WO2014129274A1

WO2014129274A1 - 光源装置及び表示装置

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Publication number: WO2014129274A1
Application number: PCT/JP2014/051921
Authority: WO
Inventors: 智広淺水
Original assignee: 堺ディスプレイプロダクト株式会社
Priority date: 2013-02-25
Filing date: 2014-01-29
Publication date: 2014-08-28
Also published as: US9588283B2; CN104813099B; CN104813099A; US20150316709A1

Abstract

　入射される光を一面から出射させる導光板と、該導光板の他面と一面が対向し、該導光板に入射された光を該導光板の一面側に反射する反射シート材と、該反射シート材の他面と対向配置された対向部材とを備える光源装置において、前記反射シートの位置を確実に固定しながらも、簡単な構成にて、前記反射シートにシワ・たわみが生じることを防ぐことができる光源装置及び表示装置を提供する。　反射シート材６を第１反射シート片６１及び第２反射シート片６２から構成し、第１反射シート片６１は導光板５及びバックカバー９によって挟持され、第２反射シート片６２は第１反射シート片６１によって保持される。

Description

光源装置及び表示装置

　本発明は、入射される光を一面から出射させる導光板と、該導光板の他面と一面が対向し、該導光板に入射された光を前記導光板の一面側に反射する反射シート材と、該反射シート材の他面と対向配置された対向部材とを備える光源装置及び該光源装置を備える表示装置に関する。

　液晶パネルの側面側から光を照射するいわゆるエッジライトの場合には液晶パネルの裏面側に、光源からの光を液晶パネルに導く導光板と、該光源から導光板に入射される光を液晶パネル側に反射する反射シートとを備えることが一般的である。

　しかし、反射シートが湿度又は温度等の影響を受けて膨張する場合には、反射シートにシワ・たわみが生じ得る。他にも、前記導光板及び反射シートが共に固定されているような構成では、反射シートと導光板との膨張係数の差によっても反射シートにシワ・たわみが生じることがある。このように、反射シートにシワ・たわみが生じた場合には、導光板と反射シートとの間の間隔が不均一になることで、前記液晶パネルでの画像表示において輝度ムラが発生する問題があった。

　このような問題に対して、特許文献１においては、光源からの光を誘導して、発光面から液晶セルに光を提供する導光板と、該導光板の側面を取り囲むように設けられた第１フレームと、前記導光板の発光面の反対側に位置する裏面を覆う反射シートとを含む液晶表示装置において、前記第１フレームに、前記反射シートの縁部に設けられた挿入部が挿入される受入れ部を設け、該挿入部が該受入れ部に挿入されることにより、該反射シートの前記導光板に対する位置を拘束することが開示されている。

特開２０１０－１３５１８８号公報

　しかしながら、特許文献１の液晶表示装置は、別途反射シートの縁部に挿入部を設ける必要があるうえで、更に第１フレームには該挿入部が挿入される受入れ部を設ける必要があるので、装置自体の構成が複雑になると共に、前記挿入部が前記受入れ部に挿入されることのみで反射シートの位置を拘束しているので、反射シートの固定が確実に行われない。

　本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、入射される光を一面から出射させる導光板と、該導光板の他面と一面が対向し、該導光板に入射された光を該導光板の一面側に反射する反射シート材と、該反射シート材の他面と対向配置された対向部材とを備える光源装置において、前記反射シート材を第１反射シート片及び第２反射シート片から構成し、該第１反射シートは前記導光板及び対向部材によって挟持され、前記第２反射シート片は前記第１反射シート片によって保持されるように構成することにより、前記第２反射シート片の伸び・縮みが自由となるので、前記反射シートの位置を確実に固定しながらも、簡単な構成にて、前記反射シートにシワ・たわみが生じることを防ぐことができる光源装置及び表示装置を提供することにある。

　本発明に係る光源装置は、入射される光を一面から出射させる導光板と、該導光板の他面と一面が対向し、該導光板に入射された光を前記導光板の一面側に反射する反射シート材と、該反射シート材の他面と対向配置された対向部材とを備える光源装置において、前記反射シート材は、前記導光板及び対向部材によって挟持される第１反射シート片と、該第１反射シート片及び導光板の間で摺動可能に挟まれている第２反射シート片とを備えることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記反射シート材を前記第１反射シート片及び第２反射シート片から構成し、該第１反射シートが前記導光板及び対向部材によって挟持された状態において、前記第２反射シート片が前記第１反射シート片及び導光板の間で摺動可能に挟まれることにより、保持される。

　本発明に係る光源装置は、入射される光を一面から出射させる導光板と、該導光板の他面と一面が対向し、該導光板に入射された光を前記導光板の一面側に反射する反射シート材と、該反射シート材の他面と対向配置された対向部材とを備える光源装置において、前記反射シート材は、該導光板及び対向部材によって挟持される第１反射シート片と、該第１反射シート片及び対向部材の間で摺動可能に挟まれている第２反射シート片とを備えること特徴とする。

