WO2018101067A1 - 学習支援システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

ユーザが学習する語句の母国語に対する言語的な類似度に基づき次回学習すべき所定時間を決定し、ユーザに応じて学習する語句ごとに、適切な時期に反復学習する機会を提供し、外国語学習の効果を高める学習支援システム、方法及びプログラムを提供する。ユーザの母国語を設定する母国語設定手段131と、ユーザが学習する語句情報を学習程度と共に記憶する学習語句記憶部112と、ユーザが学習する語句情報の母国語に対する言語的な類似度に基づき所定時間を計算する所定時間計算手段103と、学習語句記憶部112に記憶される学習程度を、学習未完了の場合は第1の記憶態様に、学習完了の場合は第2の記憶態様に、学習完了後に所定時間が経過した場合は再び第1の記憶態様に記憶する記憶制御手段104と、ユーザが学習する語句情報を学習語句記憶部112に記憶されている記憶態様に応じた出力態様で出力する出力手段14とを備える。 図1

Description

学習支援システム、方法及びプログラム
 本発明は、外国語の語句を学習するユーザに応じて学習する語句の表示態様を変更する学習支援システム、方法及びプログラムに関する。
 従来、例えば外国語学の学習を支援するものとして、予め用意された外国語の単語の問題において、ユーザが不正解となる問題ほど頻度よく学習回数を重ねることにより、学習効果を高める学習装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1に記載の学習装置は、問題の学習回数又は経過時間を示す変数とユーザの問題に対する正誤の程度を示す変数などに基づき反復学習の頻度を制御することによって、前回不正解であった問題は次回以降に出題され易くなるようにするものである。この学習装置は、学習効果を高めるために、人間の記憶量が時間の経過とともに指数関数的に減少するということを表した忘却関数と呼ばれる関数に従って、反復学習の頻度を決定するものである。
特開平6-289766号公報
 しかし、特許文献1に記載の学習装置は、ユーザが学習する言語の語句と対応する母国語の語句との類似性が考慮されていないという欠点がある。すなわち、例えば日本語を母国語とするユーザが英語の語句を学習する場合と、英語を母国語とするユーザが日本語の語句を学習する場合とでは、学習の困難性が異なる。具体的には、学習する語句がユーザの母国語に外来語として定着しているか否か、アルファベットや仮名、漢字など表記する文字種類をユーザが見慣れているか否か、学習する語句と対応するユーザの母国語の語句と綴りが似ているか否か、学習する語句と対応するユーザの母国語の語句との発音が似ているか否かによって、ユーザの理解度や記憶の定着に大きな差が生じるために学習効果は一様ではない。したがって上記の学習装置は、これらの事情を考慮せずに反復学習の頻度を決定しているために、学習する外国語の語句によっては効果的な学習効果を得ることができない。
 本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ユーザが学習する語句の母国語に対する言語的な類似度に基づき次回学習すべき所定時間を決定することにより、ユーザに応じて学習する語句ごとに、より適切な時期に反復学習する機会を提供し、外国語学習の効果を高める学習支援システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
 請求項1に記載の学習支援システムは、ユーザの母国語を設定する母国語設定手段と、ユーザが学習する語句情報を、学習の程度と共に記憶する学習語句記憶手段と、前記母国語設定手段によって入力された母国語に対する、ユーザが学習する語句情報の言語的な類似度に基づき所定時間を計算する所定時間計算手段と、前記学習語句記憶手段に記憶される学習の程度を、学習未完了の場合は第1の記憶態様に記憶し、学習完了の場合は第2の記憶態様に記憶し、学習完了後に前記所定時間が経過した場合は再び第1の記憶態様に記憶する記憶制御手段と、ユーザが学習する語句情報を、前記記憶制御手段によって前記学習語句記憶手段に記憶されている第1および第2の記憶態様に応じて、それぞれ第1および第2の出力態様にて出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
 請求項2に記載の学習支援システムは、ユーザが学習する語句情報に対する、ユーザからの学習の程度を入力する学習程度入力手段をさらに備え、前記学習程度入力手段による入力を、学習未完了の場合は、前記記憶制御手段が第1の記憶態様に記憶し、学習完了の場合は、前記記憶制御手段が第2の記憶態様に記憶することで、ユーザの記憶が曖昧な学習すべき語句が明確になるので、より効果的に反復学習の機会を提供することができる。
 請求項3に記載の学習支援システムは、ユーザが学習する語句情報を入力する語句情報入力手段と、前記類似度を含み、語句に関連する関連情報を記憶する語句関連情報記憶部と、前記語句情報入力手段により入力されて前記学習語句記憶手段に記憶される語句情報が、前記語句関連情報記憶部に記憶されているか否かを照合する語句照合手段と、をさらに備え、前記記憶制御手段は、前記語句照合手段により得られた照合結果に基づき、前記語句関連情報記憶部に記憶されていない語句情報ついて、学習の程度を前記第1の記憶態様に記憶することで、ユーザが学習する語句の中にこれまで学習したことがない新出の語句が含まれる場合、当該新出の語句が明確になるので、新出の語句を効果的に学習する機会を提供することができる。
 請求項4に記載の学習支援システムは、前記類似度には、学習する語句情報が母国語の外来語になっているか否か、学習する語句情報を表記する文字種類が母国語の文字種類と類似しているか否か、学習する語句情報の綴りが母国語の綴りと類似しているか否か、および学習する語句情報の発音が母国語の発音と類似しているか否かのいずれかを変数に含み、前記所定時間計算手段は、それに応じて前記所定時間を決定することで、ユーザが学習する語句と対応するユーザの母国語の語句との具体的な類似性に基づき次回学習時までの所定時間を精密に計算するので、より的確に反復学習する機会を提供することができる。
 請求項5に記載の学習支援システムは、前記所定時間計算手段は、ユーザが学習する言語における語句の難易度に基づき前記所定時間を決定することで、高学年で学習する語句や綴りの長い語句など難易度の高い語句について、より的確に反復学習する機会を提供することができる。
 請求項6に記載の学習支援システムは、前記所定時間計算手段は、学習する語句の言語に対するユーザの学習者レベルに基づき前記所定時間を決定することで、学習者のレベルに応じて所定時間を計算するので、幅広い年齢層の学習者に対して、外国語学習の効果を高める学習支援システムを提供することができる。
 請求項7に記載の学習支援方法は、学習支援システムが、ユーザの母国語を設定する母国語設定ステップと、ユーザが学習する語句情報を、学習の程度と共に記憶する学習語句記憶ステップと、前記母国語設定ステップによって入力された母国語に対する、ユーザが学習する語句情報の言語的な類似度に基づき所定時間を計算する所定時間計算ステップと、前記学習語句記憶ステップに記憶される学習の程度を、学習未完了の場合は第1の記憶態様に記憶し、学習完了の場合は第2の記憶態様に記憶し、学習完了後に前記所定時間が経過した場合は再び第1の記憶態様に記憶する記憶制御ステップと、ユーザが学習する語句情報を、前記記憶制御ステップによって前記学習語句記憶ステップに記憶されている第1および第2の記憶態様に応じて、それぞれ第1および第2の出力態様にて出力する出力ステップと、を実行することを特徴とする。
 請求項8に記載のプログラムは、コンピュータを、ユーザの母国語を設定する母国語設定手段と、ユーザが学習する語句情報を、学習の程度と共に記憶する学習語句記憶手段と、前記母国語設定手段によって入力された母国語に対する、ユーザが学習する語句情報の言語的な類似度に基づき所定時間を計算する所定時間計算手段と、前記学習語句記憶手段に記憶される学習の程度を、学習未完了の場合は第1の記憶態様に記憶し、学習完了の場合は第2の記憶態様に記憶し、学習完了後に前記所定時間が経過した場合は再び第1の記憶態様に記憶する記憶制御手段と、ユーザが学習する語句情報を、前記記憶制御手段によって前記学習語句記憶手段に記憶されている第1および第2の記憶態様に応じて、それぞれ第1および第2の出力態様にて出力する出力手段とを備える学習支援システムとして機能させることを特徴とする。
