WO2020016996A1

WO2020016996A1 - エレベータ機械台およびその製造方法

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Publication number: WO2020016996A1
Application number: PCT/JP2018/027132
Authority: WO
Inventors: 雅大天野; 森倉　大樹; 良直高橋; 大輔岡田; 慎太郎長井; 靖征小出; 良樹矢澤; 美鈴中家
Original assignee: 三菱電機株式会社
Priority date: 2018-07-19
Filing date: 2018-07-19
Publication date: 2020-01-23

Abstract

上部フランジ部にリブ部を固定する作業性を向上させることができるエレベータ機械台を得る。このエレベータ機械台は、下部フランジ部と、上部フランジ部と、ウェブ部と、下部フランジ部と上部フランジ部との間に設けられ、高さ方向に延びるリブ部と、上部フランジ部の下面に重ねられる下面部および上部フランジ部の幅方向について上部フランジ部よりも外側に配置される外側部を有し、リブ部に設けられる第１固定部と、上部フランジ部における幅方向外側を向く側面と外側部の上面とに渡って設けられ、上部フランジ部と第１固定部とを互いに固定する溶接部とを備えている。

Description

エレベータ機械台およびその製造方法

　この発明は、下部フランジ部および上部フランジ部を備えたエレベータ機械台およびその製造方法に関する。

　従来、下部フランジ部と、下部フランジ部よりも上方に設けられる上部フランジ部と、下部フランジ部と上部フランジ部とに渡って設けられるウェブ部と、上部フランジ部と下部フランジ部との間に設けられるリブ部とを備えたエレベータ機械台が知られている。このエレベータ機械台では、上部フランジ部の下面とリブ部の上端部とが溶接によって固定され、下部フランジ部の上面とリブ部の下端部とが溶接によって固定される（例えば、特許文献１参照）。

特開昭６０－１７１９８６号公報

　しかしながら、上部フランジ部の下面にリブ部の上端部を溶接によって固定する時に、上向き溶接が必要となる。これにより、上部フランジ部にリブ部を固定する作業性が悪いという課題があった。

　この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、上部フランジ部にリブ部を固定する作業性を向上させることができるエレベータ機械台およびその製造方法を提供するものである。

　この発明に係るエレベータ機械台は、下部フランジ部と、下部フランジ部よりも上方に設けられ、高さ方向について下部フランジ部に対向する上部フランジ部と、下部フランジ部と上部フランジ部とに渡って設けられ、高さ方向に延びるウェブ部と、下部フランジ部と上部フランジ部との間に設けられ、高さ方向に延びるリブ部と、上部フランジ部の下面に重ねられる下面部および上部フランジ部の幅方向について上部フランジ部よりも外側に配置される外側部を有し、リブ部に設けられる第１固定部と、上部フランジ部における幅方向外側を向く側面と外側部の上面とに渡って設けられ、上部フランジ部と第１固定部とを互いに固定する溶接部とを備えている。

　この発明に係るエレベータ機械台によれば、リブ部に設けられる第１固定部の外側部と上部フランジ部の側面とに渡って溶接部が設けられる。これにより、上部フランジ部とリブ部とを互いに固定する時に、上向き溶接が不要となる。その結果、上部フランジ部にリブ部を固定する作業性を向上させることができる。

この発明の実施の形態１に係るエレベータ機械台を備えたエレベータの要部を示す正面図である。図１のＢ部を示す拡大図である。図２のエレベータ機械台を示す側面図である。図１の補強部を示す斜視図である。図１のエレベータ機械台の製造方法を示すフローチャートである。この発明の実施の形態２に係るエレベータ機械台の要部を示す正面図である。図６のエレベータ機械台を示す側面図である。図６の補強部を示す斜視図である。図６のエレベータ機械台の製造方法を示すフローチャートである。この発明の実施の形態３に係るエレベータ機械台の要部を示す正面である。図１０のエレベータ機械台を示す側面図である。図１０のエレベータ機械台の製造方法を示すフローチャートである。

