WO2016088308A1

WO2016088308A1 - プラグコネクタ及びコネクタセット

Info

Publication number: WO2016088308A1
Application number: PCT/JP2015/005690
Authority: WO
Inventors: 宝伊藤; 大倉　健治
Original assignee: パナソニックＩｐマネジメント株式会社
Priority date: 2014-12-05
Filing date: 2015-11-16
Publication date: 2016-06-09
Also published as: CN111834772A; CN111834772B

Abstract

　本開示のプラグコネクタは、プラグハウジングと、プラグハウジングに収納される複数のプラグ端子と、を備える。このプラグコネクタは、レセプタクル端子を有するレセプタクルコネクタに嵌合され、シート状であってケーブル端子を有するケーブルに結合することにより、レセプタクル端子とケーブル端子との間を電気的に接続することができる。複数のプラグ端子のそれぞれは、接点部と結合部とを有する。接点部は、レセプタクル端子に接触可能であり、結合部は、ケーブル端子に結合可能である。プラグコネクタがレセプタクルコネクタに嵌合された状態において、結合部は、プラグハウジングから露出するように配置される。

Description

プラグコネクタ及びコネクタセット

　本開示は、回路間を接続するプラグコネクタ及びコネクタセットに関する。

　フレキシブルプリント回路（以下、ＦＰＣと表す）等のシート状のケーブルと他の回路との間を接続するコネクタとして、ＦＰＣの導体の露出した部分に接続される端子部材がハウジングの内部に収納されることにより製造されるコネクタが知られている（特許文献１参照）。このようなコネクタにおいて、端子部材は、はんだ付け又は圧着によりＦＰＣに接続された後、ハウジングの内部に収納される。

　なお、フレキシブルプリント回路は、シート状のケーブルの１つとして知られている。

特開昭５８－９７２７８号公報

　本開示の一態様のプラグコネクタは、プラグハウジングと、プラグハウジングに収納される複数のプラグ端子と、を備える。このプラグコネクタは、レセプタクル端子を有するレセプタクルコネクタに嵌合され、シート状であってケーブル端子を有するケーブルに結合することにより、レセプタクル端子とケーブル端子との間を電気的に接続することができる。複数のプラグ端子のそれぞれは、接点部と結合部とを有する。接点部は、レセプタクル端子に接触可能であり、結合部は、ケーブル端子に結合可能である。プラグコネクタがレセプタクルコネクタに嵌合された状態において、結合部は、プラグハウジングから露出するように配置される。

　また、本開示の一態様のプラグセットは、上述したプラグコネクタと、レセプタクルコネクタとを備える。

図１は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットの基本的な構成を説明する斜視図である。図２は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットの基本的な構成を説明する斜視図である。図３は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタを説明する分解斜視図である。図４は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタの裏面側を説明する斜視図である。図５は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタとＦＰＣとを連結する様子を説明する斜視図である。図６は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットのＦＰＣの裏面側を説明する斜視図である。図７は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットを説明する正面図である。図８は、本開示の第１実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタの裏面側を説明する斜視図である。図９は、本開示の第２実施形態に係るコネクタセットの基本的な構成を説明する斜視図である。図１０は、本開示の第２実施形態に係るコネクタセットの基本的な構成を説明する斜視図である。図１１は、本開示の第２実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタを説明する斜視図である。図１２は、本開示の第２実施形態に係るコネクタセットに用いるプラグ端子を説明する斜視図である。図１３は、本開示の第２実施形態に係るコネクタセットに用いる固定具を説明する斜視図である。図１４は、本開示の第２実施形態に係るコネクタセットのレセプタクルコネクタを説明する分解斜視図である。図１５は、本開示の第３実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタを説明する斜視図である。図１６は、本開示の第３実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタを説明する裏面図である。図１７は、本開示の第４実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタを説明する斜視図である。図１８は、本開示の第４実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタを説明する平面図である。図１９は、本開示の第４実施形態に係るコネクタセットのプラグコネクタを説明する裏面図である。図２０は、本開示の第４実施形態に係るコネクタセットプラグコネクタを説明する正面図である。

　本実施の形態による入力操作装置の説明に先立ち、特許文献１に記載されている技術の問題点について説明する。

　上述した特許文献１に記載の技術は、端子部材が、ＦＰＣとの接続及びハウジングへの収納に際して１つずつ作業される必要があるため、接続工程における作業が煩雑である。

　本開示は、上記問題点を鑑み、シート状のケーブルとの接続が容易なプラグコネクタ及びコネクタセットを提供することを目的とする。

　次に、図面を参照して、本開示の第１～第４実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略している。また、以下に示す第１～第４実施形態は、本開示の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本開示の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。

　（第１実施形態）
　本開示の第１実施形態に係るコネクタセット５は、図１及び図２に示すように、プラグコネクタ１と、プラグコネクタ１に嵌合するレセプタクルコネクタ３とを有する。プラグコネクタ１は、フレキシブルプリント回路２（以下、ＦＰＣ２と示す）に結合可能に形成される。プラグコネクタ１は、レセプタクルコネクタ３に嵌合し、ＦＰＣ２に結合することにより、レセプタクルコネクタ３が有するレセプタクル端子３３（例えば、図７参照）とＦＰＣ２が有するフレキシブルプリント回路端子２２１（以下、ＦＰＣ端子２２１と表す）との間を電気的に接続可能である。なお、ＦＰＣ端子２２１は、ケーブル端子と表されることもある。

　プラグコネクタ１は、概略として直方体状のプラグハウジング１１と、プラグハウジング１１の内部にそれぞれ収納される複数のプラグ端子１２と、を有する。複数のプラグ端子１２は、プラグハウジング１１において、横方向（水平方向）に一列に配列される。

　プラグハウジング１１は、例えば、樹脂材料から射出成形される。プラグハウジング１１は、レセプタクルコネクタ３に嵌合した状態でプラグコネクタ１をロックするフック１４と、フック１４によるロックを解除するリリースボタン１５と、複数のガイド溝１９とを上面に有する。リリースボタン１５は、フック１４と連結しており、押圧されることにより、フック１４と連動して変位する。各ガイド溝１９は、レセプタクルコネクタ３への挿抜方向に沿って形成される。

　ＦＰＣ２は、支持体２１と、支持体２１に支持される導体層２２とを有するシート状のケーブルである。支持体２１は、複数の絶縁体膜からなり、導体層２２を被覆する。導体層２２は、絶縁体膜上に印刷された導体膜であり、複数のプラグ端子１２にそれぞれ対応する複数の配線パターンである。

　レセプタクルコネクタ３は、レセプタクルハウジング３１と、固定具３２と、レセプタクル端子３３とを有する。レセプタクルハウジング３１は、プラグコネクタ１が挿入される差込口３０と、ガイド溝１９に対応して形成されるガイドリブ３４とを有する。レセプタクルハウジング３１は、例えば樹脂材料から射出成形される。固定具３２は、レセプタクルコネクタ３が実装基板３９に実装される場合において、レセプタクルハウジング３１を実装基板３９に固定する金具である。固定具３２は、概略として垂直方向に延伸する平板状であり、金属材料からなる。固定具３２は、下部において屈曲されることにより形成された結合部３２１と、結合部３２１の残余部である固定部３２２とを有する。固定具３２が固定部３２２においてレセプタクルハウジング３１に保持され、結合部３２１が実装基板３９とはんだ付けされることにより、レセプタクルコネクタ３は、実装基板３９に実装される。

　プラグハウジング１１は、図３に示すように、レセプタクルコネクタ３への挿抜方向における一端面から他端面に貫通する複数の収納部１２０を有する。プラグハウジング１１は、レセプタクルコネクタ３と反対側の収納部１２０の開口部からプラグ端子１２が挿入されることにより、プラグ端子１２を収納する。レセプタクルコネクタ３側の収納部１２０の開口部は、プラグ端子１２が抜け落ちないように、反対側の開口部よりも狭く形成される。なお、図３においては、図示を省略しているが、レセプタクルコネクタ３側の収納部１２０の開口部は、レセプタクル端子３３を導入する導入口１００（図７参照）となっており、導入口１００の周縁部は、レセプタクル端子３３が導入されやすいようにテーパ状に形成される。