　本発明にあっては、前記反射シート材を前記第１反射シート片及び第２反射シート片から構成し、該第１反射シートが前記導光板及び対向部材によって挟持された状態において、前記第２反射シート片は、前記第１反射シート片及び対向部材の間で可動に挟まれることにより、保持される。

　本発明に係る光源装置は、前記第１反射シート片及び導光板の接触部と、前記第２反射シート片の縁辺との間には間隔をおいてあることを特徴とする。

　本発明にあっては、例えば、光源装置の使用中に発生する熱により、又は湿度により、前記第２反射シートが膨張することに備え、前記第１反射シート片及び導光板の接触部と、前記第２反射シート片の縁辺との間に所定の間隔を設ける。

　本発明に係る光源装置は、前記第１反射シート片及び対向部材の接触部と、前記第２反射シート片の縁辺との間には間隔をおいてあることを特徴とする。

　本発明にあっては、例えば、光源装置の使用中に発生する熱により、又は湿度により、前記第２反射シートが膨張することに備え、前記第１反射シート片及び対向部材の接触部と、前記第２反射シート片の縁辺との間に所定の間隔を設ける。

　本発明に係る光源装置は、前記第２反射シート片の面積は前記第１反射シート片の面積より広いことを特徴とする。

　本発明にあっては、その面積が広く、変形（例えば、膨張）量が大きい前記第２反射シート片が、該第２反射シート片より面積が狭い前記第１反射シート片によって保持される。

　本発明に係る光源装置は、前記第２反射シート片の厚みは前記第１反射シート片の厚み以上であることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記第２反射シート片の厚みを、該第２反射シート片を保持する前記第１反射シート片の厚みと同一にし、又は前記第１反射シート片より厚くすることによって、前記第２反射シートが自重により変形することを防止する。

　本発明に係る表示装置は、前述の発明の何れか一つに記載の光源装置と、前記導光板の一面側に設けられており、該導光板を介して入射される光を用いて画像を表示する表示パネルとを備えることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記導光板に入射され、該導光板の一面をから出射される光を用いて、該導光板の一面側に設けられた前記表示パネルは画像を表示する。

　本発明によれば、前記反射シート材を前記第１反射シート片及び第２反射シート片からなるように構成し、該第１反射シートを前記導光板及び対向部材によって挟持し、前記第２反射シート片は前記第１反射シート片によって保持されるように構成することにより、前記第２反射シート片の伸び・縮みが自由となるので、前記反射シートの位置を確実に固定しながらも、簡単な構成にて、前記反射シートにシワ・たわみが生じることを防ぐことができる。

本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機の外観を示す正面図である　　。図１のＡ―Ａ線による横断面図である。本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する他例の例示図である。本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態５に係るテレビジョン受像機における、導光板と、反射シート材との関係を説明する一例の例示図である。

　以下に、本発明の実施の形態に係る光源装置及び表示装置を、テレビジョン受像機に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。

（実施の形態１）
　図１は本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機の外観を示す正面図である。図中符号１００は、本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機を示す。以下、説明の便宜上、テレビジョン受像機の左右方向を横方向、上下方向を縦方向という。

　図２は図１のＡ―Ａ線による横断面図である。本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００は、図１に示したように、表側の一面に映像を表示する矩形の液晶表示パネル２を備えている。また、液晶表示パネル２の裏側には、本発明に係る光源装置１が配置されている。

　光源装置１は、光源部３と、光学シート４と、導光板５と、反射シート材６とを備えている。

　光学シート４は一面が液晶表示パネル２の他面と対向するように配置されており、また、導光板５は一面が光学シート４の他面と対向するように配置され、更に反射シート材６は一面が導光板５の他面と対向するように配置されている。

　液晶表示パネル２より表側には、フロントカバー７が配置されている。フロントカバー７は、ユーザによって視認される液晶表示パネル２の一面の形状に倣う矩形の底を有する筒状をなしており、断面視Ｌ字状をなしている。また、フロントカバー７の前記底には矩形の表示窓７１が開口している。ユーザは表示窓７１を介して液晶表示パネル２の前記一面に表示される画像を視認することができる。

　更に、フロントカバー７の前記底の縁から表示窓７１の縁までは所定の幅を有しており、換言すれば、フロントカバー７の前記底であって、表示窓７１を除く剰余部分は中空矩形の額縁部７２を形成している。液晶表示パネル２は、前記一面の周縁部が額縁部７２によって覆われている。

　額縁部７２の一端部の裏側には、縁に沿って、液晶表示パネル２をその周縁部と当接して抑えるパネル抑え部７３が、液晶表示パネル２の厚み方向に突設されている。すなわち、パネル抑え部７３は、液晶表示パネル２の周縁部を後述する光学材保持枠８に押し付けることにより、液晶表示パネル２を保持している。

　また、液晶表示パネル２は前記他面に偏光板（図示せず）を設けており、該偏光板を用いて入射される光をＰ波（水平偏向成分）とＳ波（垂直偏向成分）に分離し、Ｐ波だけが一面に向けて出て行き、Ｓ波は該偏光板に吸収されるように構成されている。液晶表示パネル２は、例えば電気泳動液晶パネルであっても良い。

