WO2016063634A1 - シートベルトリトラクタ - Google Patents

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Abstract

 フォースリミッタ機構の切換え機構(100)は、トルクチューブ(64)がスピンドル(61)と一体回転するように、スピンドル(61)に対してトルクチューブ(64)をロックするロッキングエレメント(68)及びスピンドルリング(70)を備えるロック機構と、ロック機構を解除させるために回転可能なスイッチリング(120)と、スイッチリング(120)、スイッチリング(120)を作動させるためのスイッチピストン(115)、及び切換え機構作動時にスイッチピストン(115)を押し出すガスを発生させる切換え用ガス発生器(116)を収容するスイッチハウジング(101)と、を備える。そして、切換え機構(100)のスイッチハウジング(101)は、スイッチリング(120)がスイッチピストン(115)によって回転した際に当接する当接部位に、被作動部(122)が向かってくる方向に突出する突出部(110)を有する。

Description

シートベルトリトラクタ
 本発明は、シートベルトリトラクタに関し、より詳細には、エネルギー吸収荷重を切り換えることができるフォースリミッタ機構を有するシートベルトリトラクタに関する。
 近年のシートベルトリトラクタとしては、衝突時にベルトを瞬時に巻き上げ、乗員の身体を効果的に拘束するプリテンショナと、設定以上の荷重がベルトに加わった場合にエネルギーを吸収しながらベルトを繰り出し、乗員の胸部への負担を軽減するフォースリミッタ機構とが付加されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1に記載のシートベルトリトラクタでは、図10に示すように、トーションバー(ねじり棒)213が捻れて塑性変形することでエネルギー吸収し、ベルトを所定量繰り出すフォースリミッタ機構が設けられている。このトーションバー213は、一層大きな横断面を有する区間214、及び一層小さな横断面を有する区間215を有し、また、区間214,215の中間部やトーションバー213の一端部に接続片216a、216bが設けられている。接続片216bは、スピンドル(ベルト軸)212と結合され、接続片216aはトルクチューブ(トルク管)218と結合される。また、トーションバー213は、他端部でトレッドヘッド(プロファイルヘッド)250に接続されている。
 また、このフォースリミッタ機構は、エネルギー吸収の高い力レベルから低い力レベルに切り換える切換え機構を備える。切換え機構は、図11に示すように、ロッキングエレメント(つめ)221がスピンドル212とトルクチューブ218とを連結している状態では、スピンドル212からトルクチューブ218を介してトーションバー213の区間214への高い力レベルにおけるエネルギー吸収を行う。また、ロッキングエレメント221がトルクチューブ218との連結を外されると、スピンドル212からトーションバー213の区間215がねじられ、低い力レベルにおけるエネルギー吸収を行っている。
 ロッキングエレメント221は、スピンドル212の横断面に形成された切り欠き240内に、回転中心222の回りで揺動可能に支持されている。また、ロッキングエレメント221の外周側がスピンドルリング(軸リング)245によって囲まれている状態で、トルクチューブ218と噛み合って保持される。スピンドルリング245が軸線方向に動かされると、ロッキングエレメント221は、スピンドルリング245の支持部224から釈放され、外方に向かって切り欠き240内を揺動して、スピンドル212とトーションバー213の結合が解消される。
 また、図12に示すように、ベルト巻き取り器210のカバー220内に、花火技術的な装填物227を有する駆動装置226が配置されており、装填物227は、ピストン228を直線的に動かすように作用する。ピストン228は、スイッチリング(操作リング)219から半径方向に突出した段部229にアクセスして、スイッチリング219が回転し、回転することでカバー220から押離されてスピンドルリング245を軸線方向に移動させている。
日本国特表2003-502204号公報