　各プラグ端子１２は、例えば、金属板を所定の形状に打ち抜いた後に屈曲させることにより形成される。各プラグ端子１２は、ＦＰＣ２に結合する結合部１２１と、プラグコネクタ１がレセプタクルコネクタ３に嵌合した状態においてレセプタクル端子３３に接触する接点部１２２とを有する。結合部１２１は、単一のＦＰＣ２が有する複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１にそれぞれ結合可能に、プラグハウジング１１からそれぞれ露出して配置される。すなわち、結合部１２１は、ＦＰＣ２がなし得る同一平面上にそれぞれ位置する。接点部１２２は、プラグコネクタ１がレセプタクルコネクタ３に嵌合した状態において、レセプタクル端子３３を挟み込む或いは押圧することができるように、一部において屈曲される。

　つまり、本実施の形態のプラグコネクタ１は、レセプタクルコネクタ３に嵌合可能である。そして、プラグコネクタ１は、プラグハウジング１１と、プラグハウジング１１に収納される複数のプラグ端子１２と、を有する。そして、本実施の形態のプラグコネクタ１は、レセプタクル端子３３を有するレセプタクルコネクタ３に嵌合する。そして、本実施の形態のプラグコネクタ１は、シート状であってケーブル端子２２１を有するケーブル（ＦＰＣ２）に結合することにより、レセプタクル端子３３とケーブル端子（ＦＰＣ端子２２１）との間を電気的に接続することができる。複数のプラグ端子１２のそれぞれは、接点部１２２と結合部１２１とを有する。さらに、接点部１２２は、レセプタクル端子３３に接触可能で、結合部１２１は、ケーブル端子（ＦＰＣ端子２２１）に結合可能である。そして、プラグコネクタ１がレセプタクルコネクタ３に嵌合された状態において、結合部１２１は、プラグハウジング１１から露出するように配置される。

　プラグハウジング１１は、ＦＰＣ２と結合する際に互いを固定する固定具１３を保持する保持部１１０を有する。保持部１１０は、プラグ端子１２の配列方向におけるプラグコネクタ１の両側の側面に、固定具１３の形状に対応するように形成される。固定具１３は、概略として垂直方向に延伸する平板状であり、金属材料からなる。固定具１３は、下部において屈曲されることにより形成された結合部１３１と、結合部１３１の残余部であり、結合部１３１よりも水平方向の幅が大きな固定部１３２とを有する。保持部１１０は、プラグハウジング１１の上面側から固定具１３が挿入され、結合部１３１がプラグハウジング１１の下面側に露出した状態で固定具１３を保持する。

　プラグハウジング１１は、図４に示すように、ＦＰＣ２の形状に対応して凹状に形成された凹部１０と、凹部１０を除く残余部である凸部１６とを下面に有する。凹部１０は、プラグハウジング１１の上下方向における寸法が凸部１６よりも小さな水平面をなすように形成される。凹部１０は、プラグ端子１２の結合部１２１の下端と、固定具１３の結合部１３１の下端との垂直方向の位置が互いに同一となるように形成される。

　凸部１６は、プラグハウジング１１の下面のうち、レセプタクルコネクタ３側の１辺を共有するように形成された凸部１６１と、凸部１６１の中央から直交する方向に延伸する凸部１６２と、凸部１６１，１６２からそれぞれ離間する凸部１６３とから構成される。凸部１６２は、凸部１６１から凹部１０の中央部まで延伸する。凸部１６３は、凸部１６１の延伸方向におけるプラグハウジング１１の両端側にそれぞれ形成される。凸部１６１と２つの凸部１６３との間には、それぞれ固定具１３の結合部１３１が位置する。

　ＦＰＣ２は、図５に示すように、プラグコネクタ１との連結に使用される連結領域２１１と、他の回路との配線のために導体層２２が延伸する延伸領域２１２とを有する。連結領域２１１は、延伸領域２１２の一端側に位置する。延伸領域２１２は、連結領域２１１がプラグコネクタ１に連結した状態において、レセプタクルコネクタ３の反対側に位置する。

　ＦＰＣ２は、連結領域２１１における上面に、支持体２１から露出された導体層２２である複数のＦＰＣ端子２２１と、固定具１３に結合する結合端子２３とを有する。連結領域２１１は、プラグハウジング１１の凹部１０の形状に対応して形成される。或いは、凹部１０は、ＦＰＣ端子２２１が形成されるＦＰＣ２の連結領域２１１の形状に対応して形成される。結合端子２３は、例えば、導体層２２の印刷工程において導体層２２と同様に形成される。

　本実施の形態では、プラグハウジング１１は、凹部１０を有する。そして、凹部１０の形状は、複数のケーブル端子（ＦＰＣ端子２２１）が形成されるケーブル（ＦＦＣ２）の連結領域２１１の形状に対応している。

　また、結合端子２３は、固定具１３の位置に対応し、プラグコネクタ１の挿抜方向に直交する方向における連結領域２１１の両端側に突出するように形成される。その他、ＦＰＣ２は、連結領域２１１において、凸部１６２に対応するように形成されたスリット２４と、凹部１０に位置するように形成された貫通孔２５とを有する。

　プラグコネクタ１は、ＦＰＣ２の連結領域２１１を凹部１０に収容した状態で、複数のプラグ端子１２と複数のケーブル端子２２１とが互いにはんだ付けされることにより、ＦＰＣ２に連結する。プラグコネクタ１は、保持部１１０に保持された固定具１３の結合部１３１と結合端子２３とが互いにはんだ付けされることにより、ＦＰＣ２に強固に固定される。

　プラグコネクタ１は、図６に示すように、連結したＦＰＣ２を補強する補強板４を更に有するようにしてもよい。補強板４は、例えば、ガラスエポキシ樹脂、ステンレス等からなり、ＦＰＣ２の連結領域２１１の形状に対応して形成される。補強板４は、例えば、平面視において連結領域２１１と同一形状である。すなわち、補強板４は、結合端子２３の位置に対応する突出部４１と、スリット２４に対応するスリット４２と、貫通孔２５に対応する貫通孔４３とを有する。補強板４は、連結領域２１１が凹部１０に収容された状態でＦＰＣ２の連結領域２１１をプラグコネクタ１との間に挟み込むことにより、ＦＰＣ２の連結領域２１１を補強する。補強板４は、連結領域２１１との位置が合わされ、接着剤によりＦＰＣ２の裏面に貼付される。

　互いに貼付されたＦＰＣ２及び補強板４の厚さは、凹部１０の下面と凸部１６の下面との差以下となっている。凹部１０の下面とは、例えば、図４において引き出し線１０が指している面であり、凸部１６の下面とは、例えば、図４において引き出し線１６が指している面である。

　凸部１６１～１６３は、互いに等しい水平位置となっている。また、図７に示すように、凸部１６２と凸部１６３とは、プラグコネクタ１の挿抜方向において互いに重なるように配置される。すなわち、凹部１０及び凸部１６は、補強板４に補強されたＦＰＣ２と連結したプラグコネクタ１をレセプタクルコネクタ３に対して挿抜する際、プラグコネクタ１の下面側がレセプタクルコネクタ３の差込口３０に引っ掛かることを低減することができる。

　また、凸部１６２がスリット２４（図５参照）及びスリット４２（図６参照）に対応して形成されるように、凸部１６１～１６３は、連結領域２１１の平面パターンに対応して形成される。よって、ＦＰＣ２及び補強板４は、凹部１０に嵌った状態で平面方向において概ね固定されることにより、プラグコネクタ１に対して簡単に位置決めされる。

