514は消灯している。
一方、第1ヒータ34が駆動している場合つまりONである場合、図6に示すように、第1ヒータ用表示部513は点灯する。同様に、第2ヒータ35が駆動している場合つまりONである場合、図6に示すように、第2ヒータ用表示部514は点灯する。なお、ヒータ用スイッチ部511、512の操作が行われることなく制御装置50の制御によって自動でヒータ34、35が駆動された場合も、ヒータ用表示部513、514の点灯状態は切り替わる。このヒータ用表示部513、514は、ヒータ34、35の駆動状態をユーザに報知することができる報知手段として機能する。なお、ヒータ34、35の駆動状態をユーザに報知する報知手段は、ヒータ用表示部513、514のように表示によるものに限られず、例えばブザー等の音で報知するものでもよい。
また、図4に示すように、冷蔵庫10は、冷蔵室温度センサ52、冷凍室温度センサ53、庫外温度センサ54、及び庫外湿度センサ55を備えている。冷蔵室温度センサ52、冷凍室温度センサ53、庫外温度センサ54、及び庫外湿度センサ55は、それぞれ制御装置50に接続されている。冷蔵室温度センサ52、冷凍室温度センサ53、及び庫外温度センサ54は、例えばサーミスタ等である。
冷蔵室温度センサ52は、冷蔵温度帯の貯蔵室この場合冷蔵室11内に設けられており、冷蔵室11内の温度を検出することができる。冷凍室温度センサ53は、冷凍温度帯の貯蔵室この場合冷凍室15内に設けられており、冷凍室15内の温度を検出することができる。この場合、冷蔵室温度センサ52及び冷凍室温度センサ53は、各貯蔵室の内部の温度を検出する庫内温度センサとして機能する。
庫外温度センサ54は、貯蔵室の外部つまり庫外に設けられており、庫外の温度つまり冷蔵庫10が設置されている室内の温度を検出することができる。庫外湿度センサ55は、貯蔵室の外部つまり庫外であって、庫外温度センサ54の近傍に設けられている。庫外湿度センサ55は、例えば静電容量式又は電気抵抗式の湿度センサであって、庫外の空気の相対湿度を検出することができる。これら冷蔵室温度センサ52、冷凍室温度センサ53、庫外温度センサ54、及び庫外湿度センサ55は、断熱壁に結露が生じる可能性があることを検出する結露発生条件検出手段として機能する。
ヒータ34、35は、ユーザによる操作パネル51の操作よって駆動制御される他、所定の条件を満たした場合に、制御装置50によって自動で駆動制御される。次に、制御装置50によるヒータ34、35の駆動制御について図7及び図8を参照して説明する。
なお、制御装置50は、第1ヒータ34及び第2ヒータ35に対して同様の駆動制御を行う。そのため、第1ヒータ34及び第2ヒータ35の駆動制御について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。図7に示すフローチャートは、第1ヒータ34及び第2ヒータ35の駆動制御について共通している。この場合、制御対象が第1ヒータ34であれば、図7の「庫内温度センサ」は、冷蔵室温度センサ52を意味し、「庫内温度」は、冷蔵室11内の温度を意味するものとする。また、制御対象が第2ヒータ35であれば、図7の「庫内温度センサ」は、冷凍室温度センサ53を意味し、「庫内温度」は、冷凍室15内の温度を意味するものとする。
例えば冷蔵温度帯の貯蔵室の扉111、112、121が開閉されたり、冷蔵温度帯の貯蔵室11、12内の貯蔵物が増えたりすると、冷蔵温度帯の貯蔵室11、12内の温度が所定温度以上に上昇する。すると、制御装置50は、冷凍サイクル40を駆動させて、冷蔵温度帯の貯蔵室11、12内を目標温度まで冷却するように冷蔵冷却運転を行う。同様に、例えば冷凍温度帯の貯蔵室の扉131、141、151が開閉されたり、冷凍温度帯の貯蔵室13、14、15内の貯蔵物が増えたりすると、冷凍温度帯の貯蔵室13、14、15内の温度が所定温度以上に上昇する。すると、制御装置50は、冷凍サイクル40を駆動させて、冷凍温度帯の貯蔵室13、14、15内を目標温度まで冷却するように冷凍冷却運転を行う。そして、制御装置50は、これら冷却運転が実行されると、図7に示すヒータ駆動処理も行う。なお、制御装置50は、冷却運転が実行されていない場合であっても、ヒータ駆動処理を行うことができる。