 ところで、特許文献1に記載のフォースリミッタ機構の切換え機構は、ピストン228の作動によるスイッチリング219の旋回駆動は、ピストン228やスイッチリング219自体、及び、これらの周辺部品の寸法公差等を厳しくすることで、安定した作動が実現されている。このため、該切換え機構は、厳しい寸法管理が必要となり、コストが嵩んでしまうという課題がある。
 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フォースリミッタ機構の切換え機構が、コストダウンを図りつつ、安定作動性を向上することができるシートベルトリトラクタを提供することにある。
 本発明の目的は、下記の構成により達成される。
(1) リトラクタフレームと、
 該リトラクタフレームに回転可能に支持され、シートベルトを巻回可能なスピンドルと、
 前記スピンドル内に配置され、一端部が前記スピンドルと結合すると共に、捻れトルクの異なる複数の軸部分を有するトーションバーと、
 前記トーションバーの他端部をロックすることで、前記スピンドルの回転をロック可能な緊急ロック機構と、
 前記複数の軸部分の間で前記トーションバーと結合され、前記スピンドル内に配置されるトルクチューブと、
 前記トルクチューブが前記スピンドルと一体回転する状態と相対回転する状態とを切り換える切換え機構と、
を有するシートベルトリトラクタであって、
 前記切換え機構は、
  前記トルクチューブが前記スピンドルと一体回転するように、前記スピンドルに対して前記トルクチューブをロックするロック機構と、
  前記ロック機構を解除させるために回転可能な切換え部材と、
  前記切換え部材、前記切換え部材を作動させるための駆動部材、及び前記切換え機構作動時に前記駆動部材を押し出すガスを発生させるガス発生器を収容するハウジングと、を備え、
 前記切換え機構のハウジングは、前記切換え部材が前記駆動部材によって回転した際に当接する当接部位に、前記切換え部材が向かってくる方向に突出する突出部を有することを特徴とするシートベルトリトラクタ。
(2) 前記突出部は、前記切換え部材が当接することで変形することを特徴とする(1)に記載のシートベルトリトラクタ。
(3) 前記ロック機構は、
  前記スピンドルを径方向に貫通する貫通孔内で前記スピンドル側に取り付けられ、前記トルクチューブが前記スピンドルと一体回転するように、前記スピンドルに対して前記トルクチューブをロックするロック位置と、前記トルクチューブが前記スピンドルと相対回転するように、前記スピンドルに対して前記トルクチューブのロックを解除するロック解除位置とに回動可能なロック部材と、
 前記ロック部材に径方向から当接して、前記ロック部材を前記ロック位置に規制する規制リングと、
を有し、
 前記切換え部材は、前記規制リングを前記ロック部材に当接した位置から前記ロック部材から離間した位置に軸方向へ移動可能で、半径方向に突出し前記当接部位の突出部に当接可能な被作動部を有するスイッチリングであり、
 前記突出部は、軸方向に沿って延出しながら前記切換え部材が向かってくる方向に突出することを特徴とする(1)または(2)に記載のシートベルトリトラクタ。
(4) 前記切換え機構のハウジングは、前記スイッチリングが摺動する摺動面に、前記スイッチリングが移動する方向に向かって傾斜する複数のランプ面を備え、
 前記スイッチリングは、前記駆動部材の作動によって円周方向に回転する際に、前記複数のランプ面に沿って摺動することで、軸方向へ移動することを特徴とする(3)に記載のシートベルトリトラクタ。
 本発明のシートベルトリトラクタによれば、切換え機構のハウジングは、切換え部材が駆動部材によって回転した際に当接する当接部位に、切換え部材が向かってくる方向に突出する突出部を有する。これにより、駆動部材によって作動した切換え部材がハウジングの突出部によって軸方向ずれが規制されて安定して作動するので、フォースリミッタ機構の切換え機構が、コストダウンを図りつつ、安定作動性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタの斜視図である。 図1のシートベルトリトラクタの分解斜視図である。 スピンドル組立体、及び切換え機構を示す斜視図である。 スピンドル組立体、及び切換え機構を示す断面図である。 切換え機構の分解斜視図である。 (a)は、切換え機構の作動前の状態を示すスイッチリング、スイッチピストン、及びスイッチハウジングの正面図であり、(b)は、(a)のVI-VI線に沿った断面図であり、(c)は、VI´部斜視図である。 (a)は、切換え機構の作動後の状態を示すスイッチリング、スイッチピストン、及びスイッチハウジングの正面図であり、(b)は、(a)のVII-VII線に沿った断面図であり、(c)は、VII´部拡大図である。 (a)は、スピンドル組立体の断面図に対して、切換え機構の作動前のスイッチリング、スピンドルリングの状態を示す図であり、(b)は、(a)のVIII-VIII線に沿った断面図である。 (a)は、スピンドル組立体の断面図に対して、切換え機構の作動後のスイッチリングの状態を示す図であり、(b)は、(a)のIX-IX線に沿った断面図である。 従来のシートベルトリトラクタの分解斜視図である。 従来の切換え機構を示す断面図である。 従来の切換え機構のための駆動装置を示す概略図である。
 以下、本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタを図1~図9に基づいて詳細に説明する。
 このシートベルトリトラクタ10は、図1および図2に示すように、リトラクタフレーム11に回転可能に支持され、シートベルト(図示せず)を巻き取るスピンドル組立体12と、スピンドル組立体12をシートベルト巻き取り方向に回転付勢する巻き取りバネ装置19と、車両の前後方向の加速度を検出する加速度センサ13と、加速度センサ13によって検出される加速度が車両衝突時等の緊急時の加速度相当である場合に作動してスピンドル組立体12のシートベルト引き出し方向の回転をロックしシートベルトの引き出し動作を規制する緊急ロック機構14と、車両衝突時等の緊急時の初期に作動してスピンドル組立体12をシートベルト引き込み方向に回転させるプリテンショナ15と、設定以上の荷重がシートベルトに加わった場合にエネルギーを吸収しながらシートベルトを繰り出すフォースリミッタ機構16と、を備えている。
 リトラクタフレーム11は金属製のもので、図2中の左側に位置する第1の側板11aと、右側に位置する第2の側板11bとを備えた略コ字状をなしている。第1の側板11aには、プリテンショナ15と巻き取りバネ装置19とが取り付けられ、第2の側板11bには、緊急ロック機構14と加速度センサ13とが取り付けられている。また、第2の側板11bには、緊急ロック機構14を構成するロック片20が係合可能な係合内歯11dが形成されている。
 即ち、巻き取りバネ装置19およびプリテンショナ15は、スピンドル組立体12の軸方向一端側に配置され、プリテンショナ15は、リトラクタフレーム11に取り付けられたチューブカバー17内に主要部が収容されている。また、加速度センサ13および緊急ロック機構14は、スピンドル組立体12の軸方向他端側に配置され、リトラクタフレーム11に取り付けられたカバー18内に収容されている。
 なお、リトラクタフレーム11には、一対の側板11a、11bの自由端側を連結するタイプレート25や、シートベルトガイド27、アッパーステー26が取り付けられている。
 緊急ロック機構14は、公知の種々の構成を採用することができる。なお、図2中、符号31は、慣性体32と連動するWSレバー34が係合可能な内歯を有するベアリング板であり、符号33は、慣性体32が配置されるとともに、WSレバー34をスプリング35で付勢された状態で支承し、さらに、加速度センサ13のセンサレバーと係合可能なステアリングホイールである。
 また、ベアリング板31の軸方向外側には、自動ロック機構(ALR)36が配置されており、符号37は、ALR用レバーである。
 プリテンショナ15は、リトラクタフレーム11の側板11aとチューブカバー17との間に、駆動装置51やピニオン42やクラッチ機構41などの主要部を備えている。ピニオン42は、緊急時にスピンドル組立体12と係合してスピンドル組立体12をシートベルト巻き取り方向に回転させる回転部材である。クラッチ機構41は、ピニオン42が回転しないときはスピンドル組立体12の自由回転を許容し、ピニオン42が回転したときスピンドル組立体12に対しピニオン42を係合させてピニオン42の回転をスピンドル組立体12に伝達させるものである。なお、ピニオン42やクラッチ機構41は、図3に示すように、スピンドル組立体12に予め組み付けられている。なお、図2中、符号44は、ボール案内部、符号45は、ボール案内板である。
