WO2017141733A1 - 抽選装置及びこれを用いたゲーム機 - Google Patents

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  • the individual throwing mechanism 31 when the front end stopper 36 is retracted and the rear stopper 37 is projected, the ball B located at the head (most front end) in the ball guide 35 rolls down to the chute 39. On the other hand, the rear ball B is in contact with the stopper 37 and cannot move further to the chute 39 side. After the ball B passes through the position of the stopper 36, the stopper 36 is protruded while the stopper 37 is retracted, whereby the next ball B can be moved to a position where it hits the stopper 36. By repeating such an operation, the individual throwing mechanism 31 can throw the balls B into the lottery section 21 one by one.
  • the medium input mechanism may further include guide means (18) for guiding the game medium to be input to each lottery section while moving in a direction along the outer periphery of the plurality of lottery sections. According to this, the game medium is introduced so as to move along the outer periphery of the lottery section, and sufficient relative motion is given between the game medium and the lottery body, thereby further increasing the unpredictability of the lottery result. Can do.

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Abstract

複数のポケット(14)が周方向に並べて設けられた抽選ホイール(11)と、抽選ホイール(11)を周方向に駆動する駆動機構とを備えたゲーム機(1)において、抽選ホイール(11)の周囲を、ボールBの相互の往来が不可能となるようにして周方向に複数の抽選区画(21A~21D)に区分する区分手段としてのガイドレール(18)及びブロック(20)と、複数の抽選区画(21A~21D)のそれぞれに個別にボール(B)を投入できるように設けられたボール投入機構(30)と、ボール(B)が進入したポケットを検出するポケットセンサと、抽選ホイールの回転角を検出する回転角センサと、回転角センサの検出結果に基づいて、複数の抽選区画(21A~21D)のうち、いずれの抽選区画にてボール(B)がポケット(14)に進入したかを判別する制御ユニットとを設ける。

Description

抽選装置及びこれを用いたゲーム機
 本発明は、抽選装置を備えたゲーム機等に関する。
 プレイヤがゲームをプレイする場を提供する複数のサテライトユニットと、それらのサテライトユニット間で共有される単一の物理的な抽選装置、例えば複数のポケットが周方向に並べられた抽選体としてのホイールを水平面上で回転させ、そのホイールの外周に遊技媒体の一例としてのボールを投入していずれのポケットにボールが進入したかにより抽選を行うような抽選装置とが設けられたゲーム機が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2011-088019号公報
 従来のゲーム機では、複数のサテライトユニット間で単一の物理的な抽選装置が共有されているため、複数の抽選が必要となっても、それらの抽選を同時並行的に行うことができない。そのため、例えば一のプレイヤに対する抽選が実行されている間、他のプレイヤは自己の抽選まで待たざるを得ないといった不都合が生じる。
 そこで、本発明は、複数の抽選を同時並行的に行うことが可能な抽選装置及びこれを用いたゲーム機を提供することを目的とする。
 本発明の一態様に係る抽選装置は、遊技媒体が進入可能な複数の媒体進入部が周方向に並べて設けられた抽選体と、前記抽選体を前記周方向に駆動する駆動機構と、前記抽選体の前記複数の媒体進入部が周回する経路の周囲を、前記遊技媒体の相互の往来が不可能となるようにして前記周方向に複数の抽選区画に区分する区分手段と、前記複数の抽選区画のそれぞれに個別に前記遊技媒体を投入できるように設けられた媒体投入機構と、前記遊技媒体が進入した媒体進入部を検出する進入部検出手段と、前記抽選体の前記周方向の変位量を検出する変位量検出手段と、前記変位量検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の抽選区画のうち、いずれの抽選区画にて前記遊技媒体が前記媒体進入部に進入したかを判別する抽選区画判別手段と、を備えたものである。
 本発明の一態様に係るゲーム機は、上記態様の抽選装置と、前記進入検出手段の検出結果と前記抽選区画判別手段の判別結果とを参照して、前記区分手段にて区分された複数の抽選区画ごとにゲームの進行を個別に制御するゲーム制御手段とを備えたものである。
本発明の一態様に係る抽選装置が用いられたゲーム機の一例を示す斜視図。 図1のゲーム機の平面図。 抽選ホイール上の特別ポケットの一例を示す図。 抽選ホイール上の特別ポケットの他の例を示す図。 ボール投入機構の斜視図。 一つの外側抽選区画に対応する個別投入機構の斜視図。 個別投入機構に設けられたストッパ駆動部の斜視図。 内側抽選区画に対応する中央投入機構の斜視図。 ボール供給機構における一次振分部の斜視図。 ボール供給機構における二次振分部の斜視図。 ボールがポケットに進入した抽選区画を判別する手法を説明するための図。 図10Aの状態から抽選ホイールが所定角度回転した状態を示す図。 ゲーム機の制御系におけるブロック図。 ゲーム制御部が実行するゲーム許可処理の手順の一例を示すフローチャート。 投入制御部が実行するボール投入処理の手順の一例を示すフローチャート。 抽選結果判別部が実行する抽選結果判別処理の手順の一例を示すフローチャート。 ストック数管理部が実行するストック数管理処理の手順の一例を示すフローチャート。 ゲーム制御部が実行する通常ゲーム処理の手順の一例を示すフローチャート。 ゲーム制御部が実行するJPゲーム処理の手順の一例を示すフローチャート。
 図1及び図2は、本発明の一形態に係る抽選装置が用いられたゲーム機の一例を示している。これらの図に示すように、ゲーム機1は、上方からみて概ね多角形状(一例として八角形状)を呈する筐体2と、筐体2の上面中央部に設けられた抽選装置3とを備えている。筐体2の外周には、複数台(図では4台)のステーション4A~4Dが周方向に一定の間隔で配置されている。ステーション4A~4Dのそれぞれは、プレイヤがゲームに関する操作を行う場として設けられている。各ステーション4A~4Dには、ゲームをプレイするための対価として消費されるべき遊技価値を象徴するトークンやメダルといった媒体、あるいは通貨としての硬貨を投入可能な投入部5、プレイヤの操作対象としての押釦スイッチ6、及びプレイヤに配当を払い出すための払出口(不図示)等が設けられている。
 抽選装置3には抽選フィールド10が設けられている。抽選フィールド10の中心側には抽選体の一例としての抽選ホイール11が設けられ、抽選ホイール11の外周側にはボール投入面12が設けられている。抽選ホイール11は、筐体2の内部に配置されたホイール駆動機構93(図11参照)により、図中の矢印RD方向に回転駆動される。ボール投入面12は筐体2と一体であり、抽選ホイール11が回転してもそのボール投入面12は回転しない。ボール投入面12には、外周から抽選ホイール11の外周に向かって徐々に低くなるように傾斜が付されている。また、抽選フィールド10の外周側には、媒体投入機構の一例としてのボール投入機構30が設けられている。ボール投入機構30は、遊技媒体の一例としてのボールBを抽選フィールド10の複数の位置に選択的に投入するように設けられている。ボール投入機構30の詳細は後述する。