制御装置50は、ヒータ駆動処理を実行すると、まず、ステップS11に示すように、貯蔵室内の温度が所定温度以上に上昇してから又は冷却運転を開始してから所定時間以内に目標温度に到達したか否かを判断する。この所定時間は、冷却運転を行った場合に、断熱箱体20の断熱性能が正常な状態であれば十分に目標温度に到達することができる時間である。所定時間は、例えば目標温度と現在の庫内温度との差や貯蔵物の量等によって適宜変更することができる。本実施形態において、所定時間は、例えば2時間に設定されている。また、冷蔵冷却運転における目標温度は、例えば4℃に設定され、冷凍冷却運転における目標温度は、例えば−18℃に設定されている。
貯蔵室内の温度が所定温度以上に上昇してから又は冷却運転を開始してから所定時間以内に目標温度に到達していれば、断熱箱体20の断熱性能は正常な状態に維持されていると考えられる。そのため、制御装置50は、貯蔵室内の温度が所定温度以上に上昇してから又は冷却運転を開始してから所定時間以内に目標温度に到達していれば(ステップS11でYES)、ヒータ34、35を駆動させることなく、ヒータ駆動処理を終了する(エンド)。
一方、貯蔵室内の温度が所定温度以上に上昇してから又は冷却運転を開始してから所定時間経過してもなお目標温度に到達していなければ、断熱箱体20に異常が生じて断熱箱体20の断熱性能が低下したことが考えられる。つまり、この場合、真空断熱パネル33に何らかの異常が発生して真空断熱パネル33の断熱性能が低下したことが考えられる。この場合、断熱性能が低下した真空断熱パネル33から貯蔵室内の冷気が漏出すると、その冷気によって外板31が冷やされる。そして、冷蔵庫10の庫外の空気に湿気が多く含まれているなど所定の条件を満たした場合には、その湿気の多い庫外の空気が外板31に冷却されて、外板31に結露が生じるおそれがある。
そこで、制御装置50は、ステップS12〜S15で、結露が発生しやすい所定条件を満たしているか否かを判断する。この場合、結露が発生しやすい所定条件を、結露発生条件と称する。そして、制御装置50は、結露が発生しやすい所定条件つまり結露発生条件を満たしている場合には、ヒータ34、35を駆動(ON)させて外板31を温め、これにより外板31の外表面に結露が生じることを抑制する。
すなわち、制御装置50は、結露発生条件を判断する際、まずステップS12において、庫外温度センサ54の検出結果つまり冷蔵庫10外部の温度T2(以下、庫外温度T2と称する)から、その庫外温度T2における飽和水蒸気量Ma(図8参照)を算出する。なお、図8において、曲線Sは、各温度における飽和水蒸気量を示すものである。庫外温度T2における飽和水蒸気量Maの算出は、例えば次のようにして行うことができる。例えば制御装置50は、図8に示すような温度と単位体積当たりの飽和水蒸気量との関係をデータベースとして備え、そのデータベースを用いて、庫外温度T2における飽和水蒸気量Maを算出しても良い。また、制御装置50は、例えばTetens(テテンス)の式やWagner(ワグナー)の式等を用いて、庫外温度T2における飽和水蒸気量Maの近似的な値を算出してもよい。
次に、制御装置50は、ステップS13において、庫外湿度センサ55の検出結果つまり冷蔵庫10の庫外の空気の相対湿度と、庫外温度T2における飽和水蒸気量Maとから、庫外の空気に含まれる水蒸気量Mb(図8参照)を算出する。そして、次に制御装置50は、ステップS14において、庫内温度センサ52、53の検出結果つまり冷蔵室11又は冷凍室15内の温度T1(以下、庫内温度T1と称する)から、その庫内温度T1における飽和水蒸気量Mc(図8参照)を算出する。庫内温度T1における飽和水蒸気量Mcの算出は、庫外温度T2における飽和水蒸気量Maの算出と同様に行う。
そして、制御装置50は、ステップS15において、庫外の空気に含まれる水蒸気量Mbと、庫内温度T1における飽和水蒸気量Mcとを比較して、上述の結露発生条件を満たしているか否かを判断する。庫外の空気に含まれる水蒸気量Mbが、庫内温度T1における飽和水蒸気量Mc未満である場合(ステップS15でNO)、庫外の空気が外板31に接触して冷やされても、外板31の外表面に結露が発生するおそれは低い。この場合、制御装置50は、上述の結露発生条件を満たしていないと判断する。そして、制御装置50は、ヒータ34、35を駆動させる必要がないと判断し、ヒータ34、35を駆動させることなく、ヒータ駆動処理を終了する(エンド)。