 図2に示すように、駆動装置51は、リトラクタフレーム11とチューブカバー17との間に一部が保持固定された金属製のチューブ52と、チューブ52の一端側に保持固定されたガスジェネレータ(MGG)53と、チューブ52の内部に収容された樹脂製などのピストン55と、チューブ52の内部に収容されボールチェーンを構成する複数のアルミ製などのボール56と、チューブ52の他端部に取り付けられたボールストッパバネ57と、を備えている。なお、複数のボール56のうち最初にピニオン42に係合するボールは、2つのボールが一体に形成されたようなツインボール58となっている。
 ガス発生器53は、緊急時の初期に作動して高圧のガス圧を発生するものであり、ピストン55は、ガス発生器53の発生したガス圧によってチューブ52の先端側に向けて移動することでボール56に力を伝達するものである。
 複数のボール56は、ピストン55に押されて移動することで、ピニオン42に力を伝達してピニオン42を回転させる。例えば、ピストン55によりボール56が移動すると、チューブ52の先端側の開口部から押し出されたボール56(ツインボール60を含む)がピニオン42に順次係合してピニオン42を回転させる。この際、チューブ52は、ガス発生器53の燃焼圧力を保持すると共に、ピストン55および複数のボール56を収容し、ピストン55および複数のボール56の移動をガイドする機能を果たす。
 図2及び図4に示すように、スピンドル組立体12は、スピンドル61と、その一端側開口を塞ぐトレッドヘッド62と、スピンドル61の他端側に取り付けられたピニオン42と、スピンドル61内に配置されるトルクチューブ64と、スピンドル61内に配置され、捻じれトルクの異なる軸部分を構成する第1及び第2トーションバー65,66と、スピンドル61の内周面とトレッドヘッド62の外周面との間に配置されたエネルギー吸収ストッパ(以下、EAストッパとも称す)67と、を備える。
 さらに、スピンドル組立体12は、トレッドヘッド62の外周面に案内されるロック片20と、スピンドル61の一端側に形成された一対の貫通孔61a内で回動可能に取り付けられるロッキングエレメント68と、スピンドル61の一端側からその周囲に装着されるエンドピース69、スピンドルリング(規制リング)70及びサポートリング71と、を備える。なお、図2中、符号72はオメガスプリングであり、73は安全プレートである。
 第1トーションバー65は第2トーションバー66よりも軸径が太く形成されており、各トーションバーの両端部65a,65b,66a,66bは、トルクス(登録商標)形状に形成されている。本実施形態では、軸径の太い第1トーションバー65が、高い荷重レベルでのエネルギー吸収を行い、軸径の細い第2トーションバー66が、低い荷重レベルでのエネルギー吸収を行う。また、第1トーションバー65は、プリテンショナ15の作動により発生するトルクよりも大きな捻れトルクを有するように太さや硬さが設計されている。
 また、第1トーションバー65の端部内周面には、トルクス形状の孔部65cが形成されており、孔部65cに第2トーションバー66の端部66aが嵌合することで、第1トーションバー65と第2トーションバー66とは連結される。
 トレッドヘッド62の内周面にはトルクス形状の孔部62aが形成されており、第1トーションバー65の一端部65aが嵌合される。また、トルクチューブ64の内周面にも、トルクス形状の環状溝64aがトレッドヘッド側から軸方向中間部を越えて設けられており、第1トーションバー65の他端部65bが嵌合される。また、第2トーションバー66の他端部66bは、スピンドル61の他端側の内周面に形成されたトルクス形状の凹部61bに嵌合固定されている。
 また、図8(b)に示すように、ロッキングエレメント68は、スピンドル61に形成された貫通孔61a内に取り付けられており、トルクチューブ64の端部に形成された連結凹部64c内に進退するようにエンドピース69に形成された回動中心69aまわりに回動する。ロッキングエレメント68がスピンドルリング70の内周面に押さえつけられている状態では、トルクチューブ64の連結凹部64c内に進出して回動が抑制されている。これにより、トルクチューブ64は一対のロッキングエレメント68を介してスピンドル61と結合され、スピンドル61とトルクチューブ64は一体的に回転する。また、エンドピース69は樹脂製であり、スピンドルリング70をスピンドル61に対して円周方向に位置決め固定している。
 また、ロッキングエレメント68の外周面がスピンドルリング70から解放されると、図9(b)に示すように、ロッキングエレメント68は径方向外側に回動可能となり、スピンドル61とトルクチューブ64とは相対回転可能となる。
