WO2015098666A1 - 端末装置、データ送信方法およびデータ転送方法 - Google Patents

端末装置、データ送信方法およびデータ転送方法 Download PDF

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Abstract

 公衆網を介するデータ転送を良好に行い得るようにする。 端末探索部は、周囲の端末装置を探索する。表示部は、端末探索部で発見された端末装置のリストを表示する。端末選択部は、表示部に表示されたリストに基づいて、このリストに含まれる所定の端末装置を選択する。データ送信部は、端末選択部で選択された所定の端末装置を中継してデータを送信する。探索により発見された周囲の端末装置のリストが表示され、このリストにより所定の端末装置が選択されて中継転送に利用されるものであるため、ユーザは、中継転送に利用する所定の端末装置を簡単に選択可能となる。

Description

端末装置、データ送信方法およびデータ転送方法
 本技術は、端末装置、データ送信方法およびデータ転送方法に関し、詳しくは、データの中継転送を行う通信システムを構成する端末装置などに関する。
 公衆網を使用したモバイル通信は、その利便性から大きく普及している。公衆網では端末が無線で基地局に接続し、事業者のネットワークを介してインターネットをはじめとする多くのネットワークサービスを利用することが可能である。なお、ある端末が、他の端末を介してネットワークに接続することも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4856084号公報
 公衆網の通信速度は通信方式の進化とともに高速化されているが、一方でネットワークサービスが扱うデータのサイズも年々大きくなる傾向がある。例えば、録画した高画質で長時間の動画などをアップロードしようとする場合、そのデータのサイズは非常に大きなものとなり、一つの回線の接続を利用するだけでは完了までには長い時間を要する。
 複数の回線を同時に利用するアプローチをとることで、この問題を解決することができるが、回線を維持するためにコストが発生する場合には、アップロードに利用する、しないに関わらずコストが発生し続けることになる。固定された専用の回線契約などが無くとも、もし別の用途での契約の回線を、動的に追加、削除する仕組みを提供できれば、転送システムに柔軟性を持たせることができる。また、複数の回線の管理を手動で行う場合は、ネットワークの混雑度や通信費用など様々な情報を考慮し、ユーザが端末の参加、脱退を判断する必要がある。
 本技術の目的は、公衆網を介するデータ転送を良好に行い得るようにすることにある。
 本技術の概念は、
 周囲の端末装置を探索する端末探索部と、
 上記端末探索部で発見された端末装置のリストを表示する表示部と、
 上記表示部に表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択部と、
 上記端末選択部で選択された所定の端末装置を中継してデータを送信するデータ送信部を備える
 端末装置にある。
 本技術において、端末探索部により、周囲の端末装置が探索される。表示部により、端末探索部で発見された端末装置のリストが表示される。端末選択部により、表示部に表示されたリストに基づいて、このリストに含まれる所定の端末装置が選択される。そして、データ送信部により、端末選択部で選択された所定の端末装置で中継されてデータが送信される。
 例えば、表示部は、リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して予測転送速度をさらに表示する、ようにされてもよい。また、例えば、表示部は、リスト表示される端末装置のいずれか1つ以上を、選択を推奨することを示す表示形態で表示する、ようにされてもよい。また、例えば、表示部は、リスト表示される端末装置のそれぞれに対応してユーザ情報をさらに表示する、ようにされてもよい。
 このように本技術においては、探索により発見された周囲の端末装置のリストが表示され、このリストにより所定の端末装置が選択されて中継転送に利用されるものである。そのため、ユーザは、中継転送に利用する所定の端末装置を簡単に選択可能となる。この場合、リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、予測転送速度、推奨有無情報、ユーザ情報などが表示されることで、ユーザは、より適切に中継転送に利用する所定の端末装置を選択することが可能となる。
 なお、本技術において、例えば、端末選択部で選択された所定の端末装置に接続依頼を送信する接続依頼送信部と、この接続依頼に対応して所定の端末装置から接続依頼の返信を受信する返信受信部をさらに備え、データ送信部は、返信受信部で受信された返信が接続許可を示すとき、端末選択部で選択された所定の端末装置を中継してデータを送信する、ようにされてもよい。これにより、所定の端末装置のユーザの許可を得た上で、この所定の端末装置を中継転送に利用することが可能となる。
 例えば、接続依頼送信部が所定の端末装置に送信する接続依頼には、接続の条件を示す情報が付加される、ようにされてもよい。また、例えば、接続依頼送信部が所定の端末装置に送信する接続依頼には、予測転送速度の情報が付加される、ようにされてもよい。この場合、所定の端末のユーザは、接続条件、予測転送速度などを考慮して、中継転送に参加するか否かを判断することが可能となる。
 また、例えば、データ送信部が所定の端末装置に送信するデータには、この所定の端末装置の転送速度情報が付加される、ようにされてもよい。
 また、本技術の他の概念は、
 周囲の端末装置を探索する端末探索部と、
 上記端末探索部で発見された端末装置のリストを表示する表示部と、
 上記表示部に表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択部と、
 上記端末選択部で選択された所定の端末装置から送られてくるデータを中継するデータ転送部を備える
 端末装置にある。
 本技術において、端末探索部により、周囲の端末装置が探索される。表示部により、端末探索部で発見された端末装置のリストが表示される。端末選択部により、表示部に表示されたリストに基づいて、このリストに含まれる所定の端末装置が選択される。そして、データ転送部により、端末選択部で選択された所定の端末装置から送られてくるデータが中継される。
 例えば、表示部は、リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、参加条件の設定があるときは、この設定されている参加条件を表示する、ようにされてもよい。また、例えば、表示部は、リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、報酬の設定があるときは、この設定されている報酬を表示する、ようにされてもよい。また、例えば、表示部は、リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、ユーザ情報をさらに表示する、ようにされてもよい。
 このように本技術においては、探索により発見された周囲の端末装置のリストが表示され、このリストにより所定の端末装置が選択され、当該所定端末からのデータ転送の中継を行うものである。そのため、ユーザは、自端末を中継転送に利用する所定の端末装置を簡単に選択可能となる。この場合、リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、参加条件、報酬、ユーザ情報などが表示されることで、ユーザは、自端末を中継転送に利用する所定の端末装置をより適切に選択することが可能となる。