 抽選ホイール11は、抽選フィールド10の中心位置に設定された上下方向の回転軸線を中心として回転可能である。抽選ホイール11の外周には、媒体進入部の一例としての複数のポケット14が周方向に一定の間隔で設けられている。ポケット14は抽選ホイール11の外側に向かって開口し、その開口部分の幅はボールBが通過可能な大きさに設定されている。また、ポケット14は、抽選ホイール11を上下方向に貫くように設けられている。ボール投入面12上に投入されたボールBは、抽選ホイール11の外周側からポケット14に進入し、抽選ホイール11の下方に落下する。ポケット14から落下したボールBは、筐体2の内部に設けられた回収部に回収される。
 ポケット14には、抽選の選択肢としての属性が適宜に設定される。属性は、例えば、色、番号、図柄といった態様によって区別される。例えば赤色で示されたポケットが赤ポケット、青色で示されたポケットが青ポケットといったごとくである。各ポケット14の属性は不変であってもよいし、可変であってもよい。属性を可変とする場合には、例えば各ポケット14の発光色を可変とし、あるいはポケット14に可変表示部を設けてその表示内容を変更可能としてもよい。一部のポケット14は、他のポケットよりもボールBの進入が困難となるように調整された特別ポケット14Sとして設けられている。特別ポケット14Sは特定進入部の一例に相当する。特別ポケット14Sの個数は適宜に定められてよいが、図示例では3個のポケット14が特別ポケット14Sとして設定されている。
 図3Aに拡大して示すように、特別ポケット14Sの上面側には、特別ポケット14Sの周方向両端部から外周側に向かって突出する一対の突出部15a、15bを備えた制限プレート15が取り付けられている。抽選ホイール11の回転時に、突出部15a、15bはボールBを外周側へ押し出すように作用する。それにより、特別ポケット14SへのボールBの進入が適度に妨げられる。なお、抽選ホイール11の回転方向に対して後方に位置する突出部15bは、前方の突出部15aよりも突出量が小さくなるように設けられてもよい。突出部15bは省略されてもよい。図3Bに示すように、制限プレート15に代えて、特別ポケット14Sの周方向における両端部から外周側に突出する一対のブロック16が設けられてもよい。ブロック16の外周側の端面を特別ポケット14Sの開口部に向かうほど外周側に大きく突出するように傾斜させることにより、特別ポケット14SへのボールBの進入制限作用をさらに高めるようにしてもよい。
 特別ポケット14Sを除くポケット14は、ボールBが進入する確率が相互に等しくなるように同一の形状及び大きさに形成されている。一方、ポケット14に設定される属性は、属性間でボールBが進入する確率が差別化されるように調整される。例えば、色によって属性が区別される場合には、色ごとのポケット14の個数が異なるように属性が調整される。それにより、属性に関する抽選の確率が差別化される。特別ポケット14SにボールBが進入する確率は、他のポケット14に設定される属性ごとの抽選確率のいずれと比較しても小さくなるように設定される。
 図1及び図2に戻って、抽選フィールド10のボール投入面12上には複数のガイドレール18が設けられている。ガイドレール18の本数はステーション4の台数と同数の4本である。各ガイドレール18は、ボール投入面12の外周端から抽選ホイール11の回転方向に対して反対側に延び、かつその先端側に向かうに従って抽選ホイール11の外周に徐々に近付くように設けられている。言い換えれば、ガイドレール18は、ボール投入面12の外周端から抽選ホイール11の回転方向と反対側に向かって渦巻状の曲線を描くようにしてボール投入面12の中心側に延ばされている。ガイドレール18はボール投入面12の周方向に一定間隔で配置されている。また、ボール投入面12の半径方向に隣接するガイドレール18同士の間隔は、ボールBが通過可能な程度に設定されている。それにより、ボール投入面12の外周側には、抽選ホイール11の周方向に沿って渦巻状に延びる4本の案内路19A~19Dが形成されている。
 さらに、各ガイドレール18の先端部、つまり内周側の端部にはブロック20が設けられている。ブロック20は、各ガイドレール18の先端部と抽選ホイール11の外周との間に生じている隙間を埋めるように設けられている。ガイドレール18及びブロック20は、ボール投入面12からボールBが乗り越えることができない程度の高さで突出する。それにより、ポケット14が周回する経路の周囲としてのボール投入面12上の領域は、ボールBの相互の往来が不可能な複数(図では四つ)の抽選区画21A~21Dに区分されている。したがって、ガイドレール18及びブロック20は、抽選ホイール11の外周を四つの抽選区画21A~21Dに区分する区分手段の一例として機能する。抽選区画21Aは案内路19Aに接続され、抽選区画21Bは案内路19Bに接続され、抽選区画21Cは案内路19Cに接続され、抽選区画21Dは案内路19Dに接続されている。つまり、抽選区画21A~21Dは案内路19A~19Dに対して択一的に接続されている。
 ステーション4A~4Dの台数と抽選区画21A~21Dの個数とは同一であり、それらの間には1対1の対応関係が設定されている。例えば、ステーション4Aは、そのステーション4Aのプレイヤから見て前方に位置する抽選区画21Aと対応付けられている。案内路19Aも同様にしてステーション4Aとの間に対応関係を有する。以下では、ステーション4A~4D、案内路19A~19D及び抽選区画21A~21Dの参照符号における添え字A~Dは、相互に対応付けられている組を表すものとする。また、これらの構成要素を相互に区別する必要がない場合には、例えばステーション4といったように添え字を省略して参照符号を付記することがある。以下に説明する構成要素に関しても、ステーション4A~4Dとの対応関係を明示する場合に添え字A~Dを用い、その区別の必要がない場合には添え字A~Dを省略した参照符号を用いることがある。
 以上のように、抽選装置3においては、四つの抽選区画21のそれぞれが、ボールBの相互の往来が不可能となるように区分されている。しかも、抽選区画21とステーション4との間には1対1の対応関係が設定されている。したがって、いずれか一のステーション4に対応した一の抽選区画21にて、ボールBがいずれのポケット14に進入するかを決定する抽選が行われている間、他の抽選区画21でもボールBを投入して同時並行的に抽選を行うことができる。ただし、同時並行的な抽選を行うためには、抽選区画21に対して個別にボールBを投入可能とする必要がある。この点は後述するボール投入機構30によって実現される。また、抽選装置3では抽選ホイール11が四つの抽選区画21の間で共有され、抽選ホイール11は、各ポケット14が四つの抽選区画21を順次通過するように回転駆動される。したがって、いずれかのポケット14にボールBが進入した場合、そのボールBがいずれの抽選区画21でポケット14に進入したかを判別する必要がある。そのような機能を実現する手段については後述する。
 抽選ホイール11の外周側のボール投入面12上の領域は周方向の長さを比較的長く確保でき、かつ抽選ホイール11の半径方向にも相応のスペースを確保することができる。したがって、ボール投入面12上の領域が複数の抽選区画21A~21Dに区分されていても、各抽選区画21に比較的大きいスペースを割り当てることができる。抽選区画21が狭い場合には、投入されたボールBが早期にポケット14に進入する可能性が高まるため、タイミングを見計らってボールBを投入すれば、目的とするポケット14にボールBを比較的容易に進入させることが可能となり、抽選結果に対してプレイヤのスキルが影響する可能性が高まる。しかしながら、抽選装置3では各抽選区画21に比較的大きいスペースを割り当てることができるので、各抽選区画21にてボールBと抽選ホイール11とを十分に相対運動させ、それにより抽選結果の非予測性を高めてプレイヤのスキルが介入する余地を狭めることが可能である。さらに、ボールBが抽選区画21の外周に沿うようにして抽選区画21に投入され、しかもその投入方向は抽選ホイール11の回転方向に対して反対に設定されている。そのため、ボールBを十分に運動させ、ボールBが投入された後、ポケット14に進入するまでの時間長を拡大することができる。さらに、案内路19が渦巻状に延ばされているため、ボールBが抽選区画21に投入されるまでの助走区間を長尺化し、それによりボールBに十分な速度を与えるとともに、所望のポケット14にボールBが進入するようにボールBの投入時期を見計らうことの困難性を高めることができる。そのため、抽選結果の予測性をさらに低下させてプレイヤのスキルが介入する余地を一層狭めることができる。