　レセプタクル端子３３は、差込口３０の内部から差込口３０の反対側のレセプタクルハウジング３１の外部まで達するように設けられる。レセプタクル端子３３は、例えば金属材料から形成され、概略としてＬ字状である。レセプタクル端子３３は、レセプタクルハウジング３１の外部に位置する結合部３３１と、差込口３０の内部に位置する接点部３３２とを有する。接点部３３２は、プラグコネクタ１が差込口３０に挿入されると、導入口１００に導入され、プラグコネクタ１がレセプタクルコネクタ３に嵌合した状態において接点部１２２に接触する。結合部３２１及び結合部３３１が実装基板３９の端子とはんだ付け等により結合されることにより、レセプタクルコネクタ３は、実装基板３９に実装される。

　レセプタクルコネクタ３は、差込口３０の内部の上面において、ガイドリブ３４の他、プラグコネクタ１のフック１４に引っ掛かることによりプラグコネクタ１を嵌合した状態でロックするフック受け部３５を有する。プラグコネクタ１がレセプタクルコネクタ３に嵌合した状態においてリリースボタン１５が操作されることにより、フック１４がフック受け部３５から外れる。このように、プラグコネクタ１とレセプタクルコネクタ３との間のロックが解除されることにより、プラグコネクタ１がレセプタクルコネクタ３から抜き出し可能になる。

　つまり、本実施の形態のプラグコネクタ１においては、レセプタクルコネクタ３が実装基板３９上に実装される場合、凹部１０は、プラグハウジング１１の外面のうち、実装基板３９に対面する側の面に位置する。

　なお、プラグハウジング１１は、射出成形における射出口（ゲート）が、凹部１０に位置するような金型により形成されることが好ましい。更に、ＦＰＣ２の貫通孔２５及び補強板４の貫通孔４３が、ゲートに対応する位置に形成されることが好ましい。その理由としては、図８に示すように、突出するような成形不良１０１が生じた場合であっても、ＦＰＣ２が凹部１０から浮くことがなく、レセプタクルコネクタ３に対しても引っ掛かることなく円滑にプラグコネクタ１を挿抜することができるからである。

　本開示の第１実施形態に係るコネクタセット５によれば、プラグハウジング１１に収納されたプラグ端子１２の結合部１２１が、プラグハウジング１１から露出して所定のパターンで配置されるので、ＦＰＣ２との接続及び連結が容易である。これにより、接続工程における煩雑な作業を解消し、コネクタセット５を用いる製品の製造コストを低減することができる。

　（第２実施形態）
　第１実施形態では、プラグコネクタ１の挿抜方向に沿うＦＰＣ２及び実装基板３９にそれぞれ結合するプラグコネクタ１を説明したが、例示である。プラグコネクタ１は、その他の姿勢でＦＰＣ２に結合するようにしてもよい。

　本開示の第２実施形態に係るコネクタセット５Ａ（１Ａ，３Ａ）は、図９及び図１０に示すように、プラグコネクタ１Ａが、レセプタクルコネクタ３Ａへの挿抜方向に直交するように配置されるフレキシブルプリント回路２Ａ（以下、ＦＰＣ２Ａと表す）に結合する点等で第１実施形態と異なる。第２実施形態において説明しない他の構成は、第１実施形態と実質的に同様であり、重複するため省略する。

　プラグコネクタ１Ａは、図１１に示すように、概略として直方体状のプラグハウジング１１Ａと、プラグハウジング１１Ａの内部にそれぞれ収納される複数のプラグ端子１２Ａ(図１２参照)とを有する。プラグコネクタ１Ａは、導入口１００Ａの反対側の端面においてＦＰＣ２Ａに結合する。

　プラグハウジング１１Ａは、ＦＰＣ２Ａと結合する際に互いを固定する固定具１３Ａを保持する保持部１１０Ａを有する。保持部１１０Ａは、プラグ端子１２の配列方向におけるプラグハウジング１１Ａの両側の側面に、固定具１３Ａの形状に対応するように形成される。

　各プラグ端子１２Ａは、図１２に示すように、ＦＰＣ２Ａに結合する結合部１２１Ａと、プラグコネクタ１Ａがレセプタクルコネクタ３Ａに嵌合した状態においてレセプタクル端子３３Ａ（図１４参照）に接触する接点部１２２Ａとをそれぞれ有する。結合部１２１Ａは、単一のＦＰＣ２Ａが有する複数のＦＰＣ端子２２１Ａにそれぞれ結合可能に、導入口１００Ａの反対側の端面においてプラグハウジング１１Ａからそれぞれ露出して配置される。

　固定具１３Ａは、図１３に示すように、概略として垂直方向に延伸する平板状である。固定具１３Ａは、下部において屈曲されることにより形成された結合部１３１Ａと、結合部１３１Ａの残余部であり、保持部１１０Ａに挿入可能な固定部１３２Ａと、固定部１３２Ａの中央部に形成されたフック１３３Ａを有する。固定具１３Ａは、導入口１００Ａの反対側の端面側から保持部１１０Ａに挿入され、フック１３３Ａが保持部１１０Ａのフック受け部１１１Ａに引っ掛かることにより、プラグハウジング１１Ａに固定された状態で保持される。保持部１１０Ａは、結合部１３１Ａがプラグハウジング１１Ａの導入口１００Ａの反対側に露出した状態で固定具１３Ａを保持する。

　結合部１２１ＡがＦＰＣ２ＡのＦＰＣ端子２２１Ａにはんだ付け等により結合され、結合部１３１ＡがＦＰＣ２Ａの結合端子２３Ａにはんだ付け等により結合されることにより、プラグコネクタ１Ａは、ＦＰＣ２Ａ及び補強板４Ａに対して垂直方向に実装される。

　つまり、本実施の形態では、ケーブル端子（ＦＰＣ端子２２１Ａ）と結合部１２１Ａとが互いにはんだ付けされることにより、プラグコネクタ１Ａは、ケーブル（ＰＦＣ２Ａ）に結合されている。

　また、結合端子２３Ａと結合部１３１Ａとが互いにはんだ付けされることにより、プラグコネクタ１は、ケーブル（ＰＦＣ２Ａ）に結合されている。

　なお、他の実施の形態も本実施の形態と同様に、はんだ付けされていても良い。

　レセプタクルコネクタ３Ａは、図１４に示すように、レセプタクルハウジング３１Ａと、固定具３２Ａと、レセプタクル端子３３Ａとを有する。レセプタクルハウジング３１Ａは、プラグコネクタ１Ａが挿入される差込口３０Ａと、ガイド溝１９に対応して形成されるガイドリブ３４Ａと、固定具３２Ａを保持する保持部３１０Ａとを有する。保持部３１０Ａは、レセプタクル端子３３Ａの配列方向におけるレセプタクルハウジング３１Ａの両側の側面に、固定具３２Ａの形状に対応するように形成される。

　固定具３２Ａは、概略として垂直方向に延伸する平板状である。固定具３２Ａは、下部において屈曲されることにより形成された結合部３２１Ａと、結合部３２１Ａの残余部であり、保持部３１０Ａに挿入可能な固定部３２２Ａと、固定部３２２Ａの中央部に形成されたフック３２３Ａを有する。固定具３２Ａは、差込口３０Ａの反対側の端面側から保持部３１０Ａに挿入され、フック３２３Ａが保持部３１０Ａのフック受け部３１１Ａに引っ掛かることにより、レセプタクルハウジング３１Ａに固定された状態で保持される。保持部３１０Ａは、結合部３２１Ａがレセプタクルハウジング３１Ａの差込口３０Ａの反対側に露出した状態で固定具３２Ａを保持する。

　レセプタクル端子３３Ａは、例えば金属材料から形成され、概略としてＴ字状である。レセプタクル端子３３Ａは、レセプタクルハウジング３１Ａの外部に位置する結合部３３１Ａと、差込口３０Ａの内部に位置する接点部３３２Ａとを有する。レセプタクル端子３３Ａは、レセプタクルハウジング３１Ａの差込口３０Ａの反対側から挿入される。接点部３３２Ａは、プラグコネクタ１Ａが差込口３０Ａに挿入されると、導入口１００Ａ（図１１参照）に導入され、プラグコネクタ１Ａがレセプタクルコネクタ３Ａに嵌合した状態において接点部１２２Ａに接触する。