 なお、本技術において、例えば、表示部は、データ転送部が転送するデータがコンテンツデータであり、報酬が配信コンテンツの視聴であるとき、コンテンツデータの再生画面を表示する、ようにされてもよい。
 本技術によれば、公衆網を介するデータ転送を良好に行うことが可能となる。なお、ここに記載された効果に必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
実施の形態としての通信システムの構成例を示ブロック図である。 通信システムの第1端末の構成例を示すブロック図である。 通信システムの第2端末の構成例を示すブロック図である。 通信システムの第3端末の構成例を示すブロック図である。 実施例における第1端末、第2端末の処理の基本的な流れの一例を示すフローチャートである。 通信条件の設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1端末における第2端末と接続して中継転送を開始するまでの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の端末1から第1の端末11への情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 テーブル(端末管理テーブル)内容の一例を示す図である。 第2端末における第1端末と接続して中継転送を開始するまでの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施例1における各端末の処理の一例を示す図である。 有利・不利の判定処理の一例を示すフローチャートである。 第1端末の画面の一例を示す図である。 第1端末の画面(ユーザの組み合わせを推奨する画面)の一例を示す図である。 第2端末の画面の一例を示す図である。 第2端末の画面(予測TP表示)の一例を示す図である。 第2端末の画面(通信中のTP表示)の一例を示す図である。 第2端末の画面(通信速度低下時)の一例を示す図である。 第2端末の画面(通信速度低下時の位置移動の催促)の一例を示す図である。 実施例2における各端末の処理の一例を示す図である。 第1端末の参加条件設定画面の一例を示す図である。 第2端末の参加条件確認画面の一例を示す図である。 第2端末の通信中画面の一例を示す図である。 実施例3における各端末の処理の一例を示す図である。 第1端末の通信条件設定画面の一例を示す図である。 第1端末の支払金額確認画面の一例を示す図である。 実施例4における各端末の処理の一例を示す図である。 第1端末の報酬設定画面の一例を示す図である。 第2端末の参加条件確認画面の一例を示す図である。 第2端末のコンテンツ視聴画面の一例を示す図である。 ユーザBがデータ通信に参加するまでの流れを示す図である。 ユーザBがデータ通信に参加した状態(ユーザBが参加したことによるネットワークの伝送路が変化)を示す図である。 ユーザBがデータ通信から離脱(脱退)する流れを示す図である。 ユーザBがデータ通信から離脱した状態(ユーザBの離脱によりネットワークの伝送路が変化)を示す図である。 詳細なステータスを表示した場合の第1端末画面の一例を示す図である。 詳細なステータスを表示した場合の第2端末画面の一例を示す図である。
 以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明を以下の順序で行う。
 1.実施の形態
 2.変形例
 <1.実施の形態>
 [通信システムの構成例]
 図1は、実施の形態としての通信システム10の構成例を示している。この通信システム10は、送受信主体となる第1端末11、その送受信相手となる第3端末13、並びに送受信の中継役となる一つ以上の第2端末12、ここでは2つの第2端末12A,12Bから構成される。第2端末12は、この通信システム10に動的に参加し、あるいは脱退することができる。第1の端末利用者(撮影者)は、第1端末11を操作する。第2端末利用者(協力者)は、第2端末12(12A,12B)を操作する。
 図2は、第1端末11の構成例を示している。この第1端末11は、ディスプレイ101、ユーザ入力部102、通信部103、接続管理部104、転送制御部105と、メモリ106と、ストレージ107から構成される。ディスプレイ101とユーザ入力部102は、第1端末11の利用者との間のインタフェース(ユーザインタフェース)を構成する。通信部103は、送信時にはヘッダや誤り検出符号の付加や変調処理、受信時には復調処理やヘッダ情報の解析、リオーダー処理などを行う。この実施の形態では、この通信部103は第2端末12と通信できる通信方式を持っているとする。
 転送制御部105は、ストレージ107にあるデータを第3端末13に対して転送しようとする場合に、このデータを各第2端末12に振り分ける制御を行う。逆に、第3端末13からデータを受け取る場合には、各第2端末12によって中継されてきたデータを、第3端末13にあった元の状態に復元する処理を行う。そして、場合によっては、元の状態に復元されたデータをストレージ107に保存する。接続管理部104は、通信範囲内に検出された一つ以上の第2端末12との接続状態を管理する。具体的には、その第2端末12を第3端末13への転送へ参加させるか否かの判断を行う。
 図3は、第2端末12(12A,12B)の構成例を示している。この第2端末12は、ディスプレイ201、ユーザ入力部202、複数、図示の例では2つの通信部203,204と、中継制御部205、メモリ206、接続管理部207から構成される。ディスプレイ201とユーザ入力部202は、第2端末12の利用者との間のインタフェース(ユーザインタフェース)を構成する。通信部203,204の役割は、第1端末11の通信部103と同様である。以降の実施例では、各第2端末12は2つの通信部203,204を持っており、通信部203を介して第1の端末11と接続され、通信部204を介して第3端末13と接続されるものとする。
 接続管理部207は、それぞれの通信部203,204の接続状態を管理する。具体的には第1端末11を探索して接続する処理や、第1端末11からの中継要請があった場合には、状況に応じてデータの中継に参加するかどうかを判断する処理を行う。中継制御部205は、通信部203を介して第1端末11から受信したデータを通信部204を介して第3端末13へ中継する処理、逆に第3端末13から受信したデータを第1端末11へ中継する処理を行う。必要に応じてプロトコルを変換する処理も行う。
 図4は、第3端末13の構成例を示している。この第3端末13は、通信部301、転送制御部302、メモリ303、ストレージ304から構成される。通信部301の役割は、第1端末11の通信部103と同様である。転送制御部302は、第1端末11からのデータを受信する場合、各第2端末12によって中継されてきたデータを、第1端末11にあった元の状態に復元する処理を行う。そして、場合によってはそれをストレージ304に保存する。逆に、自らのストレージ304にあるデータを第1端末11に対して転送しようとする場合に、データを各第2端末12に振り分ける制御を行う。
 [具体的な実施例]
 以下では、第1端末11と第2端末12が接続されて第3端末13へデータ送信(データ転送)をする際に、ユーザ判断を補助するための情報を提示する方法について、4つの実施例を記述する。それぞれの実施例は用途がプロフェッショナル用かコンシューマ用か、第2端末利用者が特定ユーザか不特定ユーザか、で分類している。