 抽選ホイール11の内周側にはボール投入面22が形成され、そのボール投入面22を含んだ抽選ホイール11の中心部には外周側の抽選区画21とは異なる抽選区画23がさらに設けられている。ボール投入面22は抽選ホイール11の一部であり、抽選ホイール11の回転駆動に伴って回転する。以下では、抽選区画21を外側抽選区画21と、抽選区画23を内側抽選区画23と表記して相互に区別することがある。ボール投入面22の高さは、抽選ホイール11の外周側、つまりポケット14が形成される領域よりも十分に低く定められている。それにより、外側抽選区画21と内側抽選区画23との間ではボールBの相互の往来が不可能とされている。なお、内側抽選区画23はステーション4A~4Dのそれぞれに対して個別に区分されることなく、ステーション4A~4D間で共通に使用される抽選区画として設けられている。内側抽選区画23にも、媒体進入部の一例としての複数(図示例では六つ)のポケット24が周方向に等しい間隔で設けられている。これらのポケット24は抽選ホイール11を上下方向に貫くように設けられている。ポケット24を通過したボールBも、ポケット14を通過したボールBと同様に筐体2の内部の回収部に回収される。各ポケット24にも、抽選の選択肢としての属性が適宜に設定される。ポケット24の属性は不変であってもよいし、可変であってもよい。以下では、ポケット24の属性が変更可能であるものとして説明を続ける。
 図1及び図4に示すように、ボール投入機構30は、抽選区画21、23のそれぞれに対して個別にボールBを投入することができるように設けられている。すなわち、ボール投入機構30は、外側抽選区画21A~21Dのそれぞれに対して個別にボールBを投入する個別投入機構31A~31Dと、内側抽選区画23に対してボールBを投入する中央投入機構32とを備えている。個別投入機構31A~31D、及び中央投入機構32のそれぞれは抽選装置における単位投入機構の一例として機能する。また、ボール投入機構30には、筐体2の内部に回収されたボールBを個別投入機構31及び中央投入機構32に選択的に供給するための媒体供給機構の一例としてのボール供給機構33も設けられている。個別投入機構31は、ガイドレール18によって形成される案内路19の外周側の端部と周方向の位置を合わせるようにして設けられている。つまり、個別投入機構31は、いずれか一の案内路19の外周側の端部にボールBを供給するように設けられている。
 図5は一の個別投入機構31の詳細を示している。なお、四つの個別投入機構31のそれぞれの構成は同一である。個別投入機構31は、複数のボールBを一列に並んだ状態で収容することが可能な個別保持部の一例としての樋状のボールガイド35と、ボールガイド35の底面から出没可能な状態でボールガイド35の長手方向に間隔を空けて配置された一対のピン状のストッパ36、37と、ストッパ36、37をボールガイド35内に突出した位置と、ボールガイド35の下方に後退した位置との間で駆動するストッパ駆動部38とを備えている。ボールガイド35はその長手方向がボール投入面12の周方向に概ね沿うようにして筐体2の外周部に取り付けられている。ボールガイド35には傾斜が付されている。その傾斜は、抽選ホイール11の回転方向に対して前方側が高く、後方が低くなるように定められている。つまり、ボールガイド35は、抽選ホイール11の回転方向と反対側に向かって下り勾配が付されるように傾くように設けられている。以下では、ボールガイド35の低い側をボールガイド35の先端側と呼び、高い側を後端側と呼ぶ。
 ボールガイド35の先端側にはシュート39が設けられている。シュート39の下端部は案内路19の端部に接続されている。したがって、ボールガイド35の先端側からシュート39を経由して案内路19にボールBを導くことができる。シュート39から落下したボールBは案内路19を経由して抽選区画21に投入される。その投入方向は、図1及び図2に矢印TDで示したように、抽選ホイール11の外周に沿った方向でかつ抽選ホイール11の回転方向に対して反対となる。したがって、案内路19は個別投入機構31の一部として機能し、案内路19を形成するガイドレール18はボール投入機構30における案内手段の一例として機能する。
 ストッパ36、37、及びストッパ駆動部38は、ボールガイド35からのボールBの投入及び投入停止を切り換えるために設けられている。ボールガイド35の先端側のストッパ36は、ボールガイド35内に突出することによってボールBのシュート39への移動を阻止し、ボールガイド35から後退することによりボールBの落下を許容する。ストッパ36、37の間隔は単一のボールBの直径とほぼ一致する大きさに設定されている。
 ストッパ駆動部38は、ストッパ36、37を一方が突出したときに他方が引き込まれるようにボールガイド35に対して交替的に出没させる。図6に示すように、ストッパ駆動部38には、ストッパ36、37を駆動するための駆動源としての電磁アクチュエータ40と、その電磁アクチュエータ40の上方にて支軸41を中心に揺動可能に設けられたリンク42と、リンク42の上方にてストッパ36、37をそれぞれの軸線方向に移動するように案内するガイド43とを備えている。ストッパ36はリンク42の一端部と相対回転可能に連結され、ストッパ37はリンク42の他端部と相対回転可能に連結されている。電磁アクチュエータ40は、通電状態の切り替えに応じてロッド40aが上下方向に進退する直動型であり、ロッド40aの上端部は支軸41から幾らか離れた位置にてリンク42と相対回転可能に連結されている。したがって、電磁アクチュエータ40のロッド40aの進退動作に伴って、ストッパ36、37は、いずれか一方が上昇すれば他方が下降するように駆動される。図6の例では、ロッド40aが下方に後退したときにストッパ36が下降する一方でストッパ37が上昇し、ロッド40aが上方に進出したときにストッパ36が上昇する一方でストッパ37が下降する。ただし、ロッド40aの進退動作とストッパ36、37の上昇又は下降との対応関係は図示例とは逆に設定されてもよい。
 以上の個別投入機構31においては、先端側のストッパ36を後退させ、後方のストッパ37を突出させると、ボールガイド35内の先頭(最も先端側)に位置するボールBがシュート39へと転がり落ちる一方で、後方のボールBはストッパ37に接し、それ以上にシュート39側に移動することができない。一球のボールBがストッパ36の位置を通過した後、ストッパ36を突出させる一方でストッパ37を後退させることにより、次のボールBをストッパ36に当たる位置まで移動させることができる。このような動作を繰り返すことにより、個別投入機構31は、ボールBを一球ずつ抽選区画21に投入することが可能である。
 個別投入機構31には、ボールガイド35のボールBの有無を検出する複数(図示例では二つ)のボールセンサ44が設けられている。ボールセンサ44は、ストッパ36に当接して保持されているボールB、及びそのボールBに後続する一つのボールBを検出するように設けられている。したがって、それらのボールセンサ44の検出信号を参照することにより、ボールガイド35内に保持されているボールBの個数(以下、これをストック数と呼ぶことがある。)を二球以内の範囲で判別することができる。ただし、ボールセンサ44の個数を3以上に設定することにより、三球以上の個数の範囲内でボールBが保持されているか否かを判別できるようにしてもよい。
 図7は中央投入機構32の詳細を示している。中央投入機構32は、複数のボールBを一列に並んだ状態で収容することが可能な個別保持部の一例としての樋状のボールガイド45と、ボールガイド45の底面から出没可能な状態でボールガイド45の長手方向に間隔を空けて配置された一対のピン状のストッパ46、47と、ストッパ46、47をボールガイド45内に突出した位置と、ボールガイド45の下方に後退した位置との間で駆動するストッパ駆動部48とを備えている。ボールガイド45は、筐体2の外周部から内側抽選区画23のボール投入面22の上方の領域に達するようにして筐体2の外周部に取り付けられている。ボールガイド45には、筐体2の中央部に向かって下り勾配を描くように傾斜が付されている。ボールガイド45の先端にはシュート49が設けられている。シュート49は、ボールガイド45の先端部からほぼ下方に延び、その下端部は抽選ホイール11の回転方向に対して反対側に幾らか曲げられている。したがって、シュート49からボール投入面22には抽選区画23の外周に沿うように、かつ抽選ホイール11の回転方向に対して反対側に向かうようにしてボールBが投入される。
 ストッパ46、47、及びストッパ駆動部48は、ボールガイド45からのボールBの投入及び投入停止を切り換えるために設けられている。ストッパ46及び47はボールガイド45の長手方向に沿って一球のボールBの直径にほぼ等しい間隔で設けられている。ストッパ駆動部48は、個別投入機構31におけるストッパ駆動部38と同様にストッパ46、47をボールガイド45に対して交替的に出没させる。ストッパ46、47が交替的に出没することにより、中央投入機構32においてもボールBを一球ずつ投入することが可能である。ストッパ駆動部48の構成はストッパ駆動部38のそれと同様でよいため、詳細な説明は省略する。個別投入機構31においては、ストッパ36、37がボールガイド35の先端側に設けられているのに対して、中央投入機構32においてはストッパ46、47がボールガイド45の比較的後端に近い位置に設けられている。個別投入機構31は、ストッパ36から抽選区画21までの間に案内路19が介在するため、ボールガイド35から外側抽選区間21までのボールBの移動距離を比較的長く設定してボールBを十分に加速させることができる。これに対して、内側抽選区画23にはそのような案内路が存在せず、かつボール投入面22の周方向の長さも短い。そのため、ボールガイド45におけるボールBの投入開始位置、つまりストッパ46によるボールBの保持位置をボールガイド45の後端側に近付けてボールBの移動距離を増加させている。