　また、額縁部７２の他端部の裏側には、光学材保持枠８と当接するよう、所定の段差を持って当接面７４が形成されている。液晶表示パネル２、光学材保持枠８、光源装置１はフロントカバー７内に収容される。

　液晶表示パネル２の前記他面側には、液晶表示パネル２の該他面の周縁部と当接して液晶表示パネル２を支持する光学材保持枠８が設けられている。上述したように、パネル抑え部７３が液晶表示パネル２の周縁部を光学材保持枠８側に押し付けており、液晶表示パネル２はパネル抑え部７３及び光学材保持枠８によって挟持されている。

　また、光学材保持枠８はフロントカバー７の前記底の形状に倣う矩形の底を有する筒状をなしており、断面視Ｌ字状をなしている。更に、光学材保持枠８の前記底には表示窓７１に倣う矩形の開口８１が形成されている。

　光学材保持枠８の前記底において、開口８１を除く剰余部分は、液晶表示パネル２の前記他面及びフロントカバー７の当接面７４と当接する当接部８２でおり、当接部８２は中空矩形をなしている。光源装置１は光学材保持枠８内に収容される。

　当接部８２の一端部の裏側には、光学シート４の周縁部と当接して抑え、光学シート４、導光板５及び反射シート材６を保持するシート抑え部８３が、縁に沿って、光学シート４の厚み方向に突設されている。すなわち、シート抑え部８３は、光学シート４の周縁部を後述するバックカバー９（対向部材）に押し付けることにより、光学シート４、導光板５及び反射シート材６を保持している。

　光学シート４は、光源部３から発せられ、導光板５を介して入射される光に対して拡散、集光等を行ない、より均一な光を液晶表示パネル２に向けて出射させる、公知のものである。例えば、光学シート４は、２枚の拡散シートと、１枚のプリズムシートとからなり、該プリズムシートは２枚の拡散シートの間に介在している。

　前記２枚の拡散シートのうち導光板５側に配置された一の拡散シートは、導光板５を介して光源部３から入射される光を拡散させて前記プリズムシートに入射させる光学シートである。また、前記プリズムシートは、前記一の拡散シートを介して入射される光を集光して他の拡散シートに向けて出射させる光学シートである。前記プリズムシートを通過した光は、該プリズムシートに対して垂直に前記他の拡散シートへ入射される。

　液晶表示パネル２側に配置された前記他の拡散シートは、前記プリズムシートを介して入射される光を更に拡散させてより均一な輝度分布にして液晶表示パネル２に向けて出射させる光学シートである。

　光学シート４の他面側には、矩形の導光板５が配置されている。導光板５は光源部３が発する光を光学シート４（液晶表示パネル２）に導く。例えば、導光板５は、光学シート４の他面と対向する一面に、光源部３から入射された光が液晶表示パネル２方向に進行するようにパターンが形成された出射面を有するように構成してもよい。これによって、導光板５は、光源部３から入射される光を平面光に変えて前記出射面を通じて光学シート４に均一に伝達することができる。

　また、導光板５は、例えば透明度の高いアクリル樹脂からなり、導光板５の他面には、光源部３から入射される光を乱反射させて導光板５の出射面から出射させるための反射シート材６が配置されている。

　横方向における、導光板５の一側面付近には、光源部３が設けられている。光源部３は、導光板５の前記一側面に対して対向配置された短冊状の基板３２と、基板３２の長手方向に沿って実装された複数の光源３３，３３,・・・３３と、基板３２及び光源３３,３３,・・・３３を保持する角柱状の保持ブロック３１とを有する。

　光源３３は、例えば、冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ：ＣｏｌｄＣａｔｈｏｄｅＦｌｕｏｒｅｓｃｅｎｃｅＬａｍｐ）、外部電極蛍光ランプ（ＥＥＦＬ：ＥｘｔｅｒｎａｌＥｌｅｃｔｒｏｄｅＦｌｕｏｒｅｓｃｅｎｔＬａｍｐ）、熱陰極管（ＨＣＦＬ：Ｈｏｔ　Ｃａｔｈｏｄｅ　Ｆｌｕｏｒｅｓｃｅｎｔ　Ｌａｍｐ）又は発光ダイオード（ＬＥＤ：ＬｉｇｈｔＥｍｉｔｔｉｎｇＤｉｏｄｅ）等である。

　反射シート材６は、その一面が導光板５の他面と対向するように配置されている。反射シート材６は、例えば、反射性のよい白色樹脂からなり、光源３３から導光板５に入射した光を反射し、反射した光を導光板５の前記出射面側に戻す機能を有する。また、反射シート材６の一面には、反射性のよい塗料が塗布されていてもよい。

　一方、反射シート材６の他面側には、バックカバー９が配置されている。反射シート材６の他面と、バックカバー９の一面とは対向している。

　上述したように、シート抑え部８３は、光学シート４の周縁部をバックカバー９に向けて押し付けており、これによって、光学シート４、導光板５及び反射シート材６がシート抑え部８３及びバックカバー９に挟持されている。