　結合部３２１Ａ及び結合部３３１Ａが実装基板３９Ａの端子とはんだ付け等により結合されることにより、レセプタクルコネクタ３は、実装基板３９Ａに対して垂直方向に実装される。

　本開示の第２実施形態に係るコネクタセット５Ａ（１Ａ，３Ａ）によれば、プラグ端子１２Ａの結合部１２１Ａが、プラグハウジング１１Ａから露出して所定のパターンで配置されるので、ＦＰＣ２Ａとの接続及び連結が容易である。これにより、接続工程における煩雑な作業を解消し、コネクタセット５Ａ（１Ａ，３Ａ）を用いる製品の製造コストを低減することができる。

　（第３実施形態）
　コネクタセットが有するプラグコネクタは、図１５及び図１６に示すプラグコネクタ１Ｂとすることができる。

　本開示の第３実施形態に係るプラグコネクタ１Ｂは、第１実施形態で例示したプラグコネクタ１と同様に、プラグコネクタ１Ｂの挿抜方向に沿うフレキシブルプリント回路２Ｂ（以下、ＦＰＣ２Ｂと表す）及び図示省略した実装基板にそれぞれ結合する。また、プラグコネクタ１Ｂは、図示省略したレセプタクルコネクタに嵌合されるものであり、コネクタセット５の一部を構成するものである。なお、本開示の第３実施形態に係るプラグコネクタ１Ｂが嵌合されるレセプタクルコネクタの形状は、上記第１実施形態に係るレセプタクルコネクタ３とほぼ同様の形状とすることができる。

　プラグコネクタ１Ｂは、概略として直方体状のプラグハウジング１１Ｂと、プラグハウジング１１Ｂの内部にそれぞれ収納される複数のプラグ端子１２Ｂとを有する。複数のプラグ端子１２Ｂは、プラグハウジング１１Ｂにおいて、横方向（水平方向）に一列に配列される。

　プラグハウジング１１Ｂは、例えば、樹脂材料から射出成形され、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂよりも硬い。プラグハウジング１１Ｂは、レセプタクルコネクタに嵌合した状態でプラグコネクタ１Ｂをロックするフック１４Ｂと、フック１４Ｂによるロックを解除するリリースボタン１５Ｂと、複数のガイド溝１９Ｂとを上面に有する。リリースボタン１５Ｂは、フック１４Ｂと連結しており、押圧されることにより、フック１４Ｂと連動して変位する。各ガイド溝１９Ｂは、レセプタクルコネクタへの挿抜方向に沿って形成される。

　ＦＰＣ２Ｂは、支持体２１Ｂと、支持体２１Ｂに支持される導体層２２Ｂとを有するシート状のケーブルである。支持体２１Ｂは、複数の絶縁体膜からなり、導体層２２Ｂを被覆する。導体層２２Ｂは、絶縁体膜上に印刷された導体膜であり、複数のプラグ端子１２Ｂにそれぞれ対応する複数の配線パターンである。

　プラグハウジング１１Ｂは、図１５に示すように、レセプタクルコネクタへの挿抜方向における一端面から他端面に貫通する複数の収納部１２０Ｂを有する。プラグハウジング１１Ｂは、レセプタクルコネクタと反対側の収納部１２０Ｂの開口部からプラグ端子１２Ｂが挿入されることにより、プラグ端子１２Ｂを収納する。レセプタクルコネクタ側の収納部１２０Ｂの開口部は、プラグ端子１２Ｂが抜け落ちないように、反対側の開口部よりも狭く形成される。なお、図示を省略しているが、レセプタクルコネクタ側の収納部１２０Ｂの開口部は、レセプタクル端子を導入する導入口となっており、導入口の周縁部は、レセプタクル端子が導入されやすいようにテーパ状に形成される。

　プラグ端子１２Ｂは、上述した第１実施形態に係るプラグ端子１２とほぼ同様の形状とすることができる。例えば、金属板を所定の形状に打ち抜いた後に屈曲させることによりそれぞれ形成される。すなわち、プラグ端子１２Ｂは、ＦＰＣ２Ｂに結合する結合部１２１Ｂと、プラグコネクタ１Ｂがレセプタクルコネクタに嵌合した状態においてレセプタクル端子(図１５には図示せず)に接触する接点部（図１５には図示せず）とをそれぞれ有する。結合部１２１Ｂは、単一のＦＰＣ２Ｂが有する複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１Ｂにそれぞれ結合可能に、プラグハウジング１１Ｂからそれぞれ露出して配置される。すなわち、結合部１２１Ｂは、ＦＰＣ２Ｂがなし得る同一平面上にそれぞれ位置する。接点部は、プラグコネクタ１Ｂがレセプタクルコネクタに嵌合した状態において、レセプタクル端子をそれぞれ挟み込む或いは押圧することができるように、一部において屈曲される。

　プラグハウジング１１Ｂは、ＦＰＣ２Ｂと結合する際に互いを固定する固定具１３Ｂを保持する保持部１１０Ｂを有する。保持部１１０Ｂは、プラグ端子１２Ｂの配列方向におけるプラグコネクタ１Ｂの両側の側面に、固定具１３Ｂの形状に対応するように形成される。固定具１３Ｂは、概略として垂直方向に延伸する平板状であり、金属材料からなる。固定具１３Ｂは、下部において屈曲されることにより形成された結合部１３１Ｂと、結合部１３１Ｂの残余部であり、結合部１３１Ｂよりも水平方向の幅が大きな固定部１３２Ｂとを有する。保持部１１０Ｂは、プラグハウジング１１Ｂの上面側から固定具１３Ｂが挿入され、結合部１３１Ｂがプラグハウジング１１Ｂの下面側に露出した状態で固定具１３Ｂを保持する。

　プラグハウジング１１Ｂは、図１６に示すように、ＦＰＣ２Ｂの形状に対応して凹状に形成された凹部１０Ｂと、凹部１０Ｂを除く残余部である凸部１６Ｂとを下面に有する。凹部１０Ｂは、プラグハウジング１１Ｂの上下方向における寸法が凸部１６Ｂよりも小さな水平面をなすように形成される。凹部１０Ｂは、プラグ端子１２Ｂの結合部１２１Ｂの下端と、固定具１３Ｂの結合部１３１Ｂの下端との垂直方向の位置が互いに同一となるように形成される。

　凸部１６Ｂは、プラグハウジング１１Ｂの下面のうち、レセプタクルコネクタ側の１辺を共有するように形成された凸部１６１Ｂと、凸部１６１Ｂの中央から直交する方向に延伸する凸部１６２Ｂと、凸部１６１Ｂ，１６２Ｂからそれぞれ離間する凸部１６３Ｂとから構成される。凸部１６２Ｂは、凸部１６１Ｂから凹部１０Ｂの中央部まで延伸する。凸部１６３Ｂは、凸部１６１Ｂの延伸方向におけるプラグハウジング１１Ｂの両端側にそれぞれ形成される。凸部１６１Ｂの一方の端部と凸部１６３Ｂとの間には、固定具１３Ｂの結合部１３１Ｂが位置し、凸部１６１Ｂの他方の端部と凸部１６３Ｂとの間には、別の固定具１３Ｂの結合部１３１Ｂが位置する（図１５参照）。

　ＦＰＣ２Ｂは、図１６に示すように、プラグコネクタ１Ｂとの連結に使用される連結領域２１１Ｂと、他の回路との配線のために導体層２２Ｂが延伸する延伸領域２１２Ｂとを有する。連結領域２１１Ｂは、延伸領域２１２Ｂの一端側に位置する。延伸領域２１２Ｂは、連結領域２１１Ｂがプラグコネクタ１Ｂに連結した状態において、レセプタクルコネクタの反対側に位置する。

　ＦＰＣ２Ｂは、連結領域２１１Ｂにおける上面に、支持体２１Ｂから露出された導体層２２Ｂである複数のＦＰＣ端子２２１Ｂと、固定具１３Ｂに結合する結合端子２３Ｂとを有する。連結領域２１１Ｂは、プラグハウジング１１Ｂの凹部１０Ｂの形状に対応して形成される。或いは、凹部１０Ｂは、ＦＰＣ端子２２１Ｂが形成されるＦＰＣ２Ｂの連結領域２１１Ｂの形状に対応して形成される。結合端子２３Ｂは、例えば、導体層２２Ｂの印刷工程において導体層２２Ｂと同様に形成される。