 本発明によれば、ユーザが学習する語句情報の言語的な類似度に基づき次回学習すべきときまでの所定時間を計算することにより、ユーザに応じて学習する語句ごとに、より適切な時期に反復学習する機会を提供し、外国語学習の効果を高める学習支援システム、方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施例1に係る学習支援システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る記憶部内のデータ構造例を概略的に示す図である。 本発明の実施例1に係る学習語句記憶部の具体的なデータ構造例を示す図である。 本発明の実施例1に係る語句関連情報記憶部の具体的なデータ構造例を示す図である。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、開始から学習する語句の読み込み、語句の抽出までの手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する際の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、語句の学習レベルに対応する所定時間を示す対応表である。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句に対する所定時間および経過時間を計算する処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、語句の難易度レベルに対応する係数1を示す対応表である。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザの学習者レベルに対応する係数1を示す対応表である。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、難易度レベルに対応する係数1を示す対応表である。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句に対する所定時間の係数1を求める処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句に対する所定時間の係数2を求める処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句の母国語に対する類似度合計に対応する係数2を示す対応表である。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句の母国語に対する類似度を示すサンプル例である。 本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句の母国語に対する類似度を示すサンプル例である。 本発明の実施例2に係る学習支援システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る記憶部内のデータ構造例を概略的に示す図である。
 以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態について詳細に説明する。図1から図18は、本発明の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表し、基本的構成及び動作は同様であるものとする。
 図1は、本発明の実施例1に係る学習支援システムの全体構成を示す図である。本学習支援システム1は、システム全体を統括的に制御する主制御部(CPU)10、各種情報を記憶する記憶部11、キーボードやマウス等からなる入力部13、ディスプレイ等の出力(表示)部14、及びネットワーク4に接続される通信部15、および各部を接続するバスライン12より構成される。
 主制御部(CPU)10は、オペレーティングシステム等のプログラム、本学習システムの手順を規定したプログラム等によって、語句抽出手段101、語句照合手段102、所定時間計算手段103、記憶制御手段104及び各種処理手段や判断手段等を実現している。
 記憶部11は、RAM、ROM等の揮発性又は不揮発性の半導体素子や、ハードディスク、光ディスク等の補助記憶装置から構成され、ユーザ設定記憶部111、学習語句記憶部112、語句関連情報記憶部113、学習ファイル記憶部114、対応表記憶部115等を備えている。
 入力部13は、キーボードやマウス、トラックボール等のポインティングデバイスからなり、ユーザの母国語、学習者レベル等を設定入力する母国語等設定手段131、ユーザが学習する語句を入力する語句情報入力手段132、ユーザが語句の学習を完了したか否かを入力する学習程度入力手段133等ユーザが各種情報の入力を行う際に用いられる。なお、語句情報入力手段132から入力される語句には、学習ファイル記憶部114から読み込まれるファイルデータ、ネットワーク4から通信部15を介して読み込まれる電子データも含まれる。
 出力(表示)部14は、ユーザが入力するデータのモニタや学習する語句等の表示に用いられる。通信部15は、ネットワーク4を通じて外部との通信を可能にするためのものであり、例えばTCP/IP等のプロトコルを利用して外部サイトから学習する語句データを受信する際に用いられる。
 語句抽出手段101は、学習語句記憶部112に記憶されている語句を形態素解析手法等を用いて自動的に語句の一部を抽出する手段であり、主制御部(CPU)10上で動作するプログラムとして実装されている。ここで語句には、単語、熟語、慣用句、文、文章等が含まれる。また、抽出された語句の一部、すなわち抽出語句には、単語、熟語、慣用句等が含まれる。
 語句照合手段102は、語句抽出手段101により抽出された抽出語句が、語句関連情報記憶部113に記憶されているか否かを照合する手段であり、主制御部(CPU)10上で動作するプログラムとして実装されている。
 所定時間計算手段103は、ユーザが一度学習を完了した抽出語句について、学習完了から再びユーザに学習の機会を提供するまでの所定時間を計算する手段であり、主制御部(CPU)10上で動作するプログラムとして実装されている。
 記憶制御手段104は、ユーザが学習する語句から語句抽出手段101によって抽出された抽出語句のそれぞれについて、ユーザが記憶して学習完了となったか、あるいはまだ記憶しておらず学習未完了なのかを学習語句記憶部112内のデータとして記憶制御する手段であり、主制御部(CPU)10上で動作するプログラムとして実装されている。
  図2は、本発明の実施例1に係る記憶部内のデータ構造例を概略的に示す図である。
 ユーザ設定記憶部111は、ユーザの母国語データ、学習する言語に対しての学習経験年数または学力を表す学習者レベルデータ等を主にRAM上に保持している。
 学習語句記憶部112は、ユーザが学習する語句を保持しており、語句抽出手段101によって抽出された抽出語句それぞれについて、語句全体の中で出現する順番を表す出現順データ、抽出された抽出語句データ、語句照合手段102によって語句関連情報記憶部113に記憶されていると照合された場合の語句関連情報記憶部113に登録された順番を参照する登録順データ、ユーザが記憶したか否かを表す記憶態様データを主にRAM上に保持している。
 図3に、本発明の実施例1に係る学習語句記憶部の具体的なデータ構造例を示す。抽出された抽出語句のデータは、1行ごとに記憶されている。
 左から1列目は、語句全体の中で出現する順番、すなわち、形態素解析手法等で抽出された順番を出現IDとして、1、2、3と1ずつ順に増加した数値が自動的に付与され、記憶される。2列目は、抽出された抽出語句、例えば「Hi」、「Michael」等が記憶される。3列目は、語句関連情報記憶部113に登録された順番を参照する登録IDで、例えば1行目の「Hi」の場合、後述する図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例2行目に対応する語句原形に「hi」が記憶されているので、「2」が記憶される。最後に、4列目は、ユーザが記憶したか否かを表す記憶態様データとして、例えば、「学習完了:1」または「学習未完了:0」などのフラグが記憶される。