 例えば、第1端末11としてPC(Personal Computer)を、第2端末12としてスマートフォンなどの携帯端末を、第3端末13としてクラウド(インターネットなどのコンピュータネットワーク)上のサーバを想定する。なお、本技術は、これに限定されるものではない。また、第1端末11と第2端末12は近距離無線(Wi-Fi等)を利用して通信し、第2端末12は公衆無線網(3G、LTEなど)を介して第3端末13と通信するものとする。
 図5のフローチャートは、実施例における第1端末11、第2端末12の処理の基本的な流れの一例を示している。第1端末11は、ステップST10において、通信条件を設定する。第2端末12は、ステップST11において、通信条件を設定する。次に、第1端末11、第2端末12は、ステップST12において、接続処理/招待・参加処理を行う。
 次に、第1端末11は、ステップST13において、第2端末12の接続があるか判断する。接続があるとき、ステップST15の処理に移る。また、第2端末12は、ステップST14において、第1端末11との接続があるか判断する。接続があるとき、ステップST15の処理に移る。このステップST15において、第1端末11、第2端末12は、中継転送処理を行う。
 次に、第1端末11は、ステップST16において、通信を終了するか判断し、終了すると判断するとき、ステップST18において、通信を終了する。また、第2端末12は、ステップST17において、通信を終了するか判断し、終了すると判断するとき、ステップST19において、通信を終了する。
 図6のフローチャートは、上述した図5のフローチャートのステップST10、ステップST11における通信条件の設定処理の流れの一例を示している。ステップST21において、ユーザ(端末利用者)により、ユーザ入力部102,202の設定ボタンが押されると、ステップST22において、ディスプレイ101,201に通信条件設定フォームが表示される。次に、ステップST23において、通信条件設定フォームが利用されて、ユーザによるユーザ入力部102,202からの入力操作により、通信条件が設定される。その後、ステップST24において、各端末では、通信条件の設定が反映される。
 図7のフローチャートは、第1端末11における第2端末12と接続して中継転送を開始するまでの処理の流れの一例を示している。第1端末11は、ステップST101において、周囲の第2端末12を探索する。次に、第1端末11は、ステップST102において、ステップST101の探索で発見された第2端末12から情報を取得する。
 図8のフローチャートは、このステップST101の処理における、第2の端末12から第1の端末11への情報送信処理の一例を示している。この場合、送信される情報は、例えば、近距離無線情報、公衆網接続情報、端末情報などである。第1端末11は、メモリ106内のテーブル(端末管理テーブル)に登録する。図9は、テーブル内容の一例を示している。
 図7に戻って、次に、第1端末11は、ステップST103において、ステップ102で取得された情報に基づいて、推奨する第2端末12の組み合わせを、つまり中継転送に利用すべき第2端末12としてどれを推奨するかを調査する。その後、第1端末11は、ステップST104において、ステップST101の探索で発見された第2端末12のリストを、ディスプレイ101に表示する。
 次に、第1端末101は、ステップST105において、第2端末12からの接続依頼が有るか判断する。接続依頼が無いとき、第1端末11は、ステップST106において、ユーザ操作により、接続する第2端末12、つまり中継転送に利用すべき第2端末12が選択されると、ステップST107において、その選択された第2端末12へ接続依頼を送信する。
 次に、第1端末11は、ステップST108において、第2の端末12からの接続依頼の返信待ちの状態となり、ステップST109において、返信が有るか判断する。返信があるとき、第1端末11は、ステップST110において、第2端末12からの返信が接続許可(接続OK)であるか判断する。接続許可でないとき、第1端末11は、ステップST101の処理に戻り、上述したと同様の処理を繰り返す。一方、接続許可であるとき、第1端末11は、ステップST111において、第2端末12を中継したデータ送信(データ転送)を開始する。
 また、ステップST105で第2端末12からの接続依頼があるとき、第1端末11は、ステップST112において、ディスプレイ101に、第2端末12からの接続依頼を表示する。次に、第1端末11は、ステップST113において、ユーザ操作により、第2端末12への接続の許可が選択されると、ステップST114において、第2端末12に接続許可を送信する。そして、第1端末11は、ステップST111において、第2端末12を中継したデータ送信(データ転送)を開始する。
 図10のフローチャートは、第2端末12における第1端末11と接続して中継転送を開始するまでの処理の流れの一例を示している。第2端末12は、ステップST201において、周囲の第1端末11を探索する。次に、第2端末12は、ステップST202において、ステップST201の探索で発見された第1の端末11からの接続依頼の有無を確認する。
 次に、第2端末12は、ステップST203において、ステップST201の探索で発見された第1端末11のリストを、ディスプレイ201に表示する。そして、第2端末12は、ステップST204において、第1端末11からの接続依頼が有るか判断する。接続依頼が無いとき、第2端末12は、ステップST205において、ユーザ操作により、接続する第1端末11、つまり自端末を中継転送に利用すべき第1端末11が選択されると、ステップST206において、その選択された第1端末11へ接続依頼を送信する。
 次に、第2端末12は、ステップST207において、第1の端末11からの接続依頼の返信待ちの状態となり、ステップST208において、返信が有るか判断する。返信があるとき、第2端末12は、ステップST209において、第1端末11からの返信が接続許可(接続OK)であるか判断する。接続許可でないとき、第2端末12は、ステップST201の処理に戻り、上述したと同様の処理を繰り返す。一方、接続許可であるとき、第2端末12は、ステップST210において、第1端末11からのデータ送信(データ転送)の中継を開始する。
 また、ステップST204で第1端末11からの接続依頼があるとき、第2端末12は、ステップST211において、ディスプレイ201に、第1端末11からの接続依頼を表示する。次に、第2端末12は、ステップST212において、ユーザ操作により、第1端末11への接続の許可が選択されると、ステップST213において、第1端末11に接続許可を送信する。そして、第2端末12は、ステップST210において、第1端末11からのデータ送信(データ転送)の中継を開始する。
 [実施例1(プロフェッショナル用/協力者:特定]
 実施例1では、特定のユーザがプロフェッショナル用途に利用する場合を示す。例えば、屋外での撮影現場にて撮影者が第1端末利用者となり、撮影スタッフが第2端末利用者となる。撮影者と撮影スタッフは事前にお互いの第1端末11、第2端末12の情報を交換済みとする。この場合、第1端末11は撮影者が持つカメラ、第2端末12は撮影スタッフが持つ社用の携帯電話となる。この場合は協力者に対して通信の対価を払う必要はないものとする。