　結合端子２３Ｂは、図１５に示すように、固定具１３Ｂの位置に対応し、プラグコネクタ１Ｂの挿抜方向に直交する方向における連結領域２１１Ｂの両端側に突出するように形成される。その他、ＦＰＣ２Ｂは、連結領域２１１Ｂにおいて、凸部１６２Ｂに対応するように形成されたスリット２４Ｂと、凹部１０Ｂに位置するように形成された貫通孔２５Ｂとを有する。

　プラグコネクタ１Ｂは、ＦＰＣ２Ｂの連結領域２１１Ｂを凹部１０Ｂに収容した状態で、複数のプラグ端子１２Ｂと複数のＦＰＣ端子２２１Ｂとが互いにはんだ付けされることにより、ＦＰＣ２Ｂに連結される。本実施の形態では、ケーブル端子(ＦＰＣ端子２２１Ｂ)と結合部１２１Ｂとが互いにはんだ付けされることにより、プラグコネクタ１Ｂはケーブル（ＰＦＣ２Ｂ）に結合される。

　また、プラグコネクタ１Ｂは、保持部１１０Ｂに保持された固定具１３Ｂの結合部１３１Ｂと結合端子２３Ｂとが互いにはんだ付けされることにより、ＦＰＣ２Ｂに強固に固定される。

　プラグコネクタ１Ｂは、図１５及び図１６に示すように、連結したＦＰＣ２Ｂを補強する補強板４Ｂを更に有する。補強板４Ｂは、例えば、ガラスエポキシ樹脂、ステンレス等からなり、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂよりも硬い。また、補強板４Ｂは、ＦＰＣ２Ｂの連結領域２１１Ｂの形状に対応して形成される。補強板４Ｂは、例えば、平面視において連結領域２１１Ｂとほぼ同一形状である。すなわち、補強板４Ｂは、結合端子２３Ｂの位置に対応する突出部４１Ｂと、スリット２４Ｂに対応するスリット４２Ｂと、貫通孔２５Ｂに対応する貫通孔４３Ｂとを有する。補強板４Ｂは、連結領域２１１Ｂが凹部１０Ｂに収容された状態でＦＰＣ２Ｂの連結領域２１１Ｂをプラグコネクタ１Ｂとの間に挟み込むことにより、ＦＰＣ２Ｂの連結領域２１１Ｂを補強する。補強板４Ｂは、連結領域２１１Ｂとの位置が合わされ、接着剤によりＦＰＣ２Ｂの裏面に貼付される。

　つまり、本実施の形態では、補強板４Ｂとプラグコネクタ１Ｂとの間に複数のケーブル端子（ＦＰＣ端子２２１Ｂ）が形成されるケーブル（ＦＰＣ２Ｂ）の連結領域２１１Ｂは挟まれている。

　互いに貼付されたＦＰＣ２Ｂ及び補強板４Ｂの厚さは、凹部１０Ｂの下面と凸部１６Ｂの下面との差以下となっている。凸部１６１Ｂ～１６３Ｂは、互いに等しい水平位置となっている。また、図１６に示すように、凸部１６２Ｂと凸部１６３Ｂとは、プラグコネクタ１Ｂの挿抜方向において互いに重なるように配置される。すなわち、凹部１０Ｂ及び凸部１６Ｂは、補強板４Ｂに補強されたＦＰＣ２Ｂと連結したプラグコネクタ１Ｂをレセプタクルコネクタに対して挿抜する際、プラグコネクタ１Ｂの下面側がレセプタクルコネクタの差込口に引っ掛かることを低減することができる。

　また、凸部１６２Ｂがスリット２４Ｂ及びスリット４２Ｂに対応して形成されるように、凸部１６１Ｂ～１６３Ｂは、連結領域２１１Ｂの平面パターンに対応して形成される。よって、ＦＰＣ２Ｂ及び補強板４Ｂは、凹部１０Ｂに嵌った状態で平面方向において概ね固定されることにより、プラグコネクタ１Ｂに対して簡単に位置決めされる。

　ところで、ＦＰＣ２Ｂの連結領域２１１Ｂを補強板４Ｂとプラグコネクタ１Ｂとの間に挟み込むことにより、補強板４Ｂ及びプラグコネクタ１Ｂには、ＦＰＣ２Ｂの連結領域２１１Ｂを挟み込む挟持部４４Ｂ，１ａＢがそれぞれ形成される。つまり、本実施の形態では、プラグハウジング１１Ｂは、凹部１０Ｂを有し、凹部１０Ｂの形状は、連結領域２１１Ｂの形状に対応している。そして、連結領域２１１Ｂが凹部１０Ｂに収容された状態で、補強板４Ｂとプラグコネクタ１Ｂとの間に連結領域２１１Ｂは挟まれる。

　すなわち、補強板４Ｂ及びプラグコネクタ１Ｂは、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂの連結領域２１１Ｂを挟み込む挟持部４４Ｂ，１ａＢをそれぞれ有する。

　また、複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１Ｂは、ケーブル幅方向に並設されている。そして、補強板４Ｂの挟持部４４Ｂ及びプラグコネクタ１Ｂの挟持部１ａＢが、並設された複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１Ｂのケーブル幅方向の両側に形成されている。

　すなわち、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂのケーブル幅方向の両端が補強板４Ｂの挟持部４４Ｂ及びプラグコネクタ１Ｂの挟持部１ａＢによって挟持されている。

　そして、図１６に示すように、プラグコネクタ１Ｂの挟持部１ａＢにおける延伸領域２１２Ｂ側の端部１１ａＢが、補強板４Ｂの挟持部４４Ｂにおける延伸領域２１２Ｂ側の端部４ａＢよりも延伸領域２１２Ｂ側に位置している。

　さらに、ケーブル幅方向の一端から他端にかけて、プラグコネクタ１Ｂの挟持部１ａＢにおける延伸領域２１２Ｂ側の端部１１ａＢが、補強板４Ｂの挟持部４４Ｂにおける延伸領域２１２Ｂ側の端部４ａＢよりも延伸領域２１２Ｂ側に位置している。

　本開示の第３実施形態に係るコネクタセットによれば、プラグハウジング１１Ｂに収納されたプラグ端子１２Ｂの結合部１２１Ｂが、プラグハウジング１１Ｂから露出して所定のパターンで配置されるので、ＦＰＣ２Ｂとの接続及び連結が容易である。これにより、接続工程における煩雑な作業を解消し、コネクタセットを用いる製品の製造コストを低減することができる。

　また、本開示の第３実施形態に係るプラグコネクタ１Ｂによれば、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂがあおられて補強板４Ｂから離れる方向に移動した際には、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂの補強板４Ｂよりも延伸領域２１２Ｂ側が、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂよりも硬いプラグコネクタ１Ｂの挟持部１ａＢにおける延伸領域２１２Ｂ側の端部１１ａＢによって押さえられる。そのため、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂと補強板４Ｂとの接着が剥がれる前に、プラグコネクタ１Ｂの挟持部１ａＢにおける延伸領域２１２Ｂ側の端部１１ａＢによって、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂのあおりを押さえることができる。その結果、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂと補強板４Ｂとの接着が剥がれてしまうのを抑制することができる。

　このとき、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｂのケーブル幅方向の両端が補強板４Ｂの挟持部４４Ｂ及びプラグコネクタ１Ｂの挟持部１ａＢによって挟持されるようにすれば、より確実にＦＰＣ（ケーブル）２Ｂと補強板４Ｂとの接着が剥がれてしまうのを抑制することができる。