 語句関連情報記憶部113は、記憶される語句ごとに、登録順データ、言語種別データ、語句・活用形データ、品詞データ、ユーザの学習経験数を表す学習レベルデータ、母国語に対する言語的な類似度データ、学習すべき経験年数や綴りの文字数に基づく語句の難易度を表す語句難易度データ、ユーザが前回、最終的に学習を完了した時刻を表す最終学習時刻データ等を保持している。語句関連情報記憶部113は、主にハードディスク、光ディスク等の補助記憶装置に構築されたデータベースであり、記憶されている単語等のデータは検索、追加、更新、削除等の所定の操作を行うことができる。
 図4に、本発明の実施例1に係る語句関連情報記憶部の具体的なデータ構造例を示す。語句関連情報記憶部データは、語句ごとに1行で記憶されている。
 左から1列目は、登録IDで、語句関連情報記憶部113に記憶される順番に、1、2、3と1ずつ順に増加した数値が自動的に付与され、記憶される。2列目は、登録される語句の言語種別を表し、例えば1行目の「door」の場合、「英語」が記憶される。
 3列目には語句の原形が記憶され、続く4行目から6行目に活用形データが記憶される。例えば、1行目の名詞「door」の場合は、3列目の語句原形に「door」が記憶され、5列目に活用形データとして複数形「doors」が記憶され、3行目の動詞「meet」の場合は、3列目の語句原形に「meet」が記憶され、4列目に過去形として「met」が記憶される。なお、図4では図示していないが、動詞の場合、過去分詞形、三人称単数現在形、現在分詞形等、形容詞や副詞の場合、比較級などさまざまな活用形データを記憶することができる。
 左から7列目は、品詞データで、例えば、1行目の「door」の場合は「名詞:1」、3行目の「meet」の場合は「動詞:2」、5行目の「nice」の場合は「形容詞:3」等品詞に対応する数値データが記憶される。
 8列目は、ユーザの学習経験数を表す学習レベルを表し、例えば、学習経験がない語句は「0」、学習経験がある語句は「1」から「9」まで9段階のレベルに分けて記憶される。例えば、1行目の語句原形「door」の場合は学習レベルは「1」、10行目の語句原形「Michael」の場合は新出の語句なので学習レベルは「0」が記憶される。
 9列目から12列目は、母国語に対する言語的な類似度データを表し、外来語となっているか否か(Y:1、N:0)、文字種類が類似しているか否か(類似:1、非類似:0)、綴りが類似しているか(類似:2、類推可:1、非類似:0)、発音が類似しているか否か(類似:2、非類似:0)が順に数値データとして記憶される。例えば1行目の語句原形「door」の場合は、外来語「Y:1」、文字種類類似度「非類似:0」、綴り類似度「類推可:1」、発音類似と「類似:2」がそれぞれ記憶されている。
 右から2列目は、学習すべき経験年数を表す語句難易度レベルであり、例えば「中学1年:1」から「大学:7」まで7段階のレベルに分け記憶される。例えば、1行目の語句原形「door」では、中学2年生で習う語句なので「中学2年:2」が記憶されている。
 最右列は、最終的に学習を完了した時刻を表す最終学習時刻データであり、例えば、西暦年月日及び時刻として記憶されている。例えば、1行目の語句原形「door」では、「2016/9/20 10:05」と記憶されている。
 なお、語句関連情報記憶部113に記憶されている、言語種別、活用形データ、品詞データ、9列目から12列目の母国語に対する言語的な類似度データ、語句難易度データ等は、例えば、図示しない学習支援システム内の電子辞書ファイルや通信部15を介してネットワーク4上にあるオンライン電子辞書サービスなどから、主制御部(CPU)10がデータを自動的に収集して記憶してもよく、入力部13からユーザが必要な情報を入力や編集を行ってもよい。
 学習ファイル記憶部114は、ユーザが学習する語句を予め記憶している各種言語のファイルデータを保持しており、言語種別ごとに、例えば英語ファイルデータ、仏語ファイルデータ、中国語ファイルデータ、日本語ファイルデータ等を保持している。各ファイルデータは、別々の事項についてであってもよく、同じ事項について対応する翻訳文等を含んでいてもよい。学習ファイル記憶部114は、主にハードディスク、光ディスク等の補助記憶装置に構築されたデータベースであり、記憶されているファイルデータは検索、追加、更新、削除等の所定の操作を行うことができる。
 対応表記憶部115は、ユーザが学習する語句を次回学習すべき所定時間を決定するために用いられる、所定時間対応表、語句難易度レベル対応表、学習者レベル対応表、難易度レベル対応表、類似度合計対応表等の各種対応表データを保持している。対応表記憶部115は、RAM上に保持してもよく、ハードディスク、光ディスク等の補助記憶装置に記憶されてもよい。
 続いて、上述のように構成された本発明の実施例1に係る学習支援システムの動作について、(1)開始から学習する語句の読み込み、語句の抽出までの手順、(2)ユーザが学習する際の処理手順、(3)ユーザが学習する語句に対する所定時間および経過時間を計算する処理手順の順に図3乃至図15を用いて説明する。
(1)開始から学習する語句の読み込み、語句の抽出までの手順
 まず、図3および図4の具体的なデータ構造を例に、図5のフローチャートを用いて説明する。
 図5は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、学習開始から学習する語句の読み込み、語句の抽出までの手順を示すフローチャートである。
 ステップS1では、主制御部(CPU)10は、母国語等設定手段131によりバスライン12を通じてユーザからの母国語、学習者レベルを含む設定情報を受信する。主制御部(CPU)10は、受信した設定情報をユーザ設定記憶部111に母国語データ、学習者レベルデータとして記憶する。母国語データとしては、例えば「日本語」、「英語」などがあり、学習者レベルとしては、例えば「中学1年」、「高校2年」などである。
 ステップS2では、主制御部(CPU)10は、語句情報入力手段132によりバスライン12を通じてユーザが学習する語句情報を記憶部11のRAMに記憶する。主制御部(CPU)10は、語句情報入力手段132によるユーザからの指示を受信し、予め学習する語句情報として学習ファイル記憶部114に記録されているファイルデータを読み込み、記憶部11のRAMに記憶してもよい。
 主制御部(CPU)10は、学習する語句として、例えば、「Hi, Michael, nice to meet you!」をRAMに記憶する。
 ステップS3では、主制御部(CPU)10は、記憶部11のRAMに記憶された語句から、例えば形態素解析手法等によって順に語句の一部を抽出語句として抽出し、学習語句記憶部112に出現順データおよび抽出語句データを記憶する。
 主制御部(CPU)10は、例えば上記の語句から、出現ID「1」、抽出語句「Hi」、出現ID「2」、抽出語句「Michael」など図3のデータ構造例のように学習語句記憶部112に記憶する。
 ステップS4では、主制御部(CPU)10は、抽出された抽出語句を語句関連情報記憶部113に記憶されている語句・活用形データと照合し、照合が取れた場合(照合あり)は、語句関連情報記憶部113に記憶されている登録順データを学習語句記憶部112に参照用データとして記憶し、ステップS5に進む。照合が取れない場合(照合なし)はステップS6に進む。
 主制御部(CPU)10は、例えば、上記の抽出語句「Hi」は、図4に示す語句関連情報記憶部データ構造の登録ID「2」に記憶されている語句原形「hi」と照合を取り、その登録ID「2」を図3の登録ID(参照)に記憶する。
 ステップS5では、主制御部(CPU)10は、照合が取れた単語等に対する所定時間および経過時間を所定時間計算手段103によって計算し、その後ステップS7に進む。ここで所定時間とは、ユーザが一度学習を完了した時から再び学習の機会を提供するまでの時間である。経過時間とは、ユーザが一度学習を完了した時から現在までの時間である。
 ユーザが一度学習を完了した時刻は、例えば「2016/9/20 10:05」のように、図5に示す語句関連情報記憶部データ構造の最終学習時刻データとして記憶されている。
 所定時間および経過時間の詳しい計算方法は、後述する(3)ユーザが学習する語句に対する所定時間および経過時間を計算する処理手順で説明する。