　実施の形態１．
　図１は、この発明の実施の形態１に係るエレベータ機械台を備えたエレベータの要部を示す正面図である。エレベータは、機械室１の床または建築梁に固定される一対の浮かせ台２と、一対の浮かせ台２のそれぞれに固定される一対のエレベータ機械台３と、一対のエレベータ機械台３のそれぞれに固定される巻上機４と、巻上機４に巻き掛けられるロープ５とを備えている。

　一対の浮かせ台２は、機械室１の幅方向Ａについて互いに離れて配置されている。それぞれの浮かせ台２は、機械室１の奥行方向に延びるように配置されている。一対の浮かせ台２は、機械室１の幅方向Ａについて、互いに対向して配置されている。それぞれの浮かせ台２は、Ｈ形鋼から構成されている。

　一対のエレベータ機械台３は、機械室１の奥行方向について互いに離れて配置されている。それぞれのエレベータ機械台３は、機械室１の幅方向Ａに延びるように配置されている。一対のエレベータ機械台３は、機械室１の奥行方向について、互いに対向して配置されている。それぞれのエレベータ機械台３は、一対の浮かせ台２に渡って設けられている。

　それぞれのエレベータ機械台３は、エレベータ機械台本体６と、エレベータ機械台本体６に設けられる複数の補強部７とを備えている。エレベータ機械台本体６は、Ｈ形鋼から構成されている。補強部７は、浮かせ台２におけるエレベータ機械台３が載せられている部分に作用する局部圧縮応力を低減させる。

　巻上機４は、綱車４１と、綱車４１を回転させる駆動部４２とを備えている。ロープ５は、綱車４１に巻き掛けられている。

　図２は、図１のＢ部を示す拡大図、図３は、図２のエレベータ機械台３を示す側面図である。エレベータ機械台本体６は、下部フランジ部６１と、下部フランジ部６１よりも上方に設けられる上部フランジ部６２と、下部フランジ部６１と上部フランジ部６２とに渡って設けられるウェブ部６３とを備えている。

　下部フランジ部６１および上部フランジ部６２は、高さ方向について互いに対向して配置されている。ウェブ部６３は、高さ方向に延びて配置されている。ウェブ部６３は、下部フランジ部６１の幅方向中央部と上部フランジ部６２の幅方向中央部とに渡って設けられている。

　エレベータ機械台本体６をエレベータ機械台本体６の長手方向Ｃに視た場合に、一対の補強部７は、ウェブ部６３を挟むように設けられている。また、エレベータ機械台本体６をエレベータ機械台本体６の幅方向Ｄに視た場合に、一対の補強部７は、エレベータ機械台本体６の長手方向両端部に１個ずつ設けられている。

　補強部７は、下部フランジ部６１と上部フランジ部６２との間に設けられるリブ部７０１と、リブ部７０１に設けられる第１固定部７０２と、上部フランジ部６２と第１固定部７０２とを互いに固定する溶接部７０３とを備えている。

　第１固定部７０２は、上部フランジ部６２の下面に重ねられる下面部７０４と、上部フランジ部６２の幅方向について上部フランジ部６２よりも外側に配置される外側部７０５とを有している。溶接部７０３は、上部フランジ部６２における幅方向外側を向く側面と外側部７０５の上面とに渡って設けられている。

　また、補強部７は、リブ部７０１に設けられる第２固定部７０６と、ウェブ部６３と第２固定部７０６とを互いに固定する溶接部７０７と、リブ部７０１と下部フランジ部６１とを互いに固定する溶接部７０８とを備えている。

　第２固定部７０６は、ウェブ部６３の側面に重ねられている。ウェブ部６３の側面とは、エレベータ機械台本体６の幅方向についてウェブ部６３が向く面である。

　第１固定部７０２および第２固定部７０６は、一体に形成されている。なお、第１固定部７０２および第２固定部７０６は、一体に形成されていなくてもよい。第１固定部７０２および第２固定部７０６のそれぞれは、リブ部７０１に対して固定されていればよい。

　図４は、図１の補強部７を示す斜視図である。補強部７は、リブ部７０１と第１固定部７０２とを互いに固定する溶接部７０９と、リブ部７０１と第２固定部７０６とを互いに固定する溶接部７１０とを備えている。