　図３及び図４は本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００における、導光板５と、反射シート材６との関係を説明する一例の例示図である。

　本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００において、反射シート材６は、第１反射シート片６１と、第２反射シート片６２とを備えている。第２反射シート片６２は第１反射シート片６１によって保持される。

　第１反射シート片６１は短冊状をなしており、長手方向が光源３３,３３,・・・３３の並設方向と平行となるように、換言すれば、長手方向を縦方向として配置されている。第１反射シート片６１は、短手方向の一辺部が光源３３,３３,・・・３３の付近に配置されており、短手方向の他辺部が、例えばテープＴによって、バックカバー９の前記一面に固定されている。

　また、この際、上述したように、第１反射シート片６１の短手方向の前記一辺部はシート抑え部８３及びバックカバー９に挟持されている。これによって、導光板５の厚み方向における、シート抑え部８３と整合する位置にて、第１反射シート片６１の導光板５側一面と、導光板５の他面とが接触する。第１反射シート片６１及び導光板５の接触部Ｃは、第１反射シート片６１の長手方向に沿って延びている。

　一方、第２反射シート片６２は表示窓７１により少し広い面積を有する矩形であり、導光板５の前記一面に対応し、該一面より少し小さい面積を有している。また、第２反射シート片６２は、縦方向に沿う一辺の寸法が、第１反射シート片６１の長手方向の寸法と同一又は少し短くなるように構成されている。第２反射シート片６２は、横方向に沿う両辺部が、該横方向における略中央部にて、例えばスタッドＳによりバックカバー９に保持されている。

　また、横方向における、第２反射シート片６２の両辺部のうち、光源３３,３３,・・・３３側の一方は、所定範囲が第１反射シート片６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれている。すなわち、第２反射シート片６２は、第１反射シート片６１及び導光板５によって挟まれて保持されているのみであって、シート抑え部８３の押し圧が直接加わらないので、挟まれた状態のままその面に沿う方向への摺動が可能である。

　更に、横方向における、第２反射シート片６２の両辺部のうち前記一方は、第１反射シート片６１及び導光板５の接触部Ｃから、第１反射シート片６１の面方向に沿って、所定の間隔Ｌをおいて配置されている。間隔Ｌは第２反射シート片６２の熱膨張率によって定められ、第２反射シート片６２の膨張に備えたものである。

　一方、第２反射シート片６２においては、横方向での前記一方の辺部を除く剰余部分が導光板５及びバックカバー９によって挟持されている。

　以上のような構成を有することから、本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００においては、光源装置１にて上述したような問題が発生することを防止することができる。

　一般に、テレビジョン受像機１００の稼働の際には、光源装置１においては熱が発生するので、反射シートが熱膨張を起こす。この際、当該反射シートが固定され、伸び・縮みが制限されているような構成である場合は、該反射シートにシワ・撓み等が発生する。また、このように、反射シートにシワ・撓み等が発生した場合は、光源３３,３３,・・・３３から導光板５に入射されて液晶表示パネル２に向けて反射される光にムラが生じるので、これは液晶表示パネル２における輝度のムラを生じる原因となる。

　これに対して、本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００においては、上述したように、第２反射シート片６２の前記両辺部のうち、光源３３,３３,・・・３３側の一方は、第１反射シート片６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれているので、その面に沿う方向への摺動が可能である。更に、第２反射シート片６２の前記両辺部のうち、前記一方の辺部の縁辺が、第１反射シート片６１及び導光板５の接触部Ｃから間隔Ｌをおいて配置されている。

　従って、テレビジョン受像機１００の稼働の際に、光源装置１において熱が発生することによって、反射シート材６が熱膨張を起こす場合であっても、自由に伸び・縮みができるので、反射シート材６（第２反射シート片６２）にシワ・撓み等が発生することはない。

　より詳しくは、本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００においては、反射シート材６の第２反射シート片６２は、液晶表示パネル２においてユーザによって視認される領域に対応するように構成されており、このような第２反射シート片６２の４辺のうち、一辺のみが上述したように、第１反射シート片６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれている。従って、第２反射シート片６２は位置が拘束されつつ、斯かる一辺を除く他の辺での熱膨張による伸び・縮みが自由であることは言うまでもなく、斯かる一辺においても、摺動が可能であるうえで、第１反射シート片６１及び導光板５の接触部Ｃまで間隔Ｌだけ離れているので、熱膨張が生じた場合においてもシワ・撓み等が発生しない。従って、反射シート材６（第２反射シート片６２）のシワ・撓み等に起因して、液晶表示パネル２において輝度のムラを生じることはない。

　以上においては、横方向における、導光板５の両端部のうち一端部側にのみ光源部３が設けられている場合を例として説明したが、本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００はこれに限るものでなく、縦方向における、導光板５の両端部のうち一端部側にのみ光源部３が設けられているように構成しても良い。

　また、以上においては、第１反射シート片６１において、前記短長手方向の他辺部が、例えばテープＴによって、バックカバー９の前記一面に固定されている場合を例として説明したが、本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００はこれに限るものでない。