 ステップS6では、主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている語句・活用形データと照合が取れない抽出語句を、語句関連情報記憶部113に記憶されている語句・活用形データの最後尾に新出の語句として記憶する。そして主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶された登録順データを学習語句記憶部112に参照用データとして記憶し、ステップS9に進む。
 主制御部(CPU)10は、例えば、ステップS3で抽出した出現ID「2」、抽出語句「Michael」の照合を取れず、図4に示す語句関連情報記憶部データ構造の最下行の10行目に登録ID「10」を付与し、語句原形に抽出語句「Michael」を記憶する。そして主制御部(CPU)10は、付与した登録ID「10」を図3の登録ID(参照)に「10」と記憶する。
 つぎにステップS7では、主制御部(CPU)10は、ステップS5で所定時間計算手段103により得られた所定時間と経過時間とを比較し、経過時間が所定時間を超えていない場合(N)は学習完了のままとしてステップS8に進み、経過時間が所定時間を超えている場合(Y)は学習未完了としてステップS9に進む。
 ステップS8では、主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている記憶態様を「学習完了:1」のままとして記憶し、ステップS10に進む。
 ステップS9では、主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている記憶態様を「学習未完了:0」として記憶し、ステップS10に進む。
 ステップS10では、主制御部(CPU)10は、記憶部11のRAMに記憶された語句から抽出すべき語句の一部が残っているか否かを判断し、まだ抽出すべき語句の一部が残っている場合はステップS3に戻って抽出処理を続け、語句のすべてが抽出された場合は抽出処理を終了する。
(2)ユーザが学習する際の処理手順
 続いて、図3および図4の具体的なデータ構造を例に、図6のフローチャートを用いて説明する。
 図6は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する際の処理手順を示すフローチャートである。
 ユーザが学習する語句について抽出処理が終了し、例えば、学習語句記憶部112に図3に示す学習語句記憶部のデータ構造例が記憶され、語句関連情報記憶部113に図4に示す語句関連情報記憶部のデータ構造例が記憶されているものとする。
 ステップS21では、主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている抽出語句に対して、その記憶態様に記憶されている値を判断し、「学習未完了:0」の場合はステップS22に進み、「学習完了:1」の場合はステップS23に進む。
 ステップS22では、主制御部(CPU)10は、学習語句記憶部112に記憶されている抽出語句を表示色1で出力(表示)部14に出力(表示)する。またステップS23では、主制御部(CPU)10は、抽出語句を表示色2で出力(表示)部14に出力(表示)する。出力(表示)部14に同一の抽出語句が複数出力される場合は、すべての同一の抽出語句に対して同じ表示色で出力(表示)する。出力後、ステップS24に進む。
  例えば、図3の抽出語句「Michael」の場合は記憶態様に「学習未完了:0」が記憶されているので、抽出語句「Michael」を表示色1で出力(表示)部14に出力(表示)する。表示色1として、学習すべき語句に様々な強調表示形式を施すことが可能である。例えば、「Michael」の文字色を赤色や紫色にしたり、「Michael」の文字を囲い文字や太字、斜体にしたり、「Michael」の文字に二重線や波線などの下線を施したり、「Michael」の文字の背景色を黄色や赤色などにしてもよい。
 一方、図3の抽出語句「Hi」の場合は、記憶態様に「学習完了:1」が記憶されているので、「Hi」については表示色2で出力(表示)部14に出力(表示)する。表示色2は通常表示とすることで、学習未完了の抽出語句だけが強調表示され、ユーザの印象に強く残ることになる。
 ステップS24では、主制御部(CPU)10は、学習語句記憶部112に記憶されているすべての抽出語句に対して出力がされたか否かを判断する。主制御部(CPU)10は、まだ出力されていない抽出語句がある場合(N)はステップS21に戻り、出力作業を続ける。主制御部(CPU)10は、すべての抽出語句を出力した場合(Y)にステップS25へ進む。
 すなわち、例えば、図3の学習語句記憶部データ構造例の1行目の抽出語句「Hi」から最下行の抽出語句「you」まで出力(表示)部14に出力(表示)されるように順に出力作業を続ける。
 ステップS25では、主制御部(CPU)10は、学習程度入力手段133または語句情報入力手段132等によりユーザからの学習を終了する入力があるか否かを判断し、ユーザから学習終了の入力があった場合(Y)は学習を終了し、ない場合(N)はステップS26に進む。
 ステップS26では、出力(表示)されている抽出語句を学習程度入力手段133によりユーザが選択したか否かを判断し、ユーザが抽出語句を選択した場合(Y)はステップS27に進み、ユーザが何も選択していない場合(N)はステップS25に戻る。
 ステップS27では、主制御部(CPU)10は、学習程度入力手段133からの学習の程度の入力を待ち、「学習完了:1」の場合はステップS28に進み、「学習未完了:0」の場合はステップS31に進む。
 ステップS28では、主制御部(CPU)10は、選択された抽出語句に対応する、語句関連情報記憶部113に記憶されている学習レベルデータに1を加算して記憶する。加算した結果が9超となった場合は、学習レベルデータを「9」として記憶する。そしてステップS29に進む。
 例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例10行目に記憶されている語句原形「Michael」の学習レベルは「0」であるので、1加算して「1」を新たな学習レベルとして記憶する。
 ステップS29では、主制御部(CPU)10は、選択された抽出語句に対応する、学習語句記憶部112に記憶されている記憶態様に「学習完了:1」を記憶する。そしてステップS30に進む。
 ステップS30では、主制御部(CPU)10は、学習支援システム1のシステム日時を、語句関連情報記憶部113に記憶されている最終学習時刻データに記憶する。そして、ステップS21に戻り、処理を続ける。
 一方、主制御部(CPU)10は、ステップS27において「学習未完了:0」の場合として進んだステップS31では、選択された抽出語句に対応する、学習語句記憶部112に記憶されている学習レベルデータに1を減算して記憶する。減算した結果が1未満になる場合は、学習レベルデータを「1」として記憶する。そしてステップS32に進む。
 例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例5行目に記憶されている語句原形「nice」の学習レベルは「5」であるので、1減算して「4」を新たな学習レベルとして記憶する。
 ステップS32では、主制御部(CPU)10は、選択された抽出語句に対応する、学習語句記憶部112に記憶されている記憶態様に「学習未完了:0」を記憶する。そして、ステップS21に戻り、処理を続ける。
(3)ユーザが学習する語句に対する所定時間および経過時間を計算する処理手順
 まず、所定時間および経過時間を計算する処理手順の説明に先立ち、所定時間を求める計算手法の概略について説明する。
 心理学者ヘルマン・エビングハウスが提唱した、人間の記憶量が時間経過とともに減少するという忘却曲線は、以下のような対数関数で表される。
 記憶量b(%)=100×係数k/[(log時間t)係数c+係数k]                                …(1)
 ここで、記憶量bは学習後に記憶が残っている量(%)であり、k、cはそれぞれ係数である。一般には、当該関数から近似的に導出され、例えば以下のような負の指数関数で忘却曲線は表される。
 記憶度R=Exp(-時間t/記憶強度S)         …(2)
 式(2)の記憶強度Sは、例えば学習回数に比例し、時間tが経過しても一定の記憶度Rを維持する。言い換えると、同じ記憶度を維持するために反復学習する時間tは、学習回数を重ねるにつれ指数関数的に漸増するといえる。