　次に、エレベータ機械台３の製造方法について説明する。図５は、図１のエレベータ機械台３の製造方法を示すフローチャートである。エレベータが新規に設置される場合には、工場において、エレベータ機械台３が製造される。工場において製造されたエレベータ機械台３は、エレベータが設置される建物に搬送される。一方、既設のエレベータがリニューアルされる場合には、機械室１において、エレベータ機械台３が製造される。

　まず、ステップＳ１０１において、補強部配置工程が行われる。補強部配置工程では、下部フランジ部６１と上部フランジ部６２との間にリブ部７０１が配置される。また、補強部配置工程では、上部フランジ部６２の下面に下面部７０４が重ねられるとともに上部フランジ部６２の幅方向について上部フランジ部６２よりも外側に外側部７０５が配置されるように第１固定部７０２が配置される。また、補強部配置工程では、ウェブ部６３の側面に重ねられるように第２固定部７０６が配置される。

　その後、ステップＳ１０２において、下部フランジ部溶接工程が行われる。下部フランジ部溶接工程では、下部フランジ部６１の上面とリブ部７０１の側面とが互いに溶接される。これにより、溶接部７０８が形成される。下部フランジ部溶接工程では、下方に向かって溶接が行われる。

　その後、ステップＳ１０３において、ウェブ部固定工程が行われる。ウェブ部固定工程では、ウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに溶接される。これにより、溶接部７０７が形成される。ウェブ部固定工程では、下方または水平方向に向かって溶接が行われる。

　その後、ステップＳ１０４において、上部フランジ部溶接工程が行われる。上部フランジ部溶接工程では、上部フランジ部６２における幅方向外側を向く側面と外側部７０５の上面とが互いに溶接される。これにより、溶接部７０３が形成される。上部フランジ部溶接工程では、下方に向かって溶接が行われる。以上により、エレベータ機械台３の製造が終了する。

　以上説明したように、この発明の実施の形態１に係るエレベータ機械台３によれば、上部フランジ部６２における幅方向外側を向く側面と外側部７０５の上面とに渡って設けられ上部フランジ部６２と第１固定部７０２とを互いに固定する溶接部７０３を備えている。これにより、上部フランジ部６２とリブ部７０１とが互いに固定される時に、上方に向かって行われる溶接である上向き溶接が不要となる。その結果、上部フランジ部６２にリブ部７０１を固定する作業性を向上させることができる。

　また、上部フランジ部６２とリブ部７０１とを互いに固定する時に、エレベータ機械台本体６を上下反転させる作業が不要となる。その結果、上部フランジ部６２にリブ部７０１を固定する作業時間を短縮させることができる。

　また、既設のエレベータをリニューアルする場合には、機械室１の床と既設のエレベータ機械台本体６の上部フランジ部６２との間における高さ方向についての作業スペースが制限される。高さ方向についての作業スペースが大きく必要となる上向き溶接が不要となることによって、上部フランジ部６２にリブ部７０１を固定する作業性を向上させることができる。

　また、この発明の実施の形態１に係るエレベータ機械台３の製造方法によれば、上部フランジ部６２における幅方向外側を向く側面と外側部７０５の上面とが互いに溶接される。これにより、上部フランジ部６２とリブ部７０１とが互いに固定される時に、上方に向かって行われる溶接である上向き溶接が不要となる。その結果、上部フランジ部６２にリブ部７０１を固定する作業性を向上させることができる。

　なお、上記実施の形態では、下部フランジ部溶接工程の後にウェブ部固定工程が行われ、ウェブ部固定工程の後に上部フランジ部溶接工程が行われるエレベータ機械台３の製造方法について説明した。しかしながら、下部フランジ部溶接工程、ウェブ部固定工程および上部フランジ部溶接工程が行われる順は、その他の順であってもよい。

　実施の形態２．
　図６は、この発明の実施の形態２に係るエレベータ機械台３の要部を示す正面図、図７は、図６のエレベータ機械台３を示す側面図である。補強部７は、実施の形態１と異なり、ウェブ部６３と第２固定部７０６とを互いに固定する溶接部７０７を備えていない。補強部７は、ウェブ部６３と第２固定部７０６とを互いに固定する複数の締結具７１１を備えている。締結具７１１は、ウェブ部６３を介してエレベータ機械台本体６の幅方向について隣り合う一対の第２固定部７０６をウェブ部６３に対して固定する。