 したがって、ロッキングエレメント68は、トルクチューブ64がスピンドル61と一体回転するように、スピンドル61に対してトルクチューブ64をロックするロック位置(図8(b)参照)と、トルクチューブ64がスピンドル61と相対回転するように、スピンドル61に対してトルクチューブ64のロックを解除するロック解除位置(図9(b)参照)とに移動可能である。
 また、スピンドルリング70は、ロッキングエレメント68に径方向から当接して、ロッキングエレメント68をロック位置に規制する。
 このようにして、ロッキングエレメント68とスピンドルリング70は、トルクチューブ64がスピンドル61と一体回転するように、スピンドル61に対してトルクチューブ64をロックするロック機構を構成する。
 図4に戻って、EAストッパ67は、外周面が多角形形状に、内周面が雌ねじ形状に形成されるものであり、本実施形態では、六角ナットによって構成されている。そして、EAストッパ67の外周面がスピンドル61のトレッドヘッド62側の端部の六角穴61bに嵌合し、内周面がトレッドヘッド62の雄ネジ部62bと螺合する。これにより、スピンドル61の回転に伴ってEAストッパ67が回転したとき、トレッドヘッド62の雄ネジ部62bに螺合するEAストッパ67が軸方向に移動する。そして、トレッドヘッド62の内部ストッパ壁にこのEAストッパ67が突き当たることで、それ以上、トレッドヘッド62に対してスピンドル61が回転しないように規制される。
 さらに、図1~図7に示すように、リトラクタフレーム11の第2の側板12bの内側で、スピンドル61の周囲には、スイッチハウジング101と、スイッチリング120と、スイッチリング120を作動させるためのスイッチピストン(駆動部材)115と、スイッチピストン115を押し出すガスを発生する切換え用ガス発生器116と、が配置される。本実施形態では、ロッキングエレメント68、エンドピース69、スピンドルリング70、スイッチハウジング101、スイッチピストン115、切換え用ガス発生器116、及びスイッチリング120が、トルクチューブ64がスピンドル61と一体回転する状態と相対回転する状態とを切り換える切換え機構100を構成する。
 スイッチリング120は、一枚の金属製の板材によって形成されている。スイッチリング120は、スピンドル61及びエンドピース69の周囲に配置されるような内径を有するリング状部121と、円周方向の一部で半径方向外方に突出し、作動するスイッチピストン115と当接可能な被作動部122と、リング状部121の外側で、円周方向複数箇所(本実施形態では、4箇所)で円周方向に延び、且つ、軸方向に向けて折り曲げ形成された折り曲げ部123と、を有する。
 また、スイッチハウジング101は、樹脂材料によって構成され、スイッチリング120を収容するハウジング本体部102と、ハウジング本体部102の上部に配置され、切換え用ガス発生器116及びスイッチピストン115を収容する筒状収容部103と、を有する。
 ハウジング本体部102には、スピンドル61が貫通する貫通孔104、作動前のスイッチリング120のリング状部121及び被作動部122の軸方向側面を案内する案内面105、及び、案内面105の周囲から軸方向に延び、スイッチリング120が軸方向移動する際に、スイッチリング120の周囲に位置し、スイッチリング120を案内する円筒部106が形成される。
 また、図6(b)に示すように、ハウジング本体部102は、スイッチリング120が摺動する摺動面で、折り曲げ部123と対向する位置に、スイッチリング120が移動する方向に向かって傾斜する複数のランプ面109を備える。したがって、図7(b)に示すように、スイッチリング120は、スイッチピストン115の作動によって円周方向に回転する際に、折り曲げ部123がランプ面109に沿って摺動することで、軸方向へ移動する。
 円筒部106には、上部が開口する開口部107が形成されており、案内面105は、この開口部107を超えて上部に延びている。スイッチリング120の被作動部122は、開口部107から上方に延出し、被作動部122の周方向一側面は、スイッチピストン115と対向し、被作動部122の周方向他側面は、開口部107を形成する円筒部106の当接部位108と対向する。この当接部位108は、スイッチピストン115が作動して、被作動部122が回転駆動された際に被作動部122と当接して、スイッチリング120の円周方向の移動を規制する。