　（第４実施形態）
　コネクタセットが有するプラグコネクタは、図１７～図２０に示すプラグコネクタ１Ｃとすることができる。

　本開示の第４実施形態に係るプラグコネクタ１Ｃは、第１実施形態で例示したプラグコネクタ１と同様に、プラグコネクタ１Ｃの挿抜方向に沿うフレキシブルプリント回路２Ｃ（以下、ＦＰＣ２Ｃと表す）及び図示省略した実装基板に結合する。また、プラグコネクタ１Ｃは、図示省略したレセプタクルコネクタに嵌合されるものであり、コネクタセット５の一部を構成するものである。なお、本開示の第４実施形態に係るプラグコネクタ１Ｃが嵌合されるレセプタクルコネクタの形状は、上記第１実施形態に係るレセプタクルコネクタ３とほぼ同様の形状とすることができる。

　プラグコネクタ１Ｃは、概略として直方体状のプラグハウジング１１Ｃと、プラグハウジング１１Ｃの内部に収納される複数のプラグ端子１２Ｃとを有する。複数のプラグ端子１２Ｃは、プラグハウジング１１Ｃにおいて、横方向（水平方向）に一列に配列される。

　プラグハウジング１１Ｃは、例えば、樹脂材料から射出成形され、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃよりも硬い。プラグハウジング１１Ｃは、レセプタクルコネクタに嵌合した状態でプラグコネクタ１Ｃをロックするフック１４Ｃと、フック１４Ｃによるロックを解除するリリースボタン１５Ｃと、複数のガイド溝１９Ｃとを上面に有する。リリースボタン１５Ｃは、フック１４Ｃと連結しており、押圧されることにより、フック１４Ｃと連動して変位する。ガイド溝１９Ｃは、レセプタクルコネクタへの挿抜方向に沿って形成される。

　ＦＰＣ２Ｃは、支持体２１Ｃと、支持体２１Ｃに支持される導体層２２Ｃとを有するシート状のケーブルである。支持体２１Ｃは、複数の絶縁体膜からなり、導体層２２Ｃを被覆する。導体層２２Ｃは、絶縁体膜上に印刷された導体膜であり、複数のプラグ端子１２Ｃにそれぞれ対応する複数の配線パターンである。

　プラグハウジング１１Ｃは、図１７に示すように、レセプタクルコネクタへの挿抜方向における一端面から他端面に貫通する複数の収納部１２０Ｃを有する。プラグハウジング１１Ｃは、レセプタクルコネクタと反対側の収納部１２０Ｃの開口部からプラグ端子１２Ｃが挿入されることにより、プラグ端子１２Ｃを収納する。レセプタクルコネクタ側の収納部１２０Ｃの開口部は、プラグ端子１２Ｃが抜け落ちないように、反対側の開口部よりも狭く形成される。なお、図示を省略しているが、レセプタクルコネクタ側の収納部１２０Ｃの開口部は、レセプタクル端子を導入する導入口となっており、導入口の周縁部は、レセプタクル端子が導入されやすいようにテーパ状に形成される。

　プラグ端子１２Ｃは、上述した第１実施形態に係るプラグ端子１２とほぼ同様の形状とすることができる。例えば、金属板を所定の形状に打ち抜いた後に屈曲させることにより形成される。すなわち、各プラグ端子１２Ｃは、ＦＰＣ２Ｃに結合する結合部１２１Ｃと、プラグコネクタ１Ｃがレセプタクルコネクタに嵌合した状態においてレセプタクル端子(図１７には図示せず)に接触する接点部(図１７には図示せず)とを有する。結合部１２１Ｃは、単一のＦＰＣ２Ｃが有する複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１Ｃにそれぞれ結合可能に、プラグハウジング１１Ｃからそれぞれ露出して配置される。すなわち、結合部１２１Ｃは、ＦＰＣ２Ｃがなし得る同一平面上にそれぞれ位置する。接点部は、プラグコネクタ１Ｃがレセプタクルコネクタに嵌合した状態において、レセプタクル端子をそれぞれ挟み込む或いは押圧することができるように、一部において屈曲される。

　プラグハウジング１１Ｃは、ＦＰＣ２Ｃと結合する際に互いを各固定する固定具１３Ｃを保持する保持部１１０Ｃを有する。保持部１１０Ｃは、プラグ端子１２Ｃの配列方向におけるプラグコネクタ１Ｃの両側の側面に、固定具１３Ｃの形状に対応するように形成される。固定具１３Ｃは、概略として垂直方向に延伸する平板状であり、金属材料からなる。固定具１３Ｃは、下部において屈曲されることにより形成された結合部１３１Ｃと、結合部１３１Ｃの残余部であり、結合部１３１Ｃよりも水平方向の幅が大きな固定部１３２Ｃとを有する。保持部１１０Ｃは、プラグハウジング１１Ｃの上面側から固定具１３Ｃが挿入され、結合部１３１Ｃがプラグハウジング１１Ｃの下面側に露出した状態で固定具１３Ｃを保持する。

　プラグハウジング１１Ｃは、図１９に示すように、ＦＰＣ２Ｃの形状に対応して凹状に形成された凹部１０Ｃと、凹部１０Ｃを除く残余部である凸部１６Ｃとを下面に有する。凹部１０Ｃは、プラグハウジング１１Ｃの上下方向における寸法が凸部１６Ｃよりも小さな水平面をなすように形成される。凹部１０Ｃは、プラグ端子１２Ｃの結合部１２１Ｃの下端と、固定具１３Ｃの結合部１３１Ｃの下端との垂直方向の位置が互いに同一となるように形成される。

　凸部１６Ｃは、プラグハウジング１１Ｃの下面のうち、レセプタクルコネクタ側の１辺を共有するように形成された凸部１６１Ｃと、凸部１６１Ｃの中央から直交する方向に延伸する凸部１６２Ｃと、凸部１６１Ｃ，１６２Ｃからそれぞれ離間する凸部１６３Ｃとから構成される。凸部１６２Ｃは、凸部１６１Ｃから凹部１０Ｃの中央部まで延伸する。凸部１６３Ｃは、凸部１６１Ｃの延伸方向におけるプラグハウジング１１Ｃの両端側にそれぞれ形成される。凸部１６３Ｃは、延伸領域２１２Ｃ側が凸部１６１Ｃの延伸方向の外側を向くように屈曲されている。凸部１６１Ｃの一方の端部と凸部１６３Ｃとの間には、固定具１３Ｃの結合部１３１Ｃが位置し、凸部１６１Ｃの他方の端部と凸部１６３Ｃとの間には、別の固定具１３Ｃの結合部１３１Ｃが位置する(図１７参照)。

　ＦＰＣ２Ｃは、図１９に示すように、プラグコネクタ１Ｃとの連結に使用される連結領域２１１Ｃと、他の回路との配線のために導体層２２Ｃが延伸する延伸領域２１２Ｃとを有する。連結領域２１１Ｃは、延伸領域２１２Ｃの一端側に位置する。延伸領域２１２Ｃは、連結領域２１１Ｃがプラグコネクタ１Ｃに連結した状態において、レセプタクルコネクタの反対側に位置する。

　ＦＰＣ２Ｃは、連結領域２１１Ｃにおける上面に、支持体２１Ｃから露出された導体層２２Ｃである複数のＦＰＣ端子２２１Ｃと、固定具１３Ｃに結合する結合端子２３Ｃとを有する。連結領域２１１Ｃは、プラグハウジング１１Ｃの凹部１０Ｃの形状に対応して形成される。或いは、凹部１０Ｃは、ＦＰＣ端子２２１Ｃが形成されるＦＰＣ２Ｃの連結領域２１１Ｃの形状に対応して形成される。結合端子２３Ｃは、例えば、導体層２２Ｃの印刷工程において導体層２２Ｃと同様に形成される。

　結合端子２３Ｃは、図１７に示すように、固定具１３Ｃの位置に対応し、プラグコネクタ１Ｃの挿抜方向に直交する方向における連結領域２１１Ｃの両端側に突出するように形成される。その他、ＦＰＣ２Ｃは、連結領域２１１Ｃにおいて、凸部１６２Ｃに対応するように形成されたスリット２４Ｃと、凹部１０Ｃに位置するように形成された貫通孔２５Ｃとを有する。