 図11は、実施例1における各端末の処理の一例を示している。この実施例1では、第1端末11が第2端末12を招待(Invite)する。第1端末11は、ステップST401において、撮影者の操作により開始された探索で発見された第2端末12に接続し、ステップST402において、第2端末12から情報を取得する。
 取得される情報としては、例えば、以下が考えられる。
 (1)協力者の情報
 (2)Cellular:通信方式
 (3)Cellular:基地局パラメータ
 (4)Cellular:通信品質情報(通信速度・混雑状況)
 (5)Wi-Fi: Capability
 (6)Wi-Fi:通信品質(実TP、CCA率、RSSI、変調、再送率)
 (7)第二端末の電池残量
 第1端末11は、第2端末12から取得された情報をメモリ106のテーブル(端末管理テーブル)に格納する(図9参照)。
 次に、第1端末11は、ステップST403において、各第2端末12の取得情報に基づいて、各第2端末12の有利・不利を判定する。図12のフローチャートは、この有利・不利の判定処理の一例を示している。
 第1の端末は、ステップST43において、リンク品質を示す情報のうちいずれか一つもしくは複数の情報から、近距離無線部にて利用可能な伝送速度を推定し、近距離無線部の特性は参加後に全体の速度を下げないか判断する。この理由は、近距離無線部の無線リソースを複数の第2端末12で共有している場合、近距離無線部の品質が悪い第2端末12を参加させると、公衆網側の伝送特性にかかわらず、全体の合計転送速度を下げてしまうことがあるためである。ただし、近距離無線部のリンク品質(推定伝送速度)が一定の閾値を満たさない場合でも、第1端末11と第2端末12が別の周波数バンドでの動作を行うことができれば、無線リソースの圧迫を回避することができるので、全体の合計転送速度が向上する可能性がある。
 第1の端末11は、ステップST43で参加後に全体の速度を下げると判断するとき、ステップST44において、第2端末の対応バンド情報を取得する。そして、ステップST45において、別バンドで動作させることで全体の速度向上が期待できるか判断する。全体の速度向上が期待できるとき、第1端末11は、ステップ46において、「通信に不利」と判定し、別バンドへの切り替えを条件として提示するものとする。一方、全体の速度向上が期待できないとき、第1端末11は、ステップST47において、「通信に不利」と判定する。
 また、第1端末11は、ステップST43で参加後に全体の速度を下げないと判断するとき、ステップST48の処理に移る。このステップST48において、第1端末11は、テーブル内の既に接続されている他の第2の端末の情報を参照する。そして、第1の端末11は、ステップST49において、第2の端末12が接続されている公衆無線網の、接続事業者、接続通信方式(W-CDMA/LTE/WiMAXなど)、セル識別子の全てが一致する既接続第2端末12が無いかを確認する。これらのいずれかでも異なれば、公衆無線リソースとしては互いに影響を与えずに合成できる可能性が高いからである。全て一致する既接続端末がないと判断するとき、第1端末11は、ステップST50において、「通信に有利」と判断する。
 公衆無線網の接続情報が全て一致する既接続第2端末12がある場合には、公衆網部分の無線リソースが互いに分割され、既存の中継回線への影響も出る可能性があるため、より詳しく判定する必要がある。このとき、第2端末12の過去のデータ通信量の推移情報から、データ通信速度にキャップがかかっていることが推定できる場合には、転送に参加させても既存の中継用回線に大きな影響がないことが期待される。それも満たせない場合には、転送参加を受け入れても全体に対してあまり大きな転送速度の向上は見込めない。このような場合には、第2端末12の電力消費に対して大きな効果が見込みない。
 第1端末11は、ステップST49で全て一致する既接続端末があると判断するとき、ステップST51の処理に移る。このステップST51において、第1端末11は、第2端末12のデータ通信量履歴から公衆網回線には通信速度キャップがかかっているか判断する。公衆網回線には通信速度キャップがかかっていないと判断するとき、第1の端末11は、ステップST50において、「通信に有利」と判定する。
 また、ステップST51で公衆網回線には通信速度キャップがかかっていると判断するとき、第1の端末は、ステップST52において、第2端末12の通信品質情報からこの端末の公衆網接続の推定スループットを算出する。そして、第1端末11は、ステップST53において、推定スループットは閾値以上か判断する。推定スループットが閾値以上であると判断するとき、第1端末11は、ステップST50において、「通信に有利」と判定する。
 また、ステップST53で推定スループットが閾値以上でないと判断するとき、第1端末11は、ステップST54において、第2端末12の電池残量は閾値以上か判断する。電池残量が閾値以上であるとき、第1端末11は、ステップST50において、「通信に有利」と判定する。一方、電池残量が閾値以上でないとき、第1端末11は、ステップST47において、「通信に不利」と判断する。
 図11に戻って、第1端末11は、ステップST404において、ディスプレイ101に、探索で発見された第2端末12のリストを表示し、撮影者に示す。図13は、第1端末11の画面の一例を示している。この画面には、リスト表示される第2端末12のそれぞれに対応して、ユーザ情報「ユーザA、ユーザB、ユーザC」、予測転送速度(TP:throughput)の情報、中継転送への参加・非参加の情報がさらに表示されている。この画面には、「依頼する」、「他の端末を探索する」、「設定」などのボタンも表示されている。
 図14は、第1端末11の画面の他の一例を示している。この画面には、図13の画面に、さらに、ステップST403の処理で得られた有利・不利の判定に基づいて、有利と判定された第2端末12に対応して、選択を推奨することを示す星印が表示されている。なお、このように星印を付すことだけに限定されるものではなく、他の表示形態で選択を推奨することを示すことも考えられる。例えば、選択を推奨する第2端末12の部分の文字を太字にするか、特定の文字色にするか、あるいは星印ではないその他のマークを付するとか、さらに選択を推奨するとの文言を付するとかが考えられる。
 次に、ステップST405において、第1端末11の利用者である撮影者は、ユーザ入力部102を操作して、中継に利用する第2端末12を選択し、その第2端末12に接続依頼を送信する。この接続依頼には、例えば、ユーザ情報、予測転送速度(TP)の情報、既接続の他の第2端末12のユーザ情報、接続条件の情報などが付加される。
 このとき、第2端末12は、ディスプレイ201に、招待内容を表示する。この場面には、第1の端末11から接続依頼を受信したこと、さらには、この第1の端末11のユーザ情報、接続条件、予測転送速度(TP)などが表示される。図15は、第2端末12の画面の一例を示している。この画面には、「ユーザ1より接続依頼を受信しました」とのメッセージが表示されていると共に、第1端末11のユーザ情報「ユーザ1」、接続条件「条件:なし」が表示されている。
 また、この画面には、「拒否する」、「依頼を確認する」、「設定」などのボタンも表示されている。第2端末12の利用者である協力者は、「依頼を確認する」のボタンを操作することで、自身の第2端末12が中継転送に参加した場合のデータ転送への影響予測を確認できる。図16は、その場合における、第2端末12の画面の一例を示している。この画面には、既接続の第2端末12を含めた全ての第2端末12のユーザ情報、転送速度情報などが表示されている。また、「拒否する」、「許可する」、「設定」などのボタンも表示されている。