 また、図6(c)及び図7(c)に示すように、当接部位108の上縁部には、被作動部122に向けて突出する突出部110が軸方向に沿って延出している。突出部110は、軸方向から見て、略三角形状に形成され、軸方向に移動したスイッチリング120の被作動部122が当接することで潰れて変形し、当接後のスイッチリング120の軸方向ずれを規制する。
 なお、本実施形態では、突出部110は、スイッチハウジング101と一体に形成されているが、潰れ変形しやすい別部材が当接部位108に固定されてもよい。
 このように、スイッチリング120は、ロック機構を解除させるために回転可能な切換え部材を構成し、スピンドルリング70をロッキングエレメント68に当接した位置からロッキングエレメント68から離間した位置に軸方向へ移動させる。
 次に、本実施形態のシートベルトリトラクタ10の動作について説明する。
 通常時、乗員等によるシートベルトの引き出し操作により、スピンドル組立体12に巻かれたシートベルトが引き出されるのに伴い、スピンドル組立体12が回転する。スピンドル組立体12は回転自由に支持されているので、巻き取りバネ装置19の巻き上げ力を受ける。シートベルトを引き出すのを止めて力を緩めると、巻き取りバネ装置19の力によりスピンドル組立体12が回転してシートベルトを巻き取る。
 また、通常時には、ロッキングエレメント68によりトルクチューブ64とスピンドル61とは一体となって回転するので、シートベルトを引き出す力の荷重伝達経路は、スピンドル61、ロッキングエレメント68、トルクチューブ64、第1トーションバー65、トレッドヘッド62の順となる。
 急ブレーキ等の車両衝突と比べて低い衝撃等ではプリテンショナ15が作動することは
なく、緊急ロック機構14によってシートベルトの伸び出しが阻止される。
 車両衝突等の一定の閾値を超える衝撃が入ると、プリテンショナ15が作動し、公知のセンサユニットから駆動装置51のガスジェネレータ53に点火電流が流れて、ガスジェネレータ53が発火作動して高圧ガスを発生する。
 ピストン55はガス圧に押されてチューブ52内を他端開口部側に移動する。また、ピストン55に押されることで、ボール56が順次チューブ52内を他端開口部側に移動する。この際、チューブ52内では、ボール56が隙間無く詰められることでボールチェーンを構成しているので、ピストン55の隣のボール56の移動は、ボールチェーンを構成している全てのボール56に伝えられ、チューブ52の他端開口部側からツインボール60やボール56が順次押し出されていく。
 チューブ52の先端開口部から押し出されたボール56はピニオン42のポケットに噛合い、ボール56の移動によりピニオン42が回転を始める。ピニオン42が回転を始めると、クラッチ機構41が繋がり、ピニオン42の回転がスピンドル組立体12に伝達され、スピンドル組立体12が回転する。
 このとき、トルクチューブ64とスピンドル61とは一体となって回転するので、両端がトルクチューブ64とスピンドル61に嵌合されている第2トーションバー66には、捻じる力はかからない。これにより、プリテンショナ作動時の力で、軸径の細い第2トーションバー66が捻れてしまい、シートベルトの引き込みが十分に出来なくなるという不都合が排除される。また、第1トーションバー65は、プリテンショナ15の作動により発生するトルクよりも大きな捻れトルクを有する、即ち、プリテンショナ15の力では捻られない(塑性変形しない)太さ、硬さに設定されているので、プリテンショナ15の力をスピンドル61に確実に伝える。
 このようにして、プリテンショナ15のボール56の移動が完了するまで、スピンドル61が巻き取り方向に回転してシートベルトが巻き取られ、乗員に対するシートベルトの緩みが除去される。
 一方、車両衝突等を加速度センサ13が検知することで、緊急ロック機構14がシートベルトの引き出しをロックしている状態で、乗員の慣性力がシートベルトに働くことにより、シートベルトは徐々に引き出され始める。
 フォースリミッタ機構16では、ガス発生器53を作動させてプリテンショナ15による引き込みが開始されたのち、適切なタイミングで切換え機構100を作動させる。切換え機構100の作動タイミングは車両・シートベルトの特性等から予め適切に設定しておく。例えば、プリテンショナ作動後、所定時間(ms)後に切換え機構100を作動という設定をすることも可能である。
 切換え機構100は、切換え用の電流を受けて切換え用ガス発生器116が点火する。切換え用ガス発生器116によるガスの圧力により、スイッチピストン115が作動し、スイッチリング120がスイッチピストン115に押されて回転とともに軸方向に移動する。