　図５は本発明の実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００における、導光板５と、反射シート材６との関係を説明する他例の例示図である。

　斯かる例においては、第１反射シート片６１は、短手方向に沿う両辺部が、該短手方向における略中央部にて、例えばスタッドＳによりバックカバー９に保持されている。また、横方向における、第２反射シート片６２の両辺部のうち、光源３３,３３,・・・３３側の一方が、スタッドＳ,Ｓより表側（導光板５側）に、換言すれば、スタッドＳ，Ｓを覆うように配置されることによって、所定範囲が第１反射シート片６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれるように構成しても良い。この場合においても、横方向における、第２反射シート片６２の両辺部のうち、前記一方の辺部の縁辺が、第１反射シート片６１及び導光板５の接触部Ｃから間隔Ｌをおいて配置されている。

　このような構成の場合においても、上述したように、第２反射シート片６２の前記両辺部のうち、光源３３,３３,・・・３３側の一方は、第１反射シート片６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれているので、その面に沿う方向への摺動が可能である。

　従って、テレビジョン受像機１００の稼働の際に、光源装置１において熱が発生することによって、反射シート材６が熱膨張を起こした場合、第２反射シート片６２は位置が拘束されながらも、斯かる一方の辺部を除く他の辺部での熱膨張による伸び・縮みが自由であることは言うまでもなく、斯かる一方の辺部においても、伸び・縮みが自由であり、反射シート材６（第２反射シート片６２）にシワ・撓み等が発生することはない。

（実施の形態２）
　実施の形態１においては、光源部３が、横方向における、導光板５の一端部側のみに設けられている場合を例として説明したが、本発明はこれに限るものでない。

　図６は本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００における、導光板５と、反射シート材６との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００は、実施の形態１に係るテレビジョン受像機１００と、光源装置１の構成について相違する。

　本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００の光源装置１は、横方向における、導光板５の両端部側に光源部３,３が設けられている。すなわち、横方向における、導光板５の両側面付近には、夫々光源部３が設けられている。換言すれば、光源部３,３は、横方向において、導光板５を挟んで対向配置されている。

　２つの光源部３，３のうち、一方の光源部３は、横方向における、導光板５の一側面に対して対向配置された短冊状の基板３２と、基板３２の長手方向に沿って実装された複数の光源３３，３３,・・・３３と、基板３２及び光源３３,３３,・・・３３を保持する角柱状の保持ブロック３１とを有する。

　また、他方の光源部３は、横方向における、導光板５の他側面に対して対向配置された短冊状の基板３２と、基板３２の長手方向に沿って実装された複数の光源３３，３３,・・・３３と、基板３２及び光源３３,３３,・・・３３を保持する角柱状の保持ブロック３１とを有する。

　何れの光源部３においても、光源３３は、例えば、冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ）、外部電極蛍光ランプ（ＥＥＦＬ）、熱陰極管（ＨＣＦＬ）又は発光ダイオード（ＬＥＤ）等である。

　本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００において、反射シート材６は、２つの第１反射シート片６１,６１と、一つの第２反射シート片６２とを備えている。第２反射シート片６２は２つの第１反射シート片６１，６１によって保持される。

　第１反射シート片６１，６１は、実施の形態１と同様、短冊状をなしており、長手方向が光源３３,３３,・・・３３の並設方向と平行となるように、換言すれば、長手方向を縦方向として配置されている。第１反射シート片６１,６１の夫々は、短手方向の一辺部が対応する光源部３,３の付近に配置されている。また、第１反射シート片６１,６１の夫々は、短手方向の他辺部が、例えばテープ（図示せず）によって、バックカバー９の前記一面に固定されている。

　この際、第１反射シート片６１，６１夫々の短手方向の一辺部はシート抑え部８３及びバックカバー９に挟持されている。これによって、導光板５の厚み方向における、シート抑え部８３と整合する位置にて、各第１反射シート片６１の導光板５側一面と、導光板５の他面とが接触する。各第１反射シート片６１及び導光板５の接触部Ｃ，Ｃは、夫々の第１反射シート片６１の長手方向に沿って延びている。

　一方、第２反射シート片６２は表示窓７１により少し広い面積を有する矩形であり、導光板５の前記一面に対応し、該一面より少し小さい面積を有している。また、第２反射シート片６２は、縦方向に沿う辺の寸法が、第１反射シート片６１，６１の長手方向の寸法と同一又は少し短くなるように構成されている。第２反射シート片６２は、横方向に沿う両辺部が、該横方向における略中央部にて、例えばスタッド（図示せず）によりバックカバー９に保持されている。

　また、横方向における、第２反射シート片６２の両辺部は、所定範囲が第１反射シート片６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれている。すなわち、第２反射シート片６２は、横方向における両辺部が第１反射シート片６１及び導光板５によって挟まれて保持されているのみであって、シート抑え部８３の押し圧が直接加わらないので、挟まれた状態のままその面に沿う方向への摺動が可能である。