 また、このとき、第2端末12の利用者である協力者は、中継転送への参加可否を選択する。参加を拒否する場合には「拒否する」のボタンを操作し、参加を許可する場合には「許可する」のボタンを操作する。第2端末12は、この参加可否の選択結果を、接続依頼の返信として、第1端末11に送信する。このとき、第1端末11は、ディスプレイ101に、第2端末12における参加可否の結果を表示し、第1端末11の利用者である撮影者に提示する。
 次に、第1端末11は、ステップST406において、第2端末12を中継として利用したデータ送信(データ転送)を開始する。このとき、第1端末11は、ディスプレイ101に、接続されている各第2端末12のリストを表示し、それぞれに対応して転送速度(TP)を表示する。これにより、第1端末11の利用者である撮影者は、各第2端末12の転送速度(TP)を確認できる。なお、この際、第2端末12のリスト表示を転送速度毎に並び変えてもよい。
 この際、第1端末11から第2端末12に送信されるデータには、中継転送に参加している、各第2端末12のユーザ情報、転送速度(TP)の情報、既接続の他の第2端末12のユーザ情報などが付加される。第2端末12は、ディスプレイ201に、接続されている各第2端末12のリストを表示し、それぞれに対応して転送速度(TP)を表示する。これにより、第2端末12の利用者である協力者は、各第2端末12の転送速度(TP)を確認できる。この場合、自身の第2端末と他の協力者の第2端末12との関係を確認できる。
 図17は、その場合における第2端末12の画面の一例を示している。この画面では、3つの第2端末12がリスト表示されており、それぞれのユーザ情報、転送速度(TP)の情報などが表示されている。この画面では、自身がユーザCよりも転送速度(TP)が速く、データ転送から離脱(脱退)した場合に影響が大きいことがわかる。この画面には、「終了する」、「設定」などのボタンも表示されている
 次に、第2端末12は、ステップST407において、転送速度(TP)が低下したか判断する。そして、第2端末12は、転送速度(TP)が低下した場合に、ステップST408において、ディスプレイ201に、警告メッセージを表示し、第2端末12の利用者である協力者に提示する。図18は、その場合における第2端末12の画面の一例を示している。この画面には、警告メッセージの他に、位置移動を促すメッセージも表示されている。図19も、図18と同様の画面の一例であるが、移動すべき場所が文言ではなく、地図で表示されている。
 [実施例2(プロフェッショナル用/協力者:不特定多数)]
 実施例2では、プロフェッショナル用途で協力者が不特定多数の場合を示す。例えば、屋外での撮影現場にて撮影者が周囲の他人に転送への協力を依頼して実施する場合を想定する。この場合、撮影者が第1端末利用者となり、周囲の他人が第2端末利用者となる。第1端末11は撮影者が持つカメラ、第2端末は周囲の他人が持つ私物の携帯電話となる。
 図20は、実施例2における各端末の処理の一例を示している。この実施例2では、第1端末利用者と第2端末利用者はお互いの第1端末11、第2端末12の情報を交換していない。第1端末利用者は、第2端末利用者へ何らかのインセンティブを提供することを想定している。
 第1端末11、第2端末12は、ステップST501において、通信条件を設定する。この際、第1の端末11では、ディスプレイ101に表示される通信条件設定フォームが利用されて、第2端末12の利用者への参加条件(依頼条件)を設定できる。
 ここで、設定可能な参加条件は、例えば、以下の通りである。
 (1)参加可能時間(最低でも30分以上は接続)
 (2)転送可能通信量(2GByteまで転送)
 (3)Wi-FiのCapability(5GHz限定など)
 (4)報酬
 また、設定可能な報酬の内容は、例えば、以下の通りである。
 (1)ポイント
 (2)キャッシュバック
 図21は、第1端末11の参加条件設定画面の一例を示している。この例では、「参加条件の設定」で、参加可能時間、転送容量(転送可能通信量)が設定されている。また、この例では、「報酬の設定」で、1Mbpsあたり10円の支払いを行うことが設定されている。また、この画面には、「キャンセル」、「設定を保存」などのボタンも表示されている。
 次に、ステップST502において、第2端末利用者が第2端末12を起動させると、第2端末12は、周囲の第1端末11を探索する。そして、第2端末12は、ステップST503において、探索で発見された第1端末11に接続し、ステップST504において、第1端末11から情報を取得する。
 次に、第2端末12は、ステップST505において、ディスプレイ201に、探索で発見された第1端末11のリストを表示し、第2端末利用者に示す。第2端末利用者は、この表示から、協力対象を確認できる。その際、第2端末利用者のユーザ入力部202の操作により、第2端末12は、ディスプレイ201に、第1端末11で設定された参加条件(依頼条件)を表示できる。第2端末利用者は、この表示から、参加条件(依頼条件)を確認できる。
 図22は、第2端末12の参加条件確認画面の一例を示している。この画面には、「ユーザ1を発見しました」とのメッセージが表示されていると共に、第1端末11のユーザ情報「ユーザ1」、接続条件「条件:なし」が表示されている。さらに、この画面には、参加条件、報酬、予測報酬などが表示されている。また、この画面には、「参加する」、「参加しない」、「設定」などのボタンも表示されている。
 また、このとき、第2端末利用者は、中継転送への参加、不参加を選択する。参加しない場合には「参加しない」のボタンを操作し、参加をする場合には「参加する」のボタンを操作する。第2端末12は、参加する場合、参加依頼を、第1端末11に送信する。第1端末11は、ディスプレイ101に、第2端末12からの参加依頼を表示し、第1端末11の利用者である撮影者に提示する。この際に、第2端末12の予測転送速度(TP)や、この第2端末12を中継として利用することによる予測コストを表示することができる。また、この際に、各第2端末12から取得した情報を基に、通信に有利な第2端末12をハイライトすることができる。
 第1端末11は、第2端末12からの参加依頼があるとき、承諾か拒絶かを選択する。第1端末11は、第2端末12へ参加依頼の結果(承諾/拒絶)を通知する。そして、第1端末11は、ステップST506において、第2端末12を中継として利用したデータ送信(データ転送)を開始する。このとき、第2端末12は、自身の転送速度などを、ディスプレイ201に表示し、第2端末利用者へ提示する。
 図23は、その際の第2端末12の画面の一例を示している。この画面には、「ユーザ1のデータ通信に協力中」とのメッセージが表示されていると共に、第1端末11のユーザ情報「ユーザ1」、接続条件「条件:なし」が表示されている。また、この画面には、中継転送に係る状態「ステータス」が表示されている。ステータスの項目は、例えば、以下の通りである。
 (1)通信速度
 (2)総転送量
 (3)報酬
 また、この際、第1端末11は、第2端末12の転送速度などをディスプレイ101に表示し、第1端末利用者である撮影者へ提示できる。この場合の提示項目は、例えば、協力者毎、さらには全体について、以下の通りである。
 (1)通信速度
 (2)総転送量
 (3)コスト
 [実施例3(コンシューマ用/協力者:特定)]
 実施例3では、コンシューマ用途で協力者が特定の場合を示す。例えば、友人同士での海外旅行中などに、写真やムービーのアップロードを協力して行う場合を想定する。この場合、友人の一人が第端末利用者となり、他の友人が第2端末利用者となる。この例では通信に掛かるコストを友人達で分担する場合の例を示している。