一方、庫外の空気に含まれる水蒸気量Mbが、庫内温度T1における飽和水蒸気量Mc以上である場合(ステップS15でYES)、庫外の空気が外板31に接触して冷やされると、その差(Mb−Mc)分の結露が外板31の外表面に発生するおそれが高い。この場合、制御装置50は、上述の結露発生条件を満たしていると判断する。そして、制御装置50は、ヒータ34、35を駆動させる必要があると判断し、ステップS16において第1ヒータ34又は第2ヒータ35を駆動(ON)させる。これにより、外板31が温められて、外板31に結露が発生することが抑制される。そして、制御装置50は、一連の制御を終了する(エンド)。
この場合、例えば冷蔵室温度センサ52で検出した庫内温度T1と庫外温度T2との関係では結露発生条件を満たしていないが(第1ヒータ34について、ステップS15でNO)、冷凍室温度センサ53で検出した庫内温度T1と庫外温度T2との関係では結露発生条件を満たしている場合(第2ヒータ35について、ステップS15でYES)に、第2ヒータ35は駆動されるが、第1ヒータ34は駆動されない。
実施形態の冷蔵庫10は、真空断熱パネル33と外板31との間に駆動制御が可能なヒータ34、35を備えている。これによれば、真空断熱パネル33の断熱性能が低下した場合には、ヒータ34、35を駆動させて外板31を温めることで、冷蔵庫10の外側の表面この場合外板31の外表面に発生する結露を抑制することができる。
ここで、例えば真空断熱パネル33と外板31との間に冷凍サイクル40の放熱パイプ44を設けることで、その放熱パイプ44の熱によって外板31を温めることができる。そして、これにより、外板31の外表面に結露が発生することを抑制することができる。しかし、放熱パイプ44に生じる熱は、冷凍サイクル40の駆動と相関している。そのため、冷凍サイクル40が停止している状態では、放熱パイプ44に生じる熱が少なく、外板31に対する結露発生の抑制作用が小さい。したがって、放熱パイプ44の熱で結露の発生を抑制するためには、常に冷凍サイクル40を駆動させる必要がある。
一方、本実施形態において、ヒータ34、35は、ユーザが操作パネル51を操作することにより又は制御装置50によって駆動制御することができる。すなわち、ヒータ34、35の駆動は、冷凍サイクル40の駆動から独立している。そのため、冷凍サイクル40を駆動させなくても、ヒータ34、35を駆動させて結露の発生を抑制することができる。すなわち、放熱パイプ44による結露の抑制作用は、冷凍サイクル40の駆動状態に依存した、いわば受動的な作用である。これに対し、ヒータ34、35による結露の抑制作用は、冷凍サイクル40の駆動状態に依存しない、いわば能動的な作用である。このように、本実施形態によれば、ヒータ34、35の駆動制御を行うことで、必要に応じて積極的に結露の抑制を行うことができる。
冷蔵庫10は、ユーザの操作によりヒータ34、35を駆動させることができるスイッチ部511、512を有している。これによれば、例えば既に外板31の表面に結露が発生しユーザがその結露を発見した場合等において、ユーザは、スイッチ部511、512を操作してヒータ34、35を駆動させることができる。これにより、ユーザが真空断熱パネル33の断熱性能の低下を認識している場合には、ユーザ自らヒータ34、35の駆動を制御することで、いち早く結露の発生に対応することができる。
冷蔵庫10は、ヒータ34、35の駆動状態をユーザに報知することができる報知手段、この場合、ヒータ34、35の駆動状態を表示する表示部513、514を備えている。これによれば、ユーザは、ヒータ34、35の駆動状態を知ることができる。すなわち、ユーザは、ヒータ34、35の駆動状態を知ることで、外板31の外表面に結露が生じやすくなっていること、つまり真空断熱パネル33の断熱性能が低下している可能性があることを知ることができる。その結果、ユーザは、例えば冷蔵庫10の修理等のその後の対応を迅速に行うことができる。
制御装置50は、庫内温度T1が所定温度以上に上昇してから又は冷凍サイクル40による冷却運転を開始してから所定時間以内に庫内温度T1が目標温度に到達しない場合にヒータ34、35を駆動させることができる。すなわち、制御装置50は、庫内温度T1が所定温度以上に上昇してから又は冷却運転を開始してから所定時間経過してもなお目標温度に到達していなければ、真空断熱パネル33の断熱性能が低下したと判断する。そしてこの場合、制御装置50は、結露を抑制するためにヒータ34、35を駆動させる。これによれば、真空断熱パネル33の断熱性能が低下した場合に、その断熱性能の低下をいち早く検出することができ、その結果、結露の発生を効果的に抑制することができる。