 なお、中央投入機構32においても、ボールガイド45のボールBの有無を検出する複数(図示例では三つ)のボールセンサ50が設けられている。ボールセンサ50は、ストッパ46に当接して保持されているボールB、及びそのボールBに後続する二つのボールBを検出するように設けられている。したがって、それらのボールセンサ44の検出信号を参照することにより、ボールガイド45内におけるボールBのストック数を三球以内の範囲で判別することができる。
 図4に戻って、ボール供給機構33は、筐体2の内部のボールガイド52からボールBを一球ずつ取り出して上方に搬送するリフタ機構53と、リフタ機構53にて搬送されたボールBを、個別投入機構31A~31D及び中央投入機構32のいずれか一つに選択的に分配するボール分配機構54とを備えている。ボールガイド52は、ボールBを一列に並んだ状態で貯留するように構成され、媒体貯留部の一例として機能する。ポケット14、24から落下して筐体2内の回収部に回収されたボールBは、筐体2内の整列機構(不図示)によりボールガイド52に送り出され、そのボールガイド52上で一列に並ぶようにして貯留される。リフタ機構53は、例えばスクリューコンベア55の回転により、ボールガイド52からボールBを一球ずつ取り込んで筐体2の抽選フィールド10よりも幾らか高い位置まで搬送し、その搬送されたボールBをボール分配機構54に対して排出する。
 ボール分配機構54は、リフタ機構53におけるボールBの排出位置に隣接するように設けられた一次振分部56と、一次振分部56から個別投入機構31B、31Cを順次経由して個別投入機構31Dまで筐体2の外周に沿って弧を描くように延ばされた第1ボールガイド57と、一次振分部56から個別投入機構31Aを経由して中央投入機構32まで筐体2の外周に沿って弧を描くように延ばされた第2ボールガイド58と、第1ボールガイド57と個別投入機構31B、31Cとの接続位置、及び第2ボールガイド58と個別投入機構31Aとの接続位置のそれぞれに設けられた二次振分部59とを備えている。第1及び第2ボールガイド57、58のそれぞれは、一次振分部56から離れるほど徐々に低くなるように傾斜が付された状態で筐体2に取り付けられている。
 図8に示したように、一次振分部56は、支軸60を中心として揺動可能なセレクタ61と、セレクタ61を支軸60の回りに駆動する駆動源としての直動型の電磁アクチュエータ62とを有している。電磁アクチュエータ62のロッド62aは支軸60から幾らか離れた位置にてセレクタ61と相対回転可能に連結されている。したがって、電磁アクチュエータ62のロッド62aの進退動作に応じてセレクタ61は支軸60の回りに駆動される。支軸60は、リフタ機構53からボールBが排出される位置の直下に設けられている。また、セレクタ61は、その両端部が第1ボールガイド57及び第2ボールガイド58のそれぞれの端部に隣接するように配置されている。セレクタ61のいずれか一方の端部が下方に変位したとき、その一端部は隣接する第1ボールガイド57又は第2ボールガイド58の端部とほぼ同一高さに位置する。したがって、電磁アクチュエータ62にてセレクタ61の傾斜方向を選択することにより、リフタ機構53から排出されたボールBを第1ボールガイド57又は第2ボールガイド58のいずれか一方に選択的に導くことができる。
 図9は二次振分部59の詳細を示している。なお、3箇所の二次振分部59はいずれも同一構成である。二次振分部59は、ボールBの通過を許容するように設けられたボールガイド64と、支軸65を中心として回転できるようにしてボールガイド64に取り付けられたゲート66と、ゲート66を支軸65の回りに回転駆動する駆動源としての直動型の電磁アクチュエータ67とを備えている。ボールガイド64は、第1ボールガイド57又は第2ボールガイド58の一部を構成するように設けられている。電磁アクチュエータ67のロッド67aは、支軸65から幾らか離れた位置でゲート66と相対回転自在に連結されている。したがって、電磁アクチュエータ67の進退動作に伴って、ゲート66は、ボールガイド64内に進出した位置(図に示す位置)と、ボールガイド64から後退した位置との間で回転する。
 ゲート66がボールガイド64に進出すると、ボールガイド64がその途中で遮られる。それにより、一次振分部56側(図9において左側)から導かれたボールBがゲート66に案内されてボールガイド64から取り出される。ゲート66の位置には、個別投入機構31のボールガイド35の後端部が隣接して配置されている。したがって、ボールガイド64から取り出されたボールBは、そのボールガイド35の後端部に移送される。ゲート66がボールガイド64から後退すると、一次振分部56側から導かれたボールBはボールガイド64を通過して二次振分部59の先に移動する。
 以上のボール分配機構54によれば、一次振分部56のセレクタ61の位置と、各二次振分部59のゲート66の位置とを適宜に組み合わせることにより、個別投入機構31及び中央投入機構32のいずれか対して選択的にボールBを供給することができる。例えば、ボールBが第1ボールガイド57に導かれるようにセレクタ61を傾けた場合には、その第1ボールガイド57上の二次振分部59のゲート66の位置を適宜に選択することにより、個別投入機構31B、31C、31Dのいずれかに択一的にボールBを導くことができる。一方、ボールBが第2ボールガイド58に導かれるようにセレクタ61を傾けた場合には、その第2ボールガイド58上の二次振分部59のゲート66の位置に応じて、個別投入機構31A又は中央投入機構32のいずれかに択一的にボールBを導くことができる。
 次に、図10A及び図10Bを参照して、外側抽選区画21にて行われる抽選時のポケット14と抽選区画21A~21Dとの対応関係の判別手法を説明する。なお、図10A、図10Bでは21個のポケット14をP1、P2…P21で区別して示す。黒塗りされたポケットは特別ポケットである。抽選装置3では、複数のポケット14のそれぞれに対して、ポケットごとにユニークなポケット番号が設定されている。いずれかのポケット14へのボールBの進入が検出された場合、そのポケット番号が取得されることにより抽選ホイール11上のいずれのポケット14にボールBが進入したかが一義的に特定される。しかしながら、ポケット番号は抽選ホイール11上に設定されるため、抽選ホイール11が回転していると、ポケット番号だけではいずれの抽選区画21にてボールBがポケット14に進入したかを判別することができない。そこで、抽選装置3では、図10Aに示すように、抽選ホイール11の外周上の所定位置に原点位置が設定され、抽選ホイール11上にもホイール基準位置が設定される。原点位置は筐体2上に設定される絶対的な原点位置である。一方、ホイール基準位置は抽選ホイール11上に設定される基準位置であり、原点位置から見ればホイール基準位置は抽選ホイール11の回転に伴って移動する。
 原点位置とホイール基準位置とが一致するときの抽選ホイール11の回転角を0°とし、その状態からの抽選ホイール11の回転角をθ(図10B)で表せば、原点位置を基準としたときの各ポケット14の位置は、回転角θと、ポケット14同士の角度間隔αとを利用して特定することができる。例えば、回転角が0°のときに適当な位置にあるポケット14、例えば図10Aにおいて真上の位置にあるポケット14をポケット番号1としてポケットP1と定義すれば、そのポケットP1は原点位置から180°の位置にある。そのときの角度をポケットP1の初期角度とする。回転方向に隣接するポケット14をポケット番号2のポケットP2とすれば、その初期角度は180°+α°であり、同様にしてポケット番号NのポケットPnの初期角度βn0は180°+(N-1)α°である。ただし、初期角度βn0の上限は360°であり、360°を超える場合は360°との差分が初期角度βn0である。このようにして各ポケット14の初期角度βn0は予め特定することができる。次に、図10Bに示すように抽選ホイール11がθ°回転したとすれば、N番目のポケットPnは原点位置に対して初期角度+θ°の位置に移動した角度βnの位置にある。この場合も360°を超える角度に対しては360°の差分を取る。このようにして、抽選ホイール11の回転角θ°が判れば、各ポケット14の原点位置からの角度βnは一義的に求めることができる。