 スイッチリング120の軸方向移動に伴って、スピンドルリング70が軸方向に移動すると、ロッキングエレメント68は、スピンドル61の連結孔61a内で、スピンドル61の径方向に回動自在となる。このため、プロフィールがロッキングエレメント68を外に押し出すように形成されたトルクチューブ64の連結凹部64cによって、トルクチューブ64の連結凹部64c内から外側に移動する(図6(b)参照)。これにより、スピンドル61とトルクチューブ64とが相対回転可能となる。
 これにより、シートベルトを引き出す力の荷重伝達経路は、スピンドル61、第2トーションバー66、第1トーションバー65、トレッドヘッド62の順となる。
 そして、トレッドヘッド62がロックされた状態で、ベルト引き出し方向の力が加わり、ベルト荷重が第2トーションバー66の捻じれ荷重に達すると、力伝達経路で軸径の細い第2トーションバー66が塑性変形しながら捻れ、スピンドル61が回転し、シートベルトが引き出される。第2トーションバー66が捻じれると同時にEAストッパ67がスピンドルとともに回転し、トレッドヘッド62の雄ネジ部62bに沿って軸方向に移動する。そして、EAストッパ67が、トレッドヘッド62の内部ストッパ壁に当接して、該移動が規制されることで、第2トーションバー66が捻じ切れるのを防止する。
 したがって、フォースリミッタ機構16が働くことで、第2トーションバー66が変形して衝撃エネルギーを吸収しながらシートベルトの引き出しを許容し、最終的にEAストッパ67の働きでシートベルトの引き出しは阻止され、乗員が保護される。
 従って、本実施形態のシートベルトリトラクタ10によれば、切換え機構100は、トルクチューブ64がスピンドル61と一体回転するように、スピンドル61に対してトルクチューブ64をロックするロック機構と、ロック機構を解除させるために回転可能なスイッチリング120と、スイッチリング120、スイッチリング120を作動させるためのスイッチピストン115、及び切換え機構作動時にスイッチピストン115を押し出すガスを発生させる切換え用ガス発生器116を収容するスイッチハウジング101と、を備える。そして、切換え機構100のスイッチハウジング101は、スイッチリング120がスイッチピストン115によって回転した際に当接する当接部位に、被作動部122が向かってくる方向に突出する突出部110を有する。これにより、スイッチピストン115によって作動したスイッチリング120がスイッチハウジング101の突出部110によって軸方向ずれを規制されて安定して作動するので、フォースリミッタ機構16の切換え機構100が、コストダウンを図りつつ、安定作動性を向上することができる。
 また、突出部110は、スイッチリング120が当接することで変形するので、スイッチリング120の軸方向ずれを規制することができる。
 ロック機構は、スピンドル61を径方向に貫通する貫通孔内で前記スピンドル側に取り付けられ、トルクチューブ64がスピンドル61と一体回転するように、スピンドル61に対してトルクチューブ64をロックするロック位置と、トルクチューブ64がスピンドル61と相対回転するように、スピンドル61に対してトルクチューブ64のロックを解除するロック解除位置とに回動可能なロッキングエレメント68と、ロッキングエレメント68に径方向から当接して、ロッキングエレメント68をロック位置に規制するスピンドルリング70と、を有する。また、スイッチリング120は、スピンドルリング70をロッキングエレメント68に当接した位置からロッキングエレメント68から離間した位置に軸方向へ移動可能で、半径方向に突出し当接部位108の突出部110に当接可能な被作動部122を有する。さらに、突出部110は、当接部位108に軸方向に沿って延出しながら突出する。これにより、スイッチリング120が軸方向移動した場合であっても、被作動部122が突出部110を確実に潰し変形することができる。
 また、切換え機構100のスイッチハウジング101は、スイッチリング120が摺動する摺動面に、スイッチリング120が移動する方向に向かって傾斜するランプ面109を備え、スイッチリング120は、スイッチピストン115の作動によって円周方向に回転する際に、ランプ面109に沿って摺動することで、軸方向へ移動する。これにより、スイッチリング120の回転移動を軸方向移動に変換することができる。