 そこで抽出語句について、学習完了から再びユーザに学習の機会を提供するまでの所定時間を、以下の計算式を用いて計算する。
 所定時間=係数1×Exp(係数2×学習レベル)      …(3)
 ここで係数1および係数2は調整係数であり、それぞれ標準を1とする。
 続いて、ユーザが学習する語句に対する所定時間および経過時間を計算する処理手順について、図7の対応表を用いて図8のフローチャートにより説明する。
 図7は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、語句の学習レベルに対応する所定時間を示す対応表で、図2の対応表記憶部115に記憶されている。上段の行は図4で説明した語句関連情報記憶部データ構造例の学習レベルを表し、1から9までの9段階に分けられる。下段の行は所定時間を表し、係数1および係数2とも標準となる1のとき、式(3)に基づき計算することにより得られる。
 図8は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句に対する所定時間および経過時間を計算する処理手順を示すフローチャートである。
  まず、図5でステップS5の所定時間計算処理に進むと、図8のサブルーチン処理に移行する。
 ステップS41では、主制御部(CPU)10は、抽出された抽出語句について係数1の計算処理を行う。続いて、ステップS42では、主制御部(CPU)10は、係数2の計算処理を行う。
 係数1の詳しい計算方法は図12のフローチャートを用いて、また係数2の詳しい計算方法は図13のフローチャートを用いて後述する。
 ステップS43では、主制御部(CPU)10は、ステップS41で得られた係数1、ステップS42で得られた係数2、および語句関連情報記憶部113に記憶されている学習レベルデータに基づいて所定時間を計算する。
 例えば、図4に示す語句関連情報記憶部のデータ構造例4行目の「internet」の場合、学習レベルが「4」であるので、係数1および係数2とも1の場合には、所定時間は「55」時間と計算される。
 ステップS44では、主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている最終学習時刻データとシステムの現在日時との差分を経過時間として計算する。その後、図8のサブルーチン処理を終え、図5のステップS7に進む。
<係数1の計算処理>
 続いて、係数1の計算処理手順について、図9から図11の対応表を用いて図12のフローチャートにより説明する。
 図9は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、語句の難易度レベルに対応する係数1を示す対応表で、図2の対応表記憶部115に記憶されている。
 上段の2行は語句の難易度を表す。語句難易度には、例えば、学習すべき経験年数を表す学習年次と語句の文字長さが考えられる。図4で説明した語句関連情報記憶部のデータ構造例では、学習すべき経験年数を表す学習年次を語句難易度レベルに用いている。
 中段の行は、語句の難易度に対応する語句難易度レベルを表し、1から7までの7段階に分けられる。この語句難易度レベルは他の要素を考慮して係数1を求める際に用いられる。
 下段の行は、中段の語句難易度レベルに対応する係数1の値である。係数1の数値は、式(3)で述べたように標準は1とし、より適切な時期に反復学習する機会を提供するために、語句難易度が高くなるにつれ0.05刻みで1より小さい値を取り、最低値が0.7となる。なお、下段の係数1は、語句難易度レベルを単独で後述する難易度レベルとする場合に用いられる。
 図10は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザの学習者レベルに対応する係数1を示す対応表で、図2の対応表記憶部115に記憶されている。
 上段の行は学習者の学習経験年数または学力を表す学習年次である。
 中段の行は、上段の学習者の学習年次に対応する学習者レベルを表し、図9と同様に、1から7までの7段階に分けられる。この学習者レベルは他の要素を考慮して係数1を求める際に用いられる。
 下段の行は、中段の学習者レベルに対応する係数1の値であり、図9と同様に、標準は1とし、学習者レベルが高くなるにつれ0.05刻みで1より小さい値を取り、最低値が0.7となる。なお、下段の値は、学習者レベルを単独で後述する難易度とする場合に用いられる。
 図11は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、単語難易度レベルと学習者レベルとを組み合わせた難易度レベルに対応する係数1を示す対応表で、図2の対応表記憶部115に記憶されている。
 上段の行は難易度レベルを表し、図9に示す語句難易度レベルから図10に示す学習者レベルを差し引いた差分である。語句難易度レベルも学習者レベルも1から7までの7段階あるので、差分としては-6から+6までの値を取るが、負の値はすべて0とすることにより、難易度レベルは0から6までの7段階に分けられる。
 下段の行は上段の難易度レベルに対応する係数1の値であり、標準は1とし、難易度が高くなるにつれ0.05刻みで1より小さい値を取り、最低値が0.7となる。
 図12は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句に対する所定時間の係数1を求める処理手順を示すフローチャートである。
 まず、図8でステップS41の係数1計算処理に進むと、図12のサブルーチン処理に移行する。
 ステップS51では、主制御部(CPU)10は、抽出された抽出語句について、語句難易度レベルから学習者レベルを差し引いた難易度レベルを計算する。主制御部(CPU)10は、具体的には、語句関連情報記憶部113に記憶されている語句難易度レベルと、ユーザ設定記憶部111に記憶されている学習者レベルとの差分を求める。主制御部(CPU)10は、図示しないが、差分が負の値である場合は0とする処理を合わせて行う。
 例えば、ユーザが中学2年生で、図4に示す語句関連情報記憶部のデータ構造例4行目にある「internet」の場合は、図10の対応表から学習者レベルは「2」、図4および図9の対応表から語句難易度レベルは「4」であるので、難易度レベルは「4-2=2」となる。
 ステップS52では、主制御部(CPU)10は、ステップS51で得られた難易度レベルから図11の対応表により係数1を得る。例えば、上述の「internet」の例では、難易度レベル「2」に対応する「0.9」が係数1として得られる。
 そして図12のサブルーチン処理を終え、図8のステップS42に進む。
 <係数2の計算処理>
 続いて、係数2の計算処理手順について、図13乃至図16により説明する。
 図13は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句に対する所定時間の係数2を求める処理手順を示すフローチャートである。
 図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例で説明したように、語句の母国語に対する言語的な類似度には、例えば、語句が外来語となっているか否か、文字種類が類似しているか否か、綴りが類似しているか否か、発音が類似しているか否か等がある。語句関連情報記憶部113に記憶されているこれら4つの項目から語句の類似度を求め、その類似度が低いほど、より早い時期に反復学習する機会を提供するように係数2を調整する。
 まず、図8でステップS42の係数2計算処理に進むと、図13のサブルーチン処理に移行する。
 ステップS61では、主制御部(CPU)10は、抽出された抽出語句について、外来語になっているか否かを判断する。主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている外来語データを参照し、外来語になっている場合(Y)はレベル1を「1」として(ステップS62)、外来語になっていない場合(N)はレベル1を「0」として(ステップS63)RAMに記憶し、ステップS64に進む。
 例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例4行目にある「internet」は、外来語列が「Y:1」なので、レベル1を「1」としてRAMに記憶する。