 一方、抽選区画21A~21D(図10A及び図10Bでは添え字A~Dのみで示す。)の範囲は原点位置に対して不変である。図示例では、原点位置に対して0°以上90°未満範囲が抽選区画21Aであり、90°以上180°未満の範囲が抽選区画21Bであり、180°以上270°未満の範囲が抽選区画21Cであり、270°以上360°未満の範囲が抽選区画21Dである。したがって、いずれかのポケット14へのボールBの進入が検出された場合、そのポケット番号に対応する初期角度と回転角θとを加算してポケット14の原点位置からの回転角を判別し、得られた回転角が抽選区画21A~21Dのいずれの角度範囲に対応するかを判別すれば、どの抽選区画21にてボールBがポケット14に進入したかを判別することができる。
 抽選装置3では、回転角θを検出するために、例えば抽選ホイール11のホイール基準位置に原点ドグ70が設置され、原点位置には回転角センサ71が設置される。また、抽選ホイール11には、周方向に適当な角度単位(ただし、間隔α°よりも十分に小さいものとする。)で多数の回転ドグ72が配置される。回転角センサ71が原点ドグ70を検出した時期を基準として、回転ドグ72の検出数をカウントすれば、そのカウント数と回転ドグの角度間隔との積から抽選ホイール11の回転角θ°を検出することができる。したがって、回転角センサ71は、原点ドグ70の検出位置を基準とした回転ドグ72の検出数に応じた信号を出力することにより、変位量検出手段の一例として機能する。
 次に、図11を参照してゲーム機1の制御系の構成を説明する。ゲーム機1には制御ユニット80が設けられている。制御ユニット80は、CPUとその動作に必要な記憶装置等を含んだコンピュータユニットである。制御ユニット80には、コンピュータハードウエアとソフトウエアとの組み合わせによって実現される論理的装置として、ゲーム制御部81、投入制御部82、抽選結果判別部83及びストック数管理部84が設けられる。ゲーム制御部81は、ゲーム機1におけるゲームの進行に必要な各種の処理を実行する。投入制御部82は、ゲーム制御部81からの指示に従って外側抽選区画21又は内側抽選区画23に選択的にボールBが投入されるように個別投入機構31、及び中央投入機構32の動作を制御する。抽選結果判別部83は、外ポケットセンサ85、内ポケットセンサ86及び回転角センサ71の出力信号に基づいて抽選結果を判別し、その判別結果をゲーム制御部81に提供する。ストック数管理部84は、個別投入機構31及び中央投入機構32のそれぞれのボールガイド35、45内に適正なストック数のボールBが保持されるように、リフタ機構53及びボール分配機構54の動作を制御する。
 外ポケットセンサ85及び内ポケットセンサ86は進入部検出手段の一例として設けられている。外ポケットセンサ85は、抽選ホイール11の外周側のポケット14と1対1に対応付けて設けられ、各ポケット14に対するボールBの進入を個別に検出するセンサである。外ポケットセンサ85には、ポケット14に付されたポケット番号に応じた識別番号が設定され、その識別番号を取得することにより、抽選結果判別部83はボールBがいずれのポケット14に進入したかを判別することができる。また、抽選結果判別部83は、回転角センサ71の出力信号を参照して抽選ホイール11の回転角θを判別し、その回転角θと、外ポケットセンサ85の検出結果とに基づいて、ボールBがいずれの抽選区画21でポケット14に進入したか、を判別する。
 内ポケットセンサ86は、内側抽選区画23に設けられたポケット24と1対1に対応付けて設けられ、各ポケット24に対するボールBの進入を個別に検出するセンサである。ポケット24にもポケット24ごとにユニークなポケット番号が付されており、ポケットセンサ86には、ポケット24に付されたポケット番号に応じた識別番号が設定される。その識別番号を取得することにより、抽選結果判別部83はボールBがいずれのポケット24に進入したかを判別することができる。なお、全てのポケット14、24を通じてポケットごとにユニークなポケット番号を設定し、ポケット番号に応じた識別番号をポケットセンサに設定すれば、外ポケットセンサ85と内ポケットセンサ86とを区別して設けることを必ずしも必要としない。
 ゲーム制御部81には、ステーション4ごとに設けられた押釦スイッチ6、ベット検出機構90及び払出機構91が接続される。押釦スイッチ6は、プレイヤの押し込み操作に対応した信号をゲーム制御部81に出力する。ベット検出機構90は、投入部5からのトークンやメダル等の媒体、あるいは硬貨の投入を検出し、投入枚数に応じた信号をゲーム制御部81に出力する。払出機構91は、ゲーム制御部81からの指示に従って、プレイヤが獲得した配当を払い出す。配当は一例として配当量の応じた枚数のチケットとして払い出されるが、その他の形態で払い出されてもよい。
 ゲーム制御部81には、その制御対象として、さらにモニタ92及びホイール駆動機構93が接続される。モニタ92はステーション4ごとに1対1に対応付けて設けられている。例えば、抽選フィールド10の上方の領域に、各ステーション4のプレイヤを向くようにしてモニタ92が配置される。モニタ92は抽選装置3を利用して行われるゲームの進行状況やゲームのガイダンスその他の情報をプレイヤに提示するために設けられている。ホイール駆動機構93は、抽選ホイール11を回転駆動する駆動源としての電動モータ、減速機構等を備えたユニットである。なお、図11では図示を省略したが、ストック数管理部84には、個別投入機構31のボールセンサ44、及び中央投入機構32のボールセンサ50も接続される。抽選装置3には、例えばガイドレール18に沿って配置されたLED等の電飾装置が適宜に設けられるが、それらの制御もゲーム制御部81が行ってよい。ただし、図11では図示を省略した。なお、ボールBが案内路19に沿って移動する間にそのボールBに合わせるようにガイドレール18上の電飾装置の明滅を制御すれば、ボールBの投入をプレイヤに明瞭に示すことができる。
 次に、図12~図17を参照して制御ユニット80が実行する各種の処理を説明する。図12は、ゲーム制御部81が実行するゲーム許可処理の手順の一例を示している。ゲーム制御部81は、いずれかのステーション4のベット検出機構90がトークン等の投入を検出すると図12のゲーム許可処理を開始し、まず、投入された枚数をステーション4の識別番号と対応付けて記憶する(ステップS11)。例えば、ステーション4Aのベット検出機構90にて1枚のトークンの投入が検出されると、ゲーム制御部81は、ステーション4Aのステーション番号と対応付けて記録されている投入枚数に1を加算する。続いて、ゲーム制御部81は、加算後の枚数が所定枚数に達しているか否かを判別する(ステップS12)。一例として、所定枚数は5枚に設定される。投入枚数の記憶値が所定枚数に達している場合、ゲーム制御部81は、所定枚数に達したと判断されたステーション4に関して1プレイを許可し(ステップS13)、その後、図12の処理を終える。一方、ステップS12で所定枚数未満と判断された場合、ゲーム制御部81はステップS13をスキップして図12の処理を終える。
 図12の処理にて1プレイが許可されると、ゲーム制御部81はその許可されたゲームの手順に従って投入制御部82にボールBの投入を適宜に指示し、抽選結果判別部83から抽選結果を取得する。図13はボール投入が指示された場合に投入制御部82が実行するボール投入処理の手順の一例を示している。ボール投入が指示されると、投入制御部82は図13の処理を開始し、まずゲーム制御部81からの指示に基づいてボールBの投入位置を判別する(ステップS21)。投入位置は、抽選区画21A~21D又は抽選区画23のいずれかである。次に、投入制御部82は投入指示からの経過時間の計時を開始し(ステップS22)、その後、ゲームが許可されたステーション4にて投入指示操作、すなわち押釦スイッチ6の押し込み操作がなされたか否かをゲーム制御部81を介して判別する(ステップS23)。投入指示操作が行われていない場合、投入制御部82はステップS22の計時開始後、所定秒時を経過したか否かを判別する(ステップS24)。所定秒時は一例として30秒に設定される。所定秒時が経過していない場合、投入制御部82はステップS23に戻る。所定秒時が経過していれば、投入制御部82は、ステップS21にて判別した投入位置に一球のボールBが投入されるように個別投入機構31又は中央投入機構32の動作を制御する(ステップS25)。また、ステップS23で投入指示操作があったと判断された場合、投入制御部82はステップS24をスキップしてステップS25へ進む。この場合、押釦スイッチ6は投入指示手段の一例として機能する。ステップS25でボールBを投入した後、投入制御部82は図13の処理を終える。