冷蔵庫10は、断熱壁30等に結露が生じる可能性があることを検出することができる結露発生条件検出手段、この場合、温度センサ52、53、54、及び湿度センサ55を備えている。そして、制御装置50は、その結露発生条件検出手段の検出結果に基づいて、ヒータ34、35の駆動を制御することができる。そして、制御装置50は、庫内温度センサ52、53の検出結果に基づいて庫内温度T1における飽和水蒸気量Mcを算出する工程と、庫外温度センサ54の検出結果に基づいて庫外温度T2における飽和水蒸気量Maを算出する工程と、算出した庫外温度T2における飽和水蒸気量Maと、庫外湿度センサ55の検出結果と、に基づいて貯蔵室外の空気の水蒸気量Mbを算出する工程と、庫内温度T1における飽和水蒸気量Mcが貯蔵室外の空気の水蒸気量Mbよりも小さい場合にヒータ34、35を駆動させる工程と、を行うことができる。
これによれば、真空断熱パネル33の断熱性能が低下した場合であっても、例えば庫外の温度が低い場合や庫外の空気に湿気が少ない場合等、結露が生じにくい条件のときには、ヒータ34、35を駆動させないようにできる。これにより、冷蔵庫10は、ヒータ34、35について、周囲の状況に合った精密な制御を行うことができ、その結果、ヒータ34、35の不要な駆動を抑制して省エネ性能の向上が図られる。
また、冷蔵庫10は、冷蔵温度帯の貯蔵室11、12の一部この場合左右側方を覆う第1ヒータ34と、冷凍温度帯の貯蔵室13、14、15の一部この場合左右側方を覆う第2ヒータ35と、を有している。これによれば、温度帯の異なる貯蔵室に対応させて、第1ヒータ34と第2ヒータ35とが設けられている。そのため、異なる温度帯の貯蔵室毎に、ヒータ34、35を駆動させることができる。
すなわち、真空断熱パネル33の断熱性能が低下した場合であって、例えば冷蔵温度帯の貯蔵室11、12の庫内温度T1と庫外温度T2との関係では結露発生条件を満たしていないが、冷凍温度帯の貯蔵室13、14、15の庫内温度T1と庫外温度T2との関係では結露発生条件を満たしている場合等においては、第2ヒータ35を駆動させて、第1ヒータ34を駆動させない。これによれば、真空断熱パネル33の断熱性能が低下した場合、例えばより結露が発生しやすくなっている冷凍温度帯の貯蔵室13、14、15に対応する部分を優先して温めることができる。これにより、ヒータ34、35の不要な駆動を抑制することができ、その結果、更なる省エネ性能の向上が図られる。
なお、断熱箱体20は、分割された各断熱壁を組み合わせて箱状にするものに限られない。例えば、断熱箱体20は、次のように構成してもよい。すなわち、予め箱状に構成された外箱の内側に、同じく予め箱状に構成された内箱を収容し、その外箱と内箱との間に真空断熱パネルを設けて、断熱箱体20を構成してもよい。
また、結露の発生を抑制するためのヒータ34、35に相当するヒータを、天井部断熱壁21や、図示しない底部断熱壁、背部断熱壁に設けてもよい。また、ヒータ34、35に相当するヒータを、左右の冷蔵室扉111、112、野菜室扉121、製氷室扉131、小冷凍室扉141、冷凍室扉151に設けてもよい。
また、ヒータ34、35は、制御装置50によって駆動制御可能な構成であればよく、シーズヒータに限られない。
各貯蔵室11〜15の数や配置は、上記実施形態のものに限られず、適宜変更することができる。
冷蔵庫10は、冷蔵温度帯の貯蔵室のみを備えたものや、冷凍温度帯の貯蔵室のみを備えたものでもよい。
冷凍サイクル40は、2つの冷却器41、42を備えたものに限られず、1つの冷却器で冷蔵温度帯の貯蔵室と冷凍温度帯の貯蔵室とを冷却するものでもよい。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は冷蔵庫、11は冷蔵室(冷蔵温度帯の貯蔵室)、12は野菜室(冷蔵温度帯の貯蔵室)、13は製氷室(冷凍温度帯の貯蔵室)、14は小冷凍室(冷凍温度帯の貯蔵室)、15は冷凍室(冷凍温度帯の貯蔵室)、20は断熱箱体、31は外板、32は内板、33は真空断熱パネル、34は第1ヒータ(ヒータ)、35は第2ヒータ(ヒータ)、40は冷凍サイクル、50は制御装置、52は冷蔵室温度センサ(庫内温度センサ、結露発生検出手段)、53は冷凍室温度センサ(庫内温度センサ、結露発生検出手段)、54は庫外温度センサ(結露発生検出手段)、55は庫外湿度センサ(結露発生検出手段)、511は第1ヒータ用スイッチ部(スイッチ)、512は第2ヒータ用スイッチ部(スイッチ)、513は第1ヒータ用表示部(報知手段)、514は第2ヒータ用表示部(報知手段)を示す。