　締結具７１１は、一対の第２固定部７０６およびウェブ部６３を貫通するボルト７１２と、ボルト７１２に取り付けられるナット７１３とを備えている。ボルト７１２の頭部とナット７１３とが一対の第２固定部７０６およびウェブ部６３とを締め付けることによって、一対の第２固定部７０６がウェブ部６３に固定される。なお、締結具７１１は、ボルト７１２およびナット７１３に限らず、例えば、ねじであってもよい。

　図８は、図６の補強部７を示す斜視図である。第２固定部７０６には、ボルト７１２が挿入される複数の貫通孔７１４が形成されている。図示していないが、ウェブ部６３には、ボルト７１２が挿入される複数の貫通孔が形成されている。エレベータが新規に設置される場合には、工場において、ウェブ部６３に貫通孔が形成される。一方、既設のエレベータがリニューアルされる場合には、機械室１において、ウェブ部６３に貫通孔が形成される。その他の構成は、実施の形態１と同様である。

　次に、エレベータ機械台３の製造方法について説明する。図９は、図６のエレベータ機械台３の製造方法を示すフローチャートである。まず、ステップＳ２０１において、補強部配置工程が行われる。補強部配置工程は、実施の形態１のステップＳ１０１と同様である。

　その後、ステップＳ２０２において、ウェブ部固定工程が行われる。ウェブ部固定工程では、締結具７１１を用いてウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに固定される。

　その後、ステップＳ２０３において、下部フランジ部溶接工程が行われる。下部フランジ部溶接工程は、実施の形態１のステップＳ１０２と同様である。

　その後、ステップＳ２０４において、上部フランジ部溶接工程が行われる。上部フランジ部溶接工程は、実施の形態１のステップＳ１０４と同様である。以上により、エレベータ機械台３の製造が終了する。

　以上説明したように、この発明の実施の形態２に係るエレベータ機械台３によれば、締結具７１１を用いてウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに固定される。これにより、ウェブ部６３と第２固定部７０６とを互いに溶接する作業が不要となる。その結果、ウェブ部６３と第２固定部７０６とを互いに固定する作業性を向上させることができ、ウェブ部６３と第２固定部７０６とを互いに固定する作業時間を短縮させることができる。

　また、この発明の実施の形態２に係るエレベータ機械台３の製造方法によれば、上部フランジ部溶接工程の前に、ウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに固定される。これにより、上部フランジ部溶接工程を容易に行うことができる。

　なお、上記実施の形態２では、下部フランジ部溶接工程の後に上部フランジ部溶接工程が行われるエレベータ機械台３の製造方法について説明した。しかしながら、上部フランジ部溶接工程の後に下部フランジ部溶接工程が行われるエレベータ機械台３の製造方法であってもよい。

　実施の形態３．
　図１０は、この発明の実施の形態３に係るエレベータ機械台３の要部を示す正面図、図１１は、図１０のエレベータ機械台３を示す側面図である。補強部７は、実施の形態２と異なり、リブ部７０１と下部フランジ部６１とを互いに固定する溶接部７０８を備えていない。リブ部７０１が下部フランジ部６１の上面に向かって押された状態で、締結具７１１を用いてウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに固定される。これにより、リブ部７０１と下部フランジ部６１との間に隙間が形成されない。その他の構成は、実施の形態２と同様である。

　次に、エレベータ機械台３の製造方法について説明する。図１２は、図１０のエレベータ機械台３の製造方法を示すフローチャートである。まず、ステップＳ３０１において、補強部配置工程が行われる。補強部配置工程は、実施の形態２のステップＳ２０１と同様である。

　その後、ステップＳ３０２において、ウェブ部固定工程が行われる。ウェブ部固定工程では、リブ部が下部フランジ部６１の上面に向かって押された状態で、締結具７１１を用いてウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに固定される。

　その後、ステップＳ３０３において、上部フランジ部溶接工程が行われる。上部フランジ部溶接工程は、実施の形態２のステップＳ２０４と同様である。以上により、エレベータ機械台３の製造が終了する。