 図24は、実施例3における各端末の処理の一例を示している。第1端末11、第2端末12は、ステップST601において、通信条件を設定する。この際、第1端末利用者は、第1端末11を操作し、協力者との通信条件の設定が可能である。
 この際に設定可能な通信条件としては、以下のものが考えられる。
 (1)公平モード: 協力者の通信費が同額になるように調整する
 (2)安さ優先モード: 協力者の通信費合計が最安になるように調整する
 (3)速度優先モード: 全員がベストエフォートで転送を行う
 図25は、第1端末11の通信条件設定画面の一例を示している。この例では、公平モードが選択されていることを示している。この画面には、「キャンセル」、「設定を保存」などのボタンも表示されている。
 また、この際、第1端末11では、ディスプレイ101に表示される通信条件設定フォームが利用されて、第2端末12の利用者への参加条件(依頼条件)も設定できる。この参加条件(依頼条件)の設定に関しては、上述した実施例2と同様である。
 次に、ステップST602において、第2端末利用者が第2端末12を起動させると、第2端末12は、周囲の第1端末11を探索する。そして、第2端末12は、ステップST603において、探索で発見された第1端末11に接続し、ステップST604において、第1端末11から情報を取得する。
 次に、第2端末12は、ステップST605において、ディスプレイ201に、探索で発見された第1端末11のリストを表示し、第2端末利用者に示す。第2端末利用者は、この表示から、協力対象を確認できる。その際、第2端末12は、ディスプレイ201に、第1端末11で設定された通信条件や参加条件(依頼条件)を表示できる。第2端末利用者は、この表示から、第1端末11で設定された通信条件や参加条件(依頼条件)を確認できる。
 また、このとき、第2端末利用者は、中継転送への参加、不参加を選択する。第2端末12は、参加する場合、参加依頼を、第1端末11に送信する。第1端末11は、ディスプレイ101に、第2端末12からの参加依頼を表示し、第1端末11の利用者である撮影者に提示する。この際に、第2端末12の予測転送速度(TP)や、この第2端末12を中継として利用することによる予測コストを表示することができる。また、この際に、各第2端末12から取得した情報を基に、通信に有利な第2端末12をハイライトすることができる。
 第1端末11は、第2端末12からの参加依頼があるとき、承諾か拒絶かを選択する。第1端末11は、第2端末12へ参加依頼の結果(承諾/拒絶)を通知する。そして、第1端末11は、ステップST606において、第2端末12を中継として利用したデータ送信(データ転送)を開始する。このとき、第2端末12は、自身の転送速度などを、ディスプレイ201に表示し、第2端末利用者へ提示する。
 この場合の提示項目は、例えば、以下の通りである。
 (1)通信速度
 (2)総転送量
 (3)報酬
 また、この際、第1端末11は、第2端末12の転送速度などをディスプレイ101に表示し、第1端末利用者である撮影者へ提示できる。図26は、その際の第1端末11の支払金額確認画面の一例を示している。この場合の提示項目は、例えば、協力者毎、さらには全体について、以下の通りである。
 (1)通信速度
 (2)総転送量
 (3)コスト
 [実施例4(コンシューマ用/協力者:不特定多数)]
 実施例4では、コンシューマ用途で協力者が不特定多数の場合を示す。 屋外やイベント時にリアルタイム配信で利用する場合に、現場の不特定の視聴者に配信への協力を依頼する場合を想定する。第1端末利用者が第2端末利用者に対価を支払う場合となる。この場合、対価として現金やポイントの支払を行う他に、撮影・配信中のコンテンツの配信や第一端末が保持しているコンテンツの配信を対価として実施する場合を想定する。
 図27は、実施例4における各端末の処理の一例を示している。第1端末11、第2端末12は、ステップST701において、通信条件を設定する。この際、第1端末利用者は、第1端末11を操作し、協力者との通信条件の設定が可能である。
 この際に設定可能な通信条件としては、以下のものが考えられる。
 (1)協力者への対価(現金/ポイント/コンテンツ)
 (2)コンテンツの種類
 また、コンテンツの種類としては、以下のものが考えられる。
 (1)撮影・配信中のコンテンツの視聴
 (2)撮影者が持つコンテンツ
 図28は、第1端末11の報酬設定画面の一例を示している。図示の例では、報酬の選択項目として、「現金」、「配信中のコンテンツのストリーミング視聴権」、「記録済みのコンテンツ」が存在し、配信中のコンテンツのストリーミング視聴権」および「記録済みのコンテンツ」が選択されている状態を示している。この画面には、「キャンセル」、「設定を保存」のボタンなども表示されている。
 また、この際、第1の端末11では、ディスプレイ101に表示される通信条件設定フォームが利用されて、第2端末12の利用者への参加条件(依頼条件)も設定できる。この参加条件(依頼条件)の設定に関しては、上述した実施例2と同様である。
 次に、ステップST702において、第2端末利用者が第2端末12を起動させると、第2端末12は、周囲の第1端末11を探索する。そして、第2端末12は、ステップST703において、探索で発見された第1端末11に接続し、ステップST704において、第1端末11から情報を取得する。
 次に、第2端末12は、ステップST705において、ディスプレイ201に、探索で発見された第1端末11のリストを表示し、第2端末利用者に示す。第2端末利用者は、この表示から、協力対象を確認できる。その際、第2端末12は、ディスプレイ201に、第1端末11で設定された通信条件(支払方法、コンテンツ配信の有無、配信中のコンテンツ情報等)や参加条件(依頼条件)を表示できる。第2端末利用者は、この表示から、第1端末11で設定された通信条件や参加条件(依頼条件)を確認できる。
 図29は、第2端末12の参加条件確認画面の一例を示している。この画面には、「ユーザ1より協力依頼を受信しました」とのメッセージが表示されていると共に、第1端末11のユーザ情報「ユーザ1」、接続条件「条件:なし」が表示されている。さらに、この画面には、参加条件、報酬、予測報酬などが表示されている。また、この画面には、「拒否」、「許可する」、「設定」などのボタンも表示されている。
 また、このとき、第2端末利用者は、中継転送への参加、不参加を選択する。第2端末12は、参加する場合、参加依頼を、第1端末11に送信する。第1端末11は、ディスプレイ101に、第2端末12からの参加依頼を表示し、第1端末11の利用者に提示する。この際に、第2端末12の予測転送速度(TP)や、この第2端末12を中継として利用することによる予測コストを表示することができる。また、この際に、各第2端末12から取得した情報を基に、通信に有利な第2端末12をハイライトすることができる。
 第1端末11は、第2端末12からの参加依頼があるとき、承諾か拒絶かを選択する。第1端末11は、第2端末12へ参加依頼の結果(承諾/拒絶)を通知する。そして、第1端末11は、ステップST706において、第2端末12を中継として利用したデータ送信(データ転送)を開始する。このとき、第2端末12は、自身の転送速度などを、ディスプレイ201に表示し、第2端末利用者へ提示する。
 この場合の提示項目は、例えば、以下の通りである。
 (1)通信速度
 (2)総転送量
 (3)報酬