 ステップS64では、主制御部(CPU)10は、文字種類が類似しているか否かを判断する。主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている文字種類類似度を参照し、類似している場合はレベル2を「1」として(ステップS65)、非類似の場合はレベル2を「0」として(ステップS66)RAMに記憶し、ステップS67に進む。
 例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例4行目にある「internet」は、文字種類類似度が「非類似:0」なので、レベル2を「0」としてRAMに記憶する。
 ステップS67では、主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている綴り類似度を参照し、綴りが類似している場合はレベル3を「2」に(ステップS69)、綴りが類推可能である場合はレベル3を「1」として(ステップS68)、綴りが非類似である場合はレベル3を「0」として(ステップS70)RAMに記憶し、ステップS71に進む。
 例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例4行目にある「internet」は、綴り類似度が「類推可:1」なので、レベル3を「1」としてRAMに記憶する。
 ステップS71では、主制御部(CPU)10は、発音が類似しているか否かを判断する。主制御部(CPU)10は、語句関連情報記憶部113に記憶されている発音類似度を参照し、類似している場合はレベル4を「2」として(ステップS72)、非類似の場合はレベル4を「0」として(ステップS73)RAMに記憶し、ステップS74に進む。
 例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例4行目にある「internet」は、発音類似度が「類似:2」なので、レベル4を「2」としてRAMに記憶する。
 ステップS74では、主制御部(CPU)10は、RAMに記憶されているレベル1からレベル4までの和を求め、その和に1を加算することにより類似度合計を計算する。
 例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例4行目にある「internet」は、レベル1が「1」、レベル2が「0」、レベル3が「1」、レベル4が「2」なので、類似度合計は「5」となる。
 ステップS75では、主制御部(CPU)10は、得られた類似度合計に基づき、後述する図14の類似度合計対係数2対応表を参照することにより、係数2を得る。例えば上記の「internet」の場合は、図14の対応表より類似度合計「5」に対応する「0.9」が係数2として得られる。
 そして図13のサブルーチン処理を終え、図8のステップS43に進む。
 図14は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句の母国語に対する類似度合計に対応する係数2を示す対応表で、図2の対応表記憶部115に記憶されている。上段の行は図13に示すフローチャートのステップS74で得られる類似度合計を表し、1から7までの7段階に分けられる。下段の行は類似度合計に対応する係数2の値を表し、標準は1とし、より適切な時期に反復学習する機会を提供するために、類似度が低くなるにつれ0.05刻みで1より小さい値を取り、最低値が0.7となる。
 図15および図16は、本発明の実施例1に係る学習支援システムにおいて、ユーザが学習する語句の母国語に対する類似度を示すサンプル例である。
 図15、図16の上段2行には、ユーザが学習する語句とその発音が記されている。左側にはユーザの母国語の項目が、上段の行から順に、英語、仏語、日本語、中国語の順に設けられ、左から3列目および4列目に学習語句に対応する母国語の語句とその発音が記されている。左から5列目乃至8列目には、学習語句の母国語に対する類似度を評価する4つの項目、すなわち外来語、文字種類、綴り、発音が順に設けられ、図13の係数2を計算するフローチャートに沿った各レベルの数値が記されている。そして、右端の列に図14の対応表で用いる類似度合計が記されている。
 図15は、英語の「internet」を学習するときのそれぞれの母国者に対する類似度合計を表している。例えば、日本語を母国語とする学習者の場合は、3行目を見る。外来語「Y:1」、文字種類「類似:0」、綴り「類推可:1」、発音「類似:2」で類似度合計は「5」となる。一方、英語や仏語を母国語とする学習者の場合は、類似度合計は「7」となる。中国語を母国語とする学習者の類似度合計は「1」となる。
 図16は、日本語の「インターネット」を学習するときのそれぞれの母国者に対する類似度合計を表している。例えば、英語を母国語とする学習者の場合は、1行目を見る。外来語「Y:1」、文字種類「類似:0」、綴り「類似:0」、発音「類似:2」で類似度合計は「4」となる。一方、日本語を母国語とする学習者の場合は、類似度合計は「7」なる。中国語を母国語とする学習者の類似度合計は「1」となる。
 類似度合計によって係数2が図14の対応表に基づき0.7から1まで変化するので、同じ語句を学習する場合でも、母国語の違いにより所定時間が異なり、ユーザに応じて学習する語句ごとに、より適切な時期に反復学習する機会を提供することができる。
 これまで、(3)ユーザが学習する語句に対する所定時間および経過時間を計算する処理手順について、図8、図12、図13のフローチャートに沿って説明してきた。
 そして、例えば、図4の語句関連情報記憶部のデータ構造例5行目にある「internet」の場合、係数1および係数2とも標準の1であるときには、式(3)、すなわち図8のステップS43に従い、所定時間が55時間であった。一方、上述したように、語句難易度および学習者レベル(例では、中学2年生)を考慮した場合に係数1は0.9となり、式(3)、すなわち図8のステップS43に従い、所定時間を計算すると49時間に短縮される。さらに母国語(例では、日本語)に対する語句の類似度を考慮した場合に係数2は0.9となり、所定時間を計算すると33時間まで短縮される。したがって、上記の事項を考慮することで、ユーザに応じて学習する語句ごとに、より適切な時期に反復学習する機会を提供することが可能となる。
 このように、本発明の実施例1によれば、上記構成を採用することで、ユーザに応じて学習する語句ごとに、より適切な時期に反復学習する機会を提供することが可能となり、外国語学習の効果を高める学習支援システム、方法及びプログラムを提供することができる。
 図17は、本発明の実施例2に係る学習支援システムの全体構成を示す図である。
本学習支援システム1は、サーバ2とユーザ端末3とがネットワーク4に接続されて構成される。
 サーバ2は、システム全体を統括的に制御する主制御部(CPU)20、各種情報を記憶する記憶部21、ネットワーク4を通じてユーザ端末3と送受信するための通信部22より構成される。
 主制御部(CPU)20は、オペレーティングシステム等のプログラム、本学習システムの手順を規定したプログラム等によって、語句抽出手段201、語句照合手段202、所定時間計算手段203、記憶制御手段204及び各種処理手段や判断手段等を実現している。なお、語句抽出手段201、語句照合手段202、所定時間計算手段203、記憶制御手段204は、図1における、語句抽出手段101、語句照合手段102、所定時間計算手段103、記憶制御手段104と同様の機能を有する。
 記憶部21は、RAM、ROM等の揮発性又は不揮発性の半導体素子や、ハードディスク、光ディスク等の補助記憶装置から構成され、ユーザ設定記憶部211、学習語句記憶部212、語句関連情報記憶部213、学習ファイル記憶部214、対応表記憶部215等を備えている。
 通信部22は、ネットワーク4を通じてユーザ端末3との通信を可能にするためのものであり、例えばTCP/IP等のプロトコルを利用してユーザ端末3から送信される、母国語等の設定データを受信する母国語等設定手段221、語句情報入力データを受信する語句情報入力手段222、学習程度の入力データを受信する学習程度入力手段223、およびユーザ端末3の表示部に出力するための出力情報を送信する出力手段224としての機能を備える。