　以上説明したように、この発明の実施の形態３に係るエレベータ機械台３によれば、リブ部７０１が下部フランジ部６１の上面に向かって押された状態で、締結具７１１を用いてウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに固定される。これにより、エレベータ機械台３の構成を簡易化することができる。

　また、この発明の実施の形態３に係るエレベータ機械台３の製造方法によれば、リブ部７０１が下部フランジ部６１の上面に向かって押された状態で、締結具７１１を用いてウェブ部６３と第２固定部７０６とが互いに固定される。これにより、リブ部７０１と下部フランジ部６１とを互いに溶接する作業が不要となる。その結果、リブ部７０１と下部フランジ部６１とを互いに固定する作業性を向上させることができ、リブ部７０１と下部フランジ部６１とを互いに固定する作業時間を短縮させることができる。

　なお、各上記実施の形態では、エレベータ機械台本体６がＨ形鋼から構成されている例について説明した。しかしながら、これに限らず、例えば、エレベータ機械台本体６が凹形状に形成された形鋼から構成されてもよい。この場合、補強部７は、凹部の内側に配置される。

　１　機械室、２　浮かせ台、３　エレベータ機械台、４　巻上機、５　ロープ、６　エレベータ機械台本体、７　補強部、４１　綱車、４２　駆動部、６１　下部フランジ部、６２　上部フランジ部、６３　ウェブ部、７０１　リブ部、７０２　第１固定部、７０３　溶接部、７０４　下面部、７０５　外側部、７０６　第２固定部、７０７　溶接部、７０８　溶接部、７０９　溶接部、７１０　溶接部、７１１　締結具、７１２　ボルト、７１３　ナット、７１４　貫通孔。

Claims

　下部フランジ部と、
　前記下部フランジ部よりも上方に設けられ、高さ方向について前記下部フランジ部に対向する上部フランジ部と、
　前記下部フランジ部と前記上部フランジ部とに渡って設けられ、前記高さ方向に延びるウェブ部と、
　前記下部フランジ部と前記上部フランジ部との間に設けられ、前記高さ方向に延びるリブ部と、
　前記上部フランジ部の下面に重ねられる下面部および前記上部フランジ部の幅方向について前記上部フランジ部よりも外側に配置される外側部を有し、前記リブ部に設けられる第１固定部と、
　前記上部フランジ部における幅方向外側を向く側面と前記外側部の上面とに渡って設けられ、前記上部フランジ部と前記第１固定部とを互いに固定する溶接部と
　を備えたエレベータ機械台。
　前記リブ部に設けられ、前記ウェブ部の側面に重ねられる第２固定部と、
　前記ウェブ部と前記第２固定部とを互いに固定する締結具と
　をさらに備えた請求項１に記載のエレベータ機械台。
　下部フランジ部と、前記下部フランジ部よりも上方に設けられ、高さ方向について前記下部フランジ部に対向する上部フランジ部と、前記下部フランジ部と前記上部フランジ部とに渡って設けられ、前記高さ方向に延びるウェブ部とを備えたエレベータ機械台本体における前記下部フランジ部と前記上部フランジ部との間に高さ方向に延びるリブ部が配置され、前記上部フランジ部の下面に下面部が重ねられるとともに前記上部フランジ部の幅方向について前記上部フランジ部よりも外側に外側部が配置されるように第１固定部が配置される補強部配置工程と、
　前記補強部配置工程の後、前記上部フランジ部における幅方向外側を向く側面と前記外側部の上面とが互いに溶接される上部フランジ部溶接工程と
　を備えたエレベータ機械台の製造方法。
　前記補強部配置工程では、前記ウェブ部の側面に重ねられるように第２固定部が配置され、
　前記上部フランジ部溶接工程の前に、前記ウェブ部と前記第２固定部とが互いに固定されるウェブ部固定工程をさらに備えた請求項３に記載のエレベータ機械台の製造方法。
　前記ウェブ部固定工程では、前記リブ部が前記下部フランジ部の上面に向かって押された状態で、締結具を用いて前記ウェブ部と前記第２固定部とが互いに固定される請求項４に記載のエレベータ機械台の製造方法。