　更に、横方向での第２反射シート片６２の各辺部は、対応する各接触部Ｃから、第１反射シート片６１の面方向に沿って、所定の間隔Ｌをおいて配置されている。間隔Ｌは第２反射シート片６２の熱膨張率によって定められる。

　一方、第２反射シート片６２においては、横方向での両辺部を除く剰余部分が導光板５及びバックカバー９によって挟持されている。

　以上のような構成を有することから、本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００においては、光源装置１にて上述したような問題が発生することを防止することができる。

　本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００においては、上述したように、第２反射シート片６２の両辺部が第１反射シート片６１，６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれていることから、第２反射シート片６２は自己の面に沿う方向への摺動が可能である。更に、第２反射シート片６２のかかる両辺部の縁辺が対応する夫々の接触部Ｃ，Ｃから間隔Ｌをおいて配置されている。

　従って、本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００においては、テレビジョン受像機１００の稼働の際、光源装置１において熱が発生することによって、反射シート材６が熱膨張を起こす場合であっても、自由に伸び・縮みができるので、反射シート材６（第２反射シート片６２）にシワ・撓み等が発生することはない。

　以上においては、横方向における、導光板５の両端部側の２箇所に光源部３,３が設けられている場合を例として説明したが、本発明の実施の形態２に係るテレビジョン受像機１００はこれに限るものでなく、縦方向における、導光板５の両端部側に光源部３,３が設けられているように構成しても良い。

　実施の形態１と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。

（実施の形態３）
　以上の記載においては、横方向（又は縦方向）における、第２反射シート片６２の一方又は両辺部が第１反射シート片６１及び導光板５の間に摺動可能に挟まれている場合を例として説明したが、本発明はこれに限るものでない。

　図７及び図８は本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機１００における、導光板５と、反射シート材６との関係を説明する一例の例示図である。

　本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機１００において、反射シート材６は、第１反射シート片６１と、第２反射シート片６２とを備えている。第２反射シート片６２は第１反射シート片６１によって保持される。

　第１反射シート片６１は短冊状をなしており、長手方向が光源３３,３３,・・・３３の並設方向と平行となるように配置されている。第１反射シート片６１は、短手方向の一辺部が光源３３,３３,・・・３３の付近に配置されている。

　また、この際、第１反射シート片６１の短手方向の前記一辺部はシート抑え部８３及びバックカバー９に挟持されている。これによって、導光板５の厚み方向における、シート抑え部８３と整合する位置にて、第１反射シート片６１の他面と、バックカバー９の前記一面とが接触する。第１反射シート片６１及びバックカバー９の接触部Ｃ１は、第１反射シート片６１の長手方向に沿って延びている。

　一方、第２反射シート片６２については、実施の形態１と同様であり、詳しい説明を省略する。

　また、横方向における、第２反射シート片６２の両辺部のうち、光源３３,３３,・・・３３側の一方は、所定範囲が第１反射シート片６１及びバックカバー９の間に摺動可能に挟まれている。すなわち、第２反射シート片６２は、第１反射シート片６１及びバックカバー９によって挟まれて保持されているのみであって、シート抑え部８３の押し圧が直接加わらないので、挟まれた状態のままその面に沿う方向への摺動が可能である。

　更に、第２反射シート片６２の両辺部のうち前記一方は、第１反射シート片６１及びバックカバー９の接触部Ｃ１から、第１反射シート片６１の面方向に沿って、所定の間隔Ｌをおいて配置されている。間隔Ｌは第２反射シート片６２の熱膨張率によって定められる。一方、第２反射シート片６２においては、横方向での前記一方の辺部を除く剰余部分が導光板５及びバックカバー９によって挟持されている。

　以上のような構成を有することから、本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機１００においては、光源装置１にて上述したような問題が発生することを防止することができる。

　本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機１００においては、上述したように、第２反射シート片６２の両辺部のうち、光源３３,３３,・・・３３側の一方は、第１反射シート片６１及びバックカバー９の間に摺動可能に挟まれているので、第２反射シート片６２は自己の面に沿う方向への摺動が可能である。更に、第２反射シート片６２の両辺部のうち、前記一方の辺部の縁辺が第１反射シート片６１及びバックカバー９の接触部Ｃ１から間隔Ｌをおいて配置されている。

　より詳しくは、本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機１００においては、反射シート材６の第２反射シート片６２は、液晶表示パネル２においてユーザによって視認される領域に対応するように構成されており、このような第２反射シート片６２の４辺のうち、一辺が上述したように、第１反射シート片６１及びバックカバー９の間に摺動可能に挟まれている。従って、第２反射シート片６２は位置が拘束されつつ、斯かる一辺を除く他の辺での熱膨張による伸び・縮みが自由であることは言うまでもなく、斯かる一辺においても、摺動が可能であるうえで、第１反射シート片６１及びバックカバー９の接触部Ｃ１まで間隔Ｌだけ離れているので、熱膨張が生じた場合においてもシワ・撓み等が発生しない。従って、反射シート材６（第２反射シート片６２）のシワ・撓み等に起因して、液晶表示パネル２において輝度のムラを生じることはない。