 図14は、抽選結果判別部83が実行する抽選結果判別処理の手順の一例を示している。抽選結果判別部83は、外ポケットセンサ85又は内ポケットセンサ86のいずれかでボールBの進入が検出されると図14の処理を開始し、まずボールBの進入を検出したポケットセンサ85(又は86)の識別番号に基づいてポケット番号を取得する(ステップS31)。次に、抽選結果判別部83は、ボールBの進入が抽選ホイール11の外側のポケット14にて検出されたか否かを判別し(ステップS32)、外側のポケット14の場合には回転角センサ71から抽選ホイール11の回転角θに対応した信号を取得する(ステップS33)。さらに、抽選結果判別部83は、ステップS31で取得したポケット番号と、ステップS33で取得した回転角θとに基づいて、ボールBがいずれの抽選区画21でポケット14に進入したかを判別する(ステップS34)。その後、抽選結果判別部83は、判別結果を制御ユニット80の記憶装置に記憶する(ステップS35)。外側のポケット14にボールBが進入した場合には、判別結果として、ポケット番号と抽選区画21とが対応付けて記憶される。
 ステップS32で外側のポケットではないと判断された場合、抽選結果判別部83はステップS33~S34をスキップしてステップS35に進む。この場合、ステップS31で取得したポケット番号が判別結果として記憶される。ステップS35で判別結果を記憶した後、抽選結果判別部83は図14の処理を終える。
 図15は、ストック数管理部84が実行するストック数管理処理の手順の一例を示している。この処理は、一定の周期で繰り返し実行される。ストック数管理部84は、図15の処理を開始すると、まず各個別投入機構31のボールセンサ44及び中央投入機構32のボールセンサ50の出力を参照して各個別投入機構31及び中央投入機構32のそれぞれにおけるボールBのストック数を取得する(ステップS41)。次に、ストック数管理部84は、投入機構31、32のうちで最もストック数が少ないものをボールBの分配位置として決定する(ステップS42)。続いて、ストック数管理部84は、ステップS42で決定した分配位置にボールBが供給されるように、ボール分配機構54の一次振分部56のセレクタ61及び二次振分部59のゲート66の位置を切替制御し、それにより、リフタ機構53から分配位置までボールBが移動するルートを形成する(ステップS43)。その後、ストック数管理部84はリフタ機構53を動作させてボールBをボール分配機構54へと取り出す(ステップS44)。これにより、分配位置へとボールBが導かれてその分配位置のストック数が増加する。その後、ストック数管理部84は図15の処理を終える。なお、一回の処理で複数のボールBが同一の分配位置へと供給されるように処理手順が設定されてもよい。あるいは、リフタ機構53を一定間隔で間欠的に動作させ、ボールBがリフタ機構53から取り出される周期に合わせて図15のステップS41~ステップS43の処理を実行するようにストック数管理処理の手順が変更されてもよい。
 図16及び図17は、ゲーム制御部81が実行するゲーム処理の手順の一例を示している。ゲーム制御部81は、外側抽選区画21を利用する通常ゲームと、内側抽選区画23を利用するジャックポットゲーム(以下、JPゲームと呼ぶ。)とに分けてゲームを制御する。図16は通常ゲームにおける処理の手順の一例を示している。通常ゲーム処理は、図12の処理で1プレイが許可されると、その許可を得たステーション4を対象として実行される。ただし、複数のステーション4で同時並行的に1プレイが許可された場合、ゲーム制御部81はステーション4ごとの通常ゲーム処理を並行して実行する。なお、以下では、1プレイの許可を得たステーション4をステーション4Aと仮定して説明を続ける。1プレイの許可を得たステーション4がステーション4B~4Dのいずれかである場合には、ステーション4Aの添え字AをB~Dに変更した処理がそのまま適用される。
 ステーション4Aを対象とした通常ゲーム処理が開始されると、ゲーム制御部81はまずステーション4Aに対応する抽選区画21Aへの1球のボールBの投入を投入制御部82に指示する(ステップS101)。この指示に対応して、投入制御部82は図13のボール投入処理を開始し、抽選区画21Aに対応する個別投入機構31AからボールBを投入させる。次に、ゲーム制御部81は、ステーション4Aに対する抽選判別結果を抽選結果判別部83から取得して、特別ポケット14SにボールBが進入したか否かを判別する(ステップS102)。この場合は外側抽選区画21Aにおける抽選であるため、抽選結果判別部83は、図14の抽選結果判別処理を行った結果として、抽選区画21Aに投入されたボールBがいずれのポケット14に進入したかを示す情報を記憶する。したがって、ゲーム制御部81はその記憶内容に従って特別ポケット14SにボールBが進入したか否かを判別すればよい。
 特別ポケット14SにボールBが進入している場合、ゲーム制御部81は投入制御部82に対してさらに1球のボールBを投入するよう指示し(ステップS103)、その結果として抽選区画21Aに投入されたボールBが特別ポケット14Sに進入したか否かを判別する(ステップS104)。特別ポケット14Sに進入していない場合、ゲーム制御部81は通常ゲームにおける配当を演算する(ステップS105)。配当は、例えばポケット14に設定された属性に応じて定められる。例えば、ボールBが進入する確率が相対的に低く定められた属性のポケット14にボールBが進入している場合、確率が相対的に高い属性のポケット14にボールBが進入した場合よりも配当量が大きくなるようにして配当が決定される。
 ステップS104にて特別ポケット14SにボールBが進入したと判断された場合、ゲーム制御部81はJPゲームを許可する(ステップS106)。つまり、1プレイの通常ゲームで特別ポケット14Sに2球続けてボールBが進入した場合にJPゲームが許可される。ステップS102にて特別ポケット14SにボールBが進入していないと判断された場合、ゲーム制御部81は2球目のボール投入を投入制御部82に指示し(ステップS107)、その結果として抽選区画21Aに投入されたボールBが特別ポケット14Sに進入したか否かを判別する(ステップS108)。特別ポケット14Sに進入していない場合、ゲーム制御部81はステップS105に進んで配当を演算する。
 一方、ステップS108で、抽選区画21AのボールBが特別ポケット14Sに進入したと判断された場合、ゲーム制御部81は3球目のボール投入を投入制御部82に指示する(ステップS109)。これは、2球続けて特別ポケット14Sに進入することを条件とするJPゲームに進むチャンスをプレイヤに与えるための処理である。ゲーム制御部81は、ステップS109にてボール投入を指示した後、抽選区画21Aに投入されたボールBが特別ポケット14Sに進入したか否かを判別する(ステップS110)。特別ポケット14Sに進入していない場合、ゲーム制御部81はステップS105に進み、進入した場合にはステップS106に進む。ステップS105又はステップS106が実行されるとゲーム制御部81は図16の処理を終える。
 図16のステップS106にてJPゲームが許可されると、ゲーム制御部81はステーション4Aを対象とした図17の処理を開始する。図17の処理は内側抽選区画23を利用して行われるものであるため、既に内側抽選区画23を利用したJPゲームがステーション4B~4Dのいずれか一つを対象として実行されている場合、ゲーム制御部81はその終了を待ってから、ステーション4Aを対象とした図17の処理を開始する。
 図17のJPゲーム処理を開始すると、ゲーム制御部81は抽選回数を初期値1に設定し(ステップS121)、ポケット24の属性を初期状態に設定する(ステップS122)。JPゲームでは、ポケット24の属性を、ジャックポットポケット(以下、JPポケットと呼ぶ。)又はアウトポケットのいずれかに設定するが、初期状態では少なくとも内側抽選区画23における過半数のポケット24がJPポケットに設定される。
 次に、ゲーム制御部81は、内側抽選区画23への1球のボールBの投入を投入制御部82に指示する(ステップS123)。この指示に対応して、投入制御部82は図13のボール投入処理を開始し、中央投入機構32からボールBを投入させる。続いて、ゲーム制御部81は、内側抽選区画23に関する抽選判別結果を抽選結果判別部83から取得して、JPポケット24にボールBが進入したか否かを判別する(ステップS124)。JPポケット24にボールBが進入している場合、ゲーム制御部81はプレイヤの配当に所定量を加算し(ステップS125)、その後、抽選回数が所定の上限、例えば10回に達したか否かを判別する(ステップS126)。上限に達していない場合、ゲーム制御部81はJPポケット24の個数が所定の最小値、例えば1個に達しているか否かを判別し(ステップS127)、最小値に達していなければアウトポケット24が一つ増えてJPポケット24が一つ減るようにポケット24の属性設定を変更する(ステップS128)。その後、ゲーム制御部81は抽選回数に1を加算してステップS123の処理に戻る。ステップS127にて最小値に達していると判断された場合、ゲーム制御部81はステップS127及びS128をスキップしてステップS123の処理に戻る。