 また、この際、第1端末11は、第2端末12の転送速度などをディスプレイ101に表示し、第1端末利用者である撮影者へ提示できる。この場合の提示項目は、例えば、協力者毎、さらには全体について、以下の通りである。
 (1)通信速度
 (2)総転送量
 (3)コスト
 この場合、協力者への対価としてコンテンツが選択されているとき、第1端末11は第2端末12に対してデータ通信とは別に、例えば、Wi-Fiの余剰土管を用いてコンテンツのデータを配信する。協力者への対価としてコンテンツが選択されているとき、第2端末12は第1端末11から配信されたコンテンツを選択・視聴できる。
 図30は、第2端末12のコンテンツ視聴画面の一例を示している。この画面には、「ユーザ1のデータ通信に協力中」とのメッセージが表示されていると共に、第1端末11のユーザ情報「ユーザ1」、接続条件「条件:なし」が表示されている。また、この画面には、「ユーザ1のコンテンツ再生画面」が配置されている。また、この画面には、「設定」、「終了する」などのボタンも表示されている。
 次に、ユーザインタフェース(UI)操作による伝送路の変化する例を説明する。以降では、第1端末利用者のユーザ1が第2端末利用者のユーザAとデータ通信をしていて、その際にユーザBが第2端末のUI操作を行って参加・離脱することで、ネットワークの伝送路が変化することを示す。
 [ユーザBの参加]
 図31は、ユーザBがデータ通信に参加するまでの流れを示している。
 (1)ユーザBは端末Bを操作し、プログラムを起動する。
 (2)端末Bは周囲の第1端末を探索し、画面にユーザ1の情報を表示する。
 (3)ユーザBがユーザ1のデータ転送に参加するために、“参加する”ボタンを押す(第2端末の画面の「参加する」のボタン参照)。
 (4)第1端末画面にユーザBの情報が表示される(第1端末画面の下図参照)。
 (5)ユーザ1が“許可する”ボタンを押すことでユーザBの参加が許可される(第1端末画面の下図の「許可する」のボタン参照)。
 これにより、ユーザBがデータ通信に参加する。図32は、ユーザBがデータ通信に参加した状態を示している。この図では、第2端末Bだけを経由していたデータ通信が、第2端末Aと第2端末Bの両方を経由するように変化している。
 [ユーザBの離脱]
 図33は、ユーザBがデータ通信から離脱(脱退)する流れを示している。
 (1)ユーザBが端末Bを操作し、”終了する”ボタンを押す(第2端末画面の「終了する」のボタン参照)。これにより、ユーザBがデータ通信から離脱する。図34は、ユーザBがデータ通信から離脱した状態を示している。この図では、第2端末Aと第2端末Bの両方を経由していたデータ通信が、第2端末Aだけを経由するように変化している。
 [詳細なステータスからユーザが接続・切断を判断]
 端末が詳細なステータスを表示し、それを基にユーザが接続・切断を判断する例を説明する。図35は、詳細なステータスを表示した場合の第1端末画面の一例を示している。図36は、詳細なステータスを表示した場合の第2端末画面の一例を示している。これらの画面を基に、以下の3つの場合の画面推移について示す。
 (1)第2端末の電池残量が低下した場合
 (2)第2端末の近距離無線のパフォーマンスが低下した場合
 (3)第2端末の公衆無線のパフォーマンスが低下した場合
 図35と図36に示すように、第2端末で確認出来る情報は全て第1端末でも確認できるものとする。以降の説明では、第2端末の画面だけを用いるが、同じ情報は第1端末でも表示されており、第1端末の利用者も以降の説明と同じ操作が可能である。
 「電池残量が低下した場合」
 図36の「電池残量:14%」の部分が第2端末の電池残量である。これを確認することで、ユーザは電池残量の低下に気付き切断を実施できる。
 「近距離無線のパフォーマンスが低下した場合」
 図36の「近距離無線の信号強度-49dBm」の部分が近距離無線の信号強度である。これを確認することでユーザは近距離無線のパフォーマンス低下に気付き切断を実施できる。また過去の転送速度をグラフとして表示することでパフォーマンス増減を確認できる。
 「公衆無線のパフォーマンスが低下した場合」
 図36の「公衆無線の信号強度-120dBm」の部分が公衆無線の信号強度である。これを確認することでユーザは公衆離無線のパフォーマンス低下に気付き切断を実施できる。また過去の転送速度をグラフとして表示することでパフォーマンス増減を確認できる。
 以上説明したように、本実施の形態においては、複数の第1端末利用者と2端末利用者がいる場合に、互いの端末の識別を容易にし、接続の間違いを減らすことができる。また、本実施の形態において、オペレータの組み合わせ、Wi-Fiの通信状態など、ユーザが第2端末の最適な組み合わせを判断することが難しい場合に、判断をサポートする情報を提示することで、ユーザの判断を容易にできる。また、通信品質が低下した場合に、ユーザの移動を促すことにより通信速度の改善が期待できる。また、通信コストの設定や協力者へのインセンティブを変更可能にしたことで、ユーザが協力者の求める条件に適したネットワークの構築が可能となる。
 <2.変形例>
 なお、上述実施の形態では、第1の端末から第3の端末に送信するデータの全てが第2の端末で中継転送される。しかし、第1の端末が公衆回線網を介して第3の端末に直接データを送信し、それと並行して第1の端末から第3の端末に第2の端末を中継してデータが送信される構成も考えられる。そのような構成にあっても、本技術を適用できることは勿論である。
 また、本技術は、以下のような構成を取ることもできる。
 (1)周囲の端末装置を探索する端末探索部と、
 上記端末探索部で発見された端末装置のリストを表示する表示部と、
 上記表示部に表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択部と、
 上記端末選択部で選択された所定の端末装置を中継してデータを送信するデータ送信部を備える
 端末装置。
 (2)上記表示部は、
 上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して予測転送速度をさらに表示する
 前記(1)に記載の端末装置。
 (3)上記表示部は、
 上記リスト表示される端末装置のいずれか1つ以上を、選択を推奨することを示す表示形態で表示する
 前記(1)または(2)に記載の端末装置。
 (4)上記表示部は、
 上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応してユーザ情報をさらに表示する
 前記(1)から(3)のいずれかに記載の端末装置。
 (5)上記端末選択部で選択された所定の端末装置に接続依頼を送信する接続依頼送信部と、
 上記接続依頼に対応して上記所定の端末装置から接続依頼の返信を受信する返信受信部をさらに備え、
 上記データ送信部は、
 上記返信受信部で受信された返信が接続許可を示すとき、上記端末選択部で選択された所定の端末装置を中継してデータを送信する
 前記(1)から(4)のいずれかに記載の端末装置。
 (6)上記接続依頼送信部が上記所定の端末装置に送信する接続依頼には、接続の条件を示す情報が付加される
 前記(5)に記載の端末装置。
 (7)上記接続依頼送信部が上記所定の端末装置に送信する接続依頼には、予測転送速度の情報が付加される
 前記(5)または(6)に記載の端末装置。
 (8)上記データ送信部が上記所定の端末装置に送信するデータには、該所定の端末装置の転送速度情報が付加される
 前記(1)から(7)のいずれかに記載の端末装置。
 (9)周囲の端末装置を探索する端末探索ステップと、