 ユーザ端末3は、入力部31、表示部32、通信部33から構成される。入力部31は、キーボードやマウス、トラックボール等のポインティングデバイスからなり、ユーザの母国語等の設定情報、ユーザが学習する語句情報、あるいは語句に対する学習程度情報等の入力に用いられる。表示部32は、ディスプレイ等からなり、入力部31から入力される情報やサーバ2から送信される出力情報の表示に用いられる。通信部33は、ネットワーク4を通じて、入力部31から入力された各種情報データのサーバ2への送信や、サーバ2からの出力情報の受信に用いられる。
  図18は、本発明の実施例2に係る記憶部内のデータ構造例を概略的に示す図である。学習語句記憶部212、語句関連情報記憶部213、学習ファイル記憶部214および対応表記憶部215は、図2における、学習語句記憶部112、語句関連情報記憶部113、学習ファイル記憶部114および対応表記憶部115と同様のデータを保持している。なお、ユーザ設定記憶部211は、ユーザ設定記憶部111が保持している母国語データ、学習者レベルデータに加え、ユーザ識別データを保持している点が異なる。これは、複数のユーザ端末3から複数のユーザがサーバを利用する場合、ユーザごとに学習語句記憶部212、語句関連情報記憶部213および学習ファイル記憶部214を記憶する必要があるためである。なお、学習語句記憶部212および語句関連情報記憶部213の具体的データ構造は、それぞれ図3および図4のデータ構造例と同様である。
 本発明の実施例2に係る学習支援システムの基本的な動作について、図17を用いて説明する。
 ユーザが使用するユーザ端末3は、ネットワーク4を通じてサーバ2に接続する。ユーザ端末3は、ユーザが入力部31により入力した、ユーザ識別データ、母国語データ、学習者レベルデータを含む母国語等設定情報を通信部33によりネットワーク4を通じてサーバ2に送信する。
 サーバ2は、ユーザ端末3より送信された母国語等設定情報を、通信部22の母国語等設定手段221により受信し、ユーザ設定記憶部211に記憶する。続いて、サーバ2は、ユーザ設定記憶部211に記憶したユーザ識別データに基づき、記憶部21内のRAM上に学習語句記憶部212を確保し、当該ユーザの過去の学習を通じて構築された語句関連情報記憶部213を特定する。以降の動作については、本発明の実施例1の学習支援システムと同様である。
 このように、本発明の実施例2によれば、上記構成を採用することで、複数のユーザに対して、それぞれのユーザに応じて学習する語句ごとに、より適切な時期に反復学習する機会を提供することが可能となり、外国語学習の効果を高める学習支援システム、方法及びプログラムを提供することができる。
 なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではない。
 例えば、本発明の実施例に係る学習支援システムでは、係数1の計算に用いる難易度レベルの指標として語句難易度レベルのみを用いてもよい。また、語句難易度として、語句の文字長さを指標として用いることもできる。さらに、語句難易度として、学習すべき経験年数を表す学習年次と語句の文字長さとの加算平均等を用いてもよい。また、語句難易度をさらに多段階のレベルに分け、例えば、対応する係数1の値を0.5から1に設定してもよい。
 さらに、語句難易度として、例えば、それぞれの語句を記憶する難しさについてアンケート調査した結果を指標として用いてもよい。語句を記憶する難易度は、学習者の母国語によって大きく異なるので、例えば、さまざまな言語を母国語とする1000人に対して、学習する語句のそれぞれについて記憶してもらい、一定時間後に記憶力テストを行った結果に基づき、それぞれの単語について統計的に記憶難易度を求める。得られた記憶難易度データを語句難易度データとして用いればよい。
 また、本発明の実施例に係る学習支援システムでは、係数2の計算に用いる類似度の指標として、外来語、文字種類、綴り、発音のうち、いずれか1項目または複数の組み合わせを用いることも可能である。
 さらに、本発明の実施例に係る学習支援システムでは、係数1の計算に用いる指標として語句の母国語に対する類似度を用い、係数2の計算に用いる指標として語句難易度や学習者レベルを用いてもよい。
 また、本発明の実施例に係る学習支援システムでは、係数1および係数2のうち、いずれかを定数としてもよい。
 これらにより、より精密にあるいはより緩やかに所定時間を設定することが可能となり、ユーザに応じて外国語学習の効果を一層高めることができる。
 本発明の実施例に係る学習支援システムでは、例えばユーザから母国語等設定手段131を通じて入力され、ユーザ設定記憶部111に記憶されるデータとして、簡単すぎて復習するまでもない語句難易度レベルや難し過ぎて学習する効果の少ない語句難易度レベルを設定する学習語句レベル除外データを記憶してもよい。
 また、学習語句レベル除外データとともに、あるいはそれに代えて、学習レベルを限定する学習語句限定レベルデータをユーザ設定記憶部111に記憶してもよい。
 さらに、学習する語句の品詞を限定、または除外する品詞特定データをユーザ設定記憶部111に記憶してもよい。
 図5のフローチャートにおいて、例えば、ステップS4とステップS5との間に学習語句の除外または限定する判断手順を設け、除外する語句についてはステップS9に進み、限定する語句についてはステップS5に進むようにすればよい。
 学習すべき語句が限定されることにより、より的確に反復学習する機会を提供することができる。
 本発明の実施例に係る学習支援システムでは、学習語句記憶部112に記憶される記憶データとして第3の記憶態様を設け、これに対応する表示色3を設定してもよい。表示色3は、例えば、表示色1とは異なる強調表示形式とする。強調表示形式としては、例えば、語句の文字色や背景色を表示色1と異なる色にしてもよく、語句の文字を中抜き、影付き、浮き出し、浮き彫りなどとしてもよい。
 図6のフローチャートにおいて、例えばステップS21で第3の記憶対応として「今回学習で学習未完了:2」の分岐を設け、該当する場合は表示色3に出力する手順とする。また、ステップS27の選択で「学習未完了:0」を「今回学習で学習未完了:2」に代える手順とすればよい。
 これにより、今回の学習時に学習が未完了とユーザが認識した語句が明確になり、ユーザに応じた学習支援の効果をさらに高めることができる。
 また、本発明の実施例に係る学習支援システムでは、語句関連情報記憶部113に記憶されている最終学習時刻データとして、例えば、ユーザが語句を選択した最終日時を記憶することとしてもよい。
 図6のフローチャートにおいて、ステップS26とステップS27との間に、ステップS30のシステム日時を語句関連情報記憶部113に記憶する手順を挿入すればよい。
 これにより、語句の学習完了・未完了を問わず、最後に語句を学習した日時を基準に経過時間を求め、所定時間と比較して表示態様を決定することができる。
 本発明の実施例に係る学習支援システムは、単語帳、文章閲覧、学術用語等の学習に利用することができる。また単一の言語の単語や文章だけの表示だけでなく、対応する複数の言語の単語や文章を同時に出力(表示)させるようにしてもよい。
これにより、例えば第2外国語を学習する際に、母国語と第1外国語も同時に出力(表示)させることが可能となり、外国語の学習効果をさらに高めることができる。
 また、本発明の実施例に係る学習支援システムでは、第2外国語を学習する際に、母国語だけでなく、先に学習している第1外国語に対する類似度も考慮して所定時間を計算することも可能である。
 例えば、ユーザから母国語等設定手段131を通じて入力され、ユーザ設定記憶部111に記憶されるデータとして、母国語データとともに第1外国語データを記憶する。図8のステップS42の係数2処理手順を、母国語と第1外国語についてそれぞれ行い、得られたそれぞれの係数2の値を加算平均してもよく、またどちらかの最小値を採用してもよい。
 さらに複数の言語をすでに学習しているユーザに対しては、第2外国語、第3外国語に対する類似度も考慮して所定時間を計算することも可能である。この際、各外国語に対するユーザの習熟度に応じて重みづけをして所定時間を計算してもよい。例えば、母国語に2/3、考慮する外国語に1/3の重みづけをするなどである。
 これにより、複数の言語を学習しているユーザに応じて、さらに適切な学習支援を提供することができる。