　プラグコネクタ１Ｃは、ＦＰＣ２Ｃの連結領域２１１Ｃを凹部１０Ｃに収容した状態で、複数のプラグ端子１２Ｃと複数のＦＰＣ端子２２１Ｃとが互いにはんだ付けされることにより、ＦＰＣ２Ｃに連結される。プラグコネクタ１Ｃは、保持部１１０Ｃに保持された固定具１３Ｃの結合部１３１Ｃと結合端子２３Ｃとが互いにはんだ付けされることにより、ＦＰＣ２Ｃに強固に固定される。

　プラグコネクタ１Ｃは、図１７及び図１９に示すように、連結したＦＰＣ２Ｃを補強する補強板４Ｃを更に有する。補強板４Ｃは、例えば、ガラスエポキシ樹脂、ステンレス等からなり、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃよりも硬い。また、補強板４Ｃは、ＦＰＣ２Ｃの連結領域２１１Ｃの形状に対応して形成される。補強板４Ｃは、例えば、平面視において連結領域２１１Ｃとほぼ同一形状である。すなわち、補強板４Ｃは、結合端子２３Ｃの位置に対応する突出部４１Ｃと、スリット２４Ｃに対応するスリット４２Ｃと、貫通孔２５Ｃに対応する貫通孔４３Ｃとを有する。補強板４Ｃは、連結領域２１１Ｃが凹部１０Ｃに収容された状態でＦＰＣ２Ｃの連結領域２１１Ｃをプラグコネクタ１Ｃとの間に挟み込むことにより、ＦＰＣ２Ｃの連結領域２１１Ｃを補強する。補強板４Ｃは、連結領域２１１Ｃとの位置が合わされ、接着剤によりＦＰＣ２Ｃの裏面に貼付される。

　つまり、本実施の形態では、補強板４Ｃとプラグコネクタ１Ｃとの間に複数のケーブル端子（ＦＰＣ端子２２１Ｃ）が形成されるケーブル（ＦＰＣ２Ｃ）の連結領域２１１Ｃは挟まれている。

　互いに貼付されたＦＰＣ２Ｃ及び補強板４Ｃの厚さは、凹部１０Ｃの下面と凸部１６Ｃの下面との差以下となっている。凸部１６１Ｃ～１６３Ｃは、互いに等しい水平位置となっている。また、図１９に示すように、凸部１６２Ｃと凸部１６３Ｃとは、プラグコネクタ１Ｃの挿抜方向において互いに重なるように配置される。すなわち、凹部１０Ｃ及び凸部１６Ｃは、補強板４Ｃに補強されたＦＰＣ２Ｃと連結したプラグコネクタ１Ｃをレセプタクルコネクタに対して挿抜する際、プラグコネクタ１Ｃの下面側がレセプタクルコネクタの差込口に引っ掛かることを低減することができる。

　また、凸部１６２Ｃがスリット２４Ｃ及びスリット４２Ｃに対応して形成されるように、凸部１６１Ｃ～１６３Ｃは、連結領域２１１Ｃの平面パターンに対応して形成される。よって、ＦＰＣ２Ｃ及び補強板４Ｃは、凹部１０Ｃに嵌った状態で平面方向において概ね固定されることにより、プラグコネクタ１Ｃに対して簡単に位置決めされる。

　ところで、ＦＰＣ２Ｃの連結領域２１１Ｃを補強板４Ｃとプラグコネクタ１Ｃとの間に挟み込むことにより、補強板４Ｃ及びプラグコネクタ１Ｃには、ＦＰＣ２Ｃの連結領域２１１Ｃを挟み込む挟持部４４Ｃ，１ａＣがそれぞれ形成される。

　すなわち、補強板４Ｃ及びプラグコネクタ１Ｃは、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃの連結領域２１１Ｃを挟み込む挟持部４４Ｃ，１ａＣをそれぞれ有する。

　また、複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１Ｃは、ケーブル幅方向に並設されている。そして、補強板４Ｃの挟持部４４Ｃ及びプラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣが、並設された複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１Ｃのケーブル幅方向の両側に形成されている。

　すなわち、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃのケーブル幅方向の両端が補強板４Ｃの挟持部４４Ｃ及びプラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣによって挟持されている。

　本開示の第４実施形態では、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃにおける並設された複数のＦＰＣ端子（ケーブル端子）２２１Ｃよりもケーブル幅方向両側に、拡幅部２６Ｃがそれぞれ形成されている。

　そして、プラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣと補強板４Ｃの挟持部４４Ｃとで拡幅部２６Ｃのそれぞれを挟持している。具体的には、プラグハウジング１１Ｃのケーブル幅方向両側を延伸領域２１２Ｃ側に突出させた突出部１１ｂＣを形成し、突出部１１ｂＣを挟持部１ａＣとして機能させている。一方、補強板４Ｃの延伸領域２１２Ｃ側に、ケーブル幅方向両側に突出させた突出部４５Ｃを形成し、突出部４５Ｃを挟持部４４Ｃとして機能させている。

　このとき、ケーブル幅方向両端においては、図１９に示すように、プラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部１１ａＣが、補強板４Ｃの挟持部４４Ｃにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部４ａＣよりも延伸領域２１２Ｃ側に位置している。

　さらに、ケーブル幅方向両端においては、図１８及び図１９に示すように、補強板４Ｃの挟持部４４Ｃにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部４ａＣが、結合部１２１Ｃの延伸領域２１２Ｃ側の端部１２ａＣよりも延伸領域２１２Ｃ側に位置している。

　また、図２０に示すように、プラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部１１ａＣのケーブル側には、ラウンド部１１ｃＣ(以下、Ｒ部１１ｃＣと示す)が形成されている。

　本開示の第４実施形態に係るコネクタセットによれば、プラグハウジング１１Ｃに収納されたプラグ端子１２Ｃの結合部１２１Ｃが、プラグハウジング１１Ｃから露出して所定のパターンで配置されるので、ＦＰＣ２Ｃとの接続及び連結が容易である。これにより、接続工程における煩雑な作業を解消し、コネクタセットを用いる製品の製造コストを低減することができる。

　また、本開示の第４実施形態に係るプラグコネクタ１Ｃによれば、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃがあおられて補強板４Ｃから離れる方向に移動した際には、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃの補強板４Ｃよりも延伸領域２１２Ｃ側が、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃよりも硬いプラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部１１ａＣによって押さえられる。そのため、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃと補強板４Ｃとの接着が剥がれる前に、プラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部１１ａＣによって、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃのあおりを押さえることができる。その結果、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃと補強板４Ｃとの接着が剥がれてしまうのを抑制することができる。

　このとき、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃのケーブル幅方向の両端（拡幅部２６Ｃ）が補強板４Ｃの挟持部４４Ｃ及びプラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣによって挟持されるようにすれば、より確実にＦＰＣ（ケーブル）２Ｃと補強板４Ｃとの接着が剥がれてしまうのを抑制することができる。

　さらに、補強板４Ｃの挟持部４４Ｃにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部４ａＣを、結合部１２１Ｃの延伸領域２１２Ｃ側の端部１２ａＣよりも延伸領域２１２Ｃ側に位置させれば、ＦＰＣ（ケーブル）２Ｃのあおりによって結合部１２１Ｃが変形してしまうのを抑制することができる。すなわち、結合部１２１ＣをＦＰＣ（ケーブル）２Ｃのあおりから保護することができる。

　また、プラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣにおける延伸領域２１２Ｃ側の端部１１ａＣのケーブル側にＲ部１１ｃＣを形成すれば、あおられたＦＰＣ（ケーブル）２Ｃがプラグコネクタ１Ｃの挟持部１ａＣによって破断してしまうのを抑制することができる。

　（その他の実施の形態）
　上記のように、本開示を実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本開示を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。

　また、既に述べた第１～第４実施形態においては、シート状のケーブルとして、フレキシブルプリント回路（ＦＰＣ）を用いて説明したが、フレキシブルフラットケーブル（ＦＦＣ）等のシート状の配線ケーブルを用いてもよい。