　以上においては、横方向における、導光板５の両端部のうち一端部側にのみ光源部３が設けられている場合を例として説明したが、本発明の実施の形態３に係るテレビジョン受像機１００はこれに限るものでなく、縦方向における、導光板５の両端部のうち一端部側にのみ光源部３が設けられているように構成しても良い。

（実施の形態４）
　実施の形態３においては、光源部３が、横方向における、導光板５の一端部側のみに設けられている場合を例として説明したが、本発明はこれに限るものでない。

　図９は本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００における、導光板５と、反射シート材６との関係を説明する一例の例示図である。本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００は、実施の形態３に係るテレビジョン受像機１００と、光源装置１の構成について相違する。

　本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００の光源装置１は、横方向における、導光板５の両端部側、すなわち、導光板５の両側面付近には、夫々光源部３,３が設けられている。換言すれば、光源部３,３は、横方向において、導光板５を挟んで対向配置されている。

　また、他方の光源部３は、横方向における、導光板５の他側面の付近に設けられており、前記一方の光源部３と同様の基板３２と、複数の光源３３，３３,・・・３３と、保持
ブロック３１とを有している。また、何れの光源部３においても、光源３３は、例えば、冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ）、外部電極蛍光ランプ（ＥＥＦＬ）、熱陰極管（ＨＣＦＬ）又は発光ダイオード（ＬＥＤ）等である。

　本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００において、反射シート材６は、２つの第１反射シート片６１,６１と、一つの第２反射シート片６２とを備えている。第２反射シート片６２は２つの第１反射シート片６１,６１によって保持される。

　第１反射シート片６１，６１は、実施の形態１乃至３と同様、短冊状をなしており、長手方向が光源３３,３３,・・・３３の並設方向と平行となるように、換言すれば、長手方向を縦方向として配置されている。第１反射シート片６１,６１の夫々は、短手方向の一
辺部が対応する光源部３,３の付近に配置されている。

　この際、第１反射シート片６１，６１夫々の短手方向の一辺部はシート抑え部８３及びバックカバー９に挟持されるので、導光板５の厚み方向における、シート抑え部８３と整合する位置にて、各第１反射シート片６１の他面と、バックカバー９の一面とが接触する接触部Ｃ１，Ｃ１が形成され、接触部Ｃ１，Ｃ１は、夫々の第１反射シート片６１の長手方向に沿って延びている。

　第２反射シート片６２については、実施の形態３と同様であり、詳しい説明を省略する。

　また、横方向における、第２反射シート片６２の両辺部は、所定範囲が第１反射シート片６１及びバックカバー９の間に摺動可能に挟まれている。すなわち、第２反射シート片６２は、横方向における両辺部が第１反射シート片６１及びバックカバー９によって挟まれて保持されているのみであって、シート抑え部８３の押し圧が直接加わらないので、挟まれた状態のままその面に沿う方向への摺動が可能である。

　更に、横方向での第２反射シート片６２の各辺部は、対応する各接触部Ｃ１から、第１反射シート片６１の面方向に沿って、所定の間隔Ｌをおいて配置されている。間隔Ｌは第２反射シート片６２の熱膨張率によって定められる。

　以上のような構成を有することから、本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００においては、光源装置１にて上述したような問題が発生することを防止することができる。

　本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００においては、上述したように、第２反射シート片６２の両辺部が第１反射シート片６１及びバックカバー９の間に摺動可能に挟まれていることから、第２反射シート片６２は自己の面に沿う方向への摺動が可能である。更に、第２反射シート片６２のかかる両辺部の縁辺が対応する夫々の接触部Ｃ１，Ｃ１から間隔Ｌをおいて配置されている。

　従って、本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００においては、テレビジョン受像機１００の稼働の際、光源装置１において熱が発生することによって、反射シート材６が熱膨張を起こす場合であっても、自由に伸び・縮みができるので、反射シート材６（第２反射シート片６２）にシワ・撓み等が発生することはない。

　以上においては、横方向における、導光板５の両端部側の２箇所に光源部３,３が設けられている場合を例として説明したが、本発明の実施の形態４に係るテレビジョン受像機１００はこれに限るものでなく、縦方向における、導光板５の両端部側に光源部３,３が設けられているように構成しても良い。

（実施の形態５）
　以上の記載においては、横方向（又は縦方向）における、導光板５の両端部側の２箇所に光源部３,３が設けられている場合を例として説明したが、本発明はこれに限るものでない。

　図１０は本発明の実施の形態５に係るテレビジョン受像機１００における、導光板５と、反射シート材６との関係を説明する一例の例示図である。

　本発明の実施の形態５に係るテレビジョン受像機１００の光源装置１は、横方向における、導光板５の両端部のうち一端部側と、縦方向における、導光板５の両端部のうち一端部側とに夫々光源部３,３が設けられている。すなわち、横方向における、導光板５の両端部のうち一端部の側面付近と、縦方向における、導光板５の両端部のうち一端部の側面付近とには、夫々光源部３,３が設けられている。