 ステップS124にてJPポケット24にボールBが進入していないと判断された場合、つまり、アウトポケット24にボールBが進入したと判断された場合、ゲーム制御部81はステップS125及びS126をスキップしてステップS130の処理に進む。つまり、一回でもアウトポケット24にボールBが入ればJPゲームは終了である。ステップS126にて抽選回数が上限に達していると判断された場合もゲーム制御部81はステップS130の処理に進む。ステップS130において、ゲーム制御部81はプレイヤに対する配当を決定する。この場合の配当は、通常ゲーム処理の配当にステップS125で決定された配当量を加算した値である。ステップS130で配当を決定した後、ゲーム制御部81は図17の処理を終える。
 以上の形態において、ゲーム制御部81は図12及び図16の処理を実行することによりゲーム制御手段の一例として機能し、抽選結果判別部83は図14のステップS33、S34の処理を実行することにより抽選区画判別手段の一例として機能する。投入制御部82は図13の処理を実行することにより投入制御手段の一例として機能し、かつ図17のステップS123の指示に対応して図13の処理を実行することにより内側投入制御手段の一例としても機能する。ストック数管理部84は図15の処理を実行することにより供給制御手段の一例として機能する。
 本発明は上述した形態に限定されることなく、種々の変形又は変更を施した形態にて実施されてよい。例えば、内側の抽選区画23は必ずしも設けなくてもよく、適宜に省略されてもよい。一方、抽選体の内側、あるいは中心部にも十分なスペースが確保できる場合には、抽選体の内側が2以上の抽選区画に区分され、それらの抽選区画に個別に遊技媒体を投入できるように媒体投入機構が構成されてもよい。また、抽選体の媒体進入部が周方向に一定に並べられている例に限らず、媒体進入部が周方向に不均一な間隔で並べられてもよいし、複数の媒体進入部が半径方向の位置を変えながら周方向に並べられてもよい。抽選体は抽選ホイール11のように所定の軸線回りに回転する例に限らず、例えばベルト状の抽選体を所定の経路に沿って周回させるように抽選体及びその駆動機構が構成されてもよい。また、抽選体の周方向の変位量を回転角として検出する例に限らず、例えば抽選体を駆動する駆動機構の駆動量や駆動時間を検出することによって抽選体の周方向の変位が検出されてもよい。その他にも抽選体の変位量は種々の態様で検出することができる。媒体投入機構は渦巻状の案内路を介して遊技媒体を投入する例に限らない。遊技媒体が投入される経路は適宜の変更が可能である。例えば、抽選区画の上下方向、半径方向等から遊技媒体が投入されるように媒体投入機構が構成されてもよい。媒体投入機構は、共通の媒体貯留部から遊技媒体を取り出して単位投入機構に分配する例に限らず、単位投入機構ごとに遊技媒体の回収及び投入が独立して管理されてもよい。遊技媒体の投入の指示は、ステーション4のように抽選装置と一体化された端末部、あるいは操作部から与えられる例に限らない。例えば、ネットワークを介して抽選装置と接続された端末装置から投入指示が与えられてもよい。また、投入指示はプレイヤ(あるいはユーザ)の操作に基づいて与えられる例に限らず、例えば、ゲームにて所定の条件が成立した場合に、複数の抽選区画のいずれかを用いた抽選が許可され、その許可に応答して投入指示が与えられてもよい。
 抽選装置が適用されるゲーム機は、上述した通常ゲーム及びJPゲームを実行する例に限らない。抽選装置における複数の抽選区画における抽選結果に基づいて、抽選区画ごとにゲームの進行を制御する形態を有する限り、ゲーム機は適宜に変更されてよい。例えば、上記のゲーム機1において、外側のポケット14の一部をアウトポケットに設定し、アウトポケットにボールBが進入しない限り、所定の上限回数を超えない範囲で繰り返し抽選が実行されるようにゲーム機が構成されもよい。あるいは、アウトポケットへのボールBの進入に対して予めベットすることを可能とし、アウトポケットにボールBが進入した場合に高配当が得られるようにゲーム機が構成されてもよい。
 上述した実施の形態及び変形例のそれぞれから導き出される本発明の各種の態様を以下に記載する。なお、以下の説明では、本発明の各態様の理解を容易にするために添付図面に図示された対応する部材を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
 本発明の一態様に係る抽選装置(3)は、遊技媒体(B)が進入可能な複数の媒体進入部(14)が周方向に並べて設けられた抽選体(11)と、前記抽選体を前記周方向に駆動する駆動機構(93)と、前記抽選体の前記複数の媒体進入部が周回する経路の周囲を、前記遊技媒体の相互の往来が不可能となるようにして前記周方向に複数の抽選区画(21A~21D)に区分する区分手段(18、20)と、前記複数の抽選区画のそれぞれに個別に前記遊技媒体を投入できるように設けられた媒体投入機構(30)と、前記遊技媒体が進入した媒体進入部を検出する進入部検出手段(85)と、前記抽選体の前記周方向の変位量(θ)を検出する変位量検出手段(71)と、前記変位量検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の抽選区画のうち、いずれの抽選区画にて前記遊技媒体が前記媒体進入部に進入したかを判別する抽選区画判別手段(83、S33、S34)とを備えたものである。
 上記態様の抽選装置によれば、遊技媒体がいずれかの媒体進入部に進入した場合、抽選区画判別手段により、その媒体進入部がいずれの位置にあるかを変位量検出手段が検出する変位量に基づいて特定し、その変位量に応じた位置と抽選体の周囲における各抽選区画の範囲との対応関係とに基づいて、遊技媒体がいずれの抽選区画にて媒体進入部に進入したかを判別することができる。したがって、進入部検出手段の検出結果と抽選区画判別手段の判別結果とを利用すれば、複数の抽選区画で同時並行的に抽選が行われている場合でも、抽選区画ごとに抽選結果を判別することが可能である。それにより、抽選体を共有しつつ複数の抽選を同時並行的に行うことができる。
 上記態様の抽選装置においては、前記複数の抽選区画のそれぞれと対応関係が設定された複数の投入指示手段(6)と、いずれかの投入指示手段からの投入指示に応答して、当該投入指示手段に対応付けられた抽選区画に前記遊技媒体が投入されるように前記媒体投入機構を制御する投入制御手段(82、S21~S25)と、をさらに備えてもよい。これによれば、投入指示手段からの投入指示に対して、媒体投入機構からその指示を与えた抽選区画に遊技媒体を投入して抽選を行うことができる。
 上記態様の抽選装置において、前記抽選体は鉛直方向の回転軸線の回りに回転可能に設けられ、前記複数の媒体進入部のそれぞれは前記経路の外周側から前記遊技媒体が進入するように設けられ、前記区分手段は、前記経路の外周側の領域を前記複数の抽選区画に区分するように設けられてもよい。この場合は、抽選体の外周側の複数の抽選区画にて同時並行的に抽選を行うことができる。抽選体の外周側の領域は周方向の長さが比較的大きいため、その領域を複数の抽選区画に区分しても、各抽選区画には遊技媒体と抽選体とを十分に相対運動させるに足りるスペースを確保することができる。そのため、抽選結果の非予測性を高めることができる。
 また、前記媒体投入機構は、前記遊技媒体が前記複数の抽選区画の外周に沿った方向に移動しながら各抽選区画に投入されるように案内する案内手段(18)をさらに備えてもよい。これによれば、遊技媒体を抽選区画の外周に沿って移動するように投入して遊技媒体と抽選体との間に十分な相対運動を与え、それにより抽選結果の非予測性をさらに高めることができる。
 さらに、前記案内手段は、前記複数の抽選区画の外周に沿って渦巻状に延びる抽選区画ごとの案内路(19)が形成されるように設けられてもよい。渦巻状に案内路を形成した場合には、案内路の長さを増加させることができるので、抽選区画に投入される遊技媒体の速度を高め、遊技媒体を抽選区画内でより大きく運動させることができる。また、案内路を長尺化することにより、抽選結果をより一層予測困難なものとすることができる。
 前記抽選体の前記経路よりも内周側の領域には、前記複数の媒体進入部(24)を有し、かつ前記経路の外周側の複数の抽選区画との間で前記遊技媒体の往来が不可能となるようにしてさらに抽選区画(23)が設けられ、前記媒体投入機構は、前記外周側の複数の抽選区画のそれぞれに対する前記遊技媒体の投入とは区別して、前記内周側の抽選区画に対しても前記遊技媒体を投入できるように設けられてもよい。これによれば、抽選体の内側のスペースを利用してさらに抽選区画を追加することができるので、例えば外周側の抽選区画を用いた抽選にて特定の条件が成立した場合に内側の抽選区画を用いた抽選を行うといったように抽選過程を複数段階に区分し、あるいは外周側の抽選区画における抽選との関連の有無に関わりなく特定の場合に限って内側の抽選区画での抽選を実施するといった操作が可能となる。これにより、抽選の多様化を図ることができる。