　また、既に述べた第１実施形態において、プラグハウジング１１の外面のうち、実装基板３９に対面する側の面に凹部１０が位置するプラグコネクタ１を説明したが、凹部１０は、プラグハウジング１１の外面のうち、実装基板３９の反対側の面に形成されてもよい。この場合、レセプタクルコネクタ３は、上面に凹部１０を有するプラグコネクタ１に対応して嵌合可能なように、上下方向が反転されればよい。また、レセプタクルコネクタ３と実装基板３９との位置関係及び実装形態も適宜変更されればよい。なお、既に述べた第３及び第４実施形態においても同様である。

　上記の他、本開示の第１～第４実施形態に記載した構成の一部を相互に応用した構成等、本開示はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本開示の技術的範囲は上記の説明から妥当な請求の範囲に係る開示特定事項によってのみ定められるものである。

　１，１Ａ，１Ｂ，１Ｃ　プラグコネクタ
　１ａＢ，１ａＣ　挟持部
　２，２Ａ，２Ｂ，２Ｃ　フレキシブルプリント回路（ＦＰＣ）
　３，３Ａ　レセプタクルコネクタ
　４，４Ａ，４Ｂ，４Ｃ　補強板
　４ａＢ，４ａＣ　端部
　５，５Ａ　コネクタセット
　１０，１０Ｂ，１０Ｃ　凹部
　１１，１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ　プラグハウジング
　１１ａＢ，１１ａＣ　端部
　１１ｂＣ　突出部
　１１ｃＣ　ラウンド部
　１２，１２Ａ，１２Ｂ，１２Ｃ　プラグ端子
　１２ａＣ　端部
　１３，１３Ａ，１３Ｂ，１３Ｃ　固定具
　１４，１４Ｂ，１４Ｃ　フック
　１５，１５Ｂ，１５Ｃ　リリースボタン
　１６，１６Ｂ，１６Ｃ　凸部
　１９，１９Ｂ，１９Ｃ　ガイド溝
　２１，２１Ｂ，２１Ｃ　支持体
　２２，２２Ｂ，２２Ｃ　導体層
　２３，２３Ａ，２３Ｂ，２３Ｃ　結合端子
　２４，２４Ｂ，２４Ｃ　スリット
　２５，２５Ｂ，２５Ｃ　貫通孔
　２６Ｃ　拡幅部
　３０，３０Ａ　差込口
　３１，３１Ａ　レセプタクルハウジング
　３２，３２Ａ　固定具
　３３，３３Ａ　レセプタクル端子
　３４，３４Ａ　ガイドリブ
　３５　フック受け部
　３９，３９Ａ　実装基板
　４１，４１Ｂ，４１Ｃ　突出部
　４２，４２Ｂ，４２Ｃ　スリット
　４３，４３Ｂ，４３Ｃ　貫通孔
　４４Ｂ，４４Ｃ　挟持部
　４５Ｃ　突出部
　１００，１００Ａ　導入口
　１０１　成形不良
　１１０　保持部
　１１０Ａ，１１０Ｂ，１１０Ｃ　保持部
　１１１Ａ　フック受け部
　１２０，１２０Ｂ，１２０Ｃ　収納部
　１２１，１２１Ａ，１２１Ｂ，１２１Ｃ　結合部
　１２２，１２２Ａ　接点部
　１３１，１３１Ａ，１３１Ｂ，１３１Ｃ　結合部
　１３２，１３２Ａ，１３２Ｂ，１３２Ｃ　固定部
　１３３Ａ　フック
　１６１，１６１Ｂ，１６１Ｃ，１６２，１６２Ｂ，１６２Ｃ，１６３，１６３Ｂ，１６３Ｃ　凸部
　２１１，２１１Ｂ，２１１Ｃ　連結領域
　２１２，２１２Ｂ，２１２Ｃ　延伸領域
　２２１，２２１Ａ，２２１Ｂ，２２１Ｃ　ＦＰＣ端子（ケーブル端子）
　３１０Ａ　保持部
　３１１Ａ　フック受け部
　３２１，３２１Ａ　結合部
　３２２，３２２Ａ　固定部
　３２３Ａ　フック
　３３１，３３１Ａ　結合部
　３３２，３３２Ａ　接点部

Claims

　レセプタクルコネクタに嵌合可能なプラグコネクタであって、
　プラグハウジングと、
　前記プラグハウジングに収納される複数のプラグ端子と、
を備え、
　レセプタクル端子を有する前記レセプタクルコネクタに嵌合され、
　シート状であってケーブル端子を有するケーブルに結合することにより、前記レセプタクル端子と前記ケーブル端子との間を電気的に接続することができ、
　前記複数のプラグ端子のそれぞれは、接点部と結合部とを有し、
　前記接点部は、前記レセプタクル端子に接触可能で、
　前記結合部は、前記ケーブル端子に結合可能で、
　前記レセプタクルコネクタに嵌合された状態において、前記結合部は、前記プラグハウジングから露出するように配置される
ことを特徴とするプラグコネクタ。
　前記プラグハウジングは、凹部を有し、
　前記凹部の形状は、前記複数のケーブル端子が形成される前記ケーブルの連結領域の形状に対応する
ことを特徴とする請求項１に記載のプラグコネクタ。
　前記レセプタクルコネクタが実装基板上に実装される場合、
　前記凹部は、前記プラグハウジングの外面のうち、前記実装基板に対面する側の面に位置することを特徴とする請求項２に記載のプラグコネクタ。
　前記ケーブル端子と前記結合部とが互いにはんだ付けされることにより、前記ケーブルに結合される
ことを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載のプラグコネクタ。
　補強板を更に備え、
　前記補強板と前記プラグコネクタとの間に前記複数のケーブル端子が形成される前記ケーブルの連結領域は挟まれる
ことを特徴とする請求項１に記載のプラグコネクタ。
　前記補強板は、前記連結領域の形状に対応して形成されている
ことを特徴とする請求項５に記載のプラグコネクタ。
　前記プラグハウジングは、凹部を有し、
　前記凹部の形状は、前記連結領域の形状に対応しており、
　前記連結領域が前記凹部に収容された状態で、前記補強板と前記プラグコネクタとの間に前記連結領域は挟まれる
ことを特徴とする請求項６に記載のプラグコネクタ。
　前記ケーブルは、前記連結領域と、前記連結領域から延伸する延伸領域とを有し、
　前記補強板は、前記ケーブルの前記連結領域を挟み込む挟持部を有し、
　前記プラグコネクタは、前記ケーブルの前記連結領域を挟み込む挟持部を有し、
　前記プラグコネクタの前記挟持部における前記延伸領域側の端部が、前記補強板の前記挟持部における前記延伸領域側の端部よりも前記延伸領域側に位置している
ことを特徴とする請求項５～７のいずれか１項に記載のプラグコネクタ。
　前記補強板の前記挟持部における前記延伸領域側の前記端部が、前記結合部の前記延伸領域側の端部よりも前記延伸領域側に位置している
ことを特徴とする請求項８に記載のプラグコネクタ。
　前記複数のケーブル端子がケーブル幅方向に並設されており、
　前記補強板の挟持部及び前記プラグコネクタの挟持部は、並設された複数のケーブル端子の前記ケーブル幅方向両側に形成されている
ことを特徴とする請求項８又は９に記載のプラグコネクタ。
　前記ケーブルは、並設された複数のケーブル端子よりも前記ケーブル幅方向両側に形成された拡幅部を有し、
　前記プラグコネクタの前記挟持部と前記補強板の前記挟持部とで前記拡幅部を挟持している
ことを特徴とする請求項１０に記載のプラグコネクタ。
　前記プラグコネクタの挟持部における前記延伸領域側の端部の前記ケーブル側にラウンド部が形成されている
ことを特徴とする請求項８～１１のいずれか１項に記載のプラグコネクタ。
　前記プラグハウジング及び前記補強板は前記ケーブルよりも硬い
ことを特徴とする請求項８～１２のいずれか１項に記載のプラグコネクタ。
　請求項１～１３のいずれか１項に記載のプラグコネクタと、
　前記レセプタクルコネクタと、
を備える
ことを特徴とするコネクタセット。