Claims (5)

  1. 断熱性を有する断熱壁によって箱状に形成され内部に貯蔵室を有する断熱箱体と、
    前記各貯蔵室を冷却するための冷凍サイクルと、を備え、
    前記断熱壁は、
    前記貯蔵室側の面を構成する内板と、
    前記断熱箱体の外側の面を構成する外板と、
    前記内板と前記外板との間に設けられた真空断熱パネルと、
    前記冷凍サイクルの放熱パイプとは別構成であって前記真空断熱パネルと前記外板との間に設けられ、通電及び断電を切り替えることで前記冷凍サイクルの駆動から独立した駆動制御が可能なヒータと、を有し
    前記冷凍サイクルによる冷却運転を開始してから所定時間以内に前記貯蔵室内の温度が目標温度に到達しない場合に前記ヒータを駆動させることができる制御装置を更に備える、
    冷蔵庫。
  2. 断熱性を有する断熱壁によって箱状に形成され内部に貯蔵室を有する断熱箱体と、
    前記各貯蔵室を冷却するための冷凍サイクルと、を備え、
    前記断熱壁は、
    前記貯蔵室側の面を構成する内板と、
    前記断熱箱体の外側の面を構成する外板と、
    前記内板と前記外板との間に設けられた真空断熱パネルと、
    前記冷凍サイクルの放熱パイプとは別構成であって前記真空断熱パネルと前記外板との間に設けられ、通電及び断電を切り替えることで前記冷凍サイクルの駆動から独立した駆動制御が可能なヒータと、を有し、
    前記断熱壁に結露が生じる可能性があることを検出する結露発生条件検出手段と、
    前記結露発生条件検出手段の検出結果に基づいて前記ヒータの駆動を制御することができる制御装置と、を更に備え、
    前記結露発生条件検出手段は、
    前記貯蔵室の内部の温度を検出する庫内温度センサと、
    前記断熱箱体の外部の温度を検出する庫外温度センサと、
    前記断熱箱体の外部の湿度を検出する庫外湿度センサと、を含み、
    前記制御装置は、
    前記庫内温度センサの検出結果に基づいて前記貯蔵室内の温度における飽和水蒸気量を算出する工程と、
    前記庫外温度センサの検出結果に基づいて前記貯蔵室外の温度における飽和水蒸気量を算出する工程と、
    算出した前記貯蔵室外の温度における飽和水蒸気量と、前記庫外湿度センサの検出結果と、に基づいて前記貯蔵室外の空気の水蒸気量を算出する工程と、
    前記貯蔵室内の温度における飽和水蒸気量が前記貯蔵室外の空気の水蒸気量よりも小さい場合に前記ヒータを駆動させる工程と、を行うことができる、
    蔵庫。
  3. ユーザの操作により前記ヒータを駆動させることができるスイッチを更に備える、
    請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ヒータの駆動状態をユーザに報知することができる報知手段を更に備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記貯蔵室は、冷蔵温度帯の貯蔵室と冷凍温度帯の貯蔵室とを含み、
    前記ヒータは、前記冷蔵温度帯の貯蔵室を覆う第1ヒータと、前記冷凍温度帯の貯蔵室を覆う第2ヒータと、を含んでいる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
JP2019105273A 2019-06-05 2019-06-05 冷蔵庫 Active JP6694538B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105273A JP6694538B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105273A JP6694538B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 冷蔵庫