　また、他方の光源部３は、縦方向における、導光板５の一側面付近に設けられており、前記一方の光源部３と同様の基板３２と、複数の光源３３，３３,・・・３３と、保持ブロック３１とを有している。

　本発明の実施の形態５に係るテレビジョン受像機１００において、反射シート材６は、２つの第１反射シート片６１,６１と、一つの第２反射シート片６２とを備えている。第２反射シート片６２は２つの第１反射シート片６１,６１によって保持される。

　第１反射シート片６１，６１は、実施の形態１乃至４と同様、短冊状をなしており、長手方向が光源３３,３３,・・・３３の並設方向と平行となるように、夫々長手方向を縦方向又は横方向として配置されている。第１反射シート片６１,６１の夫々は、短手方向の一辺部が対応する光源部３,３の付近に配置されている。

　第２反射シート片６２については、実施の形態１乃至４と同様であり、詳しい説明を省略する。

　また、２つの光源部３，３付近における第２反射シート片６２の辺部（以下、単に光源部側辺部という。）は、夫々所定範囲が第１反射シート片６１及びバックカバー９の間に摺動可能に挟まれている。すなわち、第２反射シート片６２は、２つの光源部３，３付近における各辺部が第１反射シート片６１及びバックカバー９によって挟まれて保持されているのみであって、シート抑え部８３の押し圧が直接加わらないので、挟まれた状態のままその面に沿う方向への摺動が可能である。

　更に、第２反射シート片６２の各光源部側辺部は、対応する各接触部Ｃ１から、第１反射シート片６１の面方向に沿って、所定の間隔Ｌをおいて配置されている。間隔Ｌは第２反射シート片６２の熱膨張率によって定められる。

　一方、第２反射シート片６２においては、２つの光源部側辺部を除く剰余部分が導光板５及びバックカバー９によって挟持されている。

　以上のような構成を有することから、本発明の実施の形態５に係るテレビジョン受像機１００においては、光源装置１にて上述したような問題が発生することを防止することができる。

　本発明の実施の形態５に係るテレビジョン受像機１００においては、上述したように、第２反射シート片６２の両光源部側辺部が夫々第１反射シート片６１及びバックカバー９の間に摺動可能に挟まれていることから、第２反射シート片６２は自己の面に沿う方向への摺動が可能である。更に、第２反射シート片６２の両光源部側辺部の縁辺が対応する夫々の接触部Ｃ１，Ｃ１から間隔Ｌをおいて配置されている。

　従って、本発明の実施の形態５に係るテレビジョン受像機１００においては、テレビジョン受像機１００の稼働の際、光源装置１において熱が発生することによって、反射シート材６が熱膨張を起こす場合であっても、自由に伸び・縮みができるので、反射シート材６（第２反射シート片６２）にシワ・撓み等が発生することはない。

　以上の記載において、テレビジョン受像機１は、表示装置の一例である。なお、本実施形態が適用可能な電子機器は、テレビジョン受像機に限られず、ノートブック型パーソナルコンピュータや、携帯電話、スマートフォン、ＰＤＡ(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などを含む種々の電子機器に広く適用可能である。

　１　光源装置
　２　液晶表示パネル
　６　反射シート材
　９　バックカバー
　６１　第１反射シート片
　６２　第２反射シート片
　１００　テレビジョン受像機
　Ｃ，Ｃ１　接触部
　Ｌ　間隔

Claims

　入射される光を一面から出射させる導光板と、該導光板の他面と一面が対向し、該導光板に入射された光を前記導光板の一面側に反射する反射シート材と、該反射シート材の他面と対向配置された対向部材とを備える光源装置において、
　前記反射シート材は、
　前記導光板及び対向部材によって挟持される第１反射シート片と、
　該第１反射シート片及び導光板の間で摺動可能に挟まれている第２反射シート片とを備えることを特徴とする光源装置。
　入射される光を一面から出射させる導光板と、該導光板の他面と一面が対向し、該導光板に入射された光を前記導光板の一面側に反射する反射シート材と、該反射シート材の他面と対向配置された対向部材とを備える光源装置において、
　前記反射シート材は、
　該導光板及び対向部材によって挟持される第１反射シート片と、
　該第１反射シート片及び対向部材の間で摺動可能に挟まれている第２反射シート片とを備えること特徴とする光源装置。
　前記第１反射シート片及び導光板の接触部と、前記第２反射シート片の縁辺との間には間隔をおいてあることを特徴とする請求項１に記載の光源装置。
　前記第１反射シート片及び対向部材の接触部と、前記第２反射シート片の縁辺との間には間隔をおいてあることを特徴とする請求項２に記載の光源装置。
　前記第２反射シート片の面積は前記第１反射シート片の面積より広いことを特徴とする請求項１から４の何れかに記載の光源装置。
　前記第２反射シート片の厚みは前記第１反射シート片の厚み以上であることを特徴とする請求項１から５の何れかに記載の光源装置。
　請求項１から６の何れかに記載の光源装置と、
　前記導光板の一面側に設けられており、該導光板を介して入射される光を用いて画像を表示する表示パネルと
　を備えることを特徴とする表示装置。