 また、本発明の実施例に係る学習支援システムでは、図6のフローチャートのステップS28において、学習レベルに1を加算した結果が「9」を越えた場合、その値をそのまま語句関連情報記憶部113の学習レベルに記憶してもよい。そして、次回学習時に、語句関連情報記憶部113に記憶されている、9を超える学習レベルの語句を、自動的に学習語句除外レベルデータとしてもよい。また、ステップS25において、学習を終了する際に学習レベルが9を超える語句情報を語句関連情報記憶部113から削除してもよい。
 これにより、学習すべき語句をより明確にし、さらに効果的な学習支援を提供することができる。
 本発明の実施例に係る学習支援システムでは、図7の学習レベルに対応する所定時間の計算に用いた式(3)の指数関数に代え、例えば、以下のようなn次関数を用いてもよい。
 所定時間=係数1×(係数2×学習レベル)         …(4)
 ここでnは、例えば1、2、3などの自然数である。
 さらに、所定時間の計算に、例えば、以下のような分数関数や無理関数等を用いてもよい。
 所定時間=係数1×(1-係数2/学習レベル)        …(5)
 所定時間=係数1×√(係数2×学習レベル)         …(6)
 以上、本発明の学習支援システムについて、具体的な実施の形態を示して説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態又は他の実施形態にかかる発明の構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
 本発明の学習支援システムは、コンピュータを学習支援システムとして機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されていてもよい。
 このプログラムを記録した記録媒体は、図1に示される学習支援システムのROMそのものであってもよいし、また、外部記憶装置としてCD-ROMドライブ等のプログラム読取装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なCD-ROM等であってもよい。
 また、上記記録媒体は、磁気テープ、カセットテープ、フレキシブルディスク、ハードディスク、MO/MD/DVD等、又は半導体メモリであってもよい。
 本明細書で引用したすべての刊行物、特許及び特許出願は、そのまま参考として、ここにとり入れるものとする。
 また、明細書、特許請求の範囲及び図面を含む2016年12月02日に出願の日本国特許出願2016-234721の開示は、そのまま参考として、ここにとり入れるものとする。
1   学習支援システム
2   サーバ
3   ユーザ端末
4   ネットワーク
10  主制御部(CPU)
11  記憶部
12  バスライン
13  入力部
14  出力(表示)部
15  通信部
20  主制御部(CPU)
21  記憶部
22  通信部
31  入力部
32  表示部
33  通信部
101 語句抽出手段
102 語句照合手段
103 所定時間計算手段
104 記憶制御手段
111 ユーザ設定記憶部
112 学習語句記憶部
113 語句関連情報記憶部
114 学習ファイル記憶部
115 対応表記憶部
131 母国語等設定手段
132 語句情報入力手段
133 学習程度入力手段
201 語句抽出手段
202 語句照合手段
203 所定時間計算手段
204 記憶制御手段
211 ユーザ設定記憶部
212 学習語句記憶部
213 語句関連情報記憶部
214 学習ファイル記憶部
215 対応表記憶部
221 母国語等設定手段
222 語句情報入力手段
223 学習程度入力手段
224 出力手段

Claims (8)

  1.  ユーザの母国語を設定する母国語設定手段と、
     ユーザが学習する語句情報を、学習の程度と共に記憶する学習語句記憶手段と、
     前記母国語設定手段によって入力された母国語に対する、ユーザが学習する語句情報の言語的な類似度に基づき所定時間を計算する所定時間計算手段と、
     前記学習語句記憶手段に記憶される学習の程度を、学習未完了の場合は第1の記憶態様に記憶し、学習完了の場合は第2の記憶態様に記憶し、学習完了後に前記所定時間が経過した場合は再び第1の記憶態様に記憶する記憶制御手段と、
     ユーザが学習する語句情報を、前記記憶制御手段によって前記学習語句記憶手段に記憶されている第1および第2の記憶態様に応じて、それぞれ第1および第2の出力態様にて出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする学習支援システム。
  2.  ユーザが学習する語句情報に対する、ユーザからの学習の程度を入力する学習程度入力手段をさらに備え、
     前記学習程度入力手段による入力を、
      学習未完了の場合は、前記記憶制御手段が第1の記憶態様に記憶し、
      学習完了の場合は、前記記憶制御手段が第2の記憶態様に記憶することを特徴とする、請求項1記載の学習支援システム。
  3.  ユーザが学習する語句情報を入力する語句情報入力手段と、
     前記類似度を含み、語句に関連する関連情報を記憶する語句関連情報記憶部と、
     前記語句情報入力手段により入力されて前記学習語句記憶手段に記憶される語句情報が、前記語句関連情報記憶部に記憶されているか否かを照合する語句照合手段と、をさらに備え、
     前記記憶制御手段は、前記語句照合手段により得られた照合結果に基づき、前記語句関連情報記憶部に記憶されていない語句情報ついて、学習の程度を前記第1の記憶態様に記憶することを特徴とする、請求項1又は2記載の学習支援システム。
  4.  前記類似度には、学習する語句情報が母国語の外来語になっているか否か、学習する語句情報を表記する文字種類が母国語の文字種類と類似しているか否か、学習する語句情報の綴りが母国語の綴りと類似しているか否か、および学習する語句情報の発音が母国語の発音と類似しているか否かのいずれかを変数に含み、
     前記所定時間計算手段は、それに応じて前記所定時間を決定することを特徴とする、請求項1乃至3いずれかに記載の学習支援システム。
  5.   前記所定時間計算手段は、ユーザが学習する言語における語句の難易度に基づき前記所定時間を決定することを特徴とする、請求項1乃至4いずれかに記載の学習支援システム。
  6.   前記所定時間計算手段は、学習する語句の言語に対するユーザの学習者レベルに基づき前記所定時間を決定することを特徴とする、請求項1乃至5いずれかに記載の学習支援システム。
  7.  学習支援システムが、
     ユーザの母国語を設定する母国語設定ステップと、
     ユーザが学習する語句情報を、学習の程度と共に記憶する学習語句記憶ステップと、
     前記母国語設定ステップによって入力された母国語に対する、ユーザが学習する語句情報の言語的な類似度に基づき所定時間を計算する所定時間計算ステップと、
     前記学習語句記憶ステップに記憶される学習の程度を、学習未完了の場合は第1の記憶態様に記憶し、学習完了の場合は第2の記憶態様に記憶し、学習完了後に前記所定時間が経過した場合は再び第1の記憶態様に記憶する記憶制御ステップと、
     ユーザが学習する語句情報を、前記記憶制御ステップによって前記学習語句記憶ステップに記憶されている第1および第2の記憶態様に応じて、それぞれ第1および第2の出力態様にて出力する出力ステップと、
    を実行することを特徴とする学習支援方法。
  8.  コンピュータを、
     ユーザの母国語を設定する母国語設定手段と、ユーザが学習する語句情報を、学習の程度と共に記憶する学習語句記憶手段と、前記母国語設定手段によって入力された母国語に対する、ユーザが学習する語句情報の言語的な類似度に基づき所定時間を計算する所定時間計算手段と、前記学習語句記憶手段に記憶される学習の程度を、学習未完了の場合は第1の記憶態様に記憶し、学習完了の場合は第2の記憶態様に記憶し、学習完了後に前記所定時間が経過した場合は再び第1の記憶態様に記憶する記憶制御手段と、ユーザが学習する語句情報を、前記記憶制御手段によって前記学習語句記憶手段に記憶されている第1および第2の記憶態様に応じて、それぞれ第1および第2の出力態様にて出力する出力手段とを備える学習支援システム
    として機能させるためのプログラム。
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