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015041232A Division JP2016161231A (ja) 2015-03-03 2015-03-03 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019143968A JP2019143968A (ja) 2019-08-29
JP6694538B2 true JP6694538B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=67773687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019105273A Active JP6694538B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6694538B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4237768A1 (en) * 2020-11-02 2023-09-06 LG Electronics Inc. Vacuum adiabatic body and refrigerator

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000227272A (ja) * 1999-02-02 2000-08-15 Sanyo Electric Co Ltd 貯蔵庫
JP2004353972A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP3952007B2 (ja) * 2003-11-28 2007-08-01 松下電器産業株式会社 冷蔵庫
JP5743483B2 (ja) * 2010-10-20 2015-07-01 株式会社東芝 断熱キャビネット
JP2014020715A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2014119170A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2014202374A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 ホシザキ電機株式会社 冷却庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019143968A (ja) 2019-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI639803B (zh) Cold storage
US20070119198A1 (en) Damper assembly and methods for a refrigeration device
KR102427466B1 (ko) 차량, 차량용 냉장고, 및 차량용 냉장고의 제어방법
JP2015222131A (ja) 冷蔵庫
JP2018096662A (ja) 冷蔵庫
JP6694538B2 (ja) 冷蔵庫
JP2014234955A (ja) 冷蔵庫
JP2016161231A (ja) 冷蔵庫
JP2018013263A (ja) 冷蔵庫
JP6608773B2 (ja) 冷蔵庫
JP2018013267A (ja) 冷蔵庫
JP2018013264A (ja) 冷蔵庫
JP6214486B2 (ja) 冷蔵庫
JP6830321B2 (ja) 冷蔵庫
JP6606031B2 (ja) 冷蔵庫
JP6109520B2 (ja) 冷蔵庫
JP6609524B2 (ja) 冷蔵庫
JP6594831B2 (ja) 冷蔵庫
JP5039761B2 (ja) 冷蔵庫
JP2016044875A (ja) 冷蔵庫
JP2019138514A (ja) 冷蔵庫
JP6169766B1 (ja) 冷蔵庫
JP7170165B2 (ja) 冷蔵庫
JP6186187B2 (ja) 冷蔵庫
JP6685170B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6694538

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150