 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
 なお、本発明は、2014年10月22日出願の日本特許出願(特願2014-215596)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
 10 シートベルトリトラクタ
 12 スピンドル組立体
 14 緊急ロック機構
 15 プリテンショナ
 16 フォースリミッタ機構
 61 スピンドル
 62 トレッドヘッド
 64 トルクチューブ
 65 第1トーションバー(軸部分)
 66 第2トーションバー(軸部分)
 68 ロッキングエレメント(ロック部材、ロック機構)
 70 スピンドルリング(規制リング、ロック機構)
 100 切換え機構
 101 スイッチハウジング(ハウジング)
 108 当接部位
 109 ランプ面
 110 突出部
 115 スイッチピストン(駆動部材)
 116 切換え用ガス発生器(ガス発生器)
 120 スイッチリング
 123 折り曲げ部

Claims (4)

  1.  リトラクタフレームと、
     該リトラクタフレームに回転可能に支持され、シートベルトを巻回可能なスピンドルと、
     前記スピンドル内に配置され、一端部が前記スピンドルと結合すると共に、捻れトルクの異なる複数の軸部分を有するトーションバーと、
     前記トーションバーの他端部をロックすることで、前記スピンドルの回転をロック可能な緊急ロック機構と、
     前記複数の軸部分の間で前記トーションバーと結合され、前記スピンドル内に配置されるトルクチューブと、
     前記トルクチューブが前記スピンドルと一体回転する状態と相対回転する状態とを切り換える切換え機構と、
    を有するシートベルトリトラクタであって、
     前記切換え機構は、
      前記トルクチューブが前記スピンドルと一体回転するように、前記スピンドルに対して前記トルクチューブをロックするロック機構と、
      前記ロック機構を解除させるために回転可能な切換え部材と、
      前記切換え部材、前記切換え部材を作動させるための駆動部材、及び前記切換え機構作動時に前記駆動部材を押し出すガスを発生させるガス発生器を収容するハウジングと、を備え、
     前記切換え機構のハウジングは、前記切換え部材が前記駆動部材によって回転した際に当接する当接部位に、前記切換え部材が向かってくる方向に突出する突出部を有することを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2.  前記突出部は、前記切換え部材が当接することで変形することを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  3.  前記ロック機構は、
      前記スピンドルを径方向に貫通する貫通孔内で前記スピンドル側に取り付けられ、前記トルクチューブが前記スピンドルと一体回転するように、前記スピンドルに対して前記トルクチューブをロックするロック位置と、前記トルクチューブが前記スピンドルと相対回転するように、前記スピンドルに対して前記トルクチューブのロックを解除するロック解除位置とに回動可能なロック部材と、
     前記ロック部材に径方向から当接して、前記ロック部材を前記ロック位置に規制する規制リングと、
    を有し、
     前記切換え部材は、前記規制リングを前記ロック部材に当接した位置から前記ロック部材から離間した位置に軸方向へ移動可能で、半径方向に突出し前記当接部位の突出部に当接可能な被作動部を有するスイッチリングであり、
     前記突出部は、軸方向に沿って延出しながら前記切換え部材が向かってくる方向に突出することを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルトリトラクタ。
  4.  前記切換え機構のハウジングは、前記スイッチリングが摺動する摺動面に、前記スイッチリングが移動する方向に向かって傾斜する複数のランプ面を備え、
     前記スイッチリングは、前記駆動部材の作動によって円周方向に回転する際に、前記複数のランプ面に沿って摺動することで、軸方向へ移動することを特徴とする請求項3に記載のシートベルトリトラクタ。
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