 上記の形態において、抽選装置は、前記外周側の複数の抽選区画に対応する前記複数の媒体進入部の一部には、前記遊技媒体の進入が他の媒体進入部よりも困難となるように構成された特定進入部(14S)が設けられ、前記特定進入部への前記遊技媒体の進入が検出されたことを条件の少なくとも一つとして、前記内周側の抽選区画(23)に前記遊技媒体が投入されるように前記媒体投入機構を制御する内側投入制御手段(82)をさらに備えてもよい。この場合には、抽選体の内周側は外周側と比較してスペースが限られているので、外周側のように複数の抽選区画に区分することが困難で、複数ユーザ間等で共有される抽選区画として使用せざるを得ない場合がある。そのような場合でも、特定進入部への遊技媒体の進入を条件に含めるようにして特別の条件を設定し、その条件が満たされた場合に内周側の抽選区画を用いた抽選が行われるように抽選装置を動作させるようにすれば、内周側の抽選区画を用いた抽選が発生する頻度を減らし、抽選の待機が生じるおそれを解消し、又は低減することができる。
 上記態様の抽選装置において、前記媒体投入機構は、前記複数の抽選区画間で共有される媒体貯留部(52)から前記遊技媒体を取り出して前記複数の抽選区画のそれぞれに個別に投入するように設けられてもよい。これによれば、複数の抽選区画間で使用される遊技媒体を区別することなく回収して貯留しても、それらの遊技媒体を複数の抽選区画に適宜に供給して各抽選区画で抽選を行うことができる。抽選区画ごとに遊技媒体の回収及び供給を独立させる場合と比較して遊技媒体の管理を容易化し、いずれかの抽選区画にて遊技媒体が不足するといった不都合が発生するおそれを解消し、又は低減することができる。
 上記形態において、前記媒体投入機構は、前記抽選区画ごとに設けられて、前記遊技媒体の投入及び投入停止を切り替え可能な単位投入機構(31、32)と、前記媒体貯留部から取り出された遊技媒体を前記単位投入機構に対して選択的に供給する媒体供給機構(33)とをさらに備えてもよい。これによれば、媒体供給機構を利用して単位投入機構のそれぞれに遊技媒体を適切に供給することができる。
 また、各単位投入機構には、複数の遊技媒体を保持可能な個別保持部(35、45)が設けられてもよい。これによれば、単位投入機構のそれぞれに適切な個数の遊技媒体が予め用意されるように媒体供給機構を動作させることにより、遊技媒体の不足が生じるおそれを確実に解消し、又は低減することができる。複数個の遊技媒体を比較的短い時間間隔で投入する必要が生じても容易に対応可能である。
 また、抽選装置は、各単位入機構の個別保持部に保持されている遊技媒体の個数に基づいて、前記媒体貯留部から取り出された遊技媒体がいずれかの単位投入機構に分配されるように前記媒体供給機構を制御する供給制御手段(84、S41~S44)をさらに備えてもよい。用意されるように媒体供給機構から個別保持部に遊技媒体を分配しておくことができる。したがって、遊技媒体の不足が生じるおそれをさらに確実に解消し、又は低減することができる。
 本発明の一態様に係るゲーム機1は、上述したいずれかの態様又は形態に係る抽選装置(3)と、前記進入検出手段の検出結果と、前記抽選区画判別手段の判別結果とを参照して、前記区分手段にて区分された複数の抽選区画ごとにゲームの進行を個別に制御するゲーム制御手段(81)とを備えたものである。これによれば、上述した抽選装置の利点を活かしたゲームをプレイヤに提供することができる。
 1 ゲーム機
 3 抽選装置
 4A、4B、4C、4D ステーション
 6 押釦スイッチ(投入指示手段)
 10 抽選フィールド
 11 抽選ホイール(抽選体)
 12 ボール投入面
 14 ポケット(媒体進入部)
 14S 特別ポケット(特定進入部)
 18 ガイドレール(区分手段、案内手段)
 19A、19B、19C、19D 案内路
 20 ブロック(区分手段)
 21A、21B、21C、21D 外周側の抽選区画
 22 ボール投入面
 23 内周側の側抽選区画
 24 ポケット(媒体進入部)
 30 ボール投入機構(媒体投入機構)
 31A、31B、31C、31D 個別投入機構(単位投入機構)
 32 中央投入機構(単位投入機構)
 33 ボール供給機構(媒体供給機構)
 35、45 ボールガイド(個別保持部)
 52 ボールガイド(媒体貯留部)
 53 リフタ機構
 54 ボール分配機構
 56 一次振分部
 57、58 ボールガイド
 59 二次振分部
 71 回転角センサ(変位量検出手段)
 81 ゲーム制御部(ゲーム制御手段)
 82 投入制御部(投入制御手段、内側投入制御手段)
 83 抽選結果判別部(抽選区画判別手段)
 84 ストック数管理部(供給制御手段)
 85 外ポケットセンサ(進入部検出手段)
 86 内ポケットセンサ(進入部検出手段)
 93 ホイール駆動機構(駆動機構)

Claims (12)

  1.  遊技媒体が進入可能な複数の媒体進入部が周方向に並べて設けられた抽選体と、
     前記抽選体を前記周方向に駆動する駆動機構と、
     前記抽選体の前記複数の媒体進入部が周回する経路の周囲を、前記遊技媒体の相互の往来が不可能となるようにして前記周方向に複数の抽選区画に区分する区分手段と、
     前記複数の抽選区画のそれぞれに個別に前記遊技媒体を投入できるように設けられた媒体投入機構と、
     前記遊技媒体が進入した媒体進入部を検出する進入部検出手段と、
     前記抽選体の前記周方向の変位量を検出する変位量検出手段と、
     前記変位量検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の抽選区画のうち、いずれの抽選区画にて前記遊技媒体が前記媒体進入部に進入したかを判別する抽選区画判別手段と、
    を備えた抽選装置。
  2.  前記複数の抽選区画のそれぞれと対応関係が設定された複数の投入指示手段と、いずれかの投入指示手段からの投入指示に応答して、当該投入指示手段に対応付けられた抽選区画に前記遊技媒体が投入されるように前記媒体投入機構を制御する投入制御手段と、をさらに備えた請求項1に記載の抽選装置。
  3.  前記抽選体は鉛直方向の回転軸線の回りに回転可能に設けられ、
     前記複数の媒体進入部のそれぞれは前記経路の外周側から前記遊技媒体が進入するように設けられ、
     前記区分手段は、前記経路の外周側の領域を前記複数の抽選区画に区分するように設けられている請求項1又は2に記載の抽選装置。
  4.  前記媒体投入機構は、前記遊技媒体が前記複数の抽選区画の外周に沿った方向に移動しながら各抽選区画に投入されるように案内する案内手段をさらに備えている請求項3に記載の抽選装置。
  5.  前記案内手段は、前記複数の抽選区画の外周に沿って渦巻状に延びる抽選区画ごとの案内路が形成されるように設けられている請求項4に記載の抽選装置。
  6.  前記抽選体の前記経路よりも内周側の領域には、前記複数の媒体進入部を有し、かつ前記経路の外周側の複数の抽選区画との間で前記遊技媒体の往来が不可能となるようにしてさらに抽選区画が設けられ、
     前記媒体投入機構は、前記外周側の複数の抽選区画のそれぞれに対する前記遊技媒体の投入とは区別して、前記内周側の抽選区画に対しても前記遊技媒体を投入できるように設けられている請求項3~5のいずれか一項に記載の抽選装置。
  7.  前記外周側の複数の抽選区画に対応する前記複数の媒体進入部の一部には、前記遊技媒体の進入が他の媒体進入部よりも困難となるように構成された特定進入部が設けられ、前記特定進入部への前記遊技媒体の進入が検出されたことを条件の少なくとも一つとして、前記内周側の抽選区画に前記遊技媒体が投入されるように前記媒体投入機構を制御する内側投入制御手段をさらに備えた請求項6に記載の抽選装置。
  8.  前記媒体投入機構は、前記複数の抽選区画間で共有される媒体貯留部から前記遊技媒体を取り出して前記複数の抽選区画のそれぞれに個別に投入するように設けられている請求項1~7のいずれか一項に記載の抽選装置。
  9.  前記媒体投入機構は、前記抽選区画ごとに設けられて、前記遊技媒体の投入及び投入停止を切り替え可能な単位投入機構と、前記媒体貯留部から取り出された遊技媒体を前記単位投入機構に対して選択的に供給する媒体供給機構とをさらに備えている請求項8に記載の抽選装置。
  10.  各単位投入機構には、複数の遊技媒体を保持可能な個別保持部が設けられている請求項9に記載の抽選装置。
  11.  各単位入機構の個別保持部に保持されている遊技媒体の個数に基づいて、前記媒体貯留部から取り出された遊技媒体がいずれかの単位投入機構に分配されるように前記媒体供給機構を制御する供給制御手段をさらに備えている請求項10に記載の抽選装置。
  12.  請求項1~請求項11のいずれか一項の抽選装置と、
     前記進入検出手段の検出結果と、前記抽選区画判別手段の判別結果とを参照して、前記区分手段にて区分された複数の抽選区画ごとにゲームの進行を個別に制御するゲーム制御手段と、
    を備えたゲーム機。
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