 上記端末探索ステップで発見された端末装置のリストを表示部に表示する表示ステップと、
 上記表示ステップで表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択ステップと、
 上記端末選択ステップで選択された所定の端末装置を中継してデータを送信するデータ送信ステップを有する
 データ送信方法。
 (10)周囲の端末装置を探索する端末探索部と、
 上記端末探索部で発見された端末装置のリストを表示する表示部と、
 上記表示部に表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択部と、
 上記端末選択部で選択された所定の端末装置から送られてくるデータを中継するデータ転送部を備える
 端末装置。
 (11)上記表示部は、
 上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、参加条件の設定があるときは、該設定されている参加条件を表示する
 前記(10)に記載の端末装置。
 (12)上記表示部は、
上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、報酬の設定があるときは、該設定されている報酬を表示する
 前記(10)または(11)に記載の端末装置。
 (13)上記表示部は、
 上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、ユーザ情報をさらに表示する
 前記(10)から(12)のいずれかに記載の端末装置。
 (14)上記表示部は、
 上記データ転送部が転送するデータがコンテンツデータであり、上記報酬が配信コンテンツの視聴であるとき、上記コンテンツデータの再生画面を表示する
 前記(10)に記載の端末装置。
 (15)周囲の端末装置を探索する端末探索ステップと、
 上記端末探索ステップで発見された端末装置のリストを表示部に表示する表示ステップと、
 上記表示ステップで表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択ステップと、
 上記端末選択ステップで選択された所定の端末装置から送られてくるデータを中継するデータ転送ステップを有する
 データ転送方法。
 10・・・通信システム
 11・・・第1端末
 12A,12B・・・第2端末
 13・・・第3端末
 101・・・ディスプレイ
 102・・・ユーザ入力部
 103・・・通信部
 104・・・接続管理部
 105・・・転送制御部
 106・・・メモリ
 107・・・ストレージ
 201・・・ディスプレイ
 202・・・ユーザ入力部
 203,204・・・通信部
 205・・・中継制御部
 206・・・メモリ
 207・・・接続管理部
 301・・・通信部
 302・・・転送制御部
 303・・・メモリ
 304・・・ストレージ

Claims (15)

  1.  周囲の端末装置を探索する端末探索部と、
     上記端末探索部で発見された端末装置のリストを表示する表示部と、
     上記表示部に表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択部と、
     上記端末選択部で選択された所定の端末装置を中継してデータを送信するデータ送信部を備える
     端末装置。
  2.  上記表示部は、
     上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して予測転送速度をさらに表示する
     請求項1に記載の端末装置。
  3.  上記表示部は、
     上記リスト表示される端末装置のいずれか1つ以上を、選択を推奨することを示す表示形態で表示する
     請求項1に記載の端末装置。
  4.  上記表示部は、
     上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応してユーザ情報をさらに表示する
     請求項1に記載の端末装置。
  5.  上記端末選択部で選択された所定の端末装置に接続依頼を送信する接続依頼送信部と、
     上記接続依頼に対応して上記所定の端末装置から接続依頼の返信を受信する返信受信部をさらに備え、
     上記データ送信部は、
     上記返信受信部で受信された返信が接続許可を示すとき、上記端末選択部で選択された所定の端末装置を中継してデータを送信する
     請求項1に記載の端末装置。
  6.  上記接続依頼送信部が上記所定の端末装置に送信する接続依頼には、接続の条件を示す情報が付加される
     請求項5に記載の端末装置。
  7.  上記接続依頼送信部が上記所定の端末装置に送信する接続依頼には、予測転送速度の情報が付加される
     請求項5に記載の端末装置。
  8.  上記データ送信部が上記所定の端末装置に送信するデータには、該所定の端末装置の転送速度情報が付加される
     請求項1に記載の端末装置。
  9.  周囲の端末装置を探索する端末探索ステップと、
     上記端末探索ステップで発見された端末装置のリストを表示部に表示する表示ステップと、
     上記表示ステップで表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択ステップと、
     上記端末選択ステップで選択された所定の端末装置を中継してデータを送信するデータ送信ステップを有する
     データ送信方法。
  10.  周囲の端末装置を探索する端末探索部と、
     上記端末探索部で発見された端末装置のリストを表示する表示部と、
     上記表示部に表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択部と、
     上記端末選択部で選択された所定の端末装置から送られてくるデータを中継するデータ転送部を備える
     端末装置。
  11.  上記表示部は、
     上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、参加条件の設定があるときは、該設定されている参加条件を表示する
     請求項10に記載の端末装置。
  12.  上記表示部は、
    上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、報酬の設定があるときは、該設定されている報酬を表示する
     請求項10に記載の端末装置。
  13.  上記表示部は、
     上記リスト表示される端末装置のそれぞれに対応して、ユーザ情報をさらに表示する
     請求項10に記載の端末装置。
  14.  上記表示部は、
     上記データ転送部が転送するデータがコンテンツデータであり、上記報酬が配信コンテンツの視聴であるとき、上記コンテンツデータの再生画面を表示する
     請求項10に記載の端末装置。
  15.  周囲の端末装置を探索する端末探索ステップと、
     上記端末探索ステップで発見された端末装置のリストを表示部に表示する表示ステップと、
     上記表示ステップで表示されたリストに基づいて、該リストに含まれる所定の端末装置を選択する端末選択ステップと、
     上記端末選択ステップで選択された所定の端末装置から送られてくるデータを中継するデータ転送ステップを有する
     データ転送方法。
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